JPH1041206A - 半導体処理装置および処理方法 - Google Patents

半導体処理装置および処理方法

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JPH1041206A
JPH1041206A JP19051696A JP19051696A JPH1041206A JP H1041206 A JPH1041206 A JP H1041206A JP 19051696 A JP19051696 A JP 19051696A JP 19051696 A JP19051696 A JP 19051696A JP H1041206 A JPH1041206 A JP H1041206A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
back surface
photoresist
semiconductor
light
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JP19051696A
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Inventor
Kei Hattori
圭 服部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フォトレジスト処理装置において、
半導体ウェーハの裏面にまで回り込んだ不要なフォトレ
ジストだけを完全に除去できるようにすることを最も主
要な特徴とする。 【解決手段】たとえば、駆動機構13によってバキュー
ムチャック12上に保持された半導体ウェーハHWを2
000回転/分の回転速度で回転させる。そして、供給
ノズル14よりポジ型のフォトレジストを滴下し、半導
体ウェーハHWの全面にわたって均一な膜厚でフォトレ
ジスト膜16を形成する。この後、除去装置15の露光
装置15aを用いて、半導体ウェーハHWの裏面の周辺
部にのみ紫外線を照射し、半導体ウェーハHWの裏面の
レジストだけを感光させる。次いで、噴射ノズル15b
より半導体ウェーハHWの裏面の周辺部に現像液を噴射
し、該ウェーハHWの裏面の不要なレジストだけを除去
する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば半導体
処理装置および処理方法に関するもので、特に、半導体
ウェーハの裏面にまで回り込んだ不要なフォトレジスト
の除去に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの微細化が進むに
つれて、微細加工技術も進歩すると同時に、デリケート
にもなっている。たとえば、半導体ウェーハ上に形成さ
れた薄膜をフォトレジストをマスクとして加工するドラ
イエッチングにおいては、該エッチング特性が、マスク
のパターンやエッチングすべき膜とマスクとの面積比
(マスク被覆率)に影響される。
【0003】また、微細化が進むにつれてパーティクル
に対する感度も敏感になっており、従来ではあまり問題
にならなかった、半導体ウェーハの最外周(ウェーハベ
ベル部)での制御性も重要になりつつある。
【0004】たとえば、微細加工時(ドライエッチング
時)においては、ウェーハの温度制御性を向上させるた
めに、半導体ウェーハを温調された載置台(電極)に固
定して加工する方法が一般的となっている。そして、そ
の固定の方法も、ウェーハの最外周を爪やリングで物理
的に固定するクランピング方式から、ウェーハと電極と
の間に静電気を誘起し、この静電引力を利用することで
非接触で固定できる静電チャック方式が使われ始めてい
る。
【0005】ただし、この方法の場合、ウェーハの最外
周もプラズマに晒されるが、ウェーハの最外周まで充分
に温調されない場合が多く、ウェーハの最外周でのエッ
チング特性はほとんど制御されていない。
【0006】これに対し、マスクとなるべきフォトレジ
ストは、ウェーハの外周の1〜3mm程度の部分が除去
されるようになっている。これは、フォトレジストの塗
布、露光、現像された半導体ウェーハをドライエッチン
グ装置で処理する場合、ウェーハはカセットなどに挿入
されて搬送されることになるが、従来は搬送装置の精度
があまり高くないために、搬送の際にウェーハの最外周
がカセットと接触してレジストが剥がれることによって
パーティクルが発生するのを防ぐためである。
【0007】しかし、最近では、搬送装置の精度も向上
しているので、必ずしもウェーハの最外周のレジストを
