JPH10502189A - 取り外し可能なシャシーを備えた光ファイバハウジング - Google Patents

取り外し可能なシャシーを備えた光ファイバハウジング

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JPH10502189A
JPH10502189A JP8503142A JP50314296A JPH10502189A JP H10502189 A JPH10502189 A JP H10502189A JP 8503142 A JP8503142 A JP 8503142A JP 50314296 A JP50314296 A JP 50314296A JP H10502189 A JPH10502189 A JP H10502189A
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fiber
frame
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キース,ロジャー
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 部品点数が少なく、その主要部品は、金属シートを切断し、打ち抜き加工し、または曲げ加工することによって形成されており、さらに、固定手段の数が非常に少なく、コストを低減し且つハウジングの組み立てを簡便化する光ファイバハウジング。ハウジングは、構造が簡単であるにもかかわらず、ファイバおよび関連するコネクタを装着する際における柔軟性が高い。これは、主として、背面フレームと同様にハウジングから完全に取り外すことができる独特のシャシーとを提供していることによるものである。新規なバルクヘッドプレートおよび該バルクヘッドプレートのフレームへの取付け方法も開示されている。シャシーは中央部が陥没した底床を備えていてもよく、その場合には、スペースをより有効に利用できるとともに、ハウジングからファイバを円滑に引き出すための湾曲表面を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 取り外し可能なシャシーを備えた光ファイバハウジング 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、大略的には、光ファイバケーブルのためのジャンクションボックス 、オーガナイザ、および分配ユニット、並びにそれらに関連する接続器具に関す る。より詳細には、部品点数が少なくて、その多くの部品が金属シートから安価 に製造できる新規な構造を有する光ファイバハウジングに関する。 2.従来技術の説明 光ファイバケーブルのためのオーガイナザおよび分配ユニットがこの分野にお いて知られており、光ファイバの対を直接的に相互接続したり、中間のピグテー ルまたはジャンパファイバを使用して光ファイバの対をクロス接続(cross-conn ection)したりするのによく使用されている。これらの器具は、余剰ファイバの たるみ部を収容するのにも使用される。それらは、接続を目的として使用された 場合には、分離したファイバ対およびマルチファイバリボンの双方に対して、光 学的スプライスやコネクタ等の多様な相互接続器具を共通に収容する(米国特許 第4,792,203号明細書、同第4,824,196号明細書、同第5,093, 887号明細書、および同第5,247,603号明細書参照)。用語「スプライ ス」は、通常、一対のファイバ端部を永久接続を意味する。これに対して用語「 コネクタ」は、通常、ファイバの着脱を許容する器具を意味する。しかし、本発 明はスプライス、コネクタ、カプラ、スプリッタ等を含むあらゆるタイプの相互 接続器具を収容する光ファイバハウジングに適用されるものであるから、「スプ ライス」や「コネクタ」等の各用語を、限定を目的とするものとして解すべきで はない。 光ファイバの使用が増加するにつれて、特に遠隔通信の分野において、低コス トのハウジングデザインに対する要求が高まっている。例えば、上述の特許明細 書に開示されているデザインは、多くの特徴を有してはいるが、そのどれもが多 数の構成要素を必要としており、組立が困難なものもあり、また、完全に組み立 てられた製品においてはすべての構成要素を連結するために非常に多数の機械式 ファスナが使用されている。