JPH1050132A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH1050132A
JPH1050132A JP8202618A JP20261896A JPH1050132A JP H1050132 A JPH1050132 A JP H1050132A JP 8202618 A JP8202618 A JP 8202618A JP 20261896 A JP20261896 A JP 20261896A JP H1050132 A JPH1050132 A JP H1050132A
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Hiroaki Watanabe
博明 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線が容易で電気手段が過熱しても周囲への
影響が低減する照明装置を提供する。 【解決手段】 下方に向けて拡開する略円筒状の側壁部
13の上端面に平板状の天板部14をひさし状に突出させて
一体的に閉塞して金属板製の略箱状の器具本体12を形成
する。天板部14の突出部分の下面に、器具本体12の内部
に配設したランプソケットに電気的に接続する点灯装置
22を取り付けた断面略L字状の取付金具18を取り付け
る。点灯装置22の上方にひさし状となる天板部14の部分
が覆部23となる。覆部23は、天板部14の先端縁からの距
離が15mm以上で、天板部14の両側縁からの距離がそれ
ぞれ30mm以上に、点灯装置22の上方周囲に延設する。
外部に露出し配線が容易な点灯装置22に覆部23にてほこ
りが付着せず、万一発火、燃焼しても周囲への影響を抑
制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源に電気的に接
続される電気手段を備えた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、天井面に埋込設置される
照明装置が知られている。この照明装置は、ダウンライ
トとも呼ばれるもので、下面を開口し、上面を天板部で
閉塞した略円筒状の器具本体を備え、この器具本体に、
ランプを装着するランプソケットや、電源線に接続され
る端子台およびランプを点灯させる点灯装置などの電気
手段を取り付けている。
【0003】そして、このような照明装置において、端
子台および点灯装置を、器具本体の内側である天板の下
面に取り付けた構成が考えられる。しかしながら、この
構成では、天井に配設された電源線を器具本体内に引き
込んだ状態で、器具本体内に手を入れて、この電源線を
端子台に接続する作業が必要になるが、電源線と端子台
との接続部分が下方から見えにくく、特に、器具本体の
径寸法が小さい場合には、電源線と端子台との接続部分
が下方から直接見えなくなり、接続作業が煩雑になる。
さらに、点灯装置はトランスなどの発熱し易い電気部品
を有しており、放熱しにくい器具本体の内側に点灯装置
を取り付けたのでは熱により電気的特性が変化してしま
うおそれもある。
【0004】また、例えば、図6または図7に示すよう
に、端子台や点灯装置などの電気手段1を、器具本体2
の外面から突出した状態で、この器具本体2に取り付け
る構成が考えられる。しかしながら、この構成では、例
えば電気手段1に、ほこり、水滴などが付着するなどし
て過熱などが生じると、天井材などの造営物に影響を与
えやすく、造営物に影響を与えないように照明装置3を
設置する作業が煩雑になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、器具本
体の内側の天板の下面に端子台や点灯装置などの電気手
段を取り付ける構成では、天井に配設された電源線を器
具本体内に引き込んだ状態で、器具本体内に手を入れて
電源線を接続する作業が必要になり、電源線との接続部
分が見えにくく、接続作業が煩雑になるとともに、発熱
する電気手段の放熱性が低下し電気的特性が変化するお
それがある。また、図6または図7に示すような電気手
段1を、器具本体2の外面から突出した状態で器具本体
2に取り付ける構成では、例えばほこりや水滴などが付
着するなどして過熱などが生じると、天井材などの造営
物に影響を与えやすく、照明装置の設置作業が煩雑にな
