JPH1049797A - 交通誘導用ロボット及びこの交通誘導用ロボットを用いた交通誘導方法 - Google Patents

交通誘導用ロボット及びこの交通誘導用ロボットを用いた交通誘導方法

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JPH1049797A
JPH1049797A JP10632297A JP10632297A JPH1049797A JP H1049797 A JPH1049797 A JP H1049797A JP 10632297 A JP10632297 A JP 10632297A JP 10632297 A JP10632297 A JP 10632297A JP H1049797 A JPH1049797 A JP H1049797A
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robot
traffic guidance
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JP10632297A
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English (en)
Inventor
Eiji Takiguchi
栄二 滝口
Riichi Takahashi
理一 高橋
Tatsuo Matsuzaki
辰夫 松崎
Hiroaki Nishio
広明 西尾
Noriyuki Kaihara
紀幸 海原
Tadamitsu Nagumo
忠允 南雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKORO KK
Kandenko Co Ltd
Kokoro Co Ltd
Original Assignee
KOKORO KK
Kandenko Co Ltd
Kokoro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の誘導動作を行う交通誘導ロボットを誘
導対象区間に配置することによって、円滑かつ確実な交
通誘導を行う。 【解決手段】 人体に模した形状であって、少なくとも
両腕が可動部として構成されるとともに両手に誘導手段
25,26が設けられ、遠隔駆動手段2により腕振り動
作が行われることによって車両に対する少なくとも「停
止」「進行」の誘導形態に変換駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事区間等の誘導
対象区間に設置され走行する車両の停止、進行の誘導を
行う交通誘導用ロボット及びこの交通誘導用ロボットを
用いて誘導対象区間の交通誘導を行うようにした交通誘
導方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路工事等によって車両の片側
交互通行が行なわれる場合、交通状態を的確に把握して
車両等を円滑に通行させ或いは事故の発生を防止するた
めに、一般に交通誘導員等によって車両の交通誘導が行
われている。この交通誘導員による交通誘導において、
誘導対象区間が比較的長距離であったりカーブ等によっ
て見通しが悪い場合には、例えば、交通誘導員を誘導対
象区間の出入口ばかりでなく中間部等の適宜の箇所にも
配置し、トランシーバ等の相互通信手段によって相互に
連絡を取り合いながら通行車両の誘導を行う必要があっ
た。
【0003】ところで、車両の交通量が極めて多い幹線
道路等での交通誘導は、道路上に出て交通誘導を行う交
通誘導員の危険性が極めて大きい。また、特に夜間工事
においては、無謀運転による車両の飛び込み事故が多発
するといった問題があった。かかる問題点を解決するた
めに、例えば実開平5−12999号「ロボット型交通
誘導機」等のように、交通誘導員に代わって交通誘導を
行う交通誘導用ロボットも提案されている。
【0004】かかる交通誘導用ロボットを用いた交通誘
導は、例えば高速道路上における交通誘導において実用
化が図られている。すなわち、高速道路などにおいて
は、誘導対象区間が比較的長距離に亘るばかりでなく、
車両が高速で走行するため極めて危険であることから、
路上に設置され走行路の変更等を案内表示する多数個の
カラーコーンとともに人体型のロボットを利用して車両
の誘導を行うようにしている。この人体型ロボットは、
作業車両に搭載されるとともに誘導旗を持った一方の腕
が上下方向に動作し、高速で接近する車両の運転手に、
