JPH10502656A - ヒトs−cd23の阻害剤の使用 - Google Patents
ヒトs−cd23の阻害剤の使用Info
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Abstract
(57)【要約】
マトリックス金属プロテアーゼの阻害剤、例えばコラゲナーゼはヒト可溶性CD23の放出の阻害能を有し、したがって過剰量のs−CD23が関係している症状、例えばアレルギーおよび自己免疫疾患の治療および予防にて有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
ヒトS−CD23の阻害剤の使用
本発明は、自己免疫疾患およびアレルギーのような、可溶性CD23(s−C
D23)の過剰産生に伴う症状を治療するための医薬使用、特に可溶性ヒトCD
23形成の阻害剤の使用に関する。
コラゲナーゼ、ストロメリシンおよびゲラチナーゼ等のマトリックス金属プロ
テアーゼは、結合組織の破壊に関連していることが知られている。公知の種類の
マトリックス金属プロテアーゼ阻害剤は、ヒドロキサム酸、ホスホネートおよび
チオールの誘導体を包含する。
国際特許出願(公開番号WO93/20047)は、マトリックス金属プロテ
アーゼ、特にヒドロキサム酸の誘導体が、かかる組織破壊に関連する症状、例え
ばリウマチ様関節炎、変形性関節炎、骨粗鬆症のようなオステオペニア、歯周炎
、歯肉炎、角膜表皮または胃の潰瘍形成、および腫瘍性転移または侵入の治療ま
たは予防に有用である可能性があると開示している。
WO93/20047は、以下の特許公報に由来の誘導体を包含する種々のヒ
ドロキサム酸誘導体を開示する:米国特許第4599361号、EP−A−02
36872、EP−A−0274453、WO90/05716、WO90/0
5719、WO91/02716、EP−A−0489577、EP−A−04
89579、EP−A−0497192およびWO92/13831。
CD23(低親和性IgEレセプターFcεRII、Blast2)は、BおよびTリ
ンパ球、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、ランゲルハンス細胞、単球お
よび血小板を包含する種々の成熟細胞の表面にて発現する45kDaのII型内在
性蛋白質である(Delespesseら、Adv Immunol,49[1991]149-191)。好酸球で
はCD23様分子もある(Grangetteら、J Immunol,143[1989]3580-3588)。
CD23は免疫応答の制御に関与している(Delespesseら、Immunol Rev,125[1
992]77-97)。ヒトCD23は、細胞内N−末端のアミノ酸においてのみ異なる
2種の特異的に制御されたイソ型、aおよびbで存在する(Yokotaら、Cell,55
[1988]611-618)。ヒトでは、aイソ型がB−リンパ球においてのみ見られる
のに対して、b型はCD23発現能を有する他のすべての細胞にて認められる。
しかしながら、B−リンパ球でのbイソ型の発現はIL4で誘発可能である。無
傷の、細胞結合のCD23(i−CD23)は、その機構は未だあまり解ってい
ないが、複雑な一連の蛋白質分解事象の結果として産生される、多数のはっきり
と限定されている可溶性フラグメント(s−CD23)の形成をもたらす細胞表
面からの切断を受けることが知られている(Bourgetら、J Biol Chem,269[1994
]6927-6930)。未だ明らかにされていないが、そのすべてがi−CD23に共
通のC−末端レクチン領域を保持している、主可溶性フラグメント(分子量37
、33、29および25kDa)の蛋白質分解事象が、37kDaフラグメント
の初期形成を介して連続的に起こると仮定されている(Letellierら、J Exp Med
,172[1990]693-700)。別の細胞内切断経路は、i−CD23由来のC−末端
ドメインと異なる安定な16kDaフラグメントをもたらす(Grenier-Brosette
ら、Eur J Immunol,22[1992]1573-1577)。
活性のいくつかはヒトにおける膜結合のi−CD23に起因し、そのすべてが
IgE調節にて役割を果たしていることがわかっている。特定の活性として、a
)抗原提示、b)IgE介在好酸球細胞毒性、c)B細胞がリンパ節および脾臓
の生殖中心に帰巣すること、およびd)IgE合成のダウンレギュレーションが
挙げられる(Delespesseら、Adv Immunol,49,[1991]149-191)。3種の高分
子量可溶性CD23フラグメント(分子量37、33および29kDa)は、I
