JPH10500034A - 子宮鏡及び卵管鏡処置を行なう方法及び装置 - Google Patents

子宮鏡及び卵管鏡処置を行なう方法及び装置

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JPH10500034A
JPH10500034A JP7523613A JP52361395A JPH10500034A JP H10500034 A JPH10500034 A JP H10500034A JP 7523613 A JP7523613 A JP 7523613A JP 52361395 A JP52361395 A JP 52361395A JP H10500034 A JPH10500034 A JP H10500034A
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マイケル エム アーニー
ジェームズ ドーティー
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Abstract

(57)【要約】 子宮鏡(10)、アクセスカテーテル(40)及び卵管鏡(60)からなる同軸システムを用いて、卵管(F)の撮像を行なう。画像クオリティを高めるため、アクセスカテーテル(40)及び卵管鏡(60)は、これらのそれぞれの遠位端(45)が適正に整合できるように設計されている。子宮鏡(10)の支持システムが提供され、これにより、医療処置を行なう間に子宮鏡を手動操作する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 子宮鏡及び卵管鏡処置を行なう方法及び装置 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、概略的には、内視鏡手術法及び装置に関し、より詳しくは、卵管そ の他の細長い体管の子宮鏡及び卵管鏡検査(falloposcopic examination)を行な う改良された方法及びシステムに関する。 卵管の病気は、不妊症及び卵管妊娠の主要原因となる。最近まで、最小の観血 的方法(invasive manner)で卵管内部にアクセスし且つ撮像することが困難なた め、卵管の病気の診断及び治療が妨げられていた。しかしながら、現在では、通 常、卵管鏡と呼ばれる非常に小さいガイドワイヤ、カテーテル及び光ファイバ視 認鏡を利用できるため、このような困難性は大幅に解消されている。このような 器具及びシステムを使用して、医者は、子宮内に位置決めされた子宮鏡を介して 卵管内部への非外傷性アクセスを行なうことができる。このような撮像技術が、 K-erin等の「妊娠・不妊症(Fertil.Steril)」(1990年、第54号、第3 90〜400頁)及び「J腹腔鏡手術(J.Laparoendoscopic Surg.)」(第1号 :第47〜56頁)に記載されている。 このような卵管鏡アクセス及び撮像技術は、一般に次のように行なわれる。子 宮鏡を子宮内に導入し、且つ子宮を拡げてビデオモニタリングができるようにす るため洗浄液を導入する。次に、非常に小さいガイドワイヤを、子宮鏡を通って 導入して且つ頸管を通って卵管内に前進させる。遠位側の卵管采に到達するまで 、ガイドワイヤを前進させ続ける。次いで、小形のアクセスカテーテルを、子宮 鏡を通し且つガイドワイヤに沿って卵管内に前進され、この場合も、遠位側の卵 管采に到達するまで前進させるのが好ましい。ガイドワイヤを取り外した後、撮 像ファイバ及び照明ファイバの両方を含む小径の光ファイバ束である卵管鏡を、 その遠位端がアクセスカテーテルの遠位端に到達するまで前進させる。次に、逆 に、卵管鏡及びアクセスカテーテルを卵管を通して外方に引き出すことにより撮 像が 行なわれ、この間、関連ビデオモニタ上に画像が映し出される。アクセスカテー テルはまた、卵管の病気治療を行なうための投薬カテーテル、小形器具などのた めのアクセス管孔を有している。 このような卵管鏡技術は非常に優れたものであるが、依然として或る制限を有 している。すなわちこの技術は、卵管鏡を卵管内に導入し且つ撮像のためにカテ ーテル及び卵管鏡を引き出すのに、子宮鏡、アクセスカテーテル及び卵管鏡の同 時操作及び整合を必要とする。このような操作は、治療を行なう医者が子宮鏡及 び卵管鏡からの2つの別々の画像を見ながら行なわなくてはならない。従って、 通常、このような卵管鏡処置には、子宮鏡を処置の間ずっと所望位置に保持し且 つ操作する少なくとも一人のアシスタントが必要になる。この場合には、主治医 は、アクセスカテーテル及び卵管鏡の両方を操作して所望部位の画像を得ること ができる。しかしながら、カテーテル及び卵管鏡を一人で操作することは問題が ある。 