JPH1049753A - 貨幣入出金装置 - Google Patents

貨幣入出金装置

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JPH1049753A
JPH1049753A JP8204972A JP20497296A JPH1049753A JP H1049753 A JPH1049753 A JP H1049753A JP 8204972 A JP8204972 A JP 8204972A JP 20497296 A JP20497296 A JP 20497296A JP H1049753 A JPH1049753 A JP H1049753A
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cassette
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昌忠 梶浦
Koji Kamei
孝司 亀井
Mikito Imai
幹人 今井
Shinji Numaki
真志 沼木
Kenji Yamamoto
健二 山本
Kazuya Ito
一也 伊藤
Takayuki Yonezu
隆行 米津
Tokuya Shimizu
徳弥 清水
Jun Oikawa
純 及川
Kotaro Oi
浩太郎 大井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に各時点における回収合計額を知ることが
できるようにして、回収作業の効率化を図る。 【解決手段】回収カセット内の貨幣在高を記憶する回収
カセット在高メモリの他に、回収カセットの回収額の累
計値在高を記憶する累積回収在高メモリを設け、回収指
令が入力された後に回収カセットの離脱が検出される度
に、回収カセット在高メモリの記憶データを累積回収在
高メモリの現記憶データに加算し、該加算結果で累積回
収在高メモリの記憶データを更新し、POSレジスタか
らの指令に応答して累積回収在高メモリの記憶データを
POSレジスタに通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はPOSレジスタな
どに接続して貨幣の入出金を自動的に行う貨幣入出金機
に関し、特にこの貨幣入出金機に貯められた貨幣を回収
カセットを介して回収する回収機能を有する貨幣入出金
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、POS(販売時点情報管理)シス
テムは、例えば特開平3−154996号公報に示され
るように、複数台のPOSレジスタで入力した商品販売
データをストアコントローラと称する売上管理装置で収
集し、このストアコントローラで商品販売データをレジ
係員単位又はPOSレジ番号単位に集計して管理するよ
うになっている。また、各POSレジスタでの販売の際
に入出金を行う場合は、ドロワの中に保管された貨幣を
レジ係員が手処理によって入出金するようにしていた。
【0003】また、この従来システムで各POSレジス
タ内の貨幣を回収する際には、回収処理を行う度にこの
回収金額をPOSレジスタにキー入力することによっ
て、この回収金額データをPOSレジスタ内のメモリに
記憶するとともに、この回収金額データをストアコント
ローラに送信するようにしてしていた。この送信された
回収金額データは、ストアコントローラで集計される。
【0004】一方、回収処理の際に回収した貨幣そのも
のに関しては、袋などに入れられて回収された後、再計
数されてストアコントローラに送られた回収金額データ
と一致するかどうかの確認作業が行われるようになって
いる。
【0005】このような手作業で入出金を行うPOSレ
ジスタに対し、近年では、例えば特開平6−27474
3号公報に示されるように、現金の入出力を機械(紙幣
入出金機および硬貨入出金機)を用いて半自動で行わせ
るようにしたPOSレジスタが提案されている。このよ
うなPOSレジスタにおいては、POSレジスタに紙幣
入出金機および硬貨入出金機が連結されており、紙幣入
出金機および硬貨入出金機はPOSレジスタからの指令
に従って入出金処理を実行する。
【0006】この特開平6−274743号公報に示さ
れる紙幣入出金機においては、紙幣収容部として、入金
紙幣のうちの釣り紙幣となる千円券、5千円券を収容
し、かつ出金時に出金可能な還流スタッカと、機体に対
して着脱可能で万円券、二重搬送された千円券及び5千
円券を収容可能な収納スタッカを用意し、入金紙幣を出
金紙幣として再利用する還流モードと、入金紙幣と出金
紙幣とを個別に扱う非還流モードとを任意に切り換える
ようにしている。
【0007】還流モードが選択された際には、正券の千
円券及び5千円券と判別された入金紙幣が還流スタッカ
に収納され、正券の万円券と判別された入金紙幣が収納
スタッカに収納され、また釣り銭となる千円券および5
千円券が還流スタッカから出金されると共に、これら紙
幣のうちで正券と判別された出金紙幣が出金口から出金
されるようになっている。
【0008】また、非還流モードが選択された場合は、
正券と判別された入金紙幣は全て収納スタッカに収納さ
