JPH1044181A - ポリカーボネート樹脂製成形品およびその製造方法 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂製成形品およびその製造方法

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JPH1044181A
JPH1044181A JP8201639A JP20163996A JPH1044181A JP H1044181 A JPH1044181 A JP H1044181A JP 8201639 A JP8201639 A JP 8201639A JP 20163996 A JP20163996 A JP 20163996A JP H1044181 A JPH1044181 A JP H1044181A
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JP
Japan
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polycarbonate resin
sheet
film
wire circuit
molded article
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Application number
JP8201639A
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English (en)
Inventor
Tokiaki Iwakiri
常昭 岩切
Goro Shimaoka
悟郎 島岡
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Original Assignee
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防曇性、結露防止性に優れ、且つ熱線回路の
耐久性に優れたポリカーボネート樹脂製成形品およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 熱線回路が片面に印刷されたポリカーボ
ネート樹脂製フィルムまたはシートと該フィルムまたは
シートの存在下に射出成形によって印刷面に形成された
ポリカーボネート樹脂層との積層一体化品であって、該
熱線回路が樹脂層とフィルムまたはシートとの間に封入
されたポリカーボネート樹脂製成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリカーボネート
樹脂製成形品およびポリカーボネート樹脂製成形品の製
造方法に関するものであり、詳しくは、窓ガラス、ラン
プレンズ、ミラー等の部品に有用なポリカーボネート樹
脂製成形品およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両等の窓ガラス、ランプレン
ズ、ミラー等は、ほとんどガラス材料により作られてい
るが、車内における湿気等による結露あるいは曇りが生
じ問題になっている。このため、例えばリアウィンドウ
ガラスの場合は、ガラスの裏面(車内側)に熱線回路を
印刷し、防曇性、結露防止を施している。しかしながら
熱線回路が車内側へ露出しており、傷による熱線の断線
等が生じやすい欠点がある。一方、こうした窓ガラス、
ランプレンズ、ミラー等の部品についてはデザインの自
由度の面から曲率を持つことが要望される傾向にあり、
複雑な形状の場合は、ガラスへの印刷を含んだ2次加工
が難しくなっており、また軽量化の点より、ガラスの代
替としてプラスチック化を図る検討がなされてきてい
る。
【0003】しかし、樹脂を成形して作られた窓ガラ
ス、ランプレンズ、ミラー等の部品に表面硬度(耐擦傷
性)を賦与するためには、ハードコートを施すことが通
常必要であり、また熱線回路の印刷も必要となり、従来
法と同じ部品点数、組立工数を要する。例えば、プラス
チック製部品が押出板又はキャスティング板の熱曲げに
よって作られる場合は、光学的歪みが大きく、射出成形
による場合は、高流動性の成形材料を使用する必要があ
るが、一般に分子量が低いために耐衝撃性、耐溶剤性等
が劣り、印刷時やハードコート時にクラックが発生し易
い等の欠点がある。従って、防曇性及び結露防止性に優
れ、外部からの傷による熱線回路の断線を起こさない樹
脂製の窓ガラス、ランプレンズ、ミラー等部品を得るこ
とは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、防曇
性及び結露防止性に優れ、外部からの傷による熱線回路
の断線を起こさないポリカーボネート樹脂成形品および
その製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、熱線
回路が片面に印刷されたポリカーボネート樹脂製フィル
ムまたはシートと該フィルムまたはシートの存在下に射
出成形によって印刷面に形成されたポリカーボネート樹
脂層との積層一体化成形品であって、該熱線回路が樹脂
層とフィルムまたはシートとの間に封入されてなるポリ
カーボネート樹脂製成形品、並びに、熱線回路が片面に
印刷されたポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシー
トを非印刷面が金型のキャビティ面に向くように金型内
に装着し、次いで金型キャビティにポリカーボネート樹
脂を射出成形により注入し、ポリカーボネート樹脂製フ
ィルムまたはシートと射出成形によって形成される樹脂
層とを積層一体化させることを特徴とするポリカーボネ
ート樹脂製成形品の製造方法に存する。
【0006】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明におけるポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシー
トとしては、透明なシートまたはフィルム、ブラウン、
スモーク色等に染色で着色された有色のフィルムまたは
シート、有色で透明なフィルムまたはシート等が挙げら
れる。ポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシートの
厚みとしては、好ましくは0.1〜2mmである。0.
