JPH1049102A - 信号線選択回路およびマトリクス型表示装置 - Google Patents

信号線選択回路およびマトリクス型表示装置

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JPH1049102A
JPH1049102A JP8208611A JP20861196A JPH1049102A JP H1049102 A JPH1049102 A JP H1049102A JP 8208611 A JP8208611 A JP 8208611A JP 20861196 A JP20861196 A JP 20861196A JP H1049102 A JPH1049102 A JP H1049102A
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一郎 白木
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靖 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の信号線単位で分割されたカウンタおよ
びデコーダを有する信号線選択回路において、デコーダ
のアドレスラインの数を削減し、消費電力の低減を図
る。 【解決手段】 隣り合う3つのブロックBK1 〜BK3
について、中段のブロックBK2 におけるクロック制御
回路21が、前段のブロックBK1 における表示デコー
ダ23の最終の出力端からの出力に基づいてクロック信
号CK2 の表示カウンタ22への供給を開始する。ま
た、同じクロック制御回路21が、後段のブロックBK
3 における表示デコーダ23の最初の出力端からの出力
に基づいてクロック信号CK2 の供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の信号線を順
次選択するデコーダ式の信号線選択回路およびその信号
線選択回路を画素マトリクスの駆動回路として備えたマ
トリクス型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マトリクス型表示装置には、各種
の構成が挙げられるが、その中で、各画素に含まれるス
イッチング素子として能動素子を用いたアクティブマト
リクス型表示装置の開発が進み、その市場への普及が拡
大している。アクティブマトリクス型表示装置は、通
常、表示パネル内の画素群を駆動するための駆動回路を
有している。この駆動回路としては、シフトレジスタを
用いた回路やデコーダを用いた回路などが挙げられる。
【0003】デコーダを用いた従来の駆動回路として
は、例えば、特公平7−66252号公報および特公平
7−66256号公報に開示されているように、クロッ
クを2進カウントし、そのカウント値をデコードする駆
動回路が挙げられる。
【0004】上記のような駆動回路は、図12に示すよ
うに、X行Y列のマトリクス状に画素(図示せず)が配
された画素マトリクス101と、X行の表示信号線10
2…のそれぞれに画像信号を出力する表示信号線駆動回
路103と、Y列の走査信号線104…から1本を選択
する走査信号線駆動回路105とを備えている。
【0005】表示信号線駆動回路103は、表示カウン
タ106、表示デコーダ107およびサンプリング回路
108を有している。表示カウンタ106は、X以上の
カウント値を出力するように、iビット(iはX≦2i
を満たす)のカウンタにより構成されている。表示デコ
ーダ107は、水平画素数に応じた数のゲートにより、
表示カウンタ106からのカウント値に基づいて表示信
号線102…より1本を順次選択するようになってい
る。サンプリング回路108は、入力される画像信号を
選択された表示信号線102に出力するように、表示デ
コーダ107からの出力信号(サンプリング信号)に同
期して画像信号をサンプリングするスイッチング回路に
より構成されている。
【0006】一方、走査信号線駆動回路105は、走査
カウンタ109および走査デコーダ110を有してい
る。走査カウンタ109は、Y以上のカウント値を出力
するように、jビット(iはX≦2j を満たす)のカウ
ンタにより構成されている。走査デコーダ110は、走
査カウンタ109からのカウント値に基づいて走査信号
線104…より1つを順次選択するようになっている。
【0007】画素マトリクス101における画素は、図
13に示すように、Nチャネル型の薄膜トランジスタT
Rと、液晶容量LCと、補助容量SCとにより構成され
ている。薄膜トランジスタTRのソース電極とゲート電
極は、それぞれ表示信号線102と走査信号線104に
接続されている。薄膜トランジスタTRのドレイン電極
は、液晶容量LCおよび液晶容量LCと並列に設けられ
る補助容量SCのそれぞれの一端に接続されている。
【0008】上記の駆動回路において、1水平期間分の
画素すなわち1本の走査信号線104に接続された画素
を表示させるには、次のように各部が動作する。
【0009】まず、走査信号線駆動回路105では、垂
直方向に第1番目から数えて第k番目の走査信号線10
4に対応する、走査デコーダ110の出力が高電位(以
降、“H”と称する)になる。すると、第k番目の走査
信号線104に接続されているゲート電極が全て“H”
になり、それらのゲート電極を有する薄膜トランジスタ
TRが導通する。
【0010】その間に、表示信号線駆動回路103で
は、表示カウンタ106が、表示クロックに同期してカ
ウントダウンする。表示カウンタ106からのカウント
値は、表示デコーダ107で順次サンプリング信号に変
換される。画像信号は、そのサンプリング信号に同期し
てサンプリング回路108でサンプリングされ、サンプ
リングにより選択された表示信号線102に出力され
る。これにより、画像信号は、表示信号線102から薄
膜トランジスタTRを介して画素に書き込まれる。
【0011】1フレーム(1画面)分の画素を表示させ
る場合、走査信号線駆動回路105では、走査カウンタ
109が、走査クロックに同期してカウントダウンす
る。すると、走査デコーダ110により、第1番目から
順次選択された走査信号線104が“H”になる。そし
て、選択されたそれぞれの走査信号線104について、
表示信号線駆動回路103による画像信号の出力が繰り
返されることにより、1フレームの画像が表示される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の駆動
回路には以下のような問題点がある。ここでは、表示信
号線駆動回路103についてのみ、その問題点を述べる
が、走査信号線駆動回路105についても同様であるの
で、その説明を省略する。
【0013】上記従来のマトリクス型表示装置において
VGA(Video Graphics Array)規格の画像(640行
×480列)を表示する場合、10ビット出力の表示カ
ウンタ106が必要になる。また、表示デコーダ107
のアドレスラインは、表示デコーダ107が有する64