除去する必要はなくなってきている。さらに、上述した
ように、ドライエッチングの工程では、ウェーハの最外
周はそれよりも内側の制御性を向上させる代償として制
御されておらず、この部分もレジストに覆われているこ
とが必要となってきており、そのための検討が進められ
ている。
【0008】たとえば、プラズマに晒されることによ
り、場合によっては、レジストが除去されたウェーハの
外周において表面が剣山状に荒れる、いわゆる、ブラッ
クシリコン現象が発生する。
【0009】ところが、ウェーハの裏面にまで回り込ん
だフォトレジストは、ドライエッチング装置内にウェー
ハが載置されたときに平坦性を損う要因になったり、載
置台側に剥がれ落ち、半導体製造工程で特に嫌われるパ
ーティクルの原因となるために必ず除去しなければなら
ない。
【0010】図4は、上記した半導体ウェーハの裏面に
まで回り込んだフォトレジストを除去するようにしてな
る、従来のフォトレジスト処理装置の概略構成を示すも
のである。
【0011】このフォトレジスト処理装置の場合、半導
体ウェーハHWは、チャンバ1内に設けられたバキュー
ムチャック2上に保持される。このバキュームチャック
2は、駆動機構3によって回転されるようになってい
る。
【0012】そして、上記バキュームチャック2の上方
には、上記半導体ウェーハHWに向けてフォトレジスト
を供給するための供給ノズル4が設けられている。ま
た、上記チャンバ1には、それぞれ、処理ガスを廃棄す
るための排気路1aおよび処理液を廃棄するための排液
路1bが設けられている。
【0013】一方、上記バキュームチャック2の下方に
は、半導体ウェーハHWの裏面にレジストの溶媒を噴射
するための噴射ノズル5が設けられている。たとえば、
駆動機構3によってバキュームチャック2上に保持され
た半導体ウェーハHWを2000回転/分で回転させた
状態において、該半導体ウェーハHWのほぼ回転の中心
に対して、供給ノズル4よりフォトレジストが滴下され
る。
【0014】すると、レジストは遠心力によって半導体
ウェーハHWの全面に広がり、均一に塗布される。これ
により、たとえば図5に示すように、半導体ウェーハH
Wの全面にわたって均一な膜厚でフォトレジスト膜6が
形成される。また、このとき、若干のレジストが半導体
ウェーハHWの裏面にまで回り込む。
【0015】そこで、供給ノズル4からのフォトレジス
トの供給を停止するとともに、半導体ウェーハHWの回
転をストップさせた後、今度は、駆動機構3によってバ
キュームチャック2上に保持された半導体ウェーハHW
を500回転/分で回転させる。
【0016】そして、半導体ウェーハHWの裏面に向け
て、噴射ノズル5よりフォトレジストの溶媒を噴射させ
る。これにより、たとえば図6に示すように、半導体ウ
ェーハHWの裏面にまで回り込んだ不要なフォトレジス
トが除去される。
【0017】こうして、裏面にまで回り込んだフォトレ
ジストが除去された後、半導体ウェーハHWは、上記チ
ャンバ1内より次の工程へと送り出される。なお、上記
の処理により生じた処理ガスおよび処理液は、それぞ
れ、上記チャンバ1の排気路1aおよび排液路1bより
廃棄される。
【0018】しかしながら、上記した方法では、ウェー
ハベベル部のわずかな形状の差や溶媒を噴射する際のわ
ずかな差(たとえば、回転速度の安定性または噴射強度
の安定性など)によって溶媒の回り込み方に違いが生じ
る。このため、たとえば図7に示すように、ウェーハH
Wの表面のレジスト膜6が部分的に除去されて、レジス
トの欠如部7ができるという問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、半導体ウェーハの裏面にまで回り込んだ不
要なフォトレジストを除去するために、半導体ウェーハ
の裏面にレジストの溶媒を噴射するようにした方法の場
合、半導体ウェーハの表面のレジスト膜までもが部分的
に除去されてしまうという問題があった。
【0020】そこで、この発明は、半導体ウェーハの裏
面にまで回り込んだ不要なフォトレジストだけを完全に
除去でき、品位および品質を向上することが可能な半導
体処理装置および処理方法を提供することを目的として
いる。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体処理装置にあっては、ポジ型フ
ォトレジストが表面にスピンコートされた半導体ウェー
ハの裏面にのみ光を照射し、該ウェーハの裏面に回り込
んだ前記フォトレジストだけを感光させるための光学手
段と、現像液を吹き付けることによって、前記光学手段
