JPH1045959A - ポリオレフィン系樹脂組成物及びフィルム - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂組成物及びフィルムInfo
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Abstract
及び滑り性に優れたポリオレフィン系樹脂組成物及び該
樹脂組成物からなるフィルムを提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂100重量部に対
して、重量平均粒子径が1〜15μmの架橋したエチレ
ン系樹脂からなる粒子0.01〜2重量部を含有するこ
とを特徴とするポリオレフィン系樹脂組成物及び該樹脂
組成物からなるフィルム。
Description
性、耐スクラッチ性、滑り性及び透明性に優れたポリオ
レフィン系樹脂組成物及び該樹脂組成物からなるフィル
ムに関するものである。更に詳しくは、ポリオレフィン
系樹脂及び特定の粒子径を有する架橋したエチレン系樹
脂からなる粒子を含有するポリオレフィン系樹脂組成物
及び該樹脂組成物からなるフィルムに関するものであ
る。
リオレフィン系樹脂を含む組成物からなるポリオレフィ
ン系フィルムは、食品、繊維、医薬品、肥料、雑貨品な
どの包装用及び農業用被覆材として幅広い用途に使用さ
れている。この様なポリオレフィン系フィルムには、フ
ィルム加工工程、印刷工程、製袋工程及び該袋への内容
物の充填工程などにおける該フィルムの取り扱い作業性
を良くする為に、シリカ、タルク、ゼオライト等の抗ブ
ロッキング剤や有機アミド等の滑剤が配合されている。
した場合、フィルムの輸送時等のフィルム同志の摩擦に
よるフィルム表面の耐スクラッチ性が悪化して、フィル
ムの透明性が低下し、外観上問題が発生するといった欠
点を有する。また、特開平7−258478号公報に
は、ポリオレフィン系樹脂及び架橋アクリル系樹脂、架
橋ポリスチレン系樹脂、架橋ポリアミド系樹脂、架橋シ
リコーン樹脂などの樹脂粒子を含有する樹脂組成物が紹
介されているが、該樹脂組成物は抗ブロッキング性が改
良されるものの耐スクラッチ性の点でさらに改良が望ま
れていた。
ロッキング性、耐スクラッチ性、滑り性及び透明性に優
れたポリオレフィン系樹脂組成物及び該樹脂組成物から
なるフィルムを提供することにある。
キング性、耐スクラッチ性、滑り性及び透明性に優れた
ポリオレフィン系樹脂組成物及び該樹脂組成物からなる
フィルムについて鋭意検討した結果、ポリオレフィン系
樹脂及び特定の粒子径を有する架橋したエチレン系樹脂
からなる粒子を含む樹脂組成物及び該樹脂組成物からな
るフィルムが本発明の目的を達成することを見出し、本
発明を完成させた。
脂100重量部に対して、重量平均粒子径が1〜15μ
mの架橋したエチレン系樹脂からなる粒子(以下、「架
橋エチレン系樹脂粒子」と称する)0.01〜2重量部
を含有することを特徴とするポリオレフィン系樹脂組成
物である。また、本発明は前記ポリオレフィン系樹脂組
成物からなることを特徴とするフィルムである。以下、
本発明を詳細に説明する。
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−
1、ポリ−4−メチル−ペンテン−1などの単独重合体
およびエチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−1共重合体、エチレン−4−メチルペンテン−1共
重合体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−
オクテン−1共重合体、エチレン−デセン−1共重合
体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体等のエ
チレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−メタアク
リル酸共重合体及びそのエステル誘導体、エチレン−ア
クリル酸共重合体及びそのエステル誘導体、プロピレン
−ブテン−1共重合体、プロピレン−4−メチルペンテ
ン−1共重合体等のプロピレン−α−オレフィン共重合
体等が挙げられる。さらに、エチレンと共役ジエンや非
共役ジエンの様な多不飽和化合物との共重合体も挙げら
れる。また、エチレンとマレイン酸などの不飽和カルボ
ン酸及びそのエステル化物や酸無水物との共重合体や、
エチレンと酢酸ビニルなどのビニルエステル類との共重
合体などが挙げられる。これらのポリオレフィン系樹脂
は、一種または二種以上用いてもよい。
ては、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−α−オレフィン共重合体が好ましい。さらに、ポリオ
レフィン系樹脂としては、低密度ポリエチレン及びエチ
レン−α−オレフィン共重合体がより好ましく、該エチ
