JPH10501201A - 入れ子式ワイパーブレードを備えたフロントガラス用ワイパーアッセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 転極モータ（１４）と、ワイパー枢動アッセンブリ（１６）と、ワイパー枢動アッセンブリ（１６）に摺動自在に連結されたワイパーブレード（２０）とを備えたフロントガラス用シングルアーム式ワイパーアッセンブリ（１０）である。ワイパーブレード（２０）を往復作動するため、第１作動用サブアッセンブリが、転極モータ（１４）とワイパー枢動アッセンブリ（１６）との間に作動的に連結されている。ワイパーブレード（２０）を入れ子式に作動させるため、第２作動用サブアッセンブリが、転極モータ（１４）とフロントガラス用ワイパーブレード（２０）との間に作動的に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】 入れ子式ワイパーブレードを備えたフロントガラス用ワイパーアッセンブリ 本発明は、車輛のフロントガラス用のワイパーシステムに関し、更に詳細には 、フロントガラスのほぼ全領域を払拭するため、入れ子式ワイパーブレードが作 動的に連結された、中央取付型シングルワイパーアームに関する。 これまで、幾つかのフロントガラス用シングルアーム式ワイパー装置に対して 特許が与えられている。これらの特許には、クーボイチに付与された米国特許第 ４，８４７，９４１号、米国特許第４，８１３，０９８号、米国特許第４，８０ ７，３２５号、及び米国特許第４，６３９，９９６号、ローラーに付与された米 国特許第４，８１１，４５１号、コンドー等に付与された米国特許第４，７８０ ，９２６号、ジャンボアー等に付与された米国特許第４，７４１，０６７号、サ カキバラ等に付与された米国特許第４，７３２，０４８号、カードゥッチに付与 された米国特許第４，７０７，８７６号、マーケル等に付与された米国特許第４ ，６４９，５９０号、ミカルケに付与された米国特許第４，６４１，３９０号、 シュミット等に付与された米国特許第４，６３０，３２７号、オスターデイに付 与された米国特許第４，５７０，２８３号、シュミット等に付与された米国特許 第４，５４４，１９７号、シュンチ等に付与された米国特許第４，４４７，９２ ８号、シゲティに付与された米国特許第４，４１８，４４０号、ドイッチャー等 に付与された米国特許第３，８３１，２１９号、及びグメイナー等に付与された 米国特許第３，８３１，２２０号が含まれる。 別の装置がプレスタ．アドバンスト．テクノロジー社の「フロントガラス用バ ットログワイパーシステム」という標題のパンフレットに図示されている。 上掲の技術文献のうち、米国特許第４，８４７，９４１号、米国特許第４，６ ４９，５９０号、米国特許第４，６３０，３２７号、米国特許第４，４４７，９ ２８号、米国特許第３，８３１，２２０号、及び上記バットログシステムには、 入れ子型の装置が開示されており、米国特許第４，８４７，９４１号、及び米国 特許第４，４４７，９２８号の各々はクランク駆動装置を含み、米国特許第４， ６４９，５９０号は四節平行四辺形リンクを含み、米国特許第４，６３０，３２ ７号は一対の内歯歯車リングを含み、米国特許第３，８３１，２２０号はワイパ ーアームと案内部材との間に回動自在に連結された二つのレバーを含む。 本発明の全体としての目的は、フロントガラス用の改良シングルアーム式ワイ パー装置を提供することである。 本発明の別の目的は、ワイパーブレードが入れ子式に取り付けられた、フロン トガラス用の改良された中央取付型シングルアーム式ワイパーアームを提供する ことである。 本発明の更に別の目的は、入れ子式に取り付けられたワイパーブレードと、ワ イパーアームを往復作動し且つワイパーブレードをアームに対して入れ子式に作 動することによってアームをフロントガラスの左右の上隅部に近づけるための、 単一の転極モータ及び関連した２つの作動用サブアッセンブリを備えた、中央取 付型フロントガラス用シングルアーム式ワイパーアームを提供することである。 