JPH10501877A - 内部耐火性冷却器 - Google Patents

内部耐火性冷却器

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JPH10501877A
JPH10501877A JP7521466A JP52146695A JPH10501877A JP H10501877 A JPH10501877 A JP H10501877A JP 7521466 A JP7521466 A JP 7521466A JP 52146695 A JP52146695 A JP 52146695A JP H10501877 A JPH10501877 A JP H10501877A
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グレイ,ネイル,ブーン
ハリス,ジョナサン,アラン
レゲット,アンソニー,レグナー
エリオット,バリー,ジョン
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ザ ユニヴァーシティ オブ メルボルン
ダブリューエムシー リソーセス リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 炉(10)に用いられるウォールライニングであって、炉の内面にさらされる加熱面(16)を有する耐火物層(14)を有するものである。例えば、銅線ないし銅ロッドといった、高熱伝導性物質の複数のエレメント(18)が、炉の外殻(12)から前記耐火性ライニング(14)中へと至るまで延長されている。このエレメント(18)群は、炉の外殻(12)へと至る連続する熱伝導路を提供する。冷却ジャケット(22)が前記外殻から熱を除去する。前記エレメント(18)群は、当該エレメント周辺における炉の加熱面を横切って実質的に均一な温度を提供する。前記ウォールライニングは、前記エレメントの列を炉の外殻の内壁に固定し、そして前記内壁に耐火性材料を適用することによって、形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 内部耐火性冷却器 本発明は、炉において使用する耐火性ウォールライニング(wall lining)に関 するものである。特に、本発明は、耐火性ウォールライニング(wall lining)用 の冷却部の配置に関するものである。 高温で操作される炉は、金属の溶融等、多くの様々なプロセスにおいて使用さ れる。ほとんどの炉は、金属材料(大抵、スチールである)から作られた外殻か ら構築されている。外殻は、耐火性のレンガの単層でライニングされ、炉の内部 の極高温から外殻を隔離し、さらに炉内の非常に高温の材料が外殻と接触しない ようにする。耐火性ライニングは、炉の再ライニングに伴うかなりの停止時間を 最小限にするために、寿命が長くなければならない。 耐火性ライニングは、通常、炉の内容物に全く反応性を有さない材料から作製 される。しかしながら、耐火性ライニングの浸蝕及び破壊が起こり、ライニング の浸蝕及び破壊の割合はライニングの加熱面の温度(即ち、炉の内部にさらされ たライニング面)が上昇するに従って増加することが知られている。したがって 、耐火性ライニングの寿命を延ばすためにライニングの加熱面の温度を下げる試 みが数多くなされてきた。 加熱面温度を下げるのに使用される構成の一つとしては、耐火性ライニングに 水冷回路を設備するものがある。水が冷却回路を流れると、水が耐火性ライニン グから熱を奪い、ライニングの加熱面温度を下げるように作用する。このような 構成は、ライニングの温度を十分下げるように作用するが、ライニング内に水冷 回路を使用することを伴う。冷却回路からの水の漏洩は、炉中への浸出の可能性 を秘め、耐火物が爆発した り水和したりする可能性がある。これは非常に危険な状況であり、現在、耐火性 ライニングの内部を水で冷却することは避けるべきであると考えられている。 工業的に適用されている他の方法は、炉壁を通ってライニング中へと至る熱伝 導性の高い固体冷却部材を配置することを含むものである。この固体冷却部材の 外側部分は耐火性ライニングの外側に残っている。炉の外側に位置する冷却部材 の当該部分は水冷回路によって冷却される。したがって、水冷回路中で漏れが生 じても、水は炉の高温内容物と接触できないため、水和反応は起こらず、爆発の 危険性が減少する。固体冷却部材は、通常、相互に約0.5m程度離間されて配 置されている。このため、耐火性ライニング中で大きな温度勾配が生じる。ライ ニング中の高温領域は比較的より低い温度の領域に比べて非常により迅速に損耗 し、ライニングの損耗具合が非常に不均一である。さらに、ライニング中の大き な温度勾配は耐火性ライニング中に大きな熱応力を引き起こす。 英国特許番号1,585,155号には、炉の内部に面する耐火性材料の暴露 内層を含む複合ライニングを備えたアーク炉(arc-furnace)が記載される。内層 を裏打ちする耐火性材料の外層が備えられ、この耐火性材料の外層は内層と熱的 に接触している。外層は、内層より熱伝導性の高い材料から作製される。外層は 、炉のケーシングと接し、周辺に、またはより一般的には、強制循環される空気 若しくは水である冷却媒体に、熱を逃がす。この耐火性ライニングの複合的な構 造は、側壁を通じた熱の流れを増加させ、これにより耐火物の損耗程度を抑制す るように作用する。この構造は炉中に収納されるべき複合耐火性壁構造を必要と するという欠点を有する。さらに、耐火性ライニングの外層は熱伝導性の高い耐 火性材料から作製されていると記載されているが、このような耐火性材料の伝導 性は比較的低いため、炉から除去できる熱量が制限さ れてしまう。複合ライニングはまた、高価であり、反応性を有する。 