前方で工事等が行われていて車線変更が必要であること
の注意を促す作用を奏している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】交通誘導員によって車
両の交通誘導を行う場合は、通行する車両の運転手を直
接対象として交通誘導員が「停止」或いは「進行」の合
図を指示するため、比較的スムーズな交通誘導が行われ
る。しかしながら、多数の交通誘導員によって相互通話
を行いながら誘導を行う場合等において、交通誘導員相
互の連絡が上手くいかずに両側から車両を進入させてし
まうといった事態が発生することもあり、また交通渋滞
でイライラしている運転手と交通誘導員とで思わぬトラ
ブルが発生することもあった。さらに、深夜等におい
て、必要数の交通誘導員を確保することは極めて困難で
あった。
【0006】また、信号機を設置して無人の交通誘導を
行う場合には、監視員もいないこともあってか、「停
止」の表示が行われているにも係わらずついつい信号を
無視して進入してくる車両も多く、また上下方向の交通
状況にも係わらず機械的に「停止」「進行」の信号間隔
が設定されているため渋滞が進行してしまうといった問
題点があった。さらに、夜間時等において車両の通行が
ほとんど無いにも係わらず自動的に表示される「停止」
の時間が非常に長く感じられ、運転手のイライラをます
ますつのらせていた。
【0007】交通誘導用ロボットを用いた交通誘導は、
人手不足の解消或いは交通誘導員や工事作業者の危険防
止のために、極めて有効な方法である。しかしながら、
上述した従来の交通誘導用ロボットは、一方の腕の単純
な腕(旗)振り動作しか行わないものであり、通行車両
の運転手に対して単に進行方向の合図を送るといった機
能を奏するにすぎないものであり、的確な交通誘導を行
う機能を有していないといっても過言では無い。
【0008】交通誘導員は、車両の通行状態を的確に把
握して、渋滞の発生を最小限に押さえるように交通誘導
を行っている。これに対して従来の交通誘導用ロボット
においては、信号機と同様に一定の間隔で機械的な動作
をして交通誘導を行うにすぎないものであることから、
交通誘導員に代わる実用的な交通誘導の機能をはたすま
でには至っていない。
【0009】したがって、本発明は、車両の通行状況等
に応じて適宜の誘導形態に変換駆動されることによって
的確な交通誘導を行うようにした交通誘導用ロボット及
びこの交通誘導用ロボットを用いた交通誘導方法を提供
することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかる交通誘導用ロボットは、人体に模した形状に
よって形成され、少なくとも左右の両腕部が揺動々作さ
れる可動部として構成されるとともに両手にそれぞれ誘
導手段を把持してなり、遠隔駆動手段によって両腕部が
互いに独立して駆動されることにより、少なくとも「停
止」誘導形態と「進行」誘導形態に変換駆動される。
【0011】以上のように構成された本発明にかかる交
通誘導用ロボットは、工事区間等の誘導対象区間に設置
され、安全な場所に待機したオペレータによって遠隔駆
動手段が操作されることによって両腕部が駆動されて
「停止」誘導形態と「進行」誘導形態とに変換駆動され
てる。交通誘導用ロボットは、交通誘導の対象区間にお
ける車両の交通状況、工事の進行状況或いは通行人の状
況等を的確に把握するオペレータの操作により、交通誘
導の対象区間に進入する車両等に対して的確な交通誘導
を行う。
【0012】また、上述した目的を達成する本発明にか
かる交通誘導用ロボットを用いた交通誘導方法は、人体
に模した形状によって形成され、少なくとも左右の両腕
部が上下方向に揺動する可動部として構成されるととも
に両手にそれぞれ誘導手段を把持してなる交通誘導用ロ
ボットと、この交通誘導用ロボットの上記両腕部を独立
して駆動させることにより少なくとも「停止」誘導形態
と「進行」誘導形態との2つの誘導形態に変換駆動する
遠隔駆動手段とが用いられる。
【0013】かかる交通誘導用ロボットによれば、交通
誘導用ロボットが工事区間等の交通誘導の対象区間を挟
んで少なくとも一対設置されるとともに、安全な場所に
待機したオペレータによって遠隔駆動手段が操作されて
これら交通誘導用ロボットが互いに相関連して反対の誘
導形態に変換駆動される。交通誘導用ロボットは、交通
誘導の対象区間における車両の交通状況、工事の進行状
況或いは通行人の状況等を的確に把握するオペレータの
