JPH1047361A - テーパころ軸受及びそのためのグリース保留部材 - Google Patents
テーパころ軸受及びそのためのグリース保留部材Info
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- JPH1047361A JPH1047361A JP9134487A JP13448797A JPH1047361A JP H1047361 A JPH1047361 A JP H1047361A JP 9134487 A JP9134487 A JP 9134487A JP 13448797 A JP13448797 A JP 13448797A JP H1047361 A JPH1047361 A JP H1047361A
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- Japan
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- grease
- tapered roller
- roller bearing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6629—Details of distribution or circulation inside the bearing, e.g. grooves on the cage or passages in the rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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-
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
- F16C19/383—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
- F16C19/385—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings
- F16C19/386—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings in O-arrangement
-
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/60—Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グリースを適量づつ軸受空間へ供給できるテ
ーパころ軸受及びそのためのグリース保留部材を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】テーパ状の軌道面が形成された内輪(2,
3)と外輪(1)の二種の軌道輪を有し、テーパころ
(4,5)を間隔をもって保持する保持器(6,7)と
該テーパころが配されるための軸受空間を形成するテー
パころ軸受において、グリース保留手段(10)が上記
軌道輪(1,2,3)のうちの一つに接続されている。
ーパころ軸受及びそのためのグリース保留部材を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】テーパ状の軌道面が形成された内輪(2,
3)と外輪(1)の二種の軌道輪を有し、テーパころ
(4,5)を間隔をもって保持する保持器(6,7)と
該テーパころが配されるための軸受空間を形成するテー
パころ軸受において、グリース保留手段(10)が上記
軌道輪(1,2,3)のうちの一つに接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】テーパ状の軌道面が形成され
た内輪と外輪の二種の軌道輪を有し、テーパころを間隔
をもって保持する保持器と該テーパころが配されるため
の軸受空間を形成するテーパころ軸受に関する。
た内輪と外輪の二種の軌道輪を有し、テーパころを間隔
をもって保持する保持器と該テーパころが配されるため
の軸受空間を形成するテーパころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるテーパころ軸受は広く知られてい
る。これらの軸受は半径方向そして軸方向の荷重を受け
ることができる。円滑な運転を行うために、通常、外輪
と内輪の間の軸受空間内に所定量のグリースが充填され
る。運転と共に、グリース中の油の分離によってグリー
スは次第に消費される。これは、一定の運転期間経過後
には新たにグリースが加えられなければならないことを
意味する。
る。これらの軸受は半径方向そして軸方向の荷重を受け
ることができる。円滑な運転を行うために、通常、外輪