ハッチ アソシエーツ リミテッド(Hatch Associates Limited)に譲渡された 米国特許番号3,849,587号には、高温炉における耐火性ライニングの腐 食及び貫通に対するさらなる解決法が記載される。この特許には、炉壁を通って ライニング中へと至る熱伝導性の高い固体冷却部材を配置することによる、高温 で作動する炉の耐火性ライニングの保護が開示されている。この固体冷却部材の 外側部分は耐火性ライニングの外側に残っている。ライニング中に埋封された冷 却部材は、炉中に水が漏れることを防止するために、炉のライニング中に位置し た部分には、水冷流路を実質的に持たない。炉の外側に位置する冷却部材部分は 、通常、水冷流路によって冷却される。冷却部材の長さ、断面積、間隔及び材料 は、冷却部材の溶融を防止し、ライニングの浸蝕を制限するのに十分な熱をライ ニングから伝導するように、選択されている。 ライニング中へと挿入される冷却部材は銅から作製されることが好ましい。上 記特許に記載される冷却部材は、直径が大きい、具体的には、約4インチ(10 0mm)の直径であり、各部材は相互に比較的大きな距離をもって離間されてい る。このため、耐火性ライニングの加熱面を横切る温度勾配が形成され、このよ うな温度勾配に関連する不均一な損耗の発生および熱応力の発生があった。 本発明は、上記従来技術の1つまたはそれ以上の欠点を克服するまたは少なく とも改善する耐火性ライニングを提供するものである。 第一の観点によると、本発明は、外殻およびこの外殻に連結された外部冷却液 源を有する炉に適用されるライニングであって、上記ライニングは前記外殻に隣 接する耐火性ライニングを有し、上記耐火性ライニングは炉の稼働中高温にさら される加熱面を有し、上記耐火性ライニングは高熱伝導性材料の複数のエレメン トを含み、前記エレメントは前記加 熱面に向って耐火性ライニング中へと延長され、各エレメントは加熱面に近接し て位置するエレメント末端から炉の外殻へと至る連続した熱伝導路をそれぞれ形 成し、また前記エレメントは、当該エレメント付近の炉の加熱面を横切る実質的 に均一な温度を提供できるように耐火性ライニング中に分散配置されていること を特徴とするライニングを提供する。 この際、「実質的に均一な温度」とは、加熱面を横切る温度が100℃を超え て変化することはないことを意味するものである。好ましくは、加熱面を横切る 温度が50℃を超えて変化しない。 複数のエレメントは、目的とする加熱面を横切る均一な温度を得るために、ウ ォールライニング(wall lining)の実質的全体にわたり存在していてもよい。ま たは、複数のエレメントが、炉中におけるホットスポット(hot spot)により密 集するようにウォールライニング(wall lining)中に配置されてもよい。同様に 、炉中の比較的冷たい部位は比較的より少ない数のエレメントを有していてもよ く、この場合は、エレメントを炉の全ての部位には存在させないということが可 能である。これは、このような複数のエレメントの不存在下において、炉の設計 上および操作上から、炉内で顕著なホットスポット及びコールドスポットが発生 しする場合に特にあてはまり、このような場合、炉の比較的冷たい領域では、上 記のごとき複数のエレメントによる熱の更なる抽出は必要はないと考えられるた めである。 本発明の炉ライニングは、実質的に均一な温度が、エレメント群付近の炉の加 熱面を横切って得られることを保証するように用いられ得る。あるいはまた、ラ イニングを、実質的に均一な温度が炉の全加熱面を横切って得られるように設計 され得る。これは、望ましくない温度勾配が加熱面上に形成されないため、好ま しい。いずれの場合でも、実質的に均一な温度は、耐火性ライニングの破壊およ び/または浸蝕速度が許容 できないような高い割合で起こるような温度を下回る。このような複数のエレメ ントの不存在下においては、顕著なホット及びコールドスポットが生じるような 炉では、当該エレメントは加熱スポット内またはその付近でのみ必要であると考 えられる。 好ましくは、前記高熱伝導性材料は金属または金属合金である。銅が特に好ま しい。 本発明の好ましい実施態様においては、高熱伝導性材料よりなる複数のエレメ ントは、加熱面に向って耐火性ライニング中へと延長されるが、加熱面まで延長 されるほどには長くはない。これによって、エレメント末端が耐火性層で加熱面 と分離され、これにより壁を通しての熱溶融(heat flux)を減少し、炉の稼働中 におけて加熱面が被る非常に高い温度からエレメントを絶縁するように作用する 。このようにして、エレメントを保護し、エレメントの劣化及びエレメントの熱 による損傷の可能性を抑制する。 炉の外殻の内壁から耐火性ライニング中へと伸長された複数の高熱伝導性材料 エレメントは、加熱面に近接したエレメント末端から外殻まで連続した熱伝導路 を形成する。熱は、エレメントに沿って外殻へと伝達される。炉壁から熱を除去 するために、外部冷却回路が外殻に連結され得る。したがって、複数のエレメン トは、炉から熱を除去するのを補助し、耐火性ライニングの加熱面を、耐火性ラ イニングの長い寿命を許容する温度に維持されることを可能とする。複数のエレ メントは、加熱面がエレメントの付近で実質的に均一な温度を有するように耐火 性ライニングにわたって分散配置される。これにより、炉内のホットスポットの 形成が防止され、耐火性層における熱応力の形成が抑制され、さらに加熱面で安 定した条件が得られる。この点に関して、ライニング全体にわたって大きく離間 配置される比較的大きな冷却体を用いた、米国特許番 号3,849,587号に記載された炉では、上記したような望ましい条件が得 られないことに留意すべきである。 高熱伝導性材料エレメントは、金属の線条またはロッドとして形成されればよ く、銅が好ましい金属として選択される。ロッドまたは線条の直径は、数分の1 mmから25mmまでの範囲である。