JPH1042435A - 壁部への配線方法、壁パネル内の配線方法、および壁部から中継ターミナルまでの配線方法 - Google Patents

壁部への配線方法、壁パネル内の配線方法、および壁部から中継ターミナルまでの配線方法

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JPH1042435A
JPH1042435A JP8192242A JP19224296A JPH1042435A JP H1042435 A JPH1042435 A JP H1042435A JP 8192242 A JP8192242 A JP 8192242A JP 19224296 A JP19224296 A JP 19224296A JP H1042435 A JPH1042435 A JP H1042435A
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JP
Japan
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cable
wiring
wall
wall panel
relay terminal
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JP8192242A
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English (en)
Inventor
Masahiro Otsu
正博 大津
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口部からのケーブルの引き出し可能距離の
異なる複数の壁パネルを用意する必要がなく、壁パネル
からの長いケーブルの引き出し可能距離を必要としない
壁部への配線方法を提供することにある。 【解決手段】 壁パネル22によって形成される壁部1
8への配線方法である。この配線方法は、壁パネル22
上部の開口部24から一定距離だけ引き出し可能な第1
ケーブル28が内部に配されている壁パネル22を立設
する工程と、第1ケーブル28を家屋内の第2ケーブル
32と結線する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁部への配線方
法、壁パネル内の配線方法、および壁部から中継ターミ
ナルまでの配線方法に関する。
【0002】
【関連技術および発明が解決しようとする課題】従来、
壁パネルによって形成される壁部への配線においては、
各壁パネルから様々な距離にある家屋内の所定位置で、
壁パネルからのケーブルと屋内配線ケーブルとの結線が
行われていた。そのため、その所定位置までの距離に合
わせて、壁パネルからのケーブルの引き出し可能距離が
様々な多種の壁パネルを用意していた。したがって、多
品種の生産に伴う壁パネルの生産効率の低下と、それら
の壁パネルの施工において多種の壁パネルからの選択が
必要となることに伴う施工における効率の低下を招くと
いう問題点があった。
【0003】さらに、ケーブルの長い引き出し可能距離
が必要な場合は、壁パネル内部に配置されている断熱材
等との関係から、壁パネル内部にケーブルを収納してお
くことが困難となるという問題点もあった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、開口部からのケーブ
ルの引き出し可能距離の異なる複数の壁パネルを用意す
る必要のない壁部への配線方法を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、壁パネルから
の長いケーブルの引き出し可能距離を必要としない壁部
への配線方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本欄においては、
上記目的を達成するための手段を、本願の各請求項の各
構成要件に対して本願の実施の形態の符号を対応させて
説明する。
【0007】請求項1に記載の発明に係る壁部への配線
方法は、壁パネル22によって形成される壁部18への
配線方法であって、前記壁パネル上部の開口部24から
一定距離だけ引き出し可能な第1ケーブル28が内部に
配されている前記壁パネルを立設する工程と、前記第1
ケーブルを家屋内の第2ケーブル32と結線する工程
と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、壁パネル
上部の開口部から一定距離だけ引き出し可能な第1ケー
ブルが配されている壁パネルを立設し、その第1ケーブ
ルを家屋内に配線されている第2ケーブルと結線するこ
とによって壁部への配線が行われる。したがって、開口
部からの第1ケーブルの引き出し可能距離が一種類のみ