卵管を通してアクセスカテーテル及び卵管鏡を逆方向に引き出すときに、アク セスカテーテルの引張りに伴う伸びから特別な問題が生じる。卵管を通るカテー テルの通過抵抗によりカテーテルが引っ張られ、このため、カテーテルの遠位端 が卵管鏡の遠位端から突出してしまう。理想的な撮像は、卵管鏡の遠位端とアク セスカテーテルの遠位端とが実質的に整合するときに生じる。従って、医者は、 処置を周期的に停止してアクセスカテーテルから卵管鏡を分離し、カテーテルに 対して卵管鏡を再位置決めして画像の明瞭性を回復させる必要がある。 ガイドワイヤ及び/又はアクセスカテーテルが子宮鏡から頸管を通って卵管内 に導入されるときに、別の問題が生じることがある。ガイドワイヤ及び卵管鏡は 抵抗に遭遇し、このため、前進を続けるにはガイドワイヤ又はカテーテルに大き な力を加える必要がある。これまで、殆どの子宮鏡は可撓性のある作業シャフト を有し、該作業シャフトは、これらの少なくとも遠位側部分のみが操縦可能であ る。作業シャフトの遠位端の方向を定めることにより、ガイドワイヤ及びカテー テルが頸管を通るように配向させることができるけれども、ガイドワイヤ又はカ テーテルを前進抵抗に打ち勝つように強く押し出すときに、可撓性作業シャフト が撓んだり変形することがある。作業シャフトのこのような撓みにより、カテー テルは、頸管を通って前進されるのではなく、頸管の後ろから出てしまう。 現在使用されている子宮鏡技術及び卵管鏡技術の他の欠点として、子宮鏡が頸 管内に入る箇所での子宮鏡のシャフトの周囲からの洗浄液の漏洩、比較的壊れ易 い卵管鏡の(特に、卵管鏡が子宮鏡に入る箇所での)破損、及び子宮鏡内での卵 管鏡の位置情報の欠如(卵管鏡の遠位端チップがアクセスカテーテルの遠位端に 到達する時期を知ることは困難である)がある。 従って、診断及び治療のために、卵管内にガイドワイヤ、カテーテル、卵管鏡 その他の器具を導入する改良された方法及びシステムを提供することが望まれて いる。導入すべき子宮鏡、ガイドワイヤ、アクセスカテーテル、卵管鏡その他の 器具の操作を容易にする方法及びシステムが特に望まれている。このような方法 及びシステムは、システムの種々の構成要素の操作及び整合に必要とされる入手 、好ましくは人数、を減らすことができなくてはならない。また、頸管及び卵管 内の障害物を通ってガイドワイヤ、カテーテルその他の器具を導入するための安 定したベースすなわちプラットホームを形成する改良された子宮鏡を提供するこ とが望まれている。また、撮像のためにシステムが卵管を通って逆方向に引き出 されるときに、卵管鏡とアクセスカテーテルとを容易に整合できる改良されたア クセスカテーテル及び卵管鏡を提供することが望まれている。 2.背景技術の説明 Kerin等の「妊娠・不妊症(Fertil.Steril)」(1990年、第54号、第 390〜400頁)及び「J腹腔鏡手術(J.Laparoendoscopic Surg.)」(第1 号、第47〜56頁)は、前述した通りである。Kerin等の「妊娠・不妊症(F-er til.Steril)」(1992年、第57号、第731〜741頁)及びSurreyの「 臨床・産科・婦人科(Clin.Obstet.Gynecol)」(1992年、第35号、第2 99〜312頁)には、卵管鏡を用いて行なわれる診断処置及び治療処置が記載 されている。米国特許第4,739,768号には、長さ方向に沿って可撓性を変化でき るマイクロカテーテルが開示されている。米国特許第4,911,148号、第4,836,189 号、第4,779,612号、第4,641,634号及び第4,503,843号には、子宮鏡及び卵管鏡 が概略的に開示されている。Munroの「J.Am.Assn.Gynecol. Laparosc」(1993年、第1号、第67〜70頁)には、手術中に腹腔鏡を支 持する関節アーム構造が記載されている。 発明の要約 本発明によれば、最小の観血的方法又は非観血的方法で、患者の体管(より詳 しくは卵管)にアクセスし且つ撮像するための方法、装置及びシステムが提供さ れる。本発明は、卵管の撮像及び治療に使用する子宮鏡、アクセスカテーテル、 卵管鏡その他の器具を導入し且つ操作する簡単な装置及び処置が提供される。本 発明により、このような処置を行なうのに必要な人手及び医者の数を減らすこと ができ、多くの場合、このような処置を行なう時間、複雑さ及びコストを低減で きる。また、本発明の装置及び処置によれば、卵管内を逆方向に通されるカテー テル及び卵管鏡を用いて卵管を撮像するとき、クオリティの高い撮像を行なうこ とができる。本発明の上記及び他の長所は、以下に述べる本発明の詳細な説明に より一層明瞭になるであろう。 