0個のゲートに対しそれぞれ10×2本(反転信号用の
アドレスラインを含む)必要になる。
【0014】このため、これらアドレスライン間やアド
レスラインが交差する部分に存在する寄生容量などが増
加し、寄生容量の増加が消費電力の増大を招来する。特
に、最下位ビット(LSB)のアドレスラインでは、最
も高い周波数(約13MHz)で入力容量と上記の寄生
容量に常に充放電を繰り返して行うため、消費電力増大
の影響が顕著に現れる。
【0015】上記の問題への対策としては、本願出願人
が先に出願した特願平7−311606号に記載された
構成が有効である。この構成では、表示信号線駆動回路
または走査信号線駆動回路におけるカウンタおよびデコ
ーダをそれぞれ複数ブロックに分割することにより、カ
ウンタのビット数とアドレスライン数を減少させてい
る。このような構成により、アドレスラインによる寄生
容量が減少する。また、カウンタおよびデコーダをブロ
ック毎に部分的に駆動させるので、消費電力が低減す
る。
【0016】上記の構成では、各ブロックのカウンタお
よびデコーダを上記のように駆動させるために、動作さ
せるブロックにのみクロック信号を供給する回路(セレ
クタ)が設けられている。このセレクタは、ブロック毎
に設けられた選択用の信号とクロック信号との論理積を
とることにより、選択されたブロックに供給するクロッ
ク信号を得るようになっている。
【0017】しかしながら、上記の構成においては、前
述のVGA規格の画像を表示する場合、各ブロックの回
路が動作状態にあるか否かという情報に基づいて、上記
の選択用の信号が生成されるので、各ブロックの回路の
動作状態を表すための1ビットを別に設けなければなら
ない。
【0018】例えば、駆動回路を10ブロックに分割
し、各ブロック毎に6ビットのカウンタを1個ずつ設け
る場合、各ブロックのアドレス数は64となる。また、
カウンタ出力が“111111”の状態でデコーダの1
番目の出力がアクティブになり、“000000”の状
態でデコーダの64番目の出力がアクティブになるとす
る。この場合、6ビットの信号だけでは、ブロックの回
路が動作していない状態、すなわちデコーダの出力全て
が非アクティブであることを表現することができない。
したがって、動作状態か否かを表すためには、上記のカ
ウンタ出力に1ビットを加えた7ビットのカウンタが必
要である。
【0019】例えば、図14に示すように、駆動回路を
2つのブロックBK11・BK12に分割する場合について
説明する。
【0020】ブロックBK11には、カウンタ111およ
びデコーダ112が設けられ、ブロックBK12には、カ
ウンタ121およびデコーダ122が設けられる。カウ
ンタ111・121は2ビットのダウンカウンタであ
り、デコーダ112・122は2ビットのデコーダであ
る。また、デコーダ112・122の最大出力数は22
=4である。
【0021】このように構成される駆動回路では、ま
ず、カウンタ111・121にそれぞれ、図15に示す
ようなクロック信号CK11・CK12が順次入力される。
すると、カウンタ111からはアドレス信号A1-1 ・A
1-2 からなるアドレスデータが出力され、カウンタ12
1からはアドレス信号A2-1 ・A2-2 からなるアドレス
データが出力される。そして、デコーダ112からは、
アドレスデータ(A1-1・A1-2 )を基に4個のデコード
信号D1-1 〜D1-4 が出力され、デコーダ122から
は、アドレスデータ(A2-1 ・A2-2 )を基に4個のデ
コード信号D2-1〜D2-4 が出力される。
【0022】ただし、ここでは、アドレスデータが“1
1”のときデコード信号D1-1 ・D2-1 が出力され、ア
ドレスデータが“00”のときデコード信号D1-4 ・D
2-4が出力されるものとする。
【0023】ところが、クロック信号CK11・CK12
用いて単純に分割駆動を行うと、実際にデコーダ112
・122から出力されるのは、デコード信号D1-4 ・D
2-4と異なり、同図に示すように、クロック信号CK11
・CK12の1クロックよりかなり広い幅の信号D1-4'・
2-4'である。これは、アドレス信号A1-4 ・A2-4
クロック信号CK11・CK12が出力されなくなる期間で
“0”を維持することに伴って、デコーダ112・12
2の第4出力が“1”を維持することによる。このた
め、所望通りに分割駆動ができなくなるという不都合が
生じる。
【0024】これを回避するために、図14および図1
5に示すように、デコーダ112・122へのアドレス
データとしてそれぞれ1ビットすなわちアドレス信号A
1-3・A2-3 を追加したアドレスデータを用いる。アド
レス信号A1-3 ・A2-3 は、クロック信号CK11・CK
12の第1クロックから第4クロックまで“1”を維持す
る信号であり、ブロックBK11・BK12の動作期間を表
す。
【0025】したがって、アドレスデータ“0xx”に
よりブロックBK11またはブロックBK12が動作してい
ない状態(デコーダ出力が全て非アクティブである状
態)が示される。一方、アドレスデータ“1xx”によ
りブロックBK11またはブロックBK12が動作している
状態が示される。
【0026】このように、上記の不都合を回避するに
は、ブロックBK11またはブロックBK12が動作してい
る状態を表すビットをアドレスデータに加える必要があ
る。したがって、上記の構成によっても、アドレス数の
削減は不十分であり、さらなる消費電力の低減が困難で
ある。
【0027】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、分割された駆動回路の消費電力低減を図る
ことを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の信号線選択回路
は、クロック信号に基づいてカウントするカウンタと、
このカウンタからのカウント値をデコードすることによ
り複数の信号線を順次選択するデコーダとを有し、上記
カウンタおよび上記デコーダが所定数の信号線単位でブ
ロックに分割されている信号線選択回路において、上記
の課題を解決するために、以下のように構成されること
を特徴としている。
【0029】すなわち、各ブロックへのクロック信号の
供給を上記デコーダからのデコード出力に基づいて制御
するクロック制御回路を備えている。
【0030】上記の信号線選択回路では、各ブロックへ
のクロックの供給がブロック単位でクロック制御回路に
より制御される。このとき、デコーダからのデコード出
力に基づいてクロック信号の供給が制御されるので、ク
ロック信号の供給を制御するために別途専用の信号を必
要としない。それゆえ、デコーダがブロックの動作開始
または停止状態開始を表すための信号を出力するため
に、カウンタにその制御用の出力ビットを追加する必要
がない。それゆえ、消費電力低減を容易に図ることがで
きる。
【0031】上記の信号線選択回路は、好ましくは、隣
り合う3つのブロックについて、中段のブロックにおけ
るクロック制御回路が、前段のブロックにおけるデコー
