JPH1047478A - 単軸シフト機構 - Google Patents
単軸シフト機構Info
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- JPH1047478A JPH1047478A JP9100183A JP10018397A JPH1047478A JP H1047478 A JPH1047478 A JP H1047478A JP 9100183 A JP9100183 A JP 9100183A JP 10018397 A JP10018397 A JP 10018397A JP H1047478 A JPH1047478 A JP H1047478A
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- JP
- Japan
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- shaft
- shift
- hole
- pin
- interlock
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/08—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism
- F16H63/20—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism with preselection and subsequent movement of each final output mechanism by movement of the final actuating mechanism in two different ways, e.g. guided by a shift gate
- F16H63/206—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism with preselection and subsequent movement of each final output mechanism by movement of the final actuating mechanism in two different ways, e.g. guided by a shift gate the final output mechanisms being mounted coaxially on a single shaft, e.g. mono rail shift mechanism
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/32—Gear shift yokes, e.g. shift forks
- F16H2063/321—Gear shift yokes, e.g. shift forks characterised by the interface between fork body and shift rod, e.g. fixing means, bushes, cams or pins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/44—Signals to the control unit of auxiliary gearing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19251—Control mechanism
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/20085—Restriction of shift, gear selection, or gear engagement
- Y10T74/20104—Shift element interlock
- Y10T74/2011—Shift element interlock with detent, recess, notch, or groove
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より容易な、より少ない費用で製造される単
軸シフト機構を提供することによって従来技術の欠点を
最小にし、克服する。 【解決手段】 主変速部及び補助変速部を備える機械式
歯車変速機をシフトする改良された単一軸シフト機構が
設けられる。シフト機構は、入力軸に対して軸方向に取
りつけられ、軸方向に選択的に移動するハウジング内で
回転運動をなし、及びあるいはハウジングに関してシフ
トフォ−クの選択あるいは非選択の状態をロックするシ
フト軸308を備え、それはインタ−ロックキ−312
を受けるためのキ−溝310を備える。容易にシフトす
るため、また信頼性のある及び経済的なアセンブリを提
供するために、シフト軸308には、孔322、32
4、326から径方向に延びる複数の環状シフトピン3
16、318、320のような、シフトのための突起物
が設けられる。
軸シフト機構を提供することによって従来技術の欠点を
最小にし、克服する。 【解決手段】 主変速部及び補助変速部を備える機械式
歯車変速機をシフトする改良された単一軸シフト機構が
設けられる。シフト機構は、入力軸に対して軸方向に取
りつけられ、軸方向に選択的に移動するハウジング内で
回転運動をなし、及びあるいはハウジングに関してシフ
トフォ−クの選択あるいは非選択の状態をロックするシ
フト軸308を備え、それはインタ−ロックキ−312
を受けるためのキ−溝310を備える。容易にシフトす
るため、また信頼性のある及び経済的なアセンブリを提
供するために、シフト軸308には、孔322、32
4、326から径方向に延びる複数の環状シフトピン3
16、318、320のような、シフトのための突起物
が設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3あるいはそれ以上の
選択し得る歯車比から選択された一つの歯車比が、歯車
あるいはジョ−クラッチ部材に噛み合う歯車の軸移動に
よって、連結及び/あるいは切り離される型の、歯車変
速機あるいは変速部のための単軸シフト機構に関するも
のである。特に、本発明は、上記タイプの単軸シフト機
構に関するものであり、径方向に延びるピンは、変速あ
るいはインタロックの機構の内の少なくとも一つを行う
ために用いられるものである。
選択し得る歯車比から選択された一つの歯車比が、歯車
あるいはジョ−クラッチ部材に噛み合う歯車の軸移動に
よって、連結及び/あるいは切り離される型の、歯車変
速機あるいは変速部のための単軸シフト機構に関するも
のである。特に、本発明は、上記タイプの単軸シフト機
構に関するものであり、径方向に延びるピンは、変速あ
るいはインタロックの機構の内の少なくとも一つを行う
ために用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】多段速度車両用機械式変速機の選択され
た歯車比を噛み合いあるいは離脱するための単軸シフト
機構は、例えば米国特許4,621,537号、同4,
920,815号、同5,285,694号、及び同
5,297,453号に参照されるように従来公知であ
り、それらの特許の開示内容は、参考として本説明に含
まれる。そのような変速機は、ある状況において米国特
許第4、445,393号、同4,275,612号、
同4,584,895号、及び同4,722,237号
に開示されるように、多重平行シフトレ−ル型装置に関
する改良であり、それらの開示は参考として本発明に含
まれる。それらは、より少ない部品を要求し、単軸移動
を使用し、改良された軸受を使用して、より経済的な実
行を達成し、より少ない空間を必要とし、補助変速機の
より容易な制御を可能とし、変速機のニュ−トラル及び
歯車の噛み合い状態の、より経済的な検知をさらに可能
とするものである。
た歯車比を噛み合いあるいは離脱するための単軸シフト
機構は、例えば米国特許4,621,537号、同4,
920,815号、同5,285,694号、及び同
5,297,453号に参照されるように従来公知であ
り、それらの特許の開示内容は、参考として本説明に含
まれる。そのような変速機は、ある状況において米国特
許第4、445,393号、同4,275,612号、
同4,584,895号、及び同4,722,237号
に開示されるように、多重平行シフトレ−ル型装置に関
する改良であり、それらの開示は参考として本発明に含
まれる。それらは、より少ない部品を要求し、単軸移動
を使用し、改良された軸受を使用して、より経済的な実
行を達成し、より少ない空間を必要とし、補助変速機の
より容易な制御を可能とし、変速機のニュ−トラル及び
歯車の噛み合い状態の、より経済的な検知をさらに可能
とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の単軸シフト機
構、特に前記米国特許第4,920,815号に説明さ
れる型は、従来技術の改良であり、商業的にも成功して
いる。一方、それらはシフティング及びインタ−ロッキ
ング機能がシフトキ−及びインタ−ロックキ−の使用を
要求し、各キ−はシフト軸の表面に軸方向に延びる溝あ
るいはキ−溝に受けられるので、全体的に満足されるも
のではない。そのようなキ−及びキ−溝はシフト機構を
複雑化し、費用を生じる。キ−溝あるいは溝は、軸の長
さ方向に設けられ、軸は長さ方向の機械的操作される。
キ−溝及びその深さは、熱処理の後、軸の歪みを生じ、