本発明の第1態様によれば、アクセスカテーテルを、視認鏡(viewing scope,) 、一般的には、1次管孔を形成する子宮鏡を通して卵管に導入する。視認鏡の近 位端は支持面に固定され、視認鏡を不動状態に維持しながら、視認鏡の作業管孔 を通して(一般的には、ガイドワイヤに沿って)アクセスカテーテルが導入され る。このようにして視認鏡を不動にした後、治療を行なう医者は、彼又は彼女の 手を自由に使用して、撮像又は治療に必要なアクセスカテーテルの導入その他の 仕事を行なうことができる。視認鏡の不動化は、一端が支持面に取り付けられ且 つ他端が視認鏡の近位端に取り付けられた関節アーム)のような支持構造を使用 して行なうのが良い。次いで、より詳細に後述するように、アクセスカテーテル を通して光ファイバ撮像要素を卵管内に導入することにより撮像を行うのが良い 。 本発明の第2態様では、視認鏡の支持構造は、第1端部と、第2端部と、これ らの両端部間の複数の関節形セグメントとを有するアーム構造を備えている。支 持構造の第1端部には、アームを固定面に取り付けるためのクランプ又は他の取 付け具が設けられ、アームの他端には、視認鏡の近位側ハンドルを着脱可能に固 定するための取付け部材が設けられている。アーム構造の遠位端を近位端に対し てロックして視認鏡を所望方向に保持するため、関節形セグメントを選択的に不 動にする手段が更に設けられている。視認鏡の好ましいクランプは、軸線方向の スリットを備えた細長いベースを有し、スリットの両側には1対の対向保持要素 が配置されている。次にスリットを緊締して、これらの間に子宮鏡の近位端をク ランプする。 本発明の第3態様では、アクセスカテーテルを、視認鏡のシャフトを子宮内に 導入することにより、患者の卵管内に導入する。次に、1〜4cmの長さをもつ シャフトの遠位側部分を、挿入したい卵管の頸管に向けて偏向させる。視認鏡の シャフトの残部は実質的に剛性に維持され、一方、ガイドワイヤを最初に頸管を 通って卵管内に導入する。次に、アクセス管孔をガイドワイヤに沿って前進させ 、この間、シャフトの剛性部分は卵管内へのカテーテルの前進を補助する支持体 を形成する。 本発明の第4態様では、改良形子宮鏡はハンドル及び可撓性作業シャフトから なり、作業シャフトはアクセス管孔及び光ファイバ撮像要素を備えている。この 子宮鏡の特徴は作業シャフトにあり、該作業シャフトはその近位側の一定長さが 実質的に剛性を有し且つその遠位部分から1〜4cmの長さに亘って選択的に偏 向することができる。これにより、子宮鏡は、前述のようにしてガイドワイヤ及 びアクセスカテーテルを卵管内に導入するのに使用される。この改良形子宮鏡で は、作業シャフトに大径の肩を設けることができ、該肩はシャフトの遠位端から 3〜12cm近位側の位置に配置される。頸管を通って子宮内に容易に導入でき るようにするため、作業シャフトの直径は4mm以下であるのが好ましい。頸管 に対するシール効果を高めて、視認のために子宮が透明な洗浄液で膨張されると きに流体の損失を防止するため、肩は4〜5mmの直径をもつことが好ましい。 本発明の第5態様では、細長い体管の逆行撮像(retrograde imaging)を行な う改良された方法は、アクセスカテーテル内に配置された光ファイバ撮像要素を 管孔を通して引き出すことからなる。この改良は、撮像要素が引き出されるとき にアクセスカテーテル内の撮像要素の位置を調節して、撮像要素の遠位端とアク セスカテーテルの遠位端との整合を維持することからなる。これにより、カテー テル及び撮像要素の引き出し中に生じることがあるアクセスカテーテルの伸長が 相殺され、画像クオリティが高められる。通常、アクセスカテーテル内の撮像要 素の相対位置は手動で調節され、これは、使用者がアクセスカテーテル及び撮像 要素の両者の近位端を手で掴むことにより行なわれる。かくして使用者は、撮像 要素とアクセスカテーテルとの相対位置を連続的に調節して所望の画像クオリテ ィを維持できる。 本発明の第6態様では、体管を撮像するシステムが遠隔アクセスカテーテルを 有し、該カテーテルはその近位端にハブを備えている。光ファイバ撮像要素は、 ハブ内のポートを通り且つアクセスカテーテルの中央管孔内に受け入れられる。 撮像要素はカテーテル管孔の長さより大きい長さを有し且つカテーテル上に形成 されたスリーブを有している。このため、撮像要素の遠位端がカテーテルの遠位 端と整合するときに、スリーブが第1ハブポート内に配置される。ハブポート及 びスリーブは、体管が加圧流体で膨張されるときにポートがスリーブ上で充分き つく閉じられて流体の漏洩を防止すると同時に、光ファイバ撮像要素はアクセス カテーテル内で軸線方向に移動できるように構成されている。