JPH1041595A - 回路基板 - Google Patents
回路基板Info
- Publication number
- JPH1041595A JPH1041595A JP19738796A JP19738796A JPH1041595A JP H1041595 A JPH1041595 A JP H1041595A JP 19738796 A JP19738796 A JP 19738796A JP 19738796 A JP19738796 A JP 19738796A JP H1041595 A JPH1041595 A JP H1041595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- board
- circuit board
- heat storage
- insulating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0201—Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/05—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate
- H05K1/053—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate the metal substrate being covered by an inorganic insulating layer
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】搭載される電子部品及びその性能の温度変化に
よる劣化を軽減する。 【解決手段】この回路基板6は、上面に回路パターンが
形成されているAl2 O3 部材で成る絶縁板5と、この
絶縁板5の下面に密着されたアルミニュウム部材による
基板2とを備え、基板2は、この基板2の全面に対して
密閉された一様な空洞部2aを有し、空洞部2a内には
蓄熱部材4としてパラフィン部材が封入されている。
よる劣化を軽減する。 【解決手段】この回路基板6は、上面に回路パターンが
形成されているAl2 O3 部材で成る絶縁板5と、この
絶縁板5の下面に密着されたアルミニュウム部材による
基板2とを備え、基板2は、この基板2の全面に対して
密閉された一様な空洞部2aを有し、空洞部2a内には
蓄熱部材4としてパラフィン部材が封入されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路基板について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0003】図4は従来の回路基板の一例を示す断面図
である。
である。
【0004】図4において、この従来例の回路基板11
1は、特開平3−255690号公報の開示内容を示
し、基板118の両面に回路パターン112、126を
有するタイプで、表面に回路パターン112を有する絶
縁シート113と、接着材層114と、均熱用の金属板
115と、接着材層121と、絶縁板122と、接着材
層123と、均熱用の金属板124と、接着材層125
と、表面(下面側)に回路パターン126を有する絶縁
シート127とが積層一体化され、絶縁板122と接着
材層121、123で構成される絶縁基板116内に、
基板118面と平行な平面を有するように偏平に成形さ
れたヒートパイプ117の吸熱部117aが埋め込まれ
ているものである。
1は、特開平3−255690号公報の開示内容を示
し、基板118の両面に回路パターン112、126を
有するタイプで、表面に回路パターン112を有する絶
縁シート113と、接着材層114と、均熱用の金属板
115と、接着材層121と、絶縁板122と、接着材
層123と、均熱用の金属板124と、接着材層125
と、表面(下面側)に回路パターン126を有する絶縁
シート127とが積層一体化され、絶縁板122と接着
材層121、123で構成される絶縁基板116内に、
基板118面と平行な平面を有するように偏平に成形さ
れたヒートパイプ117の吸熱部117aが埋め込まれ
ているものである。
【0005】ヒートパイプ117の吸熱部117aは従
来同様、発熱部品実装部112aの直下に埋め込まれ、
放熱部(図示せず)は外部に露出させてある。また下面
側の回路パターン126にも発熱部品実装部が設けられ
ることもある。
来同様、発熱部品実装部112aの直下に埋め込まれ、
放熱部(図示せず)は外部に露出させてある。また下面
側の回路パターン126にも発熱部品実装部が設けられ
ることもある。
【0006】尚、プリント基板の冷却を必要とする部品
の取付け面とケース間にパラフィン(炭化水素混合物)
を充鎮したことを特徴とする電子機器について、実開昭
59−140492号公報で開示されている。
の取付け面とケース間にパラフィン(炭化水素混合物)
を充鎮したことを特徴とする電子機器について、実開昭
59−140492号公報で開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の回路基板
は、ヒートパイプの吸熱部が偏平に成形された状態で埋
め込まれているために、発熱部品実装部からヒートパイ
プ吸熱部への熱伝導性がよく、回路基板および発熱部品
の温度上昇を効率よく抑制できる利点があるが、蓄熱機
