JPH10502048A - 1,3,4,6,7,8―ヘキサヒドロ―2H―ピリミド―(1,2―a)―ピリミジンから生成できる新規な薬学的に活性な化合物 - Google Patents

1,3,4,6,7,8―ヘキサヒドロ―2H―ピリミド―(1,2―a)―ピリミジンから生成できる新規な薬学的に活性な化合物

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JPH10502048A
JPH10502048A JP3505905A JP50590591A JPH10502048A JP H10502048 A JPH10502048 A JP H10502048A JP 3505905 A JP3505905 A JP 3505905A JP 50590591 A JP50590591 A JP 50590591A JP H10502048 A JPH10502048 A JP H10502048A
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Abstract

(57)【要約】 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−2H−ピリミド−(1,2−a)−ピリミジン(HHPP)又はその1−アルキ(ル)誘導体から形成される新規な薬学的活性化合物、又はかかる薬学的活性化合物の中性アミン塩、ここでRは水素原子又はアルキル基、好ましくは−CH3基、およびインドニルカルボン酸、好ましくは2−インドールカルボン酸、酸化作用に付された2,4,6−トリヒドロキシベンズアルデヒド、3−ニトロ−o−トルイル酸、無水フタル酸および無水安息香酸から選ばれた酸HA又はH2Aで表わされる特定の酸又は酸無水物を含む群の酸又は酸無水物の残基、或いはそれらのエステル又は酸塩化物の残基であり;該酸は更に4−クロロ−2−ニトロ安息香酸、4−ニトロフェニル酢酸、2,4−ジニトロフェニル酢酸、5−クロロ−2−ニトロ安息香酸、4−クロロ−3−ニトロ安息香酸、5−ニトロサリチル酸、(2−ヒドロキシ−5−ニトロ安息香酸)、3−ヒドロキシ−4−ニトロ安息香酸、2−ヨード安息香酸、5−アミノ−5−ヒドロキシ安息香酸、5−ニトロイソフタル酸、(5−ニトロベンゼン−1,3−ジカルボン酸);アミノ酸、例えばグリシン、L−グルタミンおよびL−ヒスチンから選ばれ天然アミノ酸、更にL−バリン、L−ロイシンおよび4−アミノ酪酸(GABA)、L−グルタミン酸、L−セリン、L−リジン、L−プロリン、L−アラニン、L−シスチン、L−4−ヒドロキシバリン、L−アスパラギン酸、L−フェニルアラニン、L−トリプトファン、およびL−メチニンから選ばれたアミノ酸;ホウ酸から選ばれる。該化合物は抗ウィルス活性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−2H−ピリミド−(1,2−a)− ピリミジンから生成できる新規な薬学的に活性な化合物 (技術分野) 本発明は、1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−2H−ピリミド−(1, 2−a)ピリミジン(HHPP)から生成できる新規な化合物に関し、該化合物 は下記の式(I)を有する: 上記式中、Rは水素原子又はアルキリ基、好ましくは−CH3基であり;そして 点線は塩結合を表わすか、或いはRが水素原子である場合、該水素原子が置換さ れて1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−2H−ピリミド−(1,2−a) −ピリミジンと基Aとの間に共有結合が形成され;Aは下記に記載する特定の酸 又は酸無水物から成る群の酸又は酸無水物の残基である。更に、酸はその無水物 と置き換えられ得るか又はその逆であり得ることが当業者に理解されるであろう 。