JPH1041991A - ディジタル復調回路 - Google Patents

ディジタル復調回路

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JPH1041991A
JPH1041991A JP8194638A JP19463896A JPH1041991A JP H1041991 A JPH1041991 A JP H1041991A JP 8194638 A JP8194638 A JP 8194638A JP 19463896 A JP19463896 A JP 19463896A JP H1041991 A JPH1041991 A JP H1041991A
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JP
Japan
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signal
phase
carrier frequency
frequency error
circuit
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JP8194638A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kizawa
武 鬼沢
Sei Kobayashi
聖 小林
Shuji Kubota
周治 久保田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア周波数誤差が大きい場合でも高精度
にキャリア周波数誤差を検出し、補償することができる
ディジタル復調回路を実現する。 【解決手段】 乗算手段(13)で、再生クロックに同
期した遅延検波信号a7のキャリア周波数誤差を示す位
相回転信号a9をN倍し、変換手段および積分手段(1
4,15)でこのN倍位相回転信号a10のもつ偏角に
基づくベクトルを平均化し、位相検出手段(16)でそ
の平均化したベクトルの偏角(位相)を検出し、除算手
段(17)でこの位相検出信号a13を1/Nにするこ
とにより、正しい位相回転量Δθを示すキャリア周波数
誤差信号a14を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムに用いる復調回路に関する。特に、相手局か
ら受信する信号のキャリア周波数誤差を補正する自動周
波数制御回路を含むディジタル復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のディジタル復調回路の構
成例を示す。ここでは、π/4シフトDQPSK変調信
号に対応した回路構成を示す(参考文献:山本 他,"3
84kbpsπ/4QPSKバースト復調器の構成と特性”,
RCS92-100 ,電子情報通信学会技術研究報告)。
【0003】図において、中間周波数帯の受信信号a1
は、直交検波回路31で局部発振回路32の出力信号に
より直交検波されて複素ベースバンド信号a2になり、
さらに位相検波回路33で位相信号a3に変換される。
遅延回路34は、位相信号a3を1シンボル区間遅延さ
せた遅延信号a4を出力する。減算回路35は、位相信
号a3と遅延信号a4を入力して(a3−a4)の演算
を行い、1シンボル区間の位相差分信号a5を出力す
る。シンボルクロック同期回路36は、位相差分信号a
5から受信信号のシンボルクロック位相を検出し、シン
ボル識別点に同期した再生クロックa6を出力する。ラ
ッチ37は、再生クロックa6により与えられるシンボ
ル識別点で位相差分信号a5をサンプリングし、遅延検
波信号a7を出力する。
【0004】ここで、キャリア周波数誤差が存在しない
場合には、遅延検波信号a7の第jサンプルの位相角θ
j は、図7に○印で示すように、 θj =iπ/2+π/4 (i=0 ,1,2,3) …(1) となる。一方、キャリア周波数誤差Δωが存在する場合
には、信号点は図7に×印で示すように正規の位置から
回転し、雑音による符号誤りが発生しやすくなる。Δω
と位相回転Δθとの間には、 Δθ=ΔωT …(2) の関係がある。ここで、Tはシンボル周期である。
【0005】位相誤差検出回路38は、遅延検波信号a
7について、 Δθj =φj −θj …(3) の演算を行い、位相回転信号a9を出力する。ここで、
φj は第jサンプルの遅延検波信号、θj は式(1) でφ
j に最も近い値をとるようにiを選んだときの位相角判
定信号である。積分回路39は、この位相回転信号a9