好ましくは、アク セスカテーテルはその遠位側に小径部分を有し、通常、遠位側部分は4〜20c mの範囲内の長さ及び0.4〜0.6mmの範囲内の直径を有し、近位端は25cm以 上の長さ及び0.6〜1mmの範囲内の内径を有する。ハブは、スリーブを選択的 に緊締するための弁を有している。 本発明の本質及び長所の理解は、明細書の以下の記載及び添付図面を参照する ことにより一層明瞭になるであろう。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の原理に従って構成された子宮鏡を示す側面図である。 第2図は、第1図の子宮鏡を示す平面図である。 第3図は、第1図の子宮鏡の作業シャフトを示す、第1図の3−3線方向から 見た拡大端面図である。 第4図は、アクセスカテーテルと、本発明の原理に従って構成された卵管鏡と を組み合わせた状態を示す斜視図である。 第5図は、第4図の卵管鏡の組立体全体を示す側面図である。 第6図は、第5図の卵管鏡を示す、第5図の6−6線方向から見た拡大端面図 である。 第7図は、子宮を通して卵管を撮像するのに使用される子宮鏡と、アクセスカ テーテルと、卵管鏡との組合せを示すものである。 第8図は、ハブのポート内の卵管鏡の制御スリーブの位置を示すアクセスカテ ーテルの近位側ハブの詳細図である。 第9図は、子宮鏡の近位端を不動化し且つ支持構造をテーブルに取り付けて、 子宮鏡の近位端を保持する本発明の好ましい方法を示すものである。 第10図〜第13図は、アクセスカテーテル及び卵管鏡を使用して卵管を撮像 するところを詳細に示すものである。 特定実施例の詳細な説明 本発明は、患者の体腔、典型的には子宮内への1次アクセス管孔を形成するの に視認鏡(viewing scope)を使用する。視認鏡は、のぞく能力を備え、典型的に は、その作業シャフトに通される光ファイバ束の形態をなす。また、作業シャフ トはアクセス管孔を形成し、視認鏡は、典型的には、近位側ハンドルを有し、該 ハンドルは、アクセス管孔内に開口するポートと、光ファイバ束と外部ビデオ撮 像器具との間の必要なインターフェースとを形成する。例示の実施例では、視認 鏡は、より詳細に後述するように、可撓性遠位側先端を備えた実質的に剛性の作 業シャフトを有する子宮鏡である。もちろん、子宮鏡という用語は便宜上使用す るに過ぎず、本発明は、上記必要な能力をもつ任意の視認鏡を使用できることは 理解されよう。 ここで第1図〜第3図を参照すると、視認鏡10は作業シャフト12を有し、 該作業シャフト12は、近位端14と、遠位端16と、近位端14に取り付けら れたハンドル18とを備えている。シャフト12の近位端14から遠位端16ま で、アクセス管孔すなわち作業管孔20が延びており、該作業管孔20に、ハン ドル18に設けられたコネクタポート22を介してアクセスできる。また、作業 シャフト12は、光ファイバ束24(第3図)と、複数の照明用光ファイバ26 とを有し、該光ファイバ26は、連結ケーブル28、30を介して慣用的なビデ オモニタリング器具につなげられる。 これまでに説明したように、視認鏡の構造は、オリンパス光学工業株式会社、 Intramed Laboratories,Inc.社、その他の会社から市販されている商業的に入 手できるもの及び米国特許第4,911,148号、第4,836,189号、第4,779,612号、第4 ,641,634号及び第4,503,843号に記載されたもの等の慣用的且つ一般的なもので ある。上記米国特許の全記載は本願に援用する。 本発明は改良された視認鏡、より詳しくは、子宮から卵管内へのガイドワイヤ 、アクセスカテーテル及び2次光ファイバ撮像要素(例えば卵管鏡)の導入を容 易にするため、作業シャフトが2つの点で改良された改良形子宮鏡の形態をなす 視認鏡を提供する。第1の改良点は、作業シャフトを、その近位端14から移行 点30まで、実質的に剛性構造に形成したことにある。作業シャフト12の残部 は、移行点30から遠位側先端16に至るまで可撓性を有する。例示実施例では 、ハンドル18のノブ32を使用して、先端を、第2図に破線で示すように左右 方向に偏向させることができる。シャフト12の可撓性部分の長さは、1〜4c m好ましくは2〜3cmの範囲内にある。作業シャフト12の全長は、15〜2 5cm、好ましくは17.5〜18.5cm、の範囲内にある。 作業シャフト12の第2の改良点は、近位端14と遠位端16との間の位置に テーパ状の肩34を設けたことにある。テーパ状の肩34は、作業シャフト12 を子宮に導入するときに、頸管OSと係合して該頸管OSをシールするように構 成されている。肩34は、シャフトの遠位端16から、3〜12cm、好ましく は10〜12cm離れた位置に配置される。肩34から遠位側のシャフトの直径 D1は、通常4mm未満、好ましくは3.5〜3.6mmの範囲内であるのが好ましい 。