操作により、進入する車両等の交通誘導を的確に行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。実施の形態
は、図1に示すように、対面通行道路において、一方側
の車線で道路工事が行われていて、車両の片側交互通行
が必要な道路工事区間等の交通誘導対象区間Aを対象と
した交通誘導方法を紹介するものである。この交通誘導
方法には、交通誘導対象区間Aを挟んだ両側に位置し
て、少なくとも一対の交通誘導用ロボット20A,20
B(以下、代表して説明する場合には、交通誘導用ロボ
ット20と称する。)が設置される。これら交通誘導用
ロボット20は、オペレータ1によって遠隔操作され、
後述する誘導形態に変換駆動される。
【0015】オペレータ1は、工事の進行状況或いは車
両の交通状況、通行人等を監視できるとともに危険の無
い場所に位置する。交通誘導用ロボット20は、オペレ
ータ1が保有するコントローラ2を操作することによっ
て、進入する車両を停止線3の位置で停止させ、或いは
設置した多数個のカラーコーン4によって指定した走行
路に沿って進行させる誘導形態に変換駆動される。
【0016】交通誘導用ロボット20は、図2に示すよ
うに、底面部にキャスター6を有することによって移動
自在とされた移動台5上に載置されている。この可動台
5には、交通誘導用ロボット20を回転自在に支える回
転支持機構7、交通誘導用ロボット20を水平状態に設
置するために例えば移動台5の4隅の高さ位置を調動す
るレベルアジャスター機構8、交通誘導用ロボット20
の身体各部位を後述する誘導形態に変換駆動するための
制御部9、或いはワイヤレス受信機10等が収納される
とともに、駆動源となる発電機11が接続されている。
【0017】なお、回転支持機構7は、車両の進行方向
に対面するようにして設置される交通誘導用ロボツト2
0を、後述する「進行」誘導形態へと変換する際に走行
路と平行な姿勢へ回転させる機構である。また、制御部
9は、保守作業或いはマニュアル操作への切換え等を考
慮し、可動台5に対して引き出し自在となっている。さ
らに、発電機11は、交通誘導用ロボット20に対して
それぞれ各1台ずつ接続されており、可動部として構成
された身体各部位を駆動するモータやアークチュエー
タ、制御部9或いは後述する発光表示器27等の電源と
なる。
【0018】交通誘導用ロボット20は、道路工事区間
における車両の誘導を確実かつ円滑に行うことを目的と
した機能ロボットであり、このため単に人体に模した形
態にとどまらず、人間の自然動作に近い動作と比較的高
度な仕上がによって形成されている。このため、交通誘
導用ロボット20は、全体が交通誘導員に模した人体型
に構成されることは勿論のこと、頭部21と、左右両肩
部22A,22Bと、左右両肘部23A,23B及び腰
部24とに、詳細を省略するがそれぞれ適当なモータ、
アークチュエータ、センサー及び駆動機構が設けられる
ことによってそれぞれ可動部として構成されている。
【0019】また、交通誘導用ロボット20は、一般に
車両等の交通誘導を行う際に使用されている白色及び赤
色の誘導旗を揺動させることが有効であることから、右
手には白色の誘導旗25を、また左手には赤色の誘導旗
26とがそれぞれ把持されている。さらに、交通誘導用
ロボット20は、頭部には赤色、緑色の2色の高輝度発
光LEDからなる発光信号器27が装着されたヘルメッ
ト28が被着されている。
【0020】なお、交通誘導用ロボット20には、夜間
時等に仕様する場合に、上述した誘導旗25,26に代
えてそれぞれ右手に緑色の誘導灯を把持させるとともに
左手に赤色の誘導灯を把持させるようにしてもよい。ま
た、交通誘導用ロボット20には、誘導旗25,26に
蛍光処理を施したり、竿部の内部にそれぞれ赤色、緑色
の2色の高輝度発光LEDを組み込むことによってこの
竿部を緑色及び赤色に発光させて視認性を向上させるよ
うに構成してもよい。交通誘導用ロボット20は、後述
する誘導形態とともに、白色誘導旗25と赤色誘導旗2
6或いは誘導灯によって主誘導手段を構成するが、より
確実な誘導を行いかつ夜間時等においても誘導効果を保
持するために、上述したように、ヘルメット28に装着
した発光信号器27によって補助誘導手段を構成してい
る。
【0021】交通誘導用ロボット20は、上述したよう
に、可動部として構成された頭部21、左右両肩部22
A、22B、左右両肘部23A,23B及び腰部24の
各部位が、オペレータ1がコントローラ2を操作するこ