かかる置換は本発明の範囲内にある。本発明は特に薬学的に活性を有す るかかる新規な化合物、およびかかる新規な化合物を含む薬剤に関する。 本発明の第1の観点によると、式Iの薬学的に活性な化合物であって、基Aが インドールカルボン酸、好ましくは2−インドールカルボン酸、酸化作用に付さ れた2,4,6−トリヒドロキシベンズアルデヒド、3−ニトロ−o−トルイル 酸、無水フタル酸および無水安息香酸から選ばれた酸HA又はH2Aの残基であ るか、或いはそれらのエステル又は酸塩化物の残基であり;該酸は更に4−クロ ロ−2−ニトロ安息香酸、4−ニトロフェニル酢酸、2,4−ジニトロフェニル 酢酸、5−クロロ−2−ニトロ安息香酸、4−クロロ−3−ニトロ安息香酸、5 −ニトロサリチル酸、(2−ヒドロキシ−5−ニトロ安息香酸)、3−ヒドロキ シ−4−ニトロ安息香酸、2−ヨード安息香酸、5−アミノ−5−ヒドロキシ安 息香酸、5−ニトロイソフタル酸、(5−ニトロベンゼン−1,3−ジカルボン 酸)、アミノ酸、例えばグリシン、L−グルタミンおよびL−ヒスチンから選ば れ天然アミノ酸、更にL−バリン、L−ロイシンおよび4−アミノ酪酸(GAB A)、L−グルタミン酸、L−セリン、L−リジン、L−プロリン、L−アラニ ン、L−シスチン、L−4−ヒドロキシバリン、L−アスパラギン酸、L−フェ ニルアラニン、L−トリプトファン、およびL−メチオニンから選ばれたアミノ 酸から選ばれる、 上記の化合物;或いはかかる薬学的に活性な化合物の中性アミン塩が提供される 。本発明の別の態様においては、酸残基Aを与える酸はホウ酸である。HHPP とホウ酸で形成される塩又はその誘導体は、砂糖との溶液に有利に使用し得る。 かかる薬学的活性化合物は、(a)点線が塩結合である場合、式Iの化合物と 、第2の化合物HAから誘導されたカルボキシル基とで形成された塩(通常の技 術を有する化学者は、以下に述べるように、かかる塩結合が1位のチッ素原子の みに独占的に結合しているのではないことが認識し、そして1位のチッ素原子に 結合した塩結合の例示は本発明をかかる態様に限定するためのものではないこと を認識するであろう)、或いは(b)式(I)の化合物の1−アミノ基と第2の 化合物HAのカルボキシル基又はカルボニル基とで規定されるアミドであること ができる。 本発明の第1の観点の態様は、下記の式(II)ないし(VII)を有する化合物 である。別の態様は、他の例に開示された化合物である。 本発明の第2の観点によると、本発明の第1の観点による化合物の製造法が提 供され、その方法はHHPPを上記の第2の化合物と反応させ、そして場合によ っては得られた生成物を中和することを特徴とする。反応は室温で実施すること ができるか、僅かに加熱するのが有利 である。反応は通常、溶媒又は溶媒混合物中で行われる。 目的化合物が上記の塩(a)である場合は、反応は定量的であり、そして当量 の出発化合物を用いて反応を行うのが好ましい。塩の加水分解を避けるために、 反応を出発化合物が溶解するが所望の目的生成物は溶解しない非水溶媒又は非水 溶媒混合物、例えば非極性の溶媒又は溶媒混合物、例えばクロロホルムおよびジ エチルエーテル、の中で行うのが好ましい。次に生成物を析出させ、そして濾過 しそして減圧下で乾燥する。 HHPPは水、クロロホルム、エタノールおよびメタノールに可溶性であるが 、例えばアセトニトリル(acetonitrilic)又は酢酸エチルには不 溶性である。2−インドールカルボン酸はエーテルおよびプロトン性(prot ic)溶媒(例えばエタノール、メタノール等)に可溶性である。下記の式(II )の化合物は水、エタノールおよびアセトニトリルに可溶性であるが、非極性溶 媒には不溶性である。 目的化合物が上記のアミド(b)である場合、反応は適当な公知の方法、例え ば式(I)の化合物と必要に応じてエステル化した第2の化合物との反応により 、行うことができる。