JPH1040687A - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents

強誘電体メモリ装置

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JPH1040687A
JPH1040687A JP8060528A JP6052896A JPH1040687A JP H1040687 A JPH1040687 A JP H1040687A JP 8060528 A JP8060528 A JP 8060528A JP 6052896 A JP6052896 A JP 6052896A JP H1040687 A JPH1040687 A JP H1040687A
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ferroelectric
potential
ferroelectric capacitor
cell plate
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Hiroshige Hirano
博茂 平野
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体キャパシタからの読み出し電位差を
低電圧で充分確保し、強誘電体キャパシタにかかる電界
を小さくし長寿命化を図る。 【解決手段】 セルプレート電極にパルスを印加したの
ちに読み出されたデータをセンスアンプで増幅する動作
を行う。すなわち、強誘電体キャパシタに電界をかけた
後に電界をかけない方向にセルプレート電極を制御した
後に、データをセンスアンプで増幅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体メモリ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、メモリセルのキャパシタに強誘電
体材料を用いることにより記憶データの不揮発性を実現
した強誘電体メモリ装置が考案されている。強誘電体キ
ャパシタはヒステリシス特性を有し、電界が零のときで
も履歴に応じた異なる極性の残留分極が残る。記憶デー
タを強誘電体キャパシタの残留分極で表わすことにより
不揮発性メモリ装置を実現するものである。
【0003】アメリカ特許4,873,664号明細書に
は、二つのタイプの強誘電体メモリ装置が開示されてい
る。第1のタイプは、メモリセルが1ビットあたり1ト
ランジスタおよび1キャパシタ(1T1C)で構成した
ものであり、たとえば256個の本体メモリセル(ノー
マルセル)毎に1個のリファレンスメモリセルが設けら
れる。第2のタイプは、リファレンスメモリセルを設け
ずに、メモリセルが1ビットあたり2トランジスタおよ
び2キャパシタ(2T2C)で構成したものであり、1
対の相補データが1対の強誘電体キャパシタに記憶され
る。
【0004】キャパシタを構成する強誘電体材料として
は、KNO3、PbLa23−ZrO2−TiO2、およ
びPbTiO3−PbZrO3などが知られている。PC
T国際公開第WO93/12542公報によれば、強誘
電体メモリ装置に適した、PbTiO3−PbZrO3
比べて極端に疲労の小さい強誘電体材料も知られてい
る。
【0005】例えば2T2C構成の強誘電体メモリ装置
の構成とその従来の動作態様について簡単に説明する。
図6がメモリセル構成図、図7がセンスアンプ回路図、
図8が動作タイミング図、図9が強誘電体キャパシタの
動作のヒステリシス特性図、図10が電源電圧とデータ
読み出し時ビット線電圧の関係図である。また、C00
〜C37が強誘電体キャパシタ、CPDがセルプレート
ドライバ、SA0〜SA3がセンスアンプ、CPがセル
プレート信号、WL0〜WL3がワード線、BL0〜B
L3、/BL0〜/BL3がビット線、BPがビット線
プリチャージ信号、/SAP、SANがセンスアンプ制
御信号、VSSが接地電圧、VCCが電源電圧、点A〜
Fが強誘電体キャパシタの両電極に正負の電界を印加し
たときのヒステリシス特性、点P901〜P903が強
誘電体キャパシタの読み出し時の状態を示す点である。
メモリセル構成は例えばセンスアンプSA0にビット線
BL0と/BL0が接続され、ビット線BL0、/BL
0にはワード線WL0をゲートとするNチャネル型MO
Sトランジスタを介してそれぞれ強誘電体キャパシタC
00、C01が接続され、さらに強誘電体キャパシタC