gE産生にて主たる役割を果たすと思われる多機能サイトカイン特性を有する。
かくして、s−CD23の過剰形成は、IgEの過剰産生、外因性喘息、鼻炎、
アレルギー性結膜炎、湿疹、アトピー性皮膚炎およびアナフィラキシーのような
アレルギー疾患の顕著な特徴に関係している(SuttonおよびGould、Nature,366,
[1993]421-428)。s−CD23が関与する他の生物学的活性として、B細胞
増殖の刺激および単球からのメディエーターの放出の誘起が挙げられる。したが
って、高レベルのs−CD23は、B-慢性リンパ性白血病の患者の血清(Sarfa
ti
ら、Blood,71[1988]94-98)およびリウマチ様関節炎の患者の滑液(Chomarat
ら、Arthritis and Rheumatism,36[1993]234-242)中にて観察される。
CD23はこれらの種々の特性を有するため、s−CD23の形成を阻害する
化合物は、a)B細胞表面にあるi−CD23のレベルを維持することによるI
gE合成の負のフィードバック阻害の強化、およびb)s−CD23の高分子量
可溶性フラグメント(分子量37、33および29kDa)の免疫刺激サイトカ
イン活性の阻害という2つの面の作用を有する。
この度、意外にも、マトリックス金属プロテアーゼ(例えば、コラゲナーゼ、
ストロメリシンおよびゲラチナーゼ)の作用を阻害する化合物が、哺乳動物細胞
の培養系にトランスフェクションされたヒト可溶性CD23の放出の効果的な阻
害剤であることが見いだされた。また、かかる化合物がIL4に対する応答にて
ヒト末梢血管の単核細胞によるIgEの形成およびCD40に対する抗体での刺
激を阻害することも示唆されている。したがって、マトリックス金属プロテアー
ゼの阻害剤は、s−CD23の過剰産生が関与しているアレルギーおよび自己免
疫疾患のような障害の治療または予防に対して有用である。公知の種類のマトリ
ックス金属プロテアーゼ阻害剤は、ヒドロキサム酸、ホスホン酸およびチオール
の誘導体を包含し、そのすべてがCD23蛋白質分解を阻害することがわかって
いる。
したがって、本発明は、s−CD23の過剰産生が関与するアレルギーおよび
自己免疫疾患のような障害を治療または予防するための医薬の製造におけるマト
リックス金属プロテアーゼの阻害剤のような、ヒト可溶性CD23形成の阻害剤
の使用を提供する。
さらなる態様において、本発明は、s−CD23の過剰産生が関与するアレル
ギーおよび自己免疫疾患のような障害の治療または予防法であって、マトリック
ス金属プロテアーゼの阻害剤のような可溶性ヒトCD23形成の阻害剤を、その
治療または予防を必要とするヒトまたはヒト以外の哺乳動物に投与することから
なる方法を提供する。
本発明はまた、s−CD23の過剰産生が関与するアレルギーおよび自己免疫
疾患のような障害の治療または予防用の医薬組成物であって、マトリックス金属
プロテアーゼの阻害剤のような可溶性ヒトCD23形成の阻害剤と、所望により
そのための医薬上許容される担体とからなっていてもよい医薬組成物を提供する
。
適当なマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤が表に列挙されており、WO90
/05716、WO90/05719、WO91/02716、WO92/13
831,WO93/20047、EP−A−0236872、EP−A−027
4453、EP−A−0489577、EP−A−0489579、EP−A−
0497192および米国特許第4599361号に開示されているヒドロキサ
ム酸誘導体を包含する。
適当なマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤はまた、EP273689および
EP320118に開示されているチオールおよびホスホン酸を包含する。
WO90/05716、WO90/05719、WO91/02716、WO
92/13831,WO93/20047、EP−A−0236872、EP−
A−0274453、EP−A−0489577、EP−A−0489579、
EP−A−0497192、米国特許第4599361号、EP273689お
よびEP320118および表に列挙する他の特許公報の内容は、これらの特許
公報に開示されている特定の実施例を含め、出典明示により本明細書の一部とす
る。
個々のマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤は、操作セクションに後記されて
いる化合物を包含する。
好ましいマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤は、WO90/05719の実