このことは、部品コストを増大させるだけでなく、 組立時間をも増大させ(工場または現場において)、分解が不可能となることも 多い。特別な工具を使用する必要がある構成も幾つかある。基本的なハウジング デザインは低コストを達成するが、大規模な遠隔通信のプロバイダに要求される 作動時の柔軟性に欠ける。 また従来のデザインの殆どは、光ファイバケーブルや相互接続器具の装着とい う観点においても不適切である。例えば、殆どのファイバ分配ユニットにおいて は、フロントパネルからしかアクセスすることができない。頂部を取り外すこと が可能なデザインもあるが、ハウジング最上部のパネルに限られており、側方か らのアクセスは不可能である。従来のデザインの他の多くにおいては、前面およ び背面からの同時アクセスは不可能である。最後に、多くのシステムにおいては 、全ての構成要素を完全にハウジング内に配置することなく装置を完全にテスト することは困難であり、したがって、欠陥のある装置を修理することは困難であ る。何故なら、ケーブルおよびコネクタをハウジングから取り外さなければなら ないからである(多分、何回も)。したがって、部品点数が少なく、構成要素の 組立ておよび取付けが全体として簡単であって、組立時間は勿論、コストをも最 小限とすることができ、しかも、ケーブルおよびコネクタの装着および検査にお ける柔軟性の高い光ファイバハウジングを提供することが望ましい。システムを 殆ど完全に装着した状態で、取り扱われる領域に対する完全なアクセスを許容し つつテストを行うことができれば有利である。発明の概要 本発明は、光ファイバケーブルにおける複数の相互接続を取り扱うための装置 が提供される。この装置は、大略的には、一つの大きなハウジングを別に製造す る必要性をなくすように、違いに実質的に同一形状である着脱可能な上ハーフ部 と下ハーフ部とから構成されるハウジングを備えている。そして、相互接続器具 やこれらの器具を支持するためのバルクヘッド構造体、フロントパネルやリアパ ネル、並びに取付ブラケット等の他の通常の構成要素を備えている。ハウジング 内には、取り外し可能なシャシーが配置されており、このシャシーに背面フレー ムが取り付けられている。シャシーは、ハウジングの上ハーフ部および下ハーフ 部並びに背面フレームの固定を、別のファスナを用いることなく助ける構造を好 適に含んでいる。構成要素の多くを金属シートの打ち抜き加工および曲げ加工に よって製造することによって、さらなるコスト削減が実現のものとされる。可動 のフロントドアを通ってアクセスが可能になるのと同様に、ハウジングの上ハー フ部、シャシーおよび背面フレームが着脱可能に分離されていることによって、 装着技術の広範な多様性がもたらされる。図面の簡単な説明 添付の図面を参照することによって、本発明を最も良く理解することができる であろう。 図1および2は、それぞれ、組み立てられた本発明の光ファイバハウジングの 前方および後方からの斜視図である。 図3は、組み立てられた本発明の光ファイバハウジングの右側面図である。 図4は、ハウジングの上ハーフ部と下ハーフ部とが同一であることを示す斜視 図である。 図5は、背面フレームのシャシーへの取付けを説明する分解斜視図である。 図6は、図7の6−6線断面図であって、シャシーに形成された突出部に係合 するフレームの端部プレートを使用して、フレームがシャシーに取り付けられて いる状態を詳細に示している。 図7は、フレームをシャシーに完全に取り付けた状態を示す斜視図である。 図8は、図7に示したアセンブリの平面図である。 図9は、本発明に係るシャシーの変形例を示す斜視図である。このシャシーは 、陥没した床部を備えている。 図10は、図9のシャシーの正面図である。好ましい具体例の説明 図1および2を参照すると、本発明の光ファイバハウジングの一具体例10の 前方および後方からの斜視図が示されている。他の詳細が図3〜8に示されてい るように、ハウジング10は、全体的には、上ハーフ部12、下ハーフ部14、 ハウジング10内に配置されるシャシー16、シャシー16に取り付けられる背 面フレーム18、背面フレーム18に取り付けられる幾つかのバルクヘッドプレ ート20、フロントパネル22、リアパネル24、および二つの取付ブラケット 26を備えている。