れ、また釣り銭となる千円券及び5千円券は還流スタッ
カから出金されるとともに、これら出金紙幣のうちで正
券と判別された紙幣が出金口から出金されるようになっ
ている。
【0009】硬貨入出金機も、出金時の硬貨の正損判別
機能がないものの紙幣入出金機とほぼ同様に構成されて
いる。
【0010】ところで、このような貨幣入出金機では、
貨幣入出金機全体としての在高(現在額)、各還流スタ
ッカ、収納スタッカ毎の在高(現在額)を記憶し、必要
に応じてそれらの在高を表示できるようになっている。
貨幣入出金機全体としての在高は、入出金機の入金口か
ら入金された金額と、出金/リジェクト口に出金または
返却された金額との差額として求められる。
【0011】また、収納スタッカの在高に関しては、収
納カセットが取り外された時点で前記記憶されている収
納スタッカの在高値をリセットクリアすると共に、貨幣
入出金機全体としての在高を収納カセットの在高分差し
引くようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の貨
幣入出金機においては、収納スタッカ(回収カセット)
が取り外されて回収カセットの貨幣が回収される毎に回
収カセットの在高値がクリアされ、またこれに対応して
貨幣入出金機全体としての在高値も減算されるようにな
っているので、1日に何度も回収処理が行われた場合
は、回収した貨幣の各時点の合計値を簡単には知ること
ができなかった。
【0013】すなわち、回収額の合計値を知るために
は、貨幣を回収する毎に貨幣の金額または金種と枚数を
記録して手計算により集計するか、あるいは回収の度に
回収した貨幣を別の貨幣整理機にセットして計数し、こ
の計数値にレジ番号や係員番号を対応付けて入金処理を
行うなどの煩わしい作業を行わなければならず、回収時
における集計処理が煩雑である問題がある。
【0014】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、簡単に各時点における回収合計額を知ること
ができるようにして、回収作業の効率化を図る貨幣入出
金装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明では、貨幣が金
種別に収納される複数の貨幣収納部と、回収用の貨幣が
収納される着脱自在の回収カセットと、入金された貨幣
を分類して前記複数の貨幣収納部に収納する入金制御手
段と、POSレジスタからの出金指令に応答して前記複
数の貨幣収納部に収納された貨幣を出金する出金制御手
段と、回収指令に応答して前記複数の貨幣収納部の貨幣
を繰り出して前記回収カセットに収納する回収制御手段
と、前記複数の貨幣収納部内の貨幣の在高がそれぞれ更
新記憶される貨幣収納部在高メモリと、前記回収カセッ
ト内の貨幣在高が更新記憶される回収カセット在高メモ
リと、貨幣入出金装置全体としての貨幣在高が更新記憶
される装置在高メモリと、貨幣の入出金および回収状態
に対応して前記貨幣収納部在高メモリ、回収カセット在
高メモリおよび装置在高メモリの記憶データを更新制御
する第1の在高メモリ管理手段とを備え、上位機である
POSレジスタに接続されて入出金処理を実行する貨幣
入出金装置において、前記回収カセットの回収額の累計
値在高が更新記憶される累積回収在高メモリと、前記回
収カセットの装置からの着脱を検出する回収カセット着
脱検出手段と、前記回収指令が入力された後に前記回収
カセット着脱検出手段により回収カセットの離脱が検出
される度に、前記回収カセット在高メモリの記憶データ
を累積回収在高メモリの現記憶データに加算し、この加
算結果で累積回収在高メモリの記憶データを更新すると
ともに、前記回収カセット在高メモリの記憶データをク
リアする第2の在高メモリ管理手段と、POSレジスタ
からの指令に応答して前記累積回収在高メモリの記憶デ
ータをPOSレジスタに通知する累積回収在高通知手段
とを備えるようにした。
【0016】係る発明によれば、回収カセット内の貨幣
在高を記憶する回収カセット在高メモリの他に、回収カ
セットの回収額の累計値在高を記憶する累積回収在高メ
モリを設け、回収指令が入力された後に回収カセットの
離脱が検出される度に、回収カセット在高メモリの記憶
データを累積回収在高メモリの現記憶データに加算し、
この加算結果で累積回収在高メモリの記憶データを更新
し、POSレジスタからの指令に応答して累積回収在高
メモリの記憶データをPOSレジスタに通知するように
して、回収額の合計値を容易に把握できるようにしてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例を添付図面
に従って詳細に説明する。
【0018】図2は百貨店、スーパー、コンビニエンス
ストア、ガソリンスタンドなどに設置されるPOSシス
テムの全体構成を示すもので、1は各売り場に設置され
て販売商品データの入力および現金などの入出金処理を
行うPOSレジスタであり、これらPOSレジスタ1に
は、紙幣の自動入出金処理を実行する紙幣入出金機2
と、硬貨の自動入出金処理を実行する硬貨入出金機3と
がそれぞれ接続されている。