00、C01はセルプレートドライバCPDで駆動され
るセルプレート信号CPに接続されている。また、セン
スアンプSA0はセンスアンプ制御信号/SAP、SA
Nで制御され、ビット線プリチャージ信号BPによって
ビット線BL0と/BL0のプリチャージが制御される
回路構成である。
【0006】動作については図8および図9を参照しな
がら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BPに
よってビット線BL0と/BL0は論理電圧“L”にプ
リチャージされている。また、強誘電体キャパシタC0
0およびC01の初期状態は図9の点Bと点Eである。
次に、ワード線WL0を論理電圧“H”、セルプレート
信号CPを論理電圧“H”とする。ここでは、ワード線
WL0の論理電圧“H”の電位レベルは電源電圧VCC
以上に昇圧した電圧である。このとき、強誘電体キャパ
シタC00およびC01の両電極に電界がかかり強誘電
体キャパシタとビット線容量の容量比で決まる電位がビ
ット線BL0と/BL0に生じるデータが読み出され
る。強誘電体キャパシタC00およびC01の状態は図
9の点P901と点P902である。この後、センスア
ンプ制御信号/SAPを論理電圧“L”、SANを論理
電圧“H”とし、センスアンプを作動させる。これによ
って、ビット線に読み出された電位が電源電圧VDDと
接地電圧VSSまでに増幅される。強誘電体キャパシタ
C00およびC01の状態は図9の点P903と点Dで
ある。次に、再書き込み動作としてセルプレート信号C
Pを論理電圧“L”とする。強誘電体キャパシタC00
およびC01の状態は図9の点PAと点Eである。この
後センスアンプを停止し、ビット線プリチャージ信号B
Pによってビット線BL0と/BL0は論理電圧“L”
にプリチャージする。強誘電体キャパシタC00および
C01の状態は図9の点Bと点Eである。
【0007】また、上記の読み出し動作としてセルプレ
ート信号CPを論理電圧“H”としビット線BL0と/
BL0にデータが読み出されたときのビット線BL0と
/BL0の電位と電源電圧との関係が図10に示されて
いる。図10の点線はワード線WL0の論理電圧“H”
の電位レベルが電源電圧VCCより充分高くメモリセル
トランジスタのしきい値の影響が無いとしたときのビッ
ト線BL0の電位を示す線である。しかし、実際には点
線で示された電位よりも低い実線で示された電位とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の2T2C構成の
強誘電体メモリ装置では、上記でも示したように、メモ
リセルトランジスタのしきい値の影響によりビット線に
読み出される電位が低くなることがあり、これはビット
線対間の電位差すなわちビット線BL0と/BL0の電
位差が小さくなる。特に低電圧ではその影響が大きくな
り低電圧動作が困難となる。また、この影響を少なくす
るためにワード線を昇圧すると回路的に複雑になると共
に高電源電圧でワード線昇圧によりメモリセルトランジ
スタの耐圧などで課題がある。また、ビット線の論理電
圧“L”側の動作は読み出し動作においても強誘電体キ
ャパシタに電源電圧と同じ電圧が印加されることになる
ため、強誘電体キャパシタの読み出し回数の寿命の面で
不利となることがあるという課題がある。この課題は2
T2C構成の強誘電体メモリ装置に限ったものではなく
1T1C構成の強誘電体メモリ装置についてもいえる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ゲートがワード線、ドレインがビット
線であるメモリセルトランジスタと、第1の電極がセル
プレート、第2の電極が前記メモリセルトランジスタの
ソースである強誘電体キャパシタと、前記ビット線に接
続されたセンスアンプで構成され、前記セルプレートを
パルス駆動した後に前記ビット線の電位を前記センスア
ンプで増幅する動作の強誘電体メモリ装置とした。また
前記セルプレートを第1の電位から第2の電位に遷移さ
せた後に前記ワード線を選択状態とし、その後前記セル
プレートを第2の電位から第1の電位に遷移する動作の
強誘電体メモリ装置とした。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、強誘電
体メモリセルキャパシタからビット線に読み出される電
位は、メモリセルトランジスタのしきい値の影響がな
く、より低電圧動作が可能となるという作用を有する。
特にビット線の容量値が強誘電体メモリセルキャパシタ