キ−溝の角部に付加的な処理及び/あるいはストレスク
ラックが要求される。そのようなキーは面倒なことや、
またコストの上昇を促す傾向があり、しばしば熱処理後
の付加的な処理が要求された。スクエア−オフのシフト
パタ−ンの要求をさけるために、径方向に延びたシフト
キ−の角部は、丸みつけを要求される。
構、特に前記米国特許第4,920,815号に説明さ
れる型は、従来技術の改良であり、商業的にも成功して
いる。一方、それらはシフティング及びインタ−ロッキ
ング機能がシフトキ−及びインタ−ロックキ−の使用を
要求し、各キ−はシフト軸の表面に軸方向に延びる溝あ
るいはキ−溝に受けられるので、全体的に満足されるも
のではない。そのようなキ−及びキ−溝はシフト機構を
複雑化し、費用を生じる。キ−溝あるいは溝は、軸の長
さ方向に設けられ、軸は長さ方向の機械的操作される。
キ−溝及びその深さは、熱処理の後、軸の歪みを生じ、
キ−溝の角部に付加的な処理及び/あるいはストレスク
ラックが要求される。そのようなキーは面倒なことや、
またコストの上昇を促す傾向があり、しばしば熱処理後
の付加的な処理が要求された。スクエア−オフのシフト
パタ−ンの要求をさけるために、径方向に延びたシフト
キ−の角部は、丸みつけを要求される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、より容
易な、より少ない費用で製造される単軸シフト機構を提
供することによって従来技術の欠点を最小にし、克服す
るものである。上述のものは、径方向に伸びるピン、好
ましくはスクエアド−オフ・シフトパタ−ンへの要求を
最小化するために通常、環状ピンを使用することにより
達成され、該ピンは軸内に径方向に伸びる孔内に受け入
れられ、シフトキ−、キ−溝あるいはインタ−ロックキ
−、及びキ−溝の一つあるいは双方を置き換えるシフト
ヨ−クハブ及びあるいはハウジングが使用される。した
がって、本発明の目的は改良された単軸シフト機構を提
供することである。この及び他の目的、さらに本発明の
利点は、以下の添付した図面と関連して採用された好ま
しい実施例を読めば明らかになるであろう。
易な、より少ない費用で製造される単軸シフト機構を提
供することによって従来技術の欠点を最小にし、克服す
るものである。上述のものは、径方向に伸びるピン、好
ましくはスクエアド−オフ・シフトパタ−ンへの要求を
最小化するために通常、環状ピンを使用することにより
達成され、該ピンは軸内に径方向に伸びる孔内に受け入
れられ、シフトキ−、キ−溝あるいはインタ−ロックキ
−、及びキ−溝の一つあるいは双方を置き換えるシフト
ヨ−クハブ及びあるいはハウジングが使用される。した
がって、本発明の目的は改良された単軸シフト機構を提
供することである。この及び他の目的、さらに本発明の
利点は、以下の添付した図面と関連して採用された好ま
しい実施例を読めば明らかになるであろう。
【0005】
【発明の実施の形態】以下の説明において、便宜上一定
の用語を用いるが、それらは参考にすぎず、制限的なも
のではない。「情報」、「下方」、「右方向」、及び
「左方向」は参照している図面上での方向を示してい
る。「前方」及び「後方」は、それぞれ従来どおりに車
両に取りつけた時の変速機の前端部及び後端部を示して
おり、図1に示されている変速機のそれぞれ左側及び右
側である。「内方」及び「外方」は、装置またはその指
定部品の構造中心に対して、それぞれ向かう方向及び離
れる方向を示している。以上の定義は、上記用語及びそ
の派生語及び類似後に適用される。
の用語を用いるが、それらは参考にすぎず、制限的なも
のではない。「情報」、「下方」、「右方向」、及び
「左方向」は参照している図面上での方向を示してい
る。「前方」及び「後方」は、それぞれ従来どおりに車
両に取りつけた時の変速機の前端部及び後端部を示して
おり、図1に示されている変速機のそれぞれ左側及び右
側である。「内方」及び「外方」は、装置またはその指
定部品の構造中心に対して、それぞれ向かう方向及び離
れる方向を示している。以上の定義は、上記用語及びそ
の派生語及び類似後に適用される。
【0006】「複式変速機」の用語は、多段前進速度主
変速部と多段速度補助変速部とを直列に接続することに
よって、主変速部で選択された歯車減速比をさらに、補
助変速部で選択された歯車減速比と組み合わせることが
できるようにした変速機、すなわち歯車変速装置を表す
ために用いられる。「同期クラッチアッセンブリ」及び
同様な意味の言葉は、クラッチの部材がほぼ同期回転す
るまで、そのクラッチの連結が試みられない噛み合いク
ラッチによって、選択歯車を軸にそれと共転するように
連結するために用いられるクラッチアッセンブリを示し
ている。比較的大きい容量の摩擦手段がクラッチ部材と
共に用いられており、クラッチ連結の開始時において、
クラッチ部材及びそれと共転するすべての部材を、ほぼ
同期速度で回転させることができる。
変速部と多段速度補助変速部とを直列に接続することに
よって、主変速部で選択された歯車減速比をさらに、補
助変速部で選択された歯車減速比と組み合わせることが
できるようにした変速機、すなわち歯車変速装置を表す
ために用いられる。「同期クラッチアッセンブリ」及び
同様な意味の言葉は、クラッチの部材がほぼ同期回転す
るまで、そのクラッチの連結が試みられない噛み合いク
ラッチによって、選択歯車を軸にそれと共転するように
連結するために用いられるクラッチアッセンブリを示し
ている。比較的大きい容量の摩擦手段がクラッチ部材と
共に用いられており、クラッチ連結の開始時において、
クラッチ部材及びそれと共転するすべての部材を、ほぼ
同期速度で回転させることができる。
【0007】ここで使用する「変速機」の用語は、単式
変速機か、複式変速機の主変速部のいずれかを表す。
変速機か、複式変速機の主変速部のいずれかを表す。
【0008】図1、図2(a)、及び図2(b)を参照
すると、本発明のシフト機構が好都合に使用される従来
のレンジタイプ複式変速機が図示されている。複式変速
機10は、多段速度主変速部12がレンジ型補助部14
に直列に接続されて構成されている。変速機10は、ハ
ウジングH内に収容されており、常時連結しているが選
択的に切り離される摩擦マスタ−クラッチCを介して、
ディ−ゼルエンジンE等の原動機によって駆動される入
力軸16を備えており、マスタ−クラッチCの入力すな
わち駆動部18は、エンジンクランク軸20に駆動連結
され、従動部22は変速機入力軸16に固定されて、そ
れと共に回転するようになっている。
すると、本発明のシフト機構が好都合に使用される従来
のレンジタイプ複式変速機が図示されている。複式変速
機10は、多段速度主変速部12がレンジ型補助部14
に直列に接続されて構成されている。変速機10は、ハ
ウジングH内に収容されており、常時連結しているが選
択的に切り離される摩擦マスタ−クラッチCを介して、
ディ−ゼルエンジンE等の原動機によって駆動される入
力軸16を備えており、マスタ−クラッチCの入力すな
わち駆動部18は、エンジンクランク軸20に駆動連結
され、従動部22は変速機入力軸16に固定されて、そ
れと共に回転するようになっている。
【0009】主変速部12では、入力軸16に入力歯車
24が取り付けられており、複数のほぼ同一の副軸アセ
ンブリ26及び26Aを、ほぼ同一回転速度で同時に駆
動できるようになっている。二つのほぼ同一の副軸アセ
ンブリ26及び26Aは、入力軸16にほぼ同軸的に整
合している主軸28の直径方向に向き合う両側に配置さ
れている。副軸アッセンブリ26及び26Aの各々は、
一部分だけが概略的に図示されているハウジングH内に
軸受32及び34によって支持されている副軸30を有
している。副軸30の各々には、同一群の副軸歯車3
8、40、42、44、46及び48がそれと共転でき
るように固定されている。複数の主軸歯車50、52、
54、56及び58が、主軸28を挿通させるように設
けられており、公知のように、摺動クラッチカラ−6
0、62及び64によって、一度に一つが主軸28に選
択的にクラッチ連結されて、主軸28と共転できるよう
になっている。クラッチカラ−60はまた、入力歯車2
4を主軸28にクラッチ連結して、入力軸16と主軸2
8との間を直結するためにも使用できる。
24が取り付けられており、複数のほぼ同一の副軸アセ
ンブリ26及び26Aを、ほぼ同一回転速度で同時に駆
動できるようになっている。二つのほぼ同一の副軸アセ
ンブリ26及び26Aは、入力軸16にほぼ同軸的に整
合している主軸28の直径方向に向き合う両側に配置さ
れている。副軸アッセンブリ26及び26Aの各々は、
一部分だけが概略的に図示されているハウジングH内に
軸受32及び34によって支持されている副軸30を有
している。副軸30の各々には、同一群の副軸歯車3
8、40、42、44、46及び48がそれと共転でき
るように固定されている。複数の主軸歯車50、52、
54、56及び58が、主軸28を挿通させるように設
けられており、公知のように、摺動クラッチカラ−6
0、62及び64によって、一度に一つが主軸28に選
択的にクラッチ連結されて、主軸28と共転できるよう
になっている。クラッチカラ−60はまた、入力歯車2
4を主軸28にクラッチ連結して、入力軸16と主軸2
8との間を直結するためにも使用できる。
【0010】一般的に、クラッチカラ−60、62及び
64は、公知技術のようにそれぞれシフトハウジングア
センブリ70と関連するシフトフォ−ク(シフトヨ−ク
とも呼ばれる)60A、62A及び64Aによって、軸
方向に位置決めされる。クラッチカラ−60、62及び
64は、公知の同期または非同期作動式の複動ジョ−ク
ラッチ形式にすることができる。