肩34から近位側のシャフトの直径D2はそれ程厳格ではなく、典型的には4 〜5mmの範囲内にある。作業シャフト12を通るアクセス管孔20は、外径の 対応して段が設けられた径を有しても良いが、これは必ずしも必要ではない。ア クセス管孔20の直径は、一般に1〜2mm、好ましくは1.5〜1.7mmの範囲内に ある。 目標の体管、典型的には卵管、へのアクセスは、小径のアクセスカテーテルを 用いて、視認鏡10の作業管孔20を通して行なわれる。カテーテルの長さは、 視認鏡を通して目標の体管内に導入できるのに充分な長さである。卵管の場合、 アクセスカテーテルの本体の長さは、典型的には40〜60cm、通常は約50 cmである。適当なカテーテルは、米国特許第4,739,768号の教示に従って構成 でき、該米国特許の全開示は本願に援用する。 本発明のシステム及び方法に使用する特別なカテーテル40が第4図及び第8 図に示されている。カテーテル40は、遠位端側部分44と、遠位端側ポート4 5と、近位端46とを備えたカテーテル本体42を有している。遠位端側部分4 4は、近位端側部分に比べ小さい直径を有するのが好ましい。通常、遠位端側部 分は、0.4〜0.6mm、好ましくは0.5〜0.6mmの範囲内、通常は約0.55mmの内 径を有する。近位端側部分は、0.6〜1mm、好ましくは0.6〜0.75mmの範囲内 、通常は約0.68mmの内径を有する。小径の遠位端側部分44の長さは、典型的 には、4〜20cm、好ましくは15〜20cmの範囲内、より一般的には約1 7〜18cmである。このような二重構造(bifurcated construction)は、後で 詳述するように、卵管内への挿入を容易にする小径の遠位端側端部の長所と、こ れも後で詳述するように、卵管を拡張する流体を導入するときに流れ抵抗を低下 させる大径の近位端側部分の長所とを備える。 カテーテル40は、更に、軸線方向に整合したポート52と、サイドポート5 4とを備えた近位端側コネクタ50を有している。軸線方向に整合したポート5 2は、光ファイバ撮像要素60(第5図及び第6図に分離して示す)を受け入れ 、一方、サイドポート54は、後述のようにカテーテル本体42の管孔を通して 洗浄液を卵管内に導入するのに利用できる状態に維持される。 典型的には、光ファイバ撮像要素60は、典型的には0.3〜0.6mm、通常は約 0.5mmの範囲内の直径の小径の可撓性シャフトを備えた卵管鏡の形態をなして いる。シャフト67は、その遠位端68において、撮像用の光ファイバ束64及 び照明用の複数の光伝達光ファイバ66をそれぞれ支持している(第6図)。光 ファイバ撮像要素60は、更に、可撓性ケーブル76により近位端74に取り付 けられた1対のコネクタ70、72を有している。コネクタ70、72は慣用的 なビデオモニタリング機器と接続でき、一方のコネクタは視覚画像用、他方のコ ネクタは照明用である。 光ファイバ撮像要素60は、卵管の撮像中に撮像要素及びカテーテルの両者の 操作を容易にする方法でアクセスカテーテル40と組み合わせることができるよ うに構成されている。より詳しくは、可撓性シャフト62(後述の制御スリーブ セクション80を含む)の長さは、アクセスカテーテル40の遠位側先端から軸 線方向に整合するポート52に至るアクセスカテーテルの全長より僅かに長い。 可撓性シャフトは、典型的には、カテーテル40より1〜10cm長く、55〜 65cmの全長を有する。 光ファイバ撮像要素60は、更に、制御スリーブ80を有し、該制御スリーブ 80は、典型的には可撓性シャフト62の近位端側部分の上に形成されたポリマ ー製シース(鞘)の形態をなしている。制御スリーブ80は、軸線方向に整合す るポート52内、より詳しくは、該ポート52内に配置された圧縮シール弁82 内、に受け入れられるサイズを有している。通常、制御スリーブは1.5〜2mm 、好ましくは1.6〜1.7mmの範囲内の直径を有する。圧縮シール弁82は、一般 にトーヒ・ボースト弁、又は医者が制御スリーブ80の外部でOリング82を選 択的に緊締することを可能にする均等物で構成する。シャフト62に比べて制御 スリーブ80の直径が大きいため、圧縮シールの形成が非常に容易になる(すな わち、一般に約0.5mmの直径をもつ撮像要素60のシャフト62の周囲にシー ルを形成することは非常に困難である)。また、制御スリーブは、こわれ易い撮 像要素の保護を助ける歪み緩和機能を有する。弁を適当量だけ緊締すると、弁内 でのスリーブの軸線方向の移動を著しく妨げることなく、サイドポート54を通 って導入される洗浄液の逆流漏洩が防止される。これは重要な特徴である、とい うのは、医者が、カテーテル40内で光ファイバ撮像要素60の相対位置を調節 してこれらのそれぞれの遠位端の整合を維持し、卵管の撮像を中断することなく 撮像することを可能にするからである。