JP3902338B2 - 熱交換ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機の熱交換ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内機の熱交換ユニットの正面図、側面図は図2に示すものであり、1は熱交換ユニット、2は表面に設置されたグリル、3は熱交換器である。熱交換ユニット1には電装箱(図示なし)が熱交換器3に近接して組込まれている。
【0003】
図3に熱交換ユニット1のグリル2を取り外し、熱交換器と電装箱の分解状態を示す。図において、3は熱交換器、4は出入口配管、5は電装箱、6は電源基板、7は制御用基板、8はスイッチ部である。
【0004】
電装箱5には電源基板6と制御用基板7を挿入セツトして電気系を構成する。このとき、電装箱5の熱交換ユニット内方側(図の左方)に電源基板6をセットし、電装箱5の熱交換ユニット外方側(図の右方)に制御用基板7を挿入セットする。電装箱5にはスイッチ部8を前方より取付ける。このように構成された電装箱5を熱交換器3に近接して熱交換ユニット内に組込まれる。
【0005】
従来の空気調和機の熱交換ユニットにおいては、電装箱と熱交換器との間には仕切壁は設けられていなかった。また、電装箱の側面には通風のための隙間が設けられていた。このような構成では、電源基板及び基板上の電気部品から電気スパークが生じ、火災が発生した場合には、前記隙間より火災が飛火し、ユニット表面のグリルへ延焼する恐れがあり危険であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、電源基板及び基板上の電気部品からの電気スパークの発生に基づく火災により、電装箱と熱交換器との隙間より火災が飛火し、ユニット表面のグリルへ延焼することを防止する熱交換ユニットを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1に係る熱交換ユニットは、熱交換器と電装箱とを組込む熱交換ユニットにおいて、電装箱蓋と一体に仕切板を蓋の裏側へ突出して設ける構造とし、電装箱蓋を電装箱に取付けることによって電装箱と熱交換器出入口配管の間に仕切壁が構成されるようにした。
【0008】
こうして、電装箱蓋を取付ける作業において、仕切板が設けられるために熱交換器の取付け及び電装箱を取付ける時には、仕切板は存在せず取付け作業の邪魔になることはない。また、熱交換器の出入口配管と電装箱の間に仕切板による仕切壁が存在するために、熱交換器の配管に付着する結露が電装箱へ飛び散ることも防止できる。
【0009】
本発明の請求項2に係る熱交換ユニットは、熱交換器と電装箱とを組込む熱交換ユニットにおいて、電装箱蓋と一体に仕切板を蓋の裏側へ突出して設ける構造とし、電装箱蓋を電装箱に取付けることによって電装箱と熱交換器出入口配管の間に仕切壁が構成されるようにし、前記電装箱には電源基板と制御用基板との2枚の電装基板を挿入セツトして電気系を構成し、電装箱の熱交換ユニット内方側に電源基板をセットし、電装箱の熱交換ユニット外方側に制御用基板を挿入セットした構成とした。
【0010】
こうして、2枚の電装基板のうち、電源基板においては、高電圧配線及び電圧変換部品が存在するために、スパーク等の危険性はより高い。そこで、熱交換ユニットの内方側に、より危険性の高い部品を収納し、その隣に仕切板を設けることによって飛火を防止できる。熱交換ユニットの外方側には危険性の高くない基板を収納する。電源基板の側壁は電装箱であり、その隣に仕切壁が電装箱蓋と一体で前面コーナー部を囲うものである。前面コーナー部のみを囲い遮蔽することにより、グリルへの延焼は完全に防止できると共に、電装箱内の基板への通風効果の低下も回避することができる。
【0011】
本発明の請求項3に係る熱交換ユニットは、熱交換器と電装箱とを組込む熱交換ユニットにおいて、電装箱蓋と一体に仕切板を蓋の裏側へ突出して設ける構造とし、電装箱蓋を電装箱に取付けることによって電装箱と熱交換器出入口配管の間に仕切壁が構成されるようにし、前記電装箱には電源基板と制御用基板との2枚の電気基板を挿入セツトして電気系を構成し、電装箱の熱交換ユニット内方側に電源基板をセットし、電装箱の熱交換ユニット外方側に制御用基板を挿入セットする。そして、前記電装箱と熱交換器との境界域において、電源基板が存在する部分にのみ前記仕切板を配置して仕切壁によって遮蔽される構造とし、熱交換ユニットの奥部においては仕切壁を設けない構成とした。
【0012】
