JPH06233424A - 電線ユニット配線法 - Google Patents

電線ユニット配線法

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Publication number
JPH06233424A
JPH06233424A JP5456893A JP5456893A JPH06233424A JP H06233424 A JPH06233424 A JP H06233424A JP 5456893 A JP5456893 A JP 5456893A JP 5456893 A JP5456893 A JP 5456893A JP H06233424 A JPH06233424 A JP H06233424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
branch
work
pattern
wire unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5456893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishida
孝 西田
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NIPPON ENGINEER MATES CORP
Original Assignee
NIPPON ENGINEER MATES CORP
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Publication date
Application filed by NIPPON ENGINEER MATES CORP filed Critical NIPPON ENGINEER MATES CORP
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Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電気配線工事において、現場での工事時間を
短縮し、工事の効率を良くするケーブル配線を目的とす
る。 【構成】 電気配線工事の分岐法の数多くのパターンを
選び、番号を付し、作図、規格化する。そのパターン番
号を配線図面に記入する作業、図面とパターン図により
予め工場等で配線ユニット8を組み立てる作業、工事現
場に配線ユニット8を持込み現場にてはケーブルの配
置、固定、器具取付けのみを行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、一般の建築物における
VVF及びVVRケーブルの屋内配線工事に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より建築工事の電気配線工事は、巻
線材(2)を現場に持込み、設計上推定される長さ毎に
切断し、接続部の絶縁被覆の剥離を行い一つ一つ接合
し、それを屋根裏部分とか、コンクリート埋設の電線管
内に付設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため現場に於ける
工事では、幾種もの工種の工事の工程が入乱れ、狭いス
ペースでもあり、床上2〜3m高さの工事であるため、
脚立の上り降りをしながら各ルートの電線の必要長さの
切断と、接続の為の被覆の剥離を行いながら現場作業の
配線が行われていた。
【0004】また複雑な配線等では、それぞれの配線区
分にマーク等を入れたり、接続部分を探しながらの非常
に複雑な工法が用いられていた。
【0005】本発明は、上記の多くの繁雑さを解決しよ
うというものであり、出願人が先に特願平1−1306
97号において出願した「電線ブロック配線法」を更に
明確にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、予め作業効率の良い工場等で組立てられた上記配線
ユニットを工事現場に持込み、工事現場での作業を極端
に減じ、工事工程の適時に、一気に配線工事を終了しよ
うとするものである。
【0007】先ず、一般に行われている屋内配線工事の
ケーブル分岐接続において、配線の分岐として考えられ
得る分岐のパターンを予め検討し、選び出し、数多くの
分岐パターンとして図4〜図6の如く番号を付して作成
しておき、配線工事図面に電線の種類、長さと同時に記
入する。
【0008】又この分岐パターンは、1分岐の集合線を
10本以内とし、より単純な組立てに計画してあるた
め、工場内の組立ては容易である。
【0009】上記図面と、単純化されたパターン図に
は、2〜8穴の差込形コネクターが示してあるため間違
い等が無く、確実に組み立てる事が出来るのである。
【0010】次に、予め必要種類の電線ケーブルと、配
線長さ単位、例えばlm,lm,lm…lnm
等、電線のサイズ毎に切断し、接続のための両端の絶縁
被覆を剥離した電線(1)を多量に準備し、前記配線図
面に記入指示された長さのものを電線(1)群の中から
選び、工場等で電源ブレーカー(6)からその端末
(9)迄の回路を1セットとして準備した配線ユニット
(8)を工事現場に持込み、工事進行をスムーズで然も
効率のよいものとするものである。
【0011】又、端末(9)には電気器具の種類、用
途、設置室名等が記入されているため、より効率の良い
工事が可能である。
【0012】この場合のケーブルの指示長さ(12)
は、図面上の水平長さと、使用目的、例えばコンセント