64は、公知技術のようにそれぞれシフトハウジングア
センブリ70と関連するシフトフォ−ク(シフトヨ−ク
とも呼ばれる)60A、62A及び64Aによって、軸
方向に位置決めされる。クラッチカラ−60、62及び
64は、公知の同期または非同期作動式の複動ジョ−ク
ラッチ形式にすることができる。
【0011】主軸歯車58は、後進歯車であって、従来
型の中間アイドラ歯車(図示せず)を介して副軸歯車4
8と常時噛み合っている。また、主変速部12には5段
階の選択可能な前進速度比が与えられているが、最も低
い前進速度比、すなわち、主軸駆動歯車56を主軸28
に駆動連結することによって得られる速度比は、減速比
が非常に高いことが多いため、厳しい状態での車両の始
動だけに使用され、高変速レンジでは一般的に使用され
ないロ−または「クリ−パ(徐行)」歯車と見なす必要
があることに注意されたい。したがって、主変速部12
には5段階の前進速度が与えられているが、前進速度の
4つだけが併用の補助レンジ変速部14と組み合わされ
るので、一般的には「4+1」主部と呼ばれている。
型の中間アイドラ歯車(図示せず)を介して副軸歯車4
8と常時噛み合っている。また、主変速部12には5段
階の選択可能な前進速度比が与えられているが、最も低
い前進速度比、すなわち、主軸駆動歯車56を主軸28
に駆動連結することによって得られる速度比は、減速比
が非常に高いことが多いため、厳しい状態での車両の始
動だけに使用され、高変速レンジでは一般的に使用され
ないロ−または「クリ−パ(徐行)」歯車と見なす必要
があることに注意されたい。したがって、主変速部12
には5段階の前進速度が与えられているが、前進速度の
4つだけが併用の補助レンジ変速部14と組み合わされ
るので、一般的には「4+1」主部と呼ばれている。
【0012】ジョ−クラッチ60、62、及び64は3
位置クラッチであって、それらは図示の中央非連結位
置、最外側連結位置または最左側連結位置に、シフトレ
バ−72を介して位置決めできる。公知のように、クラ
ッチ60、62及び64の一つだけが一度に連結可能で
あって、その他のクラッチをニュ−トラル状態にロック
するために主部インタ−ロック手段が設けられる。
位置クラッチであって、それらは図示の中央非連結位
置、最外側連結位置または最左側連結位置に、シフトレ
バ−72を介して位置決めできる。公知のように、クラ
ッチ60、62及び64の一つだけが一度に連結可能で
あって、その他のクラッチをニュ−トラル状態にロック
するために主部インタ−ロック手段が設けられる。
【0013】補助変速レンジ部14は、二つのほぼ同一
の補助副軸アセンブリ74及び74Aを備えており、そ
の各々は、ハウジングH内に軸受78及び80によって
支持されている補助副軸76を有しており、それに二つ
の補助部副軸歯車82及び84がそれと共転可能に支持
されている。補助部副軸歯車82は、レンジ/出力歯車
86と常時噛み合ってそれを支持しているのに対して、
補助部副軸歯車84は、変速機出力軸90に固定されて
いる出力歯車88と常時噛み合っている。
の補助副軸アセンブリ74及び74Aを備えており、そ
の各々は、ハウジングH内に軸受78及び80によって
支持されている補助副軸76を有しており、それに二つ
の補助部副軸歯車82及び84がそれと共転可能に支持
されている。補助部副軸歯車82は、レンジ/出力歯車
86と常時噛み合ってそれを支持しているのに対して、
補助部副軸歯車84は、変速機出力軸90に固定されて
いる出力歯車88と常時噛み合っている。
【0014】シフトフォ−ク94及びレンジ部シフトア
クチュエ−タアセンブリ96によって、軸方向に位置決
めされる2位置同期ジョ−クラッチアセンブリが設けら
れており、複式変速機10の低レンジ作動用に歯車86
を主軸28に、または、それの直結または高レンジ作動
用に歯車88を主軸28にクラッチ連結できるようにな
っている。レンジ型複式変速機10用のシフトパタ−ン
が図2(b)に概略示されている。変速機10の低レン
ジまたは高レンジ作動の選択は、一般的にシフトレバ−
72に設けられた運転者スイッチまたはボタンによって
行われる。あるいは、「ダブルH」型シフト装置を用い
てもよい。
クチュエ−タアセンブリ96によって、軸方向に位置決
めされる2位置同期ジョ−クラッチアセンブリが設けら
れており、複式変速機10の低レンジ作動用に歯車86
を主軸28に、または、それの直結または高レンジ作動
用に歯車88を主軸28にクラッチ連結できるようにな
っている。レンジ型複式変速機10用のシフトパタ−ン
が図2(b)に概略示されている。変速機10の低レン
ジまたは高レンジ作動の選択は、一般的にシフトレバ−
72に設けられた運転者スイッチまたはボタンによって
行われる。あるいは、「ダブルH」型シフト装置を用い
てもよい。
【0015】補助変速レンジ部14は平歯車あるいはは
すば歯車を用いる2速度セクションとして図示されてい
るが、本発明は3あるいはそれ以上のレンジ比を選択可
能な、あるいは遊星歯車を有するスプリッタ/レンジ結
合型補助変速部に用いられるレンジ型変速機にも適用で
きるものである。また、上記に示したようにクラッチ6
0、62あるいは64の1つあるいはそれ以上のもの
が、同期ジョ−クラッチ型から構成されてもよく、及び
変速部12及び/あるいは14は、単一カウンタシャフ
ト型から構成されてもよい。
すば歯車を用いる2速度セクションとして図示されてい
るが、本発明は3あるいはそれ以上のレンジ比を選択可
能な、あるいは遊星歯車を有するスプリッタ/レンジ結
合型補助変速部に用いられるレンジ型変速機にも適用で
きるものである。また、上記に示したようにクラッチ6
0、62あるいは64の1つあるいはそれ以上のもの
が、同期ジョ−クラッチ型から構成されてもよく、及び
変速部12及び/あるいは14は、単一カウンタシャフ
ト型から構成されてもよい。
【0016】この一般的なタイプの変速機は公知の技術
であり、より詳細には米国特許第4,754,665
号、同第5,193,410号、及び同第5,390,
561号を参照することによって理解される。それらの
開示は、参考として本発明に含まれる。
であり、より詳細には米国特許第4,754,665
号、同第5,193,410号、及び同第5,390,
561号を参照することによって理解される。それらの
開示は、参考として本発明に含まれる。
【0017】図3及び図4は、10速を提供する「(2
+1)×(2)×(2)」の自動レンジシフト型の変速
機110を説明している。これは本発明のシフト機構を
有利に使用できる。この一般的タイプの変速機は公知の
技術であり、この発明の譲受人であるイ−トンコ−ポレ
−ションによって「ス−パ−10」の商標で販売されて
おり、より詳細には、米国特許第5,000,060号
に説明されている。そして、開示内容は、参考として本
発明に含まれる。
+1)×(2)×(2)」の自動レンジシフト型の変速
機110を説明している。これは本発明のシフト機構を
有利に使用できる。この一般的タイプの変速機は公知の
技術であり、この発明の譲受人であるイ−トンコ−ポレ
−ションによって「ス−パ−10」の商標で販売されて
おり、より詳細には、米国特許第5,000,060号
に説明されている。そして、開示内容は、参考として本
発明に含まれる。
【0018】変速機110は主変速部112及び補助変
速部114を備え、これら両者はハウジング116内に
組み込まれている。ハウジング116は、前端壁116
A及び後端壁116Bを含んでいるが、中間壁は有して
いない。
速部114を備え、これら両者はハウジング116内に
組み込まれている。ハウジング116は、前端壁116
A及び後端壁116Bを含んでいるが、中間壁は有して
いない。
【0019】入力軸118は、入力ギア120をこれと
共転するように固定して支持しており、後端部が開口し
て出力軸158の縮径延長部158Aを案内するポケッ
ト118Aを形成している。ポケット118Aすなわち
有底ボア内には、非摩擦ブッシュ118Bまたはこれと
同様なものが設けられている。入力軸118の前端は、
前端壁116Aで軸受118Cによって支持されている
のに対して、出力軸の後端158Cは、後端壁116B
で軸受158Dによって支持されている。軸受158D
は、図に示すように、一対のテ−パベアリングまたは単
一のロ−ラもしくはボ−ルベアリングとすることができ
る。
共転するように固定して支持しており、後端部が開口し
て出力軸158の縮径延長部158Aを案内するポケッ
ト118Aを形成している。ポケット118Aすなわち
有底ボア内には、非摩擦ブッシュ118Bまたはこれと
同様なものが設けられている。入力軸118の前端は、
前端壁116Aで軸受118Cによって支持されている
のに対して、出力軸の後端158Cは、後端壁116B
で軸受158Dによって支持されている。軸受158D
は、図に示すように、一対のテ−パベアリングまたは単
一のロ−ラもしくはボ−ルベアリングとすることができ
る。
【0020】主軸146は、主軸クラッチ148、15
0及び主軸スプリッタクラッチ180(複動スプリッタ
ジョ−クラッチ)を支持しており、外側スプラインが設
けられた外周面146Bおよび出力軸158を挿通させ
るための軸方向に延びる貫通ボア(孔)146Cを有す
る略管状体146Aの形を取っている。シフトフォ−ク
152および154は、それぞれクラッチ148および
150をシフトするために設けられている。主軸146
は、入力軸118及び出力軸158に対して独立して回
転することができ、好ましくは、それらに対する制限さ
れた径方向の移動が許される。
0及び主軸スプリッタクラッチ180(複動スプリッタ