ダの最終の出力端からの出力に基づいてクロック信号の
供給を開始し、後段のブロックにおけるデコーダの最初
の出力端からの出力に基づいてクロック信号の供給を停
止する。
【0032】このような構成では、あるブロックのクロ
ック制御回路が前後のブロックのデコーダからの出力に
基づいてブロックの動作状態または停止状態を表すため
の信号(ブロック選択信号)をクロック制御回路の内部
で生成することができ、この信号によりクロック信号の
供給の開始および停止を制御することができる。また、
この構成では、第1段のブロックのクロック制御回路に
クロック信号の供給を開始させるための信号を入力する
とともに、最終段のブロックのクロック制御回路にクロ
ック信号の供給を停止させるための信号を入力するだけ
でよく、外部からの入力信号数を減少させることができ
る。
【0033】しかも、より好ましくは、最終段のブロッ
クにおいて、クロック制御回路によるクロック信号の供
給停止をデコーダの最終の出力端からの出力に基づいて
制御する停止制御回路を備えることにより、最終段のブ
ロックでは、クロック制御回路からのクロック信号の供
給停止が停止制御回路により制御される。これにより、
最終段のブロックのクロック制御回路にクロック信号の
供給を停止させるための信号を外部から入力する必要が
なくなる。
【0034】上記の信号線選択回路は、好ましくは、隣
り合う2つのブロックについて、後段のブロックにおけ
るクロック制御回路が、前段のブロックにおけるデコー
ダの最終の出力端からの出力に基づいてクロック信号の
供給を開始し、後段のブロックにおけるデコーダの最終
の出力端からの出力に基づいてクロック信号の供給を停
止する。
【0035】このような構成では、あるブロックのクロ
ック制御回路が前のブロックと当該ブロックのそれぞれ
のデコーダからの出力に基づいてブロックの動作状態ま
たは停止状態を表すための信号(ブロック選択信号)を
クロック制御回路の内部で生成することができ、この信
号によりクロック信号の供給の開始および停止を制御す
ることができる。また、この構成では、クロック制御回
路にクロック信号の供給を停止させるための信号が、同
じブロックのデコーダから供給されるので、最終段のブ
ロックのクロック制御回路にクロック信号の供給を停止
させるための信号を外部から入力する必要がなくなる。
したがって、第1段のブロックのクロック制御回路にク
ロック信号の供給を開始させるための信号を入力するだ
けでよく、外部からの入力信号数を減少させることがで
きる。
【0036】本発明のマトリクス型表示装置は、上記の
課題を解決するために、マトリクス状に配置された画素
と、各行の画素に接続された表示信号線に表示信号を出
力する表示信号線駆動回路と、各列の画素に接続された
走査信号線に走査信号を出力する走査信号線駆動回路と
を備えたマトリクス型表示装置において、上記表示信号
線駆動回路および上記走査信号線駆動回路のうち少なく
ともいずれか一方が上記のいずれかの信号線選択回路を
備えていることを特徴としている。
【0037】この構成により、本マトリクス型表示装置
において、アドレス数や外部とのインターフェースとな
る信号線の数が削減された表示信号線駆動回路または走
査信号線駆動回路を実現することができる。
【0038】上記のマトリクス型表示装置は、好ましく
は、上記走査信号線駆動回路および上記表示信号線駆動
回路が上記画素とともに同一の基板上に形成されてい
る。このような構成では、画素と両駆動回路とが同一の
基板上に形成されるので、駆動回路として外付けのIC
を用いた場合より表示モジュールが薄型かつ小型にな
る。また、画素と両駆動回路とを同時に形成するので、
製造工程が外付けのICを用いた場合に比べ簡素化され
る。
【0039】加えて、上記のマトリクス型表示装置は、
上記走査信号線駆動回路および上記表示信号線駆動回路
が、ともに上記のいずれかの信号線選択回路を備えてお
り、上記走査信号線駆動回路および上記表示信号線駆動
回路を構成するトランジスタが多結晶シリコン薄膜によ
り形成されている。
【0040】この構成では、単結晶シリコン基板上に形
成される単結晶シリコントランジスタに比べて素子特性
の劣る多結晶シリコン薄膜トランジスタにより走査信号
線駆動回路および表示信号線駆動回路が構成されている
ので、トランジスタのサイズが大きくなるなどにより消
費電力が増大する。しかしながら、走査信号線駆動回路
および表示信号線駆動回路がともに上記の信号線選択回
路のいずれかを備えているので、上記のように消費電力
の低減が図られることにより、多結晶シリコン薄膜トラ
ンジスタによる消費電力の増大を抑えることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の第1の実施の形態について図
1ないし図5および図13に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
【0042】本実施の形態に係るマトリクス型表示装置
は、図1に示すように、画素マトリクス1と、表示信号
線駆動回路2と、走査信号線駆動回路3とを備えてい
る。
【0043】画素マトリクス1は、前述の従来の画素マ
トリクスと同様にX行Y列のマトリクス状に配置された
複数の画素(図示せず)を有している。本マトリクス型
表示装置が液晶表示装置である場合、各画素は、図13
に示すように、薄膜トランジスタTR、液晶容量LCお
よび補助容量SCにより構成される。
【0044】表示信号線駆動回路2は、クロック信号C
Kおよびスタート信号STに基づいてサンプリング信号
を発生し、このサンプリング信号に基づいて画像信号を
表示信号線41…に出力するようになっている。この表
示信号線駆動回路2は、m個のブロックBK1 〜BKm
に分割されており、それぞれに、クロック制御回路2
1、表示カウンタ22、表示デコーダ23およびサンプ
リング回路26が設けられている。
【0045】一方、走査信号線駆動回路3は、走査信号
線42…を順次選択するための走査信号を出力するよう
になっており、走査カウンタ31および走査デコーダ3
2を備えている。走査カウンタ31および走査デコーダ
32は、図示しないが、表示カウンタ22および表示デ
コーダ23と同様に分割されている。すなわち、走査信
号線駆動回路3は、表示信号線駆動回路2からサンプリ
ング回路26…を除いた回路と同等に構成されている。
したがって、以降は、表示信号線駆動回路2についての
み説明し、走査信号線駆動回路3の説明は省略する。
【0046】次に、表示信号線駆動回路2について詳細
に説明する。ここでは、ブロックBK1 〜BKm におけ
る任意のブロックBKi について説明する。また、表示
カウンタ22の出力ビット数および表示デコーダ23の
入力ビット数はnである。
【0047】ブロックBKi には、クロック信号CK、
ブロック信号BLKi およびリセット信号RSTi が入
力される。クロック制御回路21は、クロック信号CK
およびブロック信号BLKi に基づいて表示カウンタ2
