JPH1041187A - 金属蒸着フィルム及びそれを用いたコンデンサ - Google Patents

金属蒸着フィルム及びそれを用いたコンデンサ

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JPH1041187A
JPH1041187A JP8934797A JP8934797A JPH1041187A JP H1041187 A JPH1041187 A JP H1041187A JP 8934797 A JP8934797 A JP 8934797A JP 8934797 A JP8934797 A JP 8934797A JP H1041187 A JPH1041187 A JP H1041187A
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JP
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metal
film
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margin
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JP8934797A
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Kenji Hatada
研司 畑田
Tadashi Yoshioka
忠司 吉岡
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】誘電体フィルム上に金属蒸着膜と該金属蒸
着膜との絶縁を図るために設けられたフリーマージン、
および該金属蒸着膜を分画し、かつ分画された金属蒸着
膜部同志、または該分画された金属蒸着膜部と外部との
電気的結合をとるための金属蒸着膜部とを電気的に結合
するための隘路部を有する絶縁部(以下保安機構マージ
ンと称す)とを有し、かつ該隘路を形作る少なくとも一
方の保安機構マージン部の端部が突起部を有し、該隘路
の少なくとも片側が該突起形状に窪んだ形をしているこ
とを特徴とする金属蒸着フィルム。 【効果】コンデンサの作り方、あるいは使用条件にかか
わらず、保安機能が働く金属蒸着フィルムを提供するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気・電子回路に用
いられるコンデンサ用金属蒸着フィルム、特に保安機構
付き金属蒸着フィルムとそれを用いたコンデンサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンデンサの安全性を高めるため特許第
132759号、欧州特許公開00175561、ドイ
ツ特許1079203、特公平1−30284号公報、
特開平7−86088号公報、あるいは特開平4−22
5508号公報などにおいて、金属蒸着膜を絶縁体部で
分画し、かつ該絶縁体部で分画された蒸着膜部同志、あ
るいは該分画された蒸着膜部と外部との電気的結合をと
るための金属蒸着膜部とを電気的に結合するために該絶
縁体部に隘路部を有する絶縁体部(以下保安機構マージ
ンと称す)を設けた保安機構マージン付コンデンサ用金
属蒸着フィルムが提案されている。本提案の思想は金属
蒸着フィルムが絶縁破壊した際、該破壊部を通じて流れ
る電流によって隘路部の金属蒸着膜が溶断し、電流の流
れを遮断し、つまり保安機能が働きコンデンサの破壊を
防ぐことにある。
【0003】しかるに、これらの保安機構マージンを設
けても理想的にコンデンサの破壊を防げないのが実態で
ある。ある容量のコンデンサに有効な保安機構マージン
でも容量が変われば保安機能が働かなかったり、含浸剤
の有無、種類によって保安機構マージンの有効性が変わ
り、さらにコンデンサを使用する環境温度が高くなるに
つれ、一般的に保安機能が働かなくなる傾向が見られ
る。
【0004】有効に働く保安機構マージンとして特公平
1−21613号公報では隘路部に流れる電流を1mA
/secで上昇させていき、10mA〜1Aで切れる隘
路部を形成することを提案している。しかしながら該電
流範囲内で切れる保安機構マージンをもった蒸着フィル
ムでもコンデンサの破壊をもたらすことが多く、特に含
浸剤のあるコンデンサ、あるいは高温下において保安機
能が働かないことが多い。事実保安機構マージンの機能
を規定したJISC4908−1985、8.15.2
の方法によって機能した保安機構付マージンの隘路部の
破壊パターンと特公平1−21613号公報に規定した
方法によって破壊した隘路部の破壊パターンは全く異な
っており、両方法の間の隘路破壊パターンの機構が異な
っていることを示している。
【0005】特公平1−21613号公報では1mA/
secとゆっくりした早さで電流を増加させていくた
め、隘路部の抵抗によるジュール熱で隘路部のフィルム
が収縮し、これによって蒸着膜に亀裂が入り、亀裂が隘
路部を横断し、両端の保安機構マージンにつながった
際、はじめて隘路部が破断する。熱収縮はフィルムの温
度が上がって起きるが、フィルムの温度上昇は同じジュ
ール熱が加わってもコンデンサのフィルム層間の熱伝導
性で変わり、したがって含浸、無含浸によって同じ隘形
状路、蒸着膜抵抗でも破断する電流が異なる。
【0006】一方、JISC4908−1985、8.