本発明の他の目的は、ワイパーアッセンブリを往復作動するためにモータとワ イパー枢動アッセンブリとの間に作動的に連結された適当なリンク部材と、カム 従動体と組み合わされ、モータに作動的に連結されたカムと、従動体によって作 動され、車輛フロントガラスの上側縁部に亘る行路に従ってワイパーブレードを 旋回させるため、ワイパーアーム内に摺動自在に取り付けられており且つワイパ ーブレードに連結された部材を入れ子式に作動するのに役立つ適当な歯車と、ス プロケット及びチェーンユニットを往復作動させる一対のケーブルとを備えた装 置を提供することである。 本発明のこれらの及び他の目的及び利点は、添付図面及びこれと関連した説明 から明らかになるであろう。 第１図は、車輛に取り付けた本発明のフロントガラス用ワイパーシステムの斜 視図であり、 第２図は、本発明のフロントガラス用ワイパーシステムの拡大平面図であり、 第３図及び第４図は、第２図の３−３線の平面及び４−４線の平面の各々に沿 って、矢印の方向から見た断面図であり、 第５図は、第２図の構造の一部を部分的に断面で示す拡大平面図であり、 第６図は、第５図の６−６線の平面に沿って、矢印の方向から見た断面図であ り、 第７図は、第６図の７−７線の平面に沿って、矢印の方向から見た断面図であ り、 第８図は、第６図の構造の一部の端面を示す、第７図と同様の図であり、 第９図は、第８図の構造の、カバーを取り外した状態の平面図であり、 第１０図は、第１図の構造のワイパーアーム部分の平面図であり、 第１１図は、第１０図のワイパーアーム部分の側面図であり、 第１２図は、第１１図の構造の一部の拡大断面図であり、 第１３図、第１４図、及び第１５図は、各々第１２図の１３−１３線の平面、 １４−１４線の平面、及び１５−１５線の平面に沿って、矢印の方向から見た断 面図である。 次に、添付図面を詳細に説明すると、第１図には、車輛のフロントガラス１１ 用のシングルアーム式一ワイパーアームシステム１０が示してある。システム１ ０は、一般的には、以下に説明するように、一端が適当な転極モータ１４（第８ 図参照）によって駆動され、他端が中央マウントハウジング１６に作動的に連結 された主アーム１２を有している。ワイパーアーム１８は、その一端が中央マ ウントハウジング１６に作動的に連結されている。ワイパーブレード２０は、ワ イパーブレード２０とワイパーアーム１８との間に連結された符号２２で示す適 当な作動装置によって、ワイパーアームの他端に入れ子式に連結されている。 更に特定的には、システム１０は、車輛のカウルシェルフ２４の一方の側に取 り付けられたモータ１４（第３図参照）を含む。このモータ１４は、開口部３０ を通ってカウルシェルフ２４の他方の側まで延びるシャフト２８を有する従来の 直角方向駆動ユニット２６（第３図参照）を作動させるようになっている。シャ フト２８の端部は、カウルシェルフ２４の他方の側において、所定のカム溝３６ が形成されたプレート３４の中央に適当な締結部材３２で固定されている。 短レバー３８は、孔が設けられたその一方の端部が、締結部材３２とプレート ３４との間に、プレート３４とともに枢動するように固定されている。ピン４０ （第３図参照）は、短レバー３８の他端から別のレバー４２の端部分を通ってデ ィスク４４の縁部まで延びている。カバー４６は、ディスク４４の回りに摺動自 在に取り付けられている。ワッシャ４７がカバー４６の面に固定されており、ワ ッシャ４７から延びるブラケット４８が締結部材４９（第２図参照）で主アーム １２の前端部分に固定されている。レバー４２の他方の端部分にはスロット５０ が形成されており、相互連結されたブラケット４８及び主アーム１２がこのスロ ットに緩く嵌まっている。 第１短レバー５２の一端が枢動ピン５４で主アーム１２の後端部分の一方の側 に枢着されている。第２短レバー５６の一端が、枢動ピン５８で主アーム１２の 他方の側に枢動ピン５４から所定距離のところに枢着されている。