からの光の照射により感光された、前記半導体ウェーハ
の裏面に回り込んだ前記フォトレジストだけを選択的に
除去する処理手段とから構成されている。
【0022】また、この発明の半導体処理装置にあって
は、半導体ウェーハを保持する保持手段と、この保持手
段によって保持された前記半導体ウェーハを定速回転さ
せる駆動手段と、この駆動手段により定速回転される前
記半導体ウェーハの表面にポジ型フォトレジストを塗布
する塗布手段と、この塗布手段によって前記ポジ型フォ
トレジストを塗布した後、前記半導体ウェーハの裏面に
のみ光を照射し、該ウェーハの裏面に回り込んだ前記フ
ォトレジストだけを感光させるための光学手段と、この
光学手段からの光の照射により感光された、前記半導体
ウェーハの裏面に回り込んだ前記フォトレジストだけ
を、現像液を吹き付けることによって選択的に除去する
処理手段とから構成されている。
【0023】また、この発明の半導体処理方法にあって
は、ポジ型フォトレジストが表面にスピンコートされた
半導体ウェーハの裏面のみに光を照射して、該ウェーハ
の裏面に回り込んだ前記フォトレジストだけを感光させ
る工程と、現像液を吹き付けることによって、前記光の
照射により感光された、前記半導体ウェーハの裏面に回
り込んだ前記フォトレジストだけを選択的に除去する工
程とからなっている。
【0024】さらに、この発明の半導体処理方法にあっ
ては、半導体ウェーハを保持する工程と、この保持され
た前記半導体ウェーハを定速回転させる工程と、この定
速回転される前記半導体ウェーハの表面にポジ型フォト
レジストを塗布する工程と、この工程の後、前記半導体
ウェーハの裏面にのみ光を照射し、該ウェーハの裏面に
回り込んだ前記フォトレジストだけを感光させる工程
と、この感光された、前記半導体ウェーハの裏面に回り
込んだ前記フォトレジストだけを、現像液を吹き付ける
ことによって選択的に除去する工程とからなっている。
【0025】この発明の半導体処理装置および処理方法
によれば、半導体ウェーハの最外周の形状やフォトレジ
ストの塗布の状態などによらず、ウェーハの裏面にまで
回り込んだ不要なレジストだけを確実に除去できるよう
になる。これにより、半導体ウェーハの表面のフォトレ
ジストを損うことなく、しかも、ウェーハの最外周をレ
ジストによって保護することが可能となるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
一形態にかかる、フォトレジスト処理装置(スピンコー
タ)の概略構成を示すものである。
【0027】このフォトレジスト処理装置において、半
導体ウェーハHWは、チャンバ(処理室)11内に設け
られたバキュームチャック(保持手段)12上に保持さ
れる。このバキュームチャック12は、駆動機構(駆動
手段)13によって定速回転されるようになっている。
【0028】そして、上記バキュームチャック12の上
方には、上記半導体ウェーハHWの表面に向けて、ポジ
型のフォトレジストを供給するための供給ノズル(塗布
手段)14が設けられている。
【0029】また、上記チャンバ11には、それぞれ、
処理ガスを廃棄するための排気路11aおよび処理液を
廃棄するための排液路11bが設けられている。一方、
上記バキュームチャック12の下方には、半導体ウェー
ハHWの裏面にまで回り込んだ不要なレジストを除去す
るための、除去装置15が設けられている。
【0030】上記除去装置15は、たとえば、半導体ウ
ェーハHWの最外周(ウェーハベベル部)を除く、裏面
の周辺部のレジストだけを感光させるために、図示して
いない水銀灯(光源)からの紫外線を光ファイバ(光学
系)を用いて照射する露光装置(光学手段)15aと、
感光されたレジストを現像するために、半導体ウェーハ
HWの裏面の周辺部に現像液を吹き付ける噴射ノズル
(処理手段)15bとから構成されている。
【0031】上記露光装置15aの、少なくとも光ファ
イバは、上記半導体ウェーハHWの径の内側で、該ウェ
ーハHWのベベル部を除く裏面の周辺部に対してのみ光
を照射するような角度、たとえば、該ウェーハHWの水
平面に対して90度以下の角度で設けられている。
【0032】さて、上記した構成のフォトレジスト処理
装置においては、まず、駆動機構13によってバキュー
ムチャック12上に保持された半導体ウェーハHWが、
たとえば、2000回転/分の回転速度で回転される。
【0033】この状態において、該半導体ウェーハHW
のほぼ回転の中心に対して、供給ノズル14よりフォト
レジストが滴下される。すると、レジストは遠心力によ