15.2のテストによる隘路部の破壊では隘路部のフィ
ルムは熱収縮しておらず、また熱収縮が有った場合では
極めて細く弱い収縮が見られるのみであり、破断の機構
が異なっていることを示している。
【0007】また特開平4−225508号公報では隘
路部を形成する保安機構マージンの先端(自由端と称し
ている)を半円状にし、隘路部を形作ることが提案され
ているがこのような形状でも保安機能が働かないケース
が多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はコンデンサの
作り方、あるいは使用条件にかかわらず、保安機能が働
く金属蒸着フィルムを提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明とは、誘電体フィ
ルム上に金属蒸着膜と該金属蒸着膜との絶縁を図るため
に設けられたフリーマージン、および該金属蒸着膜を分
画し、かつ分画された金属蒸着膜部同志、または該分画
された金属蒸着膜部と外部との電気的結合をとるための
金属蒸着部とを電気的に結合するための隘路部を有する
絶縁部(以下保安機構マージンと称す)とを有し、かつ
該隘路を形作る保安機構マージン部の少なくとも一方の
保安機構マージンが突起部を有し、該隘路の少なくとも
片側が該突起形状に窪んだ形をしていることを特徴とす
る金属蒸着フィルムである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明でいう誘電体フィルムとは
天然、半合成、合成高分子樹脂をフィルム状に成形した
もので、中でも合成高分子樹脂からなる誘電体フィルム
が耐熱性、機械特性、電気特性、物理特性、物理化学特
性の点からより好ましい。好ましい合成高分子樹脂とし
てポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネイト樹脂、
ポリスルフォン樹脂、ポリフェニレン樹脂、ポリアリレ
ート樹脂、フッ素樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアリレ
ン樹脂などを用いることが出来る。特にポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネイ
ト、ポリスチレンが機械特性、電気特性の点からより好
ましい。
【0011】また金属蒸着膜とはAl、Zn、Cu、F
e、Ni、Crなどの金属、あるいはこれらの合金など
のコンデンサの電極として有用な導電性の蒸着膜(蒸
着、スパッタリングなどによって形成された薄膜)をさ
す。
【0012】以下本発明の一実施態様の金属蒸着フィル
ムの概略図である図1を用いて、より詳細に本発明を説
明する。
【0013】図1(A)において金属蒸着フィルム1に
はコンデンサの対電極との電気的絶縁性を保つため絶縁
体からなるフリーマージン2が設けられている。フリー
マージン2は蒸着時に金属を付着しないようにするか、
あるいは絶縁体である金属酸化物を蒸着するなどして形
成できる。
【0014】コンデンサの電極となる金属蒸着膜3は隘
路6を有する保安機構マージン5によって分画されてい
る。隘路6はコンデンサの端子と電気的結合をとるため
の金属蒸着膜部4と分画された金属蒸着膜3、あるいは
図5、図6、図7、図8のように分画された金属蒸着膜
3同志を電気的に連絡している。
【0015】図1(B)は図1(A)の隘路6の拡大図
((B)部の拡大図)であるが、本発明の金属蒸着フィ
ルムの特徴は図1(B)のごとく隘路6を形作る保安機
構マージン5の少なくとも片方が突起部7を有してお
り、隘路6の少なくとも片側が該突起部7の突起にて窪
んでいることである。
【0016】従来の保安機構マージンの隘路は図2
(A)のごとく窪みがなかったり、あるいは図2(B)
のごとく半円状の窪みであった。コンデンサ容量が大き
い場合は誘電体フィルムが絶縁破壊した際、大電流が一
瞬に流れ、蒸着金属が破断し、保安機能が働きやすいが
図2の従来の隘路では保安機能が働かないケースが多々
あり、この場合一挙にコンデンサの破壊へつながるケー
スが多かった。また、逆に絶縁破壊部が小さく、該絶縁
破壊部でおこる放電による微少な電流が間欠的に流れる
場合、図2の従来の隘路ではは保安機能が働きにくく、
絶縁破壊部の上下の蒸着フィルムが該放電によって温度
が上がり、絶縁低下して、絶縁破壊が上下のフィルムで
もおこり、ついにはコンデンサの破壊につながるケース
があった。
【0017】微少な電流によっても隘路6が破断するよ
うに隘路6の間隔aを狭くしたり、あるいは隘路6の蒸
着膜厚を薄くし、隘路6の電気抵抗を高くする方法が考
えられるが、該方法ではコンデンサで発生するコロナ放
電によって隘路6が破断し、コンデンサ容量が経時的に
低下したり、あるいはtanδが高くなる問題がある。
【0018】これに対し、本発明のように隘路6を形作
る保安機構マージン5の端部に突起部7を設け、隘路6
に該突起にて窪みをつけると、隘路6の電気抵抗が低く