るなどの問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、配線が容易で電気手段が過熱した際にも周囲への
影響が低減する照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置
は、上端面を覆う平板状の天板部を有し光源が取り付け
られる具本体と;この器具本体の外方に位置して天板部
に取り付けられ光源に電気的に接続される電気手段と;
天板部に設けられ電気手段の上方を覆う覆部とを具備し
たもので、外方に露出し配線が容易となる電気手段の上
方を覆部で覆ったため、仮に過熱などしても、周囲への
影響が抑制される。
【0008】請求項2記載の照明装置は、請求項1記載
の照明装置において、覆部は、この天板部に一体に設け
られ、電気手段は、覆部の下面に取り付けられたもの
で、天板部の一部の覆部の下面に電気手段を取り付ける
ため、部品点数の削減が可能になり、製造コストが低減
される。
【0009】請求項3記載の照明装置は、請求項1記載
の照明装置において、覆部は、取付手段にて天板部に取
り付けられ、電気手段は、覆部の下面に取り付けられた
もので、電気手段を取り付けた覆部を天板部に取付手段
にて取り付けるため、製造性が向上するとともに、汎用
性が向上する。
【0010】請求項4記載の照明装置は、請求項1記載
の照明装置において、電気手段は、天板部の上面に取り
付けられ、覆部は、天板部の上面に電気手段の上方を覆
って取り付けられたもので、電気手段を取り付けた天板
部の上面に電気手段の上方を覆って覆部を取り付けたた
め、水平方向の寸法が縮小可能で、小型化し、施工性が
向上する。
【0011】請求項5記載の照明装置は、請求項1ない
し4いずれか一記載の照明装置において、覆部は、不燃
材にて形成されたもので、仮に電気手段が過熱しても、
不燃材製の覆部により周囲への影響が抑制される。
【0012】請求項6記載の照明装置は、請求項1ない
し5いずれか一記載の照明装置において、電気手段を天
板部に取り付ける取付金具を備え、取付金具は、覆部の
下面に取り付けられたもので、電気手段を天板部に取り
付ける取付金具を覆部の下面に取り付けたため、部品点
数の削減が可能になり、製造コストが低減されるととも
に、電気手段の取り付けが容易で製造性が向上する。
【0013】請求項7記載の照明装置は、請求項6記載
の照明装置において、取付金具は、電気手段を取り付け
る平板状の固定部と;この固定部に設けられ天板部に取
り付けられる取付部とを備えたもので、電気手段を平板
状の固定部に取り付けた取付金具の取付部を天板部に取
り付けるため、電気手段の取り付けが容易で製造性が向
上するとともに、平板状の固定部により、仮に電気手段
が過熱しても周囲への影響が抑制される。
【0014】請求項8記載の照明装置は、請求項6また
は7記載の照明装置において、電気手段と器具本体との
間に位置して取付金具を取り付けたもので、電気手段と
器具本体との間に位置させて取付手段を取り付けたた
め、仮に電気手段が過熱しても、取付手段により器具本
体への影響が抑制される。
【0015】請求項9記載の照明装置は、請求項1ない
し9いずれか一記載の照明装置において、覆部は、電気
手段の外面から水平方向の一方向に15mm以上、かつ、
この方向と水平方向において直交する方向に30mm以上
の上方に延設されたもので、電気手段の外面から水平方
向の一方向に15mm以上、かつ、この方向と水平方向に
おいて直交する方向に30mm以上の上方に覆部を延設し
たため、仮に電気手段が過熱しても、周囲への影響が抑
制される。そして、覆部は、水平方向の一方向に15mm
より小さい、または、この方向と水平方向において直交
する方向に30mmより小さく延設した場合には、周囲へ
影響を及ぼすおそれがあるので、電気手段の外面から水
平方向の一方向に15mm以上、かつ、この方向と水平方
向において直交する方向に30mm以上の上方に延設す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明器具の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の照明器具の第1の実施の形
態を示す側面図で、図2は本発明の照明器具の第1の実
施の形態を示す正面図である。
【0018】そして、図1および図2において、11は照
明装置で、この照明装置11は、被取付部を構成する図示