図1〜3に示したハウジング10は、実質的に完全に組み立 てられているが、バルクヘッドプレート20およびそれに関連するコネクタやケ ーブルは取り付けられていない。この明細書の記述によって明らかにされるよう に、ハウジング10は、ラック取付や壁取付のような幾つかの異なった方法で取 り付けることができる。さらにハウジング10は、光ファイバを取り扱う様々の 目的で使用することができる。例えば、スプライスやアテニュエータ、スプリッ タ等を一体組織化(organizing)する目的や、また、余剰ファイバのなたるみ部 を収容する目的と同様に、ファイバの収容や、クロス接続(cross-connecting) あるいは相互接続を行うための相互接続器具を収容する目的で使用することがで きる。 上ハーフ部12および下ハーフ部14は、図4に、さらに明確に示されており 、両者の構造が実際に同一であるということがより明確に理解できる。この点に 関して、本発明は製造コストを最小にするために実質的に同一の上ハーフ部と下 ハーフ部とを使用するものであるが、二つのハーフ部は細部にわたってまで完全 に一致する必要はないということが理解できる。表面の微細な変更や異なる取付 部を設けることによって両者は外見上異なるものとなるが、その場合でも、二つ のハーフ部が実質的に同一の基本的な製造工程によって作られる場合に達成され る利益が減じられることはない。好ましい工程は、シート材料のダイカッティン グであり、曲げ加工であり、スタンピングである。シート材料としては、亜鉛め っきを施したものが最も好ましい。この工程によって、略長方形の基板28、3 0、および側壁32、34、36、38が形成される。側壁は基板に対して直角 に延在しており、対向する一対の側壁は、組み立てられたときにほぼ平行となる 。上ハーフ部12と下ハーフ部14とは、向かい合う側壁の端縁から突出するタ ブ40を使用する限りにおいて旨く一体化することができる。各タブは、側壁に 対し てほぼ平行であって、該側壁によって規定される平面の側方へと屈曲されている (ハウジングの内側へと向かっていることが好ましい)。このような構成の故に 、各側壁を概略的に位置合わせした状態で単に上ハーフ部を下ハーフ部に対して 押し下げるだけで、両者の相互結合を容易に達成することができる。図示の具体 例においては、向かい合う側壁間の境界が基板28と30との中間に位置してい るが、この境界は、一方の基板に対するよりも他方の基板の方へ接近させてもよ い。基板および側壁には、幾つかの切欠部42、44、46が形成されており、 ここに光ファイバケーブルが通される。この具体例においては、たとえシャシー がハウジングのどの部分からも取り外されている場合であっても、どのファイバ も引張力を緩和した状態で直接シャシーへと配線することができる。そして、ケ ーブル入口は、後方のどのケーブルもが固定されている場合であっても、シャシ ーをハウジング内に装着できるように設計されている。グロメットを備えたケー ブル開口部42および46はすべて後方側に開いている。この結果、たとえ前記 開口部を通ってハウジング内に引き込まれたケーブルがシャシーに取り付けられ 、永久的に堅固に固定された後であっても、シャシーを下ハーフ部に装着するこ と、および上ハーフ部を取り付けることが可能となる。以上のような構成によっ て、ユーザーは、シャシー上の開口部においてどのファイバに対しても過度な応 力が作用することなく、且つ極度に湾曲されることがなくなることを確実にでき 、そして、一時的または永久的な応力または極端な曲げを生じさせることなく、 シャシー全体を装着することができる。 図5〜8に示したシャシー/フレームのアセンブリがハウジング10の内部に 受け入れられる。シャシー/フレームのアセンブリには、バルクヘッドプレート 20、および各光ファイバを相互接続する種々の器具が取り付けられる。バルク ヘッドプレート20は、略長方形であって、通常の種々の接続アダプタ(図示せ ず)を取り付けるための孔48を複数備えている。バルクヘッドプレート20は 、背面フレーム18に着脱可能に取り付けられている。この取付けは、例えば、 フレーム18の下方部分に沿って形成された複数のネストまたは止め金52の一 つにフィットする下方タブ50をバルクヘッドプレート20の下部に設けるとと も に、該プレートの上方にはフレーム18の上方部分に形成された複数の孔56の 一つに整合する孔を有する上方タブ54を設けることによって行なわれる。