ても、また微少な電流においても、該突起部の先端より
隘路部の金属蒸着膜の破断が反対側の保安機構マージン
の先端部へと容易に進展し、隘路6の金属蒸着部を容易
に破断することを実験的に見出した。
【0019】該突起部7の形状は、金属蒸着フィルム1
の全隘路6を安定した一定のの形に形成でき、かつ保安
機能が働くことから特に三角形が望ましい。また該突起
部7の数は図3(A)のごとく二つ以上設けても良い。
【0020】該突起部7は図1(B)のごとく隘路6の
片側のみでもよく、あるいは図3(B)、図3(C)の
ごとく両側に設けてもよい。図1(B)のごとく隘路6
の片側のみに設け、かつ反対側は半円状にするのが、保
安機能が最も安定して機能することからより望ましい。
【0021】図3(D)、(E)は本発明の保安機構マ
ージンの別の一例である。
【0022】本発明の保安機構マージンの形成方法は特
に限定されないが、特開昭63−114956号公報、
特開平6−136513号公報あるいは特開平4−22
5508号公報の図1記載の方法にて蒸着前に保安機構
マージンの形状に油を転写、または特開平1−1113
号公報のごとく蒸発付着させ、蒸着金属の付着を防ぎ、
保安機構マージンを形成する方法が多数の隘路6の形状
をより同一形状にすることができるうえで好ましい。な
おこのような方法で保安機構マージンを形成した場合保
安機構マージン形状の端部にぼけが生じ図4のごとく突
起部7の先端部に若干丸みが生じる場合があるが、本発
明はこれらの状態を排除するものではない。
【0023】フリーマージン2の幅、保安機構マージン
の幅b、c、隘路6の幅a、および分画された金属蒸着
膜3の面積はコンデンサの定格電圧、容量、誘電体の種
類、厚み、金属蒸着膜の種類、膜抵抗値などのコンデン
サの仕様によって好ましく決定される。
【0024】また本発明の金属蒸着フィルムの分画され
た金属蒸着膜のパターンは特に限定されるものではな
く、図1、図5、図6、図7、図8、図9、図10など
種々のパターンを採用することができる。
【0025】本発明の金属蒸着フィルム同志、あるいは
本発明の金属蒸着フィルムと保安機構マージンのない蒸
着フィルムとを巻回、または積層し、通常の方法によっ
てコンデンサを作ることによって、極めて保安性の高い
コンデンサを作ることができる。
【0026】なお、本発明は金属蒸着フィルムの保安機
構マージンパターンを一つの誘電体の両側に設け、金属
蒸着されていない誘電体フィルムと巻回、積層したコン
デンサ、あるいは保安機構マージン付金属蒸着フィルム
の間に金属蒸着されていない誘電体フィルムを入れ、巻
回、積層したコンデンサなどを除外するものではない。
【0027】
【評価方法】
(1)保安機能性評価方法 JISC4908−1985、8.15.2にもとづき
テストした。なお放電用コンデンサC0の容量はテスト
コンデンサの容量と同容量、および2倍とした。またテ
ストの環境条件は85℃とした。
【0028】
【実施例】
実施例1、比較例1 厚さ5μmのポリプロピレンフィルムにて図1のパター
ンの保安機構マージンをもつ、Zn−Alの合金蒸着膜
からなる幅630mmの金属蒸着フィルムを作成した。
フリーマージン2の幅d=2.0mm、分画された金属
蒸着膜3の面積は1535mm2 、保安機構マージンの
幅b=0.45mm、c=0.30mm、隘路6は一つ
の分画された金属蒸着膜3に3個形成し、かつ隘路6の
幅a=0.35mmで隘路6の片方を形作る保安機構マ
ージン5の端部は直径0.45mmの半円状で、他方を
形作る保安機構マージン5の端部は三角形状の突起部7
よりなり、該突起部7の三角形は底辺0.45mm、高
さ0.40mmの正三角形形状とした。外部との電気的
結合をとる金属蒸着膜部4(メタリコンが金属密着する
部分)、および隘路6の金属蒸着膜抵抗4Ω/□、分画
された金属蒸着膜3の金属蒸着膜抵抗8Ω/□とした。
【0029】比較として図2(B)のごとく隘路6の両
側の保安機構マージンの端部を直径0.45mmの半円
状とした以外はすべて同仕様の金属蒸着フィルムを作成
した。
【0030】なお、保安機構マージンは真空蒸着機内に
て、蒸着前にシリコーン系オイルを図1の保安機構マー
ジンのパターン状にポリプロピレンフィルムに転写し、
次いでAl、Znを蒸着することによって形成した。
【0031】これらの金属蒸着フィルムを50mm幅に
スリット後、合わせの金属蒸着フィルムとして保安機構
マージンを有してない5μmの通常のZn−Al合金の
蒸着フィルムと巻回、メタリコンをし、熱処理後、リー
ド付けを行い、ついでプラスチックケースに入れ、エポ
キシ樹脂を充填する通常の方法で5.0μFのコンデン
サを作成した。
【0032】なお、合わせの金属蒸着フィルムは保安機
構のないマージンフリーマージン幅2.0mm、ヘビー
エッジ部の金属蒸着膜抵抗4Ω/□、アクティブ部の金
属蒸着膜抵抗8Ω/□の通常の蒸着フィルムを用いた。
【0033】これらのコンデンサの保安機能性を評価し
