JPH1041781A - 可変帯域幅を有する増幅器回路 - Google Patents

可変帯域幅を有する増幅器回路

Info

Publication number
JPH1041781A
JPH1041781A JP9094577A JP9457797A JPH1041781A JP H1041781 A JPH1041781 A JP H1041781A JP 9094577 A JP9094577 A JP 9094577A JP 9457797 A JP9457797 A JP 9457797A JP H1041781 A JPH1041781 A JP H1041781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupled
npn transistor
collector
capacitive element
emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9094577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4015222B2 (ja
Inventor
Andrew Gerald Zocher
アンドリュー・ジェラルド・ゾーチャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH1041781A publication Critical patent/JPH1041781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4015222B2 publication Critical patent/JP4015222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/191Tuned amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/1291Current or voltage controlled filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変帯域幅を有する増幅器回路204を提供
する。 【解決手段】 この増幅器回路204は、差動増幅器4
00,第1容量性素子402,第2容量性素子404,
第1npnトランジスタ424,第2npnトランジス
タ426およびスイッチ制御回路410によって構成さ
れる。第1および第2容量性素子、第1および第2np
nトランジスタがスイッチ制御回路を介してスイッチオ
ンすることに応答して、差動増幅器の第1出力端子と第
2出力端子420,422との間で実質的に結合され
る。第1および第2npnトランジスタがオフのとき、
増幅器回路204の第1カットオフ周波数は増幅器回路
204のミラー・キャパシタンスによって決定される。
第1および第2npnトランジスタがオンのとき、増幅
器回路204の第2カットオフ周波数は、第1および第
2容量性素子のキャパシタンスによって決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に増幅器に関し、
さらに詳しくは、可変帯域幅を与える高周波増幅器に関
する。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)におけるアナログ信号
処理では、増幅器を利用する場合が多い。増幅器は、信
号の電圧レベルを増加または減少するためなど、さまざ
まな理由でICにおいて利用できる。動作時に、増幅器
の非理想的な内容が信号高調波(signal harmonics)など
スプリアス出力信号を発生する傾向があり、これが信号
の更なる処理に影響を及ぼすことがある。
【0003】増幅器を設計する際の一つの目標は、この
ようなスプリアス出力信号について低域濾波を施すこと
である。このような低域濾波を行う簡単な方法では、低
域通過抵抗コンデンサ(RC)フィルタを利用する。た
だし、ここでは、増幅器の動作帯域幅が多様なシステム
用途で変化する必要があるため、ICの柔軟性は低下す
る。複雑な濾波方法も利用されてきたが、これらの方法
は、増幅器の動作周波数が増幅器の能動デバイスの遷移
周波数に近づくと不可能になる。さらに、増幅器の動作
帯域幅を変化させる多くの従来の設計は、増幅器のバイ
アス電流を変化することによって行っており、それによ
り増幅器の低周波数利得および相互変調特性を不要に変
化させる。他の従来の設計は、信号経路においてnチャ
ネル金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタを利用
し、それにより増幅器の最大動作周波数を低減してい
る。回路の複雑さ,コストおよび最小動作電圧条件は、
増幅器を設計する上で他の重要な検討事項である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、比較的高い周
波数で動作でき、しかもさまざまなシステム用途で利用
するため可変周波数帯域を有する単純な増幅器回路が必
要とされる。
【0005】
【実施例】本発明に従って、増幅器回路は、第1カット
オフ周波数および第2カットオフ周波数を含む可変周波
数応答を有する。この増幅器回路は、増幅器,容量性素
子,npnトランジスタおよびスイッチ制御回路によっ
て構成される。npnトランジスタは、増幅器の出力に
結合されたベースと、第1基準電圧に結合されたコレク
タと、容量性素子およびスイッチ制御回路の第1端部に
結合されたエミッタとを有し、容量性素子およびスイッ
チ制御回路のそれぞれは第2基準電圧に結合された第2
端部を有する。npnトランジスタがスイッチ制御回路
によってスイッチオフされると、第1カットオフ周波数
は増幅器の最大動作周波数によって決定される。npn
トランジスタがスイッチ制御回路によってスイッチオン
されると、第2カットオフ周波数は容量性素子のキャパ
シタンスによって決定される。高周波数動作について
は、増幅器は増幅のためnpnトランジスタしか含ま
ず、第1カットオフ周波数は増幅器回路のミラー・キャ
パシタンス(Miller capacitance)によって決定される。
【0006】図1は、本発明を具現できる通信システム
100のブロック図である。通信システム100は、例
えば、セルラ電話システムでもよい。通信システム10
0は、移動局101および基地局102によって構成さ