とにより適宜に駆動されて後述する少なくとも「停止」
誘導形態,「注意」誘導形態及び「進行」誘導形態の3
つの基本誘導形態に変換駆動される。以下、この交通誘
導用ロボット20の各可動部として構成された身体各部
位の動作について、個別に説明する。
【0022】交通誘導用ロボット20においては、遠く
から接近してくる車両の運転手がその顔の表情自体を認
識し得ないため特に重要ではない。交通誘導用ロボット
20は、車両を監視誘導する機能から、車両の運転状況
に合わせて頭部21を駆動させることが極めて重要であ
る。このため、頭部21は、上下方向に揺動々作すると
ともに左右方向に回転動作するように構成されている。
【0023】また、この頭部21は、その上下方向の揺
動々作が、後述する腰部24の曲げ動作と連動すること
によって、交通誘導用ロボット20の運転手に対する
「おじぎ」形態を創出する。さらに、頭部21は、車両
の運転手に対して対面させるために、左右方向の回転動
作が行われる。
【0024】なお、上述した頭部21の動作範囲は、交
通誘導用ロボット20の設置位置と停止線3で停車する
車両の運転手の視線位置とを考慮して、不自然さが無い
ように幾分ずれた角度に設定されており、必ずしも身体
の回転に見合った90°の回転角度には対応されていな
い。交通誘導用ロボット20においては、図2に示す初
期状態から、頭部21が、上下方向に15°、正面位置
において−5°、左方向−15°及び右方向に75°の
角度で回動々作するようにそれぞれ設定されている。
【0025】左右両肩部22A、22Bは、左右の両肩
が横方向に対して上下に揺動々作される。交通誘導用ロ
ボット20は、この両肩部22A,22Bの揺動々作に
よって、左右両手に持った白色誘導旗25及び赤色誘導
旗26がそれぞれ大きく振られて車両の誘導が行なわれ
る。また、この両肩部22A,22Bは、腕全体と誘導
旗25,26の重量負担がかかる部位であり、充分な耐
久性が要求される。交通誘導用ロボット20において
は、肩部22の動作領域は、図2に示す初期状態より、
上方向に165°、下方向に15°の角度で揺動々作す
るようにそれぞれ設定されている。
【0026】なお、交通誘導用ロボット20において
は、左右両肩部22A,22Bの動作によって大きく回
動する腕部が、万一障害物或いは通行人にぶっかったり
する場合を考慮して、この左右両肩部22A,22Bの
駆動機構部分にトルクリミッタが組み込まれている。交
通誘導用ロボット20は、このトルクリミッタの作用に
よって通行人等に危害を加えることを防止するとともに
内部機構等の破損防止が図られている。
【0027】左右両肘部23A,23Bは、上述した左
右両肩部22A,22Bの上下方向の揺動々作に合わせ
てそれぞれ動作させることによって、腕全体の動きを柔
らかな動作とし、交通誘導用ロボット20の不自然な動
作を解消するように配慮したものである。また、腰部2
4は、上述したように、頭部21の上下動作と連動して
「おじぎ」動作を創出するために揺動々作される。
【0028】以上のように構成された交通誘導用ロボッ
ト20は、オペレータ1によるコントローラ2の操作に
よって、図3に示すように、誘導形態の基本変換動作と
して「停止」誘導形態−「進行」誘導形態−「注意」誘
導形態の順序でその誘導形態に変換駆動される。交通誘
導用ロボット20は、緊急事態等が発生して誘導対象区
間Aへの車両の進入を停止させる必要が生じた場合或い
は車両の進入を許可する必要が生じた場合には、上述し
た基本変換動作にかかわらず、同図点線で示すように交
通誘導用ロボット20を「進行」誘導形態から「停止」
誘導形態或いは「停止」誘導形態から「注意」誘導形態
へと適宜変換駆動することができる。
【0029】交通誘導用ロボット20は、交通誘導対象
区間Aに設置された場合において、オペレータ1による
コントローラ2の操作により、図4に示すように互いに
相関連する反対の誘導形態、すなわち一方の交通誘導ロ
ボット20Aが「−停止−進行−注意−停止−」の誘導
形態サイクルで変換駆動されるとき、他方の交通誘導ロ
ボット20Bが「−進行−注意−停止−進行−」の各誘
導形態のサイクルで変換駆動される。
【0030】なお、この一対の交通誘導用ロボット20
A,20Bは、オペレータ1によるコントローラ2の操
作で連動して行われるが、独立の操作によって行うよう
にしてもよい。また、上記誘導形態の変換サイクルは、
車両の交通状況によってオペレータ1が適宜切換操作す
るが、自動設定としてもよいことは勿論である。