施例2およびEP0497192の実施例1を包含する。
前記したマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤の医薬上許容される塩、溶媒和
物および他の医薬上許容される誘導体もまた本発明に含まれることは理解される
であろう。
本明細書に記載のマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤は、立体異性体の形態
を含め、数種の異なる異性体の形態にて存在してもよい。個々の化合物に関して
、本明細書中にて特に断らない限り、立体異性体およびラセミ体混合物のような
異
性体の混合物を含め、すべての異性体は本発明に含められる。
本発明のマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤は、いずれか適当な常法にした
がって調製することができ、例えば、特許公報:WO90/05716、WO9
0/05719、WO91/02716、WO92/13831,WO93/2
0047、EP−A−0236872、EP−A−0274453、EP−A−
0489577、EP−A−0489579、EP−A−0497192、米国
特許第4599361号、EP273689およびEP320118に開示のマ
トリックス金属プロテアーゼ阻害剤は本明細書に開示の方法により調製すること
ができる。
本発明のマトリックス金属プロテアーゼ阻害剤の、立体異性体を含め、異性体
は、そのような異性体の混合物として、または個々の異性体として調製できる。
個々の異性体は、いずれか適当な方法により調製され、例えば、個々の立体異性
体は、キラル基質より出発する立体特異的化学合成によるか、または公知方法を
用いてエナンチオマー混合物を分離することにより調製できる。
マトリックス金属プロテアーゼ阻害剤は実質的に純粋な形態にて単離されるこ
とが好ましい。
本明細書にて用いる場合、「マトリックス金属プロテアーゼ阻害剤」なる語お
よび等価な用語は、結合組織マトリックスの成分を分解する能力を有する一連の
亜鉛およびカルシウム依存性エンドペプチダーゼ(マトリックス金属プロテアー
ゼ)のいずれの構成員をも阻害するあらゆる化合物を意味する。マトリックス金
属プロテアーゼおよびその阻害は、とりわけ、Hooper、FEBS Letters 1994,354,
1-6;Gordonら、Clinical and Experimental Rheumatology 1993,11(Suppl.8)
,S91-S94;Woessner、FASEB 1991,5,2145-2154;およびBirkedal-Hansen、Criti
cal Reviews in Oral Biology and Medicine 1993,4(2),197-250で検討され
ている。コラゲナーゼ、ストロメリシンおよびゲラチナーゼの阻害に関する検定
は、各々、WO90/05719(67頁)、WO90/05719(68頁)
およびEP−A−0489577(25−26頁)に開示されている。本発明は
、これらの検定のいずれか1つでにて活性であると思われる化合物の使用、
ならびに表に列挙した特定の化合物を包含する。
本明細書に記載する場合、マトリックス金属プロテアーゼ阻害剤のような可溶
性ヒトCD23形成の阻害剤は有用な医薬特性を有する。好ましくは、活性化合
物を医薬上許容される組成物として投与する。
組成物は、好ましくは、経口投与用に適合させる。しかしながら、該組成物は
他の投与法に、例えば、気道障害を治療するためのスプレー、エアロゾルもしく
は吸入用の他の常套手段の形態にて;または心不全を患っている患者に対する非
経口投与の形態にて適合させてもよい。もう一つ別の投与法は舌下または経皮投
与を包含する。
組成物は、錠剤、カプセル、散剤、顆粒、ロゼンジ、坐剤、復元可能な散剤、
または液体調製物、例えば、経口または滅菌非経口溶液または懸濁液の形態であ
ってもよい。
投与のコンシステンシーを得るために、本発明の組成物は単位用量の形態であ
ることが好ましい。
経口投与用の単位用量投与形は錠剤およびカプセルであってもよく、結合剤、
例えば、シロップ、アカシア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカント、または
ポリビニルピロリドン:充填剤、例えば、ラクトース、シュガー、トウモロコシ
澱粉、リン酸カルシウム、ソルビトールまたはグリシン;錠剤滑沢剤、例えば、
ステアリン酸マグネシウム;崩壊剤、例えば、澱粉、ポリビニルピロリドン、澱
粉グリコール酸ナトリウムまたは微結晶セルロース;または医薬上許容される湿
