JPH1045190A - 偏平状記録媒体の包装体 - Google Patents

偏平状記録媒体の包装体

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JPH1045190A
JPH1045190A JP20552796A JP20552796A JPH1045190A JP H1045190 A JPH1045190 A JP H1045190A JP 20552796 A JP20552796 A JP 20552796A JP 20552796 A JP20552796 A JP 20552796A JP H1045190 A JPH1045190 A JP H1045190A
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JP20552796A
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Shunji Yano
俊二 矢野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性があり、しかも本への綴じ込みが簡単
な偏平状記録媒体の包装体を提供する。 【解決手段】 折線aを介して連接する2つの紙片1,
2における一方の紙片1に、CD4を入れた収納袋3を
貼り付け、一方の紙片1における収納袋3の周囲に固定
用糊部5を形成すると共に3辺の端縁に沿って重合用糊
部6を形成し、こらの糊部5,6により両紙片1,2を
貼り合わせる。収納袋3におけるCD4のデータ面に当
接する側に不織布を用いるのが好ましい。また、CD4
の取出しを容易にするため、両紙片1,2の角部に未接
着部分7を残すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク(CD)、ミニディスク(MD)等の偏平状記録媒体
を雑誌等の書籍の付録として添付する場合に使用される
偏平状記録媒体の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、雑誌等の書籍の付録としてCD等
の偏平状記録媒体を添付する場合、これらを厚紙のパッ
ケージや紙製又はフィルム製の袋に収納し、これらを書
籍の頁間に挟み込んで販売形態とすることが一般的に行
われている。しかしながら、この挟み込み方式では搬送
中等の流通段階においてCD等を収納したパッケージや
袋が簡単に外れてしまい品質保証の点で問題がある上
に、店頭での販売時には盗難に遭いやすい等の問題が多
いことから、最近では、パッケージ自体を頁全体とした
ものを巻頭や巻末或いは任意頁に綴じ込んで製本した形
態の平綴本或いは無線綴本、又はCD入り収納袋を頁の
一部として貼り合わせて一体化したものを巻頭や巻末或
いは任意頁に綴じ込んで製本した形態の中綴本、平綴本
或いは無線綴本が販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した板紙製のパッ
ケージを用いてCDを綴じ込んだ本については、本全体
が分厚く嵩張る上、パッケージ自体に撓み性がないこと
からCDを取り出した後も頁を捲り難いという欠点があ
り、さらに材料費面でコストがそれ程低くないという問
題点があった。これに対して、封筒状の収納袋を用いて
CDを綴じ込んだ本については、かかる板紙製のパッケ
ージ特有の問題点はさほどなく、多くの雑誌にCDが添
付されるようになった現状では、雑誌としての使い勝手
の優る封筒状の収納袋を貼り込んだ本の方が望ましい。
【0004】しかしながら、板紙製のパッケージは製本
が簡単であるのに対し、封筒状の収納袋は本に綴じ込む
のが簡単ではない。すなわち、予めCDを入れた収納袋
を準備しておき、最終製本を経て完成した雑誌等の所定
頁を開いてそこにCD入り収納袋を手作業で貼り込む
か、或いは、貼り込みを行う頁の折丁に対してCD入り
収納袋を手作業で貼り込んだ特殊折丁を予め準備してお
き、これを製本機にて通常の折丁と綴じ合わせていた。
【0005】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、可撓性があ
り、しかも本への綴じ込みも簡単な偏平状記録媒体の包
装体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る偏平状記録媒体の包装体は、折線を介
して連接する2つの紙片における一方の紙片に、偏平状
記録媒体を入れた収納袋を貼り付けてなり、前記一方の
紙片における前記収納袋の周囲に形成した固定用糊部と
前記一方の紙片における3辺の端縁に沿って形成した重
合用糊部を介して両紙片を貼り合わせてなることを特徴
としている。
【0007】そして、収納した偏平状記録媒体のデータ
面を保護するため、上記収納袋における偏平状記録媒体
のデータ面に当接する側に不織布を用いるのが好まし
い。また、収納された偏平状記録媒体の取出しを容易に
するため、貼り合わされた上記両紙片の角部に未接着部
分を形成しておくとよい。
【0008】本発明の包装体は、無線綴じされて本に綴
じ込まれた後、仕上げ断裁工程により3辺を断裁される
ので、両紙片を貼り合わせた状態では本のサイズより僅
かに大きくなっている。そして、CD等の偏平状記録媒
体を入れた収納袋を中央部に配置することが可能にな
り、さらに周縁にはCDの存在しない紙のみの部分が形
成されることになる。従って、CD等の偏平状記録媒体
を折丁の中央部に配置することで、製本機の断裁工程に
おけるクリアランス内での断裁は言うに及ばずクリアラ
ンスを超える断裁においてもCDを断裁する確率を低減
することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0010】図1は本発明に係る包装体をその2つの紙
片を貼り合わせて閉じる前の状態で示す斜視図である。
【0011】図1において1,2は同じ大きさの紙片
で、折罫、ミシン目等の折線aを介して折曲げ可能に連
接しており、その一方の紙片1における略中央部に収納
袋3が剥がれない程度に糊で貼り付けられている。紙片
には表紙に使われるような腰のある用紙が用いられてお