れる。通信装置である移動局101は、コントローラ1
04,受信機106,送信機108,ユーザ・インタフ
ェース110およびアンテナ112を備える。コントロ
ーラ104,受信機106,送信機108およびユーザ
・インタフェース110のそれぞれは、好ましくは電源
電圧Vccである基準電圧113と、好ましくはグラン
ドである基準電圧115とで電圧バイアスされる。別の
通信装置である基地局102は、アンテナ114を介し
て移動局101と無線周波数(RF)信号を送受信す
る。移動局101は、アンテナ112および受信機10
6を介してRF信号を受信する。コントローラ104
は、RF信号とユーザ・インタフェース110からの入
力信号とに基づいて移動局101の制御を支援する。デ
ータ信号はコントローラ104と、ユーザ・インタフェ
ース110への入力信号とから生成される。データ信号
は送信機108によって変調され、そのRF信号はアン
テナ112を介して送信される。好適な実施例では、通
信システム100は二重モード・システム動作を行い、
ここでRF信号はアナログまたはデジタルのいずれかで
変調される。
【0007】図2は、送信機108の一部のブロック図
である。この実施例では、送信機108は、アナログま
たはデジタルのいずれかである動作モードを有する二重
モード送信機である。送信機108は、オフセット周波
数発生器200,局部発振器発生器202,増幅器回路
204,増幅器206,ミキサ208,フィルタ21
0,スイッチ214,移相器222,ミキサ228,ミ
キサ230,増幅器232,増幅器236,スイッチ2
40,可変利得段242,フィルタ246,電力増幅器
248およびフィルタ250によって構成される。オフ
セット周波数発生器200は、入力端子201において
増幅器回路204に入力される信号を発生し、局部発振
器発生器202は、入力端子203において増幅器20
6に入力される信号を発生する。増幅器回路204の非
理想的内容は動作中にスプリアス信号を生じることがあ
るので、増幅器回路204は特殊フィルタを内蔵する。
出力端子205,207における出力信号は、増幅器回
路204および増幅器206によってそれぞれ発生さ
れ、ミキサ208によって混合される。ミキサ208
は、その後フィルタ210によって濾波される信号を発
生する。フィルタ210の出力212における搬送信号
は、選択した動作モード(スイッチ214の位置によっ
て示される)に応じてアナログまたはデジタル処理のた
めに送出される。スイッチ214は、コントローラ10
4からのアナログ/デジタル制御信号216によって制
御される。
【0008】動作モードがデジタルの場合、出力212
は移相器222の入力218に結合される。I信号22
4(「同相(in-phase)」信号)およびQ信号226
(「直交(quadrature-phase)」信号)は、デジタル変調
のために用いられるデジタル・データ信号をなす。I信
号224はミキサ228に入力され、Q信号226はミ
キサ230に入力される。搬送信号は移相器222によ
って処理され、I信号224およびQ信号226と混合
される。その混合信号は増幅器232によって増幅さ
れ、出力234において出力信号を生成する。この出力
信号は、アナログ/デジタル制御信号216によって制
御されるスイッチ240に送出される。動作モードがデ
ジタルであると仮定すると、スイッチ240は出力23
4を可変利得段242に結合する。
【0009】動作モードがアナログの場合、出力212
はスイッチ214によって入力220に結合される。搬
送信号は増幅器236によって増幅され、出力238に
おいて出力信号を生成し、この信号はスイッチ240に
入る。動作モードがアナログであると仮定すると、スイ
ッチ240は出力238を可変利得242に結合する。
可変利得242は、コントローラ104からの可変利得
制御信号244によって制御される。その信号はフィル
タ246,電力増幅器248およびフィルタ250によ
って処理される。フィルタ250の出力はアンテナ11
2に結合され、そこから信号は送信される。
【0010】図3は、本発明による増幅器回路204の
構成図を示す。増幅器回路204は、増幅器300,n
pnトランジスタ302,容量性素子304およびスイ
ッチ制御回路306によって構成される。増幅器300
は、基準電圧113および基準電圧115でバイアスさ
れ、また入力端子201を含み、ここで入力信号が印加
される。npnトランジスタ302は、出力端子205
に結合されたベースと、基準電圧113に結合されたコ
レクタと、容量性素子304の第1端部に結合されたエ
ミッタとを有する。容量性素子304は、基準電圧11
5に結合された第2端部を有する。npnトランジスタ
302のエミッタは、スイッチ制御回路306の第1端
部にも結合される。スイッチ制御回路306は、基準電
圧115に結合された第2端部を有する。スイッチ制御
回路306の電流はフィルタ制御信号209によって制
御される。
【0011】増幅器回路204は、第1カットオフ周波
数を有する第1周波数応答と、第2カットオフ周波数を
有する第2周波数応答とを含む、可変周波数応答を有す
る。(このような可変周波数応答の例を図6に示し、こ
れについては以下で説明する。)フィルタ制御信号20
9は、スイッチ制御回路306を介してnpnトランジ
スタ302をオン/オフする。第1カットオフ周波数
は、フィルタ制御信号209が電流を抑制するようにス
イッチ制御回路に指示すると確立される。ここで、np
nトランジスタ302は導通しておらず、そのため容量
性要素304は出力端子205と基準電圧115との間
で実質的に結合されない。第2カットオフ周波数は、フ
ィルタ制御信号209が電流をイネーブルするようにス
イッチ制御回路306に指示するすると確立される。こ
こで、npnトランジスタ302は導通しており、その
ため容量性素子304は出力端子205と基準電圧11
5との間で実質的に結合される。高周波数動作につい
て、増幅器300は増幅のためnpnトランジスタしか
含まず、ここで第1カットオフ周波数は増幅器回路20
4のミラー・キャパシタンスによって実質的に決定され
る。以下で詳細に説明するミラー・キャパシタンスは、
増幅器300の利得と、増幅器300のnpnトランジ
スタのベース・コレクタ間キャパシタンスとの関数であ
る。
【0012】好適な実施例では、増幅器回路204は集
積回路(IC)で製造され、さまざまなシステム用途で