2に与えるクロックCKi を所定時間出力するようにな
っている。
【0048】ブロック信号BLKi は、前段のブロック
BKi-1 における表示デコーダ23の第2n −1番目の
出力端から出力されるサンプリング信号であり、ブロッ
クBKi の動作開始を表すための信号として利用され
る。リセット信号RSTi は、次段のブロックBKi+1
における表示デコーダ23の第1番目の出力端から出力
されるサンプリング信号であり、ブロックBKi の停止
状態開始を表すための信号として利用される。
【0049】なお、ブロックBK1 についてのブロック
信号BLK1 のみが外部から入力されるスタート信号S
Tである。また、ブロックBKm に供給されるリセット
信号RSTm のみが外部から入力されるリセット信号R
STである。
【0050】クロック制御回路21は、図2に示すよう
に、RSフリップフロップ51、Dフリップフロップ5
2およびアンドゲート53からなっている。RSフリッ
プフロップ51において、S端子には上述のブロック信
号BLKi が入力され、R端子には上述のリセット信号
RSTi が入力される。RSフリップフロップ51のQ
端子は、出力信号OUTi を出力するようになってお
り、Dフリップフロップ52のD端子に接続されてい
る。
【0051】Dフリップフロップ52のCK端子には、
クロック信号CKが入力される。また、Dフリップフロ
ップ52は、ブロック信号BLKi を受けてからの一定
期間(ブロックBKi が動作する期間)を決定する信号
をブロック選択信号SELiとしてQ端子から出力す
る。アンドゲート53は、上記のブロック選択信号SE
i とクロック信号CKとの論理積をとることにより、
上記の一定期間にブロックBKi 内で使用されるクロッ
ク信号CKi を出力するようになっている。
【0052】表示カウンタ22は、図3に示すように、
n個のDフリップフロップ61a…が直列に接続されて
構成されるダウンカウンタ61と、ダウンカウンタ61
の各段からの出力を反転させるインバータ62…とを備
えている。
【0053】ダウンカウンタ61において、第1のDフ
リップフロップ61aのCK端子には、クロック制御回
路21からのクロック信号CKi が入力される。第1の
Dフリップフロップ61において、D端子と/Q端子
(反転出力端子)とが互いに接続され、Q端子がダウン
カウンタ61aの出力端となる。第2のDフリップフロ
ップ61a以降は、CK端子に前段のDフリップフロッ
プ61aのQ端子からの出力信号が入力される。インバ
ータ62…は、上記の各Q端子に1個ずつ接続されてお
り、ダウンカウンタ61の各出力端からのカウント信号
i(1),Ai(2),…,Ai(n)を反転させて反転カウント
信号/Ai(1),/Ai(2),…,/Ai(n)を出力するよう
になっている。
【0054】表示デコーダ23は、図4に示すように、
n −1個のアンドゲート71…を備えている。アンド
ゲート71…は、n個のカウント信号Ai(1),Ai(2)
…,Ai(n)およびn個の反転カウント信号/Ai1,/A
i2,…,/Ainから、それぞれに入力される異なる組み
合わせのn個の信号の論理積をサンプリング信号
i( 1),Di(2),…,Di(2 n -2) ,Di(2 n -1) とし
て出力するようになっている。
【0055】なお、表示デコーダ23では、n番目のサ
ンプリング信号Di(2 n ) を出力しないようになってい
る。したがって、表示信号線駆動回路2においては、サ
ンプリング信号Di(2 n -1) が表示デコーダ23の最終
の出力端からの出力となる。
【0056】サンプリング回路26は、入力される画像
信号を選択された表示信号線41に出力するように、表
示デコーダ23からのサンプリング信号Di(1)
i(2),…,Di(2 n -2) ,Di(2 n -1) により画像信
号をサンプリングするスイッチング回路により構成され
ている。
【0057】上記のように構成される液晶表示装置の1
水平期間(1本の走査信号線42に接続された画素)に
ついて表示を行う際の動作を図5のタイミングチャート
に基づいて説明する。
【0058】垂直方向に第1番目から数えて第k番目の
走査信号線42(以降、第kラインと称する)が“H”
になると、第kラインに接続されている全画素における
薄膜トランジスタが導通する。
【0059】この間に、まず、ブロックBK1 における
クロック制御回路21…では、ブロック信号BLK
1 (スタート信号ST)が“H”になってからリセット
信号RST1 が“H”になるまで、RSフリップフロッ
プ51から出力信号OUT1 が出力される。すると、D
フリップフロップ52からは、出力信号OUT1 および
クロック信号CKによりブロック選択信号SEL1
“H”になる。これにより、アンドゲート53からは、
ブロック選択信号SEL1 が“H”である期間にクロッ
ク信号CK1 が出力される。
【0060】次いで、表示カウンタ22では、ダウンカ
ウンタ61が上記のクロック信号CK1 に同期してカウ
ントダウンすることにより、各出力端からカウント信号
1( 1),A1(2),…,A1(n)が出力される。ここで、図
5には示さないが、インバータ62…からカウント信号
1(1),A1(2),…,A1(n)が反転された反転カウント
信号/A1(1),/A1(2),…,/A1(n)が出力される。
【0061】表示デコーダ23では、上記のカウント信
号A1(1),A1(2),…,A1(n)および反転カウント信号
/A1(1),/A1(2),…,/A1(n)に基づいて、1クロ
ックの期間“H”になるサンプリング信号D1(1),D
1(2),…,D1(2 n -1) が第1のアンドゲート71…か
ら順に1クロック毎に出力される。
【0062】表示デコーダ23から“H”のサンプリン
グ信号D1(2 n -1) が出力されると、これがブロック信
号BLK2 としてブロックBK2 に供給されて、ブロッ
クBK2 が動作を開始し、クロック制御回路21からク
ロック信号CK2 が出力される。すると、表示カウンタ
22からは、カウント信号A2(1),A2(2),…,A2( n)
および反転カウント信号/A2(1),/A2(2),…,/A
2(n)が上記のクロック信号CK2 に基づいて表示デコー
ダ23に出力される。これにより、表示デコーダ23か
らサンプリング信号D2(1),D2(2),…,D2(2 n -1)
が出力される。そして、ブロックBK2 からのサンプリ
ング信号D2(1)すなわちリセット信号RST1 が“H”
になると、ブロックBK1 の動作が停止する。
【0063】このような動作は、ブロックBK3 〜BK
m において順次行われる。ブロックBKm においては、
表示カウンタ22の動作が終了した時点でリセット信号
RSTが“H”になることにより、クロック制御回路2
1からのクロック信号CKmの供給が停止される。
【0064】このように、ブロックBK1 〜BKm にお
けるそれぞれのサンプリング回路26…から、サンプリ
ング信号が順次出力されると、そのサンプリング信号に