の容量値より小さいときに有効である。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ワード線を選択状態とした後にセルプ
レートをパルス駆動することで、セルプレートをパルス
駆動したときに強誘電体メモリセルキャパシタから読み
出される電荷をビット線に充分に読み出すことができ、
読み出し電荷の無駄がないという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ワード線を電源電圧より高い電圧とし
ないことで、特別な昇圧回路が不要であり、さらにワー
ド線を昇圧しないため強誘電体メモリセルキャパシタに
はメモリセルトランジスタのしきい値だけ低い電圧値し
か印加されない。このため、強誘電体メモリセルキャパ
シタのエンデュランス(寿命)特性が向上するという作
用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、セルプレートを第1の電位から第2の
電位に遷移させた後に前記ワード線を選択状態とし、そ
の後前記セルプレートを第2の電位から第1の電位に遷
移することにより、請求項2に比較して高速動作という
作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (例1)図1は本発明の第1の実施の形態の強誘電体メ
モリ装置における動作タイミング図、図2が強誘電体キ
ャパシタの動作のヒステリシス特性図、図3が電源電圧
とデータ読み出し時ビット線電圧の関係図である。メモ
リセル構成図は従来と同様の図6である。点A〜Fが強
誘電体キャパシタの両電極に正負の電界を印加したとき
のヒステリシス特性、点P201〜P203が強誘電体
キャパシタの読み出し時の状態を示す点である。
【0015】動作について、図1および図2を参照しな
がら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BPに
よってビット線BL0と/BL0は論理電圧“L”にプ
リチャージされている。また、強誘電体キャパシタC0
0およびC01の初期状態は図2の点Bと点Eである。
次に、ワード線WL0を論理電圧“H”、セルプレート
信号CPを論理電圧“H”とする。ここでは、ワード線
WL0の論理電圧“H”の電位レベルは電源電圧VCC
以上で強誘電体キャパシタに印加される電圧は電源電圧
VCC以上に昇圧された電圧からメモリセルトランジス
タのしきい値だけ低い電圧である。このとき、強誘電体
キャパシタC00およびC01の両電極に電界がかかり
強誘電体キャパシタとビット線容量の容量比で決まる電
位がビット線BL0と/BL0に生じるデータが読み出
される。次に、セルプレート信号CPを論理電圧“L”
とする。このとき、ビット線BL0と/BL0に読み出
された電位は低下するが、それらの電位差はメモリセル
トランジスタのしきい値の影響がなくなるため大きくな
る。強誘電体キャパシタC00およびC01の状態は図
2の点P203と点Eである。この後、センスアンプを
作動させる。これによって、ビット線に読み出された電
位が電源電圧VDDと接地電圧VSSまでに増幅される
とともに、再書き込み動作も行われる。強誘電体キャパ
シタC00およびC01の状態は図2の点Aと点Eであ
る。点Aの状態ではワード線が昇圧されているため強誘
電体キャパシタには電源電圧VCCの電圧が印加されて
いる。この後センスアンプを停止し、ビット線プリチャ
ージ信号BPによってビット線BL0と/BL0は論理
電圧“L”にプリチャージする。強誘電体キャパシタC
00およびC01の状態は図2の点Bと点Eである。
【0016】また、上記の読み出し動作としてセルプレ
ート信号CPを論理電圧“H”とした後にセルプレート
信号CPを論理電圧“L”としたときのビット線BL0
と/BL0にデータが読み出されたときのビット線BL
0と/BL0の電位と電源電圧との関係が図3に示され
ている。図3のようにビット線BL0と/BL0の電位
差は従来より大きな電圧となる。また、セルプレート信
号CPを論理電圧“L”とするときセンスアンプは作動
していないためビット線はフローティング状態であり負
荷が小さいため、動作が速いという効果もある。また、
センスアンプの作動と同時に強誘電体キャパシタへのデ
ータ再書き込み動作も行われるという効果もある。実際
の動作下限電圧としては2.0Vから1.5V程度にまで
低電圧化が可能である。
【0017】(例2)図4は本発明の第2の実施の形態
の強誘電体メモリ装置における強誘電体キャパシタの動