ジョ−クラッチ)を支持しており、外側スプラインが設
けられた外周面146Bおよび出力軸158を挿通させ
るための軸方向に延びる貫通ボア(孔)146Cを有す
る略管状体146Aの形を取っている。シフトフォ−ク
152および154は、それぞれクラッチ148および
150をシフトするために設けられている。主軸146
は、入力軸118及び出力軸158に対して独立して回
転することができ、好ましくは、それらに対する制限さ
れた径方向の移動が許される。
【0021】主変速部 112は、2つのほぼ同一の主部副
軸アセンブリ 122を含んでおり、これらのそれぞれが、
副軸ギヤ 130, 132, 134, 136および 138を固定して
支持した副軸 124を備えている。対になっている各ギヤ
130, 132, 134, 136および 138は、それぞれ入力ギ
ヤ 118、主軸ギヤ 140,142 および後退主軸ギヤに噛み
合うアイドラギヤ 157に常時噛み合わされている。
軸アセンブリ 122を含んでおり、これらのそれぞれが、
副軸ギヤ 130, 132, 134, 136および 138を固定して
支持した副軸 124を備えている。対になっている各ギヤ
130, 132, 134, 136および 138は、それぞれ入力ギ
ヤ 118、主軸ギヤ 140,142 および後退主軸ギヤに噛み
合うアイドラギヤ 157に常時噛み合わされている。
【0022】主部副軸 124は、後方に補助変速部内へ延
ばされ、その後端124Aがハウジングの後端壁116Bに直接
的または間接的に支持されている。
ばされ、その後端124Aがハウジングの後端壁116Bに直接
的または間接的に支持されている。
【0023】補助変速部 114は、2つのほぼ同一の補助
部副軸アセンブリ 160を含んでおり、これらのそれぞれ
が、補助部副軸ギヤ 168, 170および 172を共転するよ
うに支持した補助部副軸 162を含んでいる。対になって
いる各補助部副軸ギヤ 168,170および 172は、それぞ
れスプリッタギヤ 174、スプリッタ/レンジギヤ 176お
よびレンジギヤ 178に常時噛み合わされている。スプリ
ッタクラッチ 180が主軸 146に固定されて、ギヤ 174ま
たは 176のいずれかに選択的にクラッチ結合するのに対
して、同期レンジクラッチ 182は、出力軸 158に固定さ
れて、ギヤ 176または 178のいずれかに選択的にクラッ
チ結合する。
部副軸アセンブリ 160を含んでおり、これらのそれぞれ
が、補助部副軸ギヤ 168, 170および 172を共転するよ
うに支持した補助部副軸 162を含んでいる。対になって
いる各補助部副軸ギヤ 168,170および 172は、それぞ
れスプリッタギヤ 174、スプリッタ/レンジギヤ 176お
よびレンジギヤ 178に常時噛み合わされている。スプリ
ッタクラッチ 180が主軸 146に固定されて、ギヤ 174ま
たは 176のいずれかに選択的にクラッチ結合するのに対
して、同期レンジクラッチ 182は、出力軸 158に固定さ
れて、ギヤ 176または 178のいずれかに選択的にクラッ
チ結合する。
【0024】補助部副軸 162は、主部副軸 124の後方延
長部を受入れる貫通ボア162Aを形成するように略管状の
形をとっている。軸受またはブッシュ162B,162Cは、主
部副軸 124上で補助部副軸 162を回転可能に支持してい
る。軸受162Dは、後端壁116Bで副軸 124, 162の後端部
を直接的または間接的に支持している。
長部を受入れる貫通ボア162Aを形成するように略管状の
形をとっている。軸受またはブッシュ162B,162Cは、主
部副軸 124上で補助部副軸 162を回転可能に支持してい
る。軸受162Dは、後端壁116Bで副軸 124, 162の後端部
を直接的または間接的に支持している。
【0025】図3及び図4を参照すると、スプリッタク
ラッチ 180およびレンジクラッチ 182の両方をその軸方
向において前後に選択的に位置決めすることによって、
4つの異なる出力軸に対する入力軸の回転比を得ること
ができる。したがって、補助変速部 114は、入出力間
(主軸 146と出力軸 158との間)で、選択可能な4速す
なわち4つの駆動比を提供する3層のレンジ/スプリッ
タ結合型補助変速部である。主変速部 112は、後退およ
び潜在的に選択可能な前進3速を提供する。しかしなが
ら、選択可能な主変速部の前進ギヤ比の1つ、すなわ
ち、主軸ギヤ 142に関係する低速ギヤ比は、高レンジに
おいては利用されない。このため、変速機 110は、この
低速ギヤ比の分割の望ましさおよび実用性から、正確に
は選択可能な前進9速または10速を提供する「(2+
1)×(2×2)」形式の変速機として表される。
ラッチ 180およびレンジクラッチ 182の両方をその軸方
向において前後に選択的に位置決めすることによって、
4つの異なる出力軸に対する入力軸の回転比を得ること
ができる。したがって、補助変速部 114は、入出力間
(主軸 146と出力軸 158との間)で、選択可能な4速す
なわち4つの駆動比を提供する3層のレンジ/スプリッ
タ結合型補助変速部である。主変速部 112は、後退およ
び潜在的に選択可能な前進3速を提供する。しかしなが
ら、選択可能な主変速部の前進ギヤ比の1つ、すなわ
ち、主軸ギヤ 142に関係する低速ギヤ比は、高レンジに
おいては利用されない。このため、変速機 110は、この
低速ギヤ比の分割の望ましさおよび実用性から、正確に
は選択可能な前進9速または10速を提供する「(2+
1)×(2×2)」形式の変速機として表される。
【0026】変速機 110のシフトパターンが図4に概略
的に示されている。Hパターンの3/4および5/6区
間からHパターンの7/8および9/10区間への水平方
向の移動が変速機の低レンジから高レンジへのシフトを
意味しているのに対して、各ギヤレバー位置における垂
直方向の区分はスプリッタシフトを意味している。上記
のことから、図3に示されるように、レンジクラッチシ
フトの操作がシフトパターンの中央と最右方との間のギ
ヤシフトレバーの移動に自動的に応答するのに対して、
スプリッタシフトは、一般にシフトレバーのノブに配置
されるボタン、すなわち、車両運転者が操作するスプリ
ッタボタンのようなものによる通常の方法によって達成
される。この一般的な形式のレンジシフト装置は、従来
技術において知られており、また、米国特許第3,429,20
2 号、第4,455,883 号、第4,561,325 号および第4,663,
725 号に参照されており、これらの特許の開示内容は参
考として本説明に含まれる。
的に示されている。Hパターンの3/4および5/6区
間からHパターンの7/8および9/10区間への水平方
向の移動が変速機の低レンジから高レンジへのシフトを
意味しているのに対して、各ギヤレバー位置における垂
直方向の区分はスプリッタシフトを意味している。上記
のことから、図3に示されるように、レンジクラッチシ
フトの操作がシフトパターンの中央と最右方との間のギ
ヤシフトレバーの移動に自動的に応答するのに対して、
スプリッタシフトは、一般にシフトレバーのノブに配置
されるボタン、すなわち、車両運転者が操作するスプリ
ッタボタンのようなものによる通常の方法によって達成
される。この一般的な形式のレンジシフト装置は、従来
技術において知られており、また、米国特許第3,429,20
2 号、第4,455,883 号、第4,561,325 号および第4,663,
725 号に参照されており、これらの特許の開示内容は参
考として本説明に含まれる。
【0027】より詳細には下記に述べられるように、変
速機110の自動レンジ型シフトパタ−ンによれば、2
つの独立した位置、すなわち低レンジ(3/4及び5/
6)のものと高レンジ(7/8及び9/10)のもの
は、クラッチ148と関連する比で選択結合され、かつ
離脱されねばならない。
速機110の自動レンジ型シフトパタ−ンによれば、2
つの独立した位置、すなわち低レンジ(3/4及び5/
6)のものと高レンジ(7/8及び9/10)のもの
は、クラッチ148と関連する比で選択結合され、かつ
離脱されねばならない。
【0028】図5、図6(a)、及び図6(b)は、従
来技術の短軸シフト及びハブアセンブリ200を説明す
るものである。アセンブリ200は、軸方向にスライド
(滑動)し、ハウジングH内で回転可能なシフト軸20
2を備え、また、シフトヨ−ク60A、62A、64A
のハブ60B、62B、64Bは、それぞれシフトブロ
ック部材204、シフトあるいはセレクタキ−206、
インタ−ロックキ−208を備える。シフトブロック部
材204は、セットネジ205によって軸202に軸方
向に移動かつ回転可能に固定され、シフトレバ−(図
8)のようなシフトアクチュエ−タを受けるためのソケ
ット210を画定する。また、回り止め214と作用す
るスプリング回り止めサブアセンブリ212がインタロ
ックキ−208に備えられる。
来技術の短軸シフト及びハブアセンブリ200を説明す
るものである。アセンブリ200は、軸方向にスライド
(滑動)し、ハウジングH内で回転可能なシフト軸20
2を備え、また、シフトヨ−ク60A、62A、64A
のハブ60B、62B、64Bは、それぞれシフトブロ
ック部材204、シフトあるいはセレクタキ−206、
インタ−ロックキ−208を備える。シフトブロック部
材204は、セットネジ205によって軸202に軸方
向に移動かつ回転可能に固定され、シフトレバ−(図
8)のようなシフトアクチュエ−タを受けるためのソケ
ット210を画定する。また、回り止め214と作用す