柔軟性を提供する。
【0013】図4は、本発明による増幅器回路204の
構成図を示す。増幅器回路204は、差動増幅器40
0,容量性素子402,容量性素子404,スイッチ4
06,スイッチ408およびスイッチ制御回路410に
よって構成される。差動増幅器400は、基準電圧11
3および基準電圧115で電圧バイアスされる。差動増
幅器400は、入力信号が印加される入力端子416,
418と、出力信号が取られる出力端子420,422
とを有する。スイッチ406は、出力端子420に結合
されたベースと、基準電圧113に結合されたコレクタ
と、容量性素子402の第1端部に結合されたエミッタ
とを有するnpnトランジスタ424を含む。容量性素
子402は、出力端子422に結合された第2端部を有
する。スイッチ408は、出力端子422に結合された
ベースと、基準電圧113に結合されたコレクタと、容
量性素子404の第1端部に結合されたエミッタとを有
するnpnトランジスタ426を含む。容量性素子40
4は、出力端子420に結合された第2端部を有する。
スイッチ制御回路410は、制御可能な電流源428お
よび制御可能な電流源430によって構成される。制御
可能な電流源428は、npnトランジスタ424のエ
ミッタに結合された第1端部と、基準電圧115に結合
された第2端部とを有する。制御可能な電流源430
は、npnトランジスタ426のエミッタに結合された
第1端部と、基準電圧115に結合された第2端部とを
有する。
【0014】制御可能な電流源428,430は、フィ
ルタ制御信号209に結合され、この信号に応答する。
第1カットオフ周波数を確立するために、フィルタ制御
信号209は、電流を抑制するように制御可能な電流源
428,430を制御する。ここで、npnトランジス
タ424,426はスイッチオフされ、第1カットオフ
周波数は差動増幅器400の最大動作周波数によって決
定される。この最大動作周波数は、差動増幅器400の
ミラー・キャパシタンスによって実質的に決定され、こ
こで差動増幅器400は増幅のためnpnトランジスタ
しか含まない。第2カットオフ周波数を確立するため
に、フィルタ制御信号209は、電流を流すように制御
可能な電流源428,430を制御する。ここで、np
nトランジスタ424,426はスイッチオンされ、第
2カットオフ周波数は容量性素子402,404のキャ
パシタンスによって決定される。
【0015】図5は、図4の増幅器回路204の好適な
実施例の詳細な構成図である。図4の差動増幅器400
は、図5においては、npnトランジスタ508,np
nトランジスタ510,抵抗性素子516,抵抗性素子
518,抵抗性素子512,抵抗性素子514および電
流源513によって構成されて示される。電流源513
は、トランジスタ530,抵抗性素子532,トランジ
スタ524,トランジスタ528,抵抗性素子526お
よびバイアス電流I1 を有するバイアス電流源522を
含む。図4のスイッチ制御回路410は、図5において
は、電流I2 を有する主制御可能な電流源536,トラ
ンジスタ538,抵抗性素子540,トランジスタ54
2,トランジスタ544,抵抗性素子546,トランジ
スタ548および抵抗性素子550によって構成されて
示される。また、図5は、npnトランジスタ424,
npnトランジスタ426およびそれぞれキャパシタン
スCを有する容量性素子402,404を示す。
【0016】図5の差動増幅器は、次のように結合され
る。増幅器回路204の入力信号は、npnトランジス
タ508,510のベースに対応する入力端子416,
418で印加される。増幅器回路204の出力信号は、
npnトランジスタ508,510のコレクタに対応す
る出力端子420,422で取られる。npnトランジ
スタ508のコレクタは、抵抗性素子516の第1端部
に結合される。抵抗性素子516は、基準電圧113に
結合される第2端部を有する。npnトランジスタ51
0のコレクタは、抵抗性素子518の第1端部に結合さ
れる。抵抗性素子518は、基準電圧113に結合され
る第2端部を有する。npnトランジスタ508のエミ
ッタは、抵抗性素子512の第1端部に結合され、np
nトランジスタ510のエミッタは、抵抗性素子514
の第1端部に結合される。抵抗性素子512,514の
第2端部は、トランジスタ530のコレクタにて電流源
513に結合される。トランジスタ530は、抵抗性素
子532の第1端部に結合されたエミッタを有する。抵
抗性素子532は、基準電圧115に結合された第2端
部を有する。トランジスタ530は、トランジスタ52
4のベースに結合されたベースを有する。トランジスタ
524は、抵抗性素子526の第1端部に結合されたエ
ミッタを有する。抵抗性素子526は、基準電圧115
に結合された第2端部を有する。トランジスタ524
は、バイアス電流源522の第1端部に結合されたコレ
クタを有する。バイアス電流源522は、基準電圧11
3に結合された第2端部を有する。トランジスタ528
は、トランジスタ524のコレクタに結合されたベース
と、基準電圧113に結合されたコレクタと、トランジ
スタ524のベースに結合されたエミッタとを有する。
【0017】容量性素子402,404およびnpnト
ランジスタ424,426は、出力端子420,422
に次のように結合される。npnトランジスタ424の
ベースは出力端子420に結合され、npnトランジス
タ426のベースは出力端子422に結合される。np
nトランジスタ424,426のコレクタは、基準電圧
113に結合される。容量性素子404は、出力端子4
20に結合された第1端部と、npnトランジスタ42
6のエミッタに結合された第2端部とを有する。容量性
素子402は、出力端子422に結合された第1端部
と、npnトランジスタ424のエミッタに結合された
第2端部とを有する。
【0018】図5のスイッチ制御回路は次のように結合
される。主制御可能な電流源536は、基準電圧113
に結合された第1端部と、トランジスタ538のコレク
タに結合された第2端部とを有する。トランジスタ53
8は、抵抗性素子540の第1端部に結合されたエミッ
タを有する。抵抗性素子540は、基準電圧115に結
合された第2端部を有する。トランジスタ542は、基
準電圧113に結合されたコレクタと、トランジスタ5
38のコレクタに結合されたベースと、トランジスタ5
38のベースに結合されたエミッタとを有する。トラン