をmシンボル(mは正整数)積分して平均化し、遅延検
波信号a7の位相回転量Δθを示すキャリア周波数誤差
信号a14を出力する。この位相回転量Δθは、
【0006】
【数1】
【0007】と表される。なお、mが大きいほど検出誤
差が低減される。遅延回路40は、積分回路39で必要
なmシンボル分だけ遅延検波信号a7を遅延させる。減
算回路41は、遅延させた遅延検波信号a7′からキャ
リア周波数誤差信号a14を減算して位相補正を行い、
位相回転補正信号a15を出力する。これにより、遅延
検波信号a7のキャリア周波数誤差が補償される。符号
判定回路42は、位相回転補正信号a15の符号判定を
行ってデータ信号a16を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、図7
に示すように雑音が極めて少ないときに、キャリア周波
数誤差による位相回転を正しく検出できる。しかし、大
きな雑音が加わると、図2に示すように雑音によって正
しい位相角θj が選ばれなくなる。図2の斜線部は雑
音により位相回転が大きくなった部分である。この斜線
部では、遅延検波信号の位相角θj が正しい位相角π
/4ではなく、位相角π/2が加算された位相角3π/
4となるので、誤った位相回転を検出することになる。
すなわち、図2の斜線部が網掛部であるかのように
誤って検出されることになる(折り返し)。このときに
検出された位相回転Δθf は、正しい位相回転をΔθr
として、 Δθf =Δθr −kπ/2 (k=±1,+2) …(5) と表される。
【0009】したがって、従来の構成のように積分回路
39で式(4) に応じて加算し平均すると、その平均値は
正しい値Δθではなく、誤差を含むΔθ′に収束する。
さらに、Δωが大きくなるにつれて判定誤りの発生確率
が増大するので、キャリア周波数検出誤差が一層劣化す
ることになる。特に、高精度なキャリア周波数誤差補償
が要求される同期検波回路に従来の構成を用いると、符
号判定誤り率が大幅に劣化する。
【0010】本発明は、キャリア周波数誤差が大きい場
合でも高精度にキャリア周波数誤差を検出し、補償する
ことができるディジタル復調回路を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】従来の構成では、θj
判定誤りによって平均化の際に正しい位相回転推定値に
収束しないことが問題であった。本発明では、式(3) に
よって得られたΔθj をまずN倍(π/4シフトDQP
SKの場合にはN=4)する。その結果得られたNΔθ
j を偏角とするベクトルは、図3に示す円内に分布する
ようになる。このとき、図2に示した斜線部および網
掛部は共に図3の黒塗部に縮退し、従来のような
「折り返し」は発生しない。図3の円は、ノイズによる
ベクトルの広がりを簡易にモデル化したものである。こ
こで、この分布をもつベクトルを平均化すれば、NΔθ
を偏角とするベクトルに収束することは明らかである。
したがって、平均化により得られたベクトルの偏角(位
相)を検出し、これを1/Nにすれば正しい位相回転Δ
θが求められる。なお、一般にM相PSKに対応するた
めには、N=Mとすればよい。
【0012】請求項1のディジタル復調回路は、キャリ
ア周波数誤差検出手段に乗算手段、変換手段、積分手
段、位相検出手段、除算手段を加えて上記の機能を実現
するものである。これにより、キャリア周波数誤差が大
きい場合でも、高精度にキャリア周波数誤差を検出する
ことができる。請求項2のディジタル復調回路は、遅延
検波信号のキャリア周波数誤差を補償する位相補正手段
を含む構成であり、請求項1のキャリア周波数誤差検出
手段で得られたキャリア周波数誤差信号が用いられる。
これにより、キャリア周波数誤差が大きい場合でも、遅
延検波信号に対して高精度なキャリア周波数誤差補償が
可能になる。
【0013】請求項3のディジタル復調回路は、受信信
号のキャリア周波数誤差を補償する周波数補正手段を含
む構成であり、請求項1のキャリア周波数誤差検出手段
で得られたキャリア周波数誤差信号が用いられる。これ
により、キャリア周波数誤差が大きい場合でも、受信信
号に対して高精度なキャリア周波数誤差補償が可能にな
り、同期検波の精度を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1,2のディジタ
ル復調回路の実施形態を示す。本実施形態は、遅延検波
回路に適用したものである。図において、中間周波数帯
の受信信号a1は、直交検波回路31で局部発振回路3
