JPH1049185A - メニュー解説装置 - Google Patents

メニュー解説装置

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JPH1049185A
JPH1049185A JP8205799A JP20579996A JPH1049185A JP H1049185 A JPH1049185 A JP H1049185A JP 8205799 A JP8205799 A JP 8205799A JP 20579996 A JP20579996 A JP 20579996A JP H1049185 A JPH1049185 A JP H1049185A
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JP
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JP8205799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Miura
啓彰 三浦
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1049185A publication Critical patent/JPH1049185A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メニューに記載された品目の詳細な解説情報
を、メニューの文字や写真の量を増やさずに提供する。 【解決手段】 メニューの解説を記録した記録媒体7か
らの情報を再生する、音声再生装置を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメニューの内容を音
声により解説するメニュー解説装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品のメニューを顧客に提示する場合、
商品の名称及び価格を文字で記した小冊子をもちいるの
が一般的であり、より詳しい商品の情報を顧客に提示し
たい場合には、小冊子に商品の解説を文字で付記した
り、商品の写真・イラストを掲載していた。このような
小冊子は特に飲食店での料理メニューには普及している
方式である。
【0003】また小冊子を用いず、券売機の商品選択釦
に商品名や価格を記載している場合も特に高級感を必要
としない飲食スタンド等で見受けられる、この場合は券
売機の商品選択釦の集合がメニュー機能を果している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メニューでは、商品の特色・素材・構成等の商品に関す
る詳細な情報を全て文字や写真等で提供しようとすると
メニューの量が膨大になるという欠点があった。これは
営業担当者が客と対面で応接する業態では、営業担当者
がメニューを客に示しながら適宜商品の解説をしてゆく
ので大きな不都合にならないが、飲食店に代表されるよ
うに、予め店が用意したメニューからのみ客が商品情報
を得て注文することが期待されている業態では、メニュ
ーの量が多いと客が読切れない、注文までに時間がかか
る、従業員に対する質問が増える等の不都合があり、メ
ニューの情報量は必要最小限に絞り込まざるを得なかっ
た。
【0005】メニューの情報量が少ないことは、和洋食
レストランに代表されるように、客が商品の予備知識を
もっていることが期待される場合には大きな不都合にな
らないが、エスニック料理レストランやワインの提供を
するレストランに代表されるように、客が商品の予備知
識不足であろうと考えられる場合には、商品の内容を十
分に理解できないことが多い。また、おすすめ商品の情
報などもメニューで十分に解説できない。この結果、客
は従業員に商品の説明をわざわざ求める煩わしさがあ
り、従業員は客の応対に時間がとられてしまう。また、
従業員にも商品知識が求められ、アルバイト従業員では
対応できない場合も多かった。
【0006】また、国際交流の進展によりわが国を訪れ
またはわが国に居住をする外国人が多いが、日本語に不
自由な外国人は日本語で記されたメニューを見ても商品
の内容が理解できないという不都合がある。このような
場合にはメニューに日本語とともに外国語を併記するこ
とがおこなわれているが、メニューの美観と店のイメー
ジの点で問題がある。また、そもそも併記できる言語の
数にも限界があり、多種の言語には対応できなかった。
外国語に堪能な従業員を十分な人数雇用することは困難
であるし、コスト上昇の要因でもある。また、数多くの
言語に対してその言語に堪能な従業員を全て用意してお
くのは不可能である。このように日本語に不自由な外国
人に対して母国語で商品情報を提供する簡易な手段が求
められていた。
【0007】本発明は上記のような背景のもとになされ