第2の化合物が無水フタル酸又は無水安息香酸の場合、希 釈した鉱酸の存在下で直接行うことができる。適当な場合は、出発化合物のいず れか一方の反 応性基をアミド合成の前に遮へいし、次いで遮へいを解除してもよい。 任意の中和工程については、本発明の化合物はピリミジノーピリミジン環の1 位におけるチッ素原子以外にチッ素原子を有し、従ってある程度の塩基度を有し 得ることが理解されるであろう。中和は、乾燥HCLガスのような酸を用いて、 該ガスを、中和しようとする化合物を無水溶媒、例えば無水酢酸エチル、の中に 溶解した溶液中に吹込み、次いで蒸発および減圧乾燥することにより実施できる 。 中和に使用する溶媒およびHCLの乾燥は、公知の方法を用いて行うことがで きる。溶媒(クロロホルム、メタノール又は酢酸エチル)は水素化カルシウムを 用いて、或いは分子節(3〜4入)を用いて乾燥し、そして使用前に蒸留するこ とができる。塩化水素は塩化ナトリウムおよび濃硫酸から合成するか、或いはガ スシリンダーから取出すことができる。HCLの乾燥を確実にするために、濃硫 酸の中に吹込むことができる。 本発明はまた、本発明の第1の観点による薬学的活性化合物を含む薬剤、又は 本発明の第2の観点の方法で製造された場合には、薬学的に許容される担体中に 該化合物を含む薬剤を提供する。好ましくは該担体は薬剤の局部的な塗布を可能 にするもの、例えばクリーム、である。 本発明化合物の薬学的性質により、ヘルペス(疱疹)又は人間乳頭腫ウィルス (生殖器いぼ)のようなウィルス性疾病の治療において、治療への用途が可能で ある。該化合物は人間の免疫欠落ウィルスおよびガンの撲滅にも使用し得る。更 に、該化合物は筋肉弛緩剤としても使用し得る。このように、本発明はまた、本 願の第1観点による化合物、或いは本願の第2の観点による方法で製造した化合 物を、ウィルス性疾病の治療用の薬剤を製造することにもある。 HHPPはフルカケミーエージー(Fluka Chemie AG)、スイ ス国、ブックス、から入手可能な公知の化合物であり、1,5,7−トリアザビ シクロ[4,4,0]デク−6−エン(TBD)としても知られている。 本発明を下記の非限定性の例により記載する。例1 2−インドールカルボン酸(分子量161.16) 1,000g(6.2ミリモル)を無水ジエチルエーテル40ml中に溶解する 。HHPP(分子量139.19)0.864g(6.2ミリモル)を無水クロ ロホルム30ml中に溶かし、次に室温で第1混合物中にゆっくり滴加する。混 合物を1時間混合する。白色沈殿物が発生し、それを濾過しそして少量のエーテ ル/クロロホルム混合物で洗浄する。生成物を高真空下で乾燥する。塩の生成物 の収量は1,818g(収率97%)である。 塩の純度を薄層(TLC)クロマトグラフィー(メルク DC−Fertig platten Kieselgel 60F284、無水アセトニトリルで溶出 )により確認する。微量の出発材料もTLC板上に観察されない。該塩の不動性 斑点は287nmの紫外光で見ることができ、ドラゲンドルフ(Dragend orf)試薬と強い褐色化反応を示す。 上記例1で記載したHHPPと2−インドールカルボン酸との反応生成物を調 べたところ、上記の式(II)を有していた。 元素分析から、該化合物は実験式C143042を有し、分子量300.36 34であった。元素分析、IR(赤外線)分光分析[基準ピーク;N−H347 0cm-1にて3415:生成物ピーク;(=NH2+ 3215cm-1〕,および炭素−NMR(核磁気共鳴)分析〔酸および塩基のス ペクトルに関して、該化合物のピークは、予想通りにシフトしたC.COOH部 分の炭素原子に対応する二つのピーク以外は、著しいシフトを示さない、酸のピ ーク、286.12ppmにてシフト(δ)165.14:生成物ピーク、17 0.20にてシフト(δ)152.43〕に基づいて式が提案された。