同期して画像信号がサンプリングされる。サンプリング
された画像信号は、それぞれ表示信号線41に出力さ
れ、第kラインに接続されている全画素に書き込まれ、
1水平期間の表示動作が終了する。
【0065】1画面(1フレーム)について表示を行う
場合、走査信号線駆動回路3において、走査カウンタ3
1が走査クロック(図示せず)に同期してカウントダウ
ンを開始する。走査デコーダ32からは、走査カウンタ
31からのカウント信号に基づいて、上記のサンプリン
グ信号と同様な走査信号が出力され、画面の上(第1ラ
イン)から走査信号線42…が順次選択される。そし
て、上記のような1水平期間分の表示が最終の走査信号
線42まで繰り返されることにより、1画面の表示が終
了する。
【0066】以上述べたように、本実施の形態に係るマ
トリクス型表示装置では、表示信号線駆動回路2が複数
のブロックに分割され、かつ隣り合うブロックBKi
BKi+1 の間でリセット信号RSTi とブロック信号B
LKi+1 とを相互に供給するようになっている。これに
より、それぞれのクロック制御回路21・21では、ブ
ロックBKi ・BKi+1 が動作状態または停止状態にあ
ることを示すブロック選択信号SELi ・SELi+1
生成され、そのブロック選択信号SELi ・SELi+1
に基づいてブロックBKi ・BKi+1 を動作させるクロ
ックCKi ・CKi+1 が発生する。
【0067】このように、ブロック選択信号SEL1
SELm を用いることにより、ブロックBK1 〜BKm
が動作状態または停止状態にあるかを表すためのビット
を専用に設ける必要がなくなり、従来の駆動回路に比べ
てアドレスラインを減少させることができる。
【0068】同じ数に分割されたブロックに設けられる
アドレスラインの数で比較すると、上記の表示信号線駆
動回路2では2・nであるのに対し、特願平7−311
606号に記載された分割駆動回路では前述の理由によ
り2・(n+1)になる。また、図12に示す従来の構
成では、表示カウンタのビット数をhとし、駆動回路の
分割数をmとすれば、アドレスラインの数は、2・h本
(2h ≧2n ・m)必要になる。
【0069】VGA規格の画像(640行×480列)
を表示するマトリクス型表示装置の場合、本実施の形態
では、表示信号線駆動回路2を11ブロックに分割する
必要があり、6ビットの表示カウンタ22が11個、ア
ドレスラインが12本必要になる。11ブロックに分割
するのは次の理由による。表示デコーダ23で用いるこ
とができる最大の出力数が2n −1であるので、10ブ
ロックに分割した場合、(26 −1)*10=630
(行)しか確保できないが、11ブロックに分割した場
合、(26 −1)*11=693(行)を確保できるの
でVGA規格の画像に対応する。
【0070】上記の例に対し、同じ画像を表示するマト
リクス型表示装置において、前述した従来の分割駆動回
路では、駆動回路を10ブロックに分割するので、7ビ
ットのカウンタが10個、アドレスラインが14本必要
になる。したがって、駆動回路における全アドレスライ
ンは140本になる。また、同じ画像を表示するマトリ
クス型表示装置において、図12に示す構成では、10
ビットの表示カウンタが1個、アドレスラインが20本
必要になる。
【0071】また、本実施の形態によれば、表示信号線
駆動回路2が分割されているので、ブロックBK3 〜B
m のそれぞれに設けられるアドレスラインの長さが短
くなる。上記のように分割数が11である場合のアドレ
スラインの長さは、図12に示す構成におけるアドレス
ラインの長さと単純に比較すると11分の1になる。そ
れゆえ、各アドレスラインに存在する寄生容量を大幅に
減少させることができる。しかも、上記の表示信号線駆
動回路2は、同時に1つ(場合によっては2つ)のブロ
ックしか動作しない分割駆動が可能となり、消費電力が
低減する。
【0072】さらに、表示信号線駆動回路2において、
スタート信号STおよびリセット信号RST以外のブロ
ック信号BLK2 〜BLKm およびリセット信号RST
1 〜RSTm-1 は、表示信号線駆動回路2内部で生成さ
れる。これにより、これらの信号を外部から供給するた
めのインターフェースが不要になり、表示信号線駆動回
路2に必要なインターフェースを削減することができ
る。
【0073】ところで、従来、マトリクス型表示装置の
駆動回路は、一般に、外付けのICとして画素マトリク
スが形成される基板に接続されていた。上記のICは、
単結晶シリコン基板上に形成された単結晶シリコントラ
ンジスタにより構成される集積回路である。
【0074】これに対し、近年、ICコストの削減が望
まれ、また半導体プロセスの信頼性が向上したという背
景から、上記の駆動回路を画素マトリクスを構成するス
イッチング素子を同一基板上にモノリシックに形成する
技術が開発されている。多結晶シリコン薄膜トランジス
タは、この技術を実現するために不可欠であるが、単結
晶シリコントランジスタと比較すると素子特性が劣る。
このため、トランジスタのサイズが大きくなり、ゲート
容量も大きくなる。
【0075】駆動回路においては、主にトランジスタの
ゲート容量および信号配線の寄生容量に対する充放電に
より電力が消費されるので、多結晶シリコン薄膜トラン
ジスタを用いると、消費電力が増大するという不都合が
ある。
【0076】しかし、本実施の形態に係るマトリクス型
表示装置では、上記のように、消費電力の低減が図られ
るので、薄膜トランジスタSWとして多結晶シリコン薄
膜トランジスタを用いても、大幅な消費電力の増大が抑
えられる。それゆえ、駆動回路とスイッチング素子とを
同一基板上にモノリシックに形成する技術を容易に適用
することができる。
【0077】なお、本実施の形態においては、クロック
制御回路21におけるDフリップフロップ52の遅延時
間が動作上のロスになることから、高速動作が要求され
る場合、Dフリップフロップ52に代えて遅延時間の少
ないDラッチを用いる方が好ましい。
【0078】また、本実施の形態では、任意のブロック
BKi における表示デコーダ23から出力されるサンプ
リング信号Di(2 n -1) を次段のブロックBKi+1 へ供
給するブロック信号BLKi+1 として利用している。こ
れは、本実施の形態における表示デコーダ23が2n
1の出力端を有していることによる。
【0079】しかしながら、ブロック信号BLKi+1
して利用するのは、サンプリング信号Di(2 n -1) に限
らず、それ以前のサンプリング信号であってもよい。特
に、画素マトリクス1の水平方向の行数がXであると
き、X<2n ・mとなる場合は、最終段のブロックBK
m における表示デコーダ23が最後に出力するのは、サ
ンプリング信号Dm(2 n -1) より前のサンプリング信号
m(z)である。この場合、サンプリング信号Dm(z)の次
に出力されるサンプリング信号Dm(z+1)をリセット信号
RSTm として利用すれば、ブロックBKm に外部から
リセット信号RSTを入力する必要がなくなる。以降の