と内輪の間の軸受空間内に所定量のグリースが充填され
る。運転と共に、グリース中の油の分離によってグリー
スは次第に消費される。これは、一定の運転期間経過後
には新たにグリースが加えられなければならないことを
意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グリー
スの消費は、回転せる軌道輪そしてころと保持器の組立
体の回転運動に起因してグリースに作用する遠心力によ
って阻止される。これにより、グリースは軸受空間の径
の大きい部分に向け押し出され、ついには、潤滑の目的
に機能しない部分へ集められるようになる。
スの消費は、回転せる軌道輪そしてころと保持器の組立
体の回転運動に起因してグリースに作用する遠心力によ
って阻止される。これにより、グリースは軸受空間の径
の大きい部分に向け押し出され、ついには、潤滑の目的
に機能しない部分へ集められるようになる。
【0004】さらに、公知の軸受で起こり得る問題は、
軸受空間へのグリースの不正確な供給である。グリース
の充填後に、過度の量のグリースが軸受空間あるいはこ
ろと保持器の組立体の空間に達する。グリースは遠心力
の影響の下では、より大きな径の部分へ移動する。又、
グリースの動きがその粘性による摩擦のために軸受温度
を上昇せしめる。
軸受空間へのグリースの不正確な供給である。グリース
の充填後に、過度の量のグリースが軸受空間あるいはこ
ろと保持器の組立体の空間に達する。グリースは遠心力
の影響の下では、より大きな径の部分へ移動する。又、
グリースの動きがその粘性による摩擦のために軸受温度
を上昇せしめる。
【0005】この発明の目的は、これらの問題を解消し
たテーパころ軸受を提供することにある。
たテーパころ軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明に
よれば、上記目的は、グリース保持手段が両軌道輪の一
方に接続されることにより達成される。
よれば、上記目的は、グリース保持手段が両軌道輪の一
方に接続されることにより達成される。
【0007】グリース保留手段は、運転中に発生する衝
撃荷重や遠心力の下においてさえも、グリースが早期に
軸受空間に移って行くことを阻止する。特に、グリース
保留手段が内輪の軌道面の最小径部分に近接して外輪に
接続されているときには、その機能が十分に発揮され
る。グリース保留手段は種々の形態で実現できる。好ま
しくは、グリースが保留されるような周溝空間をもつ溝
輪とすることである。該溝輪は周溝空間と軸受空間とを
連通する開孔を有している。かかる溝輪はU字状断面を
もつように、そしてその溝底が外輪に向くようにするこ
とができる。グリースは遠心力によって上記底溝へ圧せ
られるので容易にU字状の周溝空間内に保留される。開
孔はグリースしたがって油が軸受空間へ徐々に送られる
ことを確実ならしめる。
撃荷重や遠心力の下においてさえも、グリースが早期に
軸受空間に移って行くことを阻止する。特に、グリース
保留手段が内輪の軌道面の最小径部分に近接して外輪に
接続されているときには、その機能が十分に発揮され
る。グリース保留手段は種々の形態で実現できる。好ま
しくは、グリースが保留されるような周溝空間をもつ溝
輪とすることである。該溝輪は周溝空間と軸受空間とを
連通する開孔を有している。かかる溝輪はU字状断面を
もつように、そしてその溝底が外輪に向くようにするこ
とができる。グリースは遠心力によって上記底溝へ圧せ
られるので容易にU字状の周溝空間内に保留される。開
孔はグリースしたがって油が軸受空間へ徐々に送られる
ことを確実ならしめる。
【0008】好ましい実施形態によると、二組のテーパ
ころが対応せる内輪と外輪との間で離れた軸受空間内に
それぞれ配され、軌道輪は軌道面の最小径部分が近接す
るように配置され、グリース保留部材が軸方向にて二つ
の内輪の間に位置している。
ころが対応せる内輪と外輪との間で離れた軸受空間内に
それぞれ配され、軌道輪は軌道面の最小径部分が近接す
るように配置され、グリース保留部材が軸方向にて二つ
の内輪の間に位置している。
【0009】特殊な用途、例えば列車用軸受ユニットで
は、外輪が単体として形成されるが、そのようなときに
は、グリース保留部材が該単一に形成された外輪の軸方
向中央位置部分に接続される。ここで、グリース保留部
材は、溝底から半径内方に延びる平行な二つのフランジ
部を有して周溝空間を形成する溝輪として構成され該フ
ランジ部に開孔が形成されているとすることができる。
は、外輪が単体として形成されるが、そのようなときに
は、グリース保留部材が該単一に形成された外輪の軸方
向中央位置部分に接続される。ここで、グリース保留部
材は、溝底から半径内方に延びる平行な二つのフランジ
部を有して周溝空間を形成する溝輪として構成され該フ