それを超える直径は、耐火性ライニングの 加熱面を横切る実質的に均一な温度は維持されるが、炉から目的とする熱を除去 することが難しくなるため、好ましくない。 あるいはまた、エレメントは、溶融金属を耐火性レンガ中に注入し、溶融金属 を固化させることによって形成してもよい。耐火性レンガに溶融金属に注入する 際には、溶融金属を耐火性レンガの開孔部に沿ってレンガ中に移す。溶融金属を 固化させると、レンガを一方の面からレンガ内部へと延長された金属の固形体が 形成され、これらの金属固形体は、レンガが炉をライニングするために使用され た際、複数の高熱伝導性材料エレメントとして作用する。注入する溶融金属に接 したレンガ面は、炉の外殻の内壁に隣接配置されるレンガ面になると考えられる 。また、溶融金属は、耐火性層が当該金属と炉の加熱面との間に残存するように レンガの途中までに注入する必要がある。 本発明のウォールライニングは、ライニングの内部冷却を必要とせずに耐火性 ライニングの冷却を可能にする。複数のエレメントは炉の外殻に熱を伝導し、外 部の冷却回路が外殻から熱を除くことができる。外部の冷却回路は強制または自 然対流式の空冷装置であっても良いが、より好ましくは、水冷回路であり得る。 例えば、外殻はウォータージャケットに囲繞され得るが、他の水冷装置を使用す ることも可能である。 複数のエレメントは、外殻へと至る熱伝導用の連続した流路を提供する。また 、これにより、耐火性ライニングからの熱伝達に対する接触抵 抗を最小限にすることができる。本発明のウォールライニングがより高い全体的 に有効な熱伝導性を発揮するため、幾つかの公知の文献に記載される複合ライニ ングよりも効果的な熱伝達が得られる。 一実施態様によると、複数のエレメントは外殻に一体形成される。他の実施態 様によると、複数のエレメントは外殻に接着されるまたは固定されてもよい。 本発明のウォールライニングは、既存の炉に再取付け(retro-fit)することも 、あるいはまた、新規な炉の一部として設計されてもよい。既存の炉に再取付け する場合には、炉の構造を弱くする可能性があるが、複数のエレメントを、炉を 貫通して耐火性ライニング中へと至り穿孔された穴中に挿入してもよい。より好 ましくは、耐火性ライニングの取換えが必要とされた際に同時に、当該ウォール ライニングを取付けることが望ましい。炉をライニングするための金属を注入し た耐火性レンガを用いることによって、またはロッドまたは線を予め装着した耐 火性レンガを用いることによって、上記したような時期に、当該ライニングが取 付けられ得る。 本発明はまた、炉に耐火性レンガを全く用いずに耐火性ライニングを取り付け ることを可能とするものである。 別の観点によると、本発明は、以下よりなる、外殻を含む炉を耐火性ライニン グでライニングする方法を提供するものである: 複数の高熱伝導性材料エレメントよりなる列が、外殻と熱的に接触するよう に、当該エレメント列を外殻の内壁に固定し、さらに 外殻の内壁に、耐火物含有材料を適用して内壁に被覆層を形成する。 前記耐火物含有材料は、実質的に乾燥した状態でまたはスラリー若しくはペー ストの形態で適用されることができる。 前記耐火物含有材料は、耐火性材料及び複合耐火性ライニングが形成 されるような1つ若しくはそれ以上の成分を含んでいても、あるいは耐火物含有 材料は、耐火性材料のみを純粋に含んでいてもよい。 耐火性ライニングは、独立した耐火物含有材料の層と、耐火物を含有しない若 しくは耐火物を低含量で含む材料の層とを、所望の任意の順序で、順次適用する ことによって形成される、複合ライニングであってもよい。 耐火物含有材料のスラリーまたはペーストを用いる際には、第一の薄膜を適用 し硬化させた後、スラリーまたはペーストの1つまたはそれ以上の被膜をさらに 適用する一連の段階で、耐火物ないしペーストを内壁に適用する必要がある。こ の耐火性ライニングの段階付着は厚い耐火性ライニングが必要である際に必要で あり、厚いライニングを単回の塗布で形成しようとすると、ライニングが乾燥し たり亀裂が発生したりする困難があると考えられるためである。 最終的に完成される耐火性ライニングは、エレメント列を十分カバーするのに 十分な厚みを有するものでなければならない。これにより、エレメント末端と炉 の加熱面との間に、炉の使用中にエレメントの溶融を防止するように作用する、 断熱性耐火性材料層を形成できる。 耐火物含有材料は、当業者に既知の適当な方法によって内壁に適用することが できる。例えば、耐火物含有材料は、噴霧、ガンまたはこて塗りによって適用さ れる。本発明は、炉の内壁に多価物含有材料を適用するすべての方法を含むもの であると解されるべきである。 スラリーまたはペーストを使用する際には、スラリーまたはペーストは硬化す るまでの間、内壁上における適用された位置にとどまることを十分可能とする濃 さないし粘度を有するものでなければならない。この目的を達成するのに必要と されるスラリーまたはペーストの粘度は、基礎的試行によって容易に求めること ができる。 エレメント列は、好ましくは、金属エレメント列からなる。一実施態様による と、エレメント列は、銅金網であって、この網上の交点に取り付けられ網面に対 して実質的に直角に伸びる別の銅線群を有する銅金網からなる。網を炉の外殻の 内壁に固定する際には、網上に取り付けられた前記銅線群は、通常、炉内に内側 に向かって伸びる。炉を使用する際には、これらの銅線は、線の末端から、外殻 と接する外部冷却液源へと至る連続した熱伝導路を形成する冷却エレメントとし て作用し、そしてこの冷却エレメントは炉から熱を除去することを補助する。 他の実施態様によると、外殻の内壁へのエレメント列を固定する段階は、外殻 の内壁とエレメント列とを一体形成することからなる。または、このエレメント 列は外殻の内壁状に溶融金属をキャストすることによって形成されるものであっ てもよい。 