能がないため、外部環境条件が短時間の低温になった
時、回路基板に実装された電気部品も短時間の低温にな
ってしまうという問題点がある。
は、ヒートパイプの吸熱部が偏平に成形された状態で埋
め込まれているために、発熱部品実装部からヒートパイ
プ吸熱部への熱伝導性がよく、回路基板および発熱部品
の温度上昇を効率よく抑制できる利点があるが、蓄熱機
能がないため、外部環境条件が短時間の低温になった
時、回路基板に実装された電気部品も短時間の低温にな
ってしまうという問題点がある。
【0008】また、回路基板とケース間にパラヒィンを
充鎮した電子機器においては、部品がパラフィンに浸る
為に部品を密閉するか外表面をコーティングする必要が
あり、信頼性及び汎用性が悪く保守が容易ではなく、ま
た伝熱特性も良くないという問題点がある。
充鎮した電子機器においては、部品がパラフィンに浸る
為に部品を密閉するか外表面をコーティングする必要が
あり、信頼性及び汎用性が悪く保守が容易ではなく、ま
た伝熱特性も良くないという問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の回路基板は、上
面に回路パターンが形成されている絶縁板と、この絶縁
板の下面に密着された基板とを備え、前記基板はこの基
板の全面に対して密閉された一様な空洞部を有し、前記
空洞部内に蓄熱部材が封入され、前記絶縁板はAl2 O
3 部材で成り、前記基板はアルミニュウム部材で成り、
前記蓄熱部材がパラフィン部材で成っている。
面に回路パターンが形成されている絶縁板と、この絶縁
板の下面に密着された基板とを備え、前記基板はこの基
板の全面に対して密閉された一様な空洞部を有し、前記
空洞部内に蓄熱部材が封入され、前記絶縁板はAl2 O
3 部材で成り、前記基板はアルミニュウム部材で成り、
前記蓄熱部材がパラフィン部材で成っている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態を示し、
(a)はその上面図、(b)は(a)のA−A線断面図
である。
(a)はその上面図、(b)は(a)のA−A線断面図
である。
【0012】図1において、本実施の形態の回路基板6
は、上面に回路パターンが形成されているAl2 O3 部
材で成る絶縁板5と、この絶縁板5の下面に密着された
アルミニュウム部材による基板2とを備え、基板2は、
この基板2の全面に対して密閉された一様な空洞部2a
を有し、空洞部2a内には蓄熱部材4としてパラフィン
部材が封入されている。
は、上面に回路パターンが形成されているAl2 O3 部
材で成る絶縁板5と、この絶縁板5の下面に密着された
アルミニュウム部材による基板2とを備え、基板2は、
この基板2の全面に対して密閉された一様な空洞部2a
を有し、空洞部2a内には蓄熱部材4としてパラフィン
部材が封入されている。
【0013】図2は本実施の形態における蓄熱の場合の
熱の流れを示す図、図3は本実施の形態における放熱の
場合の熱の流れを示す図である。
熱の流れを示す図、図3は本実施の形態における放熱の
場合の熱の流れを示す図である。
【0014】次に、本実施の形態における周囲温度の変
化の対応について、図1,図2及び図3を参照して説明
する。
化の対応について、図1,図2及び図3を参照して説明
する。
【0015】図1,図2において、周囲温度が高温とな
って電子部品3が自己発熱と共に高温になることを抑制
する場合は、電子部品3で発生した熱はAl2 O3 部材
による絶縁板5→アルミニュウム部材による基板2→パ
ラフィン部材による蓄熱部材4に流れ蓄熱部材4は融解
し蓄熱をする。
って電子部品3が自己発熱と共に高温になることを抑制
する場合は、電子部品3で発生した熱はAl2 O3 部材
による絶縁板5→アルミニュウム部材による基板2→パ
ラフィン部材による蓄熱部材4に流れ蓄熱部材4は融解
し蓄熱をする。
【0016】また、図1,図3において、周囲温度が低
温となって電子部品3が低温になることを抑制する場合
は、電子部品3が自己発熱による放熱を開始すると蓄熱
部材4に蓄えられた熱はアルミニュウム部材によって基
板2→Al2 O3 部材による絶縁材5→電子部品3へと
流れ、蓄熱部材4は吸熱により凝固し放熱をする。
温となって電子部品3が低温になることを抑制する場合
は、電子部品3が自己発熱による放熱を開始すると蓄熱
部材4に蓄えられた熱はアルミニュウム部材によって基
板2→Al2 O3 部材による絶縁材5→電子部品3へと
流れ、蓄熱部材4は吸熱により凝固し放熱をする。
【0017】このように、パラフィン部材が封入された
蓄熱部材4は、周囲温度の変化に対応して蓄熱及び放熱
し、電子部品3に対して高温及び低温になることを抑制
している。
蓄熱部材4は、周囲温度の変化に対応して蓄熱及び放熱
し、電子部品3に対して高温及び低温になることを抑制
している。
【0018】従って、このような回路基板6は外部環境
の変化が厳しい人工衛星等に搭載することができる。
の変化が厳しい人工衛星等に搭載することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上面に回
路パターンが形成されている絶縁板と、この絶縁板の下
面に密着された基板とを備え、前記基板はこの基板の全
面に対して密閉された一様な空洞部を有し、前記空洞部
内に蓄熱部材が封入れていることにより、第1の効果
は、温度変化による電子部品の劣化を軽減することであ
る。