実施の形態は、それを具体化している。
【0080】〔実施の形態2〕本発明の実施の他の形態
について図6ないし図8に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、本実施の形態において、第1の実施
の形態と同等の機能を有する構成要素については、同様
の符号を付記するとともにその説明を省略する。
【0081】本実施の形態に係るマトリクス型表示装置
は、図6に示すように、ブロックαBK1 〜αBKm
有する表示信号線駆動回路2を備えている。ここでは、
ブロックαBK1 〜αBKm における任意のブロックα
BKi について説明する。ブロックαBKi は、クロッ
ク制御回路21、表示カウンタ22、表示デコーダ24
およびサンプリング回路26により構成されている。
【0082】このブロックαBKi における表示デコー
ダ24は、図7に示すように、第1の実施の形態におけ
る表示デコーダ23(図4参照)と異なり、2n −1個
のアンドゲート71…および1個のアンドゲート72と
を備えている。アンドゲート72は、最も後段に設けら
れており、クロック制御回路21からのブロック選択信
号SELi が入力されるようになっている。
【0083】また、アンドゲート72から出力されるサ
ンプリング信号Di(2 n ) がリセット信号RSTi とし
て利用されるとともに、次段のブロックαBKi+1 へ供
給するブロック信号BLKi+1 として利用される。した
がって、ブロックαBKi には、その前段のブロックα
BKi-1 における表示デコーダ24からのサンプリング
信号Di-1(2 n ) がブロック信号BLKi として供給さ
れる。
【0084】なお、ブロックαBK1 についてのブロッ
ク信号BLK1 のみ外部から入力されるスタート信号S
Tである。
【0085】上記の構成では、図8に示すように、第1
の実施の形態の表示信号線駆動回路2と同様に、まず、
ブロックαBK1 において、クロック制御回路21から
のクロック信号CK1 に基づいて表示カウンタ22によ
りカウント信号A1(1),A1( 2),…,A1(n)が出力され
る。表示デコーダ24では、カウント信号A1(1),A
1(2),…,A1(n)とそれらが反転された反転カウント信
号/A1(1),/A1(2),…,/A1(n)(図示せず)に基
づいて、順次“H”に変化するサンプリング信号
1(1),D1(2),…,D1(2 n -1) ,D1(2 n ) が出力
される。
【0086】ここで、反転カウント信号/A1(1),/A
1(2),…,/A1(n)だけでなくブロック選択信号SEL
1 がアンドゲート72に入力されることにより、サンプ
リング信号D1(1),D1(2),…,D1(2 n -1) と同様に
順次変化するサンプリング信号D1(2 n ) を得ることが
できる。そして、このサンプリング信号D1(2 n ) をリ
セット信号RST1 およびブロック信号BLK2 として
用いることにより、ブロックαBK1 の動作を停止させ
るとともに、ブロックαBK2 の動作を開始させる。す
なわち、表示デコーダ24の2n 個の出力を全て用いる
ことができる。
【0087】これに対し、ブロック選択信号SEL1
入力用の端子を有していないアンドゲートをアンドゲー
ト72の代わりに用いた場合に、そのアンドゲートから
は、図8に示す信号D1(2 n ) ’が出力される。したが
って、ブロック選択信号SEL1 の入力用の端子を有し
ていないアンドゲートを第1の実施の形態における表示
デコーダ23に単に1個追加しただけでは、ブロックα
BK1 の動作停止とブロックαBK2 の動作開始とを所
望通りに制御できない。
【0088】以上述べたように、本実施の形態に係るマ
トリクス型表示装置では、表示信号線駆動回路2が複数
のブロックに分割され、かつブロックαBKi において
リセット信号RSTi とブロック信号BLKi+1 とを発
生するようになっている。これにより、隣り合うブロッ
クαBKi ・αBKi+1 のそれぞれのクロック制御回路
21・21では、ブロックαBKi ・αBKi+1 が動作
状態または停止状態にあることを示すブロック選択信号
SELi ・SELi+1 が生成され、そのブロック選択信
号SELi ・SELi+1 に基づいてブロックαBKi
αBKi+1 を動作させるクロックCKi ・CKi+1 が発
生する。
【0089】このように、ブロック選択信号SEL1
SELm を用いることにより、ブロックαBK1 〜αB
m が動作状態または停止状態にあるかを表すためのビ
ットを専用に設ける必要がなくなる。それゆえ、第1の
実施の形態のマトリクス型表示装置と同様に分割駆動が
多能となり、従来の駆動回路に比べてアドレスラインを
減少させることができる。
【0090】また、本実施の形態では、ブロックαBK
m においてリセット信号RSTm を発生するので、第1
の実施の形態の構成のように、最終段のブロックαBK
m において外部からリセット信号RSTを供給する必要
がない。したがって、上記の表示信号線駆動回路2に供
給される制御用の信号はクロック信号CKおよびスター
ト信号STだけになり、表示信号線駆動回路2に必要な
インターフェースを最小限に抑えることができる。
【0091】なお、本実施の形態においても、任意のブ
ロックαBKi における表示デコーダ24の最終の出力
端は、画素マトリクス1の行数とビット数nおよび分割
数mとの関係により必ずしもアンドゲート72になると
は限らず、それ以前のアンドゲートになることもある。
特に、最終段のブロックαBKm についてその可能性が
高く、サンプリング信号Dm(2 n ) 以前に出力されるサ
ンプリング信号がリセット信号RSTm になる場合が比
較的多い。
【0092】〔実施の形態3〕本発明の第3の実施の形
態について図9ないし図11に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、本実施の形態において、第1の
実施の形態と同等の機能を有する構成要素については、
同様の符号を付記するとともにその説明を省略する。
【0093】本実施の形態に係るマトリクス型表示装置
は、図9に示すように、第1の実施の形態の表示信号線
駆動回路2におけるブロックBKm がブロックβBKm
に置き換えられた構成である。
【0094】ブロックβBKm は、クロック制御回路2
1、表示カウンタ22、表示デコーダ25、サンプリン
グ回路26およびアンドゲート27により構成されてい
る。表示デコーダ25は、2n −1個のアンドゲート7
1…および最も後段に設けられる1個のアンドゲート7
3とを備えている。アンドゲート27は、クロック制御
回路21からのブロック選択信号SELm および表示デ
コーダ23の最終の出力端からのサンプリング信号D
m(2 n ) との論理積を、リセット信号RSTm として出
力するようになっている。
【0095】上記の構成では、ブロックβBKm におい
て、アンドゲート73から、図8に示すサンプリング信