潤剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムのような通常の賦形剤を含有してもよい
。
固体経口組成物は、混合、充填または打錠の通常の操作により調製される。繰
り返し混合操作を用いて活性剤を多量の充填剤を用いるこれらの組成物の全体に
分散させてもよい。かかる操作はもちろん当該分野において慣用的である。錠剤
は、特に腸溶性コーティング剤を用いる、通常の製薬慣習にてよく知られた方法
に従って被覆してもよい。
経口用液体調製物は、例えば、エマルジョン、シロップ、またはエレキシルの
形態であってもよく、または使用前に水または他の適当なビヒクルで復元される
乾燥生成物として投与してもよい。このような液体調製物は、沈殿防止剤、例え
ば、ソルビトール、シロップ、メチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲル、硬
化食用脂;乳化剤、例えば、レシチン、ソルビタンモノオレエートまたはアカシ
ア;非水性ビヒクル(食用油が含まれていてもよい)、例えば、アーモンド油、
分別ココヤシ油、グリセリン、プロピレングリコールまたはエチルアルコールの
ような油状エステル;保存剤、例えば、p−ヒドロキシ安息香酸メチルまたはプ
ロピルまたはソルビン酸;および所望により、通常のフレーバー剤または着色剤
のような通常の添加剤を含有してもよい。
非経口投与の場合、流体単位投与形は、化合物および滅菌ビヒクルを用い、用
いる濃度に応じて調製され、ビヒクルに懸濁させるか、または溶解させることが
できる。溶液の調製では、化合物を注射用水に溶かし、適当なビヒクルまたはア
ンプルに充填する前に濾過滅菌し、密封することができる。有利には、局所麻酔
剤、保存剤および緩衝剤のようなアジュバントをビヒクルに溶かすことができる
。組成物をバイアルに充填した後に凍結させ、水を真空下で除去することで、安
定性を向上させることができる。非経口用坐剤は、化合物をビヒクルに溶かす代
わりに懸濁させ、滅菌処理を濾過により行うことができないことを除いて、実質
的に同じ方法にて調製される。化合物は滅菌ビヒクルに懸濁させる前に酸化エチ
レンに暴露することにより滅菌させることができる。界面活性剤または湿潤剤を
組成物中に配合し、化合物の均一な分散を促進するのが有利である。
本発明の組成物はまた、適当には、嗅剤または噴霧器でのエアロゾルもしくは
溶液として、または吸入器での微細粉末として、単独でまたはラクトースのよう
な不活性担体と組み合わせて気道に投与してもよい。かかる場合において、活性
化合物の粒子は、適当には、50ミクロンより小さいな、好ましくは10ミクロ
ンより小さいな直径、例えば、1〜50ミクロン、1〜10ミクロンまたは1〜
5ミクロンの範囲の直径を有する。適当ならば、少量の他の抗喘息薬および気管
支拡張剤、例えば、イソプレナリン、イソエタリン、サルブタモール、フェニル
エフリンおよびエフェドリンのような交感神経作用性アミン;テオフィリンおよ
びアミノフィリンのようなキサンチン誘導体およびプレドニソロンのようなコル
チコステロイドおよびACTHのような副腎刺激薬が含まれていてもよい。
組成物は、投与方法に応じて、0.1重量%〜99重量%、好ましくは10〜
60重量%の活性物質を含有してもよい。吸入投与の場合の好ましい用量は10
〜99%、特に60〜99%、例えば90、95または99%である。
微細粉末処方は、適当には、計量された用量としてのエアロゾルにて、または
適当な肺活性化装置により投与される。
適当な計量エアロゾル処方は、通常の噴射剤、エタノールのような共溶媒、オ
レイルアルコールのような界面活性剤、オレイルアルコールのような滑沢剤、硫
酸カルシウムのような乾燥剤および塩化ナトリウムのような濃度調節剤からなっ
ていもよい。
噴霧器に適する溶液は、標準的な噴霧装置で用いる場合、20mg/mlまで
の、より一般には0.1〜10mg/mlの化合物を含有する、所望により、例
えばpH4〜7の間で緩衝化されていてもよい等張滅菌溶液である。
有効量は、本発明の化合物の相対的効能、治療される障害の重篤度および患者
の体重に依存するであろう。適当には、本発明の組成物の単位投与形は、0.1
〜1000mgの本発明の化合物(吸入の場合、0.001〜10mg)、より
一般的には1〜500mg、例えば1〜25または5〜500mgを含有しても
よい。かかる組成物を、日用量が70kgの成人で1mgないし1g、さらに言
えば5ないし500mgであるように、一日に1〜6回、より一般的には一日に
2〜4回投与してもよい。この量は、約1.4x10-2mg/kg/日ないし1
4mg/kg/日の範囲にあり、さらに言えば約7x10-2mg/kg/日ない
し7mg/kg/日の範囲にある。