たものであり、本発明の目的は上記のようなメニューに
関する問題点のいくつかを解決するメニュー解説装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のメニュー解説装置は、メニューの
解説を記録した記録媒体の情報を再生可能な音声再生装
置を内蔵する。本発明の第2のメニュー解説装置は、前
記第1のメニュー解説装置において、前記音声再生装置
は記録機能も有する。
【0009】本発明の第3のメニュー解説装置は、前記
第1または2のメニュー解説装置において、前記記録媒
体が半導体メモリーである。本発明の第4のメニュー解
説装置は、前記第1、2または3のメニュー解説装置に
おいて、装置がブック形式になっており、表紙を開くと
自動的に音声によりメニューの解説が開始される。
【0010】本発明の第5のメニュー解説装置は、前記
第1、2、3または4のメニュー解説装置において、メ
ニューの品目を選択する選択手段を有し、該選択手段に
よりメニューの品目が選択されると、選択したメニュー
の品目に対応する解説が音声により開始される。本発明
の第6のメニュー解説装置は、前記第1、2、3、4ま
たは5のメニュー解説装置において、メニューの品目を
選択して注文する注文手段と、注文内容を自動的に製作
場所に伝達する伝達手段とをさらに有する。
【0011】本発明の第7のメニュー解説装置は、前記
第2、3、4、5または6のメニュー解説装置におい
て、前記記録媒体に外部からのメニューの解説のデータ
を転送できるデータ転送手段をさらに有する。本発明の
第8のメニュー解説装置は、前記第1、2、3、4、
5、6または7のメニュー解説装置において、飲食店で
扱われる料理メニューを対象とする。
【0012】本発明の第9のメニュー解説装置は、前記
第1、2、3、4、5、6、7または8のメニュー解説
装置において、メニューの解説に外国語が含まれる。本
発明の第10のメニュー解説装置は、前記第1、2、
3、4、5、6、7、8または9のメニュー解説装置に
おいて、装置が携帯可能なブック形式をしている。
【0013】すなわち、本発明の第1のメニュー解説装
置は、予め記録媒体に記録されたメニューの解説の音声
情報を再生することにより、客に商品の詳細な解説を提
供する。本発明の第2のメニュー解説装置は、再生だけ
でなく、記録機能を有することにより、メニューの解説
の追加・消去・訂正を可能にする。
【0014】本発明の第3のメニュー解説装置は、記録
媒体として半導体メモリーを使用しすることにより、任
意のメニューの解説の音声情報のランダムアクセスを実
現する。本発明の第4のメニュー解説装置は、ブック形
式になっており、表紙を開くと自動的に、記録媒体に記
録されたメニューの解説の音声情報が再生されることに
より、例えば、おすすめ商品等のトピックス情報を詳細
に確実に客に提供する。
【0015】本発明の第5のメニュー解説装置は、例え
ば、客が興味をもった品目を選択することにより、客が
興味をもった品目の解説だけを提供する。本発明の第6
のメニュー解説装置は、客の注文を直接製作場所に伝達
する。本発明の第7のメニュー解説装置は、パソコンに
代表される外部の機器からメニューの解説の音声情報を
取込む。
【0016】本発明の第8のメニュー解説装置は、飲食
店での料理メニューに使われ、料理の詳細な情報を客に
提供する。本発明の第9のメニュー解説装置は、外国語
による商品の解説を客に提供する。本発明の第10のメ
ニュー解説装置は、装置が携帯可能なブック形式をして
おり、例えば、従業員により携帯される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明のメニュー解説装
置の一実施形態の構成するブロック構成図である。アナ
ログ音声信号が入力されるマイク1は、増幅器(AM
P)2、低域通過フィルタ(LPF)3、アナログ/デ
ジタル(A/D)変換機4を介してデジタル信号処理部
(DSP)5に接続されている。
【0018】デジタル信号処理部(DSP)5は、デジ
タル/アナログ(D/A)変換機9、増幅器(AMP)
10を介してスピーカ11に接続されており、さらに、
記録媒体7、システム制御部6、音声情報転送入出力部
8にも接続されている。システム制御部6は、デジタル
信号処理部(DSP)5の他に、記録媒体7、音声情報
転送入出力部8、電源制御部14、メニュー選択部1
5、操作モード選択スイッチ16、注文スイッチ17、
解説モード選択スイッチ18、駆動回路12を介して表
示器13、インターフェース制御部19を介して外部入
力端子20と注文出力端子21に接続されている。
【0019】マイク1より入力されたアナログ音声信号
は、増幅器(AMP)2で増幅され、低域通過フィルタ
(LPF)3で不要な周波数成分を除去された後、アナ
ログ/デジタル(A/D)変換機4でデジタル信号に変
換された後、デジタル信号処理部(DSP)5に入力さ