好ましくは、エレメント列は、実質的に均一な温度が炉の稼働中にエレメント の付近の炉の加熱面にわたって得られるように配置される。 炉の耐火性ライニングの全加熱面を横切って実質的に均一な温度が望ままれる または必要である際には、ウォールライニング全体にわたる高熱伝導性材料エレ メントの不均一な分布が必要となると思われる。例えば、稼働する炉の既知のホ ットスポットに位置するエレメントの数を増加させ、これに比例して、炉のより 冷たい領域と比較して、1m2当たりの熱をより多量に除去するようにするもの である。 以下、図面を参照して、本発明の好適な実施態様をより詳細に説明する。 図1は本発明に係る炉のウォールライニングの断面図である。 図2はウォールライニングを通る温度特性のプロットである。 図3は本発明に従い設計された冷却エレメントの断面図である。 図4は図3の冷却エレメント設計を組み入れた試験プラントの構成を 示す概略図である。 図5はプラント試験から得られた冷却エレメントを通しての温度特性のプロッ トある。 図6はプラント試験の間における加熱面熱伝達係数の時間変化のプロットであ る。 図1において、炉の壁10は外殻12を含んでいる。外殻は通常スチールで出 来ている。炉は耐火性のライニング14を含んでいる。加熱面16は炉の内部で 発生する激しい温度にさらされる。ウォールライニングは、外殻12と熱的に接 触し、かつ耐火性ライニング14の中へと至るまで伸長された複数の銅ロッドま たは線18を含んでいる。図1からわかるように、銅ロッド18は耐火性ライニ ング14を貫通しておらず加熱面16からある距離だけ離れた所で終っている。 これは銅ロッド18の端部と加熱面16との間に耐火性物質の層が位置するのを 保証し、この耐火性物質の層によってロッドは炉内の高温から遮断され、これに よってロッドの劣化やロッドに対する熱的損傷が防止される。 炉の稼働中、熱は加熱面16から耐火性ライニング14を介して銅ロッド18 へ伝達される。ロッドは外殻12と熱的に接触しており熱を迅速に外殻へ伝達す る働きをする。続いて、冷却ジャケット22を通過する冷却水20が、外殻から 熱を取り除く。 加熱面を横切ってほぼ均一な熱勾配を提供するため銅ロッド18は耐火性ライ ニングじゅうに分散配置されている。好ましくは、前記壁を通っての本質的に一 次元的な熱移動がもたらされるように配置されている。これによって加熱面は非 常に均一に冷却され、加熱面の不規則な損耗をもたらす従来技術設計にはっきり 表われている壁のホットスポットが有効に除去される。一次元的な熱伝達がより 効率的であること、つまり同じ熱束を取り除くのに必要な高伝導率物質がより低 度のもので済むこと が示されている。 ウォールライニングの目的は、加熱面での耐火温度をある特定温度(腐蝕反応 が止むかまたはプロセス材料の固結(freezing)が起こるかどちらか一方の温度) にまで下げることである。炉の熱損失(壁を通過する熱束)を最小にしつつこれ を達成するように冷却器を設計しなければならない。図1の壁を通過する熱束Q (W/m2)は、次式によって計算できる。 ここで、Tfは炉の温度(℃)、Tcは冷却液の温度(℃)、RTOTは壁断面の全 熱抵抗(m2K/W)である。したがって、耐熱温度および熱束を制御するため には壁断面の熱抵抗を変えなければならない。全熱抵抗は、各物質層の伝導抵抗 と加熱面および冷却面における対流抵抗との和である。しかしながら、対流抵抗 は不変か取るに足らないかのどちらかであるため、熱の流れは実際のエレメント の伝導抵抗の値によって制御できるのみである。熱伝導抵抗RCOND(m2K/W )は、次式として与えられる。 ここで、Lは層の厚さ(m)、λは物質の熱伝達率(W/mK)である。図1に おける物質層の伝達率および厚さを変えることによって、耐熱温度および熱束の 制御が可能となる。壁断面の全体にわたる温度特性は式1を使って各熱抵抗を別 々に求めることによって容易に計算することができる。上記したように均一な高 伝導率の物質層を用いるとき一次元的 な熱伝達が生成されるので、エレメントは最も効率的であり設計手順は最も正確 である。しかしながら、本方法は不均一な壁の層群にもまずまずの精度でもって 適用することができる。 前記手順に基づく熱抵抗モデルは、図1に示す形態の耐火性冷却器における温 度分布を予測する実験研究に用いられている。図2に、直径20mmの銅ロッド を60mm間隔で配置した場合についての実験結果とモデル結果を示してある。 モデルは温度特性および熱束のまずまず正確な予測を出しており(実験値24. 0kw/m2、モデル21.2kw/m2)、このことはエレメント設計に対する 本アプローチの有効性を示している。 したがって、本発明は、従来技術設計では得られない比較的簡単だがしかし厳 密な設計手順をも提供する。 図3は本発明に係る冷却エレメント30の断面図である。このエレメントは、 銅ベースプレート32を銅ロッド34と一体鋳造してなるエレメント本体から構 成されている。ベースプレート32には外部ウォータージャケット36が、例え ばキャップねじ38でボルト止めされている。ポリテトラフルオロエチレン製ガ スケット40は、ベースプレート32とウォータージャケット36との間の液密 なシールを提供し、水流路42からの水の漏洩を防止するのに用いられる。ロッ ド34の回りには耐火物44がキャストされ壁を形成している。図3からわかる ように、耐火物44はベースプレート32から銅ロッド34の端部の少し先に至 るまで延長されている。 この冷却エレメント設計の主な特徴は、外部ウォータージャケット、接近した 間隔をもって離間配置された銅ロッド群、および壁を形成するための鋳造可能な 耐火物の使用である。外部ウォータージャケットによって、炉内への有害な水漏 れの可能性が有効に除去される。隣接する銅 ロッド間の小さなピッチ(60mm)は、従来の冷却エレメントにはっきり表わ れている加熱面に垂直な温度勾配を大いに低減するはずである。