レン−α−オレフィン共重合体の中でもエチレンと炭素
数4〜10のα−オレフィンとの共重合体がより好まし
い。
度は、通常0.880〜0.970g/cm3 の範囲、
好ましくは0.890〜0.940g/cm3 の範囲で
ある。またメルトフローレートは、通常0.1〜50g
/10分の範囲、好ましくは0.2〜20g/10分の
範囲である。本発明で用いるポリオレフィン系樹脂の製
造方法は、特に限定されるものではなく、例えばイオン
重合法またはラジカル重合法が挙げられる。
は、重量平均粒子径が1〜15μmの範囲、好ましくは
3〜13μmであり、さらに好ましくは5〜10μmで
ある。該粒子の重量平均粒子径が、1μm未満では抗ブ
ロッキング性に劣り、一方15μmを越えるとフィルム
の透明性を悪化させる。重量平均粒子径は、コールター
カウンターを用いて計測される。
に限定されるものではないが、例えば重量平均粒子径1
〜15μmの未架橋のエチレン系樹脂粒子を架橋させて
本発明の架橋エチレン系樹脂粒子を製造する方法が挙げ
られる。架橋させる方法としては、未架橋のエチレン系
樹脂粒子をγ線照射や電子線照射などにより架橋する方
法や未架橋のエチレン系樹脂粒子にパーオキサイド等を
溶液系で含浸させた後、加熱することにより架橋する方
法などがある。これらの中でも、未架橋のエチレン系樹
脂粒子をγ線照射または電子線照射する方法が好まし
い。ここで用いるエチレン系樹脂粒子としては、例えば
住友精化(株)製の「フロービーズ」などが挙げられ
る。また、エチレン系樹脂粒子を製造する際にパーオキ
サイド等で架橋させてもよい。
架橋度は、樹脂組成物からフィルムを成形する時に、粒
子の形状を保持できる程度の架橋度以上であればよい。
架橋度は、例えば温度190℃、荷重2.16kg条件
でのメルトフローレートが測定できないことで判定した
り、また、窒素雰囲気下、190℃で10分間熱処理を
行った後、光学顕微鏡または走査型電子顕微鏡での観察
により、粒子の状態を保持していることにより判定でき
る。
レン系樹脂としては、例えばエチレン重合体、エチレン
−α−オレフィン共重合体、エチレンとα, β−不飽和
カルボン酸共重合体及びそのエステル誘導体、エチレン
とカルボン酸ビニルエステルとの共重合体の中から少な
くとも1種挙げられる。具体的には、高圧法低密度ポリ
エチレン;エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
ブテン−1共重合体、エチレン−4−メチルペンテン−
1共重合体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレ
ン−オクテン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブ
テン−1共重合体等のエチレンと炭素数3〜8のα−オ
レフィンとの共重合体;エチレン−メタアクリル酸共重
合体及びそのエステル誘導体、エチレン−アクリル酸共
重合体及びそのエステル誘導体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体が挙げられる。さらに、エチレンと共役ジエン
や非共役ジエンの様な多不飽和化合物との共重合体も挙
げられる。これらのエチレン系樹脂は、一種または二種
以上用いてもよい。
オレフィン系樹脂100重量部に対して0.01〜2重
量部、好ましくは0.1〜1重量部である。該配合量が
過少の場合は、抗ブロッキング性の改良効果に乏しく、
一方配合量が過多な場合は、透明性の改良効果に乏し
い。
必要に応じて、目的とする性能を損なわない範囲におい
て公知の抗ブロッキング剤を併用しても差し支えない。
該抗ブロッキング剤としては、例えば架橋アクリル系樹
脂粒子、架橋ポリスチレン系樹脂粒子などの合成抗ブロ
ッキング剤;シリカ、クレー、タルク、珪藻土、長石、
カオリン、ゼオライト、カオリナイト、ウォラストナイ
ト、セリサイトなどの天然抗ブロッキング剤;合成シリ
カ、結晶質または非晶質のアルミノシリケートなどの無
機系粒子が挙げられる。なお、これらは、その表面をス
テアリン酸などの高級脂肪酸、チタンカップリング剤、
シランカップリング剤などの表面処理剤により処理され
たものであってもよい。
脂肪酸アミド化合物のような有機アミドを配合して用い
ることが好ましい。脂肪酸アミド化合物の配合量は、ポ
リオレフィン系樹脂100重量部に対して0.4重量部
以下、好ましくは0.01〜0.2重量部である。この
範囲において脂肪酸アミド化合物を配合することによ
り、滑り性および耐スクラッチ性の効果をより一層向上
させることができる。脂肪酸アミド化合物としては、例
えば飽和脂肪酸アミド、不飽和脂肪酸アミド、飽和脂肪
酸ビスアミド、不飽和脂肪酸ビスアミドなどが挙げら
れ、これらは一種または二種以上を併用してもよい。
チン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド
などが挙げられる。不飽和脂肪酸アミドとしては、例え
ばオレイン酸アミド、エルカ酸アミドなどが挙げられ
る。飽和脂肪酸ビスアミドとしては、例えばエチレンビ
スパルミチン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミ
ド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミドなどが挙げ
られる。不飽和脂肪酸ビスアミドとしては、例えばエチ
レンビスオレイン酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイ
ン酸アミド、N,N’−ジオレイルセバシン酸アミドな
どが挙げられる。脂肪酸アミド化合物としては、これら
の中でも不飽和脂肪酸アミドや不飽和脂肪酸ビスアミド
が好ましい。
造する方法は、特に限定されるものではなく、本発明で
用いるポリオレフィン系樹脂が溶融する条件下に各成分
を均一に混練すればよい。具体的な方法としては、公知
の方法、例えばタンブラーブレンダー、ヘンシェルミキ
サーなどで各成分を混合した後、更に単軸押出機、多軸
押出機で加熱下混練造粒する方法、あるいは、ニーダー
やバンバリ−ミキサーなどで加熱下混練後、押出機を用
いて造粒する方法が挙げられる。
レン系樹脂粒子を高濃度で加熱下混合してマスターペレ
ットとした後、さらにポリオレフィン系樹脂に該マスタ
ーペレットを必要量配合して、本発明のポリオレフィン
系樹脂組成物を製造することもできる。また、本発明の
ポリオレフィン系樹脂組成物に脂肪酸アミド化合物を配
合する場合には、ポリオレフィン系樹脂に、脂肪酸アミ
ド化合物を高濃度で溶融混合してマスターペレットとし
た後、さらに本発明のポリオレフィン系樹脂組成物に該
マスターペレットを必要量配合してもよい。
通常使用される酸化防止剤、帯電防止剤、耐候剤、紫外
線吸収剤、防曇剤、顔料などを本発明の目的を損なわな
い範囲で含んでもよい。
種々の公知の成形加工方法、例えば空冷インフレーショ
ン成形法、水冷インフレーション成形法、キャスト成形
法などによりフィルムとすることができる。本発明のフ
ィルムの厚さは、通常5〜200μである。フィルム
は、本発明の組成物を単独で成形加工してもよいし、他
の熱可塑性樹脂組成物と積層成形加工してもよい。ま
た、積層成形加工においては、本発明の樹脂組成物が最
外層の両側または片側になるよう成形加工することが好
ましい。積層成形の例としては、本発明の樹脂組成物と
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、ポリアミド、ポリエステルなどの樹脂とを共
押出インフレーション成形または共押出キャスト成形す
ることにより、二層ないしは三層以上の共押出フィルム
に成形する例が挙げられる。
押出でフィルム成形加工した後、該フィルムと延伸また
は未延伸のポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド
などのフィルムまたはシート、アルミ箔、セロハン、
紙、さらにはその複合フィルムまたはシートなどとをド
ライラミネーションまたはサンドイッチラミネーション
することにより積層フィルムまたは積層シートにするこ
とができる。更に、本発明のポリオレフィン系樹脂組成
物を各種のプラスチックフィルム、アルミ箔、紙板、紙
などの基材に対して押出コーティングまたは共押出コー
ティングすることによりラミネート物を作製することも
できる。
体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定され
るものではない。
下に示した。なお、MFRは、190℃、2.16kg
荷重条件でのメルトフローレートを示し、dは密度を示
す。 (1)ポリオレフィン系樹脂 1)PO−1 エチレン−ヘキセン−1共重合体(MFR=2.0g/
10分、d=0.912g/cm3 ) 2)PO−2 エチレン−ヘキセン−1共重合体(MFR=2.1 g/
10分、d=0.921g/cm3 ) 3)PO−3 エチレン−ブテン−1共重合体(MFR=2.5g/
分、d=0.905g/cm3 ) PO−1は、チーグラー系触媒を用い、高圧イオン重合
法で製造されたものである。PO−2は、メタロセン系
触媒を用い、溶液重合法により製造されたものである。
PO−3は、メタロセン系触媒を用い、高圧イオン重合
法で製造されたものである。
る架橋エチレン系樹脂粒子、及びその他の成分)は、以
下に示したものを使用した。 1)ABA−1 フロービーズ EA209(住友精化(株)製エチレン
−アクリル酸共重合体粒子)を50KGyのγ線照射架
橋したもの。重量平均粒子径=10μ 2)ABA−2 フロービーズ LE1080(住友精化(株)製低密度
ポリエチレン粒子)を200KGyのγ線照射架橋した
もの。重量平均粒子径=6μ 3)ABA−3 フロービーズ EA209(住友精化(株)製エチレン