ジスタ538のベースは、トランジスタ544,548
の各ベースに結合される。トランジスタ544は抵抗性
素子546の第1端部に結合されたエミッタを有し、ト
ランジスタ548は抵抗性素子550の第1端部に結合
されたエミッタを有する。抵抗性素子546,550
は、基準電圧115に結合された第2端部を有する。図
5のスイッチ制御回路は、npnトランジスタ424,
426に次のように結合される。トランジスタ544の
コレクタはnpnトランジスタ424のエミッタに結合
され、トランジスタ548のコレクタはnpnトランジ
スタ426のエミッタに結合される。
【0019】電流ミラーはトランジスタ524およびト
ランジスタ530によって形成され、これにより差動増
幅器のテール電流(tail current)はバイアス電流源52
2によって設定される。トランジスタ524,530に
よって形成される電流ミラーは、ベース電流補償のため
のトランジスタ528を含む。別の電流ミラーは、トラ
ンジスタ538,トランジスタ544およびトランジス
タ548によって形成され、これによりnpnトランジ
スタ424,426は主制御可能な電流源536によっ
てスイッチオン/オフできる。主制御可能な電流源53
6はフィルタ制御信号209によって制御され、オンま
たはオフできる。トランジスタ538,544,548
によって形成される電流ミラーは、ベース電流補償のた
めのトランジスタ542を含む。
【0020】分析のため、図5は追加素子を示す。追加
素子には、入力抵抗性素子500,容量性素子560,
562,容量性素子564,566および負荷570が
ある。入力端子416,418は、抵抗Rinを有する入
力抵抗性素子500に結合される。出力端子420,4
22は、負荷570に結合される。容量性素子560,
562は、それぞれキャパシタンスCP を有する、出力
端子420,422における要素の寄生キャパシタンス
を表す。容量性素子564,566は、それぞれキャパ
シタンスCbcを有するnpnトランジスタ508,51
0の固有ベース・コレクタ間キャパシタンスを表す。出
力端子420,422における負荷インピーダンスは、
次式のように表すことができる: ZL =(2RL )||(2/jωCP )||((β+
1)/β)(re +1/jωC) ここで re =(kT/q)/I2 ただし、ωは、ラジアン単位の動作周波数であり;RL
は、抵抗性素子516,518および負荷570の実部
分の抵抗の並列合成からの抵抗であり;βは、npnト
ランジスタ424,426のエミッタ接地電流利得であ
り;re は、各npnトランジスタ424,426のエ
ミッタ抵抗であり;kは、ボルツマン定数(1.38x
10-23 ジュール/ケルビン)であり;Tは、ケルビン
単位の絶対温度であり;qは、電子電荷の大きさ(1.
602x10-19 クーロン)である。増幅器回路204
は、可変でありかつI2 によって制御される周波数応答
を有する。I2 がオフ(I2 ≒0)のとき、re は無限
大であり、増幅器回路204の周波数応答は、増幅器回
路204に伴うミラー・キャパシタンスによって実質的
に制限される。Cbcによる極がCP による極よりも周波
数が低いと仮定すると、増幅器回路204の周波数応答
は次のように表すことができる: H(ω)=G0 (1/(1+jω/ωc )) ここで、 ただし、G0 は、低周波数利得であり;ωc は、ラジア
ン単位の3dBカットオフ周波数であり;RE は、抵抗
性素子512,514それぞれの抵抗であり;gm は、
各npnトランジスタ508,510のトランスコンダ
クタンスであり;rP は、各npnトランジスタ50
8,510のベース・エミッタ間抵抗である。
【0021】容量性素子402,404による寄生キャ
パシタンスが小さいと、ωc はミラー・キャパシタンス
によって実質的に決定され、次のように表すことができ
る: ωc =1/(RinMiller) ここで、 CMiller=Cbc(1−G0 ) ただし、CMillerはミラー・キャパシタンスを表す。I
2 がオンのとき(I2 >(kT/q)(jωC))、増
幅器回路204の周波数応答は、負荷570およびCに
よって作られる極によって制限される:¥¥ ωc =1(2RL )(2CP +(β/(β+1))
C)) Cが有意な寄生キャパシタンスを有する場合、I2 がオ
フからオンに切換わったときのwc の変化はCP に対す
るCの比率に正比例する。I2 がオフとオンとの間の場
合、すなわち、0>I2 >(kT/q)(jωC)の場
合、re は有意であり、周波数応答は単極応答によって
近似できない。
【0022】図6は、増幅器回路204の一つの可能な
可変周波数応答を示すグラフである。図6のグラフは、
コンピュータ・シミュレーションを利用して作成され
た。I2 がオフのとき、増幅器回路204は応答曲腺6
00に対応する周波数応答を有し、ここでCMillerがカ
ットオフ周波数を実質的に決定する。I2 がオンのと
き、増幅器回路204は応答曲線602に対応する周波
数応答を有し、ここでCがカットオフ周波数を実質的に
決定する。容量性素子402,404の寄生キャパシタ
ンスに起因する最大カットオフ周波数におけるわずかな
劣化があることがコンピュータ・シミュレーションから
わかる。それでもなお、1デケード(decade)までの帯域
幅の変化は高性能バイポーラICプロセスで可能であ
る。図6のグラフは、最大カットオフ周波数2.4GH
zで、4:1帯域幅変化について設計された増幅器回路
の可変周波数応答を示す。多数の増幅器段をエミッタ・
フォロア・バッファと組み合わせて、多極フィルタを実
現できることが考えられる。
【0023】さらに、増幅器回路204のカットオフ周
波数は、抵抗性素子516,518および容量性素子4
02,404と関連する公差で線形的に変化する。従っ
て、設計が比較的近接したカットオフ周波数を必要とす
る場合、プロセス変動は大きくなりうる。このようなプ
ロセス変動を考慮するため、図示しないバラクタ・ダイ
オードを出力端子420,422に配置できる。
【0024】好適な実施例では、図2の増幅器回路20
4および増幅器206はともに本発明によって設計さ
れ、同一ICで製造される。さらに、増幅器回路204
および増幅器206は、北米デジタル・セルラ方式(N
ADC:North American Digital Cellular)(824〜
849MHz)や、パーソナル・デジタル・セルラ方式