プラ スチックの押込みピン(図示せず)を使用して上方タブ54がフレーム18の上 方部分に固定される。ピンはタブ54の孔に保持されるので、ねじや他の固定手 段を探し求める必要がなくなる。バルクヘッドプレート20もまた、金属シート から作られることが好ましい。バルクヘッドプレート20は、押込みピンを一つ だけ有しており(第2のピンを下方の孔に任意に取り付けてもよい)、通常はそ の下方端部をネストまたは止め金52に係合させることによって取り付けられる 。このような取付けおよび取外し方法は、幾つかの利点を有する。すなわち、ピ ン1個分のコストを削減することができ、その分だけ装着労力も削減できる。ユ ーザーは使用中のプレートの下方にまで手をのばすことなく該プレートを取り外 すことができ、該プレートまたは近隣のプレートに取り付けられているファイバ を乱すこともない。ユーザーは、配線リードシール(wired lead seal)、ケー ブルタイ、ポップリベット、または他の通常の手段を使用して下方の孔にプレー トを封印または固定し、該プレートが権限なく取外されるのを防止することがで きる。 背面フレーム18は、別個の固定手段をまったく使用することなくシャシー1 6に取り付けられる。フレーム18は、その下方端部に沿って、複数の突出部ま たはタブ58を有する。このタブ58は、シャシー16の床部62に形成された 開口部またはスロット60内に係合する。図7に示すように、スロット60はタ ブ64を打ち抜くことによって形成されており、タブ64は僅かに下方に向かっ て傾斜している(フレーム18もまた、金属シートを切断し、打ち抜き加工し、 曲げ加工することによって形成することができる)。シャシー16がハウジング 10内に配置されたとき、タブ64はハウジング10の前端部から遠ざかるよう に傾斜している。この結果、シャシー16が完全にハウジング10内に配置され 、且つ、上ハーフ部12が固定されていても、フレーム18をシャシー16に取 り付けることができる。このことは、フレーム18を床部62に対して傾斜させ た状態でタブ58をスロット60に挿入することによって達成される。 フレーム18の鉛直方向の姿勢は幾つかの方法で維持される。基板28の内面 (ハウジングの「天井」)には、ハウジング10の内方に突出するストラップま たはブリッジが少なくとも一対形成されている。これらのストラップは、フレー ム18の上部に形成された安定化バー66の両側部と係合するように配置されて いる。図4においては、基板28に形成されたストラップは現れていないが、基 板30に形成された対応するストラップ68が描かれている。これらのストラッ プは、任意の要素であって、上ハーフ部12が下ハーフ部14に固定されたとき に横方向の引張りに対する抵抗をフレームに与えるために設けられる。さらにフ レーム18は、シャシー16に形成された二つの立上がり部70の間での摩擦係 合によっても保持される。すなわち、フレーム18の長さは、二つの立上がり部 70間の距離にほぼ等しい(シャシー16もまた、金属シートを切断し、打ち抜 き加工し、曲げ加工することによって形成することができる)。フレーム18の 鉛直方向の姿勢は、立上がり部70に形成された他の突出ストラップ72によっ てさらに強固に維持される。ストラップ72は、狭い側方プレート74の両側部 に係合する(図6参照)。各側方プレート74のリーディングエッジ76にはテ ーパが付されており、この結果、フレーム18がシャシー16内へと下方に真直 ぐに降ろされるときに該プレート74がより容易にストリップ72の各対の間に 案内される。しかしながら、この分野における当業者であれば、フレーム18を 傾斜位置から回動させて起こすことによって該フレーム18をシャシー16に装 着する上記方法は、少なくとも一つのストラップによって妨害されるということ を理解できるであろう。このことは、側方プレート74の後方エッジが最前方の ストラップ72と当接することに起因する。したがって、ストラップ72の近傍 には、十分に傾斜された第3のストラップ78が配置されている。この結果、フ レーム18が回動されて起こされるとき、ストラップ78が側方プレート74を 持ち上げて最前方のストラップ72の上を通過させる。ストラップ78を収容す る切欠部80が側方プレート74に形成されている。 