り、各紙片1,2のサイズは、包装体として綴じ込む本
のサイズより僅かに大きく設定されている。収納袋3は
2枚のシートを重ね合わせて三方を溶断して作製される
公知のものであり、開いた一辺から中にCD4を入れて
ある。この収納袋3のシートは2枚ともフィルム製でも
よいが、少なくとも一方のシートに樹脂製不織布を使用
し、CD4のデータ面を保護するようにするのが好まし
い。
【0012】一方の紙片1の略中央部にCD4入りの収
納袋3を貼り付けた後、図示の如く一方の紙片1におけ
る収納袋3の周囲に固定用糊部5を形成し、さらに一方
の紙片1における3辺の端縁に沿って重合用糊部6を形
成する。これらの糊部5,6はCD4を取り出す際に剥
がすところになるので、糊をドット状に配置した形態に
するのが剥がしやすさの点からして好ましい。このよう
に糊部5,6を形成してから、一方の紙片1に対して他
方の紙片2を折線aで折り曲げ、両紙片1,2を両方の
糊部5,6で貼り合わせて包装体を作製する。
【0013】このようにして作製された包装体は、折線
aの部分を背側として他の刷本と共に丁合されて無線綴
じすることで本に綴じ込まれる。次いで、くるみ表紙の
取付け工程、仕上げ断裁工程を経て製本が完了する。こ
の断裁時において、収納袋3は一方の紙片1の略中央部
に固定され、さらに収納袋3の周囲では固定用糊部5に
より両紙片1,2を貼り合わせているので、収納袋3の
中のCD4はその移動が制約され固定用糊部5より外側
にずれない。すなわち、CD4は包装体の略中央部にあ
って断裁する周縁には存在しないので、CD4を傷付け
ることなく安全に断裁を行うことができる。
【0014】また、この仕上げ断裁は、包装体における
折線以外の3辺、すなわち重合用糊部6で接着された3
辺を断裁することによって行われるので、重合用糊部6
を全て落とすことがないように、断裁サイズに合わせて
予め重合用糊部6を設ける領域を決めておく必要があ
る。
【0015】本に綴じ込まれた包装体からCDを取り出
すには、貼り合わせた両紙片の角部に未接着部分を形成
しておき、そこから両紙片1,2を引き剥がすようにす
ればよい。具体的には、図のように一方の紙片1の角部
において重合用糊部6を内側に形成し、ここを未接着部
分7とする。このような未接着部分7を設けてない場合
は、カッターやハサミを利用してCDを取り出せばよ
い。
【0016】図2は連接紙片にCD入りの収納袋を貼り
付ける方式についての説明図で、図中200は貼込機、
201は紙片搬送部、202はCD入り収納袋の供給
部、203は糊付け部、204は圧着ドラムであり、紙
片搬送部201上を流れる連接紙片S(紙片1と紙片2
が連接したもの)に対して糊付け部203で糊を塗布し
た上で供給部202から供給されたCD入りの収納袋3
が圧着ドラム204によりプレスされて貼込みが行われ
るものである。
【0017】具体的に説明すると、紙片搬送部201に
おいては、連接紙片Sが一部ずつ圧着ドラム204側に
搬送されており、圧着ドラム204の手前では搬送され
てくる連接紙片Sに糊付け部203により糊Gが塗布さ
れ、連接紙片Sの所定位置に糊部が形成される。供給部
202においては、積層状態でセットされた収納袋3を
下側の搬出ベルト205を回転させることにより外側の
搬送コンベア206に送り出しており、搬送コンベア2
06は収納袋3を一対のベルトで挟んで圧着ドラム20
4に送っている。圧着ドラム204は紙片搬送部201
と同速度で回転しており、その周囲に位置決め用突起2
07を具備しており、搬送コンベア206から送られて
きた収納袋3を当接させて位置合わせを行うものであ
り、その後は、その周面の所定位置に位置決めされた収
納袋3を押しベルト、ローラー、吸着等の適宜手段によ
り保持することにより、糊部を形成された連接紙片Sと
収納袋3を圧着ドラム204と紙片搬送部201との間
に形成されたニップ部でプレスすることにより、糊部を
介して貼り合わせが行われる。
【0018】このようにして連接紙片SにCD入り収納
袋3を糊付けした後、同じライン上で連接紙片Sを搬送
しながら、糊付けローラーにより糊をパターン塗布して
固定用糊部5と重合用糊部6を形成する。続いて、同じ
ライン上で連接紙片Sを搬送しながら、一方の紙片1に
対して他方の紙片2を折線aで折り曲げ、両紙片1,2
を糊部5,6で貼り合わせて包装体を作製する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏平状記
録媒体の包装体は、2枚の紙片の間で且つその略中央部
に収納袋をその中のCDが移動しない状態で挟み込んだ
構成にしたので、全体に撓み性があり、しかも通常の刷
本と共に丁合して無線綴じすることができるので、本へ
の綴じ込みも簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装体をその2つの紙片を貼り合
わせて閉じる前の状態で示す斜視図である。
【図2】連接紙片にCD入り収納袋を貼り付ける方式に
ついての説明図である。
【符号の説明】
1,2 紙片 a 折線 3 収納袋 4 CD 5 固定用糊部 6 重合用糊部 7 未接着部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折線を介して連接する2つの紙片におけ
    る一方の紙片に、偏平状記録媒体を入れた収納袋を貼り
    付けてなり、前記一方の紙片における前記収納袋の周囲
    に形成した固定用糊部と前記一方の紙片における3辺の
    端縁に沿って形成した重合用糊部を介して両紙片を貼り
    合わせてなることを特徴とする偏平状記録媒体の包装
    体。
  2. 【請求項2】 前記収納袋における偏平状記録媒体のデ
    ータ面に当接する側に不織布を用いた請求項1に記載の
    偏平状記録媒体の包装体。
  3. 【請求項3】 貼り合わされた前記両紙片の角部に未接
    着部分が形成されてなる請求項1又は2に記載の偏平状
    記録媒体の包装体。
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