1mm未満であると成形時に樹脂流動によって動きやす
く皺が発生したり、金型への装着性が低下しやすく、2
mmを越えると切断性、打ち抜き性に劣り、シート端部
にバリが発生しやすい。切断性と成形性の点からより好
ましくは0.2〜1.5mmであり、最も好ましくは
0.3〜1mmである。
【0007】本発明におけるポリカーボネート樹脂製フ
ィルムまたはシートとしては、好ましくは、耐擦傷性性
能、耐候性性能、帯電防止性能、防曇性能、熱線反射機
能、調光性能の少なくとも一つ以上の機能性膜を有する
フィルムまたはシートである。 機能性膜としては、例
えば、プラスチック表面性能を改善するための耐擦傷性
を示す機能である場合、ハードコート溶液をポリカーボ
ネートシートに塗布することで得ることができる。具体
的には、シリコン系、ポリシロキサン系、アクリル系ま
たはウレタン系等の塗料を、ポリカーボネート樹脂製フ
ィルムまたはシートの片面のみに、ディップ法、フロー
コート法、スプレー法等の手段によって塗布後、熱及び
紫外線照射によって塗料を硬化させて、耐擦傷性性能を
示す機能性膜を有するフィルムまたはシートを作製する
ことができる。また、例えば、塗料中に紫外線吸収剤を
添加することで、耐候性性能を示す機能性膜を有するフ
ィルムまたはシートを作製することができる。
【0008】ポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシ
ートに用いられるポリカーボネート樹脂としては、芳香
族ジヒドロキシ化合物又はこれと少量のポリヒドロキシ
化合物をホスゲン又は炭酸のジエステルと反応させるこ
とによって得られる分岐していてもよい熱可塑性芳香族
ポリカーボネートの重合体又は共重合体であり、芳香族
ジヒドロキシ化合物としては、例えば、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパンや2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン等が挙げられる。ポリカーボネート樹脂の分子量と
しては、溶媒としてメチレンクロライドを用い、温度2
5℃で測定された溶液粘度より換算した粘度平均分子量
で、10,000〜50,000であり、好ましくは2
0,000〜35,000である。
【0009】本発明におけるポリカーボネート樹脂製フ
ィルムまたはシートには、熱線回路印刷がその片面に施
されている。ポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシ
ートが、上記の機能性膜を有するフィルムまたはシート
である場合は、熱線回路の印刷面は機能性膜を有する面
とは反対の面である。熱線回路をフィルムまたはシート
に設けるには、通常、印刷ペーストを用いて印刷する。
【0010】印刷ペーストとしては、好ましくは、銀、
カーボン、銅、ニッケル、クロムまたは金を含むペース
トが用いられ、低抵抗性、コスト、印刷性の点から、よ
り好ましくは、銀を含むペーストあるいは銀とカーボン
を含むペーストが好ましい。印刷インキの密着性を向上
させるためには、印刷インキに不飽和ポリエステル樹脂
を溶剤で溶かした溶液を混入したインキを回路印刷の上
に再度印刷することも可能である。印刷インキとして
は、例えば、十條化工(株)製、商品名:HIPETイ
ンキ#9390が挙げられ、不飽和ポリエステル樹脂と
しては、例えば、東洋紡績(株)製、商品名:バイロン
200が挙げられ、溶剤としては、例えば、メチルエチ
ルケトンが挙げられる。印刷インキと溶液の混合比率
は、例えば、重量比で3:1である。また印刷回路の酸
化防止性を向上させるために、カーボン等の印刷インキ
を回路印刷の上に印刷することもできる。
【0011】熱線回路の抵抗値としては、好ましくは
0.01〜100Ωである。抵抗値が0.01Ω未満で
あると定電圧での表面温度が高くなり過ぎポリカーボネ
ート樹脂の溶融、変形及び発砲が生じやすく、抵抗値が
100Ωを越えると表面温度が低くなり、防曇性、結露
防止性が不十分である。熱線回路の抵抗値は、より好ま
しくは0.05〜80Ωであり、最も好ましくは0.1
〜50Ωである。熱線回路の線幅としては、好ましくは
0.01〜5mmである。回路の線幅が0.01mm未
満であると印刷のノリが悪くなり熱線断線の原因となり
やすく、5mmを越えると製品にした場合の視認性が低
下しやすい。熱線回路の線幅は、より好ましくは0.1
〜4mmである。
【0012】熱線回路印刷の印刷加工法としては、グラ
ビヤ印刷、平板印刷、フレキソ印刷、ドライオフセット
印刷、パット印刷およびスクリーン印刷等が挙げられ、
印刷の目的や製品の形状により、好ましい印刷加工法が
適宜選定される。熱線回路の印刷法としては、一般に
は、スクリーン印刷法が好ましい。
【0013】本発明のポリカーボネート樹脂製成形品
は、熱線回路が片面に印刷されたポリカーボネート樹脂