ランジ部に開孔が形成されているとすることができる。
【0010】溝輪は簡単に組み込むことができる。例え
ば、スナップ嵌合である。溝輪の溝底に半径外方に延出
するパイプスタッブが少なくとも一つ設けられていて、
外輪に形成された対応せる孔に上記パイプスタッブが嵌
入される。
ば、スナップ嵌合である。溝輪の溝底に半径外方に延出
するパイプスタッブが少なくとも一つ設けられていて、
外輪に形成された対応せる孔に上記パイプスタッブが嵌
入される。
【0011】従来通り、グリースの補給は上記の外輪に
形成された孔(グリース補給孔)から行われる。実際
は、当初は、グリースの殆どが上記孔の近くの領域に集
まっていて、均一に拡散していない。グリースを早く均
一に分散させるために、溝輪のフランジ部に形成された
複数の開孔が種々の大きさそして間隔をもって配されて
いる。
形成された孔(グリース補給孔)から行われる。実際
は、当初は、グリースの殆どが上記孔の近くの領域に集
まっていて、均一に拡散していない。グリースを早く均
一に分散させるために、溝輪のフランジ部に形成された
複数の開孔が種々の大きさそして間隔をもって配されて
いる。
【0012】グリース保留手段のさらなる利点は、軸受
の保管そして輸送時に顕著となる。かかる環境では、グ
リースは次第に低い部分へ降下し、その殆どは軌道面と
ころとの間に達してしまうという傾向にある。このよう
な軸受は運転に入るとすぐにも温度上昇を起こしてしま
う。上記のグリース保留手段はこのような好ましくない
グリースの集中化を阻止する。
の保管そして輸送時に顕著となる。かかる環境では、グ
リースは次第に低い部分へ降下し、その殆どは軌道面と
ころとの間に達してしまうという傾向にある。このよう
な軸受は運転に入るとすぐにも温度上昇を起こしてしま
う。上記のグリース保留手段はこのような好ましくない
グリースの集中化を阻止する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもどづき、本発
明の実施の形態を説明する。
明の実施の形態を説明する。
【0014】図1に示されるテーパころ軸受は単一型の
外輪1と分割型の内輪2,3を有している。これらの軌
道輪(内輪と外輪)の間には、二組のころ4,5が配置
されている。各組において、複数のころは保持器6,7
によりそれぞれ周方向に間隔をもって分布される。
外輪1と分割型の内輪2,3を有している。これらの軌
道輪(内輪と外輪)の間には、二組のころ4,5が配置
されている。各組において、複数のころは保持器6,7
によりそれぞれ周方向に間隔をもって分布される。
【0015】二つの内輪はスペーサリング8により軸方
向に隔離されている。
向に隔離されている。
【0016】グリース補給孔9が外輪1に形成されてい
る。
る。
【0017】本発明によると、グリース保留部材10は
外輪1に接続されている。このグリース保留部材10は
溝底部11と、半径内方に延出するフランジ部12,1
3を有している。グリース保留部材10の溝底部11に
は少なくとも一つのパイプスタッブ14が設けられてい
て上記グリース補給孔9に嵌着されている。上記グリー
ス保持部材10のフランジ部12,13の内周縁と対向
せるスペーサリング8との間には、若干の隙間がある。
外輪1に接続されている。このグリース保留部材10は
溝底部11と、半径内方に延出するフランジ部12,1
3を有している。グリース保留部材10の溝底部11に
は少なくとも一つのパイプスタッブ14が設けられてい
て上記グリース補給孔9に嵌着されている。上記グリー
ス保持部材10のフランジ部12,13の内周縁と対向
せるスペーサリング8との間には、若干の隙間がある。
【0018】図2はグリース保持部材10が三つのパイ
プスタッブ14を有している様子が示されており、この
三つのパイプスタッブ14が外輪のそれぞれのグリース
補給孔9に嵌着されている。
プスタッブ14を有している様子が示されており、この
三つのパイプスタッブ14が外輪のそれぞれのグリース
補給孔9に嵌着されている。
【0019】図1及び図2からも明らかなように、フラ
ンジ部12,13には複数の開孔15が形成されてい
て、各開孔15は特殊なパターンをなすような間隔をも
って位置している。パイプスタッブ14の近くでは、該
パイプスタッブ14から遠いところに位置する開孔の間
隔よりも広い間隔をもって開孔が分布している。その理
由は次のごとくである。
ンジ部12,13には複数の開孔15が形成されてい
て、各開孔15は特殊なパターンをなすような間隔をも
って位置している。パイプスタッブ14の近くでは、該
パイプスタッブ14から遠いところに位置する開孔の間
隔よりも広い間隔をもって開孔が分布している。その理
由は次のごとくである。
【0020】グリースの補給の際には、一定量、例えば
80グラムが上記グリース補給孔9とパイプスタッブ1