作のヒステリシス特性図である。点A〜Fが強誘電体キ
ャパシタの両電極に正負の電界を印加したときのヒステ
リシス特性、点P401〜P403が強誘電体キャパシ
タの読み出し時の状態を示す点である。動作タイミング
については第1の例の図1と同様である。この例の特徴
はワード線を昇圧しないことにあり、強誘電体キャパシ
タのH側のデータ書き込み時に電源電圧までの高い電圧
を印加せず、強誘電体キャパシタの寿命、特に読み出し
書き込み回数の寿命を伸ばすことにある。
【0018】動作について説明する。まず、ビット線プ
リチャージ信号BPによってビット線BL0と/BL0
は論理電圧“L”にプリチャージされている。また、強
誘電体キャパシタC00およびC01の初期状態は図4
の点Bと点Eである。次に、ワード線WL0を論理電圧
“H”、セルプレート信号CPを論理電圧“H”とす
る。ここでは、ワード線WL0の論理電圧“H”の電位
レベルは電源電圧VCCで強誘電体キャパシタに印加さ
れる電圧は電源電圧VCCからメモリセルトランジスタ
のしきい値だけ低い電圧である。このとき、強誘電体キ
ャパシタC00およびC01の両電極に電界がかかり強
誘電体キャパシタとビット線容量の容量比で決まる電位
がビット線BL0と/BL0に生じるデータが読み出さ
れる。次に、セルプレート信号CPを論理電圧“L”と
する。このとき、ビット線BL0と/BL0に読み出さ
れた電位は低下するが、それらの電位差はメモリセルト
ランジスタのしきい値の影響がなくなるため大きくな
る。強誘電体キャパシタC00およびC01の状態は図
4の点P403と点Eである。この後、センスアンプを
作動させる。これによって、ビット線に読み出された電
位が電源電圧VDDと接地電圧VSSまでに増幅される
とともに、再書き込み動作も行われる。強誘電体キャパ
シタC00およびC01の状態は図4の点Aと点Eであ
る。点Aの状態ではワード線が昇圧されていないため強
誘電体キャパシタには電源電圧VCCからメモリセルト
ランジスタのしきい値だけ低い電圧しか印加されない。
この後センスアンプを停止し、ビット線プリチャージ信
号BPによってビット線BL0と/BL0は論理電圧
“L”にプリチャージする。強誘電体キャパシタC00
およびC01の状態は図4の点Bと点Eである。
【0019】上記動作の強誘電体メモリ装置により強誘
電体キャパシタの寿命、特に読み出し書き込み回数の寿
命が伸び、さらに、強誘電体キャパシタに印加される電
圧が電源電圧VCCよりしきい値分だけ低いため駆動の
ための消費電力も少ないという効果がある。
【0020】(例3)図5は本発明の第3の実施の形態
の強誘電体メモリ装置における動作タイミング図であ
る。強誘電体キャパシタの動作のヒステリシス特性図は
第2の例と同様の図4で説明する。
【0021】この例の特徴は、ワード線を選択する前に
セルプレート信号を駆動しワード線を選択したときにす
ぐ強誘電体キャパシタから電荷を読み出すようにしたこ
とにあり、高速動作を実現するものである。センスアン
プの作動は第1および2の例と同様でセルプレート信号
を再駆動し強誘電体キャパシタに電界をかからない方向
にもどした後に行っている。
【0022】動作について説明する。まず、ビット線プ
リチャージ信号BPによってビット線BL0と/BL0
は論理電圧“L”にプリチャージされている。また、強
誘電体キャパシタC00およびC01の初期状態は図4
の点Bと点Eである。次に、セルプレート信号CPを論
理電圧“H”とする。このとき、強誘電体キャパシタの
状態は特に変わらない。次に、ワード線WL0を論理電
圧“H”とする。ここでは、ワード線WL0の論理電圧
“H”の電位レベルは電源電圧VCCとするが、昇圧す
ることも可能である。このとき、セルプレート信号CP
は既に論理電圧“H”であるため、強誘電体キャパシタ
C00およびC01の両電極に電界がかかり強誘電体キ
ャパシタとビット線容量の容量比で決まる電位がビット
線BL0と/BL0に生じるデータが読み出される。次
に、セルプレート信号CPを論理電圧“L”とする。こ
のとき、ビット線BL0と/BL0に読み出された電位
は低下するが、それらの電位差はメモリセルトランジス
タのしきい値の影響がなくなるため大きくなる。強誘電
体キャパシタC00およびC01の状態は図4の点P4
03と点Eである。この後、センスアンプを作動させ
る。これによって、ビット線に読み出された電位が電源
電圧VDDと接地電圧VSSまでに増幅されるととも
に、再書き込み動作も行われる。強誘電体キャパシタC