2の出力信号により直交検波されて複素ベースバンド信
号a2になり、さらに位相検波回路33で位相信号a3
に変換される。遅延回路34は、位相信号a3を1シン
ボル区間遅延させた遅延信号a4を出力する。減算回路
35は、位相信号a3と遅延信号a4を入力して(a3
−a4)の演算を行い、1シンボル区間の位相差分信号
a5を出力する。シンボルクロック同期回路36は、位
相差分信号a5から受信信号のシンボルクロック位相を
検出し、シンボル識別点に同期した再生クロックa6を
出力する。ラッチ37は、再生クロックa6により与え
られるシンボル識別点で位相差分信号a5をサンプリン
グし、遅延検波信号a7を出力する。
【0015】シンボル判定回路11は、再生クロックに
同期した遅延検波信号a7の位相回転誤差が最も小さく
なるようにシンボルの判定を行い、正規の信号点位相を
示す位相角判定信号a8を出力する。減算回路12は、
遅延検波信号a7と位相角判定信号a8を入力して(a
7−a8)の演算を行い、その位相差を示す位相回転信
号a9を出力する。ここで、遅延検波信号a7は式(3)
のφj に対応し、位相角判定信号a8は式(3) のθj
対応し、位相回転信号a9は式(3) のΔθj に対応す
る。すなわち、シンボル判定回路11および減算回路1
2は、図6に示す従来構成の位相誤差検出回路38に相
当する。
【0016】乗算回路13は、この位相回転信号a9を
N倍(Nは正整数)してN倍位相回転信号a10を出力
する。ベクトル変換回路14は、N倍位相回転信号a1
0のもつ偏角に基づくベクトルの同相成分信号a11と
直交成分信号a12を生成して出力する。積分回路15
−1,15−2は、同相成分信号a11と直交成分信号
a12をそれぞれmシンボル(mは正整数)積分して平
均化を行う。位相検出回路16は、この平均化されたベ
クトルからベクトルがもつ偏角(位相)を検出し、位相
検出信号a13を出力する。除算回路17は、位相検出
回路a13を1/Nに分周し、キャリア周波数誤差信号
a14を出力する。
【0017】この乗算回路13から除算回路17までの
構成が、本実施形態のディジタル復調回路におけるキャ
リア周波数誤差検出手段の特徴とする部分であり、それ
ぞれ請求項1および請求項2の乗算手段、変換手段、積
分手段、位相検出手段、除算手段に対応する。すなわ
ち、再生クロックに同期した遅延検波信号a7のキャリ
ア周波数誤差を示す位相回転信号(Δθj )a9をN倍
し、このN倍位相回転信号(NΔθj ) a10のもつ偏
角に基づくベクトルを平均化し、その平均化したベクト
ルの偏角(位相)を検出し、この位相検出信号(NΔ
θ)a13を1/Nにすることにより、正しい位相回転
量Δθを示すキャリア周波数誤差信号a14を出力する
構成になっている。
【0018】本実施形態のディジタル復調回路には、さ
らにキャリア周波数誤差を補償するための遅延回路40
および減算回路41が付加される(請求項2)。遅延回
路40は、積分回路15で必要なmシンボル分だけ遅延
検波信号a7を遅延させる。減算回路41は、遅延させ
た遅延検波信号a7′からキャリア周波数誤差信号a1
4を減算して位相補正を行い、位相回転補正信号a15
を出力する。これにより、遅延検波信号a7のキャリア
周波数誤差が補償される。符号判定回路42は、位相回
転補正信号a15の符号判定を行ってデータ信号a16
を出力する。
【0019】図4は、図1に示すディジタル復調回路の
シミュレーションによる符号誤り率特性を示す。シミュ
レーションでは、変調方式にπ/4シフトDQPSKを
用いている。シンボルレートは 192kHz、積分に40シン
ボルを用いたときの結果である。図に示すように、キャ
リア周波数補正をしない復調回路では、キャリア周波数
誤差が増加するにつれて符号誤り率が大きく劣化してい
ることがわかる。また、従来構成によりキャリア周波数
補正をした復調回路では、改善は見られるものの十分に
キャリア周波数誤差の影響を抑えきれていないことがわ
かる。これに対して、本発明のディジタル復調回路で
は、キャリア周波数誤差の影響を十分に抑えることがで
き、符号誤り率が大幅に改善されていることがわかる。
【0020】図5は、請求項3のディジタル復調回路の
実施形態を示す。本実施形態は、同期検波回路に適用し
たものである。図において、直交検波回路31、局部発
振回路32、位相検波回路33、遅延回路34、減算回
路35、シンボルクロック同期回路36、ラッチ37
は、図1に示す各部と同じ構成であり、ラッチ37から