しない天井板に形成された取付孔に、天井裏に埋込設置
されて取り付けられている。
【0019】一方、12は器具本体で、この器具本体12
は、下方に向けて拡開する略円筒状の側壁部13と、ひさ
し状に突出するように一縁が側壁部13の側方に向けて突
出して側壁部13の上端面を閉塞する平板状の天板部14と
が不燃材としての鉄板などの金属板などにて一体的に形
成され、拡開する側の下端に照射開口15を開口した略箱
状に形成されている。また、器具本体12の内部である側
壁部13の内側に位置した天板部14の下面には、図示しな
い光源としてのランプを着脱自在に装着するランプソケ
ットが取り付けられている。
【0020】さらに、側壁部13の下端縁には、外方に屈
曲された位置決め部16が設けられている。そして、器具
本体12は、この位置決め部16が天井板の取付孔の縁近傍
の下面に当接して位置決めされ、図示しない天井部に固
定されたボルトなどにより天板部14が固定されて、取り
付けられている。
【0021】また、天板部14の側壁部13の側方に突出す
る部分の下面には、取付金具18が取り付けられている。
この取付金具18は、不燃材としての鉄板などの金属板な
どにて、平板状の固定部19と、この固定部19の一縁に略
垂直に折曲された取付部20とが断面略L字状に一体に形
成されている。そして、この取付金具18は、固定部19が
側壁部13に対向して天板部14の下面に対して下方に向け
て略垂直に壁状に突出するように、取付部20が天板部14
の側壁部13の側方に突出する部分の下面に溶接などによ
り固定されている。
【0022】さらに、取付金具18の固定部19には、器具
本体12と反対側の面である天板部14がひさし状に突出す
る側の面に、ランプソケットに図示しないリード線など
にて電気的に接続される電気手段としての点灯装置22が
天板部14の下面に当接するように取り付けられている。
この点灯装置22は、例えば難燃性グレードがUL−94
−HBの難燃性の合成樹脂にて箱状に形成され、電源線
が接続される図示しない端子部を有している。
【0023】なお、この取付金具18にて取り付けられた
点灯装置22は、天板部14の突出する先端縁から点灯装置
22の外面までの距離が15mm以上で、天板部14の突出す
る両側縁から点灯装置22の外面までの距離がそれぞれ3
0mm以上離れた位置となるように取り付けられている。
そして、この点灯装置22の上方にひさし状となる天板部
14の部分が覆部23となる。なお、覆部23は、天板部14の
突出する両側縁から点灯装置22の外面までの距離がそれ
ぞれ30mmより短いと、例えば点灯装置22が万一発火、
燃焼した場合に生じる炎を遮断できなくなり覆部23を回
って上方に伸びる炎により、周囲へ影響を及ぼすおそれ
がある。また、天板部14の突出する先端縁から点灯装置
22の外面までの距離が15mmより短いと、天板部14の突
出する両側縁から点灯装置22の外面までの距離がそれぞ
れ30mmより長くしても、例えば点灯装置22が万一発
火、燃焼した場合に生じる炎を遮断できなくなり覆部23
を回って上方に伸びる炎により、周囲へ影響を及ぼすお
それがある。このため、覆部23は、天板部14の突出する
先端縁から点灯装置22の外面までの距離が15mm以上
で、天板部14の突出する両側縁から点灯装置22の外面ま
での距離がそれぞれ30mm以上となるように、点灯装置
22の上方周囲に延設されることが好ましい。
【0024】そして、この図1および図2に示す第1の
実施の形態によれば、電源線が接続される端子部を備え
た点灯装置22が、器具本体12の外方に位置して取り付け
られているため、天井部に配設した電源線を点灯装置22
の端子部に容易に接続でき、現場における設置作業性を
向上できる。
【0025】また、点灯装置22は、上方を不燃材である
覆部23で覆われた状態で取り付けられているため、ほこ
りなどが点灯装置22に落下付着することを防止でき、ほ
こりの付着による短絡などや放熱性の低減などによる熱
などにて電気的影響が生じることを防止できる。
【0026】そして、加熱やほこり、あるいは水滴の付
着などにより、万一発火、燃焼した場合にも、この炎は
不燃材の金属製の覆部23により遮られ、天井板側の天井
材などの他の造営物への着火などを抑制でき、安全性を
向上できる。
【0027】また、覆部23は、平板状の天板部14の突出