(PDC:Personal Digital Cellular)(940〜96
0MHz)用の送信周波数を生成するために必要な周波
数で動作するように設計される。NADCシステム用の
場合、オフセット周波数発生器200は、公称周波数9
0MHzを有する信号を発生し、局部発振器発生器20
2は、914〜939MHzの公称周波数範囲を有する
信号を発生する。PDCシステム用の場合、オフセット
周波数発生器200は、公称周波数220MHzを有す
る信号を発生し、局部発振器発生器202は、720〜
740MHzの公称周波数範囲を有する信号を発生す
る。従って、増幅器回路204は、PDCシステム用に
比べてNADCシステム用でより低いカットオフ周波数
を有するように構成され、増幅器206は、PDCシス
テム用に比べてNADCシステム用でより高いカットオ
フ周波数を有するように構成される。例えば、上記の用
途では、増幅器回路204は、約300MHzの第1カ
ットオフ周波数wc1と、約100MHzの第2カットオ
フ周波数ωc2を有することができる。
【0025】このようなシステム用途における可変濾波
の重要性は、PDCシステム用途中にオフセット周波数
発生器200によって発生される公称周波数は、NAD
Cシステム用途において必要とされる周波数の2倍以上
であるという事実によって強調される。NADCおよび
PDCシステム用途の両方の公称周波数に対処する固定
カットオフ周波数を有するフィルタ(例えば、約300
MHzのカットオフ周波数を有する固定フィルタ)で
は、90MHzの高調波信号をNADCシステム用途中
に通過させてしまい望ましくない。
【0026】要するに、増幅器回路204は、最小限の
数の能動デバイスおよび受動デバイスで低域通過フィル
タの可変性を提供する。増幅器回路204は、npnト
ランジスタおよび受動素子のみを有する信号経路を有
し、それにより増幅器回路204をnpnトランジスタ
508,510の最大動作周波数付近の周波数で動作さ
せることができる。増幅器回路204は、差動増幅器の
能動デバイスではないnpnトランジスタ424,42
6に流れる電流を変化させることにより変化するカット
オフ周波数を有する。従って、増幅器回路204は、カ
ットオフ周波数が変化しても、実質的に変わらない低周
波数利得および相互変調特性を有する。さらに、npn
トランジスタ424,426はnpnトランジスタ50
8,510上に積層されず、そのため増幅器回路204
は極めて低い供給電圧で動作できる。
【0027】以上、本発明の特定の実施例について図説
してきたが、修正を行うことができる。例えば、スイッ
チ制御回路および差動増幅器の電流源においてpnpト
ランジスタを利用できる。従って、特許請求の範囲は本
発明の真の精神および範囲内のこのような一切の変更お
よび修正を網羅するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムのブロック図である。
【図2】本発明を採用できる移動局の送信機の一部のブ
ロック図である。
【図3】本発明による増幅器回路の構成図である。
【図4】本発明による増幅器回路の構成図である。
【図5】図4の増幅器回路の詳細な構成図である。
【図6】本発明により設計された増幅器回路の可変周波
数応答を示すグラフである。
【符号の説明】
100 通信システム 101 移動局 102 基地局 104 コントローラ 106 受信機 108 送信機 110 ユーザ・インタフェース 112 アンテナ 113 電源電圧Vcc 114 アンテナ 115 グランド 200 オフセット周波数発生器 201,203 入力端子 202 局部発振器発生器 204,206 増幅器回路 205,207 出力端子 208,228,230 ミキサ 209 フィルタ制御信号 210,246,250 フィルタ 212 出力 214,240 スイッチ 216 アナログ/デジタル制御信号 218,220 入力 222 移相器 224 I信号 226 Q信号 232,236 増幅器 234,238 出力 242 可変利得段 244 可変利得制御信号 248 電力増幅器 300 増幅器 302 npnトランジスタ 304 容量性素子 306 スイッチ制御回路 400 差動増幅器 402,404 容量性素子 406,408 スイッチ 410 スイッチ制御回路 416,418 入力端子 420,422 出力端子 424,426 npnトランジスタ 428,430 制御可能な電流源 500 入力抵抗性素子 508,510 npnトランジスタ 513 電流源 512,514,516,518 抵抗性素子 522 バイアス電流源 524,528,530 トランジスタ 526,532 抵抗性素子 536 主制御可能な電流源 538、542,544,548 トランジスタ 540,546,550 抵抗性素子 560,562,564,566 容量性素子 570 負荷

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動増幅器(400)であって、前記差
    動増幅器(400)は、第1基準電圧(113)および
    第2基準電圧(115)で電圧バイアスされ、前記差動
    増幅器(400)は、第1入力端子(416),第2入
    力端子(418),第1出力端子(420)および第2
    出力端子(422)を有する、差動増幅器(400);
    第1端部および第2端部を有する第1容量性素子(40
    2)であって、前記第1端部は前記第2出力端子(42
    2)に結合された、第1容量性素子(402);第1端
    部および第2端部を有する第2容量性素子(404)で
    あって、前記第1端部は前記第1出力端子(420)に
    結合された、第2容量性素子(404);前記第1出力
    端子(420)に結合されたベースと、前記第1基準電
    圧(113)に結合されたコレクタと、前記第1容量性
    素子(402)の前記第2端部に結合されたエミッタと
    を有する第1npnトランジスタ(424);前記第2
    出力端子(422)に結合されたベースと、前記第1基
    準電圧(113)に結合されたコレクタと、前記第2容
    量性素子(404)の前記第2端部に結合されたエミッ
    タとを有する第2npnトランジスタ(426);およ
    び前記第1および第2npnトランジスタ(424,4
    26)の前記エミッタに結合されたスイッチ制御回路