この式は 、質量分析、水素−NMR分析、紫外線分光分析および可視光線分光分析から得 た情報によっても支持される。例2 1,5,7−トリアザビシクロ−〔4,4,7〕デク−5−エン(TBD,H HPP)とインドール−2−カルボン酸との塩を、当モル比で混合して製造する が、該カルボン酸はアセトンに溶解しそしてTBDはエタノールに溶解した。生 成物は直ちに沈殿し、そして236〜238℃の融点を有する。エタノールから 該生成物を再結晶させると、融点は242〜245℃に上昇する。水からの再結 晶も可能である。融解により分解されない。TBD塩基を溶解するのにクロロホ ルム又はその他の塩素化溶媒を用いてはならない。該TBD塩基が該溶媒と反応 するからである。構造 :上記の塩の1H−NMRスペクトルにより、該塩の二つの成分が1:1モ ル比であることが確証された。 元素分析で炭素、水素およびチッ素について予想通りの値が得られた。溶解度 :上記の塩は水に中程度に可溶であり、pH6.5の溶液を生じる。室温 の蒸留水での溶解度は、生理的(0.9%)塩化ナトリウム溶液50mg/ml 中で70mg/mlである。無水エタノール中の溶解度は約160mg/mlで ある。例3 例1の方法の変形例として、当モル量のHHPPと2−インドールカルボニル クロリドを溶媒の中で適当な触媒の存在下にて反応させて、式(III)のアミド を生成し得る。例4 当モル量のHHPPと2,4,6−トリヒドロキシ−ベンズアルデヒドを室温 のイソプロパノール3mlに溶解する。温度は約35℃に上昇し、透明な赤色液 体が生成するが、それは蒸発により、粘性の赤色液体を生じる。該液体はアルカ リ性であり、水およびエタノールに可溶性であり、そして所望により中和できる 。例5 HHPP0.6gを室温(22℃)で2mlのクロロホルム中に溶かす。3− ニトロ−o−トルイル酸0.6gを同様に室温で2mlのクロロホルム中に溶か し、HHPPの溶液をそれに撹拌しながら滴加する。反応が発熱性のために温度 は約50℃に上昇する。反応生成物は透明な黄色液体であり、蒸発すると黄色結 晶生成物が生成する。結晶生成物は水、エタノールおよびクロロホルムに可溶で あり、中性のpHを有する。 出発材料から形成したアミドは下記式Vを有する: しかしながら、アミドの形成の証明はまだされていない。例6 HHPP0.6gを室温で2mlのイソプロパノール中に溶かす。無水フタル 酸0.6gを熱い(50℃)イソプロパノール2ml中に溶かす。HHPPの溶 液を該無水フタル酸に滴加すると、温度は最終的には45℃に上昇し、そして透 明な液体生成物が形成されるが、該生成物から蒸発により白色結晶生成物が生じ る。式VIの結 晶生成物は水およびエタノールに可溶であり、pH8.5を有するが、必要に応 じて中和できる。例7a HHPP1.2gを無水安息香酸0.6gと乾式混合し、クロロホルム3ml を室温で撹拌しながら該混合物に加える。温度は約35℃に上昇し、生成物はp H8.5の透明液体である。液体生成物をエタノール中の10%オルトーリン酸 溶液で中和する。中和した液体を蒸発させて白色結晶生成物を得るが、該生成物 は水およびエタノールに可溶である。例7b 液体生成物を15%塩酸水溶液で中和する以外は例7aの工程を繰返す。中性 液体の蒸発で透明な粘性液体が生成するが、それは水およびエタノールに可溶で ある。例8〜17:強芳香族カルボン酸のTBD塩 TBDの下記の塩を、FLUKA製の市販の芳香族酸から製造した。 例8〜17で与えられた融点は再結晶した試料に関する。溶解度は粗製試料を 用いて決定したが、該塩1gを 溶解するのに十分な水の容量を示す。 次に一般的工程は、アセトン中に酸成分5.5ミリモルを溶かし、これをTB D5ミリモルの溶液と合わせる。