の壁パネルを用意すればよく、壁パネルからの引き出し
可能距離の異なる第1ケーブルを有する多種の壁パネル
を用意する必要がない。また、壁パネルの施工において
は、第1ケーブルの引き出し可能距離の違いによって壁
パネルを選び出す必要がない。そのため、壁パネルの生
産および施工の効率化を図ることができる。
【0009】請求項2は、請求項1に記載の発明に係る
壁部への配線方法において、前記結線工程では、前記第
1ケーブルの一端と前記第2ケーブルの一端とが接続さ
れる直結配線コネクタ12が用いられることを特徴とす
る壁部への配線方法の発明を定義している。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、結線工程
において第1ケーブルの一端と第2ケーブルの一端とが
それぞれ接続される直結配線コネクタを用いて、第1ケ
ーブルと第2ケーブルとが結線される。したがって、ケ
ーブルが挿入されるとその位置でケーブルを固定する直
結配線コネクタに、第1ケーブルと第2ケーブルとのそ
れぞれを挿入することによって、きわめて容易かつ迅速
に第1ケーブルと第2ケーブルとを結線することができ
る。
【0011】請求項3に記載の発明に係る壁パネル内の
配線方法は、横桟材20に配線用の切り欠き21が設け
られた壁パネル22内の配線方法であって、前記壁パネ
ルの高さとほぼ等しい長さを有するガイド管36に、ケ
ーブル28を導入する工程と、前記切り欠きに対向する
位置に設けられた下部芯材25の開口部26から、前記
ガイド管を前記壁パネル内に導入する工程と、前記ケー
ブルの上部が支持された状態で、前記ガイド管を抜き去
る工程と、を有することを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、壁パネル
の高さとほぼ等しい長さを有するガイド管にケーブルを
差し込み、このガイド管を壁パネルの下部芯材に設けら
れた開口部から挿入し、さらに、このガイド管をこの開
口部と対向する位置にある壁パネルの横桟材に設けられ
た切欠きを通して壁パネル内の上部まで到達させ、その
位置でケーブルの上部を支持してガイド管を抜き去るこ
とによって、壁パネル内の配線が行われる。したがっ
て、両面に面材が貼付された壁パネルであっても、容易
かつ迅速に壁パネル内の配線を行うことができる。
【0013】請求項4に記載の発明に係る壁部18から
中継ターミナルまでの配線方法は、前記壁部に設けられ
た配線穴24を表記した平面図に基づいて、前記中継タ
ーミナルの設置位置を決定し、その位置に前記中継ター
ミナルを設置する工程と、前記壁部から前記配線穴を介
して引き出されたケーブルを前記中継ターミナルまで配
線する工程と、を有することを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、壁部に設
けられた配線穴の位置を示す平面図を用意し、その平面
図に基づいて適切な中継ターミナルの配置位置を決定
し、その位置に中継ターミナルを設置し、壁部の配線穴
から引き出されたケーブルを、中継ターミナルまで配線
する。したがって、現場での確認なしで配線穴の位置が
的確に把握でき、それに基づいて適切な中継ターミナル
の位置と、壁部から中継ターミナルまでの配線経路が決
定できるため、壁部から中継ターミナルまでの配線作業
を効率化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
【0016】図1(A)は、本実施例の配線方法が用い
られた壁部18およびその付近の断面図である。この図
に示すように、壁部18の上部の開口部24から一定距
離だけ引き出された第1ケーブルであるケーブル28
は、その一方の端部が結線部10に接続される。結線部
10には、家屋内の天井16の上方等に配線されている
第2ケーブルであるケーブル32も接続されている。図
1(B)は、この結線部10におけるケーブル28とケ
ーブル32との接続の詳細を示す斜視図であり、2個の
直結配線コネクタ12を用いて第1ケーブル28と第2
ケーブル32とが接続されている部分を示している。こ
の結線部10は、直結配線スリーブ14によって覆われ
ている。
【0017】このように、本実施例によれば、ケーブル
が挿入されるとその位置でケーブルを固定する直結配線
コネクタ12に、ケーブル28とケーブル32とのそれ
ぞれの線材を挿入することによって、きわめて容易かつ
迅速にケーブル28とケーブル32とを結線することが
できる。
【0018】上述した壁部18からのケーブル28の配
線およびケーブル32との結線は、図2に一部を切り欠
いた斜視図で示した壁パネル22、すなわち予め内部に
配線が施された壁パネル22を立設した後に行われる。
図2では既に上部の開口部24からケーブル28が引き