    (410)であって、前記第1および第2npnトラン
    ジスタ(424,426)をスイッチオン/オフするス
    イッチ制御回路(410);によって構成されることを
    特徴とする増幅器回路(204)。
  2. 【請求項2】 前記増幅器回路(204)は、集積回路
    で製造されることを特徴とする請求項1記載の増幅器回
    路(204)。
  3. 【請求項3】 前記増幅器回路(204)は、第1カッ
    トオフ周波数(600)および第2カットオフ周波数
    (602)を含む可変周波数応答を有し、前記差動増幅
    器(400)は低周波数利得を有し、かつベース・コレ
    クタ間キャパシタンス(564,566)を有する少な
    くとも第3および第4npnトランジスタ(508,5
    10)を含み、前記第1カットオフ周波数(600)
    は、前記第1および第2npnトランジスタ(424,
    426)がスイッチオフされると、前記低周波数利得お
    よび前記ベース・コレクタ間キャパシタンス(564,
    566)によって実質的に決定され、前記第2カットオ
    フ周波数(602)は、銭第1および第2npnトラン
    ジスタ(424,426)がスイッチオンされると、前
    記第1および第2容量性素子(402,404)のキャ
    パシタンスによって実質的に決定されることを特徴とす
    る請求項1記載の増幅器回路(204)。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ制御回路(410)はフィ
    ルタ制御信号(209)に応答し、かつ第1制御可能な
    電流源(428)および第2制御可能な電流源(43
    0)をさらに含み、前記第1制御可能な電流源(42
    8)は前記第1npnトランジスタ(424)の前記エ
    ミッタに結合され、前記第2制御可能な電流源(43
    0)は前記第2npnトランジスタ(426)の前記エ
    ミッタに結合され、前記第1および第2制御可能な電流
    源(428,430)は、前記フィルタ制御信号(20
    9)に応答してオン/オフすることを特徴とする請求項
    1記載の増幅器回路(204)。
  5. 【請求項5】第1npnトランジスタ(508)および
    第2npnトランジスタ(510)であって、前記第1
    npnトランジスタはベース,コレクタおよエミッタを
    有し、前記第2npnトランジスタ(510)はベー
    ス,コレクタおよびエミッタを有し、前記第1npnト
    ランジスタ(508)の前記ベースおよび前記第2np
    nトランジスタ(510)の前記ベースは、前記差動増
    幅器(400)への入力(416,418)を形成し、
    前記第1npnトランジスタ(508)の前記コレクタ
    および前記第2npnトランジスタ(510)の前記コ
    レクタは、前記差動増幅器(400)の出力(420,
    422)を形成する、第1npnトランジスタ(50
    8)および第2npnトランジスタ(510)と;第1
    端部および第2端部を有する第1抵抗性素子(516)
    であって、前記第1端部は前記第1npnトランジスタ
    (508)の前記コレクタに結合され、前記第2端部は
    第1基準電圧(113)に結合された、第1抵抗性素子
    (516)と;第1端部および第2端部を有する第2抵
    抗性素子(518)であって、前記第1端部は前記第2
    npnトランジスタ(510)の前記コレクタに結合さ
    れ、前記第2端部は前記第1基準電圧(113)に結合
    された、第2抵抗性素子(518)と;第1端部および
    第2端部を有する電流源(513)であって、前記第1
    端部は前記第1npnトランジスタ(508)の前記エ
    ミッタおよび前記第2npnトランジスタ(510)の
    前記エミッタに結合され、前記第2端部は第2基準電圧
    (115)に結合された、電流源(513)と;を含む
    差動増幅器(400);第1端部,第2端部および第1
    キャパシタンスを有する第1容量性素子(402)であ
    って、前記第1容量性素子(402)の前記第1端部は
    前記第2npnトランジスタ(510)の前記コレクタ
    に結合された、第1容量性素子(402);第1端部,
    第2端部および第2キャパシタンスを有する第2容量性
    素子(404)であって、前記第2容量性素子(40
    4)の前記第1端部は前記第1npnトランジスタ(5
    08)の前記コレクタに結合された、第2容量性素子
    (404);ベース,コレクタおよびエミッタを有する
    第3npnトランジスタ(424)であって、前記ベー
    スは前記第1npnトランジスタ(508)の前記コレ
    クタに結合され、前記コレクタは前記第1基準電圧(1
    13)に結合され、前記エミッタは前記第1容量性素子
    (402)の前記第2端部に結合された、第3npnト
    ランジスタ(402);ベース,コレクタおよびエミッ
    タを有する第4npnトランジスタ(426)であっ
    て、前記ベースは前記第2npnトランジスタ(51
    0)の前記コレクタに結合され、前記コレクタは前記第
    1基準電圧(113)に結合され、前記エミッタは前記
    第2容量性素子(404)の前記第2端部に結合され
    た、第4npnトランジスタ(426);および第1制
    御可能な電流源(428)および第2制御可能な電流源
    (430)を含むスイッチ制御回路(410)であっ
    て、前記第1制御可能な電流源(428)は、前記第3
    npnトランジスタ(424)の前記エミッタに結合さ
    れた第1端部と、前記第2基準電圧(115)に結合さ
    れた第2端部とを有し、前記第2制御可能な電流源(4
    30)は、前記第4npnトランジスタ(426)の前
    記エミッタに結合された第1端部と、前記第2基準電圧
    (115)に結合された第2端部とを有し、前記第1お
    よび第2制御可能な電流源(428,430)は、前記
    第3および前記第4npnトランジスタ(424,42
    6)をスイッチオン/オフする、スイッチ制御回路(4
    10);によって構成されることを特徴とする集積回