再生クロックに同期した遅延検波信号a7が出力され
る。
【0021】シンボル判定回路11は、再生クロックに
同期した遅延検波信号a7の位相回転誤差が最も小さく
なるようにシンボルの判定を行い、正規の信号点位相を
示す位相角判定信号a8を出力する。減算回路12は、
遅延検波信号a7と位相角判定信号a8を入力して(a
7−a8)の演算を行い、その位相差を示す位相回転信
号a9を出力する。
【0022】乗算回路13は、この位相回転信号a9を
N倍(Nは正整数)してN倍位相回転信号a10を出力
する。ベクトル変換回路14は、N倍位相回転信号a1
0のもつ偏角に基づくベクトルの同相成分信号a11と
直交成分信号a12を生成して出力する。積分回路15
−1,15−2は、同相成分信号a11と直交成分信号
a12をそれぞれmシンボル(mは正整数)積分して平
均化を行う。位相検出回路16は、この平均化されたベ
クトルからベクトルがもつ偏角(位相)を検出し、位相
検出信号a13を出力する。除算回路17は、位相検出
回路a13を1/Nに分周し、キャリア周波数誤差信号
a14を出力する。
【0023】この乗算回路13から除算回路17までの
構成が、請求項3のディジタル復調回路におけるキャリ
ア周波数誤差検出手段の特徴とする部分であり、それぞ
れ乗算手段、変換手段、積分手段、位相検出手段、除算
手段に対応する。積分回路21は、可変周波数発振手段
として用いられるものであり、キャリア周波数誤差信号
a14を積分し続けて周波数変換用参照信号a17を出
力する。
【0024】一方、ラッチ22は、再生クロックa6に
より与えられるシンボル識別点で位相信号a3をサンプ
リングする。遅延回路23は、積分回路15で必要なm
シンボル分だけ、ラッチ22でサンプリングされた信号
を遅延させる。減算回路24は、遅延回路23の出力信
号a18から周波数変換用参照信号a17を減算して周
波数変換を行い、周波数誤差補正信号a19を出力す
る。これにより、受信信号のキャリア周波数誤差が補償
される。
【0025】キャリア再生回路24は、周波数誤差補正
信号a19からキャリア再生を行い、減算回路25は再
生キャリアを用いて周波数誤差補正信号a19を同期検
波する。符号判定回路42は、減算回路25から出力さ
れる同期検波信号a20の符号判定を行ってデータ信号
a16を出力する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のディジ
タル復調回路におけるキャリア周波数誤差検出手段を用
いることにより、キャリア周波数誤差が大きい場合で
も、高精度にキャリア周波数誤差を検出することができ
る。請求項2のディジタル復調回路は、請求項1のキャ
リア周波数誤差検出手段を用いることにより、キャリア
周波数誤差が大きい場合でも、遅延検波信号に対して高
精度なキャリア周波数誤差補償が可能になる。
【0027】請求項3のディジタル復調回路は、請求項
1のキャリア周波数誤差検出手段を用いることにより、
キャリア周波数誤差が大きい場合でも、受信信号に対し
て高精度なキャリア周波数誤差補償が可能になり、同期
検波の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2のディジタル復調回路の実施形態
を示すブロック図。
【図2】従来構成で生じる問題点を説明する図。
【図3】本発明構成により特性の改善が可能なことを説
明する図。
【図4】符号誤り率特性のシミュレーション結果を示す
図。
【図5】請求項3のディジタル復調回路の実施形態を示
すブロック図。
【図6】従来のディジタル復調回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図7】キャリア周波数誤差による遅延検波後の位相回
転を説明する図。
【符号の説明】
11 シンボル判定回路 12 減算回路 13 乗算回路 14 ベクトル変換回路 15 積分回路 16 位相検出回路 17 除算回路 21 積分回路 22 ラッチ 23 遅延回路 24 キャリア再生回路 25 減算回路 31 直交検波回路 32 局部発振回路 33 位相検出回路 34 遅延回路 35 減算回路 36 シンボルクロック同期回路 37 ラッチ 38 位相誤差検出回路 39 積分回路 40 遅延回路 41 減算回路 42 符号判定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を遅延検波する遅延検波手段
    と、 前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量を求め、それ