こうして、電装箱、熱交換器及び化粧グリルの境界域において、電装箱内より出火する火災を電装箱と仕切板で完全に遮蔽するものである。グリル前面部付近の延焼は完全に防止でき、熱交換ユニットの奥部については、電源部がグリルから遠ざかるために仕切板は必要ないので、電装基板の通風を考慮して、仕切板は前面部のみに設ければ良いことになるので構造上簡単である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の熱交換ユニットの実施形態について図1を参照して説明する。図1において、図3と同一のものには同一の符号を付している。熱交換器3は右端部の一部のみを示している。4は熱交換器の出入口配管、5は電装箱、6は電源基板、7は制御用基板、8はスイッチ部である。9は仕切板(一部実線であり、一部は点線で表示)、10は電装箱蓋であり電装箱5の表面に蓋をするものである。11は電装箱蓋10にスイッチ部8の表示部が表出するように形成された角穴部である。本発明の特徴とする仕切板9は、例えばチヤンネル形状であって、電装箱蓋10に一体にネジ等によって蓋の裏側へ突出して予め取付けられている。
【0014】
電装箱5には電源基板6と制御用基板7を挿入セツトして電気系を構成する。このとき、電装箱5の熱交換ユニット内方側(図の左方)に電源基板6をセットし、電装箱5の熱交換ユニット外方側(図の右方)に制御用基板7を挿入セットする。電装箱5にはスイッチ部8を前方より取付ける。このように構成された電装箱5を熱交換器3に近接して図1のように組込まれる。
【0015】
次に、仕切板9が蓋の裏側へ突出して一体に取付けられている電装箱蓋10を電装箱5の表面に取付ける。このとき、仕切板9が鎖線(出入口配管4の右側)で示される位置になるように、電装箱5と熱交換器の出入口配管4の間に挿入されて設置される。これにより電装箱5と熱交換器の出入口配管4の間に仕切壁が構成されることになる。スイッチ部8の表示部は電装箱蓋10の角穴部11に嵌合されて表出される。
【0016】
電装箱蓋10を取付ける作業において仕切板9が設けられるため、熱交換器3の取付け及び電装箱5を取付ける時には、仕切板9は存在せず取付け作業の邪魔になることはない。また、熱交換器3の出入口配管4と電装箱5の間に仕切板9による仕切壁が存在するために、熱交換器3の配管に付着する結露が電装箱5へ飛び散ることも防止できる。
【0017】
また、2枚の電装基板のうち、電源基板6においては、高電圧配線及び電圧変換部品が存在するために、スパーク等の危険性はより高い。そこで、熱交換ユニットの内方側に、より危険性の高い部品を収納し、その隣に仕切板9を設けることによって飛火を防止できる。熱交換ユニットの外方側には危険性の高くない制御用基板7を収納する。電源基板6の側壁は電装箱5のケースであり、その隣に仕切壁9が電装箱蓋10と一体で前面コーナー部を囲うものである。このように前面コーナー部のみを囲い遮蔽することにより、グリルへの延焼は完全に防止できると共に、電装箱内の基板への通風効果の低下も回避することができる。
【0018】
また、電装箱5、熱交換器3及び化粧グリル2の境界域において、電装箱内の電源部より出火する火災を電装箱5と仕切板9で完全に遮蔽する。そしてグリル前面部付近の延焼は完全に防止でき、熱交換ユニットの奥部については、電源部がグリルから遠ざかるために仕切板は必要ないので、電装基板の通風を考慮して、仕切板は前面部のみに設ければ良いことになるので構造的に簡単となるものである。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明は、電装箱蓋の取付作業と同時に仕切板が設けられるため、熱交換器と電装箱の取付時の作業が容易になる。また、仕切板による仕切壁が存在するために、熱交換器の配管に付着する結露が電装箱へ飛び散ることも防止できる。
【0020】
また、高電圧配線及び電圧変換部品が存在する電源基板を熱交換ユニットの内方側に収納し、その隣に仕切板を設け前面コーナー部のみを囲い遮蔽する簡単な構造により、飛火を防止しグリルへの延焼は完全に防止することができ、電装箱内の基板への通風効果も確保できる熱交換器ユニットを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換ユニットの取付図。
【図2】室内機の熱交換ユニットの正面図、側面図。
【図3】熱交換器と電装箱の分解図。
【符号の説明】
1 室内機の熱交換ユニット
2 クリル
3 熱交換器
4 熱交換器の出入口配管
5 電装箱
6 電源基板
7 制御用基板
8 スイッチ部
9 仕切板
10 電装箱蓋
11 角穴部

Claims (3)

  1. 熱交換器と電装箱とを組込む熱交換ユニットにおいて、電装箱蓋と一体に仕切板を蓋の裏側へ突出して設ける構造とし、電装箱蓋を電装箱に取付けることによって電装箱と熱交換器出入口配管の間に仕切壁が構成されることを特徴とする熱交換ユニット。
  2. 電装箱には電源基板と制御用基板との2枚の電装基板を挿入セツトして電気系を構成し、電装箱の熱交換ユニット内方側に電源基板をセットし、電装箱の熱交換ユニット外方側に制御用基板を挿入セットしたことを特徴とする請求項1記載の熱交換ユニット。
  3. 熱交換ユニットの電装箱と熱交換器との境界域において、電源基板が存在する部分にのみ前記仕切板を配置して仕切壁によって遮蔽される構造とし、熱交換ユニットの奥部においては仕切壁を設けないことを特徴とする請求項2記載の熱交換ユニット。
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