るスプリング回り止めサブアセンブリ212がインタロ
ックキ−208に備えられる。
【0029】ハブの各々は、それぞれが軸202の外径
よりもわずかに大きい径216よりなる貫通孔60C、
62C、64Cを備える。シフトキ−206は、軸20
2と軸方向に移動するように軸202内にキ−溝220
が設けられている。シフトキ−は、ハウジングHに関し
て軸202と軸方向に回転可能に移動可能であり、複数
の径方向外方に延びるシフトあるいはセレクタ歯22
2、224、226、228及び230を定めている。
インタロックキ−208は、軸202に関して軸移動か
つ回転移動可能なように、軸202内の軸方向に延びる
キ−溝232に受ける。インタ−ロックキ−208の端
部は、軸方向でハウジングHの部分につき当たる。イン
タロックキ−208は、シフトキ−208できめられた
シフト歯と同様に、複数の径方向外方に延びるインタ−
ロック歯234、236、238、240及び242を
定めている。
よりもわずかに大きい径216よりなる貫通孔60C、
62C、64Cを備える。シフトキ−206は、軸20
2と軸方向に移動するように軸202内にキ−溝220
が設けられている。シフトキ−は、ハウジングHに関し
て軸202と軸方向に回転可能に移動可能であり、複数
の径方向外方に延びるシフトあるいはセレクタ歯22
2、224、226、228及び230を定めている。
インタロックキ−208は、軸202に関して軸移動か
つ回転移動可能なように、軸202内の軸方向に延びる
キ−溝232に受ける。インタ−ロックキ−208の端
部は、軸方向でハウジングHの部分につき当たる。イン
タロックキ−208は、シフトキ−208できめられた
シフト歯と同様に、複数の径方向外方に延びるインタ−
ロック歯234、236、238、240及び242を
定めている。
【0030】単軸シフト機構200の構造及び操作は、
前記した米国特許第4、920、815号を参照するこ
とによって、より詳しく理解されるだろう。変速機のニ
ュ−トラル状態では、ハブの各々は一組のシフトキ−歯
と一組のインタ−ロックキ−歯の間に位置している。シ
フトフォ−ク60A、62A、64Aのハブ部分60
B、62B、64Bの各々は、それぞれ、内径孔表面か
ら径方向外方に延び、ハブ部分のそれぞれの軸全体に軸
方向に延びる複数の溝を備えている。溝の各々は、シフ
トキ−あるいはインタ−ロックキ−が円周方向に並んだ
とき、並んだキ−は溝内に受けられ、ハブと並んだ歯の
間で相対的な軸移動が許容されるような寸法からなるも
のである。
前記した米国特許第4、920、815号を参照するこ
とによって、より詳しく理解されるだろう。変速機のニ
ュ−トラル状態では、ハブの各々は一組のシフトキ−歯
と一組のインタ−ロックキ−歯の間に位置している。シ
フトフォ−ク60A、62A、64Aのハブ部分60
B、62B、64Bの各々は、それぞれ、内径孔表面か
ら径方向外方に延び、ハブ部分のそれぞれの軸全体に軸
方向に延びる複数の溝を備えている。溝の各々は、シフ
トキ−あるいはインタ−ロックキ−が円周方向に並んだ
とき、並んだキ−は溝内に受けられ、ハブと並んだ歯の
間で相対的な軸移動が許容されるような寸法からなるも
のである。
【0031】図7及び図8に見られるように、シフトフ
ォ−ク60Kのハブ部分60Bは、溝60D及び2倍幅
の溝60E/Fを備える。シフトフォ−ク62Aのハブ
部分62Bは、溝62D、62E、及び62Fを備え
る。シフトフォ−ク64Aのハブ部分64Bは、溝64
D及び2倍幅の溝64E/Fを備える。
ォ−ク60Kのハブ部分60Bは、溝60D及び2倍幅
の溝60E/Fを備える。シフトフォ−ク62Aのハブ
部分62Bは、溝62D、62E、及び62Fを備え
る。シフトフォ−ク64Aのハブ部分64Bは、溝64
D及び2倍幅の溝64E/Fを備える。
【0032】ハウジングHに関して軸106の軸方向変
位及び回転は、ブロック部材204のソケットコネクタ
に作用する遠隔あるいは直接のシフトアクチュエ−タに
よって制御される。ブロック部材204は、軸202に
軸方向でかつ回転可能に固定されている。
位及び回転は、ブロック部材204のソケットコネクタ
に作用する遠隔あるいは直接のシフトアクチュエ−タに
よって制御される。ブロック部材204は、軸202に
軸方向でかつ回転可能に固定されている。
【0033】個々別々のシフトフォ−ク部材の種々のハ
ブ部分の溝は、シフト機構の3つの選択位置の各々に対
して、すべてのハブ部分の溝(軸方向に移動するハブ部
分を除いて)は、インタ−ロック歯と円周上で並ばず
(ミスアライメント)、一方、軸方向に移動されるシフ
トフォ−クのハブ部分内の溝の1つがインタ−ロック歯
と並ぶとき、ハウジングに関してシフトフォ−クが軸方
向に移動するのを許容するような配置とされる。さら
に、すべてのシフトフォ−クのハブ部分内の少なくとも
1つの溝(軸方向に移動するシフトフォ−クを除く)
が、シフト歯と並ぶと、それらシフトフォ−クに関して
軸202の軸方向移動を許容し、一方、軸方向に移動し
たシフトフォ−クのハブ部分上の溝のどれもがシフト歯
と並ばないと、それによってシフトフォ−クはシフト軸
106との軸移動のための両軸側のシフト歯によって軸
方向に噛み合うことになる。
ブ部分の溝は、シフト機構の3つの選択位置の各々に対
して、すべてのハブ部分の溝(軸方向に移動するハブ部
分を除いて)は、インタ−ロック歯と円周上で並ばず
(ミスアライメント)、一方、軸方向に移動されるシフ
トフォ−クのハブ部分内の溝の1つがインタ−ロック歯
と並ぶとき、ハウジングに関してシフトフォ−クが軸方
向に移動するのを許容するような配置とされる。さら
に、すべてのシフトフォ−クのハブ部分内の少なくとも
1つの溝(軸方向に移動するシフトフォ−クを除く)
が、シフト歯と並ぶと、それらシフトフォ−クに関して
軸202の軸方向移動を許容し、一方、軸方向に移動し
たシフトフォ−クのハブ部分上の溝のどれもがシフト歯
と並ばないと、それによってシフトフォ−クはシフト軸
106との軸移動のための両軸側のシフト歯によって軸
方向に噛み合うことになる。
【0034】多くの歯と溝の相互作用は、図8を参照す
ることによって分かるであろう。図8はシフト機構のさ
まざまな操作条件に対するハブ部分のインタ−ロック
歯、シフト歯及び溝の相対的な位置を示す3×3マトリ
ックスを明らかにしている。右側のコラムは、シフト軸
の種々の回転位置に対するハブ部分64Bを説明してい
る。中央のコラムはシフト軸の種々の回転位置に対する
ハブ部分62Bを説明しており、そして左側のコラムは
シフト軸の種々の回転位置に対するハブ部分60Bを説
明している。上段の列は後進ギア比または低速ギア比の
どちらかの噛み合い及び離脱のために選択された位置で
のシフト軸の位置を示す。中段の列は、第1速または第
2速のギア比の噛み合い及び離脱のためにシフト軸の位
置を説明している。後段の列は、第3速あるいは第4速
のギア比での噛み合い又は離脱のための、シフト軸位置
でのシフト軸の種々のハブ部分に関してシフト軸の位置
を説明している。図4(及び図13、図20及び図2
1)にみられる種々の一覧は、シフト機構あるいは変速
機の後ろ側からみた図である。
ることによって分かるであろう。図8はシフト機構のさ
まざまな操作条件に対するハブ部分のインタ−ロック
歯、シフト歯及び溝の相対的な位置を示す3×3マトリ
ックスを明らかにしている。右側のコラムは、シフト軸
の種々の回転位置に対するハブ部分64Bを説明してい
る。中央のコラムはシフト軸の種々の回転位置に対する
ハブ部分62Bを説明しており、そして左側のコラムは
シフト軸の種々の回転位置に対するハブ部分60Bを説
明している。上段の列は後進ギア比または低速ギア比の
どちらかの噛み合い及び離脱のために選択された位置で
のシフト軸の位置を示す。中段の列は、第1速または第
2速のギア比の噛み合い及び離脱のためにシフト軸の位
置を説明している。後段の列は、第3速あるいは第4速
のギア比での噛み合い又は離脱のための、シフト軸位置
でのシフト軸の種々のハブ部分に関してシフト軸の位置
を説明している。図4(及び図13、図20及び図2
1)にみられる種々の一覧は、シフト機構あるいは変速
機の後ろ側からみた図である。
【0035】例として、操作者が第1速あるいは第2速
のギア比のどちらかの噛み合わせ又は離脱の選択のため
に、軸202を回転させて位置決めされたと仮定する
と、軸202は第2のコラムに説明されるように回転し
た位置となる。この位置でインターロック歯240と2
42は、ハブ部分64Bの溝64Dと1列に並ばない。
そして、シフトフォ−ク64Aは、ハウジングHに関し
て軸方向にロックされる。同様に、インタ−ロック歯2
34と236は溝60Dと並ばない。また、シフトフォ
−ク60Aは、ハウジングHに関してロック軸方向にロ
ックされる。インタ−ロック歯238及び240は、シ
フトフォ−ク62Aのハブ部分60Bの溝62Dと軸方
向に並び、シフトフォ−ク62A及びクラッチ部材62
が、ギア52あるいは54の一方が主軸28に対して噛
み合いあるいは離脱のために、ハウジングHに関して軸
方向に動かされる。シフト歯228は、ハブ部分64B
内で溝64E/Fと並び、そしてシフト歯222および
224は、ハブ部分60B内で溝60E/Fと並び、イ
ンタ−ロック歯の作用によってハウジング歯に関して軸
方向に現に固定されているシフトフォ−ク60A及び6
4Aに関して軸202を軸方向に動かす。シフト歯22
4及び226は、シフトフォ−ク62Aのハブ部分62
B内の溝62Eあるいは62Fのどちらかと並ばない。
それによって、シフトフォ−ク62Aの軸106との軸
方向移動を固定する。
