JPH10500928A - 洗剤ディスペンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 通常は洗剤容器を密閉するように働き、閉鎖された上部（４）、垂下スカート（５ａ、５ｂ）および開口部（６）を有するふたの形をした第１の部分（２）と、開口部上でふたと取外し自在に係合可能であり、洗剤を分配するための孔（１５）を有する第２の部分（３）とを含む洗剤ディスペンサ。

Description

【発明の詳細な説明】 洗剤ディスペンサ 本発明は、洗剤ディスペンサに関し、さらに詳細には、液体洗剤用のディスペ ンサに関する。 自動洗濯機で家庭の洗濯を行うとき、衣類を洗濯機に入れる前に袖口や襟など 衣類の汚れた部分に洗剤を分配することが有用な場合が多い。 本発明の目的は、上記種類の新規のディスペンサを提供することである。 本発明による洗剤ディスペンサは、通常洗剤容器を密閉するように働き、閉鎖 された頭部、垂下スカートおよび開口部を有するふたの形をした第１の部分と、 開口部でふたと取外し自在に係合可能であり、洗剤を分配するための孔を有する 第２の部分とを含む。 好ましい形態では、ふたは、ふたを洗剤容器にねじ込むための外部ねじ山を有 する。 第２の部分は、ふたの外部ねじ山と係合可能な内部ねじ山を有する浅いキャッ プの形をしていることが好ましい。 ふた及びキャップは、キャップをふたの閉鎖された頭部に取 外し自在に結合できるように相補形状を有しているのが好ましい。 キャップの孔は、キャップの頭部に形成された隆起ファンネル(raised funnel )に形成されることが好ましい。 次に、本発明の実施の形態を、一例としての添付図面を参照しながら説明する 。 第１図は、本発明に従って製造された洗剤ディスペンサにおける二つの部分の 正面図である。 第２図は、不使用(inoperative)状態において結合されたディスペンサの各部 分の同様の図である。 第３図は、使用(operative)状態において結合されたディスペンサの各部分の 同様の図である。 第４図は、ディスペンサのキャップを上から見た平面図である。 第５図は、ディスペンサのキャップを下から見た平面図である。 第６図は、第１図に示されたディスペンサの各部分の断面図である。 図面に示されているように、ディスペンサ１は、ふた２の形 をした第１の部分およびキャップ３の形をした第２の部分を含む。 ふた２は、上方部分５ａおよび下方部分５ｂから構成される垂下スカート(dep endent skirt)を有する頭部４を備えている。下方部分５ｂは、ふたの開口部６ を画定すると共に、ふたがねじ込まれて液体洗剤ボトル（図示せず）のような適 切な容器を密閉することができる外部ねじ山７を有する。したがって、ふた２は 通常、洗剤ボトルを密閉するために働く。 ふたの頭部は、中央に位置する台部(pedestal)９を取り囲むくぼんだ周辺チャ ネル８を有する（第６図参照）。 キャップ３は、頭部１０および狭い垂下スカート１１を有する。スカート１１ は、ふた２上の外部ねじ山７と係合するように構成された内部ねじ山１２（第６ 図）を有する。その頭部１０において、キャップ３は、孔１５を有する隆起した 弧状ファンネル１４を有する。 キャップ３の頭部の下側には、円形に形成されかつふた２の頭部の台部９に対 応する垂下弧状フランジ１６が設けられている。 フランジ１６は、キャップがふた２の頭部土に位置するとき に台部９の周縁にはまるように用意されている。したがって、キャップは、ふた ２に対して取外し自在かつ使用不能に結合される（第２図参照）。 使用に際しては、ふた２をそのボトルから取り外して反転し、ボトルからの洗 剤で充填する。次いで、キャップをふたの開口部７にねじ込んで、キャップ３を ふたに対して使用可能に結合する（第３図）。その後、洗剤をキャップ３内の孔 １５から袖口や襟など衣類の汚れた部分に分配する。 このように本発明は、衣服の洗濯に使用するのに有用なディスペンサを提供す る。 下記の請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の 他の多数の実施形態が可能である。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年６月１９日 【補正内容】 洗剤ディスペンサ 本発明は、洗剤ディスペンサに関し、さらに詳細には、液体洗剤用のディスペ ンサに関する。 自動洗濯機で家庭の洗濯を行うとき、衣類を洗濯機に入れる前に袖口や襟など 衣類の汚れた部分に洗剤を塗布することが有用な場合が多い。 本発明の目的は、上記種類の新規のディスペンサを提供することである。 本発明は、請求の範囲第１項に記載の洗剤ディスペンサ、および請求の範囲第 ５項に記載の衣類の汚れた部分を処理する方法を提供する。 好ましい形態では、ふたは、ふたを洗剤容器にねじ込むための外部ねじ山を有 する。 第２の部分は、ふたの外部ねじ山と係合可能な内部ねじ山を有する浅いキャッ プの形をしていることが好ましい。 ふた及びキャップは、キャップをふたの閉鎖された頭部に取外し自在に結合で きるように相補形状を有しているのが好ましい。 キャップの孔は、キャップの頭部内に形成された隆起ファンネルに形成される ことが好ましい。 請求の範囲 １．通常は洗剤容器を密閉するように働き、閉鎖された頭部、垂下スカートおよ び開口部を有するふたの形をした第１の部分と、開口部でふたと取外し自在に係 合可能であり、洗剤を塗布するための孔を有する第２の部分とを備えており、前 記キャップの孔が、キャップの頭部に形成された隆起ファンネルに形成されてい ることを特徴とする洗剤ディスペンサ。 ２．前記ふたが、該ふたを洗剤容器にねじ込むための外部ねじ山を有する請求の 範囲第１項に記載の洗剤ディスペンサ。 ３．前記第２の部分が、前記ふたの外部ねじ山と係合可能な内部ねじ山を有する 浅いキャップの形をしている請求の範囲第２項に記載の洗剤ディスペンサ。 ４．前記ふた及び前記キャップが、該キャップを該ふたの閉鎖された頭部に取外 し自在に結合できるように相補形状を有している請求の範囲第３項に記載の洗剤 ディスペンサ。 ５．請求の範囲第１項から第４項のいずれか一項に記載のディスペンサのふたで 密閉されたボトルに用意された液体洗剤で衣類の汚れた部分を処理する方法であ って、ふたをボトルから取 り外して反転し、それをボトルからの洗剤で充填し、キャップをふたの開口部に 結合し、洗剤をキャップの孔を通して衣類の汚れた部分に分配することを特徴と する前記方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｎ Ｌ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．通常は洗剤容器を密閉するように働き、閉鎖された頭部、垂下スカートおよ び開口部を有するふたの形をした第１の部分と、開口部でふたと取外し自在に係 合可能であり、洗剤を分配するための孔を有する第２の部分とを備える洗剤ディ スペンサ。 ２．前記ふたが、該ふたを洗剤容器にねじ込むための外部ねじ山を有する請求の 範囲第１項に記載の洗剤ディスペンサ。 ３．前記第２の部分が、前記ふたの外部ねじ山と係合可能な内部ねじ山を有する 浅いキャップの形をしている請求の範囲第２項に記載の洗剤ディスペンサ。 ４．前記ふた及び前記キャップが、該キャップを該ふたの閉鎖された頭部に取外 し自在に結合できるように相補形状を有している請求の範囲第３項に記載の洗剤 ディスペンサ。 ５．キャップの孔が、キャップの頭部に形成された隆起ファンネルに形成されて いる請求の範囲第３項または第４項に記載の洗剤ディスペンサ。