【0019】各POSレジスタ1はファイルコントロー
ラ4に接続されており、ファィルコントローラ4は各P
OSレジスタ1、1,…からPOSデータ(販売商品デ
ータ)を収集する。
【0020】ストアコントローラ5は、ファイルコント
ローラ4で収集されたPOSデータを集計して店全体の
売上分析処理などを行う。
【0021】POSレジスタ1に貯められた売上金は、
1日に何回か回収されるようになっており(出納担当者
がレジにある紙幣類を防犯のために途中回収する途中回
収と、店の閉店後に行われる集金回収とがある)、回収
カセット6が用いられるようになっている。
【0022】すなわち、この回収カセット6は、この場
合、紙幣入出金機2に着脱自在に設けられ、回収処理を
行った際、紙幣入出金機2に貯められた紙幣の一部また
は全てがこの回収カセット6内に回収されるようになっ
ている。
【0023】貨幣回収機7は、店の出納室等に設けら
れ、回収カセット6によって回収された貨幣を計数しな
いで回収するものである。貨幣回収機7での回収カセッ
ト6の装填の可能/不可能はストコントローラ5によっ
て切り換えられる。
【0024】なお、図2のシステム構成では、図示は省
略したが、本システムには、回収された貨幣を計数して
回収することができる通常の計数機能付きの貨幣回収機
も備えられている。
【0025】図3は、紙幣入出金機2および硬貨入出金
機3を備えたPOSレジスタ1の外観構成例を示すもの
で、図4はそれらの概念的内部構成例を示すものであ
る。
【0026】図3において、レジ台10の右方には紙幣
入出金機2が設けられ、その左方には硬貨入出金機3が
設けられ、これらの上にPOSレジスタ1が配置される
ようになっている。
【0027】図3において、POSレジスタ1は、操作
キー群11、係員用表示部12、顧客用表示部13、顧
客から受け取った現金を顧客に見えるように一時的に載
置するための貨幣載置部14、レシート発行口15等を
有している。また、図4に示すように、POSレジスタ
1は、レシートを印刷するためのプリンタ16、ファイ
ルコントローラ4を介してストアコントローラ5とPO
Sデータを通信するための通信部17、商品に付された
バーコードを読み取るバーコードリーダ18、および制
御部19などを有している。
【0028】紙幣入出金機2は、図3に示すように、そ
の外面には、紙幣入金口20、紙幣出金口21、テンキ
ータイプの操作部22、表示パネル23、前扉24、モ
ード切替えのためのキー挿入口25を有している。
【0029】また、紙幣入出金機2は、図4に示すよう
に、紙幣入金口20から搬入された紙幣の金種、正損な
どを識別する入金識別部26と、紙幣搬送路27と、入
金識別部26で紙幣として認識できないリジェクト紙幣
が収納されるリジェクトボックス28と、出金紙幣の金
種などを識別する出金識別部29と、釣り銭となる千円
紙幣を収容しかつ出金または回収処理の際この千円紙幣
を搬出する第1還流スタッカ30と、釣り銭となる5千
円紙幣を収容しかつ出金または回収処理の際この5千円
紙幣を搬出する第2還流スタッカ31と、第1又は第2
還流スタッカ30,31でオーバーフローした千円券,
5千円券、釣り銭とならない万円券、および回収処理に
よって第1および第2還流スタッカ30,31から回収
した千円券,5千円券を収納する着脱自在の回収カセッ
ト6と、回収カセット6の着脱状態を検出する回収カセ
ット検出器33と、回収カセット6内の紙幣の有無を検
出する回収カセット紙幣検出センサ34と、操作部35
と、制御部36とを有している。
【0030】回収カセット6には、図3に示すように、
取っ手37、カギ孔38、シャッタ39が備えられてお
り、装置から離脱されたされた際は金庫性を有するよう
になっている。
【0031】図5に、紙幣入出金機2の制御部36など
のより詳細な構成を示す。
【0032】図5において、第1還流スタッカ30、第
2還流スタッカ31および回収カセット6は、各出入り
口で紙幣の通過を検出するセンサ40〜42と、紙幣の
搬送などを行う駆動手段43〜45をそれぞれ具えてい
る。また、リジェクトボックス28にも出入り口で紙幣
の通過を検出するセンサ46が備えられている。
【0033】制御部36内は、ROM50、RAM5
1、入金制御部52、出金制御部53、回収制御部5
4、累積回収在高管理手段57、異常回収在高管理手段
58を有する在高管理制御部56、在高メモリ59、エ
ラー処理制御部60などを具えている。これら制御部3
6内の構成要素の詳細は後述する。
【0034】また、図5において、61は紙幣を搬送す
る搬送装置であり、62は紙幣搬送路の各所に設けられ
て紙幣の通過を検出する通過検知センサである。
【0035】次に、硬貨入出金機3は、図3に示すよう
に、その外面には、硬貨入金口70、硬貨出金口71を
有し、その内部構成は図4に示すようになっている。
【0036】すなわち、硬貨入出金機3には、硬貨入金
口70から搬入された紙幣の金種、正損などを識別する
入金識別部72と、搬送されてきた硬貨をその形状など
に選別する選別部73と、硬貨6種類を金種別に収納す
る金種別収納部74と、制御部75とを有している。
【0037】このような構成のPOSレジスタにおいて