図5および7に示したように、さらにシャシー16は、上ハーフ部12および 下ハーフ部14を固定するように設計されている。この場合にも、別個の固定手 段は使用されない。この固定は、例えば、立上がり部70に形成された対応スロ ット84に係合するラッチ82を両ハーフ部の側壁に設けることによって行なわ れる。ラッチ82は、上ハーフ部12を下ハーフ部14に向けて下方に降ろすと ともに後方に向けて少しだけスライドさせることによって、スロット84と係合 する。他の構成としては、例えば、ロックピン、圧入、またはねじ等を使用して 両ハーフ部を係合位置に永久的にロックすることもできる。すべての主要構成要 素(上ハーフ部12、下ハーフ部14、シャシー16、およびフレーム18)は 、取付ブラケット26のための固定手段(ねじ)を設けることによって、より一 層強固に固定することができる。この固定手段は、ブラケットおよびハウジング だけでなく、シャシーまたはフレームをも貫通して延在している。 フロントパネル22およびリアパネル24は、金属シートで作られた単純な長 方形の部材である。リアパネル24は、基板28および30に形成された爪部( prong)86を使用して固定されている。フロントパネル22は、例えば押出成 形されたリビングヒンジ88を使用して、ハウジング10の前部にヒンジ取付け される。爪部または突起部(bump)90がフロントパネル22を閉位置に保持す る。他の通常の構成要素を採用してもよく、例えば、ケーブルを通す切欠部にゴ ム製のグロメット(図示せず)を配置したり、パドロック(padlock)(図示せ ず)をフロントパネルに設けたりしてもよい。 他のシャシー92を図9および10に示した。この構成においては、底床94 の中央部は、その中央平坦部分の両側部でジャンパのための「滝状部分(waterf all)」に対して下方に陥没させられ、ないしは低くされている。これらの滝状 部分は、底床の端縁に沿って形成された円弧状の表面であって、ハウジングから 引き出されるファイバに対して平滑な経路を提供している。そのような隆起部を 有する従来技術のシャシーは、中央の平坦な部分が滝状部分96の頂部と同じ高 さであった。そのような構成は、ファイバを保持するリング98等の手段を設け ることに関して幾つかの問題を生じさせる。例えば、リングを通過してバルクヘ ッドプレート20の上方部分近傍にまで延びるファイバが過度に湾曲すること( ジョギング)や、リングとバルクヘッドプレート20の下方部分とが干渉するこ とや、 シャシーの底床の下方空間が無駄になってしまうこと等である。本発明に係る新 規な構成は、これらの問題を解決するとともに、各リングの中心を結ぶ中心線を 隆起部とほぼ同レベルに維持し、ファイバに対するより平滑な進入経路を提供す る。 このように、本発明は、部品点数が最小限とされた光ファイバハウジングを提 供する。従来技術のハウジングが20個の主要構成部品を有しているのに対して 、本発明においては主要構成部品は約10個である。また、従来技術に係るシス テムにおいては109個の小部品(ねじ等)を有しているのに対して、本発明に おいては僅か28個である。この新規な構成は、119の工程(67の工程にお いて工具が必要である)ではなく、17の工程(工具が必要なのは2工程だけで ある)によって組み立てることができる。部品点数が少なく構造が簡単であるた め、ハウジングの製造およびコストに関してだけでなく、現場および工場におけ る組立て(または分解)という点においても有利である。別個の固定手段が少数 であるから、構成要素に形成すべき孔の数も少なく、また、固定手段の紛失や取 付ミス等の悩ましい事柄も少なくなる。さらに本発明の構成においては、非常に 壊れ易いプラスチックファスナを使用する必要がなくなる。設備コストを増大さ せ製造工程を複雑化するスポット溶接やリベット、並びにクリンプ等もまた不要 である。同一の主要構成要素が上ハーフ部および下ハーフ部として使用されてい るので、その分だけ経済性が向上する。ドアおよびカードを簡素な長方形部材と しているので、コストが低下し、例えば色、不透明度、および材料を各発注主の 要求に適したものとする注文設計が容易になる。ハウジングは工場において完全 に組み立てることができるので、技術者が分解した後でユニットをどのようにし て組み立てるのかを学ぶことができ、したがって、ケーブルの装着を行うことが できる。