生成物が反応混合物から直接結晶しなかったな らば、溶液を蒸発させ、そして残留物をエーテルで処理した。試料はエタノール から再結晶させて、目的の融点(前を参照)を得た。 個々の化合物に特有の情報を以下に示す。TBD 4−クロロ−2−ニトロベンゾエート(例8) 溶液の蒸発および残留物のエーテルを用いてこの磨砕により、粗製塩(融点1 82〜188℃)1.15g(68%)を得た。TBD 4−ニトロフェニルアセテート(例9) 他の塩と異なり、これは、エーテル中の酸の懸濁液を、固体として添加したT BDと撹拌して製造した。粗製生成物の収量1.6g(100%)、融点177 〜188℃。TBD 5−クロロ−2−ニトロベンゾエート (例11) アセトン溶液の蒸留によりシロップが得られたが、それをエタノール約10% を含む酢酸エチルから結晶させた。収量0.89g(52%)。5−クロロ−2−ニトロ 息香酸のTBD塩(例11)の構造 その製法を簡単にする観点から、塩としての生成物の形成法で代えた点は、該 生成物がアミドであることである。しかしアミドの生成の可能性は、下記の証拠 により排除し得る。 1)化学的理由 TBDは非常に強い塩基であり、そして5−クロロ−2−ニトロ安息香酸は比 較的強い酸であるので、上記の二つが安定な塩を形成する可能性が高い。室温で のアミド形成は極めて不可能である。このため、酸塩化物の使用又は長時間の加 熱の適用のいずれかが必要となるであろう。しかし、塩は室温で製造した。 2)元素分析 塩の分子式(C1417144)についての計算値:C49.3%,H5. 0%,N16.4%。測定値:C49.2%,H5.1%,N15.7%。アミ ド(C1415143)は次の値を要する: C52.1%,H4.7%。 3)赤外線スペクトル 塩の赤外線スペクトルは推定した構造と一致したが、残念なことには、アミド のカルボニル屈曲および酸に予想される波数が同じ範囲に該当するので、追加の 証拠は得られなかった。 4)100MHzでのプロトンおよび炭素−13NMRスペクトル TBD5−クロロ−2−ニトロベンゾエート塩のプロトンおよび炭素−13の 両スペクトルで、提案された構造が確認される。プロトンスペクトルの最も重要 な特徴は、二つのプロトンを積算した、9.6ppmでの幅広いNHシグナルで ある。十分、分離されたベンゾエート部分のシグナルとTBD部分のメチレンプ ロトンのシグナルの強度比もまた予想した通り、即ち1:4、である。TBD塩 基のプロトンNMRを、プロトン化TBD(COC13中)のスペクトルおよび該 TBDの塩のスペクトルの両方と比較した。TBD塩基は、3,7−メチレン基 に対する1.58ppmでの七重シグナルおよびN−CH3基に特有の2.64 ppmおよび3.23ppmでの二つの三重シグナルを示す。後者のシグナルは 一時的に2,8−メチレン基に与えられたものであった。プロトン化により、ス ペクトルは著しく変化するが、最も特徴的な変化は、N−CH3シグナルが一つ の三重項に合体することである。C-13スペクトルにおいては、全てのメチレン シグナルが著しい上昇した(upfield)シフトを被ることである。TBD 塩基のスペクトルは、クロロホルム中では記録できない。該溶媒の急速な脱プロ トン化により、塩のスペクトルが生じるからである。 該塩のプロトンスペクトルおよび炭素−13スペクトルの両方とも、塩形成の 診断に役立つ変化、即ち、 N−CH3シグナルの合体および炭素シグナルの上昇(upfield)シフト 、を示す。後者において、ベンゾエート部分のシグナルは別として、三つ、そし て三つだけの鋭いシグナルがメチレン基について顕われ、二つの環が構造的に対 称であることを示す。151.5ppmでのシグナルは第4級炭素によるもので ある。 5)微細構造 良く知られたグアニジン塩の化学と類似して、酸からTBD塩素へのプロトン の移行により生じる正電荷は特定のチッ素原子に局在化することができず、3個 のチッ素原子全部にわたって等しく分布するか、或いは別の形式により、ブリッ ジ頭部の炭素原子上に置かれ得る。 