って半導体ウェーハHWの全面に広がり、均一に塗布さ
れる。これにより、半導体ウェーハHWの全面にわたっ
て均一な膜厚でフォトレジスト膜16が形成される。
【0034】この後、半導体ウェーハHWの回転はその
ままにして、供給ノズル14からのフォトレジストの供
給のみを停止した状態において、たとえば図2(a)に
示すように、上記除去装置15の露光装置15aを用い
て、半導体ウェーハHWの裏面の周辺部にのみ紫外線U
Vを5秒ほど照射する。
【0035】このとき、紫外線UVは、半導体ウェーハ
HWの径の内側より、なるべく90度以下の角度で照射
されるようにする。これにより、半導体ウェーハHW上
に形成されたフォトレジスト膜16のうち、紫外線UV
の照射された、半導体ウェーハHWのウェーハベベル部
を除く裏面の周辺部のレジスト(図示斜線部分)だけが
感光(露光)される。
【0036】続いて、たとえば図2(b)に示すよう
に、上記除去装置15の噴射ノズル15bを用いて、半
導体ウェーハHWの裏面の周辺部に現像液Dを噴射す
る。これにより、半導体ウェーハHWの裏面の周辺部に
おける、紫外線UVが照射されて露光された部分のレジ
ストだけが現像されて除去される。
【0037】この場合、現像液Dが半導体ウェーハHW
の表面側に回り込んだとしても、未露光部分の、半導体
ウェーハHWのウェーハベベル部を含む、表面側のフォ
トレジスト膜16が除去されることはない。
【0038】こうして、半導体ウェーハHWの裏面にま
で回り込んだ不要なフォトレジストのみが完全に除去さ
れた後、上記の処理により生じた処理ガスおよび処理液
がそれぞれ排気路11aおよび排液路11bより廃棄さ
れるとともに、該ウェーハHWはチャンバ11内より取
り出されて次の工程へと送り出される。
【0039】図3は、上記したフォトレジスト処理装置
により処理された半導体ウェーハHWを概略的に示すも
のである。なお、同図(a)は半導体ウェーハHWの断
面図であり、同図(b)は同じく平面図である。
【0040】このように、半導体ウェーハHWの裏面に
まで回り込んだ不要なレジストのみが完全に除去され、
しかも、従来技術では制御できなかった、半導体ウェー
ハHWの表面のレジスト膜16が部分的に除去されて、
レジストの欠如部ができるのを防ぐことが可能となっ
た。
【0041】上記したように、半導体ウェーハのウェー
ハベベル部の形状やフォトレジスト膜の状態などによら
ず、ウェーハの裏面にまで回り込んだ不要なレジストだ
けを確実に除去できるようにしている。
【0042】すなわち、半導体ウェーハの裏面側より光
を照射して、該ウェーハの裏面に回り込んだフォトレジ
ストだけを露光させた後、それを現像することで除去す
るようにしている。これにより、露光させた部分だけを
選択的に除去できるようになる。したがって、半導体ウ
ェーハの裏面にまで回り込んだ不要なフォトレジストだ
けを完全に除去することが可能となるとともに、未露光
部分のレジストを確実に残存させることが可能となるた
め、半導体ウェーハの表面のフォトレジストを損うとい
った不具合を改善できるようになるものである。
【0043】しかも、ウェーハベベル部をレジストによ
って保護できるようになるため、たとえば、ドライエッ
チング装置で処理する場合にも、半導体ウェーハのベベ
ル部の表面が剣山状に荒れたりするのを防ぐことが可能
となるものである。
【0044】なお、上記した本発明の実施の一形態にお
いては、半導体ウェーハHWの表面へのフォトレジスト
膜の形成と半導体ウェーハHWの裏面に回り込んだ不要
なレジストの除去とを同一のチャンバ内で行うようにし
た場合について説明したが、これに限らず、たとえばレ
ジストの塗布、露光、および、現像をそれぞれ別個に、
または、任意に組み合わせて、異なるチャンバを用いて
行うようにすることもできる。
【0045】また、水銀灯からの紫外線を照射すること
によってレジストを感光させる場合に限らず、たとえば
レジストを感光できる波長の光を含むものであればよ
く、レーザやその他の光源を用いることも可能である。
【0046】また、半導体ウェーハの裏面にのみ光を照
射できるものであればよく、光ファイバ以外の方法を採
用することも容易に可能である。さらに、より精密な制
御を実現する方法としては、たとえば、光ファイバから
の光をレンズを用いて絞り込み、かつ、その絞り込んだ
光を自由に動かせるようにすることで、ウェーハベベル
部のレジストを微妙に露光できるようにすることなども
考えられる。その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、半導体ウェーハの裏面にまで回り込んだ不要なフォ