は、紙幣入出金機2の前面に設けられたキー挿入口25
にキーを差し込んで、これを回転させることにより4種
のモード(オペレーションモード、メンテナンスモー
ド、回収モード、補充モード)が切り換えられるように
なっている。
【0038】オペレーションモードは、通常の営業時間
中に使用するモードであり、メンテナンスモードはエラ
ー発生時などに内部のユニットを引き出す際に用いるモ
ードであり、回収モードは閉店時や開店途中に紙幣を回
収する際に用いるモードであり、補充モードは始業時や
釣り銭空のときに貨幣を補充するモードである。
【0039】〔オペレーションモード〕 [出金の場合]このオペレーションモードの際、POS
レジスタ1から釣り銭の投出指令が入力されると、貨幣
入出金機2の制御部36の出金制御部53は、千円紙幣
を要するときは第1還流スタッカ30から出金させ、5
千円紙幣を要する際には第2還流スタッカ31から出金
させる。これら還流スタッカ30,31から出金された
紙幣は、紙幣搬送路27を経由して紙幣出金口21に投
出される。
【0040】また、同様に硬貨入出金機に3に対し、P
OSレジスタ1から釣り銭の投出指令が入力されると、
硬貨入出金機3の制御部75は、所要の硬貨を金種別収
納部74から出金させ、該出金させた硬貨を硬貨出金口
71に投出させる。
【0041】[入金の場合]紙幣入出金機2の紙幣入金
口20に入金がなされた場合は、制御部36の入金制御
部52によって入金制御が行われる。すなわち、まず、
入金識別部22によってその金種、正損が識別される。
正常と判断された万円券は、一旦第2還流スタッカ31
に送り込まれた後繰り出され、回収カセット6に送り込
まれる。また、千円券は第1還流スタッカ30に送り込
まれ、また5千円券は第2還流スタッカ31に送り込ま
れる。なお、第1及び第2還流スタッカ30,31にお
いては、紙幣が満杯であるか否かが判定され、満杯であ
る場合、千円券及び5千円券はこれら各還流スタッカ3
0,31を経由して回収カセット6に送り込まれるよう
になっている。また、入金識別部22で正常と判断され
なかった紙幣については、リジェクトボックス28に送
られる。
【0042】硬貨入出金機3の硬貨入金口70に入金が
なされた場合は、入金識別部72によってその金種、正
損が識別され、正常と判断された場合は、選別部73で
金種別に選別された硬貨が対応する収納部74に収納さ
れる。
【0043】〔補充モード〕補充モードの際は、紙幣入
出金機2の紙幣入金口20に補充された紙幣は、入金識
別部22によってその金種、正損が識別され、正常と判
断された紙幣が金種に応じて第1,第2還流スタッカ3
0,31および回収カセット6の何れかに送られる。な
お、補充モードの際には、入金識別部22で正常と判断
されなかった紙幣は、紙幣出金口21に送られる。
【0044】また、硬貨入出金機3の硬貨入金口70に
補充入金がなされた場合は、入金識別部72によってそ
の金種、正損が識別され、正常と判断された場合は、選
別部73で金種別に選別された硬貨が対応する収納部7
4に収納される。
【0045】〔メンテナンスモード〕図3に示す回収カ
セット6は、前扉24が閉じられて機械2に装填されて
いるときはその上面のシャッタ39が開放されて回収カ
セット6の上面から紙幣が搬入できるようになっている
が、このシャッタ39は前扉24が開かれて機械2から
離脱される際には、図3に示すように閉じられてロック
されるようになっている。
【0046】メンテナンスモードを選択した際には、貨
幣入出金機2の内部ユニット全体を引き出せるようにな
っており、エラー発生のときなどに、回収カセット6の
シャッタ39および第1及び第2還流スタッカ30,3
1用の扉(図示せず)は閉鎖且つロックされて内部の紙
幣に手を触れる事ができないようになっている。
【0047】〔回収モード〕この回収モードは、閉店時
や開店途中に紙幣を回収する際に用いられる。回収モー
ドが選択された際には、第1および第2還流スタッカ3
0,31内の紙幣の一部または全てが回収カセット6ま
で搬送されて収納される。なお、回収処理の際、第1お
よび第2還流スタッカ30に残しておく残値額は任意に
設定することができる。
【0048】回収分が回収カセット6に収納されると、
オペレータは紙幣入出金機2の前扉24を開け、回収カ
セット6のシャッタ39を閉めた後、回収カセット6を
機械2から離脱する。この離脱された回収カセット6は
図2の貨幣回収機7まで運ばれ、回収される。
【0049】以上がPOSレジスタ部分の概略である。
【0050】図6は、出納室などに配置される貨幣回収
機7及びストアコントローラ5の外観構成を示すもので
ある。
【0051】貨幣回収機7は、図7にも示すように、P
OSレジスタ1の紙幣入出金機2から離脱された回収カ
セット6をセット(上面のシャッタ39側を下にしてセ
ット)して紙幣を回収するための回収カセット装填部8
0と、回収カセット6の装填の可能/不可能を切り換え
るロック部81(このロック部81がロック状態になけ
れば回収カセット6を装填できる)と、回収機7内に内
蔵されて回収カセット6から落下した紙幣を回収する紙