4を経て、外輪1を通して導入される。実際は、最初の
うちは周溝空間の全域には拡がらず、多くのグリースは
上記のパイプスタッブ14の近くに集まっている。
80グラムが上記グリース補給孔9とパイプスタッブ1
4を経て、外輪1を通して導入される。実際は、最初の
うちは周溝空間の全域には拡がらず、多くのグリースは
上記のパイプスタッブ14の近くに集まっている。
【0021】しかし、グリースはパイプスタッブ14の
近くの数少ない開孔15により、開溝空間でさらに拡が
るように少なからず強いられる。これにより、パイプス
タッブの近くの領域では限られただけの量のグリースが
開孔を通過する。残りのグリースはパイプスタッブから
離れたところを流れ他の開孔15を通って行く。
近くの数少ない開孔15により、開溝空間でさらに拡が
るように少なからず強いられる。これにより、パイプス
タッブの近くの領域では限られただけの量のグリースが
開孔を通過する。残りのグリースはパイプスタッブから
離れたところを流れ他の開孔15を通って行く。
【0022】こうしてグリースのテーパころ軸受の周方
向全域にわたり平均的な拡散が確実になされる。さらに
は、軸受の輸送あるいは保管中、グリース保留部材は、
例えばテーパころ軸受が長期にわたり一つの姿勢で保管
されているときに、グリースが軸受空間内へ降下して行
くことを防止する。
向全域にわたり平均的な拡散が確実になされる。さらに
は、軸受の輸送あるいは保管中、グリース保留部材は、
例えばテーパころ軸受が長期にわたり一つの姿勢で保管
されているときに、グリースが軸受空間内へ降下して行
くことを防止する。
【0023】図3はグリース保留部材10が多くの橋絡
部16と開孔17をもつことができるこを示している。
部16と開孔17をもつことができるこを示している。
【0024】グリース保留部材はプラスチックのような
材料、あるいはアルミニウム、鋼材のごとくの材料で作
ることができる。
材料、あるいはアルミニウム、鋼材のごとくの材料で作
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態としてのテーパころ軸受の
上半部を示す断面図である。
上半部を示す断面図である。
【図2】本発明によるグリース保留部材の断面図であ
る。
る。
【図3】図2のグリース保留部材の一部破断正面図であ
る。
る。
1 外輪 2,3 内輪 4,5 テーパころ 6,7 保持器 9 孔(グリース補給孔) 10 グリース保留手段(グリース保留部材、溝
輪) 12,13 フランジ部 14 パイプスタッブ 15 開孔
輪) 12,13 フランジ部 14 パイプスタッブ 15 開孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッツ ヨハン パーション オランダ国、1081 ワイピー アムステル ダム、アムステルフェーンセベーグ 942 (72)発明者 ニコラス コールラード オランダ国、3417 エーケー モントフォ ールトフェーレンデ ホークストラート 16
Claims (12)
- 【請求項1】 テーパ状の軌道面が形成された内輪
(2,3)と外輪(1)の二種の軌道輪を有し、テーパ
ころ(4,5)を間隔をもって保持する保持器(6,
7)と該テーパころが配されるための軸受空間を形成す
るテーパころ軸受において、グリース保留手段(10)
が上記軌道輪(1,2,3)のうちの一つに接続されて
いることを特徴とするテーパころ軸受。 - 【請求項2】 グリース保留手段は、内輪の軌道面の最
小径部分に近接して、外輪(1)に接続されていること
とする請求項1に記載のテーパころ軸受。 - 【請求項3】 グリース保留手段はグリースが保留され
る周溝空間が形成された溝輪(10)であり、該溝輪
(10)は軸受空間と周溝空間とを連通する開孔(1
5)を有していることとする請求項1又は2に記載のテ
ーパころ軸受。 - 【請求項4】 溝輪(10)はU字状断面を有し、溝底
が半径方向外側に位置していることとする請求項3に記
載のテーパころ軸受。 - 【請求項5】 溝輪(10)は射出成形された樹脂製で
あることとする請求項3又は4に記載のテーパころ軸
受。 - 【請求項6】 二組のテーパころ(4,5)が対応せる
内輪(2,3)と外輪(1)との間で離れた軸受空間内
にそれぞれ配され、軌道輪は軌道面最小径部分が互に近
接するように配置され、グリース保留部材(10)が軸
方向にて二つの内輪(2,3)の間に位置していること
とする請求項1ないし5のうちの一つに記載のテーパこ
ろ軸受。 - 【請求項7】 外輪(1)が単体として形成され、グリ
ース保留部材(10)が該単一に形成された外輪(1
0)の軸方向中央位置部分に接続されていることとする
請求項6に記載のテーパころ軸受。 - 【請求項8】 グリース保留部材(10)が溝底から半
