JP3058921U - 紙製断熱カップ - Google Patents
紙製断熱カップInfo
- Publication number
- JP3058921U JP3058921U JP1998009185U JP918598U JP3058921U JP 3058921 U JP3058921 U JP 3058921U JP 1998009185 U JP1998009185 U JP 1998009185U JP 918598 U JP918598 U JP 918598U JP 3058921 U JP3058921 U JP 3058921U
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- Japan
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- paper
- peripheral surface
- outer peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙カップの外装スリーブの全体にわたり、概
ね均等な断熱性能を有する紙製断熱カップを提供するこ
と。 【解決手段】 開口縁に外向きカール部を有する紙カッ
プ本体の外周面に、上下縁に内向きカール部を有する厚
紙製の紙スリーブを嵌着し、該外周面に内向きカール部
を当接させ、該外周面と紙スリーブとの間に間隔部を形
成すると共に、少なくとも下縁の内向きカール部で、前
記外周面に接着する。
ね均等な断熱性能を有する紙製断熱カップを提供するこ
と。 【解決手段】 開口縁に外向きカール部を有する紙カッ
プ本体の外周面に、上下縁に内向きカール部を有する厚
紙製の紙スリーブを嵌着し、該外周面に内向きカール部
を当接させ、該外周面と紙スリーブとの間に間隔部を形
成すると共に、少なくとも下縁の内向きカール部で、前
記外周面に接着する。
Description
【0001】
本考案は、熱い緑茶,紅茶,コーヒー,熱湯を注入するインスタント食品等の 容器あるいは冷菓容器等として使用される紙製の断熱カップに関するものである 。
【0002】
この種の紙製の断熱カップとしては、既に実用新案登録公報第2571797 号に示されるものが知られているが、図2に示すごとく、紙カップ本体Aと外装 されている紙スリーブBとが、上方部Cでは密接に近い間隔部Dで対峙し、下方 部Eでは比較的広い間隔部Fで対峙している。このため、上方部Cで断熱効果が 低い問題があった。
【0003】
前記従来の紙製断熱カップの有する問題点に鑑み、本考案は全外周面に、設計 値通りの均等な断熱効果を有する紙製断熱カップを提供することを課題としてい る。
【0004】
前記課題を解決するため、本考案では、有底の紙カップ本体の開口縁に外向き カール部が形成されており、紙カップ本体の外周面の全面に厚紙製の紙スリーブ が嵌着され、該紙スリーブは上下縁に内向きカール部が形成され、該内向きカー ル部で紙カップ本体の外周面に当接され、該外周面との間に内向きカール部の外 径寸法に相当する間隔部を形成されており、紙スリーブは少なくとも下縁の内向 きカール部で紙カップ本体の外周面に接着されているという構成に紙製断熱カッ プを形成し、前記紙カップ本体の外周面と紙スリーブとの間の間隔部により、紙 製断熱カップの全外周面に断熱効果を発現させた。
【0005】
図1は実施の一例の縦断面図であり、有底の紙カップ本体1は、内周面に耐水 加工が施されると共に、開口縁2に外向きカール部3が形成されている。
【0006】 紙カップ本体1の外周面4の全面に厚紙製の紙スリーブ5が嵌着されており、 該紙スリーブ5は上下縁に内向きカール部6,7が形成され、この内向きカール 部6,7で紙カップ本体1の外周面4に当接されている。
【0007】 前記内向きカール部6,7が紙カップ本体1の外周面4に当接することにより 、外周面4と紙スリーブ5の内周面8との間に間隔部9が形成され、この間隔部 9が断熱層を形成している。
【0008】 前記間隔部9は紙スリーブ5の内向きカール部6,7によって形成されるので 、間隔幅Wは内向きカール部6,7の外径寸法Rによって広狭に設定でき、内向 きカール部6,7が等径であれば均等幅の間隔部9となり、いずれか一方の内向 きカール部を他方より小寸法とすれば、徐々に間隔幅Wが変化した間隔部が形成 される。
【0009】 図示例では下方の内向きカール部7において、紙スリーブ5が紙カップ本体1 の外周面4に接着されると共に、間隔部9の高さ方向において中央よりやや上方 部分に発泡性接着剤による発泡した接着部10が形成され、紙製断熱カップを把 持した際の断熱性の向上と把持部分の強度の向上を図っているが、この接着部1 0は省略されてもよいものであり、また上下の内向きカール部6,7において紙 カップ本体1の外周面に接着されていてもよく、紙製断熱カップの使用目的に応 じ、接着部分は適宜に選択される。
【0010】
本考案によると、紙カップ本体の外周面に配置された紙スリーブの断熱性が高 さ方向を含む紙スリーブ全面において概ね均等に発現され、熱湯を注入した場合 でも安全に把持できるし、冷菓を収納した場合には、紙スリーブの外周面全体に わたり結露を防止できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の一例の縦断面図である。
【図2】 従来の断熱カップの一例の縦断面図である。
1 紙カップ本体 2 開口縁 3 外向きカール部 4 外周面 5 紙スリーブ 6,7 内向きカール部 9 間隔部 R 内向きカール部の外径寸法
Claims (1)
- 【請求項1】有底の紙カップ本体の開口縁に外向きカー
ル部が形成されており、 紙カップ本体の外周面の全面に厚紙製の紙スリーブが嵌
着され、 該紙スリーブは上下縁に内向きカール部が形成され、該
内向きカール部で紙カップ本体の外周面に当接され、該
外周面との間に前記内向きカール部の外径寸法に相当す
る間隔部を形成されており、 紙スリーブは少なくとも下縁の内向きカール部で紙カッ
プ本体の外周面に接着されている紙製断熱カップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009185U JP3058921U (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 紙製断熱カップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009185U JP3058921U (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 紙製断熱カップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058921U true JP3058921U (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=43192805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998009185U Expired - Lifetime JP3058921U (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 紙製断熱カップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058921U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000190944A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱容器 |
JP2009173346A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte Ltd | 紙材料から作られたカップ |
JP2014058336A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙カップ |
US9290312B2 (en) | 2013-08-14 | 2016-03-22 | Dart Container Corporation | Double-walled container |
JP2022076005A (ja) * | 2020-03-31 | 2022-05-18 | 株式会社日本デキシー | 容器 |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP1998009185U patent/JP3058921U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000190944A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱容器 |
JP2009173346A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte Ltd | 紙材料から作られたカップ |
JP2014058336A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙カップ |
US9290312B2 (en) | 2013-08-14 | 2016-03-22 | Dart Container Corporation | Double-walled container |
JP2022076005A (ja) * | 2020-03-31 | 2022-05-18 | 株式会社日本デキシー | 容器 |
JP7516450B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-07-16 | 株式会社日本デキシー | 容器 |
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Legal Events
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