号D1(2 n ) ’と同じ波形のサンプリング信号Dm(2 n
) が出力されると、それとブロック選択信号SELm
の論理積がアンドゲート27でとられることにより、ク
ロック制御回路21に供給されるリセット信号RSTm
が得られる。それゆえ、第1の実施の形態で必要であっ
た外部からのリセット信号RSTが不要になる。したが
って、本実施の形態によれば、第2の実施の形態と同
様、表示信号線駆動回路2に必要なインターフェースを
最小限に抑えることができる。
【0096】なお、上記の表示信号線駆動回路2におい
ては、リセット信号RSTm を出力できる回路であれ
ば、アンドゲート27の代わりに、図11に示すDフリ
ップフロップを用いてもよいし、その他の回路を用いて
もよい。図11に示すブロックγBKm においては、表
示デコーダ23が用いられ、Dフリップフロップ28に
は、CK端子にクロック信号CKが入力され、D端子に
表示デコーダ23の最終の出力端から出力されるサンプ
リング信号Dm(2 n -1) が入力される。この構成では、
Dフリップフロップ28によりリセット信号RSTm
得ることができ、やはりリセット信号RSTが不要にな
る。
【0097】以上の第1ないし第3の実施の形態では、
走査信号線駆動回路3についての詳細な説明は省略した
が、走査信号線駆動回路3も、表示信号線駆動回路2と
同様に分割された回路に構成されることにより、それぞ
れの実施の形態で述べた利点と同等の利点を備えること
ができるのは勿論である。
【0098】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の信号線選択回
路は、以上のように、クロック信号に基づいてカウント
するカウンタと、このカウンタからのカウント値をデコ
ードすることにより複数の信号線を順次選択するデコー
ダとを有し、上記カウンタおよび上記デコーダが所定数
の信号線単位でブロックに分割され、各ブロックへのク
ロック信号の供給を上記デコーダからのデコード出力に
基づいて制御するクロック制御回路を備えている。
【0099】これにより、デコーダがブロックの動作開
始または停止状態開始を表すための信号を出力するの
で、カウンタにその制御用の出力ビットを追加する必要
がない。それゆえ、デコーダへのアドレスラインの数を
必要最小限に抑制し、分割駆動を可能にして、信号線選
択回路の消費電力低減を容易に図ることができるという
効果を奏する。
【0100】本発明の請求項2に記載の信号線選択回路
は、請求項1に記載の信号線選択回路であって、隣り合
う3つのブロックについて、中段のブロックにおけるク
ロック制御回路が、前段のブロックにおけるデコーダの
最終の出力端からの出力に基づいてクロック信号の供給
を開始し、後段のブロックにおけるデコーダの最初の出
力端からの出力に基づいてクロック信号の供給を停止す
る構成である。
【0101】これにより、デコーダの出力をブロックの
動作開始または停止状態開始を表すための信号として有
効に利用することができる。また、本信号線選択回路に
は、第1段のブロックのクロック制御回路にクロック信
号の供給を開始させるための信号および最終段のブロッ
クのクロック制御回路にクロック信号の供給を停止させ
るための信号を、クロック制御回路を動作させるための
信号として入力するだけでよく、外部からの入力信号数
を減少させることができる。それゆえ、外部からのイン
ターフェースとなる信号配線数を大幅に削減することが
できるという効果を奏する。
【0102】本発明の請求項3に記載の信号線選択回路
は、請求項2に記載の信号線選択回路であって、最終段
のブロックにおいて、クロック制御回路によるクロック
信号の供給停止をデコーダの最終の出力端からの出力に
基づいて制御する停止制御回路を備えている構成であ
る。
【0103】これにより、最終段のブロックのクロック
制御回路にクロック信号の供給を停止させるための信号
を外部から入力する必要がなくなる。それゆえ、外部か
らのインターフェースとなる信号配線数を必要最小限に
削減することができるという効果を奏する。
【0104】本発明の請求項4に記載の信号線選択回路
は、請求項1に記載の信号線選択回路であって、隣り合
う2つのブロックについて、後段のブロックにおけるク
ロック制御回路が、前段のブロックにおけるデコーダの
最終の出力端からの出力に基づいてクロック信号の供給
を開始し、後段のブロックにおけるデコーダの最終の出
力端からの出力に基づいてクロック信号の供給を停止す
る構成である。
【0105】これにより、デコーダの出力をブロックの
動作開始または停止状態開始を表すための信号として有
効に利用することができる。また、本信号線選択回路に
は、クロック制御回路にクロック信号の供給を停止させ
るための信号が、同じブロックのデコーダから供給され
るので、最終段のブロックのクロック制御回路にクロッ
ク信号の供給を停止させるための信号を外部から入力す
る必要がなくなる。したがって、第1段のブロックのク
ロック制御回路にクロック信号の供給を開始させるため
の信号を、クロック制御回路を動作させるための信号と
して入力するだけでよく、外部からの入力信号数を減少
させることができる。それゆえ、外部からのインターフ
ェースとなる信号配線数を必要最小限に削減することが
できるという効果を奏する。
【0106】本発明の請求項5に記載のマトリクス型表
示装置は、マトリクス状に配置された画素と、各行の画
素に接続された表示信号線に表示信号を出力する表示信
号線駆動回路と、各列の画素に接続された走査信号線に
走査信号を出力する走査信号線駆動回路とを備え、上記
表示信号線駆動回路および上記走査信号線駆動回路のう
ち少なくともいずれか一方が請求項1ないし4のいずれ
かに記載の信号線選択回路を備えている構成であるの
で、アドレス数や外部とのインターフェースとなる信号
線の数が削減された表示信号線駆動回路または走査信号
線駆動回路を実現することができる。それゆえ、マトリ
クス型表示装置における駆動回路の消費電力の低減や信
号配線数の削減を容易に図ることができるという効果を
奏する。
【0107】本発明の請求項6に記載のマトリクス型表
示装置は、請求項5に記載のマトリクス型表示装置であ
って、上記走査信号線駆動回路および上記表示信号線駆
動回路が上記画素とともに同一の基板上に形成されてい
るので、駆動回路として外付けのICを用いた場合より
表示モジュールが薄型かつ小型になる。また、画素と両
駆動回路とを同時に形成するので、製造工程が外付けの
ICを用いた場合に比べ簡素化される。それゆえ、マト
リクス型表示装置の低価格化を図ることができるという
効果を奏する。
【0108】本発明の請求項7に記載のマトリクス型表
示装置は、請求項6に記載のマトリクス型表示装置であ
って、上記走査信号線駆動回路および上記表示信号線駆
動回路が、ともに請求項1ないし4のいずれかに記載の
信号線選択回路を備えており、上記走査信号線駆動回路
および上記表示信号線駆動回路を構成するトランジスタ
が多結晶シリコン薄膜により形成されている構成であ