れる。
【0020】該デジタル信号処理部(DSP)5ではデ
ジタル信号を圧縮処理し、システム制御部6の制御のも
とに、圧縮したデジタル信号を半導体メモリや磁気テー
プ等の記録媒体7に記録する。上記システム制御部6の
制御のもとに、上記記録媒体7から読み出されたデジタ
ル信号は上記デジタル信号処理部(DSP)5で伸長さ
れ、圧縮前のデジタル信号に復元され、デジタル/アナ
ログ(D/A)変換機9に入力されてアナログ信号に変
換された後、増幅器(AMP)10で増幅されて、スピ
ーカ11より発声される。
【0021】音声情報転送入出力部8は上記システム制
御部6の制御のもとに、上記記録媒体7と上記デジタル
信号処理部(DSP)5間のデータの入出力を制御す
る。表示器13は駆動回路12を通して、上記システム
制御部6の制御のもとに記録・消去・再生・注文の各モ
ードの表示とエラーメッセージの表示をおこなう。電源
制御部14は安定した電圧を提供する。
【0022】メニュー選択部15は、メニューに示され
た各品目を選択する品目選択スイッチ群からなる。操作
モード選択スイッチ16は、記録・消去・注文・再生の
操作モードを選択する。注文スイッチ17は注文を確定
させて、上記システム制御部6の制御のもと、注文情報
をインターフェース制御部19を経由して、注文出力端
子21に出力する。
【0023】解説モード選択スイッチ18は、解説の内
容を選択する。これは、簡易な解説・詳細な解説等のよ
うに解説の内容を客の要望にあわせて選択するスイッチ
である。本実施例では、各選択肢を日本語、英語、中国
語等の言語に対応させることを想定している。従って本
実施例では、日本語が初期設定となっている。外部入力
端子20は上記システム制御部6の制御のもと、メニュ
ーの解説のデータを外部から転送され、上記インターフ
ェース制御部を19を経由して記録媒体7に記録する。
【0024】ここで、本実施例においては、記録機能も
具備する例を解説したが、記録機能を具備せずに構成し
てもよい。この場合は記録媒体が着脱可能で、容易に交
換できことが望ましい。本実施例においては、音声信号
をアナログ信号からデジタル信号に変換して記録する例
を説明したが、デジタル信号に変換せずにアナログ信号
のまま記録・再生してもよい。
【0025】記録媒体としては、ランダムアクセス可能
なものが望ましく、特に半導体メモリが望ましい。また
記録媒体は、装置内に内蔵されていても、着脱可能に構
成されていてもよい。操作モード選択スイッチは、1つ
のスイッチを使用する例を説明したが、複数のスイッチ
に別れていてもよい。また、録音モード、消去モードの
操作は客が操作しないことに鑑み、通常は録音モード・
消去モードはロックをかけ操作できない構成にするのが
望ましい、特に録音モード・消去モードの選択手段を客
から隠蔽しておくのが望ましい。
【0026】外部入力端子20のデータ転送相手は、本
実施例ではパーソナルコンピュータを選択して、音声デ
ータはデジタル化し圧縮して転送している例を想定した
が、音声を転送できれば、パーソナルコンピュータに限
らない。また、音声データはアナログでもデジタルでも
よく、圧縮しても、しなくてもよい。さて、以上の構成
のメニュー解説装置の動作をフローチャートを用いて説
明する。
【0027】電源がシステム制御部6に供給されると、
システム制御部6は図2のフローチャートに示す動作を
開始する。まず、記憶部やバッファの内容を初期設定す
る(ステップS1)。次に操作モード選択スイッチで操
作モードが記録になっているか検知する(ステップS
2)。操作モードが記録になっていた場合には記録処理
を実行する(ステップS3)。記録処理の内容は後述す
る。操作モードが記録になっていない場合は、操作モー
ドが消去になっているか検知する(ステップS4)。操
作モードが消去になっていた場合には消去処理を実行す
る(ステップS5)。消去処理の内容は後述する。操作
モードが消去になっていない場合は、操作モードが注文
になっているか検知する(ステップS6)。操作モード
が注文になっていた場合には注文処理を実行する(ステ
ップS7)。注文処理の内容は後述する。操作モードが
注文になっていない場合は再生処理を実行する。再生処
理の内容は後述する。
【0028】このように、本実施形態のメニュー解説装
置では、操作モード選択スイッチ16の選択により、電
源が投入されると記録・消去・注文・再生のいずれかの
操作モードに入り、電源が切られるまでいずれかの操作
モードで動作する。次に、記録処理の内容を図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、操作モードが変
更になったかを検知する(ステップS11)。操作モー
ドに変更がある場合には、なにも処理をせず記録処理を
抜ける。操作モードに変更がない場合には、外部入力端
子20で接続がされているか検知する(ステップS1