出された状態を示してあるが、この壁パネル22は、開
口部24から一定距離だけ引き出し可能な長さを有する
ケーブル28が予め内部に配線されている。上述したケ
ーブル32との結線は、このケーブル28を壁パネル2
2の開口部24から引き出して行われる。
【0019】このように、本実施例の壁パネル22への
配線方法によれば、開口部24からのケーブル28の引
き出し可能距離が一種類のみの壁パネル22を用意すれ
ばよく、壁パネル22からの引き出し可能距離の異なる
ケーブルを有する多種の壁パネルを用意する必要がな
い。また、壁パネル22の施工においては、ケーブルの
引き出し可能距離の違いによって壁パネルを選び出す必
要がない。そのため、壁パネルの生産および施工の効率
化を図ることができる。
【0020】以下、この壁パネル22内部の配線の工程
について説明する。
【0021】まず、前述したように開口部24から一定
距離だけ引き出せる長さを有するケーブル28を用意
し、その両端部の被覆を取り除いて線材29を配線用に
露出させる。
【0022】なお、ケーブル28の開口部から引き出さ
れる端部とは反対側の端部は、例えば図1に示したよう
に、壁パネル22の内部で電材33例えばコンセントや
スイッチと接続される。図2には、コンセント用の電材
穴34が示されている。電材の中央部の壁パネル22に
おける配置位置は、電材の種類によってカテゴリー分け
され、同一カテゴリーの電材は壁パネル22の上端また
は下端から(すなわち縦方向で)同一距離の位置に配置
される。例えば、コンセント、テレビ端子、フットライ
トなどは下端から20cmの位置に配置され、インタホ
ン、スイッチなどは下端から120cmの位置に配置さ
れ、パイプファン・スリーブ、その電源コンセントなど
は上端から45cmの位置に配置される。同一カテゴリ
ーの複数の電材が配置される場合は、それぞれ異なる横
方向の位置に所定間隔で配置される。したがって、ケー
ブル22は、異なる横方向の位置に対応するために幾分
の余裕を持たせておけば、接続される電材のカテゴリー
に対応する縦方向の位置に合わせた所定の数種類のみの
長さを用意すればよい。
【0023】次に、図3(A)に示すように、ケーブル
の一端から露出させたそれぞれの線材29を、それぞれ
の直結配線コネクタ12に差し込むことによって、線材
29と直結配線コネクタ12とを接続する。このように
して、図3(B)に示すように、線材29の一端に直結
配線コネクタ12が接続されたケーブル28となる。
【0024】そして、このケーブル28を、図3(C)
に示したように、ケーブル28の直結配線コネクタ12
が接続されてない側を先にして、ガイド管36の細い方
の開口端37から挿入する。このガイド管36は、壁パ
ネル22の高さとほぼ等しい長さを有する。ガイド管3
6の細い方の開口端37は、ケーブル28の本体は通す
が、直結配線コネクタ12が接続された端部は通さない
内径となっており、ケーブル28の直結配線コネクタ1
2が接続された一端が、この開口端37で引っかかった
状態になるまでケーブル28が挿入される。
【0025】次いで、ケーブル28が挿入されたこのガ
イド管36を、図4および図5に示すように、壁パネル
22の下部芯材25に設けられた開口部26から挿入
し、さらに、この開口部26に対向する位置にある横桟
材20の切欠き21を通して、ガイド管36の開口端3
7が壁パネル22の上部に到達するまでガイド管36を
スライドさせる。なお、ガイド管36の細い方の開口端
37は、図3(C)および図4に示すように、外径が壁
パネル22の下部芯材25の開口部26の内径よりも大
きく、ガイド管36をスライドさせてその太い方の開口
端38が壁パネル22の上部付近に到達する位置で、こ
の開口端38の外周が壁パネル22の下部芯材25の開
口部26の外周の下部芯材25に当接する。したがっ
て、ガイド管36の細い方の開口端37を壁パネル22
上部の所定の位置まで確実かつ容易に挿入することがで
きる。
【0026】そして、図5に一部を切り欠いた斜視図と
して示すように、ケーブル28の端部を、例えば開口部
24を介して面材23の裏面等に貼付したテープ30等
で支持し、その状態でガイド管36を抜き去る。
【0027】次に、壁パネル22内に配線されたケーブ
ル28の直結配線コネクタ12が接続された側とは反対
の端部を、壁パネル22に固定される電材例えばコンセ
ントやスイッチに接続する。
【0028】以上、本実施例の壁パネル22内のケーブ
ル28の配線について説明した。なお、上述の壁部18
は、この壁パネル22を立設して形成される。
【0029】このように、本実施例の壁パネル22内の
配線方法によれば、両面に面材23,27が貼付された
壁パネル22であっても、容易かつ迅速に壁パネル22
内の配線を行うことができる。
【0030】ここで、壁部18から中継ターミナルまで