第１レバー５ ２の他端は、枢動ピン６０でフランジ６２の一端の一方の側に枢着されている。 第２レバー５６の他端は、枢動ピン６４でフランジ６２の他端の反対側に枢着さ れている。フランジ６２は、スリーブ部材６６から延びている。このスリーブ部 材６６は、中央マウントハウジング１６に回動自在に取り付けられるとともに、 両側に一直線上に配置されたピン７０で、ワイパーアーム１８の丸味を帯びた内 端７２に対して連結されており、これによって、ワイパーアーム１８を、以下に 詳細に説明するように、往復動自在に枢動させることができる。 レバー７４（第２図参照）は、その一端が枢動ピン７６によってカウルシェル フ２４に枢着されている。レバー７４の中央部分にはラグ７８が固定されており 、このラグ７８は、カム溝３６内に着座している。レバー７４の他端は、枢動ピ ン８０で他のレバー８２の一端に枢着されている。レバー８２の他端（第４図参 照）は、ケーブルリテーナ要素８４の下を延びている。ケーブルリテーナ要素８ ４をＺ字形状ブラケット８６とレバー８２との間に閉じ込めるように、Ｚ字形状 ブラケット８６が締結部材８７でレバー８２に固定されている。両側に一直線上 に配置されたピン８８は、ブラケット８６及びレバー８２から外方に延びている 。両側に配置されたピン８８は各々、ケーブル保持取り付け具９８の間隔が隔て られた壁９４及び９６に形成された長手方向スロット９０（第２図参照）及び９ ２（第４図参照）を通ってそれらの内部に延びている。ここで、ケーブル保持取 り付け具９８は、締結部材１００及び１０１によってカウルシェルフ２４に固定 されている。取り付け具９８の両側に配置された端壁１１２及び１１４に、ナッ ト１１０及び１１１によって、入口案内体１０６及び１０８（第４図参照）螺着 されている。そして、一対のケーブル１０２及び１０４の各々の一端が、入口案 内体１０６及び１０８を通して摺動自在に取り付けられるとともに、任意の適当 な方法でリテーナ要素８４に固定されている。 ケーブル１０２及び１０４は、入口案内体１０６及び１０８を通って外方に延 び、各々これらの案内体に連結された可撓性プラスチック鞘管１１６及び１１８ （第２図参照）の中を通る。第２ケーブル保持取り付け具１３２の端壁を形成す るブラケット１２８及び１３０の各々に、ナット１２４及び１２６によって、同 様の入口案内体１２０及び１２２が固定されている。そして、鞘管１１６及び １１８の他端は、これらの入口案内体１２０及び１２２に各々連結されている。 第２ケーブル保持取り付け具１３２は、締結部材１３４及び１３５の各々によっ てカウルシェルフ２４に固定されている。各々のケーブル１０２及び１０４の内 端は、任意の適当な方法でケーブルリテーナ要素１３６（第５図参照）に固定さ れている。ケーブルリテーナ要素１３６は、Ｕ字形状ブラケット１４０の向き合 って配置された端部間を延びるピン１３８に対して枢着されている。ブラケット １４０はリンク１４２に固定されており、このリンク１４２の一方の側には、以 下に説明する目的で、スロット１４４が形成されている。両側に配置されたピン １３８の端部は、取り付け具１３２の間隔が隔てられた壁１５０及び１５２に形 成された上スロット１４６及び下スロット１４８を通って外方に延びている。 一対のレバー１５４及び１５６の各々の一端部は、リンク１４２に形成された 中央スロット１４４内に延びており、各々上方と下方の枢動ピン１５８及び１６ ０で固定されている。レバー１５４及び１５６は、互いにＸ字形状をなして交差 し、それらの他端は、ワイパー枢動アッセンブリ１６に形成されたスロット１６ ８（第６図参照）を通って外方に延びるレバー１６６に、各々枢動ピン１６２及 び１６４によって枢着されている。中央マウントハウジング１６は、上述の締結 部材１３４及び１３５、及び二つの追加の締結部材１７０及び１７２（第２図及 び第５図参照）によってカウルシェルフ２４の中央部分に固定されたベース取り 付けブラケット１６９を有する。 