00およびC01の状態は図4の点Aと点Eである。点
Aの状態ではワード線が昇圧されていないため強誘電体
キャパシタには電源電圧VCCからメモリセルトランジ
スタのしきい値だけ低い電圧しか印加されない。この後
センスアンプを停止し、ビット線プリチャージ信号BP
によってビット線BL0と/BL0は論理電圧“L”に
プリチャージする。強誘電体キャパシタC00およびC
01の状態は図4の点Bと点Eである。
【0023】上記動作の強誘電体メモリ装置により、ワ
ード線の選択と同時に強誘電体キャパシタから電荷を読
み出されるため高速動作を実現できる。さらに第2の例
と組み合わせた実施によって両方の効果を得ることもで
きる。
【0024】以上、2T2C型構成の強誘電体メモリ装
置について説明したが、この構成に限ったものではなく
1T1C構成の強誘電体メモリ装置についても同様の動
作方法により実施でき同様の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、強誘電体メモリセルキ
ャパシタからビット線に読み出される電位は、メモリセ
ルトランジスタのしきい値の影響がなく低電圧動作が可
能で、また、セルプレート信号遷移時の負荷も小さく高
速動作の強誘電体メモリ装置とすることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の強誘電体キャパシ
タの動作タイミング図
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作のヒステリシ
ス特性図
【図3】本発明の第1の実施の形態における電源電圧と
データ読み出し時ビット線電圧の関係図
【図4】本発明の第2の実施の形態の強誘電体キャパシ
タの動作のヒステリシス特性図
【図5】本発明の第3の実施の形態の動作タイミング図
【図6】メモリセルの構成の一例を示す図
【図7】センスアンプ回路の構成の一例を示す図
【図8】従来例の動作タイミング図
【図9】従来例の強誘電体キャパシタの動作のヒステリ
シス特性図
【図10】従来例の電源電圧とデータ読み出し時ビット
線電圧の関係図
【符号の説明】
P201〜P203、P401〜P403、P901〜
P903 強誘電体キャパシタの読み出し時の状態を示
す点 C00〜C37 強誘電体キャパシタ CPD セルプレートドライバ SA0〜SA3 センスアンプ CP セルプレート信号 WL0〜WL3 ワード線 BL0〜BL3、/BL0〜/BL3 ビット線 BP ビット線プリチャージ信号 /SAP、SAN センスアンプ制御信号 VSS 接地電圧 VCC 電源電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートがワード線、ドレインがビット線
    であるメモリセルトランジスタと、第1の電極がセルプ
    レート、第2の電極が前記メモリセルトランジスタのソ
    ースである強誘電体キャパシタと、前記ビット線に接続
    されたセンスアンプで構成され、前記セルプレートをパ
    ルス駆動した後に前記ビット線の電位を前記センスアン
    プで増幅することを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ワード線を選択状態とした後に前記
    セルプレートをパルス駆動することを特徴とする請求項
    1記載の強誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記ワード線を電源電圧より高い電圧と
    しない動作を特徴とする請求項1記載の強誘電体メモリ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記セルプレートを第1の電位から第2
    の電位に遷移させた後に前記ワード線を選択状態とし、
    その後前記セルプレートを第2の電位から第1の電位に
    遷移する動作を特徴とする請求項1記載の強誘電体メモ
    リ装置。
JP8060528A 1996-03-18 1996-03-18 強誘電体メモリ装置 Pending JPH1040687A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020509523A (ja) * 2017-02-07 2020-03-26 マイクロン テクノロジー,インク. アレイのメモリセルのプリライト
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