TBD 4−クロロ−3−ニトロベンゾエート (例12) アセトン溶液の蒸発により、生成形は結晶した。エーテルで磨砕した後、結晶 を濾取した。粗製生成物1.70g(100%)、融点148〜158℃。TBD 5−ニトロサリチレート(2−ヒドロキシ−5−ニトロベンゾエート) (例13) アセトン溶液から直接沈殿した粗製生成物、収量1.46g(90%)。TBD 3−ヒドロキシ−4−ニトロベンゾエート (例14) アセトン溶液から直接沈殿した粗製生成物、収量1.41g(87%)、融点 172〜176℃。TBD 2−ヨードベンゾエート(例15) アセトン溶液の蒸発後、残留物をエーテルで処理して粗製生成物1.85g( 95%)、融点122〜138℃、を得た。TBD 5−アミノ−5−ヒドロキシベンゾエート (例16) 10mlのメタノール中の酸の懸濁液に、2.5mlのメタノール中に溶かし たTBDを添加すると、スミレ色の溶液が形成した。蒸発およびエーテルを用い た磨砕により、褐色結晶(1.4g,96%)が得られたが、該結晶は172〜 182℃で融解した。エタノールからの再結晶後、融点が不確定の生成物が得ら れたが、この操作中に分解が起きたことを示唆する。TBD 5−ニトロイソフタレート(5−ニトロベンゼン−1,3−ジカルボン 酸ビス−TBD塩)(例17) 該酸のアセトン溶液と4当量のTBDをアセトン中に 含む溶液とを合わせると、直ちに生成物(1.34g,100%)が融点不確定 の白色結晶として沈殿した。該結晶は決定されないままであった(212〜26 0℃)。該塩の組成は1H−NMRで調査した。例18〜35;アミノ酸のTBD塩 続く一般的工程は、エタノール中のアミノ酸の懸濁液に、同じ溶媒中のTBD 溶液を加えることであった。TBDを添加すると、アミノ酸は溶液になり、塩の 形成を示したが、pHはアルカリ性のままであった。このことおよび試みた殆ん ど全てのアミノ酸を用いて結晶性塩が得られなかったことは、アミノ基と内部塩 が形成されるため、アミノ酸が弱い酸であるという事実で説明できる。合計20 種類の異なるアミノ酸を試みたが、その中で下記の3種についてのみ、結晶可能 なTBD塩が得られた;即ち、グリシン(例18)、L−グルタミン(例19) 、およびL−ヒスチジン(例20)。 残りの全部は、蒸発によりエタノール溶液シロップを生じた。それらの中で、例21 :L−アスパラギン、例22 :L−バリン、例23 :L−ロイシン例24 :4−アミノブチル酸(GABA) から得たシロップは、長時間の静置により結晶したが、溶剤で処理すると、それ らは再び溶解した。 非結晶シロップを生じたアミノ酸は次の通りである:例25 :L−グルタミン酸例26 :L−セリン例27 :L−リジン例28 :L−プロリン例29 :L−アラニン例30 :L−シスチン例31 :L−4−ヒドロキシバリン例32 :L−アスパラギン酸例33 :L−フェニルアラニン例34 :L−トリプトファン例35 :L−メチオニン 結晶塩の製法の詳細は下記の通りである。TBD グリシネート(例18) エタノール(10ml)中のグリシン(0.75g,10ミリモル)の懸濁液 に、エタノール(5ml)中のTBD(1.25g,9ミリモル)の溶液を加え た。得られた透明な溶液を蒸発させそして結晶残留物を酢酸エチル(5ml)中 に溶かした。生成物が大きなプリズス状に結晶した。収量0.72g(38%) ,融点146〜148℃。TBD L−グルタミネート(例19) エタノール(10ml)中のL−グルタミン(0.73g,5ミリモル)の懸濁液 に、TBD(0.63g,4 ミリモル)を加えると、グルタミンの殆んど全部が溶液になった。濾過した溶液 を蒸発させ、そして結晶残留物を酢酸エチルで磨砕して、生成物(0.70g, 61%)、融点186〜188℃(分解を伴う)、を得た。