    を平均化してキャリア周波数誤差信号を出力するキャリ
    ア周波数誤差検出手段とを備えたディジタル復調回路に
    おいて、 前記キャリア周波数誤差検出手段は、 前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量をN倍(Nは
    正整数)する乗算手段と、 前記乗算手段の出力値を偏角とするベクトル信号を生成
    する変換手段と、 前記ベクトル信号を平均化する積分手段と、 前記平均化されたベクトル信号の位相を検出する位相検
    出手段と、 前記位相検出手段の出力信号を1/Nにし、前記キャリ
    ア周波数誤差信号として出力する除算手段とを備えたこ
    とを特徴とするディジタル復調回路。
  2. 【請求項2】 受信信号を遅延検波する遅延検波手段
    と、 前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量を求め、それ
    を平均化してキャリア周波数誤差信号を出力するキャリ
    ア周波数誤差検出手段と、 前記キャリア周波数誤差信号を用いて前記遅延検波手段
    の出力信号の位相補正を行う位相補正手段とを備えたデ
    ィジタル復調回路において、 前記キャリア周波数誤差検出手段は、 前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量をN倍(Nは
    正整数)する乗算手段と、 前記乗算手段の出力値を偏角とするベクトル信号を生成
    する変換手段と、 前記ベクトル信号を平均化する積分手段と、 前記平均化されたベクトル信号の位相を検出する位相検
    出手段と、 前記位相検出手段の出力信号を1/Nにし、前記キャリ
    ア周波数誤差信号として出力する除算手段とを備えたこ
    とを特徴とするディジタル復調回路。
  3. 【請求項3】 受信信号を遅延検波する遅延検波手段
    と、 前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量を求め、それ
    を平均化してキャリア周波数誤差信号を出力するキャリ
    ア周波数誤差検出手段と、 前記キャリア周波数誤差信号を用いて前記受信信号の周
    波数誤差を補正する周波数補正手段とを備えたディジタ
    ル復調回路において、 前記キャリア周波数誤差検出手段は、 前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量をN倍(Nは
    正整数)する乗算手段と、 前記乗算手段の出力値を偏角とするベクトル信号を生成
    する変換手段と、 前記ベクトル信号を平均化する積分手段と、 前記平均化されたベクトル信号の位相を検出する位相検
    出手段と、 前記位相検出手段の出力信号を1/Nにし、前記キャリ
    ア周波数誤差信号として出力する除算手段とを備えたこ
    とを特徴とするディジタル復調回路。
JP8194638A 1996-07-24 1996-07-24 ディジタル復調回路 Pending JPH1041991A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000028710A1 (fr) * 1998-11-09 2000-05-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif estimateur de phase de porteuse et demodulateur associe
US6931084B1 (en) 1998-04-14 2005-08-16 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Differential coding and carrier recovery for multicarrier systems
US7061997B1 (en) 1998-04-14 2006-06-13 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Method and apparatus for fine frequency synchronization in multi-carrier demodulation systems

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