幣回収部82と、POSレジ番号および係員ID番号な
どを入力するための置数キー83と、メッセージを表示
する表示部84と、制御部85とを有している。
【0052】この貨幣回収機は7は、回収カセット6内
の紙幣を実際に機械で計数することなく一括して回収す
るものであり、置数キー83でPOSレジ番号および係
員ID番号などを入力することにより、どの紙幣入出金
機2の回収カセットがセットされたかなどを特定する。
【0053】ストアコントローラ5は、キーボード8
6,ディスプレイ87、制御部本体88などで構成さ
れ、ファイルコントローラ4の他に、貨幣回収機7にも
接続されており、通常のPOSデータの集計制御の他に
次のような制御を行う。
【0054】すなわち、ストアコントローラ5は、後述
のカセット在高異常信号(カセット在高異常フラグF)
を送信してきたPOSレジスタの回収カセット6が貨幣
回収機7にセットされる場合は、貨幣回収機7のロック
部81を作動させて回収カセット6の装填ができないよ
うに制御するとともに、その旨を貨幣回収機7の表示部
84に表示させるようにする。
【0055】次に、本発明の要部に関して説明する。
【0056】図8に、各POSレジスタ1に接続されて
いる紙幣入出金機2の制御部36内の在高メモリ59の
記憶データを示す。
【0057】すなわち、図8に示すように、千円券が収
容されるべき第1還流スタッカ30の在高Aに関して
は、万円券枚数、5千円券枚数、千円券枚数、リジェク
ト紙幣枚数、合計金額の項目が備えられており、これら
各項目に常に現時点での状態に対応するデータが書き込
まれている。
【0058】5千円券が収容されるべき第2還流スタッ
カ31の在高Bに関しても同様であり、万円券枚数、5
千円券枚数、千円券枚数、リジェクト紙幣枚数、合計金
額の項目が備えられている。
【0059】回収カセット6(千円券および5千円券の
オーバーフロー紙幣と、万円券と、千円券及び5千円券
の回収紙幣が収納される)の在高Cに関しても同様であ
り、万円券枚数、5千円券枚数、千円券枚数、リジェク
ト紙幣枚数、合計金額の項目が備えられている。
【0060】つぎの機内在高(装置在高)Dは、第1還
流スタッカ30、第2還流スタッカ31および回収カセ
ット6に関する各項目データを加算(A+B+C)した
ものである。
【0061】前回回収在高Eは、前回の回収時の回収カ
セット在高Cに対応するもので、回収カセット6の回収
処理が行われる度に前回回収在高Eの各項目データは、
回収処理が行われる直前の回収カセット在高Cのデータ
で更新される。
【0062】累積回収在高Gは、回収カセット在高Cの
各項目データを回収処理が行われる度に累積(C+C+
C+…)したものであり、通常は閉店後の集計時または
始業時にPOSレジスタ1からの指令(この指令の基は
ストアコントローラ5から)によってリセットされる。
【0063】したがって、当該POSレジスタ1の1日
の売上合計額は、(D+G−釣り銭分)となる。
【0064】なお、在高メモリ59内のデータ更新記憶
処理は、制御部36の在高管理制御部56によって行わ
れ、特に累積回収在高Gに関するデータ更新記憶処理は
累積回収在高管理手段58によって行われる。
【0065】また、在高メモリ59に記憶された各在高
データ、すなわち第1還流スタッカ在高A、第2還流ス
タッカ在高B、回収カセット在高C、機内在高、前回回
収在高E、および累積回収在高Gは、POSレジスタ1
を介したオペレータ操作によって所望のものを任意の時
点で表示かつ印刷させることができる。
【0066】次に、回収カセット在高C、機内在高D、
前回回収在高E、累積回収在高Gの欄に対し設けられた
カセット在高異常フラグFは、例えば次のようなエラー
条件が成立したときにセットされる。
【0067】すなわち、エラー処理制御部60において
は、図9に示すような手順でカセット在高異常フラグF
をセットする。
【0068】エラー処理制御部60においては、装置稼
働中、各種のエラーを常時検出しており、そのなかで例
えば下記4つの条件のうちの何れかが成立すると、その
時点で在高メモリ59の回収カセット在高Cおよび機内
在高Dの欄のカセット在高異常フラグFC,FDをオンに
する(ステップ400、410)。
【0069】(1)出金識別部29での識別結果が異常で
ある(第1還流スタッカ30から繰り出された紙幣が千
円券ではない、第2還流スタッカ31から繰り出された
紙幣が5千円券ではないなど) (2)回収処理の際、第1及び第2還流スタッカ30,3
1から繰り出した枚数と回収カセット6で回収した枚数
が異なる (3)回収処理中に停電が生じた (4)回収モード以外のときに、回収カセット検出器33
で回収カセットの着脱が検出された。
【0070】すなわち、上記の何れかの条件が成立した
場合は、在高メモリ32に記憶された回収カセット在高
Cのデータに関して絶対的な信頼性はないものとして、
異常フラグFC,FDをオンにする。逆に言えば、カセッ
ト在高異常フラグFCがオンになっていない限り、その
回収カセット在高Cに関して信頼性があるものとするこ
とができる。
【0071】上記4つの何れかのエラーが検出される
と、エラー処理制御部60では、当該エラーに対応した