2)。外部入力端子20で接続がされている場合には、
データ転送で記録媒体7に記録をすると判断して、外部
よりデータを転送するように促すメッセージを表示する
(ステップS13)。次に、データ転送が開始されたか
検知し(ステップS14)、データ転送がまだ開始され
ない場合にはステップS11へ戻る。このように、ステ
ップS11・S12・S13・S14でループをつく
り、データ転送が開始されるまで待機する。
【0029】データ転送が開始されると、まずデータを
1単位受信し(ステップS15)、このデータを記録媒
体7に記録する(ステップS16)。次に、転送が完了
したか検知して(ステップS17)、転送完了までステ
ップS15・S16・S17でループしてデータを受信
・記録する。転送が完了すると、転送完了のメッセージ
を表示する(ステップS18)。このあと、操作モード
が変更されるのを待ち(ステップS19)、操作モード
が変更されると記録処理を抜ける。
【0030】また、ステップS12で外部入力端子20
で接続がされていない場合は、マイクロホン1よりメニ
ューの解説を音声で入力して、記録媒体7に記録すると
判断する。まず、メニュー選択部15で何か品目が選択
されているか検知する(ステップS20)。品目が何も
選択されいない場合にはステップS11に戻るので、ス
テップS11・S12・S20でループをつくり、品目
の選択がされるまで待機する。
【0031】品目の選択がされると、メニュー選択部1
5で選択した品目を取得する(ステップS21)。つぎ
に、解説モード選択スイッチ18で何が、選択されてい
るか取得する(ステップS22)。選択品目と解説モー
ドより、記録媒体7のどのアドレスに記録すればよいか
計算する(ステップS23)。記録媒体7の計算された
アドレスにマイク1より入力された、メニューの解説情
報を記録する(ステップS24)。
【0032】つぎに、メニュー選択部15が操作された
か、検知する(ステップS25)。操作がされた場合は
ステップS20に戻って、新しい品目の記録が開始され
る。メニュー選択部15の操作がされない場合には、解
説モード選択スイッチ18が操作されたか検知する(ス
テップS26)。解説モード選択スイッチ18が操作さ
れて解説モードが変った場合には、ステップS20に戻
って、新しい解説モードの記録が開始される。
【0033】解説モード選択スイッチ18が操作されな
かった場合は、操作モードが変更になったか検知する
(ステップS27)。操作モードが変更になったら、記
録処理を抜ける。操作モードが変更にならなかった場合
は、ステップS25に戻る。このように、ステップS2
5・S26・S27でループをつくり、新しい品目・解
説モードが選択されて再度記録の処理に入るか、操作モ
ードが変って記録処理を抜けるまで待機することにな
る。
【0034】次に、消去処理の内容を図4のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、操作モードが変更にな
ったかを検知する(ステップS31)。操作モードに変
更がある場合には、なにも処理をせず消去処理を抜け
る。操作モードに変更がない場合はメニュー選択部15
で何か品目が選択されているか検知する(ステップS3
2)。何も選択がされていない場合には、ステップS3
1に戻る。このようにステップS31・S32でループ
をつくり、メニュー選択部15で何か品目が選択される
まで待機することになる。
【0035】品目の選択がされると、メニュー選択部1
5で選択した品目を取得する(ステップS33)。つぎ
に、解説モード選択スイッチ18で何が、選択されてい
るか取得する(ステップS34)。選択品目と解説モー
ドより、記録媒体7のどのアドレスを消去すればよいか
計算する(ステップS35)。記録媒体7の計算された
アドレスの内容を消去する(ステップS36)。
【0036】つぎに、メニュー選択部15が操作された
か、検知する(ステップS37)。操作がされた場合は
ステップS32に戻って、新しい品目の消去が開始され
る。メニュー選択部15の操作がされない場合には、解
説モード選択スイッチ18が操作されたか検知する(ス
テップS38)。解説モード選択スイッチ18が操作さ
れて解説モードが変った場合には、ステップS32に戻
って、新しい解説モードの消去が開始される。
【0037】解説モード選択スイッチ18が操作されな
かった場合は、操作モードが変更になったか検知する
(ステップS39)。操作モードが変更になったら、消
去処理を抜ける。操作モードが変更にならなかった場合
は、ステップS37に戻る。このように、ステップS3
7・S38・S39でループをつくり、新しい品目・解
説モードが選択されて再度消去の処理に入るか、操作モ
ードが変って消去処理を抜けるまで待機することにな
る。
【0038】次に注文処理の内容を図5のフローチャー
トを参照して説明する。まず、操作モードが変更になっ