【0031】次に、上述した交通誘導用ロボット20の
「停止」誘導形態、「進行」誘導形態及び「注意」誘導
形態及びその動作について、図5乃至図7を参照して説
明する。交通誘導用ロボット20の「停止」の誘導形態
は、図5に示すように、上述した図2に示した初期形態
から、矢印aで示すように、左肩部22Bを駆動するこ
とによって左手が水平の高さまで引き上げられ、走行路
側に赤色誘導旗26が突き出された状態とする。また、
交通誘導用ロボット20は、「停止」の誘導形態におい
て身体の向きがそのまま車両の進行方向に対面してお
り、ヘルメット28に装着した発光表示器27が赤色L
EDが点滅する。
【0032】この「停止」の誘導形態において、交通誘
導ロボット20は、次のような自然動作がとられる。す
なわち、頭部21は、停止線3の位置で停車した車両の
運転手に視線位置を合わせるように、停止線3の方向に
回転される(正面に対して左側に15°回転され
る。)。また、交通誘導用ロボット20は、誘導形態に
変換後、腰部24の矢印bで示す前屈動作と頭部21の
矢印cで示す上下動作とが行われて運転手に対して「お
じぎ」動作を行う。
【0033】交通誘導用ロボツト20は、上述した「停
止」誘導形態から、図7に示す「進行」誘導形態へと変
換駆動される。すなわち、交通誘導用ロボット20は、
回転機構7が同図矢印d方向に駆動されることによっ
て、身体が走行路側へと向けられ、左手が初期形態の位
置まで下がるとともに、右肩部22Aが駆動されること
によって、右手が水平の位置まで引き上げられる。この
とき、交通誘導用ロボット20は、頭部21が正面に向
くように矢印e方向に回転駆動される。交通誘導用ロボ
ット20においては、車両が進行してくる正面に対し
て、右肩部22Aが15°、頭部21が5°の角度位置
に設定されている。
【0034】交通誘導用ロボット20は、この状態で、
右肩部22Aはさらに上方まで回動するとともに右肘部
23Aも同時に動作することによって自然な腕振り動作
が行われ、以下この腕振り動作が繰り返される。交通誘
導用ロボット20は、右手が同図矢印fで示すように、
水平位置から上方位置に大きく揺動し、白色誘導旗25
の大きな旗振り動作が行われる。また、交通誘導用ロボ
ット20は、ヘルメット28に装着した発光表示器27
が赤色から緑色に変わって点滅する。
【0035】交通誘導ロボット20は、上述した「進
行」誘導形態から図6に示す「注意」誘導形態へと変換
駆動される。すなわち、交通誘導ロボット20は、回転
機構7が同図矢印g方向へと復旧回動されることによ
り、身体を再び車両の進行方向に対面する状態に向けら
れる。また、交通誘導用ロボット20は、右手が上述し
た初期誘導形態の位置まで下がるとともに、左肩部22
Bが駆動されることによって左手が水平の位置まで引き
上げられる。交通誘導用ロボット20は、この状態で頭
部21が正面に対して5°の角度位置に保持される。
【0036】交通誘導用ロボット20は、この状態で左
肩部22Bがさらに上方まで回動動作するとともに、左
肘部23Bも同時に動作することによって自然な腕振り
動作が行われ、以下この腕振り動作が繰り返される。交
通誘導用ロボット20は、これによって、左手が同図矢
印hで示すように水平位置から上方位置に大きく揺動
し、赤色誘導旗26の大きな旗振り動作が行われる。ま
た、交通誘導用ロボット20は、ヘルメット28に装着
した発光表示器27が緑色から赤色に変わって点滅す
る。なお、赤色の点滅間隔は、上述した「停止」誘導形
態の点滅間隔よりも早い。
【0037】以上のように構成した交通誘導用ロボット
20は、例えば2体1組として、交通誘導対象区間Aを
挟んでそれぞれ設置され、オペレータ1によるコントロ
ーラ2の操作によって、「停止」誘導形態、「注意」誘
導形態及び「進行」誘導形態とに変換駆動されることに
より進入する車両の交通誘導が行われる。上述したよう
に、交通誘導用ロボット20は、交通誘導員の誘導動作
に近い自然な誘導形態でありかつそれぞれの誘導形態も
明確であることから、確実で円滑な交通誘導が行なわれ
る。
【0038】なお、上述した実施の形態においては、交
通誘導用ロボット20を車両の進行方向車線、すなわち
左側車線に設置した場合の動作を説明したが、この左側
車線の路肩部分にスペースが無い等の理由で交通誘導用
ロボット20を右側車線に設置する場合においては、例
えば右手に赤色誘導旗26を、左手に白色誘導旗25を
把持させるとともに、頭部21や他の可動部として構成