これによって壁 の冷却はより一層均一に行われるはずであり、加熱面の損耗もより均一に生ずる ことになる。鋳造可能な耐火物の使用は、耐火煉瓦の間に一般に生じるエアギャ ップに帰因する熱抵抗を低減するはずである。これらすべての要因はより効率的 な冷却システムに寄与するはずである。 図3に示す冷却エレメントを用いて冷却エレメント設計のプラント試験を行っ た。プラント試験で用いた構成は図4に示されている。冷却エレメント30は、 炉の固定ルーフ50に取り付けた。このルーフは炉の最も穏やかな状態(つまり 、比較的低温であってスラグ浸蝕(slag washing)のない)にさらされており、こ の試験には最もふさわしいと考えた。冷却エレメント30は支持ブラケット52 、54によって支持ビーム(図示せず)から懸架し、当該冷却エレメントの表面 を炉の加熱面56と同一平面に位置させた。冷却エレメント30には水の流量を 計測するロタメータ60と水の流量を制御するバルブ62とを含む水入口58を 取り付けた。冷却水は冷却エレメントから冷却水出口ライン64を介して流出す る。入口と出口の水温を測定するためタイプKの浸漬熱電対(Type K immersion thermocouple)65、66をそれぞれ水ジャケットに接続した。冷却エレメント 内部の温度特性を測定するため24個の熱電対を配置した。これら熱電対の出力 (図では68で概略的に示されている)は、5分毎に読取り値の記録を出すデー タロッガー70に接続されている。 この新しい冷却エレメントはプラント試験において良好に働くことがわかった 。図5は炉の安定稼働期間中に記録された加熱面から冷却面までのエレメント内 の温度特性の一例を示している。図5には2つの異な る特性(銅と耐火物)が示されている。銅に関する特性は、冷却面から、耐火物 中の銅ロッドの中心を通過して、ロッドの先端を越えて加熱面に至るまで取られ ている。耐火物に関する特性は、隣接するロッドの間の中間において耐火物を通 過し、加熱面に至るまで測定された。固形状の銅プレート内(0〜80mm)の 温度勾配は0.2℃/mmと非常に低い。温度勾配は銅ロッド内(80〜300 mm)において0.7℃/mmまで増加する。これはまだ比較的低い勾配であっ てロッドの先端は216℃に達するすぎない。ロッド先端が低温度であることは 外部水ジャケットが内部の銅ロッドを効果的に冷却できたことを示している。ロ ッド内の温度勾配は直線的であって熱伝達がロッドに沿ってほぼ一次元的である ことを示している。ロッドに隣接する耐火物における温度は、冷却面から約25 mmの距離までは銅の温度と同じようである。しかしながら、銅ロッドの先端に 向かって(冷却面から225〜305mm)、耐火物の温度は同じ深さにおいて 銅の温度よりも顕著に高い。これは、銅と耐火物の間で、エレメントにおける多 次元的な熱伝達と温度勾配が存在することを示している。これらの勾配は、銅と 耐火物の間の伝達率の大きな差によってロッドの先端に生じる不均一な冷却(1 次元的でない)に帰因する。上記したように、耐火物温度が高くなるほど損耗が 増大するため、これら不均一な温度勾配は最小にすることが望ましい。しかしな がら、エレメント断面の残りの部分全体を通しての温度、および最も重要である 加熱面の温度は、両特性からしてかなり似ている。このことは、新しいエレメン ト設計がロッド先端の周辺部から離れた全ての領域において壁をかなり均一に冷 却するのに効果的であることを示している。 図7において銅ロッドの先端から加熱面に至るまでの耐火物を通る(305〜 330mm)温度勾配は銅ロッドおよび耐火物を通る(80 〜305mm)それらよりもかなり高い。この勾配はほぼ直線的であって、銅ロ ッド間の中間位置の耐火物の場合の11℃/mmから銅ロッドの軸線に沿った位 置の耐火物の場合の17℃/mmに及んでおり、加熱面で752℃に達している 。加熱面近傍の高い温度勾配は、薄い厚さ(25mm)の耐火物がその低い伝達 率のため奏する大きな断熱効果を示している。加熱面上のこの耐火物層は、高い 炉温度から銅ロッドを保護し、エレメントを通過する熱束を制限する。 固結したプロセス材料の付着層が、プラント試験中に冷却エレメントの加熱面 に形成された。付着層はさらに付加的な熱抵抗をもたらしこれによって冷却水に より取り除かれる熱がかなり低減した。加熱面の熱伝達係数も同様の影響を受け た(図6に示すように)が、それは付着層の熱抵抗が計算による熱伝達係数に組 み入れられたからである。図6に示す偏差のいくつかは不規則な炉の稼働や付着 層の過渡的性質によるものであるが、しかし付着層堆積の効果は熱伝達係数のゆ るやかな減少にはっきりと見ることができる。熱伝達係数は約50〜60W/m2 Kの初期値からほとんどゼロまで下がった。また、加熱面の温度(エレメント の端部における)も付着層の断熱効果のため700℃から100℃未満に下がっ た。付着層の厚さは、大きいタイプKの熱電対をエレメントのそばで付着層の中 に押し込むことによって、250mmと椎定された。どんな付着層の大きさおよ び安定性も冷却の程度だけでなく炉の内部状態やプロセス材料の特性にかかって いる。付着層の堆積は耐火物の保護を提供する助けとなる。 当業者であれば本発明に上記した具体的記載以外の変更や修正を加え得ること はわかるであろう。本発明が当該発明の精神と範囲内にあるそうしたすべての変 更や修正を含むことは当然である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月26日 【補正内容】 請求の範囲 1. 