    路。
  6. 【請求項6】 前記差動増幅器(400)は低周波数利
    得および可変周波数応答を有し、前記可変周波数応答
    は、第1カットオフ周波数(600)を有する第1周波
    数応答と、第2カットオフ周波数(602)を有する第
    2周波数応答とを含み、前記第1npnトランジスタ
    (508)および前記第2npnトランジスタ(51
    0)のそれぞれはベース・コレクタ間キャパシタンス
    (564,566)を有し、また前記第1および第2容
    量性素子(402,404)のそれぞれはキャパシタン
    スを有し、前記第1カットオフ周波数(600)は、前
    記第3および第4npnトランジスタ(424,42
    6)がスイッチオフされると、前記低周波数利得および
    前記ベース・コレクタ間キャパシタンス(564,56
    6)から実質的に決定され、前記第2カットオフ周波数
    (602)は、前記第3および第4npnトランジスタ
    (424,426)がスイッチオンされると、前記第1
    および第2容量性素子の前記キャパシタンスから実質的
    に決定されることを特徴とする請求項5記載の集積回
    路。
  7. 【請求項7】 移動局(101)であって:受信機(1
    06);送信機(108)であって:差動増幅器(40
    0)であって、前記差動増幅器(400)は第1基準電
    圧(113)および第2基準電圧(115)で電圧バイ
    アスされ、前記差動増幅器(400)は入力(416,
    418)および出力(420,422)を有し、前記出
    力は第1出力端子(420)および第2出力端子(42
    2)を含む、差動増幅器(400)と;第1端部および
    第2端部を有する第1容量性素子(402)であって、
    前記第1端部は前記第2出力端子(422)に結合され
    た、第1容量性素子(402)と;第1端部および第2
    端部を有する第2容量性素子(404)であって、前記
    第1端部は前記第1出力端子(420)に結合された、
    第2容量性素子(404)と;前記第1出力端子(42
    0)に結合されたベースと、前記第1基準電圧(11
    3)に結合されたコレクタと、前記第1容量性素子(4
    02)の前記第2端部に結合されたエミッタとを有する
    第1npnトランジスタ(424)と;前記第2出力端
    子(422)に結合されたベースと、前記第1基準電圧
    (113)に結合されたコレクタと、前記第2容量性素
    子(404)の前記第2端部に結合されたエミッタとを
    有する第2npnトランジスタ(426)と;前記第1
    および第2npnトランジスタ(424,426)の前
    記エミッタに結合されたスイッチ制御回路(410)で
    あって、前記スイッチ制御回路(410)は、前記第1
    および第2出力端子(420,422)から前記第1お
    よび第2容量性素子(402,404)を実質的に結合
    および減結合するスイッチ制御回路(410)と;を含
    む送信機(108);および前記受信機(106)およ
    び前記送信機(108)に結合されたコントローラ(1
    04)であって、前記コントローラ(104)は、前記
    第1および第2出力端子(420,422)において前
    記第1および第2容量性素子(402,404)を実質
    的に結合および減結合するための信号を前記スイッチ制
    御回路(410)に与えるコントローラ(104);に
    よって構成されることを特徴とする移動局(101)。
JP09457797A 1996-03-29 1997-03-28 可変帯域幅を有する増幅器回路 Expired - Lifetime JP4015222B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US625658 1996-03-29
US08/625,658 US5673003A (en) 1996-03-29 1996-03-29 Amplifier circuit having a variable bandwidth

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1041781A true JPH1041781A (ja) 1998-02-13
JP4015222B2 JP4015222B2 (ja) 2007-11-28

Family

ID=24507032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09457797A Expired - Lifetime JP4015222B2 (ja) 1996-03-29 1997-03-28 可変帯域幅を有する増幅器回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5673003A (ja)
JP (1) JP4015222B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100187200B1 (ko) * 1996-07-12 1999-04-15 김광호 트랜스 컨덕턴스를 이용한 차단 주파수 안정화 장치
DE19630405C2 (de) * 1996-07-26 1998-07-02 Sgs Thomson Microelectronics Einrichtung zum Verändern der Eckfrequenz eines Tiefpaßfilters
US6060949A (en) * 1998-09-22 2000-05-09 Qualcomm Incorporated High efficiency switched gain power amplifier
US6281755B1 (en) * 1998-12-28 2001-08-28 Siemens Aktiengesellschaft High-frequency power amplifier
EP1128555A1 (en) * 2000-02-24 2001-08-29 Semiconductor Ideas to The Market (ItoM) BV Receiver