のギア比のどちらかの噛み合わせ又は離脱の選択のため
に、軸202を回転させて位置決めされたと仮定する
と、軸202は第2のコラムに説明されるように回転し
た位置となる。この位置でインターロック歯240と2
42は、ハブ部分64Bの溝64Dと1列に並ばない。
そして、シフトフォ−ク64Aは、ハウジングHに関し
て軸方向にロックされる。同様に、インタ−ロック歯2
34と236は溝60Dと並ばない。また、シフトフォ
−ク60Aは、ハウジングHに関してロック軸方向にロ
ックされる。インタ−ロック歯238及び240は、シ
フトフォ−ク62Aのハブ部分60Bの溝62Dと軸方
向に並び、シフトフォ−ク62A及びクラッチ部材62
が、ギア52あるいは54の一方が主軸28に対して噛
み合いあるいは離脱のために、ハウジングHに関して軸
方向に動かされる。シフト歯228は、ハブ部分64B
内で溝64E/Fと並び、そしてシフト歯222および
224は、ハブ部分60B内で溝60E/Fと並び、イ
ンタ−ロック歯の作用によってハウジング歯に関して軸
方向に現に固定されているシフトフォ−ク60A及び6
4Aに関して軸202を軸方向に動かす。シフト歯22
4及び226は、シフトフォ−ク62Aのハブ部分62
B内の溝62Eあるいは62Fのどちらかと並ばない。
それによって、シフトフォ−ク62Aの軸106との軸
方向移動を固定する。
【0036】従来技術の単軸シフト機構は、前進5速、
後進1速、主変速部12速と関連して説明されている
が、本発明の単軸シフト機構は、付加的フォ−ク、ハブ
アセンブリ及び各々のハブアセンブリ内に適当な位置付
けをされた溝を備えることによって、より大きな数の選
択可能なギア比を有する変速機を使用できる。下記に詳
細に説明されているように、そのような機構は又、自動
レンジシフトの特徴を有する変速機110のような変速
機に用いることができる。
後進1速、主変速部12速と関連して説明されている
が、本発明の単軸シフト機構は、付加的フォ−ク、ハブ
アセンブリ及び各々のハブアセンブリ内に適当な位置付
けをされた溝を備えることによって、より大きな数の選
択可能なギア比を有する変速機を使用できる。下記に詳
細に説明されているように、そのような機構は又、自動
レンジシフトの特徴を有する変速機110のような変速
機に用いることができる。
【0037】本発明(機能的には、実質的に図5に説明
されるアセンブリ200と同一)の単軸シフト及びシフ
トヨ−クハブ機構300の好ましい実施例は、図9、図
10、図11、図12、図13、及び図18(a)に参
照される。
されるアセンブリ200と同一)の単軸シフト及びシフ
トヨ−クハブ機構300の好ましい実施例は、図9、図
10、図11、図12、図13、及び図18(a)に参
照される。
【0038】シフト軸及びヨ−クアセンブリ300は、
シフト軸アセンブリ301を備え、またそれぞれクラッ
チ60、62及び64の軸位置を制御するためのシフト
ヨ−クハブ60B、62B及び64Bに対応する3つの
シフトヨ−クハブ302、304および306を備え
る。
シフト軸アセンブリ301を備え、またそれぞれクラッ
チ60、62及び64の軸位置を制御するためのシフト
ヨ−クハブ60B、62B及び64Bに対応する3つの
シフトヨ−クハブ302、304および306を備え
る。
【0039】シフト軸アセンブリ302は、上記したキ
−溝232及びインタ−ロックキ−214に構造上及び
機能上、実質的に等しいインタ−ロックキ−312を受
けるためのキ−溝310を備える軸308を有する。シ
フトブロック部材314(シフト部材204と構造的及
び機能的に実質的に等しい)は、軸308に固定され
る。
−溝232及びインタ−ロックキ−214に構造上及び
機能上、実質的に等しいインタ−ロックキ−312を受
けるためのキ−溝310を備える軸308を有する。シ
フトブロック部材314(シフト部材204と構造的及
び機能的に実質的に等しい)は、軸308に固定され
る。
【0040】軸アセンブリ302は、相当する実施例2
00のアセンブリとは異なる。実施例200ではシフト
キ−206及びシフトキ−溝220は使用されておら
ず、軸308から径方向に延びて固定されたシフトピン
316、318及び320が、シフト選択機能を提供す
る。
00のアセンブリとは異なる。実施例200ではシフト
キ−206及びシフトキ−溝220は使用されておら
ず、軸308から径方向に延びて固定されたシフトピン
316、318及び320が、シフト選択機能を提供す
る。
【0041】図9、図10及び図11の実施例で、
「D」あるいは「H」型であるシフトピン(図12参
照)は、軸308の表面に設けられた径方向に延びる盲
孔322、324及び326内に押し込まれる。
「D」あるいは「H」型であるシフトピン(図12参
照)は、軸308の表面に設けられた径方向に延びる盲
孔322、324及び326内に押し込まれる。
【0042】図18(a)を参照すると、シフトヨ−ク
ハブ306はハブ64Bとは異なることがわかる。ハブ
64Bで横断方向に延びるスロット330は、シフトピ
ン320を受けるために設けられる。ピン320が溝6
4E/Fに相応して軸方向に延びる溝と一列に並ばない
とき、ピン320と軸308をハブ306に相対的に回
転させ、ピン320によって噛み合わせのために対向し
てぶつかる面332及び334を画定する。
ハブ306はハブ64Bとは異なることがわかる。ハブ
64Bで横断方向に延びるスロット330は、シフトピ
ン320を受けるために設けられる。ピン320が溝6
4E/Fに相応して軸方向に延びる溝と一列に並ばない
とき、ピン320と軸308をハブ306に相対的に回
転させ、ピン320によって噛み合わせのために対向し
てぶつかる面332及び334を画定する。
【0043】図18(b)は本発明のハブ及び軸アセン
ブリの他の実施例400を説明するものである。この実
施例において、ハブ64Bはスロット330に対応する
スロットがなく使用されている。しかし、軸406から
径方向に、またハブ64Bを囲んで軸方向に延びる一対
のシフトピン402及び404は、シングルシフトピン
の代わりに要求される。実施例400において、ピン4
02及び404は、シフトキ−206の歯228及び2
30に対応する。
ブリの他の実施例400を説明するものである。この実
施例において、ハブ64Bはスロット330に対応する
スロットがなく使用されている。しかし、軸406から
径方向に、またハブ64Bを囲んで軸方向に延びる一対
のシフトピン402及び404は、シングルシフトピン
の代わりに要求される。実施例400において、ピン4
02及び404は、シフトキ−206の歯228及び2
30に対応する。
【0044】図13は図8と同様にマトリックスであ
り、アセンブリ300の各選択位置に対するシフトピ
ン、ハブ302、304及び306内のインタ−ロック
歯及び溝の相対的位置を説明するものである。
り、アセンブリ300の各選択位置に対するシフトピ
ン、ハブ302、304及び306内のインタ−ロック
歯及び溝の相対的位置を説明するものである。
【0045】図14、図15、図16及び図17は、図
11及び図12と同様なもので、それぞれ本発明の他の
実施例を説明するものである。実施例500及び600
は、軸502及び602で実施例300と相違し、それ
ぞれ、相応するヘッドピン510、512及び514並
びに610、612及び614のそれぞれを受ける径方
向に延びる朝顔形に開く貫通孔604、606及び60
8と、頭が埋められた貫通孔504、506及び508
とが使われている。両実施例において、インタロックキ
−516あるいは616は、それぞれ貫通孔内でピンを
保持するためにシフトピンの頭部を噛み合わせる。実施
例500および600は、他の点で実質的には構造的あ
るいは機能的に実施例300と同一である。
11及び図12と同様なもので、それぞれ本発明の他の
実施例を説明するものである。実施例500及び600
は、軸502及び602で実施例300と相違し、それ
ぞれ、相応するヘッドピン510、512及び514並
びに610、612及び614のそれぞれを受ける径方
向に延びる朝顔形に開く貫通孔604、606及び60
8と、頭が埋められた貫通孔504、506及び508
とが使われている。両実施例において、インタロックキ
−516あるいは616は、それぞれ貫通孔内でピンを
保持するためにシフトピンの頭部を噛み合わせる。実施
例500および600は、他の点で実質的には構造的あ
るいは機能的に実施例300と同一である。
【0046】図19は、本発明のシフト軸及びヨ−クア
センブリ700の、さらに他の実施例を説明するもので
ある。アセンブリ700はアセンブリ300とは相違し
ており、インタロックキ−及び関連するキ−溝は除去さ
れており、ヨ−ク内の孔に受け入れられて滑ることがで
きるインタ−ロックピンをスライドさせ、そしてシフト
軸及びハウジング内に備えられたV字型の切り込みと作
用することによって置き換えられている。滑動するピン
インタ−ロックは、従来技術で知られており、米国特許
第4,676,155号、同第4,974,474号、
及び同第4,944,197号で参照され、その開示内
容は参考として本発明に含まれる。
センブリ700の、さらに他の実施例を説明するもので
ある。アセンブリ700はアセンブリ300とは相違し
ており、インタロックキ−及び関連するキ−溝は除去さ
れており、ヨ−ク内の孔に受け入れられて滑ることがで
きるインタ−ロックピンをスライドさせ、そしてシフト
軸及びハウジング内に備えられたV字型の切り込みと作
用することによって置き換えられている。滑動するピン
インタ−ロックは、従来技術で知られており、米国特許