さらに本発明の構成においては、引張力を緩和した状態で一つの構成要 素に締結することができ、ファイバの取扱いを分離可能な底床上で行うことがで きる。最後に、シャシーおよび背面フレームは、ハウジングの外側においてでも 、ファイバおよびカップリングを装着することができるので、本質的に完全な装 着状態でテストを行うことができる。しかも、すべての構成要素およびインチ単 位です べてのファイバにアクセスすることが可能である。 特定の具体例を参照して本発明を説明したが、これらの説明は限定を意図した ものではない。この分野における当業者であれば、本発明についての説明を参考 にして、本発明の他の具体例は勿論、ここに開示した具体例に対して多様な修正 を為すことは容易である。したがって、そのような修正は、添付の請求の範囲に 規定される本発明の精神および範囲から外れるものではないと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光ファイバケーブルの複数の相互接続を取り扱う装置であって、 底部部分および頂部部分からなるハウジングを備え、該頂部部分は、実 質的に底部部分と同一にして該底部部分から取り外し可能であり、それぞれの該 部分は、対向する二つの端縁を有する略長方形の基板と、各端縁に該基板に対し てほぼ直角に形成された二つの側壁とを有しており、該両部分の一方の各側壁は 、他方の部分の対向側壁に取り付けられ、該ハウジングは、さらに後方端縁およ び前方端縁を有し、 上記ハウジングの内部に配置されて、光ファイバの複数の相互接続器具 を支持する支持手段と、 上記ハウジングの後方端縁に取り付けられるリアパネル部材と、 上記ハウジングの前方端縁に取り付けられて、閉位置とハウジングの内 部部分へのアクセスを許容する開位置との間を移動することができるフロントパ ネル部材と、 上記ハウジングを外部の支持部材に取り付ける取付手段と、 を備えた、装置。 2.光ファイバケーブルの複数の相互接続を取り扱う装置であって、 後方端縁、前方端縁、および内部部分を備えるハウジングと、 上記ハウジングの上記内部部分に配置され、且つ該ハウジングに取り外 し可能に取り付けられたシャシー部材と、 上記シャシー部材に取り付けられており、光ファイバの複数の相互接続 器具を支持する支持手段と、 上記ハウジングの後方端縁に取り付けられるリアパネル部材と、 上記ハウジングの前方端縁に取り付けられて、閉位置とハウジングの内 部部分へのアクセスを許容する開位置との間を移動することができるフロントパ ネル部材と、 上記ハウジングを外部の支持部材に取り付ける取付手段と、 を備えた、装置。 3.相互接続される光ファイバの対を装着する方法であって、 底部部分と、該底部部分から取り外し可能な頂部部分と、ハウジングの 内部部分に配置されて且つ該ハウジングに取り外し可能に取り付けられたシャシ ー部材とを有する光ファイバハウジングを得るステップと、 上記ハウジングから上記シャシー部材を取り外すステップと、 上記光ファイバの対を相互接続器具で接続するステップと、 上記相互接続器具を上記シャシー部材に取り付けるステップと、 上記シャシー部材を上記ハウジング内の元の位置へ戻すステップと、 からなる、方法。
JP8503142A 1994-06-30 1995-05-19 取り外し可能なシャシーを備えた光ファイバハウジング Pending JPH10502189A (ja)

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US08/268,312 1994-06-30
PCT/US1995/006351 WO1996000922A1 (en) 1994-06-30 1995-05-19 Fiber optic housing with removable chassis

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EP (1) EP0801756B1 (ja)
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BR (1) BR9508179A (ja)
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