径内方に延びる平行な二つのフランジ部(12,13)
を有して周溝空間を形成する溝輪として構成され、該フ
ランジ部(12,13)に開孔(15)が形成されてい
ることとする請求項7、請求項4、そして請求項5のう
ちの一つに記載のテーパころ軸受。 - 【請求項9】 溝輪(10)の溝底(11)に半径外方
に延出するパイプスタッブ(14)が少なくとも一つ設
けられていて、外輪(1)に形成された対応せる孔
(9)に上記パイプスタッブ(14)が嵌入しているこ
ととする請求項8に記載のテーパころ軸受。 - 【請求項10】 溝輪のフランジ部(12,13)が異
なる大きさの複数の開孔を有していることとする請求項
9に記載のテーパころ軸受。 - 【請求項11】 フランジ部(12,13)の複数の開
孔(15)が異なる間隔をもって配置されていることと
する請求項9又は請求項10に記載のテーパころ軸受。 - 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のうちの一
つのテーパころ軸受のためのグリース保留部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL1003110 | 1996-05-14 | ||
NL1003110A NL1003110C2 (nl) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | Kegellager met vasthoudmiddel voor vet, alsmede vasthoudmiddel voor vet. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1047361A true JPH1047361A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=19762856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9134487A Pending JPH1047361A (ja) | 1996-05-14 | 1997-05-09 | テーパころ軸受及びそのためのグリース保留部材 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5803616A (ja) |
EP (1) | EP0807763B1 (ja) |
JP (1) | JPH1047361A (ja) |
CN (1) | CN1165254A (ja) |
DE (1) | DE69707348T2 (ja) |
ES (1) | ES2162190T3 (ja) |
NL (1) | NL1003110C2 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
JP2008240896A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Ntn Corp | 複列ころ軸受 |
JP2016524103A (ja) * | 2013-07-03 | 2016-08-12 | アクティエボラゲット・エスコーエッフ | 潤滑剤カートリッジを具備する軸受組立体 |
WO2020218239A1 (ja) * | 2019-04-26 | 2020-10-29 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受用グリース組成物および円すいころ軸受 |
CN112483553A (zh) * | 2019-09-11 | 2021-03-12 | 斯凯孚公司 | 滚动轴承装置和滚动轴承 |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2000211310A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Ntn Corp | 車輪の支持構造 |
DE10107706A1 (de) * | 2001-02-19 | 2002-10-02 | Rexroth Star Gmbh | Drehlager mit Schmierkanalanordnung Gewindetrieb mit drehgelagerter Gewindemutter |
US6533363B1 (en) | 2002-02-26 | 2003-03-18 | Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc | Grease retainer for vehicle wheel hubs |
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