第６図に示すように、中央マウントハウジング１６内では、レバー１６６の内 端が、歯車１７６の中央から延びたステム１７４に固定的に連結され、レバー１ ５４及び１５６の往復移動に応じて歯車１７６を往復動自在に回動させるように なっている。歯車１７６は、より小径の歯車１７８と噛み合う。歯車１７８は、 その一方の面が、より大径の歯車１８０の中央に固定されている。歯車１８０は 、中央マウントハウジング１６を通るピン１８４に取り付けられた、より小径の 歯 車１８２と噛み合う。歯車１８２の一方の面には、傘歯車１８８が固定されてい る。傘歯車１８８は、シャフト１９２に固定的に取り付けられた第２傘歯車１９ ０と噛み合う。シャフト１９２の両端部は、各々フランジ２０２及び２０４に形 成された開口部１９８及び２００のブッシュ１９４及び１９６に回動自在に取り 付けられている。スペーサ２０５は、シャフト１９２上において、フランジ２０ ２と傘歯車１９０との間に取り付けられている。歯車２０６は、シャフト１９２ 上において、傘歯車１９０から間隔が隔てられて固定的に取り付けられており、 スペーサ２０７が歯車２０６とフランジ２０４との間に取り付けられている。歯 車２０６は、第２シャフト２１０に固定的に取り付けられた、より小径の歯車２ ０８と噛み合う。第２シャフト２１０は、フランジ２０２及び２０４を通って延 び且つ端部がスリーブ１７０の開口部２１６及び２１８のブッシュ２１２及び２ １４に回動自在に取り付けられている。 第１スプロケット２２０（第６図乃至第９図参照）がシャフト２１０上に歯車 ２０８から間隔が隔てられて固定的に取り付けられている。丸味を帯びた端部７ ２に固定されたピン２２３に、第２スプロケット２２２（第７図及び第８図参照 ）が取り付けられている。第２スプロケット２２２は、第１スプロケット２２０ から間隔が隔てられており、且つこれと同じ平面内にある。 第３スプロケット２２４（第１２図参照）は、ワイパーアーム１８の上部に回 動自在に取り付けられたピン２２６に対して取り付けられている。チェーン２２ ８が三つのスプロケット２２０、２２２、及び２２４の周りに取り付けられてい る。接合部材２３０は、アーム１８内のチェーンの所定の箇所に適当なクランプ ２３１（第１０図参照）で固定されている。一対のロッド２３２及び２３４（第 １図及び第１０図乃至第１５図参照）が、接合部材２３０（第１２図及び第１３ 図参照）から外方に延びるとともに、アーム１８の上端に固定された端壁２３６ にチェーン２２８の両側で取り付けられたベアリング２３５を通って延び ている。 一対のロッド２３２及び２３４の外端には、端キャップ２３８が取り付けられ ている。リンク２４０が端キャップ２３８からコネクタ２４２まで延びている。 ワイパーブレード２０は、その中間点がコネクタ２４２に取り付けられている。 第７図及び第８図を再び参照すると、これらの図には、フランジ２０２及び２ ０４のＬ字形状延長部２５０とアーム１８の丸味を帯びた端部７２との間で、各 々締結部材２４６及び２４８によって連結されたばね２４４が示してある。Ｌ字 形状延長部の中央開口部には、ピン１８４を受け入れるためのブッシュ２５２（ 第６図参照）が設けられている。 作動にあたっては、転極モータ１４がプレート３４及びこれに関連したカム溝 ３６を往復回動させるため、このような回動は、二つの作動を行う上で役立つ。 これらの作動には、レバー３８及び従ってディスク４４及び関連したカバー４６ 及び主アーム１２がアーム１２の後端部分に設けられた第１レバー５２及び第２ レバー５６とともに循環する作動が含まれる。レバー５２及び５６が枢動すると 、これらの間に鋏様の作用が現れ、これによって、フランジ６２、及び従って関 連したスリーブ部材６６、丸味を帯びた端部７２、アーム１８、及びワイパーブ レード２０を往復動させる。 これと同時に、カム溝３６内でのラグ７８の往復動が、レバー７４及び８２を 枢動させ、これによってピン８８をスロット９０及び９２内で摺動させ、ケーブ ル１０２及び１０４を往復動させる。