された身体各部を自然な方向に適宜動作させる必要があ
ることは勿論である。
【0039】また、図8は、交通誘導用ロボット20の
他の誘導形態、すなわち進路変更を指示する誘導形態を
示したものである。上述したように、片側相互通行が必
要な交通誘導システムにおいては、交通誘導用ロボット
20は、交通誘導対象区間Aを挟んで一対宛設置される
が、高速道路或いは多数車線の道路であって特に片側相
互通行を行う必要が無い場合、或いは見通しの悪い場所
等において、工事中の事前案内も兼ねて、「進路変更」
の誘導形態に変換される補助の交通誘導用ロボット20
が配置される。
【0040】すなわち、この補助の交通誘導用ロボット
20は、「進路変更」誘導形態において、身体を車両の
進行方向に対面する状態に向けられる。また、交通誘導
用ロボット20は、左手が初期形態の位置まで下げられ
るとともに、右肩部22Aが駆動されることによって右
手が水平の位置まで引き上げられる。交通誘導用ロボッ
ト20は、この状態で頭部21が正面に対して5°の角
度位置に保持される。
【0041】交通誘導用ロボット20は、この状態から
右肩部22Aがさらに上方まで回動するとともに右肘部
23Aも同時に動作することによって自然な腕振り動作
が行われ、以下この腕振り動作が繰り返される。交通誘
導用ロボット20は、これによって右手が同図矢印iで
示すように、水平位置から上方位置に大きく揺動して白
色誘導旗25の大きな旗振り動作が行われる。なお、ヘ
ルメット28に装着した発光表示器27は、消灯した状
態にある。
【0042】上述した「進路変更」誘導形態をとる交通
誘導ロボット20は、道路の状況等によって交通誘導対
象区間Aの前方に位置して1体乃至数体が適宜設置され
る。また、「注意」誘導形態をとる交通誘導ロボット2
0も、この交通誘導対象区間Aに適宜介在して設置する
ことも効果的である。さらに、交通誘導用ロボット20
は、この「進路変更」誘導形態が特にオペレータ1によ
るコントローラ2の操作を不要として、制御部9の設定
操作によって駆動するように構成してもよい。さらにま
た、交通誘導ロボット20には、ワイヤレスマイク・ス
ピカーが搭載されてオペレター1による歩行者への呼び
かけ等があたかもこの交通誘導ロボット20から行われ
るように構成してもよい。
【0043】さらにまた、上述した実施の形態において
は、移動台5の内部にワイヤレス受信機10を収納し
て、オペレター1によるコントローラ2の操作によっ
て、一対の交通誘導ロボット20A,20Bを無線駆動
するようにしたが、誘導対象区間が比較的短距離である
場合等においては有線駆動方式によって構成してもよい
ことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる交通誘導用ロボットによれば、安全な場所に待機し
たオペレータが車両や通行人の交通状況、工事の進行状
等に応じて遠隔駆動手段を操作することによって可動部
として構成された両腕部が揺動動作されて少なくとも
「停止」誘導形態と「進行」誘導形態とに変換駆動され
ることから、通行車両等に対して確実かつ円滑な交通誘
導が行われ、また無謀運転による車両等の飛び込み事故
に対する交通誘導員の安全性が確保される。
【0045】さらに、本発明にかかる交通誘導用ロボッ
トを用いた交通誘導方法によれば、誘導対象区間を挟ん
で少なくとも一対の交通誘導用ロボットを配置し、これ
ら交通誘導用ロボットを安全な場所に待機したオペレー
タが車両や通行人の交通状況、工事の進行状等に応じて
遠隔駆動手段によって、「停止」誘導形態と「進行」誘
導形態とに変換駆動するようにしたものであるから、最
少の要員によって、進行する車両等に対して確実な誘
導、指示が行われ、安全かつ円滑な交通誘導が行なわれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る交通誘導方法の概要を説明する全
体図である。
【図2】上記交通誘導方法に備えられる交通誘導ロボッ
トの斜視図である。
【図3】上記交通誘導ロボットの制御シーケンス図であ
る。
【図4】一対の交通誘導ロボットの動作関連図である。
【図5】上記誘導ロボットの「停止」誘導形態を示す斜
視図である。
【図6】上記誘導ロボットの「注意」誘導形態を示す斜
視図である。
【図7】上記誘導ロボットの「進行」誘導形態を示す斜
視図である。
【図8】上記誘導ロボットの「進路変更」誘導形態を示
す斜視図である。
【符号の説明】 1 オペレータ、2 コントローラ(遠隔駆動手段)、