たかを検知する(ステップS41)。操作モードに変更
がある場合には、なにも処理をせず注文処理を抜ける。
操作モードに変更がない場合はメニュー選択部15で何
か品目が選択されているか検知する(ステップS4
2)。何も選択がされていない場合には、ステップS4
1に戻る。このようにステップS41・S42でループ
をつくり、メニュー選択部15で何か品目が選択される
まで待機することになる。
【0039】品目の選択がされると、メニュー選択部1
5で選択した品目を取得する(ステップS43)。つぎ
に、選択した品目を表示して、注文をするなら注文スイ
ッチ17を押すように確認の表示をする(ステップS4
4)。つぎに、メニュー選択部15が操作されたか、検
知する(ステップS45)。操作がされた場合はステッ
プS42に戻って、新しい品目の選択に入る。
【0040】メニュー選択部15の操作がされない場合
には、操作モードが変更になったか検知する(ステップ
S46)。操作モードに変更があった場合には、注文処
理を抜ける。操作モードに変更がなかった場合には、注
文スイッチ17が押されたか検知する(ステップS4
7)。注文スイッチが押されない場合はステップS45
に戻る。このように、注文スイッチが押されるか、新し
い選択品目が選択されるまで、ステップS45・S46
・S47でループをつくり待機する。このループは操作
モードを変更しても抜けられる。
【0041】注文スイッチが押された場合には、メニュ
ー選択部15で選択された品目情報が正式な注文とし
て、注文出力端子21より出力される(ステップS4
8)。注文出力端子21にコードを接続し、製作現場に
受信装置を置くことにより、注文を直接転送することが
できる。ここで、転送手段はコードを接続して転送する
方式を説明したが、これは無線でもよい。
【0042】注文の転送が終了すると、注文受付が完了
したことが表示される(ステップS49)。そして、ス
テップS45に戻る。このように、ステップS45・S
46・S47でループをしながら、メニュー選択部15
で品目を順次選択してゆき、気に入った場合は注文スイ
ッチ17を押して正式に注文をする。
【0043】次に、再生処理を図6のフローチャートを
参照して説明する。まず、操作モードが変更になったか
を検知する(ステップS51)。操作モードに変更があ
る場合には、なにも処理をせず再生処理を抜ける。操作
モードに変更がない場合はメニュー選択部15で何か品
目が選択されているか検知する(ステップS52)。何
も選択がされていない場合には、ステップS51に戻
る。このようにステップS51・S52でループをつく
り、メニュー選択部15で何か品目が選択されるまで待
機することになる。
【0044】品目の選択がされると、メニュー選択部1
5で選択した品目を取得する(ステップS53)。つぎ
に、解説モード選択スイッチ18で何が、選択されてい
るか取得する(ステップS54)。選択品目と解説モー
ドより、記録媒体7のどのアドレスを再生すればよいか
計算する(ステップS55)。記録媒体7の計算された
アドレスの内容を再生する(ステップS56)。
【0045】つぎに、メニュー選択部15が操作された
か、検知する(ステップS57)。操作がされた場合は
ステップS52に戻って、新しい品目の再生が開始され
る。メニュー選択部15の操作がされない場合には、解
説モード選択スイッチ18が操作されたか検知する(ス
テップS58)。解説モード選択スイッチ18が操作さ
れて解説モードが変った場合には、ステップS52に戻
って、新しい解説モードの再生が開始される。
【0046】解説モード選択スイッチ18が操作されな
かった場合は、操作モードが変更になったか検知する
(ステップS59)。操作モードが変更になったら、再
生処理を抜ける。操作モードが変更にならなかった場合
は、ステップS57に戻る。このように、ステップS5
7・S58・S59でループをつくり、新しい品目・解
説モードが選択されて再度再生の処理に入るか、操作モ
ードが変って再生処理を抜けるまで待機することにな
る。
【0047】図7は本発明の一実施形態のメニュー解説
装置をブック形式に構成したものである。筐体31の前
面下部に、マイク1、操作モード選択スイッチ16、注
文スイッチ17、解説モード選択スイッチ18、スピー
カ11が配置されている。メニュー選択部15は15a
・15bのスイッチ群で構成されている。また前面上部
にはページ32が複数枚ページめくりができる形態でと
められている。ページ32には開口部35が複数個開け
られており、各開口部35からメニュー選択部のスイッ
チ15aの上部が出るようになっている。また、ページ
32にはインデックス部の突起34が付けられており、
ページ32が筐体31に閉じられた状態で、インデック
ス部の突起34がメニュー選択部のスイッチ15bを押
して、今どのページが客に見られているか把握できるよ
うになっている。