た結果を表1に示す。表1のごとく本発明の金属蒸着フ
ィルムを用いたコンデンサは放電用コンデンサ容量が大
きくなっても安定した保安機能性を示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明は、誘電体フィルム上に金属蒸着
膜と該金属蒸着膜との絶縁を図るために設けられたフリ
ーマージン、および該金属蒸着膜を分画し、かつ分画さ
れた金属蒸着膜部とを電気的に連絡するための隘路部を
有する絶縁部(以下保安機構マージンと称す)とを有
し、かつ隘路を形作る保安機構マージン部の少なくとも
一方の保安機構マージンが突起部を有し、隘路の少なく
とも片側が該突起形状に窪んだ形にすることによってコ
ンデンサの作り方、あるいは使用条件にかかわらず、保
安機能が働く金属蒸着フィルムを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着フ
ィルムの一例を示した概略図および本発明の保安機構マ
ージンの隘路を形成する端部と隘路の形状を示した概略
図である。
【図2】従来の隘路の形状を示す概略図である。
【図3】本発明の保安機構マージンの隘路を形成する端
部と隘路の形状を示した概略図である。
【図4】本発明の保安機構マージンの隘路を形成する端
部と隘路の形状を示した概略図である。
【図5】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着フ
ィルムの一例を示した概略図である。
【図6】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着フ
ィルムの一例を示した概略図である。
【図7】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着フ
ィルムの一例を示した概略図である。
【図8】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着フ
ィルムの一例を示した概略図である。
【図9】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着フ
ィルムの一例を示した概略図である。
【図10】本発明の保安機構マージンを有する金属蒸着
フィルムの一例を示した概略図である。
【符号の説明】
1:金属蒸着フィルム 2:フリーマージン 3:分画された金属蒸着膜部 4:コンデンサの外部との電気的結合をとるための金属
蒸着膜部 5:保安機構マージン 6:隘路 7:本発明の隘路を形作る保安機構マージン端部の突起
部 a:隘路の幅 b:保安機構マージンの幅 c:保安機構マージンの幅 d:フリーマージンの幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体フィルム上に金属蒸着膜と該金属
    蒸着膜との絶縁を図るために設けられたフリーマージ
    ン、および該金属蒸着膜を分画し、かつ分画された金属
    蒸着膜部同志、または該分画された金属蒸着膜部と外部
    との電気的結合をとるための金属蒸着膜部とを電気的に
    結合するための隘路部を有する絶縁部(以下保安機構マ
    ージンと称す)とを有し、かつ該隘路を形作る少なくと
    も一方の保安機構マージン部の端部が突起部を有し、該
    隘路の少なくとも片側が該突起形状に窪んだ形をしてい
    ることを特徴とする金属蒸着フィルム。
  2. 【請求項2】 隘路を形作る保安機構マージンの一方が
    半円にて隘路を形成し、かつもう一方の保安機構マージ
    ンが突起状にて隘路を形成することを特徴とする請求項
    1に記載の金属蒸着フィルム。
  3. 【請求項3】 隘路を形作る保安機構マージンの両方が
    突起部を有し、突起状にて隘路を形成していることを特
    徴とする請求項1に記載の金属蒸着フィルム。
  4. 【請求項4】 分画された一つの金属蒸着膜部と該金属
    蒸着膜部と隣接した他の一つの分画された金属蒸着膜部
    とを電気的に連絡するための隘路、または分画された一
    つの金属蒸着膜部と外部との電気的結合をとるための隘
    路が二つ以上あることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の金属蒸着フィルム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    金属蒸着フィルムを用いてなることを特徴とするコンデ
    ンサ
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112099A1 (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 金属化フィルムコンデンサと自動車用インバータ平滑用コンデンサ
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