制御スリーブ80の近位側で撮像要素6 0にコネクタ88を設けておくと便利である。コネクタ88は、医者が、コネク タ88及びカテーテル40の近位側コネクタ50の両者を保持し且つ適当に押す (又は引っ張る)ことにより、撮像要素60を掴み且つ操作することを可能にす る。医者は、両手又は片手のいずれでも、このような操作を行なうことができる 。 ここで、第7図、第10図〜第13図を参照して、卵管Fの撮像における視認 鏡10、アクセスカテーテル40及び光ファイバ撮像要素60の使用方法につい て説明する。先ず、子宮鏡10の作業シャフト12を、慣用的な方法で又は後述 のように調節可能な支持システムを用いて、先ず子宮U内に導入する。シャフト 12の可撓性のある遠位端16を頸管OSの方向に向け、且つガイドワイヤ(図 示せず)を、子宮鏡10のコネクタ22に取り付けられたYコネクタ90に通す 。視認鏡を介して直接視認することによりガイドワイヤを導入できることができ るようにコネクタ90のサイドポート92を通して洗浄液を導入することにより 子宮を膨張させる。また、医者は、この処置をX線透視手法で視認することもで きる。Target Therapeutics社、Fremont社、California社及びその他の会社から 適当なガイドワイヤを入手できる。一般に、ガイドワイヤを、頸管OSを少なく とも1cm越えたところまで、好ましくは前方の卵管采Fの近くまで、導入さす る。 ガイドワイヤを適正に配置した後、慣用的な方法で、アクセスカテーテル40 をガイドワイヤに沿って導入する。カテーテル40を、第7図に示すように、そ の遠位端44が卵管采Fに近づくまで導入する。次いで、ガイドワイヤを引き出 して光ファイバ撮像要素60と交換し、光ファイバ撮像要素60を、その遠位端 68がカテーテル40の遠位側ポート45の端部内で整合するように導入する。 卵管を膨張させて撮像を行うため、透明な洗浄液をハブ50のサイドコネクタ 54を通して導入する。卵管采を通る漏洩のため、流体を約5〜10ml/分の 流量で導入する必要がある。大きな近位側部分を備えたカテーテル40を使用す ると、この流量で流体を導入するのに必要な圧力を大幅に低下できることが判明 している。(カテーテルの遠位側部分が卵管を通り得るサイズ)の一定直径をも つカテーテルは、10気圧以上の圧力を必要とするが、上記のように大きな直径 の近位側部分を使用すると、圧力を5気圧以下、3〜5気圧、に低下できる。こ のように圧力が低下されると、操作が容易になり且つアクシデントが生じる傾向 が減少する。 透明な洗浄液により視界が得られた後、撮像要素60及びカテーテル40を同 時に逆方向に引き出し、卵管の長さに沿って撮像を行なう。明瞭な画像を得るに は、第10図に示すように、撮像要素60の遠位端68を、丁度、カテーテル4 0の近位側ポート45に維持することが重要である。撮像要素60の遠位端68 がカテーテル40の管孔内に引き込まれてしまうと(第11図)、撮像の視界が 制限される。遠位端が管孔の外部に出ると、撮像要素60の先端が損傷を受け且 つアクセスカテーテルの遠位側ポート45を出る流体による洗浄が不充分になる 。 アクセスカテーテル40と撮像要素60との組合せ体が、卵管Fを通って引き 出され続けると、カテーテル本体42が伸びる傾向を有し、このため、第11図 に示すようにその遠位端45が、撮像要素60の遠位端68を越えて延びる前述 のように、このような状況は、得られる画像クオリティを低下させる。本発明の システムを使用した場合には、画像クオリティは、コネクタ50の軸線方向のポ ート52内で制御スリーブ80を移動させて、カテーテル40内の撮像要素60 の軸線方向位置を調節することにより容易に復元できる。より詳しくは、医者は 、カテーテルが卵管を通って引き出されるときに、できる限り明瞭な画像を得る ため、関連するビデオモニタ上の画像を見ながら、コネクタ50に対してコネク タ88を連続的に移動させることができる。このようにして、第12図及び第1 3図に示すように、カテーテル及び撮像要素が引き出される間、撮像要素60の 遠位端68はカテーテル40の遠位側ポート45と整合した状態に維持される。 本発明の処置を更に簡単化するため、視認鏡10が子宮内に適正に配置された 後、子宮鏡10をテーブルT又は他の表面上で不動にする方法及び装置が開発さ れた。第9図に示されるように、支持構造体100は、複数のアーム102及び 継手104を有し、これらのアーム及び継手は、構造体100の遠位端部の支持 ベース106が(中央ノブ105を用いて所定位置にロックされるまで)空間内 で自由に移動できるように、自由に関節運動するように設計されている。