【0048】また、各ページには品目の写真・イラスト
・価格等を記した品目説明33が表示されている。外部
入力端子と注文出力端子は裏面にあり、図示されていな
い。本メニュー解説装置は、操作モードが再生にされて
客に渡される。客は好みのページを開き、品目説明33
により自分の興味のある品目を探す、興味がある品目が
あれば、メニュー選択部のスイッチ15aを押すことに
よりその品目の詳細な解説を音声で聞くことができる。
この際、解説モード選択スイッチ18を切替えることに
より、解説の言語を選択することもできる。もっとも、
これは解説モードが各種の言語に対応させている場合で
あり、店によっては、解説の詳しさで解説モードを分け
たりすることもできる。
【0049】また、客が表紙をあけたことをメニュー選
択部のスイッチ15bで感知して、来店の礼や本日のお
すすめ品目やメニューの解説を開始すればより効果的な
解説ができる。客の選択はメニュー選択部のスイッチ1
5aと15bの組み合せにより一意に決定できるので、
解説モードを加味した上で、記録媒体の対応するアドレ
スに記録されている音声情報を再生する。
【0050】客が注文をするときは、操作モード選択ス
イッチにより注文モードに切替えて、メニュー選択部の
スイッチ15a・15bで品目を選択した上で、注文ス
イッチ17を押す。本実施形態ではメニュー選択部のス
イッチ15aと15bの組み合せで、品目を決定している
が、メニューの品目に番号を付しておき、その番号をテ
ンキーで入力して、品目を選択するように構成すること
もできる。このようにすれば、品目の数が多い場合でも
メニュー選択部のスイッチの数を増やす必要がない。
【0051】記録媒体の記録は店がおこなう。操作モー
ド選択スイッチ16により、記録モードに切替え、外部
よりデータ転送をおこなうか、品目と解説モードを選択
した上でマイクより解説を入力する。記録媒体の消去も
店がおこない、操作モード選択スイッチ16により、消
去モードに切替え、品目と解説モードを選択した上で消
去をしてゆく。
【0052】ただし、記録媒体が着脱可能に構成されて
いる場合には、予め作成しておいた記録媒体を交換する
だけで、簡単に内容の更新ができる。この記録媒体を配
布する方法は、同種のメニューを大量に提供するチェー
ン店などに適した方法である。このように、ブック型に
構成することで、操作性・携帯性に優れたメニュー解説
装置を提供することができる。
【0053】とくに、レストラン等の飲食店で本メニュ
ー解説装置を用いれば、ウェイター・ウエイトレスの人
員を増やさず、専門の教育もせずに、客に料理の詳細な
解説が提供でき、顧客満足度の向上が期待できる。この
ように、本メニュー装置は飲食店での使用で、特に顕著
な効果が期待できるものである。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メニュー
に表示しきれない商品の詳細な情報を音声で客に提供で
き、サービス向上につながる。請求項2記載の発明によ
れば、請求項1記載の発明の効果に加え、メニューの解
説の音声情報の追加・削除・訂正が可能になり、例えば
季節や行楽シーズンにあわせたメニューの変更が容易に
なる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加え、巻き戻し等の動作を必
要とせず、高品質の音声で、必要なところだけ任意の順
で再生できるので、よりよい操作性を確保できる。請求
項4記載の発明によれば、請求項1、2または3記載の
発明の効果に加え、客に装置の操作方法を説明する必要
がなく、単に客がメニューを開くだけで、装置の操作が
できる。
【0056】請求項5記載の発明によれば、請求項1、
2、3または4記載の発明の効果に加え、客が興味をも
った品目の情報だけを提供できるので、装置の操作時間
が短時間ですみ、またメニューの解説を必要としない客
は装置の操作をする必要がない。請求項6記載の発明に
よれば、請求項1、2、3、4または5記載の発明の効
果に加え、注文の伝達をする従業員を介さずに注文が直
接製作場所に伝わるので、注文伝達の誤りがなくなり、
作業効率が向上し、人件費の削減になる。
【0057】請求項7記載の発明によれば、請求項2、
3、4、5または6記載の発明の効果に加え、パソコン
に代表される外部の機器で作成したメニューの解説の情
報をデータ転送して記録媒体に記録できるので、一旦作
成したメニューの解説の情報を複数のメニュー解説装置
に配信でき、効率よく内容の更新ができる。請求項8記
載の発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6また
は7記載の発明の効果に加え、例えば、料理・ワイン等
の特色や本日のおすすめ料理を客に解説したり、飲物を
すすめるでことで販売促進効果がある。
【0058】請求項9記載の発明によれば、請求項1、
2、3、4、5、6、7または8記載の発明の効果に加