製フィルムまたはシートの存在下に射出成形によって熱
線回路印刷面の側にポリカーボネート樹脂層が形成され
ており、形成された樹脂層とフィルムまたはシートとが
積層一体化された成形品であって、熱線回路が樹脂層と
フィルムまたはシートとの間に封入されている。
【0014】熱線回路が片面に印刷されたポリカーボネ
ート樹脂製フィルムまたはシートの存在下に射出成形に
よって形成されるポリカーボネート樹脂としては、ポリ
カーボネート樹脂製フィルムまたはシートに用いる前述
のポリカーボネート樹脂と同様の種類のものを用いるこ
とができる。射出成形に用いるポリカーボネート樹脂の
分子量は、溶媒としてメチレンクロライドを用い、温度
25℃で測定された溶液粘度より換算した粘度平均分子
量で、好ましくは10,000〜50,000であり、
より好ましくは15,000〜35,000である。
【0015】本発明のポリカーボネート樹脂製成形品の
製造方法においては、上記の熱線回路が片面に印刷され
たポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシートを射出
成形用金型に装着する。装着に際しては、フィルムまた
はシートの非印刷面を金型のキャビティ面に向けて装着
する。フィルムまたはシートが、機能性膜を有するフィ
ルムまたはシートの場合には機能性膜を有する面を金型
のキャビティ面に向けて装着する。装着後、金型キャビ
ティにポリカーボネート樹脂を射出成形により注入し、
ポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシートと射出成
形によって形成される樹脂層とを積層一体化させること
により、熱線回路をフィルムまたはシートと樹脂との間
に封入することができる。
【0016】本発明のポリカーボネート樹脂製成形品の
製造方法の具体例としては、例えば、(1)熱線回路を
片面に印刷したポリカーボネート樹脂フィルム若しくは
シート、好ましくはその裏面に耐擦傷性等の機能膜を付
与させたポリカーボネート樹脂フィルム若しくはシート
を成形品の所望部分形状と同一の形状に打ち抜くことに
より、打ち抜き片を作製する工程、(2)打ち抜き片を
成形品用金型のキャビティに、非印刷面がキャビティ面
に向くように装着する工程、(3)金型のキャビティを
閉じ、溶融したポリカーボネート樹脂を射出成形により
射出して、打ち抜き片とポリカーボネート樹脂とを積層
一体化する工程、および(4)金型から成形品を取り出
す工程を含む方法が挙げられる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 〔実施例1〕耐擦傷性ポリカーボネート樹脂製0.5m
mシート(三菱瓦斯化学(株)製ユーピロンMRXシー
ト:CFI-1)において耐擦傷性機能膜を有していない
面に、低抵抗の銀ペースト(十條化工(株)製JELC
ON SH−1)を用いて、図−1に示すように熱線回
路をパターン印刷した。この時の熱線の抵抗値は10Ω
に、熱線の幅は1mmに、線間の距離は10mmに設定
した。次いでシートを成形品形状に適合するように打ち
抜き、該シートを耐擦傷性機能膜が金型のキャビティの
面に向くように装着し、射出成形用ポリカーボネート樹
脂(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製ユー
ピロンML300、分子量23,000)を射出注入し
該シートと積層一体化させ厚み4mmの成形品を得た。
この成形品の熱線回路の結線部の抵抗値をテスターにて
測定した。また、成形する前のシート単品の熱線回路の
抵抗値についても測定した。次に結線間に直流電圧を掛
けその時の熱線近傍(図−1と図−2の3a、3bおよ
び3cの位置)の表面温度を測定した。表面温度を測定
する際には湿度80%雰囲気中で行い防曇性と結露防止
性についても評価した。結果を表−1に示す。防曇性に
おいて、表面が曇らない場合を○とし、表面が曇る場合
を×とした。また結露防止性において、水滴が付着しな
い場合を○とし、水滴が付着する場合を×とした。
【0018】〔実施例2〕実施例1において、熱線の抵
抗値を40Ωに、熱線の幅を1mmに、線間の距離を1
0mmに設定する以外は実施例1と全く同様にしてシー
トに熱線回路を印刷した。次いで実施例1と同様に成形
品を作製し、熱線回路の抵抗値と表面温度並びに防曇性
と結露防止性を評価した。結果を表−1に示す。
【0019】〔実施例3〕実施例1において、熱線の抵
抗値を10Ωに、熱線の幅を3mmに、線間の距離を1
0mmに設定する以外は実施例1と全く同様にしてシー
トに熱線回路を印刷した。次いで実施例1と同様に成形
品を作製し、熱線回路の抵抗値と表面温度並びに防曇性
と結露防止性を評価した。結果を表−1に示す。
【0020】〔比較例1〕実施例1において、熱線の抵
抗値を150Ωに、熱線の幅を1mmに、線間の距離を