する一部分であるため、別途部品が不要で、製造コスト
を低減できるとともに製造性を向上できる。
【0028】さらに、点灯装置22を平板状の固定部19を
有した取付金具18にて取り付けるため、容易に点灯装置
22を器具本体12に取り付けることができ、製造性を向上
できるとともに、例え点灯装置22が寿命などにより交換
や修理などが必要となっても、取付金具18ごと交換する
などすればよく、保守管理性も向上できる。
【0029】そして、この点灯装置22は、取付金具18の
固定部19に器具本体12と反対側に位置して取り付けたた
め、点灯装置22が万一発火、燃焼した場合にも、この炎
は金属製の固定部19により遮蔽される状態となり、器具
本体12の損傷を防止できるとともに、器具本体12に対し
て外側に位置するので、点灯装置22の位置を容易に認識
でき、電源線の接続が容易にできる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態を図3お
よび図4を参照して説明する。
【0031】図3は本発明の照明装置の第2の実施の形
態を示す側面図で、図4は本発明の照明装置の第2の実
施の形態を示す正面図である。そして、この照明装置31
は、図1および図2に示す第1の実施の形態と同様に、
天井部に埋込設置されるダウンライトで、器具本体32
は、ひさし状に突出する天板部33にて下方に向けて拡開
する略円筒状の側壁部34の上端面が閉塞された略箱状に
形成されている。
【0032】また、天板部33の側壁部34の側方に突出す
る部分には、不燃材としての鉄板などの金属板などにて
略平板状に形成された覆部35の一縁部分がねじなどの取
付手段36にて取り付けられている。この覆部35が取り付
けられる天板部33の突出する部分が連結部37となる。
【0033】そして、この覆部35の下面には、第1の実
施の形態と同様の断面略L字状の取付金具18が取り付け
られ、この取付金具18の固定部19の器具本体32と反対側
の面には点灯装置22が取り付けられている。なお、この
点灯装置22は、第1の実施の形態と同様に、覆部35の突
出する先端縁から点灯装置22の外面までの距離が15mm
以上で、天板部33から突出する覆部35の両側縁から点灯
装置22の外面までの距離がそれぞれ30mm以上離れた位
置となるように取り付けられている。
【0034】そして、この図3および図4に示す第2の
実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果の他に、
あらかじめ取付金具18にて点灯装置22を取り付けた覆部
35をあらかじめ形成した器具本体32の天板部33の連結部
37にねじなどの取付手段36にて取り付けるので、点灯装
置22を取り付ける作業が容易となり、製造性を向上でき
るとともに、覆部35が取り付け可能ないずれの器具本体
32に取り付けることができ、汎用性を向上でき、点灯装
置22の交換や修理などのために器具本体32から取り付け
および取り外しも容易で、保守管理も容易にできる。
【0035】さらに、覆部35のみを不燃材にて形成し、
器具本体32はいずれの材料にて形成したものでもよく、
汎用性を向上できる。
【0036】なお、上記第2の実施の形態において、覆
部35を天板部33に取り付ける取付手段36としてはねじに
限らず、溶接やボルト、接着剤など、いずれの取り付け
る手段を用いてもよい。
【0037】次に、本発明の第3の実施の形態を図5を
参照して説明する。
【0038】図5は本発明の第3の実施の形態を示す斜
視図である。そして、この照明装置41は、図1および図
2に示す第1の実施の形態、および、図3および図4に
示す第2の実施の形態と同様に、天井部に埋込設置され
るダウンライトで、器具本体42は、下方に向けて拡開す
る略円筒状の側壁部43の上端面に、周縁がフランジ状に
突出する平板状の天板部44が閉塞されて一体的に取り付
けられた略箱状に形成されている。
【0039】そして、この天板部44の上面には、取付金
具46が取り付けられている。この取付金具46は、不燃材
としての鉄板などの金属板などにて、平板状の固定部47
と、この固定部47の一縁に略垂直に折曲された取付部48
と、固定部47の他縁に取付部48と反対側に略垂直に折曲
された覆部49とが一体に形成されている。そして、この
取付金具46は、固定部47が天板部44の上面に対して上方