え、日本語が不自由な外国人に母国語でメニューの解説
を提供することで、サービスの向上になり、外国人の来
店が期待できる。請求項10記載の発明によれば、請求
項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の発明
の効果に加え、従業員が簡単に持運ぶことができので、
客の来店の度に従業員が客元までメニュー解説装置を持
参すればよく、各テーブルに固定的に設置する必要がな
いので、より少ない台数ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのメニュー解説装置
のブロック構成図である。
【図2】図1のシステム制御部の動作フローチャートで
ある。
【図3】記録処理の動作フローチャートである。
【図4】消去処理の動作フローチャートである。
【図5】注文処理の動作フローチャートである。
【図6】再生処理の動作フローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態としてメニュー解説装置を
ブック形式に構成した場合の図である。
【符号の説明】
1 マイク 2、10 増幅器(AMP) 3 低域通過フィルタ(LPF) 4 アナログ/デジタル(A/D)変換器 5 デジタル信号処理部(DSP) 6 システム制御部 7 記録媒体 8 音声情報転送入出力部 9 デジタル/アナログ(D/A)変換器 11 スピーカ 12 駆動回路 13 表示器 14 電源制御部 15 メニュー選択部 16 操作モード選択スイッチ 17 注文スイッチ 18 解説モード選択スイッチ 19 インターフェース制御部 20 外部入力端子 21 注文出力端子 31 筐体 32 ページ 33 品目解説 34 インデックス部 35 開口部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メニューの解説を記録した記録媒体の情
    報を再生可能な音声再生装置が内蔵されていることを特
    徴とするメニュー解説装置。
  2. 【請求項2】 前記音声再生装置は記録機能も有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のメニュー解説装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体が半導体メモリであること
    を特徴とする請求項1または2記載のメニュー解説装
    置。
  4. 【請求項4】 装置がブック形式になっており、表紙を
    開くと自動的に音声によりメニューの解説が開始される
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のメニュー
    解説装置。
  5. 【請求項5】 メニューの品目を選択する選択手段を有
    し、該選択手段によりメニューの品目が選択されると、
    選択したメニューの品目に対応する解説が音声により開
    始されることを特徴とする請求項1、2、3または4記
    載のメニュー解説装置。
  6. 【請求項6】 メニューの品目を選択して注文する注文
    手段と、注文内容を自動的に製作場所に伝達する伝達手
    段とをさらに有することを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載のメニュー解説装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体に外部からメニューの解説
    のデータを転送できるデータ転送手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項2、3、4、5または6記載のメ
    ニュー解説装置。
  8. 【請求項8】 飲食店で扱われる料理メニューを対象と
    する請求項1、2、3、4、5、6または7記載のメニ
    ュー解説装置。
  9. 【請求項9】 メニューの解説に外国語による解説が含
    まれることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7または8記載のメニュー解説装置。
  10. 【請求項10】 装置が携帯可能なブック形式をしてい
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8または9記載のメニュー解説装置。
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WO2016051252A1 (en) 2014-09-30 2016-04-07 Gurunavi, Inc. Menu generation system
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