US6928249B2 (en) * 2001-02-15 2005-08-09 Agilent Technologies, Inc. Fiber optic receiver with an adjustable response preamplifier
US6696896B2 (en) * 2001-08-08 2004-02-24 Texas Instruments Incorporated Method for implementing high frequency programmable poles and zeros in disk drive preamplifiers
US6844792B1 (en) * 2002-05-15 2005-01-18 Zeevo Single ended tuning of a differential power amplifier output
US6982609B1 (en) * 2002-05-15 2006-01-03 Zeevo System method and apparatus for a three-line balun with power amplifier bias
US7283793B1 (en) 2002-05-15 2007-10-16 Broadcom Corporation Package filter and combiner network
WO2004010576A1 (en) * 2002-07-24 2004-01-29 Sirific Wireless Corporation Multi-standard amplifier

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545224A (en) * 1978-09-26 1980-03-29 Sony Corp Filter circuit
JPS6090411A (ja) * 1983-10-07 1985-05-21 Hitachi Ltd フイルタ集積回路
EP0232699B1 (en) * 1986-01-10 1993-05-26 Hitachi, Ltd. An amplifier circuit suitable for use as an active filter circuit
GB8608875D0 (en) * 1986-04-11 1986-05-14 Plessey Co Plc Bandwidth filters
US4713627A (en) * 1986-10-10 1987-12-15 Tektronix, Inc. Active filter with bootstrapping
JP2795753B2 (ja) * 1991-02-28 1998-09-10 シャープ株式会社 集積回路用フィルタ回路
JP3080723B2 (ja) * 1991-10-17 2000-08-28 富士通株式会社 フィルタ回路及びフィルタ集積回路
US5311143A (en) * 1992-07-02 1994-05-10 Motorola, Inc. RF amplifier bias control method and apparatus
GB9326464D0 (en) * 1993-12-24 1994-02-23 Philips Electronics Uk Ltd Receiver having an adjustable bandwidth filter

Also Published As

Publication number Publication date
US5673003A (en) 1997-09-30
JP4015222B2 (ja) 2007-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8279003B2 (en) Differential RF amplifier
US5929710A (en) Cascode single-ended to differential converter
US7880546B2 (en) Amplifier and the method thereof
US7062248B2 (en) Direct conversion receiver having a low pass pole implemented with an active low pass filter
US6308058B1 (en) Image reject mixer
EP0853376B1 (en) Low voltage double balanced mixer
US6882194B2 (en) Class AB differential mixer
CN100542017C (zh) 信号处理电路和使用该信号处理电路的通信设备
JP4015222B2 (ja) 可変帯域幅を有する増幅器回路
JPH08307149A (ja) 電圧制御発振器
JP3664010B2 (ja) アナログ・スイッチ回路
EP1160717A1 (en) Analog multiplying circuit and variable gain amplifying circuit
JP4267181B2 (ja) 差動アンプ回路、差動変換回路及びミキサ回路
JP4083840B2 (ja) 相互コンダクタンス増幅器および電圧制御発振器
US7109795B2 (en) Amplifier-mixer device
EP0853373A1 (en) Double balanced mixer
JP4215304B2 (ja) ミキサー回路
US6100763A (en) Circuit for RF buffer and method of operation
EP1154567B1 (en) Radio frequency amplifier and tuner
JPH09331220A (ja) 利得可変増幅器
JP3410776B2 (ja) 直交信号発生回路
US4937534A (en) Band-pass amplifier
JP2006033664A (ja) 可変インピーダンス素子を用いた増幅器及び無線通信装置
JP2004064292A (ja) 可変利得回路
JPH06326520A (ja) 周波数変換回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070131

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term