の床上設置高さ、スイッチは床上高さの基準位置迄の長
さを合計した数字(12)で、配線図面に記入されてい
る。
【0013】
【作 用】これにより、幾つもの種類の工事業者が入乱
れて作業する繁雑な作業場であっても、効率のよい事前
の工場生産にて回路毎組立てられた配線ユニットを付設
するため、現場に於ける作業時間を減ずる事ができ、作
業の省力、作業品質の向上にも、また労務者の過労防止
その他健康管理にも、多大の作用が考えられる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の詳細を説明する。まず、作業
効率の良い工場等で、巻線(2)を解きながら単位長さ
,l,l…lnに切断する。
【0015】次に接続のために必要な両端の絶縁被覆を
剥ぎ、単位長巻線(1)を作る。
【0016】それ等の中から前記図面により必要な線種
と数量を選び、分岐パターン番号(11)に示された接
続を差込形コネクター(7)を用いて電源ブレーカー
(6)より端末(9)迄のユニット(8)毎に接続組立
て、1セットとして工場等で組立てられた配線ユニット
(8)を現場に持込み、現場においては図面により適宜
位置に配置、固定、器材の取付け等の作業のみを行う。
【0017】尚、工場での組立てを容易にするため、各
分岐パターンのケーブルの数を10本以内とし、分岐部
分を点検口に集中配置する事も出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る電線ユニット配線法は、効
率のよい事前の工場生産にて回路毎組立てられたものを
付設するため、現場に於ける作業時間を減ずる事がで
き、作業の省力、作業品質の向上にも、また労務者の過
労防止その他健康管理にも大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻線(2)の姿図である。
【図2】電線を単位長さl,l,l…lnに切断
し、両端接合部(3)、絶縁被覆(4)を剥離した電線
(1)数種の姿図である。
【図3】配線盤(5)内のブレーカー(6)の姿図であ
る。
【図4】配線分岐パターン及び番号(11)の例を示
す。
【図5】配線分岐パターン及び番号の例を示す。
【図6】配線分岐パターン及び番号の例を示す。
【図7】配線図面に分岐パターン番号、及び各ケーブル
の水平及び各端末の天井からの長さの合計値長さを記入
した図面である。
【図8】組立てられた配線ユニットの姿図である。
【符号の説明】
1 電線 2 巻線 3 接合部 4 絶縁被覆 5 配電盤 6 ブレーカー 7 コネクター 8 配線ユニット 9 端末 10 ジョイントボックス 11 配線分岐パターン番号 12 図面に示されたケーブル長さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VVF,VVRケーブルによる屋内電気
    配線工事において、先ず配線の分岐として考えられ得る
    数多くの分岐のパターンを予め検討、決定し、それぞれ
    に分岐パターン番号(11)を付したリストを作成す
    る。次に分岐点毎の分岐パターン番号(11)と、各分
    岐間の端末(9)迄のケーブル(1)の長さ及びケーブ
    ルの種類を配線図面に記入する。その図面に基づいて、
    組立て工場において、電源ブレーカー(6)から、端末
    (9)迄の回路を配線分岐パターンに従って差込形コネ
    クター(7)を用いて接続し、各分岐点はアウトレット
    ボックス等のジョイントボックス(10)中に組み込ん
    だものを1セットとして組立てた電線ユニットを、電気
    配線工事現場に搬入し、電気配線工事現場においては、
    上記図面の指示位置に配置固定、器材取付け作業のみを
    行う事を特徴とする電線ユニット配線法。
  2. 【請求項2】 分岐パターンの集合ケーブルの数を10
    本以内とする請求項1の電線ユニット配線法。 【0001】
JP5456893A 1993-02-02 1993-02-02 電線ユニット配線法 Pending JPH06233424A (ja)

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JP5456893A JPH06233424A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 電線ユニット配線法

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JP5456893A JPH06233424A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 電線ユニット配線法

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JPH06233424A true JPH06233424A (ja) 1994-08-19

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ID=12974302

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JP5456893A Pending JPH06233424A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 電線ユニット配線法

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