以下に実施例を用いて本発明を説明するが、何ら本発明を限定するものではな
い。
調製例:
調製例1:[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2−(R)−イソブチル−3−(
S)−(2−チオフェンチオメチル)スクシニル]−(S)−フェニルアラニン
−N−メチルアミド・ナトリウム塩
この化合物はWO90/05719に開示の操作により調製される(実施例11
を参照のこと、遊離酸は実施例2にて調製)。
調製例2:(R)−[ヒドロキシカルバモイルメチル]−4−メチルバレリル]
−N1,3−ジメチル−(S)−バリンアミド
この化合物はEP0497192に開示の操作により調製される(実施例1を参
照のこと)。
調製例3:N−[3−(N’−ヒドロキシカルボキシアミド)−2−(2−メチ
ルプロピル)−プロパノイル−(S)−O−メチル−L−チロシン−N−メチル
アミド
この化合物はUSP4599361に開示の操作により調製される(実施例1を
参照のこと)。
調製例4:3−(S)−メルカプト−6−メチル−4−(S)−[[[1(S)
−[(メチルアミノ)カルボニル]−2−(3−インドリル)エチル]アミノ]
カルボニル]ヘプタン酸メチル
この化合物はEP273689およびJ.Medicinal Chemistry 1993,3
6,4030−40に開示の操作により調製される(実施例56を参照のこと)
。
調製例5:3−(S)−メルカプト−6−メチル−4−(S)−[[[1(S)
−[(メチルアミノ)カルボニル]−2−(3−インドリル)エチル]アミノ]
カルボニル]ヘプタン酸イソプロピル
この化合物はEP273689に開示の操作により調製される。
調製例6:3−(S)−メルカプト−N1−[1−(S)−[(メチルアミノ)
カルボニル]−2−(4−メトキシフェニル)エチル]−2−(S)−(2−メ
チルプロピル)ペンタンジアミド
この化合物はJ.Medicinal Chemistry 同書に開示の操作により調製される(
実施例47aを参照のこと)。
調製例7:N−[N−((S)−1−ホスホノプロピル)−(S)−ロイシル]
−O−メチル−(S)−チロシンN−メチルアミド
この化合物はEP320118およびJ.Medicinal Chemistry 1994,3
7,158−169に開示の操作により調製される(実施例12を参照のこと)
。
調製例8:N−[3−(ヒドロキシカルボキシアミド)−2R−(2−メチルプ
ロピル)プロパノイル−(S)−フェニルアラニン−N−メチルアミド
この化合物は、ベンズヒドロキサメート先駆体、WO90/05719の実施例
1gに記載の方法に類似する方法を用いて類似カルボン酸およびO−ベンジルヒ
ドロキシルアミンより調製した化合物を水素添加分解(Pd/BaSO4を触媒と
して用いる)に付すことで得られる。
調製例9:N−[3−(ヒドロキシカルボキシアミド)−2R−(2−メチルプ
ロピル)プロパノイル−(S)−フェニルアラニン−N−ベンジルアミド
この化合物は、カップリング剤として水溶性カルボジイミドの代わりにブロモー
トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロリン酸を用いる以外、WO90
/05719実施例1gに記載の方法に類似する方法を用い、カルボン酸先駆体
とO−トリメチルシリルヒドロキシルアミンより調製される。
生物学的試験方法
操作1:可溶性CD23の放出を阻害する試験化合物の能力を以下の操作を用い
て調査した。
α形態のCD23でトランスフェクションした付着チャイニーズ・ハムスター
卵巣細胞をマイクロタイタープレートにて増殖させた。細胞を10%ウシ胎児血
清、800μg/mlのG418含有の2mMグルタミンを有するα−MEM培
地中にて集密に達するまで増殖させた。培地を除去し、細胞を滅菌リン酸緩衝液
で洗浄した。試験化合物を20Mmのストック濃度でジメチルスルホキシドに溶
かし、800μg/mlのG418含有のα−MEM(ウシ胎児血清不含)で2
00分の1に希釈した。100mlの希釈化合物を三重反復試験のウェルの付着
細胞に加えた。適当な対照培養物を三重反復試験に付した。プレートを、加湿イ
ンキュベーター中、37℃、95%空気/5%CO2で6時間インキュベートし
、ついで200xgで3分間遠心分離に付した。The Binding Site Limited,Ins
titute of Research and Development(英国、バーミンガム)より入手したCD
23を特異的ELISAに付し、培養物の上澄のCD23濃度を測定した。
対照培養物に対して50%まで可溶性CD23の放出を阻害する試験化合物の
平均濃度(IC50)を測定した。
結果
試験化合物 IC50(μM)