に向けて略垂直に壁状に突出するように、取付部48が天
板部44の上面に溶接などにより固定されている。
【0040】さらに、取付金具46の固定部47には、覆部
49が突出する側の面に、第1の実施の形態および第2の
実施の形態と同様の点灯装置22が、天板部44の上面に当
接し覆部49に当接しないように取り付けられている。そ
して、この点灯装置22は、第1の実施の形態および第2
の実施の形態と同様に、覆部49の突出する先端縁から点
灯装置22の外面までの距離が15mm以上で、天板部44か
ら突出する両側縁から点灯装置22の外面までの距離がそ
れぞれ30mm以上離れた位置となるように取り付けられ
ている。
【0041】そして、この図5に示す第3の実施の形態
によれば、第1の実施の形態および第2の実施の形態の
効果の他に、器具本体42の天板部44から器具本体42の側
方に位置して覆部49が突出することがなく、水平方向の
寸法が縮小して小型化でき、天井板に照明装置41を取り
付ける際に器具本体42を天井板の取付孔に挿通し易くな
り、施工性を向上できる。
【0042】なお、上記の各実施の形態では、略円筒状
の側壁部13,34,43を有する構成について説明したが、
いわゆるアングル型など他の形状を有する構成とするこ
ともできる。
【0043】また、電気手段として電源線に接続される
端子部を有した点灯装置22を用いて説明したが、電気手
段としては、端子台や端子部を有しない点灯装置など、
光源であるランプに電気的に接続されるいずれのもので
も同様の効果が得られる。
【0044】
【実施例】図1および図2に示す第1の実施の形態の照
明装置11の点灯装置22の代わりに、難燃性グレードがU
L−94−HBの難燃性の合成樹脂にて箱状に形成され
た電気手段としての端子台を用い、この端子台の天板部
14への取付位置を適宜異ならせて、各種試料を形成し
た。そして、各試料の器具本体12の外周を可燃物である
さらしかな巾で覆い、端子台を強制燃焼させて、可燃物
への延焼状況を観察する試験を行った。その結果を表1
に示す。
【0045】
【表1】 この表1に示す結果から、覆部23の突出する先端縁から
端子台の外面までの距離が15mmより短いと、覆部23の
突出する両側縁から端子台の外面までの距離がそれぞれ
30mmより長くしても可燃物へ延焼してしまう。また、
覆部23の突出する先端縁から端子台の外面までの距離が
15mm以上であれば、覆部23の突出する両側縁から端子
台の外面までの距離ががそれぞれ30mm以上であれば可
燃物への延焼が防止できることが分かる。
【0046】したがって、覆部23は、突出する先端縁か
ら電気手段の外面までの距離が15mm以上で、突出する
両側縁から電気手段の外面までの距離がそれぞれ30mm
以上の上方周囲に延設する必要があることが分かる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の照明装置によれば、外方
に露出し配線が容易となる電気手段の上方を覆部で覆っ
たため、仮に電気手段が過熱などしても、周囲への影響
を抑制できる。
【0048】請求項2記載の照明装置によれば、請求項
1記載の照明装置の効果に加え、天板部の一部の覆部の
下面に電気手段を取り付けるため、部品点数の削減が可
能になり、製造コストを低減できる。
【0049】請求項3記載の照明装置によれば、請求項
1記載の照明装置の効果に加え、電気手段を取り付けた
覆部を天板部に取付手段にて取り付けるため、製造性を
向上できるとともに、汎用性を向上できる。
【0050】請求項4記載の照明装置によれば、請求項
1記載の照明装置の効果に加え、電気手段を取り付けた
天板部の上面に電気手段の上方を覆って覆部を取り付け
たため、水平方向の寸法を縮小でき、小型化できるとと
もに、施工性を向上できる。
【0051】請求項5記載の照明装置によれば、請求項
1ないし4いずれか一記載の照明装置の効果に加え、不
燃材にて覆部を形成したため、仮に電気手段が過熱して
も、不燃材製の覆部により周囲への影響を抑制できる。
【0052】請求項6記載の照明装置によれば、請求項
1ないし5いずれか一記載の照明装置の効果に加え、電
気手段を天板部に取り付ける取付金具を覆部の下面に取
り付けたため、部品点数の削減が可能になり、製造コス
トを低減できるとともに、容易に電気手段を取り付けで
き、製造性を向上できる。
【0053】請求項7記載の照明装置によれば、請求項