外殻とこの外殻に接続された外部冷却液源とを有する炉に用いられるウォ ールライニングであって、上記ライニングは前記外殻に隣接する耐火性ライニン グを有し、上記耐火性ライニングは炉の稼働中高温にさらされる加熱面を有し、 上記耐火性ライニングは高熱伝導性材料の複数のエレメントを含み、前記エレメ ントは前記加熱面に向って耐火性ライニング中へと延長され、各エレメントは加 熱面に近接して位置するエレメント末端から炉の外殻へと至る連続した熱伝導路 をそれぞれ形成し、また前記複数のエレメントは、炉の稼働の間、当該エレメン ト付近の炉の加熱面を横切る実質的に均一な温度を提供できるように耐火性ライ ニング中に分散し離間して配置されていることを特徴とするウォールライニング 。 2. 前記した実質的に均一な温度が、炉の加熱面全体を横切って得られるもの である請求の範囲第1項に記載の炉用ウォールライニング。 3. 前記エレメントが炉のホットスポット群において比較的集中し、炉のより 冷たい部位においては比較的少ない数となるように、前記複数のエレメントを配 置するものである請求の範囲第2項に記載の炉用ウォールライニング。 4. 高熱伝導性材料の前記複数のエレメントが、炉の加熱面に向って耐火性ラ イニング中へと延長されているが、該耐火性ライニングを貫通するまで延長され たものではないものである請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の炉用ウ ォールライニング。 5. 前記高熱伝導性材料が金属または金属合金である請求の範囲第1項〜第4 項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 6. 前記金属または金属合金が銅である請求の範囲第5項に記載の炉 用ウォールライニング。 7. 高熱伝導性材料の前記エレメントが金属線条または金属ロッドからなるも のである請求の範囲第5項に記載の炉用ウォールライニング。 8. 前記金属線条または金属ロッドが25mm以下の直径を有するものである 請求の範囲第7項に記載の炉用ウォールライニング。 9. 高熱伝導性材料の前記のエレメントが、耐火煉瓦に溶融金属を注入しそし てこの溶融金属を固化させることにより形成されるものである請求の範囲第1項 〜第6項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 10. 前記溶融金属が耐火煉瓦中に途中深さまでのみ注入されるものである請 求の範囲第9項に記載の炉用ウォールライニング。 11. 前記複数のエレメントが前記外殻と一体形成されるものである請求の範 囲第1項〜第8項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 12. 前記複数のエレメントが前記外殻に取付けないし固定されるものである 請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 13. 前記複数のエレメントが前記ウォールライニングの実質的に全体にわた って存在するものである請求の範囲第2項に記載の炉用ウォールライニング。 14. 前記複数のエレメントが炉のホットスポットにあたる部分により密集す るように設けられている範囲第1項〜第12項のいずれかに記載の炉用ウォール ライニング。 15. 炉をウォールライニングでライニングする方法であって、前記ライニン グは、高熱伝導性材料の複数のエレメントを有する耐火性ライニングよりなり、 前記エレメントは前記ライニングの外殻から耐火性ライニングの内部に至り延長 されたものであり、また前記方法は: (a) ウォールライニングのある加熱面で所望の温度を得るのに必要 とされるウォールライニングを通過する熱束を算出し、 (b) 前記(a)段階において算出された熱束を得るのに必要とされるウォー ルライニングの肉厚および熱伝導度を決定し、 (c) 前記熱伝導度を得るのに必要とされる前記ウォールライニングにおける 前記複数のエレメントの位置および離間間隔を決定し、そして (d) 前記エレメント群が前記外殻と熱的に接触し、かつ前記ウォールライニ ングが炉の稼働時において炉の加熱面を横切る実質的に均一な温度を提供できる ものとして、前記ウォールライニングを前記炉に適用するものである ことを特徴とする炉をウォールライニングでライニングする方法。 16. 前記エレメントが炉のホットスポット群において比較的集中し、炉のよ り冷たい部位においては比較的少ない数とされるものである請求の範囲第15項 に記載の方法。 17. 前記熱束が以下の式から算出されたものである請求の範囲第15項また は第16項に記載の方法。 (式中、Qは熱束、Tfは炉の温度、Tcは外殻を冷却するのに用いる冷却液の温 度、RTOTは壁断面の全熱抵抗であり、またこの壁断面の全熱抵抗RTOTは、次式 によって近似される。 (式中、Lはウォールライニングの厚さ(m)、λはウォールライニングの熱伝 達率である。)) 18. 前記エレメントよりなる列を、当該エレメントが前記炉の外殻と熱的に 接触するように、外殻の内壁に固定し、さらに外殻の内壁に耐火物含有材料を適 用して、内壁上に被覆層を形成することをさらに有することを特徴とする請求の 範囲第15項〜第17項のいずれかに記載の方法。 19. 耐火性ライニングが前記エレメントの列を完全に覆うのに十分な厚さを 有するものである請求の範囲第18項に記載の方法。 20. 前記エレメントの列を固定する段階が、外殻の内壁に銅金網を固定する ことでなり、かつ前記銅金網がこの網上の交点に取り付けられ網面に対して実質 的に直角に伸びる別の銅線群を有することを特徴とする請求の範囲第18項また は第19項に記載の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月21日 【補正内容】 英国特許番号1,585,155号には、炉の内部に面する耐火性材料の暴露 内層を含む複合ライニングを備えたアーク炉(arc-furnace)が記載される。内層 を裏打ちする耐火性材料の外層が備えられ、この耐火性材料の外層は内層と熱的 に接触している。