−アクリル酸共重合体粒子)、重量平均粒子径=10μ
(未架橋物) 4)ABA−4 エポスターMA1010(日本触媒(株)製架橋ポリメ
チルメタクリレート粒子) 重量平均粒子径=10μ 5)ABA−5 シルトンJC−50(水澤化学工業(株)製アルミノシ
リケート粒子)、重量平均粒子径=4.9μ
を配合し、バンバリーミキサーを用い、加熱下混練して
マスターバッチとした。
の製造 ポリオレフィン系樹脂96重量%及びエルカ酸アミド4
重量%を配合し、バンバリーミキサーを用い、溶融混練
してマスターバッチとした。
測定は下記の方法によった。 (1)重量平均粒子径 日科機(株)製コールターカウンターmodel TA
−IIを用い、アパーチャー径20μまたは200μ、電
解液ISOTON IIで測定した。 (2)ヘイズ(透明性) ASTM D1003−61に準拠して測定した。 (3)抗ブロッキング性 成形フィルムを23±2℃、50±5%RHで24時間
以上放置した後、成形フィルムを二枚を重ね合わせ、4
0℃に調整されたオーブン中、10cm×10cmの面
積に対し、40kgの荷重下、7日間密着させた後、東
洋精機(株)製フィルム剥離試験機を用い、重ね合わせ
た2枚の成形フィルムを垂直に剥離するのに必要な荷重
を測定し、ブロッキング性の尺度とした。数値の小さい
方が抗ブロッキング性に優れる。 (4)動摩擦係数(滑り性) JIS K7125−1987に準拠して測定した。 (5)耐スクラッチ性 ポリウレタンフォームのスポンジ((株)アカサカ製ニ
ュートップクリーナ)を一枚の成形フィルムで包んだも
のを振とう器に取り付けて、該フィルムと別の1枚の成
形フィルムとが接触するように、振とう速度120回/
分で1分間傷つき処理を施した。処理後のフィルムのヘ
イズを測定し、耐スクラッチ性を評価した。処理前後の
ヘイズの差(△Haze)が小さいものほど耐スクラッ
チ性が良好である。
肪酸アミド化合物マスターバッチを用いて、表1及び表
2に示す所定の混合割合でタンブラーミキサーにてドラ
イブレンドを行い、ダイ径125mm、ダイリップ2.
0mmのダイと50mmφの単軸押出機からなるプラコ
ー(株)製インフレーションフィルム成形機を用いて、
25kg/hrの押出速度、160℃のダイ設定温度、
ブロー比1.8の条件で、50μm厚さの単層フィルム
を得た。得られたフィルムを評価した。結果を表1及び
表2に示す。
ブロッキング性、耐スクラッチ性、透明性及び滑り性に
優れたポリオレフィン系樹脂組成物及び該樹脂組成物か
らなるフィルムが提供できる。本発明のフィルムは、そ
の優れた特徴を生かして、例えば食品、繊維、医薬品、
肥料、雑貨品及び工業用部品などの包装材として、ま
た、農業用被覆材及び建築用被覆材として最適に使用で
きる。
Claims (5)
- 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し
て、重量平均粒子径が1〜15μmの架橋したエチレン
系樹脂からなる粒子0.01〜2重量部を含有すること
を特徴とするポリオレフィン系樹脂組成物。 - 【請求項2】ポリオレフィン系樹脂が低密度ポリエチレ
ンまたはエチレン−α−オレフィン共重合体である請求
項1記載のポリオレフィン系樹脂組成物。 - 【請求項3】エチレン系樹脂が、エチレン重合体、エチ
レン−α−オレフィン共重合体、エチレン−α, β−不
飽和カルボン酸共重合体、エチレン−α, β−不飽和カ
ルボン酸共重合体のエステル誘導体及びエチレン−カル
ボン酸ビニルエステル共重合体の中から選ばれる少なく
とも1種のエチレン系樹脂である請求項1記載のポリオ
レフィン系樹脂組成物。 - 【請求項4】架橋したエチレン系樹脂からなる粒子が、
未架橋のエチレン系樹脂からなる粒子にγ線照射または
電子線照射することによって得られるものである請求項
1記載のポリオレフィン系樹脂組成物。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のポリオレ
フィン系樹脂組成物からなることを特徴とするフィル
ム。
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---|---|---|---|
JP20152496A JP3738489B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ポリオレフィン系樹脂組成物及びフィルム |
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-
1996
- 1996-07-31 JP JP20152496A patent/JP3738489B2/ja not_active Expired - Fee Related
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