所定のエラー処理を実行する(ステップ420)。
【0072】なお、回収カセット在高Cの欄のカセット
在高異常フラグFCがオンされるときには、機内在高D
欄の在高異常フラグFDも同時にオンされる。また、こ
れら回収カセット在高Cおよび機内在高D欄の異常フラ
グFC,FDは、回収処理が行われる度にリセットされ
る。これに対し、累積回収在高Gの欄の異常フラグFG
は、複数回の回収処理間に一度でもフラグオンになる
と、POSレジスタ1からの指令(この指令の基はスト
アコントローラ5から)によってリセットされるまで、
オン状態を維持する。
【0073】つぎに、図1のフローチャートに従って紙
幣入出金機2で行われる回収処理について説明する。
【0074】まず、開店中に行われる途中回収や閉店後
などに行われる貨幣回収の際、現金管理者は所定のキー
を紙幣入出金機2のキー挿入口25に差し込んで回収モ
ードを選択する。これにより、第1および第2還流スタ
ッカ30,31にある紙幣が繰り出され、回収カセット
6に収納される(ステップ100)。
【0075】この回収動作の際に、ジャムなどの異常が
発生した場合は、所定のエラー処理が行われる(ステッ
プ110)。
【0076】次に、現金管理者は、紙幣入出金機2の前
扉24を開けて回収カセット6を装置から離脱させる。
【0077】紙幣入出金機2の在高管理制御部56は、
回収カセット検出器33の検出信号により回収カセット
6の離脱を検出すると(ステップ120)、在高メモリ
59の回収カセット在高Cを累積回収在高Gに加算し、
この加算結果(C+G)で累積回収在高Gのデータを更
新するとともに(ステップ130)、現在の回収カセッ
ト在高Cの各データを前回回収在高Eにコピーする(ス
テップ140)。さらに、機内在高Dの各データから現
在の回収カセット在高Cの各データを減算し、この減算
結果で機内在高Dの各データを更新する。
【0078】次に、在高管理制御部56は、在高メモリ
59の回収カセット在高Cまたは機内在高Dの欄の異常
フラグFC,FDがオンであるかオフであるかを判定する
(ステップ150)。前述したように、エラー処理制御
部60においては、前記4つのエラーのうちの何れかが
検出された場合、その時点で在高メモリ59の回収カセ
ット在高Cまたは機内在高Dの欄の異常フラグFC,FD
がオンされるようになっている。
【0079】在高管理制御部56は、前記回収カセット
在高Cまたは機内在高Dの欄の異常フラグFC,FDがオ
ンの場合は、累積回収在高Gおよび前回回収在高Eの欄
の異常フラグFE,FGをセット(オン)し(ステップ1
60、170)、前記回収カセット在高Cまたは機内在
高Dの欄の異常フラグFCまたはFDがオフの場合は、前
回回収在高Eの欄の異常フラグFEのみをクリアする
(ステップ180)。したがって、累積回収在高Gの欄
の異常フラグFGは回収処理の際1回でもセットされる
と、その後リセットされるまでセット状態を維持する。
【0080】さらに、在高管理制御部56は、回収カセ
ット在高Cおよび機内在高Dの欄の異常フラグFC,FD
をクリアするとともに、回収カセット在高Cの各項目デ
ータをクリアする(ステップ190,200)。
【0081】その後、紙幣入出金機2の制御部36は、
回収カセット検出器33の検出信号によって回収カセッ
ト6が再装填(別に用意にしたカセットまたは回収が終
了して同じカセット)された事を検出すると(ステップ
210)、回収カセット紙幣検出センサ34の出力によ
って回収カセット6内の残留紙幣の有無を検出し(ステ
ップ220)、残留紙幣がない場合はこれで回収モード
を終了する。
【0082】しかし、回収カセット6に残留紙幣がある
場合は、紙幣入出金機2の表示部23にその旨を示すエ
ラーメッセージを表示する(ステップ230)。この場
合は、回収カセット6が抜き取られて残留紙幣がない回
収カセット6が再装填されると、回収モードを終了する
事ができる(ステップ240、210、220)。
【0083】次に、貨幣回収機7での貨幣回収処理につ
いて説明する。
【0084】図10は、ストアコントローラ5内のPO
Sデータ記憶メモリの記憶フォーマットの一部を示すも
ので、このPOSデータ記憶メモリには、POSレジ番
号及び係員ID番号別に、残値額、売上げ額、回収額等
に関するデータ及びカセット在高異常フラグFが記憶さ
れるようになっている。
【0085】残値額は、POSレジスタ1での回収カセ
ット6の回収処理の度に、第1および第2還流スタッカ
30,31に残す合計額を示すもので、この額は任意に
設定することができる。すなわち、一旦設定すればこの
残値額は固定である。
【0086】売上げ額および回収額は、ストアコントロ
ーラ5の要求に応答してまたは定期的に各POSレジス
タ1から送られてくるデータである。
【0087】また、カセット在高異常フラグFを記憶す
るエリアは、各POSレジスタ1から送られてくる先の
図8に示した前回回収在高Eの異常フラグFEを記憶す
るもので(回収カセット在高Cの異常フラグFCは回収
カセット抜き取り時にリセットされるので)、この異常
フラグFEは、例えば、貨幣回収機7で回収カセット6
の紙幣回収が行われる際に、ストアコントローラ5から