路パターンが形成されている絶縁板と、この絶縁板の下
面に密着された基板とを備え、前記基板はこの基板の全
面に対して密閉された一様な空洞部を有し、前記空洞部
内に蓄熱部材が封入れていることにより、第1の効果
は、温度変化による電子部品の劣化を軽減することであ
る。
【0020】その理由は、電子部品の急激な温度変化が
無くなるので電子部品及び電子部品に関わる金属部の膨
張・収縮による金属疲労が緩和されるからである。
無くなるので電子部品及び電子部品に関わる金属部の膨
張・収縮による金属疲労が緩和されるからである。
【0021】第2の効果は、電子部品の電気的性能に関
し温度依存性を軽減できることである。
し温度依存性を軽減できることである。
【0022】その理由は、電子部品への通電による発熱
は蓄熱され、通電をしていない時に放熱する。従って、
電子部品の温度はほぼ一定になり電気的性能の温度依存
性は無くなる。
は蓄熱され、通電をしていない時に放熱する。従って、
電子部品の温度はほぼ一定になり電気的性能の温度依存
性は無くなる。
【0023】以上の二つの効果から、電子部品の信頼性
を向上させ、外部環境の変化が厳しい、人工衛星等に搭
載することができる効果がある。
を向上させ、外部環境の変化が厳しい、人工衛星等に搭
載することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、(a)はその上
面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図2】本実施の形態における蓄熱の場合の熱の流れを
示す図である。
示す図である。
【図3】本実施の形態における放熱の場合の熱の流れを
示す図である。
示す図である。
【図4】従来の回路基板の一例を示す断面図である。
1 パターン 2 アルミニュウム基板 2a 空洞部 3 電子部品(例:IC) 4 蓄熱部材(例:パラフィン) 5 Al2 O3 部材で成る絶縁板 6 回路基板
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に回路パターンが形成されている絶
縁板と、この絶縁板の下面に密着された基板とを備え、
前記基板はこの基板の全面に対して密閉された一様な空
洞部を有し、前記空洞部内に蓄熱部材が封入れているこ
とを特徴とする回路基板。 - 【請求項2】 前記絶縁板はAl2 O3 部材で成り、前
記基板はアルミニュウム部材で成ることを特徴とする請
求項1記載の回路基板。 - 【請求項3】 前記蓄熱部材がパラフィン部材で成るこ
とを特徴とする請求項1及び2記載の回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197387A JP2798656B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197387A JP2798656B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 回路基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041595A true JPH1041595A (ja) | 1998-02-13 |
JP2798656B2 JP2798656B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=16373670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8197387A Expired - Lifetime JP2798656B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798656B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2020184002A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | ||
WO2020241067A1 (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 基板、電子装置、および、基板の製造方法 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8197387A patent/JP2798656B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2020184002A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | ||
WO2020184002A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 半導体装置、撮像装置、半導体装置の製造方法 |
WO2020241067A1 (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 基板、電子装置、および、基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2798656B2 (ja) | 1998-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980609 |