支持構 造体100は、クランプ110及び取付け構造体112を用いてテーブルの脚L に確実に固定するのが好ましい。このようなシステムは、Lino Manfrotto & Com pany社等から市販されている。 本発明は、ユニークな支持ベース106及び子宮鏡取付け部材120を提供す る。ベース106は支持構造に取り付けられ且つ支持構造体の他の全ての構成部 品と一緒に所定位置にロックされるのがよい。子宮鏡取付け部材120は、迅速 相互連結機構122を用いて支持体106上に取り付けられるのがよい。子宮鏡 取付け部材は、軸線方向スリット132により分離された1対の対向した保持要 素130を有している。保持要素130を視認鏡10のハンドル18の両側で固 定できるように、ねじシャフト134その他の緊締機構が設けられている。この 構成により、部材120及びハンドル18を連結解除器122を用いて支持構造 体100上に取り付ける前に、取付け部材120をハンドル18に固定しておく ことができる。 本発明の支持構造体100及び改良されたアクセスカテーテル40及び撮像要 素60の使用により、一人の医者が卵管撮像処置を容易に行なうことができる。 医者は、最初に視認鏡10を子宮内に導入して、目標の卵管口を識別することが できる。次に、視認鏡10を支持構造100に取り付け、視認鏡がその所望位置 に取り付けられたならば、支持構造体100を所定位置に(不動に)ロックする 。かくして、視認鏡は、これを保持するアシスタントを必要とすることなく、確 実な固定位置に保持される。次に、医者は、視認鏡10を支持構造100上の所 定位置にロックしたまま、上記ガイドワイヤ手法でカテーテル40及び撮像要素 60を導入できる。ひとたびアクセスカテーテル40が所定位置に配置されたな らば、カテーテル及び撮像要素60を卵管を通して逆方向に引き出し、上記のよ うに撮像を行なうことができる。 以上、添付図面及び実施例を用いて本発明を詳細に説明したが、請求の範囲内 で本発明の種々の変更を行なうことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, US,UZ,VN (72)発明者 ドーティー ジェームズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94028 ポートラ ヴァリー コート マ デーラ 251

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.視認鏡の支持構造において、 第1端部と、第2端部と、これらの両端部の間の複数の関節連結形セグメン トとを備えたアーム構造と、 前記関節連結形セグメントを選択的に不動化するための、前記アーム構造に 設けられた手段と、 前記アーム構造を固定面上に取り付けるための、アーム構造の第1端部に設 けられたクランプと、 視認鏡の近位側ハンドルを着脱可能に固定するための、前記アーム構造の第 2端部に設けられたアタッチメントとを有することを特徴とする視認鏡の支持構 造。 2.前記クランプは、軸線方向スリットを備えた細長いベースと、前記スリット を横切る方向に配置された1対の対向保持要素と、該保持要素間に子宮鏡をクラ ンプするため前記スリットを緊締する手段とを有することを特徴とする請求の範 囲第1項に記載の支持構造。 3.管路を撮像するシステムにおいて、 近位端と、遠位端と、貫通管孔とを備えた遠隔アクセスカテーテルと、 前記管孔内に開口する第1ポートを少なくとも備え、カテーテルの近位端に 設けられたハブと、 近位端と、遠位端と、前記カテーテルの管孔より大きい長さを有し且つ前記 カテーテルの管孔内に受け入れられる光ファイバ撮像要素と、 該光ファイバ撮像要素上に形成されたスリーブであって、撮像要素の遠位端 がカテーテルの遠位端と整合するときにスリーブが第1ハブポート内に配置され るように位置決めされたスリーブとを備えたことを特徴とする管路撮像システム 。 4.前記カテーテルは、4〜20cmの範囲内の長さ及び0.4〜0.6mmの範囲内 の管孔内径を備えた遠位側部分と、25cmに等しいかこれより大きい長さ及び 0.6〜1mmの範囲内の内径を備えた近位側部分とからなることを特徴とする請 求の範囲第3項に記載のシステム。 5.前記ハブは、灌流ができるように管孔内に開口する少なくとも第2ポートを 有していることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のシステム。 6.前記ハブは、ハブに対するスリーブの軸線方向の移動を許容すると同時に第 1ポートが閉じられて流体損失を防止するように光ファイバ撮像要素のスリーブ を選択的に緊締するための弁を有していることを特徴とする請求の範囲第5項に 記載のシステム。 7.