の要求に応答してPOSレジスタから送信されるように
なっている。
【0088】以下、図11のフローチャートに従って貨
幣回収機7での紙幣回収処理について説明する。
【0089】まず、現金管理者は、貨幣回収機7の置数
キー83を操作してPOSレジ番号及び係員ID番号を
入力する。
【0090】貨幣回収機7の制御部85は、POSレジ
番号及び係員ID番号の入力を確認すると(ステップ3
00)、入力されたPOSレジ番号に対応するPOSレ
ジスタ1に対し、在高メモリ59に記憶された前記異常
フラグFE、前回回収在高E、累積回収在高G、機内在
高Dなどのデータの送信を要求する(ステップ31
0)。
【0091】該送信要求を受け取ったPOSレジスタ1
は、接続された紙幣入出金機2に対しその旨を要求す
る。紙幣入出金機2では、図8に示す在高メモリ59内
の必要なデータおよび異常フラグFEを読み出し、これ
らをPOSレジスタ1を介してストアコントローラ5に
送信する。
【0092】ストアコントローラ5では、これらのデー
タを受信すると(ステップ320)、受信した異常フラ
グFEおよび各種在高データを図10に示したPOSデ
ータ記憶メモリに記憶すると共に、受信した異常フラグ
FEのオンオフ状態を判定する(ステップ330)。
【0093】そして、異常フラグFEがオフである場合
は、貨幣回収機7のロック部81をロック解除状態にし
(ステップ340)、回収カセット6をカセット装填部
80に装填できる状態にする。この場合は、その後、回
収カセット6がカセット装填部80にセットされると、
通常の紙幣回収処理を実行する(ステップ350、36
0)。
【0094】しかし、異常フラグFEがオンである場
合、ストアコントローラ5は、貨幣回収機7のロック部
81をロックオン状態にし、回収カセット6をカセット
装填部80に装填できない状態にするとともに(ステッ
プ370)、貨幣回収機7の表示部に84にこの回収カ
セットは再計数が必要である旨を表示する(ステップ3
80)。
【0095】なお、再計数が必要である旨が表示された
場合、係員は別の計数機能付き貨幣回収機を用いて回収
カセット内の貨幣を再計数するようにする。
【0096】このようにこの実施例によれば、累積回収
在高Gを記憶するようにし、これを必要に応じて適宜表
示且つ印刷できるようにしたので、1日に何回も回収処
理が行われるような状況下でも、常に各時点における累
積回収額を容易に把握することができる。
【0097】またこの実施例では、回収カセット6の中
身の信頼性をなくす異常が発生した場合は、これを検出
して異常フラグを立てておき、回収カセットの貨幣を貨
幣回収機に回収する際に前記異常フラグを参照して当該
回収カセットの信頼性を判定し、信頼できる場合は計数
を行わない貨幣回収機で回収処理を行い、信頼できない
場合は別の紙幣回収機で再計数を行って回収処理を行う
ようにしているので、出納事務の能率向上を図ることが
できる。
【0098】なお、実施例では回収処理の際に、紙幣類
のみを回収するようにしたが、硬貨類も回収するように
しても良い。この場合、硬貨回収機3にも、上記実施例
の紙幣回収機2と同様の機能を持たせ、硬貨の累積回収
額を記憶且つ表示できるようにしてもよい。また、硬貨
回収用にも異常フラグを設け、この異常フラグを参照し
て硬貨用回収カセット内の中身の計数の必要性の有無を
切り換えるようにしてもよい。
【0099】また、上記実施例では、貨幣回収機7で回
収カセット6内の貨幣を回収する際に、POSレジスタ
1の紙幣入出金機2内の在高メモリ59内のデータ及び
異常フラグFをストアコントローラ5に送信するように
したが、これらデータ及び異常フラグFを定期的に送信
するようにしても良く、さらには紙幣入出金機2での回
収処理の際に送信するようにしても良い。
【0100】更に上記実施例では、異常フラグFの状態
に応じて貨幣回収機7のカセット装填部80をロックオ
ン/ロックオフするようにしたが、貨幣回収機7がない
システムではつぎのような構成を採用することもでき
る。
【0101】すなわち、POSレジスタ1側では回収モ
ードの際に、異常フラグFをストアコントローラ5に送
信する。ストアコントローラ5では、受信した異常フラ
グのオン/オフ状態を参照することにより、当該回収カ
セット内の貨幣の再計数の必要性の有無を回収処理が行
われる度にストアコントローラ5の表示部87に表示す
るようにする。したがってこの場合、係員は、かかる表
示を参考にして、必要な回収カセットのみを再計数する
ようにすればよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
回収カセット内の貨幣在高を記憶する回収カセット在高
メモリの他に、回収カセットの回収額の累計値在高を記
憶する累積回収在高メモリを設け、回収指令が入力され
た後に回収カセットの離脱が検出される度に、回収カセ
ット在高メモリの記憶データを累積回収在高メモリの現
記憶データに加算し、この加算結果で累積回収在高メモ
リの記憶データを更新し、POSレジスタからの指令に
応答して累積回収在高メモリの記憶データをPOSレジ
スタに通知するようにしたので、各時点における回収合
