JPH1043025A - 飲食容器 - Google Patents

飲食容器

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Publication number
JPH1043025A
JPH1043025A JP21943796A JP21943796A JPH1043025A JP H1043025 A JPH1043025 A JP H1043025A JP 21943796 A JP21943796 A JP 21943796A JP 21943796 A JP21943796 A JP 21943796A JP H1043025 A JPH1043025 A JP H1043025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
cup
rolling
hollow part
matcha
Prior art date
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Pending
Application number
JP21943796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Kishi
一哉 岸
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH1043025A publication Critical patent/JPH1043025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、使用者の聴覚や感触を通じて
遊び心を喚起させる。 【構成】 碗体2に形成された中空部5と、この中空部
5に収納された転動体6とを具備し、上記転動体6の転
動で発音させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば抹茶碗、コ
ップ、飯碗、皿などの飲食容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲食容器は、内外表面に
文字や図形などの模様および色彩を施して使用者の視覚
を通じて美的感覚を喚起させるものが一般的である。ま
た、たとえば冬季に使用される抹茶碗は薄肉に形成され
ているために、比較的に高温の抹茶でもって外表面が加
熱され易く、これを把持した冷えた挙を温めるなどの効
果に優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
飲食容器には、使用者の聴覚を通じて美的感覚を喚起さ
せる手段が施されていないために、使用者を満足される
のに不完全であるなどの課題がある。また、薄肉に形成
された抹茶碗を冬季に冷えた挙で把持すると、この冷え
た挙を温める効果に優れている反面、碗内の抹茶が急激
に冷却されて、抹茶の味覚や嗅覚を損ねるなどの課題が
ある。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、簡単な構成で、使用者の聴覚を通じて美的
感覚を喚起させるとともに、保温効果に優れた飲食容器
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明による飲食容器は、碗体に形成された中空
部と、この中空部に収納された転動体とを具備したこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成において、碗体に中空部を形成して、
この中空部の外周面を把持すると、たとえば碗体が薄肉
に形成された抹茶碗を冬季に冷えた挙で把持した場合で
あっても、上記中空部の断熱効果でもって碗内の抹茶が
急激に冷却されることなく保温効果に優れており、味覚
や嗅覚に弊害をもたらすことなく賞味することができ
る。しかも、冷えた挙は碗内の抹茶を急激に冷却させる
ことなく、薄肉に形成された碗体を通じて徐々に温める
ことができる。
【0007】また、上記碗体を把持して揺動させると、
上記転動体が碗体の底壁の上面を転動して中空部で発音
し、使用者に聴覚を通じて遊び心を喚起させるととも
に、上記転動体の転動に基づく微妙な碗本体の振動を掌
の感触を通じて味わうことができ、もって、上記碗体の
形状、内外表面に施された文字や図形などの模様および
色彩に基づく使用者の視覚を通じての美的感覚、上記転
動体が碗体の底壁の上面を転動して中空部での発音に基
づく使用者の聴覚を通じての遊び心、上記転動体の転動
に基づく微妙な碗体の振動を掌の触覚を通じての遊び心
を簡単な構成で大いに満足させることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1はこの発明による飲食容器の一例を抹茶
碗について示す斜視図、図2は同抹茶碗の断面図であ
る。同図において、Aは抹茶碗で、この抹茶碗Aは、た
とえば抹茶を収納する横断面ほぼU字状の凹部1をもっ
た碗体2と、底部3に突設された基台部4と、上記底部
3に形成された中空部5とを具備し、この中空部5には
転動体6が収納されている。
【0009】すなわち、上記碗体2は、たとえば基台部
4をもった碗本体2aの底壁2cに貫通孔2dを形成す
るとともに、上記底壁2cに転動体6を載置したのち、
横断面ほぼU字状の曲率面をもったサブ碗体2eを接合
し、上記碗本体2aとサブ碗体2eとで形成される中空
部5に上記転動体6が収納されている。上記碗体2を構
成する碗本体2a、サブ碗体2eおよび転動体6は、た
とえば粘土材を焼成して構成される。
【0010】上記構成において、碗体2に中空部5を形
成して、この中空部5の外周面を把持すると、たとえば
碗本体2aが薄肉に形成された抹茶碗Aを冬季に冷えた
挙で把持した場合でも、上記中空部5の断熱効果でもっ
て碗内の抹茶Bが急激に冷却されることなく保温効果に