6記載の照明装置の効果に加え、電気手段を平板状の固
定部に取り付けた取付金具の取付部を天板部に取り付け
るため、容易に電気手段を取り付けでき製造性を向上で
きるとともに、平板状の固定部により、仮に電気手段が
過熱しても周囲への影響を抑制できる。
【0054】請求項8記載の照明装置によれば、請求項
6または7記載の照明装置の効果に加え、電気手段と器
具本体との間に位置して取付手段を取り付けたため、仮
に電気手段が過熱しても、取付手段により器具本体への
影響を抑制できる。
【0055】請求項9記載の照明装置によれば、請求項
1ないし9いずれか一記載の照明装置の効果に加え、電
気手段の外面から水平方向の一方向に15mm以上、か
つ、この方向と水平方向において直交する方向に30mm
以上の上方に覆部を延設したため、仮に電気手段が過熱
しても、周囲への影響を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の第1の実施の形態を示す側
面図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】本発明の照明装置の第2の実施の形態を示す側
面図である。
【図4】同上正面図である。
【図5】本発明の照明装置の第3の実施の形態を示す斜
視図である。
【図6】従来例の照明装置を示す側面図である。
【図7】従来の他の照明装置を示す側面図である。
【符号の説明】
11,31,41 照明装置 12,32,42 器具本体 14,33,44 天板部 18,46 取付金具 19,47 固定部 20,48 取付部 22 電気手段としての点灯装置 23,35,49 覆部 36 取付手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端面を覆う平板状の天板部を有し光源
    が取り付けられる器具本体と;この器具本体の外方に位
    置して天板部に取り付けられ光源に電気的に接続される
    電気手段と;天板部に設けられ電気手段の上方を覆う覆
    部と;を具備したことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 覆部は、この天板部に一体に設けられ、 電気手段は、覆部の下面に取り付けられたことを特徴と
    する請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 覆部は、取付手段にて天板部に取り付け
    られ、 電気手段は、覆部の下面に取り付けられたことを特徴と
    する請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 電気手段は、天板部の上面に取り付けら
    れ、 覆部は、天板部の上面に電気手段の上方を覆って取り付
    けられたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 覆部は、不燃材にて形成されたことを特
    徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 電気手段を天板部に取り付ける取付金具
    を備え、 取付金具は、覆部の下面に取り付けられたことを特徴と
    する請求項1ないし5いずれか一記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 取付金具は、 電気手段を取り付ける平板状の固定部と;この固定部に
    設けられ天板部に取り付けられる取付部とを備えたこと
    を特徴とする請求項6記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 電気手段と器具本体との間に位置して取
    付金具を取り付けたことを特徴とする請求項6または7
    記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 覆部は、電気手段の外面から水平方向の
    一方向に15mm以上、かつ、この方向と水平方向におい
    て直交する方向に30mm以上の上方に延設されたことを
    特徴とする請求項1ないし9いずれか一記載の照明装
    置。
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