外層は、内層より熱伝導性の高い材料から作製される。外層は 、炉のケーシングと接し、周辺に、またはより一般的には、強制循環される空気 若しくは水である冷却媒体に、熱を逃がす。この耐火性ライニングの複合的な構 造は、側壁を通じた熱の流れを増加させ、これにより耐火物の損耗程度を抑制す るように作用する。この構造は炉中に収納されるべき複合耐火性壁構造を必要と するという欠点を有する。さらに、耐火性ライニングの外層は熱伝導性の高い耐 火性材料から作製されていると記載されているが、このようなこの特許には、炉 壁を通ってライニング中へと至る熱伝導性の高い固体冷却部材を配置することに よる、高温で作動する炉の耐火性ライニングの保護が開示されている。この固体 冷却部材の外側部分は耐火性ライニングの外側に残っている。ライニング中に埋 封された冷却部材は、炉中に水が漏れることを防止するために、炉のライニング 中に位置した部分には、水冷流路を実質的に持たない。炉の外側に位置する冷却 部材部分は、通常、水冷流路によって冷却される。冷却部材の長さ、断面積、間 隔及び材料は、冷却部材の溶融を防止し、ライニングの浸蝕を制限するのに十分 な熱をライニングから伝導するように、選択されている。 ライニング中にへと挿入される冷却部材は銅から作製されることが好ましい。 上記特許に記載される冷却部材は、直径が大きい、具体的には、約4インチ(1 00mm)の直径であり、各部材は相互に比較的大きな距離をもって離間されて いる。このため、耐火性ライニングの加熱面を横切る温度勾配が形成され、この ような温度勾配に関連する不均一な損耗の発生および熱応力の発生があった。 本発明は、上記従来技術の1つまたはそれ以上の欠点を克服するまたは少なく とも改善する耐火性ライニングを提供するものである。 第一の観点によると、本発明は、外殻およびこの外殻に連結された外部冷却液 源を有する炉に適用されるライニングであって、上記ライニングは前記外殻に隣 接する耐火性ライニングを有し、上記耐火性ライニングは炉の稼働中高温にさら される加熱面を有し、上記耐火性ライニングは高熱伝導性材料の複数のエレメン トを含み、前記エレメントは前記加熱面に向って耐火性ライニング中へと延長さ れ、各エレメントは加熱面に近接して位置するエレメント末端から炉の外殻へと 至る連続した熱伝導路をそれぞれ形成し、また前記複数のエレメントは、炉の稼 働時において、当該エレメント付近の炉の加熱面を横切る実質的に均一な温度を 提洪できるように耐火性ライニング中に分散しかつ離間して配置されていること を特徴とするライニングを提供する。 この際、「実質的に均一な温度」とは、加熱面を横切る温度が100℃を超え て変化することはないことを意味するものである。好ましくは、加熱面を横切る 温度が50℃を超えて変化しない。 複数のエレメントは、目的とする加熱面を横切る均一な温度を得るために、ウ ォールライニング(wall lining)の実質的全体にわたり存在していてもよい。 本発明のウォールライニングは、ライニングの内部冷却を必要とせずに耐火性 ライニングの冷却を可能にする。複数のエレメントは炉の外殻に熱を伝導し、外 部の冷却回路が外殻から熱を除くことができる。外部の冷却回路は強制または自 然対流式の空冷装置であっても良いが、より好ましくは、水冷回路であり得る。 例えば、外殻はウォータージャケットに囲繞され得るが、他の水冷装置を使用す ることも可能である。 複数のエレメントは、外殻へと至る熱伝導用の連続した流路を提供する。また 、これにより、耐火性ライニングからの熱伝達に対する接触抵抗を最小限にする ことができる。本発明のウォールライニングがより高い全体的に有効な熱伝導性 を発揮するため、幾つかの公知の文献に記載される複合ライニングよりも効果的 な熱伝達が得られる。 一実施態様によると、複数のエレメントは外殻に一体形成される。他の実施態 様によると、複数のエレメントは外殻に接着されるまたは固定されてもよい。 本発明のウォールライニングは、既存の炉に再取付け(retro-fit)することも 、あるいはまた、新規な炉の一部として設計されてもよい。既存の炉に再取付け する場合には、炉の構造を弱くする可能性があるが、複数のエレメントを、炉を 貫通して耐火性ライニング中へと至り穿孔された穴中に挿入してもよい。より好 ましくは、耐火性ライニングの取換えが必要とされた際に同時に、当該ウォール ライニングを取付けることが望ましい。炉をライニングするための金属を注入し た耐火性レンガを用いることによって、またはロッドまたは線を予め装着した耐 火性レンガを用いることによって、上記したような時期に、当該ライニングが取 付けられ得る。 別の観点によると、本発明は、炉をウォールライニングでライニングする方法 であって、前記ライニングは、このライニングの外殻から耐火 性ライニングの内部に至り延長された、高熱伝導性材料の複数のエレメントを有 する耐火性ライニングよりなるものであって、また前記方法は: (a) ウォールライニングのある加熱面で所望の温度を得るのに必要とされる ウォールライニングを通過する熱束を算出し、 (b) 前記(a)段階において算出された熱束を得るのに必要とされるウォー ルライニングの肉厚および熱伝導度を決定し、 (c) 前記熱伝導度を得るのに必要とされる前記ウォールライニングにおける 前記複数のエレメントの位置および離間間隔を決定し、そして (d) 前記エレメント群が前記外殻と熱的に接触し、かつ前記ウォールライニ ングが炉の稼働時において炉の加熱面を横切る実質的に均一な温度を提供できる ものとして、前記ウォールライニングを前記炉に適用するものである ことを特徴とする方法を提洪するものである。 本発明はまた、炉に耐火性レンガを全く用いずに耐火性ライニングを取り付け ることを可能とするものである。 別の観点によると、本発明は、以下よりなる、外殻を含む炉を耐火性ライニン グでライニングする方法を提供するものである: 複数の高熱伝導性材料エレメントよりなる列が、外殻と熱的に接触するよう に、当該エレメント列を外殻の内壁に固定し、さらに