の配線について述べる。図1に示したように、壁部18
から、その開口部24を経て引き出されたケーブル28
は、天井16の上部等を通る屋内配線のケーブル32に
接続される。このケーブル32は、割り当てられた中継
ターミナル(図示せず)に接続される。各中継ターミナ
ルには通常複数のケーブル32が集められる。通常、家
屋内には複数の中継ターミナルが配置される。そして、
各中継ターミナルは、別のケーブルによって配電盤(図
示せず)につながれる。
【0031】従来、コンセントやスイッチ等の配置を示
す家屋の平面図には、配線穴である開口部24の位置の
情報は記載されておらず、壁部18への配線のための開
口部24は、コンセントやスイッチ等の電材がある位置
に対応して、その天井16より上方に設けられているこ
とが暗黙の了解事項とされていた。しかし、これでは開
口部24が壁部18のどちら側の面材に設けられている
かを知ることはできなかった。したがって、この中継タ
ーミナルの設置においては、まず、壁部18に設けられ
ている開口部24が壁部のどの位置のどちら側にあるか
を現場において確認し、それをもとに壁部からの配線を
効率的に行える位置を選んで配置されていた。
【0032】本実施例においては、図6(A)、
(B)、および(C)に示すような、壁部18の天井1
6より上方に設けられた配線穴である開口部24が、壁
部18のどちら側の面材に設けられているかの情報も含
めた平面図上での位置を表記する記号50,52,54
を用いて、配線穴の位置も示された家屋の平面図が予め
用意される。
【0033】ちなみに、図6(A)の記号50は、壁部
18のその位置の両側に配線穴が設けられていることを
示し、図6(A)全体としては、その配線穴の一方の側
の壁面にコンセントがあることを示している。図6
(B)の記号52は、壁部18の片側(この平面図では
上方側)に配線穴が設けられていることを示し、図6
(B)全体としては、その配線穴と反対の側の壁面にコ
ンセントがあることを示している。そして、図6(C)
の記号54は、壁部18の片側(この平面図では下方
側)に配線穴が設けられていることを示し、図6(C)
全体としては、その配線穴と反対の側の壁面にコンセン
トがあることを示している。
【0034】図7は、このような記号が用いられた本実
施例の家屋の平面図の一部である。本実施例では、この
図に基づいて、配線距離や各中継ターミナル(図示せ
ず)の負荷などを考慮して、各中継ターミナルの設置位
置が決定され、それらの位置に中継ターミナルが設置さ
れる。
【0035】そして、壁部18からのケーブル28が直
結接続されたケーブル32が、割り当てられた中継ター
ミナルに接続される。
【0036】このようにして、壁部18から中継ターミ
ナルまでの配線が行われる。
【0037】上述した本実施例の壁部18から中継ター
ミナルまでの配線方法によれば、現場での確認なしで配
線穴24の位置が的確に把握でき、それに基づいて適切
な中継ターミナルの位置と、壁部18から中継ターミナ
ルまでの配線経路が決定できるため、壁部18から中継
ターミナルまでの配線作業を効率化することができる。
【0038】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は前述した各実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内で
各種の変形実施が可能である。
【0039】例えば、上記実施例では、ガイド管36を
通すための開口部26を壁パネル22の下端部に位置す
る下部芯材25に設ける例を示したが、ガイド管36を
通すための開口部を壁パネル22の上端部に位置する上
部芯材45に設けてもよい。この場合、ケーブル28の
直結配線コネクタ12の側がガイド管の開口端38の側
に位置するようにしてケーブル28をガイド管36に装
填し、壁パネル22の上部芯材45に設けられた開口部
にガイド管を開口端37側から挿入して、ケーブル28
を所定位置に敷設する。なお、壁パネル22の上端部に
位置する上部芯材45に設けられたこの開口部を、配線
穴として用いてもよい。その場合、配線穴である開口部
24は必ずしも設けなくともよい。
【0040】また、上記実施例では、配線穴である開口
部24の位置を家屋の平面図上で示す記号として、図6
(A)、(B)、および(C)に示したものを用いた
が、壁部18のどちら側にあるのかの情報も含めた位置
を家屋の平面図上で表示できるものであれば、いかなる
ものであってもよい。
【0041】さらに、上記実施例では、壁部18の配線
穴である開口部24から中継ターミナルまでの配線は、
壁部18からのケーブル28と、それを壁部18の付近
で直結配線コネクタ12で接続したケーブル32とによ
って行われる例を示したが、壁部18からのケーブル2