トレジストだけを完全に除去でき、品位および品質を向
上することが可能な半導体処理装置および処理方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態にかかる、フォトレジ
スト処理装置の構成を示す概略断面図。
【図2】同じく、かかる処理の方法を説明するために示
す概略図。
【図3】同じく、かかる方法によって処理された半導体
ウェーハの概略図。
【図4】従来技術とその問題点を説明するために示す、
フォトレジスト処理装置の概略断面図。
【図5】同じく、かかる処理の方法を説明するために示
す半導体ウェーハの概略断面図。
【図6】同じく、かかる処理の方法を説明するために示
す半導体ウェーハの概略断面図。
【図7】同じく、かかる方法によって処理された半導体
ウェーハの概略平面図。
【符号の説明】
11…チャンバ 11a…排気路 11b…排液路 12…バキュームチャック 13…駆動機構 14…供給ノズル 15…除去装置 15a…露光装置 15b…噴射ノズル 16…フォトレジスト膜 HW…半導体ウェーハ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポジ型フォトレジストが表面にスピンコ
    ートされた半導体ウェーハの裏面にのみ光を照射し、該
    ウェーハの裏面に回り込んだ前記フォトレジストだけを
    感光させるための光学手段と、 現像液を吹き付けることによって、前記光学手段からの
    光の照射により感光された、前記半導体ウェーハの裏面
    に回り込んだ前記フォトレジストだけを選択的に除去す
    る処理手段とを具備したことを特徴とする半導体処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記光学手段および前記処理手段は、前
    記半導体ウェーハの表面にポジ型フォトレジストをスピ
    ンコートする同一処理室内に設けられることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体処理装置。
  3. 【請求項3】 半導体ウェーハを保持する保持手段と、 この保持手段によって保持された前記半導体ウェーハを
    定速回転させる駆動手段と、 この駆動手段により定速回転される前記半導体ウェーハ
    の表面にポジ型フォトレジストを塗布する塗布手段と、 この塗布手段によって前記ポジ型フォトレジストを塗布
    した後、前記半導体ウェーハの裏面にのみ光を照射し、
    該ウェーハの裏面に回り込んだ前記フォトレジストだけ
    を感光させるための光学手段と、 この光学手段からの光の照射により感光された、前記半
    導体ウェーハの裏面に回り込んだ前記フォトレジストだ
    けを、現像液を吹き付けることによって選択的に除去す
    る処理手段とを具備したことを特徴とする半導体処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光学手段は、前記ポジ型フォトレジ
    ストを露光させる波長の光を含む光を発生する光源と、
    この光源からの光を前記半導体ウェーハの裏面に照射す
    る光学系とからなることを特徴とする請求項1または請
    求項3のいずれかに記載の半導体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記光源としては、水銀灯が用いられる
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体処理装置。
  6. 【請求項6】 前記光学系としては、光ファイバが用い
    られることを特徴とする請求項4に記載の半導体処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記光ファイバは、前記半導体ウェーハ
    の径の内側に設けられることを特徴とする請求項6に記
    載の半導体処理装置。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバは、前記半導体ウェーハ
    の最外周を除く裏面の周辺部に対して光を照射するよう
    な角度で設けられることを特徴とする請求項6に記載の
    半導体処理装置。
  9. 【請求項9】 前記光ファイバは、前記半導体ウェーハ
    の水平面に対して90度以下の角度で設けられることを