計額を簡単に把握することができるようになり、回収作
業および集金事務処理の効率化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙幣入出金機での回収カセット回収時の制御部
での動作例を示すフローチャート。
【図2】この発明を適用するPOSシステムの全体構成
を示すブロック図。
【図3】貨幣入出金機付きPOSレジスタの外観構成を
示す図。
【図4】貨幣入出金機付きPOSレジスタの内部構成を
示すブロック図。
【図5】紙幣入出金機の内部構成を示すブロック図。
【図6】ストアコントローラ及び貨幣回収機の外観構成
を示す図。
【図7】貨幣回収機の内部構成例を示すブロック図。
【図8】在高メモリの記憶データを示す図。
【図9】紙幣入出金機の異常フラグセット時の動作を示
すフローチャート。
【図10】ストアコントローラに記憶されるPOSデー
タを示す図。
【図11】貨幣回収機での貨幣回収処理手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…POSレジスタ 2…紙幣入出金機 3…硬貨入出金機 4…ファイルコントローラ 5…ストアコントローラ 6…回収カセット 7…紙幣回収機
フロントページの続き (72)発明者 沼木 真志 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内 (72)発明者 山本 健二 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内 (72)発明者 伊藤 一也 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内 (72)発明者 米津 隆行 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内 (72)発明者 清水 徳弥 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内 (72)発明者 及川 純 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内 (72)発明者 大井 浩太郎 大阪府大阪市北区西天満4丁目8番17号 グローリー商事株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貨幣が金種別に収納される複数の貨幣収納
    部と、回収用の貨幣が収納される着脱自在の回収カセッ
    トと、入金された貨幣を分類して前記複数の貨幣収納部
    に収納する入金制御手段と、POSレジスタからの出金
    指令に応答して前記複数の貨幣収納部に収納された貨幣
    を出金する出金制御手段と、回収指令に応答して前記複
    数の貨幣収納部の貨幣を繰り出して前記回収カセットに
    収納する回収制御手段と、前記複数の貨幣収納部内の貨
    幣の在高がそれぞれ更新記憶される貨幣収納部在高メモ
    リと、前記回収カセット内の貨幣在高が更新記憶される
    回収カセット在高メモリと、貨幣入出金装置全体として
    の貨幣在高が更新記憶される装置在高メモリと、貨幣の
    入出金および回収状態に対応して前記貨幣収納部在高メ
    モリ、回収カセット在高メモリおよび装置在高メモリの
    記憶データを更新制御する第1の在高メモリ管理手段と
    を備え、上位機であるPOSレジスタに接続されて入出
    金処理を実行する貨幣入出金装置において、 前記回収カセットの回収額の累計値在高が更新記憶され
    る累積回収在高メモリと、 前記回収カセットの装置からの着脱を検出する回収カセ
    ット着脱検出手段と、 前記回収指令が入力された後に前記回収カセット着脱検
    出手段により回収カセットの離脱が検出される度に、前
    記回収カセット在高メモリの記憶データを累積回収在高
    メモリの現記憶データに加算し、この加算結果で累積回
    収在高メモリの記憶データを更新するとともに、前記回
    収カセット在高メモリの記憶データをクリアする第2の
    在高メモリ管理手段と、 POSレジスタからの指令に応答して前記累積回収在高
    メモリの記憶データをPOSレジスタに通知する累積回
    収在高通知手段と、 を備えるようにしたことを特徴とする貨幣入出金装置。
  2. 【請求項2】前記POSレジスタからの指令に応答して
    前記累積回収在高メモリの記憶データをクリアするクリ
    ア手段を更に備える請求項1記載の貨幣入出金装置。
  3. 【請求項3】前記回収カセット内の貨幣の有無を検出す
    る貨幣検出手段と、 前記第2の在高メモリ管理手段によって回収カセットの
    在高がクリアされた後に、前記回収カセット着脱検出手
    段が回収カセットの装着を検出しかつ前記貨幣検出手段
    が貨幣を有りを検出した場合、所定のエラーメッセージ
    を出力するエラー報知手段と、 を更に備える請求項1記載の貨幣入出金装置。
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