10mmに設定する以外は実施例1と全く同様にしてシ
ートに熱線回路を印刷した。次いで実施例1と同様に成
形品を作製し、熱線回路の抵抗値と表面温度並びに防曇
性と結露防止性を評価した。結果を表−1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明の樹脂成形品は、防曇性、結露防
止性および熱線回路の耐久性に優れ、且つ軽量化、安全
性、経済性に優れており、車両等の窓ガラス、ランプレ
ンズ、ミラー等の部品に有用である。また、本発明の製
造方法によれば、防曇性、結露防止性および熱線回路の
耐久性に優れた樹脂成形品を簡便且つ効率的に製造する
ことができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】 熱線回路を印刷したポリカーボネート樹脂製
シートの平面説明図
【図2】 熱線回路を印刷したポリカーボネート樹脂製
シートの断面説明図
【符号の説明】
1. 熱線回路が印刷されたシート 2. 熱線回路 3a.熱線上の表面温度測定位置 3b.熱線間中央部の表面温度測定位置 3c.熱線回路が印刷されたシートの裏面(非印刷面)
の表面温度測定位置 4. 射出成形によって形成されたポリカーボネート樹
脂層 5. 機能性膜 6. 熱線回路の結線部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/20 7511−4E H05K 3/20 C // B29K 69:00 B29L 9:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱線回路が片面に印刷されたポリカーボ
    ネート樹脂製フィルムまたはシートと該フィルムまたは
    シートの存在下に射出成形によって印刷面に形成された
    ポリカーボネート樹脂層との積層一体化成形品であっ
    て、該熱線回路が樹脂層とフィルムまたはシートとの間
    に封入されてなるポリカーボネート樹脂製成形品。
  2. 【請求項2】 熱線回路が、銀、カーボン、銅、ニッケ
    ルまたはクロムを含むペーストで印刷されていることを
    特徴とする請求項1に記載のポリカーボネート樹脂製成
    形品。
  3. 【請求項3】 熱線回路の抵抗値が、0.01〜100
    Ωであることを特徴とする請求項1または2に記載のポ
    リカーボネート樹脂製成形品。
  4. 【請求項4】 熱線回路の線幅が、0.01〜5mmで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のポリカーボネート樹脂製成形品。
  5. 【請求項5】 ポリカーボネート樹脂製フィルムまたは
    シートの厚みが、0.1〜2mmであるをことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載のポリカーボネ
    ート樹脂製成形品。
  6. 【請求項6】 ポリカーボネート樹脂製フィルムまたは
    シートが、その非印刷面に耐擦傷性性能、耐候性性能、
    帯電防止性能、防曇性能、熱線反射機能、調光性能の少
    なくとも一つ以上の機能性膜を有するフィルムまたはシ
    ートであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のポリカーボネート樹脂製成形品。
  7. 【請求項7】 熱線回路が片面に印刷されたポリカーボ
    ネート樹脂製フィルムまたはシートを非印刷面が金型の
    キャビティ面に向くように金型内に装着し、次いで金型
    キャビティにポリカーボネート樹脂を射出成形により注
    入し、ポリカーボネート樹脂製フィルムまたはシートと
    射出成形によって形成される樹脂層とを積層一体化させ
    ることを特徴とするポリカーボネート樹脂製成形品の製
    造方法。
JP8201639A 1996-07-31 1996-07-31 ポリカーボネート樹脂製成形品およびその製造方法 Pending JPH1044181A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035592A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 合成樹脂製積層体及びその製造方法
JP2009269306A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Teijin Chem Ltd 樹脂成形体及びその成形方法
JP2017024226A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 学校法人関東学院 電熱体付き透光パネル及び表示器

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