る。
【0109】これにより、多結晶シリコン薄膜トランジ
スタにより走査信号線駆動回路および表示信号線駆動回
路を構成しても、上記のように信号線選択回路の消費電
力が低減するので、消費電力の増大が抑えられる。それ
ゆえ、走査信号線駆動回路および表示信号線駆動回路が
画素とともに同一の基板上に形成された請求項6に記載
のマトリクス型表示装置を容易に実現することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマトリクス型
表示装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】上記のマトリクス型表示装置におけるクロック
制御回路の構成を示す回路図である。
【図3】上記のマトリクス型表示装置における表示カウ
ンタの構成を示す回路図である。
【図4】上記のマトリクス型表示装置における表示デコ
ーダの構成を示す回路図である。
【図5】上記のマトリクス型表示装置における表示信号
線駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るマトリクス型
表示装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図7】図6のマトリクス型表示装置における表示デコ
ーダの構成を示す回路図である。
【図8】図6のマトリクス型表示装置における表示信号
線駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るマトリクス型
表示装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図10】図9のマトリクス型表示装置における表示デ
コーダの構成を示す回路図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る他のマトリ
クス型表示装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図12】従来のマトリクス型表示装置の要部の構成を
示すブロック図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係るマトリクス
型表示装置および図12のマトリクス型表示装置におい
て共通に設けられる画素の構成を示す回路図である。
【図14】従来の分割駆動型の駆動回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図15】図14の駆動回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画素マトリクス(画素) 2 表示信号線駆動回路 3 走査信号線駆動回路 21 クロック制御回路 22 表示カウンタ(カウンタ) 23〜25 表示デコーダ(デコーダ) 31 走査カウンタ(カウンタ) 32 走査デコーダ(デコーダ) 41 表示信号線(信号線) 42 走査信号線(信号線) BK1 〜BKm ブロック αBK1 〜αBKm ブロック βBKm ・γBKm ブロック(最終段のブロック) D1(1)〜D1(2 n ) サンプリング信号(デコード出
力) BLK1 ・BLK2 ブロック信号 RST2 リセット信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号に基づいてカウントするカウ
    ンタと、このカウンタからのカウント値をデコードする
    ことにより複数の信号線を順次選択するデコーダとを有
    し、上記カウンタおよび上記デコーダが所定数の信号線
    単位でブロックに分割されている信号線選択回路におい
    て、 各ブロックへのクロック信号の供給を上記デコーダから
    のデコード出力に基づいて制御するクロック制御回路を
    備えていることを特徴とする信号線選択回路。
  2. 【請求項2】隣り合う3つのブロックについて、中段の
    ブロックにおけるクロック制御回路が、前段のブロック
    におけるデコーダの最終の出力端からの出力に基づいて
    クロック信号の供給を開始し、後段のブロックにおける
    デコーダの最初の出力端からの出力に基づいてクロック
    信号の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載
    の信号線選択回路。
  3. 【請求項3】最終段のブロックにおいて、クロック制御
    回路によるクロック信号の供給停止をデコーダの最終の
    出力端からの出力に基づいて制御する停止制御回路を備
    えていることを特徴とする請求項2に記載の信号線選択
    回路。
  4. 【請求項4】隣り合う2つのブロックについて、後段の
    ブロックにおけるクロック制御回路が、前段のブロック
    におけるデコーダの最終の出力端からの出力に基づいて
    クロック信号の供給を開始し、後段のブロックにおける
    デコーダの最終の出力端からの出力に基づいてクロック
    信号の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載
    の信号線選択回路。
  5. 【請求項5】マトリクス状に配置された画素と、各行の
    画素に接続された表示信号線に表示信号を出力する表示
    信号線駆動回路と、各列の画素に接続された走査信号線
    に走査信号を出力する走査信号線駆動回路とを備えたマ
    トリクス型表示装置において、 上記表示信号線駆動回路および上記走査信号線駆動回路
    のうち少なくともいずれか一方が請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の信号線選択回路を備えていることを特徴
    とするマトリクス型表示装置。
  6. 【請求項6】上記走査信号線駆動回路および上記表示信
    号線駆動回路が上記画素とともに同一の基板上に形成さ
    れていることを特徴とする請求項5に記載のマトリクス
    型表示装置。
  7. 【請求項7】上記走査信号線駆動回路および上記表示信
    号線駆動回路がともに請求項1ないし4のいずれかに記
    載の信号線選択回路を備えており、上記走査信号線駆動
    回路および上記表示信号線駆動回路を構成するトランジ
    スタが多結晶シリコン薄膜により形成されていることを
    特徴とする請求項6に記載のマトリクス型表示装置。
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JP2011237799A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Samsung Electronics Co Ltd 表示パネルを駆動するためのデータドライバ及びこれを備えるディスプレイ装置

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