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UG, US,UZ,VN (72)発明者 グレイ,ネイル,ブーン オーストラリア国,3104 ビクトリア州, ノース バルウィン,デムプスター アヴ ェニュー 35 (72)発明者 ハリス,ジョナサン,アラン オーストラリア国,4811 クイーンズラン ド州,タウンズビル,メカニカル エンジ ニアリング デパートメント,ジェームズ クック ユニヴァーシティ オブ クイ ーンズランド (番地なし) (72)発明者 レゲット,アンソニー,レグナー オーストラリア国,3057 ビクトリア州, イースト ブルンスウィック,ウェストン ストリート 139,ユニット 4 (72)発明者 エリオット,バリー,ジョン オーストラリア国,6430 ウェスタンオー ストラリア州,カルグーリ,ラビッシュ プレース 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 外殻とこの外殻に接続された外部冷却液源とを有する炉に用いられるウォ ールライニングであって、上記ライニングは前記外殻に隣接する耐火性ライニン グを有し、上記耐火性ライニングは炉の稼働中高温にさらされる加熱面を有し、 上記耐火性ライニングは高熱伝導性材料の複数のエレメントを含み、前記エレメ ントは前記加熱面に向って耐火性ライニング中へと延長され、各エレメントは加 熱面に近接して位置するエレメント末端から炉の外殻へと至る連続した熱伝導路 をそれぞれ形成し、また前記エレメントは、当該エレメント付近の炉の加熱面を 横切る実質的に均一な温度を提供できるように耐火性ライニング中に分散配置さ れていることを特徴とするウォールライニング。 2. 高熱伝導性材料の前記複数のエレメントが、炉の加熱面に向って耐火性ラ イニング中へと延長されているが、該耐火性ライニングを貫通するまで延長され たものではないものである請求の範囲第1項に記載の炉用ウォールライニング。 3. 前記高熱伝導性材料が金属または金属合金である請求の範囲第1項または 第2項に記載の炉用ウォールライニング。 4. 前記金属または金属合金が銅である請求の範囲第3項に記載の炉用ウォー ルライニング。 5. 高熱伝導性材料の前記エレメントが金属線条または金属ロッドからなるも のである請求の範囲第3項に記載の炉用ウォールライニング。 6. 前記金属線条または金属ロッドが25mm以下の直径を有するものである 請求の範囲第5項に記載の炉用ウォールライニング。 7. 高熱伝導性材料の前記のエレメントが、耐火煉瓦に溶融金属を注入しそし てこの溶融金属を固化させることにより形成されるものである 請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 8. 前記溶融金属が耐火煉瓦中に途中深さまでのみ注入されるものである請求 の範囲第7項に記載の炉用ウォールライニング。 9. 前記複数のエレメントが前記外殻と一体形成されるものである請求の範囲 第1項〜第6項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 10. 前記複数のエレメントが前記外殻に取付けないし固定されるものである 請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の炉用ウォールライニング。 11. 前記複数のエレメントが前記ウォールライニングの実質的に全体にわた って存在するものである請求の範囲第1項〜第10項のいずれかに記載の炉用ウ ォールライニング。 12. 前記複数のエレメントが炉のホットスポットにあたる部分により密集す るように設けられている範囲第1項〜第10項のいずれかに記載の炉用ウォール ライニング。 13.外殻を含む炉を耐火性ライニングを用いてライニングする方法であって、 高熱伝導性材料の複数のエレメントよりなる列を、当該エレメントの列が外 殻と熱的に接触するように、外殻の内壁に固定し、さらに 外殻の内壁に耐火物含有材料を適用して、内壁上に被菌層を形成する ことを特徴とする炉のライニング方法。 14. 耐火性ライニングが前記エレメントの列を完全に覆うのに十分な厚さを 有するものである請求の範囲第13項に記載の方法。 15. 前記エレメントの列を固定する段階が、外殻の内壁に銅金網を固定する ことでなり、かつ前記銅金網がこの網上の交点に取り付けられ網面に対して実質 的に直角に伸びる別の銅線群を有することを特徴とす る請求の範囲第13項または第14項に記載の方法。 16. 前記耐火物含有材料が、実質的に乾燥状態で適用されるものである請求 の範囲第13項〜第15項のいずれかに記載の方法。 17. 前記耐火物含有材料が、スラリーないしペーストとして適用されるもの である請求の範囲第13項〜第15項のいずれかに記載の方法。 18. 前記スラリーないしペーストは、薄い被膜を塗布しそして硬化させた後 、1ないしそれ以上の次のスラリーまたはペーストの被膜を塗布することからな る一連の段階において、適用されるものである請求の範囲第17項に記載の方法 。 19. 前記耐火物含有材料が、耐火性材料と1ないしそれ以上の他の成分を含 有しており、耐火ライニングを複合ライニングとするものである請求の範囲第1 3項〜第18項のいずれかに記載の方法。 20. 耐火物含有材料と、耐火物非含有ないし耐火物低含有材料との別個の塗 布が、所望の任意の順序において、連続的に行なわれることにより複合耐火性ラ イニングが形成されるものである請求の範囲第13項〜第19項のいずれかに記 載の方法。
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