8を直接中継ターミナルに接続するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、開口部からの第1ケーブルの引き出し可
能距離が一種類のみの壁パネルを用意すればよく、壁パ
ネルからの引き出し可能距離の異なる第1ケーブルを有
する多種の壁パネルを用意する必要がない。また、壁パ
ネルの施工においては、第1ケーブルの引き出し可能距
離の違いによって壁パネルを選び出す必要がない。その
ため、壁パネルの生産および施工の効率化を図ることが
できる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、ケーブル
が挿入されるとその位置でケーブルを固定する直結配線
コネクタに、第1ケーブルと第2ケーブルとのそれぞれ
を挿入することによって、きわめて容易かつ迅速に第1
ケーブルと第2ケーブルとを結線することができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、両面に面
材が貼付された壁パネルであっても、容易かつ迅速に壁
パネル内の配線を行うことができる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、現場での
確認なしで配線穴の位置が的確に把握でき、それに基づ
いて適切な中継ターミナルの位置と、壁部から中継ター
ミナルまでの配線経路が決定できるため、壁部から中継
ターミナルまでの配線作業を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本実施例の配線方法が用いられた壁
部およびその付近の断面図である。(B)は、結線部の
詳細を示す斜視図である。
【図2】実施例の壁パネルを示す一部を切り欠いた斜視
図である。
【図3】(A)は、直接配線コネクタに接続されたケー
ブルの端部の詳細を示す斜視図である。(B)は、ケー
ブル全体の概略を示す斜視図である。(C)は、ガイド
管にケーブルを挿入する様子を示す斜視図である。
【図4】壁パネルにガイド管を挿入する様子を示す斜視
図である。
【図5】壁パネル内にケーブルを仮止めし、ガイド管を
抜き去る状態を示す斜視図である。
【図6】(A)、(B)、および(C)は、配線穴を示
す本実施例の記号である。
【図7】電材の記号および本実施例の配線穴の記号を用
いて、それらの配置を示した家屋の平面図である。
【符号の説明】
12 直結配線コネクタ 18 壁部 20 横桟材 21 切欠き 22 壁パネル 24 開口部(壁パネル上部) 25 下部芯材 26 開口部(下部芯材) 28 ケーブル(第1ケーブル) 32 ケーブル(第2ケーブル) 36 ガイド管 50,52,54 記号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルによって形成される壁部への配
    線方法であって、 前記壁パネル上部の開口部から一定距離だけ引き出し可
    能な第1ケーブルが内部に配されている前記壁パネルを
    立設する工程と、 前記第1ケーブルを家屋内の第2ケーブルと結線する工
    程と、 を有することを特徴とする壁部への配線方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記結線工程では、前記第1ケーブルの一端と前記第2
    ケーブルの一端とが接続される直結配線コネクタが用い
    られることを特徴とする壁部への配線方法。
  3. 【請求項3】 横桟材に配線用の切り欠きが設けられた
    壁パネル内の配線方法であって、 前記壁パネルの高さとほぼ等しい長さを有するガイド管
    に、ケーブルを導入する工程と、 前記切り欠きに対向する位置に設けられた下部芯材の開
    口部から、前記ガイド管を前記壁パネル内に導入する工
    程と、 前記ケーブルの上部が支持された状態で、前記ガイド管
    を抜き去る工程と、 を有することを特徴とする壁パネル内の配線方法。
  4. 【請求項4】 壁部から中継ターミナルまでの配線方法
    であって、 前記壁部に設けられた配線穴を表記した平面図に基づい
    て、前記中継ターミナルの設置位置を決定し、その位置
    に前記中継ターミナルを設置する工程と、 前記壁部から前記配線穴を介して引き出されたケーブル
    を前記中継ターミナルまで配線する工程と、 を有することを特徴とする壁部から中継ターミナルまで
    の配線方法。
JP8192242A 1996-07-22 1996-07-22 壁部への配線方法、壁パネル内の配線方法、および壁部から中継ターミナルまでの配線方法 Withdrawn JPH1042435A (ja)

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