TBD L−ヒスチジネート(例20) メタノール(5ml)中のL−ヒスチジン(0.78g,5ミリモル)の懸濁 液に、TBD(0.68g,5ミリモル)を加えると、ヒスチジンの殆んど全部 が溶液になった。濾過した溶液を蒸発させ、そして結晶残留物をエーテル磨砕し て、生成物(1.15g,78%)、融点98〜100℃(分解を伴う)、を得 た。 上記の例は参考用であり、本発明の範囲内で変更できることが理解されるであ ろう。薬学的活性 性器ヘルペスの頻繁な再発である、女性又は男性の異性相愛者100人に、1 %クリームの形体の式(II)を有すると思われる化合物から成る組成物(組成物 A)、又は5%クリームの形体の下記式(IX)の公知の化合物(ACYCLOV IR)から成る組成物(組成物B)のいずれかを用いて局部的処理する、二重ブ ラインド比較研究を行った。 治療は全ての場合、再発の第1回の症状または徴候があった後、24時間以内 に開始した。上記のクリームは病巣に1日4回、5日間塗布した。治療開始する 1,2および4日前、ヘルペスウィルスの培養を行った。これらの日、および必 要な場合は7,10および14日前に再検査を行った。効能の評価に用いた主な 因子は、全ての病巣が完全に治るまでの時間であった。かゆみ、痛みおよびウィ ルス性の脱皮もまた記録した。組成物Aで治療した患者のグループにおいて、完 全に治るまでの時間は7.5から3.4日減少したが、それは著しい減少とは思 われなかった。痛みの平均持続期間は、組成物Aのグループで1.4日であり、 そして組成物Bのグループで2.8日であった(p<0.01)。かゆみおよび ウィルス性脱皮の平均持続期間は両グループでほぼ同じであった。組成物Aの局 部的塗布の効能は、抗ウィルス活性および免疫変調(immunomodula tory)活性の組合せによるであろうと結論された。最近の研究で、該化合物 はウィルスの表面上での活性の結果、有効となるようであることが示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IT,LU,NL,S E),OA(BF,BJ,CF,CG,CM,GA,ML ,MR,SN,TD,TG),AT,AU,BB,BG ,BR,CA,CH,DE,DK,ES,FI,GB, HU,JP,KP,KR,LK,LU,MC,MG,M W,NL,NO,PL,RO,SD,SE,SU,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−2H−ピリミド−(1,2−a )ピリミジン(HHPP)から生成された薬学的に活性な化合物又は該化合物の 中性アミン塩、ここで該化合物は下記の式(I)を有する。 (上記式中、Rは水素原子又はアルキル基、好ましくは−CH3基であり;そし て点線は塩結合を表わすか、或いはRが水素原子である場合、該水素原子が置換 されて1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−2H−ピリミド−(1,2−a )−ピリミジンと基Aとの間に共有結合が形成され;Aは下記の請求の範囲に記 載された特定の酸又は酸無水物から成る群の酸又は酸無水物の残基である)。 (2)式(I)の化合物の1−アミノ基と第2の化合物から誘導されたカルボキ シル基との間で形成された塩である、請求の範囲第1項に記載の薬学的に活性な 化合物。 (3)基Aがインドールカルボン酸、好ましくは2−インドールカルボン酸、酸 化作用に付された2,4,6−トリヒドロキシベンズアルデヒド、3−ニトロ− o−ト ルイル酸、無水フタル酸および無水安息香酸から選ばれた酸HA又はH2Aの残 基であるか、或いはそれらのエステル又は酸塩化物の残基であり;該酸は更に4 −クロロ−2−ニトロ安息香酸、4−ニトロフェニル酢酸、2、4−ジニトロフ ェニル酢酸、5−クロロ−2−ニトロ安息香酸、4−クロロ−3−ニトロ安息香 酸、5−ニトロサリチル酸、(2−ヒドロキシ−5−ニトロ安息香酸)、3−ヒ ドロキシ−4−ニトロ安息香酸、2−ヨード安息香酸、5−アミノ−5−ヒドロ キシ安息香酸、5−ニトロイソフタル酸、(5−ニトロベンゼン−1,3−ジカ ルボン酸)、アミノ酸、例えばグリシン、L−グルタミンおよびL−ヒスチンか ら選ばれ天然アミノ酸、更にL−バリン、L−ロイシンおよび4−アミノ酪酸( GABA)、L−グルタミン酸、L−セリン、L−リジン、L−プロリン、L− アラニン、L−シスチン、L−4−ヒドロキシバリン、L−アスパラギン酸、L −フェニルアラニン、L−トリプトファン、およびL−メチオニンから選べれた アミノ酸から選ばれる、請求の範囲第1又は2項の薬学的に活性な化合物、或い はかかる薬学的に活性な化合物の中性アミン塩。 (4)酸HA又は酸無水物が、インドール−2−カルボン酸、2,4,6−トリ ヒドロキシ安息香酸、3−ニトロ−o−トルイル酸、無水安息香酸、4−クロロ −2−ニトロ安息香酸、4−ニトロフェニル酢酸、2,4−ジ ニトロフェニル酢酸、5−クロロ−2−ニトロ安息香酸、4−クロロ−3−ニト ロ安息香酸、5−ニトロサリチル酸(2−ヒドロキシ−5−ニトロ安息香酸)、 3−ヒドロキシ−4−ニトロ安息香酸、2−ヨード安息香酸、5−アミノ−5− ヒドロキシ安息香酸、5−ニトロイソフタル酸(5−ニトロベンセン−1,3− ジカルボン酸)グリシン、L−グルタミン、およびヒスチジンから選ばれた、請 求の範囲第3項の薬学的に活性な化合物;又はその中性塩。 (5)酸残基Aを与える酸がホウ酸であり、そして場合によってはHHPPとホ ウ酸から形成された塩又はその誘導体が砂糖と共に溶液に使用される、請求の範 囲第1項の薬学的に活性な化合物。 (6)HHPP(TBD)を第2の化合物の一種と反応させ、そして場合によっ ては得られた生成物を中和することを特徴とする、前記の請求の範囲のいずれか 1項の化合物の製造法。 (7)反応を溶媒又は溶媒混合物中で行う、請求の範囲第6項の方法。 (8)反応を、反応体が可溶であるが所望の生成物は不溶の溶媒又は溶媒混合物 中で行う、請求の範囲第6項の方法。 (9)所望の化合物が塩であり、そして反応を、出発材料は可溶であるが所望の 目的生成物は不溶である非水溶媒又 は非水溶媒混合物中で行う、請求の範囲第6項の方法。 (10)任意の中和工程を、酸を用いて行う、請求の範囲第6ないし9項のいずれか 1項の方法。 (11)酸が乾燥HClガスであり、該ガスは乾燥溶媒中で中和しようとする化合物 の溶液中に吹込み得る、請求の範囲第10項の方法。 (12)請求の範囲第1ないし5項のいずれか1項、又は同第6ないし10項のいず れか1項の方法で製造された、薬学的活性化合物を含み、該化合物が薬学的に許 容される相体中に含まれる、薬剤。 (13)担体が局所的塗布を可能にする担体である、請求の範囲第12項の薬剤。 (14)担体がクリームの形体にある、請求の範囲第13項の薬学的組成物。 (15)ウィルス性疾病治療用の薬の製造への、請求の範囲第1ないし5項のいずれ か1項の化合物又は請求の範囲第6ないし12項のいずれか1項の方法で製造さ れた化合物の使用法。 (16)ヘルペス又は人間乳頭腫ウィルスの処置用薬の製造への、請求の範囲第1な いし5項のいずれか1項の化合物又は請求の範囲第5ないし11項のいずれか1 項の方法で製造された化合物の使用法。 (17)ウィルス性疾病にかかった宿主に、請求の範囲第1ないし5項のいずれか1 項の化合物を治療有効量投与 することを特徴とする、ウィルス性疾病の治療法。 (18)ウィルス性疾病がヘルペス又は人間乳頭腫ウィルスである、請求の範囲第1 7項の方法。
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