3 停止線、4 カラーコーン、5 移動台、7 回転
支持機構、9 制御部、10 ワイヤレス受信機、11
発電機、20 交通誘導用ロボット、21 頭部、2
2 肩部、23肘部、24 腰部、25 白色誘導旗、
26 赤色誘導旗、27 発光表示器、A 交通誘導対
象区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 辰夫 東京都羽村市神明台4丁目9番1号 株式 会社ココロ内 (72)発明者 西尾 広明 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 海原 紀幸 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 南雲 忠允 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に模した形状によって形成され、少
    なくとも左右の両腕部が揺動動作される可動部として構
    成されるとともに両手にそれぞれ誘導手段を把持してな
    り、 道路等の誘導対象区間に設置されて上記両腕部が遠隔駆
    動手段により互いに独立して駆動されることによって、
    上記誘導手段を揺動して少なくとも「停止」誘導形態と
    「進行」誘導形態との2つの誘導形態に変換駆動されて
    車両等の交通誘導を行うことを特徴とする交通誘導用ロ
    ボット。
  2. 【請求項2】 上記「停止」誘導形態から「進行」誘導
    形態へと変換駆動される間において、上記両腕部がこれ
    ら「停止」誘導形態及び「進行」誘導形態とは異なる
    「注意」誘導形態の動作を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の交通誘導用ロボット。
  3. 【請求項3】 上記両腕部は、上記遠隔駆動手段によっ
    て、上記「停止」誘導形態及び「進行」誘導形態とは異
    なる独立の「車線変更」誘導形態に変換駆動されること
    を特徴とする請求項1に記載の交通誘導用ロボット。
  4. 【請求項4】 人体に模した形状によって形成され、少
    なくとも左右の両腕部が上下方向に揺動する可動部とし
    て構成されるとともに両手にそれぞれ誘導手段を把持し
    てなり、 道路等の工事区間等の交通誘導の対象区間に設置され、
    上記両腕部が駆動されて上記誘導手段を揺動することに
    よって「注意」の誘導形態によって進入車両等に対して
    車線変更の交通誘導を行うことを特徴とする交通誘導用
    ロボット。
  5. 【請求項5】 人体に模した形状によって形成され、少
    なくとも左右の両腕部が上下方向に揺動する可動部とし
    て構成されるとともに両手にそれぞれ誘導手段を把持し
    てなる交通誘導用ロボットと、 この交通誘導用ロボットの上記両腕部を独立して駆動さ
    せることにより少なくとも「停止」誘導形態と「進行」
    誘導形態との2つの誘導形態に変換駆動する遠隔駆動手
    段とを備え、 上記交通誘導用ロボットを、工事区間等の交通誘導の対
    象区間を挟んで少なくとも一対設置するとともに、上記
    遠隔駆動手段によって、これら交通誘導用ロボットが互
    いに相関連して反対の誘導形態に変換駆動されることに
    より交通誘導の対象区間での車両等の交通誘導を行うこ
    とを特徴とする交通誘導用ロボットを用いた交通誘導方
    法。
  6. 【請求項6】 人体に模した形状によって形成され、少
    なくとも左右の両腕部が上下方向に揺動する可動部とし
    て構成されるとともに両手にそれぞれ誘導手段を把持し
    てなり、上記両腕部が駆動されて上記誘導手段を揺動す
    ることによって「注意」の誘導形態によって進入車両等
    に対して車線変更の交通誘導を行う補助交通誘導用ロボ
    ットを用い、 この補助交通誘導用ロボットを、上記遠隔駆動手段によ
    って「停止」誘導形態と「進行」誘導形態との2つの誘
    導形態に変換駆動される主交通誘導用ロボットが設置さ
    れた交通誘導の対象区間の前方位置及び/又は交通誘導
    の対象区間内に1又は数台を配置して車両等の交通誘導
    を行うことを特徴とする請求項5に記載の交通誘導用ロ
    ボットを用いた交通誘導方法。
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