優れており、味覚や嗅覚に弊害をもたらすことなく賞味
することができる。しかも、冷えた挙は碗内の抹茶Bを
急激に冷却させることなく、薄肉に形成された碗本体2
aを通じて徐々に温めることができる。
【0011】また、上記碗体2を把持して揺動させる
と、上記転動体6が碗本体2aの底壁2cの上面を転動
して中空部5で発音し、使用者に聴覚を通じて遊び心を
喚起させるとともに、上記転動体6の転動に基づく微妙
な碗本体2aの振動を掌の感触を通じて味わうことがで
き、もって上記碗体2の形状、内外表面に施された文字
や図形などの模様および色彩に基づく使用者の視覚を通
じての美的感覚、上記転動体6が碗本体2aの底壁2c
の上面を転動して中空部5内での発音に基づく使用者の
聴覚を通じての遊び心、転動体6の転動に基づく微妙な
碗本体2aの振動を掌の触覚を通じての遊び心を簡単な
構成で大いに満足させることができる。
【0012】図3は同抹茶碗の他の例を示す断面図であ
る。同図において、抹茶碗Aは、たとえば抹茶Bを収納
する碗体2を備え、この碗体2は、たとえば基台部4を
もった碗把持部2fの底壁2cに貫通孔2dを形成する
とともに、上記底壁2cに転動体6を載置したのち、有
底筒状の凹部1をもった碗本体2aを接合し、上記碗本
体2aと碗把持部2fとで形成される中空部5に上記転
動体6が収納されている。
【0013】上記構成において、碗把持部2fを把持す
ると、たとえば碗本体2aが薄肉に形成された抹茶碗A
を冬季に冷えた挙で把持した場合でも、上記中空部5の
断熱効果でもって碗内の抹茶Bが急激に冷却されること
がなく保温効果が一層優れており、味覚や嗅覚に弊害を
もたらすことなく賞味することができる。しかも、冷え
た挙は碗内の抹茶Bを急激に冷却させることなく、薄肉
に形成された碗把持部2fを通じて徐々に温めることが
できる。
【0014】また、上記碗体2を揺動させると、転動体
6が碗把持部2fの底壁2cの上面を転動して中空部5
で発音し、使用者に聴覚などを通じの遊び心を喚起させ
ることができることは前述の通りである。さらに、上記
碗体2を揺動させた際、転動体6が碗本体2aと碗把持
部2fとの接合部における間隙8に嵌合されてロック状
態に保持されるのを防止するために、上記碗把持部2f
の内周面にストッパ7を突設することが推奨され、上記
転動体6が仮想線で示すように上記ストッパ7に当接し
て容易に落下し、上記間隙8でのロック保持に基づく発
音の停止を防止することができる。
【0015】なお、上記実施例において、抹茶碗Aにつ
いて説明したけれども、たとえばコップ、飯碗、皿など
の他の飲食容器に適用することができ、その材質や構造
については、その用途により適宜変更できることはいう
までもない。また、上記飲食容器に収納される転動体6
は、いわゆる鈴のようなそれ自体が発音する発音体であ
ってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、碗体
に中空部を形成して、この中空部の外周面を把持するよ
うに構成したから、薄肉に形成された抹茶碗のような飲
食容器を冬季に冷えた挙で把持した場合でも、碗内の抹
茶などが急激に冷却されることなく、味覚や嗅覚に弊害
をもたらすことなく賞味することができるとともに、転
動体を碗体の中空部で転動させて発音させることによ
り、使用者の聴覚や感触を通じて遊び心を大いに満足さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による飲食容器の一例を抹茶碗につい
て示す斜視図である。
【図2】同抹茶碗の断面図である。
【図3】同抹茶碗の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 茶碗 2 碗体 5 中空部 6 転動体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碗体に形成された中空部と、この中空部
    に収納された転動体とを具備し、上記転動体の転動で発
    音させるように構成したことを特徴とする飲食容器。
JP21943796A 1996-07-31 1996-07-31 飲食容器 Pending JPH1043025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21943796A JPH1043025A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 飲食容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21943796A JPH1043025A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 飲食容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1043025A true JPH1043025A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16735397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21943796A Pending JPH1043025A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 飲食容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1043025A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100822883B1 (ko) 2006-10-19 2008-04-17 (주)서화 방울 도자잔의 제조방법

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