この作用により、ブラケット１４０及び関 連したピン１３８をスロット１４６及び１４８（第５図参照）内で移動させ、こ の結果としてのリンク１４２の移動に応じてレバー１５４及び１５６を作動させ 、これによって、レバー１６６を移動させる。第６図でわかるように、ケーブル １０２及び１０４によるレバー１６６の前後移動が、歯車１７６、１７８、１８ ０、１８２、１８８、１９０、２０６、及び２０８及びスプロケット２２０ を往復作動させる。このような作動は、チェーン２２８をスプロケット２２０、 ２２２、及び２２４の周りで往復動させ、接合部材２３０をワイパーアーム１８ の端部間で前後に移動させ、これによってロッド２３２及び２３４をアーム１８ の内方及び外方に入れ子式に移動させ、カム溝３６内でのラグ７８の移動によっ て決定されるフロントガラス１１に亘る所定のパターンに従ってワイパーブレー ド２０を旋回させるのに役立つ。第１図に示すように、このパターンは、ブレー ド２０がフロントガラス１１の上縁部及び側縁部に近付くようなパターンである 。種々の形状の車輛用フロントガラスは種々の所定のカム溝経路を必要とする。 コイルばね２４４は、ワイパーアーム１８の丸味を帯びた端部７２を、対向し て反対側に配置された枢動ピン７０を中心として内方に引っ張るのに役立ち、こ れによって、ワイパーブレード２０をフロントガラス１１と常にぴったりと接触 するように押圧するのに役立つ。 本発明は、単一の転極モータと、フロントガラス用ワイパーを往復動させると 同時に、今日の何種類かの車輛の大型で傾斜したフロントガラスの形状に合わせ て入れ子式に作動するための関連した作動用サブアッセンブリとを使用した、新 たなフロントガラス用ワイパー装置を提供する、ということは明らかである。 本発明の一実施例だけを図示し且つ説明したが、以下の請求の範囲の範疇で他 の変更が可能である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 転極モータと、 中央マウントハウジングと、 該中央マウントハウジングに回動自在に取り付けられたスリーブ部材と、 該スリーブ部材から延びるフロントガラスワイパーアームと、 該ワイパーアームに入れ子式に移動するように摺動自在に取り付けられたワイ パーブレードと、 前記スリーブ及びワイパーアームを交互に回動させるために、前記転極モータ と前記スリーブ部材との間に作動的に連結された第１作動用サブアッセンブリと 、 前記フロントガラス用ワイパーブレードを入れ子式に移動するため、前記転極 モータと前記ワイパーブレードとの間に作動的に連結された第２作動用サブアッ センブリと を備えたフロントガラス用ワイパーアッセンブリであって、 前記第２作動用サブアッセンブリは、 前記転極モータとともに回動するように、このモータ連結されたカムと、 該カムによって作動される従動体と、 前記スリーブ部材に回動自在に取り付けられた第１スプロケットと、 前記ワイパーアームに回動自在に取り付けられた第２スプロケットと、 前記各スプロケットの周りに取り付けられた無端チェーンと、 該無端チェーンと前記ワイパーブレードとの間に作動的に連結されたコネクタ 部材と、 前記第１スプロケットを駆動するために前記中央マウントハウジング内に回動 自在に取り付けられた複数の歯車と、 前記従動体と前記歯車のうちの一つの歯車との間に作動的に連結され、この歯 車を前記カムの移動に応じて往復回動させることによって前記ワイパーブレード を入れ子式に移動するためのケーブルと を有する、フロントガラス用ワイパーアッセンブリ。 ２． フロントガラスと隣接した両側を有する車輛カウルシェルフの中央に取 り付けられた、フロントガラス用シングルアーム式ワイパーアッセンブリにおい て、 前記カウルシェルフの一方の側に取り付けられ、シャフトがシェルフを通って 延びる転極モータと、 前記カウルシェルフの他方の側に取り付けられるとともに、前記モータシャフ トにこのシャフトとともに回動するように連結され、カム溝が形成されたプレー トと、 前記カウルシェルフ上に取り付けられた中央マウントハウジングと、 該中央マウントハウジングに回動自在に取り付けられたスリーブ部材と、 該スリーブ部材とともに回動するように固定されたワイパーアームと、 前記スリーブ部材及びワイパーアームを交互に回動させるため、前記モータと 前記スリーブ部材との間に枢着されたリンクサブアッセンブリと、 前記カム溝に取り付けられた従動体と、 前記中央マウントハウジングに往復移動するように枢着されたレバーと、 前記従動体と前記レバーとの間に連結された一対のケーブルと、 前記ワイパーアームに作動的に連結されたフロントガラス用ワイパーブレード と、 前記スリーブ部材に回動自在に取り付けられた、少なくとも一つのスプロケッ トと、 前記ワイパーアームに回動自在に取り付けられた他のスプロケットと、 前記少なくとも一つのスプロケット及び他のスプロケットの周りに取り付けた 無端チェーンと、 該チェーンと前記ワイパーブレードとが調和して動くように、前記チェーンと 前記ワイパーブレードとの間に作動的に連結されたコネクタ部材と、 前記カム溝内での前記従動体の移動に応じて前記ワイパーブレードを入れ子式 に移動するため、前記中央マウントハウジングに及び前記少なくとも一つのスプ ロケットと前記レバーとの間に作動的に取り付けられた駆動手段と を備えた、フロントガラス用シングルアーム式ワイパーアッセンブリ。 ３． フロントガラス用ワイパーアッセンブリにおいて、 転極モータと、 中央マウントハウジングと、 該中央マウントハウジングに回動自在に取り付けられたスリーブ部材と、 該スリーブ部材から延びるフロントガラス用ワイパーアームと、 該ワイパーアームに入れ子式に移動するように摺動自在に取り付けられたワイ パーブレードと、 前記スリーブ及びフロントガラス用ワイパーアームを交互に回動させるため、 前記転極モータと前記スリーブ部材との間に作動的に連結された第１作動用サブ アッセンブリと、 前記ワイパーブレードを入れ子式に移動するため、前記転極モータと前記ワイ パーブレードとの間に作動的に連結された第２作動用サブアッセンブリと を備え、 前記第２作動用サブアッセンブリは、 前記転極モータとともに回動するように固定されたプレートと、 前記プレートに形成された所定のカム溝と、 前記カム溝に取り付けられた従動体であって、一端が固定的に枢着され且つ他 端が第２レバーに可動に枢着された第１レバーの中央部分に固定された従動体と 、 前記第２レバーに枢着された第１ケーブルリテーナ要素と、 第２ケーブルリテーナ要素と、 前記第１及び第２のケーブルリテーナ要素間に連結された一対のケーブルと、 前記中央マウントハウジング内に取り付けられた複数の歯車と、 前記第２ケーブルリテーナ要素に枢着されたリンクと、 該リンクに枢着され、互いにＸ字形状に交差し、前記複数の歯車のうちの第１ 歯車に連結されたブラケットに枢着された一対のレバーと、 前記中央マウントハウジングに取り付けられ、前記複数の歯車のうちの最後の 歯車によって駆動される第１スプロケットと、 前記ワイパーアームに枢着された第２スプロケットと、 前記各スプロケットの周りに取り付けられた無端チェーンと、 前記ワイパーアームに摺動自在に取り付けられ、前記チェーンと前記ワイパー ブレードとの間に作動的に連結された少なくとも一つのロッドと を有する、フロントガラス用ワイパーアッセンブリ。 ４． 前記リンクサブアッセンブリは、 前記転極モータとともに回動するように固定された第１レバーと、 前記スリーブ部材に枢着されと、 前記スリーブ部材から外方にＸ字形状をなして延びる一対のレバーと、 一端が前記第１レバーに枢着され、他端が前記一対のレバーに枢着されたアー ムと を有する、請求項２に記載のフロントガラス用シングルアーム式ワイパーアッセ ンブリ。 ５． 前記駆動部材は、前記カム溝内での前記従動体の移動に応じて前記少な くとも一つのスプロケットを駆動するため、互いに作動的に噛み合った複数の歯 車を有する、請求項２に記載のフロントガラス用シングルアーム式ワイパーアッ センブリ。