前記スリーブの近位側の位置で光ファイバ撮像要素上に配置されたハブを更 に有し、該ハブはカテーテルに対して撮像要素を手動で移動させるのに使用でき ることを特徴とする請求の範囲第6項に記載のシステム。 8.前記ハブの遠位端は撮像要素の遠位側先端から近位側に一定距離だけ離れた 位置に配置され、この距離は、アクセスカテーテルとハブとの全長より1〜10 cm長く、これにより、撮像要素及びアクセスカテーテルが相対移動して、これ らのそれぞれの遠位端の整合を維持することを特徴とする請求の範囲第7項に記 載のシステム。 9.制御ハンドルと、アクセス管孔を備えた可撓性作業シャフトと、光ファイバ 撮像要素とを有する形式の改良形子宮鏡において、作業シャフトの近位側の長さ 部分が実質的に剛性を有し且つ作業シャフトの遠位側の1〜4cmの長さ部分が 可撓性を有することを特徴とする改良形子宮鏡。 10.前記作業シャフトの遠位端から近位側に3〜12cmの距離を隔てた位置に 径が大きい肩を有し、該肩は、作業シャフトの遠位側部分が子宮内に配置される ときに頸管をシールし、作業シャフトの遠位側部分は4mm以下の直径及び3〜 12cmの範囲内の長さを有し、肩の直径は4〜5mmであることを特徴とする 請求の範囲第9項に記載の改良形子宮鏡。 11.アクセスカテーテルを患者の卵管内に導入する方法において、 視認鏡を手動で位置決めして患者の子宮内への1次アクセス管孔を形成し、 視認鏡の近位端を固定支持面上で不動化し、 不動化された視認鏡の1次アクセス管孔を通してアクセスカテーテルを導入 し、卵管内への2次アクセス管孔を形成することからなることを特徴とする方法 。 12.前記不動化ステップは、視認鏡の近位端を、支持面に取り付けられた支持構 造にクランプすることからなることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の方 法。 13.前記支持構造は、前記近位端にクランプされ且つ視認鏡が子宮内に配置され た後は不動化される関節形アームであることを特徴とする請求の範囲第12項に 記載の方法。 14.前記支持構造は、視認鏡を子宮内に配置する前に近位端にクランプされ且つ 前記配置後に不動化される関節形アームであることを特徴とする請求の範囲第1 2項に記載の方法。 15.前記前記支持構造に対して視認鏡の近位端を軸線方向に移動させるステップ を更に有することを特徴とする請求の範囲第12項に記載の方法。 16.光ファイバ撮像要素を、2次アクセス管孔を通して卵管内に導入するステッ プを更に有することを特徴とする請求の範囲第11項に記載の方法。 17.前記撮像要素を2次アクセス管孔内で軸線方向に移動させ、撮像要素の遠位 端とアクセスカテーテルの近位端との整合を維持するステップを更に有すること を特徴とする請求の範囲第16項に記載の方法。 18.アクセスカテーテルを患者の卵管内に導入する方法において、 視認鏡のシャフトを子宮内に導入し、 1〜4cmの長さをもつシャフトの遠位側部分を卵管の頸管に向けて偏向さ せ、一方、シャフトの残部は実質的に剛性を保ち、 ガイドワイヤを頸管を通して卵管内に導入し、一方、シャフトの剛性部分は ガイドワイヤの支持体を形成し、 ガイドワイヤに沿ってアクセスカテーテルを導入し、一方、シャフトの剛性 部分はカテーテルの支持体を形成することを特徴とする方法。 19.前記視認鏡のシャフトの拡大肩を頸管に当接するように位置決めして子宮を シールし、子宮内に流体を導入して子宮を膨張させ、肩のシールにより流体損失 を防止するステップを更に有することを特徴とする請求の範囲第18項に記載の 方法。 20.前記シャフトの可撓性のある遠位側部分は1〜4cmの範囲内の長さを有す ることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。 21.アクセスカテーテル内に配置される光ファイバ撮像要素を介して細長い体管 を撮像するとき、光ファイバ撮像要素が体管を通って引き出される形式の体管の 逆行撮像を行なう改良形方法において、撮像要素が引き出されるときにアクセス カテーテル内の撮像要素の位置を調節して、撮像要素の遠位端とアクセスカテー テルの遠位端との整合を維持することを特徴とする方法。 22.前記光ファイバ撮像要素の位置を手動で調節することを特徴とする請求の範 囲第21項に記載の方法。 23.使用者がアクセスカテーテル及び撮像要素の両者の近位端を掴み且つ前記端 部を引っ張って前記アクセスカテーテル及び撮像要素を体管を通して引き出し、 各背部を異なる速度で引っ張ることにより相対位置を調節することを特徴とする 請求の範囲第22項に記載の方法。
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