    特徴とする請求項6に記載の半導体処理装置。
  10. 【請求項10】 ポジ型フォトレジストが表面にスピン
    コートされた半導体ウェーハの裏面のみに光を照射し
    て、該ウェーハの裏面に回り込んだ前記フォトレジスト
    だけを感光させる工程と、 現像液を吹き付けることによって、前記光の照射により
    感光された、前記半導体ウェーハの裏面に回り込んだ前
    記フォトレジストだけを選択的に除去する工程とからな
    ることを特徴とする半導体処理方法。
  11. 【請求項11】 前記半導体ウェーハの裏面への光の照
    射および現像液の吹き付けは、前記半導体ウェーハの表
    面にポジ型フォトレジストをスピンコートする同一処理
    室内にて行われることを特徴とする請求項10に記載の
    半導体処理方法。
  12. 【請求項12】 半導体ウェーハを保持する工程と、 この保持された前記半導体ウェーハを定速回転させる工
    程と、 この定速回転される前記半導体ウェーハの表面にポジ型
    フォトレジストを塗布する工程と、 この工程の後、前記半導体ウェーハの裏面にのみ光を照
    射し、該ウェーハの裏面に回り込んだ前記フォトレジス
    トだけを感光させる工程と、 この感光された、前記半導体ウェーハの裏面に回り込ん
    だ前記フォトレジストだけを、現像液を吹き付けること
    によって選択的に除去する工程とからなることを特徴と
    する半導体処理方法。
  13. 【請求項13】 前記ポジ型フォトレジストを感光させ
    る工程は、該フォトレジストを露光させる波長の光を含
    む光源からの光を、光学系を用いて照射するものである
    ことを特徴とする請求項10または請求項12のいずれ
    かに記載の半導体処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ポジ型フォトレジストを感光させ
    る工程は、水銀灯の光を光ファイバを用いて照射するも
    のであることを特徴とする請求項10または請求項12
    のいずれかに記載の半導体処理方法。
  15. 【請求項15】 前記半導体ウェーハの裏面への光の照
    射は、該半導体ウェーハの径の内側から行われることを
    特徴とする請求項10または請求項12のいずれかに記
    載の半導体処理方法。
  16. 【請求項16】 前記半導体ウェーハの裏面への光の照
    射は、該半導体ウェーハの最外周を除く裏面の周辺部に
    対して行われることを特徴とする請求項10または請求
    項12のいずれかに記載の半導体処理方法。
  17. 【請求項17】 前記半導体ウェーハの裏面への光の照
    射は、該半導体ウェーハの水平面に対して90度以下の
    角度で行われることを特徴とする請求項10または請求
    項12のいずれかに記載の半導体処理方法。
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JP (1) JPH1041206A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582137B1 (en) * 1999-08-05 2003-06-24 Nec Electronics, Inc. Polyimide coating process with dilute TMAH and DI-water backrinse
KR100650259B1 (ko) 2005-12-20 2006-11-27 동부일렉트로닉스 주식회사 포토레지스트막 도포장치 및 이를 이용한 포토리소그라피방법
JP2023093567A (ja) * 2020-07-07 2023-07-04 ラム リサーチ コーポレーション 照射フォトレジストパターニングのための統合乾式プロセス
US11921427B2 (en) 2018-11-14 2024-03-05 Lam Research Corporation Methods for making hard masks useful in next-generation lithography
US11988965B2 (en) 2020-01-15 2024-05-21 Lam Research Corporation Underlayer for photoresist adhesion and dose reduction

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