第4,676,155号、同第4,974,474号、
及び同第4,944,197号で参照され、その開示内
容は参考として本発明に含まれる。
【0047】実施例700の構造及び機能は、図19及
び図20を参照することによって理解されるが、それは
図8及び図13と同様なマトリックスである。
び図20を参照することによって理解されるが、それは
図8及び図13と同様なマトリックスである。
【0048】シフト軸702は、シフトヨ−ク704、
706及び708を支え、またシフトピン710、71
2及び714を備え、それらはそれぞれシフトピン61
0、612及び614に相応する。シフト−ヨ−ク70
4、706及び708は、それぞれ溝704E/F、7
06E及び706Fと708E/Fを画定しており、そ
れぞれ64E/F、62E及び62Fと60E/Fに相
応する。実施例300、400、500、600及び7
00のシフトピン及びシフト溝は、図8に説明される実
施例の従来のシフトキ−歯とシフト溝の機能と実質的に
同一である。
706及び708を支え、またシフトピン710、71
2及び714を備え、それらはそれぞれシフトピン61
0、612及び614に相応する。シフト−ヨ−ク70
4、706及び708は、それぞれ溝704E/F、7
06E及び706Fと708E/Fを画定しており、そ
れぞれ64E/F、62E及び62Fと60E/Fに相
応する。実施例300、400、500、600及び7
00のシフトピン及びシフト溝は、図8に説明される実
施例の従来のシフトキ−歯とシフト溝の機能と実質的に
同一である。
【0049】ヨ−ク704、706、及び708の各々
は、インタ−ロックピン722、724及び726のレ
シ−トそれぞれをすべらせるために、一般的には径方向
に延びる孔716、718及び720を備えている。ハ
ウジングHは、孔716、718及び720と一列に並
んだインタ−ロックノッチあるいはくぼみ728、73
0および732を備えている。軸702は、またインタ
−ロックノッチ734、736及び738を備えてお
り、その1つだけが軸702の各回転位置に対して孔7
16、718および720それぞれの1つと並ぶ。
は、インタ−ロックピン722、724及び726のレ
シ−トそれぞれをすべらせるために、一般的には径方向
に延びる孔716、718及び720を備えている。ハ
ウジングHは、孔716、718及び720と一列に並
んだインタ−ロックノッチあるいはくぼみ728、73
0および732を備えている。軸702は、またインタ
−ロックノッチ734、736及び738を備えてお
り、その1つだけが軸702の各回転位置に対して孔7
16、718および720それぞれの1つと並ぶ。
【0050】インタ−ロックピン722、724及び7
26は、軸方向の長さであり、もしそれぞれ軸内のノッ
チ734、736あるいは738の1つに受けられない
と、ハウジングHに関して関連するヨ−クの軸方向の動
きを防ぐために、軸の外径表面740がハウジングイン
タ−ロックノッチ728、730及び732それぞれに
入ることが強制的になされる。例として図19を参照す
ると、そこでは3−4速シフトヨ−ク704が選択さ
れ、インタ−ロックピン722が軸ノッチ734に受け
られ、ヨ−ク704はハウジングHに関して移動するこ
とを可能にする。一方、ピン724及び726は、軸7
02の外径表面740がハウジングインタロックノッチ
730及び732に入るように強制され、1−2速シフ
トヨ−ク706及びL−Rシフトヨ−ク708をハウジ
ングにロックする。
26は、軸方向の長さであり、もしそれぞれ軸内のノッ
チ734、736あるいは738の1つに受けられない
と、ハウジングHに関して関連するヨ−クの軸方向の動
きを防ぐために、軸の外径表面740がハウジングイン
タ−ロックノッチ728、730及び732それぞれに
入ることが強制的になされる。例として図19を参照す
ると、そこでは3−4速シフトヨ−ク704が選択さ
れ、インタ−ロックピン722が軸ノッチ734に受け
られ、ヨ−ク704はハウジングHに関して移動するこ
とを可能にする。一方、ピン724及び726は、軸7
02の外径表面740がハウジングインタロックノッチ
730及び732に入るように強制され、1−2速シフ
トヨ−ク706及びL−Rシフトヨ−ク708をハウジ
ングにロックする。
【0051】本発明のさらに他の実施例が図21に参照
され、それはまた図20と同様なマトリックスである。
図21のシフト軸及びヨ−クアセンブリ800は、実施
例700と類似しているが、シフト軸及びヨ−クアセン
ブリ800は、実施例700と類似しているが、シフト
4溝及びインタ−ロックノッチが、図3及び図4の10
速の「(2+1)×(2)×(2)」自動レンジ変速機
100を操作するための配置とされる点は相違してい
る。
され、それはまた図20と同様なマトリックスである。
図21のシフト軸及びヨ−クアセンブリ800は、実施
例700と類似しているが、シフト軸及びヨ−クアセン
ブリ800は、実施例700と類似しているが、シフト
4溝及びインタ−ロックノッチが、図3及び図4の10
速の「(2+1)×(2)×(2)」自動レンジ変速機
100を操作するための配置とされる点は相違してい
る。
【0052】フォ−ク148の(3−4)/(1−2)
速シフトヨ−クのハブ148B及びL−Rシフトヨ−ク
150Aのハブ150Bは、シフト軸802によって支
えられている。軸は2つのインタ−ロックノッチ804
及び806を備え、それらは2つの位置、選択された3
−4速(トップロ−)あるいは選択された1−2速(ミ
ドルロ−)でのハブ148Bによって支えられるインタ
−ロックピン808と並び、両位置においてハウジング
Hに関してシフトヨ−ク148Aが移動することを可能
とする。したがって、ハブ148Bと結合するシフトピ
ン810は、溝812と並ばず、選択された(1−2)
速及び(3−4)速の双方の位置でハブにかみ合う。さ
もなければ、実施例800の構造及び機能は、実施例7
00と実質的に同一である。
速シフトヨ−クのハブ148B及びL−Rシフトヨ−ク
150Aのハブ150Bは、シフト軸802によって支
えられている。軸は2つのインタ−ロックノッチ804
及び806を備え、それらは2つの位置、選択された3
−4速(トップロ−)あるいは選択された1−2速(ミ
ドルロ−)でのハブ148Bによって支えられるインタ
−ロックピン808と並び、両位置においてハウジング
Hに関してシフトヨ−ク148Aが移動することを可能
とする。したがって、ハブ148Bと結合するシフトピ
ン810は、溝812と並ばず、選択された(1−2)
速及び(3−4)速の双方の位置でハブにかみ合う。さ
もなければ、実施例800の構造及び機能は、実施例7
00と実質的に同一である。
【0053】したがって、キ−及びキ−溝を置き換える
孔内で受けられるピンの使用(好ましくは、実質的に軸
に対して環状の位置関係にあるピン及び孔)によって単
軸シフト機構がより経済的に製造され、組み立てられ及
び/あるいはサ−ビス(メインテナンス)され、よりユ
−ザフレンドリなシフトパタ−ンが得られる。
孔内で受けられるピンの使用(好ましくは、実質的に軸
に対して環状の位置関係にあるピン及び孔)によって単
軸シフト機構がより経済的に製造され、組み立てられ及
び/あるいはサ−ビス(メインテナンス)され、よりユ
−ザフレンドリなシフトパタ−ンが得られる。
【0054】本発明はある程度特定化して述べられた
が、好ましい実施例の記述は例としてのみのものであ
り、特許請求の範囲に示される本発明の技術的思想から
逸脱することなく、形状及び詳細についてさまざまな変
更を行うことができる。
が、好ましい実施例の記述は例としてのみのものであ
り、特許請求の範囲に示される本発明の技術的思想から
逸脱することなく、形状及び詳細についてさまざまな変
更を行うことができる。
【図1】レンジ型補助変速部を有し、本発明の単軸シフ
ト機構を使用する複式変速機の概略図である。
ト機構を使用する複式変速機の概略図である。
【図2】図2aは変速機のシフト機構を概略図であり、
図2bは図1の変速機のシフトパタ−ンの概略図であ
る。
図2bは図1の変速機のシフトパタ−ンの概略図であ
る。
【図3】本発明のシフト機構を用いる自動レンジシフト
型の複式変速機の概略図である。
型の複式変速機の概略図である。
【図4】図3の変速機のシフトパタ−ンの概略図と代表
的比を示す図である。
的比を示す図である。
【図5】従来技術の単軸シフト軸とシフトヨ−クアセン
ブリの平面図である。
ブリの平面図である。
【図6】図6(a)及び図6(b)は、それぞれ図5の
従来技術のアセンブリで用いられるシフトキ−とインタ
−ロックキ−の平面図である。
従来技術のアセンブリで用いられるシフトキ−とインタ
−ロックキ−の平面図である。
【図7】従来技術の図5の従来技術のアセンブリで用い
られるシフトヨ−クハブ部分の前から見た図である。
られるシフトヨ−クハブ部分の前から見た図である。
【図8】各選択位置に対する図5の従来技術のアセンブ
リの軸及びキ−の位置を示すマトリックスである。
リの軸及びキ−の位置を示すマトリックスである。
【図9】本発明の単軸シフト機構の好ましい実施例を示
す
す
【図10】図9のシフト機構の側面図である。
【図11】図9のシフト機構の正面図である。
【図12】図9のシフト機構に用いられるシフトピンの
平面図である。
平面図である。
【図13】図8と同様な、図9のアセンブリの各選択位
置を示す図である。
置を示す図である。
【図14】本発明の他の実施例の正面図である。
【図15】図14のアセンブリに用いられるシフトピン
の平面図である。
の平面図である。