番号
P1 0.05
P2 0.05
P3 3.35
P4 2.2
P5 60
P6 60
P7 30
操作2:
in vitroにおけるヒトIgEの形成を阻害する試験化合物の能力を以下の操作
を用いて調査した:
ヒト末梢血液の単核細胞をFicoll-Paque(Pharmacia)で遠心分離に付して分
離した。細胞を10%ウシ胎児血清、2mMグルタミン、50μM 2−メルカ
プトエタノールおよび5μg/mlのゲンタマイシン(TCM)含有のRPMI
1640培地に1.25x106細胞/mlの濃度で懸濁させた。800μlの細
胞懸濁液を48ウェルプレートのウェルにアリコートした。100μlのTCM
またはIL4を500ng/mlで適当なウェルに四重反復試験にて加え、つづ
いて100μlのTCMまたは10x最終濃度の試験化合物を加えた。試験化合
物をTCM中100分の1に希釈した10-2Mのストック希釈でジメチルスルホ
キシド(DMSO)に溶かし、前記と同様にする。95%空気/5%CO2の加
湿インキュベーター中、37℃で12日間、プレートをインキュベートする。培
養期の終わりに、ウェルでの上澄を取り出し、遠心分離(200xgで10分間
)に付し、非付着細胞を除去した。トリパンブルー色素排除試験による評価では
、毒性はなかった。上澄中のIgE濃度をELISAで測定した。
結果
操作3:
in vitroにおけるヒトIgEの形成を阻害する試験化合物の能力を以下の操作
を用いて調査した:
ヒト扁桃Bリンパ球を10%ウシ胎児血清、2mMグルタミン、50μM 2
−メルカプトエタノールおよび50μg/mlのゲンタマイシン(TCM)含有
のRPMI1640培地に1.25x106細胞/mlの濃度で懸濁させた。80
0μlの細胞懸濁液を48ウェルプレートのウェルにアリコートした。100μ
lのTCMまたはIL4を500ng/mlで、およびCD40に対する抗体を
10μg/mlで適当なウェルに四重反復試験にて加え、つづいて100μlの
TCMまたは10x最終濃度の試験化合物を加えた。試験化合物をTCM中10
0分の1に希釈した10-2Mのストック希釈でジメチルスルホキシドに溶かし、
前記と同様にする。95%空気/5%CO2の加湿インキュベーター中、37℃
で11日間、プレートをインキュベートする。培養期の終わりに、上澄をウェル
より取り出し、遠心分離(200xgで10分間)に付し、非付着細胞を除去し
た。トリパン色素排除試験による評価では、毒性はなかった。上澄中のIgE濃
度をELISAで測定した。
結果
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
A61K 31/66 9551−4C A61K 31/66
(72)発明者 ウエストン,ビバリー・ジェイン
イギリス、アールエイチ3・7エイジェ
イ、サリー、ベッチワース、ブロッカム・
パーク(番地の表示なし) スミスクライ
ン・ビーチャム・ファーマシューティカル
ズ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ヒト可溶性CD23(s−CD23)の過剰産生が関連する障害の治療ま たは予防にて用いるための医薬の製造におけるs−CD23形成の阻害剤の使用 。 2.s−CD23形成の阻害剤がマトリックス金属プロテアーゼの阻害剤であ る請求項1記載の使用。 3.アレルギーまたは自己免疫疾患の治療または予防にて用いるための医薬の 製造における請求項1または2記載の使用。 4.s−CD23の過剰産生が関係する障害の治療または予防方法であって、 有効量のヒト可溶性CD23形成の阻害剤をその治療または予防を必要とするヒ トまたはヒト以外の哺乳動物に投与することを特徴とする方法。 5.s−CD23の過剰産生が関係する障害を治療または予防するための医薬 組成物であって、ヒト可溶性CD23形成の阻害剤からなる医薬組成物。 6.さらに、医薬上許容される担体からなる請求項5記載の医薬組成物。 7.アレルギーまたは自己免疫疾患の治療または予防にて用いるための請求項 5または6記載の医薬組成物。 8.s−CD23形成の阻害剤がマトリックス金属プロテアーゼの阻害剤であ る請求項5ないし7のいずれか1つに記載の医薬組成物。 9.実質的に表に関して前記されている、請求項1ないし3のいずれか1つに 記載の使用、請求項4に記載の方法、または請求項6ないし8のいずれか1つに 記載の医薬組成物。 10.実質的に調製例1〜9に前記されている、請求項1ないし3のいずれか1 つに記載の使用、請求項4に記載の方法、または請求項6ないし8のいずれか1 つに記載の医薬組成物。
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