【図16】本発明のさらに他の実施例の正面図である。
【図17】図16のアセンブリに用いられるシフトピン
の平面図である。
の平面図である。
【図18】図18(a)及び図18(b)は、図9ない
し図16の好ましい実施例のための他のハブ構造を説明
する図である。
し図16の好ましい実施例のための他のハブ構造を説明
する図である。
【図19】ピンがインタ−ロックキ−及びシフトキ−に
置き換えられて用いられている本発明の他の実施例を説
明する図である。
置き換えられて用いられている本発明の他の実施例を説
明する図である。
【図20】図19の実施例の各選択位置に対して、軸、
シフトピン及びインタ−ロックキ−の、図6と同様なマ
トリックスである。
シフトピン及びインタ−ロックキ−の、図6と同様なマ
トリックスである。
【図21】図3及び図4の自動レンジシフト変速機に用
いられる図19の実施例に対する、図20と同様なマト
リックスである。
いられる図19の実施例に対する、図20と同様なマト
リックスである。
H ハウジング 10、110 変速機 302 単軸シフト軸 322、324、326 孔 316、318、320 環状シフトピン 302、304、306 シフトフォ−ク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ジョセフ ダグラス レイノルズ アメリカ合衆国,ミシガン 49034,クラ イマックス,ウエスト メイプル 206 (72)発明者 ダニエル マルタン ア−モック アメリカ合衆国,ミシガン 49345,スパ −タ,12マイル ロ−ド 4760
Claims (23)
- 【請求項1】軸方向に位置する2あるいはそれ以上の選
択された噛み合い部材のための、単軸シフト機構であっ
て、ハウジングへの上記噛み合い部材の内の選択されな
いものを軸方向に固定し、 上記機構は、ハウジング内で軸方向に回転可能に移動可
能である外径表面を有する単軸シフト軸と、上記外表面
から径方向に伸び、軸方向に回転可能に固定されたシフ
ト手段と、上記軸に回転可能に固定された第1の部分
と、上記ハウジングに軸方向に固定された第2の部分と
を有するインタ−ロック手段とを有しており、 上記シフト手段及び上記インタ−ロック手段の少なくと
も1つは、上記表面から径方向外方に延びている複数の
個々のピンと、各噛み合い部材のための少なくとも1つ
のピンとを含むことを特徴とする単軸シフト機構。 - 【請求項2】上記噛み合い部材は、軸方向に移動可能な
ジョ−クラッチ部材である請求項1記載の単軸シフト機
構。 - 【請求項3】上記ピンは、上記軸の外径表面に開口し、
軸方向に延びる孔内に受け入れられ、保持される請求項
1記載の単軸シフト機構。 - 【請求項4】上記ピンは、上記軸の外径表面に開口し、
軸方向に延びる孔内に受け入れられ、保持される請求項
2記載の単軸シフト機構。 - 【請求項5】上記孔は盲孔であり、ピンは上記孔内にプ
レスばめされる請求項4記載の単軸シフト機構。 - 【請求項6】上記孔は孔の口が広がった貫通孔であり、
上記ピンがヘッドピンである請求項4記載の単軸シフト
機構。 - 【請求項7】上記シフト手段は上記ピンによって画定さ
れ、 上記インタ−ロック手段は上記外表面に備えられた軸方
向に延びるキ−溝内に保持され、軸方向に滑ることがで
きるインタ−ロックキ−から延びるインタ−ロック歯に
よって画定され、 上記キ−溝は上記孔の開口に対して向う側の円周上に位
置している請求項4記載の単軸シフト機構。 - 【請求項8】上記シフト手段は上記ピンによって画定さ
れ、 上記インタ−ロック手段は上記外表面に備えられた軸方
向に延びるキ−溝内に保持され、軸方向に滑ることがで
きるインタ−ロックキ−から延びるインタ−ロック歯に
よって画定され、 上記キ−溝は上記孔の開口に対して向う側の円周上に位
置している請求項5記載の単軸シフト機構。 - 【請求項9】上記シフト手段は上記ピンによって画定さ
れ、 上記インタ−ロック手段は上記外表面に備えられた軸方
向に延びるキ−溝内に保持され、軸方向に滑ることがで
きるインタ−ロックキ−から延びるインタ−ロック歯に
よって画定され、 上記キ−溝は上記孔の開口に対して向う側の円周上に位
置している請求項6記載の単軸シフト機構。 - 【請求項10】各クラッチ部材は、各軸を受け入れる軸
方向に延びる貫通孔を備えたハブ部分を有するシフトヨ
−クと結合し、 上記ハブの各々は、上記ピンの1つを受け入れ、かつ軸
の噛み合いのための、向い合う側のつき当たる面を決め
る横断スロットを有する請求項7記載の単軸シフト機
構。 - 【請求項11】各クラッチ部材は、各軸を受け入れる軸
方向に延びる貫通孔を備えたハブ部分を有するシフトヨ
−クと結合し、 上記インタ−ロック手段は、上記ハブ部分内に備えられ
たインタ−ロックピンの孔内に受け入れられる軸方向に
滑ることができるインタ−ロックピンからなる請求項2
記載の単軸シフト機構。 - 【請求項12】上記シフト手段は、上記軸の径方向に延
びる孔内に受け入れられ、かつ保持されるシフトピンに
よって画定され、 各クラッチ部材は、上記軸を受け入れる軸方向に延びる
貫通孔を備えたハブ部分を有するシフトヨ−クと結合
し、 上記インタ−ロック手段は、上記ハブ部分内に備えられ
るインタ−ロックピン孔に受け入れられる軸方向に滑る
インタ−ロックピンからなる請求項2記載の単軸シフト
機構。 - 【請求項13】上記インタ−ロック手段の上記軸に固定
された第1の部分は、上記インタ−ロックピンの一端を
受け入れるための軸のくぼみからなり、 上記インタ−ロック手段の上記軸に固定された第2の部
分は、上記インタ−ロックピンの他端を受け入れるため
のハウジングのくぼみからなり、 上記インタ−ロックピンの軸方向の長さは、上記インタ
−ロックピン孔の軸方向長さより大である請求項11記
載の単軸シフト機構。 - 【請求項14】上記インタ−ロック手段の上記軸に固定
された第1の部分は、上記インタ−ロックピンの一端を
受け入れるための軸のくぼみからなり、 上記インタ−ロック手段の上記軸に固定された第2の部
分は、上記インタ−ロックピンの他端を受け入れるため
のハウジングのくぼみからなり、 上記インタ−ロックピンの軸方向の長さは、上記インタ
−ロックピン孔の軸方向長さより大である請求項12記
載の単軸シフト機構。 - 【請求項15】上記ピンと孔は、実質的に環状の位置関
係にある請求項3記載の単軸シフト機構。 - 【請求項16】上記ピンと孔は、実質的に環状の位置関
係にある請求項4記載の単軸シフト機構。 - 【請求項17】上記ピンと孔は、実質的に環状の位置関
係にある請求項11記載の単軸シフト機構。 - 【請求項18】上記ピンと孔は、実質的に環状の位置関
係にある請求項12記載の単軸シフト機構。 - 【請求項19】ハウジングを含む変速機構のギア比の選
択と噛み合いのための単軸シフト機構であって、 上記ハウジング内の相対する軸方向及び回転移動のため
に取りつけられるシフト軸を含み、かつ外表面を決めて
いる上記機構と、 上記軸に結合される軸方向に回転可能であるシフトブロ
ック部材と、 軸方向に延びる貫通孔を有するスリ−ブのようなハブ部
分、及び上記軸に垂直に延びる一対の反対側のつき当た
り面とを含む複数のシフトフォ−クと、 上記ハブ部分の各々は、上記シフト部材の異なった1つ
と共動するような軸方向の空間の関係にあって、上記シ
ャフトから径方向外方に突出する一組のシフト部材と、 上記軸に関して軸方向かつ円周方向に固定される上記シ
フト部材と、 上記ハブ部分の各々は、1組のインタ−ロック歯の2つ
の隣り合う歯の間に配置されているような軸方向の間隔
を有する関係にある、上記軸から突出する1組のインタ
−ロック歯と、 軸方向に移動可能であるが、上記軸に関して円周方向に
固定され、かつ上記ハウジングに関して軸方向に固定さ
れている上記1組のインタ−ロック歯と、 上記シフト部材及びインタ−ロック歯に相応するものと
して受け入れるために形成される、少なくとも軸方向に
延びる一対の溝とを有する上記各ハブ部分と、 上記ハブの1つの上記溝の1つが、上記インタ−ロック
の組の歯に相応するものと並ぶとき、上記ハブの貫通孔
に沿って所定の位置に配置されている上記溝と、 上記ハブ内にない溝は、上記シフト部材の1つと並び、
上記ハブ部分以外の各ハブ部分の上記みぞの1つは上記
シフト部材の対応するものと並び、そして上記1つのハ
ブ部分以外にない上記ハブ部分の各々の溝が、上記組の
インタ−ロック歯の1つと並ばない単軸シフト機構であ
って、 上記シフト部材は、上記軸から径方向に延び、各ハブ部
分に対する少なくとも1つの環状シフトピンからなり、
上記インタ−ロック歯は上記軸に設けられた軸方向に延
びるインタ−ロックキ−溝内で受けられる単一の滑動で
きるインタ−ロックキ−によって画定される単軸シフト
機構。 - 【請求項20】上記シフトピンは、上記外表面に開口し
ている上記軸内で径方向に延びる孔内で受け入れられ、
かつ保持される請求項19記載の単軸シフト機構。 - 【請求項21】上記孔は盲孔であり、上記シフトピンは
上記孔内にプレスばめされる請求項20記載の単軸シフ
ト機構。 - 【請求項22】上記孔は、口が広がった貫通孔であり、
上記シフトピンはヘッドピンである請求項20記載の単
軸シフト機構。 - 【請求項23】各クラッチ部材は、各軸を受け入れる軸
方向に延びる貫通孔を備えたハブ部分を有するシフトヨ
−クと結合し、 上記ハブの各々は、上記ピンの1つを受け入れ、かつ軸
の噛み合いのための、向い合う側のつき当たる面を決め
る横断スロットを有する請求項19記載の単軸シフト機
構。
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