JPH1040520A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH1040520A
JPH1040520A JP8192320A JP19232096A JPH1040520A JP H1040520 A JPH1040520 A JP H1040520A JP 8192320 A JP8192320 A JP 8192320A JP 19232096 A JP19232096 A JP 19232096A JP H1040520 A JPH1040520 A JP H1040520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
reproducing apparatus
magnetic
magnetic recording
cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP8192320A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kurosawa
文夫 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8192320A priority Critical patent/JPH1040520A/ja
Publication of JPH1040520A publication Critical patent/JPH1040520A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドの状態によって、払拭と研磨を選
択でき、磁気ヘッドクリーナの取り付けスペースの少な
い磁気記録再生装置を提供することである。 【解決手段】 回転ドラム1を用いたヘリカルスキャン
方式の磁気記録再生装置において、回転する磁気ヘッド
2に接触して、磁気ヘッド2の摺動面をクリーニングす
る磁気ヘッドクリーナ5を備え、磁気ヘッドクリーナ5
の上下に複数段のクリーニングローラ5a、5bを設
け、上下複数段のクリーニングローラ5a、5bは払拭
性及び研磨性において異なる特性を持たせた構成とし、
磁気ヘッド2摺動面の汚れ具合によって、複数のクリー
ニングローラ5a、5bの何れかを自動的に選択するご
とくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ
(R−DAT)、データストレージ装置等、回転ドラム
を用いたヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダやデジタ
ルオーディオテープレコーダ等の磁気記録再生装置にお
いて、長時間の使用によって磁気ヘッドの摺動面に異物
が溜まり、これが原因で磁気記録再生に支障をきたす事
がある。これを避けるためローラ型の磁気ヘッドクリー
ナが開発され、既に多くの磁気記録再生装置に採用され
ている。
【0003】しかしこのような磁気ヘッドクリーナは摺
動面を軽く払拭するだけで、異物によって入った磁気ヘ
ッド摺動面の傷や、MIG型や積層型磁気ヘッドで見ら
れるメタル部分のえぐれを修正したり、あるいは、ステ
インと呼ばれる摺動面の付着物を取り去る作用は無い。
また、別途研磨力を付加した磁気ヘッドクリーナを設け
ようとすると、そのための設置場所が必要になり、極度
に小型化された最近の磁気記録再生装置においては現実
的ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が、解決しよう
とする課題は磁気ヘッドの状態によって、払拭と研磨を
選択でき、磁気ヘッドクリーナの取り付けスペースの少
ない磁気記録再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載した本発明に係る磁気記録再生装
置は、回転ドラムを用いたヘリカルスキャン方式の磁気
記録再生装置において、回転する磁気ヘッドに接触し
て、磁気ヘッドの摺動面をクリーニングする磁気ヘッド
クリーナを備え、磁気ヘッドクリーナの上下に複数段の
クリーニングローラを設け、上下複数段のクリーニング
ローラは払拭性及び研磨性において異なる特性を持たせ
た構成とし、磁気ヘッド摺動面の汚れ具合によって、複
数のクリーニングローラの何れかを自動的に選択するご
とくする。
【0006】
【実施の形態例】本発明を適用した具体的な実施の形態
例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は、磁気テープを記録媒体とする、ヘリカルスキャン方
式の磁気記録再生装置の斜視図である。回転ドラム1
は、回転軸1aを中心に回転し、テープ摺動面1bから
磁気ヘッド2が臨むよう構成されている。そして、テー
プ摺動面1bには、磁気テープ3がローディング用のガイ
ドピン4a、4b、4c、4dにより所定の範囲に摺接
状態に巻回されている。
【0007】そして、磁気ヘッドクリーナ5は円盤状
で、軸5cを中心に回転可能な状態で、かつ、その周縁
が磁気ヘッド2に接触する状態で設けられている。本発
明では、磁気ヘッドクリーナ5のクリーニングローラを
分割し、それぞれ異なる払拭性及び研磨性を持たせ、適
宜それらを使い分けるようにする。即ち、上側のクリー
ニングローラ5aには研磨性を持たせず、磁気ヘッド摺
動面に付着した異物を拭き取ったり叩き落としたりする
役割をさせ、下側のクリーニングローラ5bには研磨性
を持たせ、磁気ヘッド摺動面の研磨によるリフレッシュ
をさせる。
【0008】図3は磁気ヘッド2に磁気ヘッドクリーナ
5が対接した状態の平面図であり、磁気ヘッドクリーナ
5の研磨面6bは、従来からよく知られているクリーニ
ングテープあるいはラッピングテープと同様の材料から
なり、具体的には研磨材として酸化クロム、酸化アルミ
ニウム、酸化鉄などの酸化物の微粉末、あるいは炭化ケ
イ素の微粉末、あるいはダイヤモンドの微粉末等を混合
してバインダでベースフィルムに固定したものを使用す
る。ベースフィルムとしては、ポリイミド等、一般的に
知られている磁気テープのベースフィルム材料が使用で
きる。
【0009】研磨材の配合、バインダーの種類等は、実
装されている磁気ヘッドに最適な研磨力を有するように
調整されたものを使用できるので、従来から行われてい
るクリーニングテープによる処理よりも、研磨力の調整
が容易かつ最適であるというメリットがある。
【0010】上側クリーニングローラ5aの払拭面6a
は、弾力性のあるパッド7の上に形成されている。この
ため回転ドラム1のテープ摺動面1bに押し当てた時、
払拭面6aはパッド7の適度な弾力によって磁気ヘッド
2に押し当てられる。パッド7の材質としては、スポン
ジ、発泡軟質ゴム、圧縮した繊維等が有効である。そし
て、通常は、上側クリーニングローラ5aを使用し、下
側クリーニングローラ5bは例えば使用100時間毎に
1回とか、或いは磁気ヘッドの再生出力の低下が検出さ
れたら使用するようにする。上側クリーニングローラ5
aと下側クリーニングローラ5bの切り替えはクリーニ
ングローラの回転軸を上下させて行えるので、クリーニ
ングローラの設置スペースを増やすことなく、また大幅
な設計変更をせずに実現できる。
【0011】この例ではドラムが上ドラム方式の場合を
示しているが、中ドラム回転方式やプロペラ方式等でも
同様である。図2は本発明の磁気記録再生装置のシステ
ム概念図である。図2で示すように、磁気ヘッド2の再
生出力は増幅装置8を経て、その出力レベルが情報とし
てシステムを制御するマイクロプロセッサ9に送られ
る。マイクロプロセッサ9は、定期的に磁気ヘッド2の
再生出力を確認し、出力が一定レベル以下になると磁気
ヘッドクリーナ5を払拭面6aを有する上側クリーニン
グローラ5aから研磨面6bを有する下側クリーニング
ローラ5bに切り替えるように指示を出す。さらに研磨
面が選択された磁気ヘッドクリーナ5に、回転している
テープ摺動面1bに一定時間押し当てるように指令を出
す。
【0012】この時、一定時間押し当てたにもかかわら
ず、再生出力の回復が認められなかった場合には、マイ
クロプロセッサ9はそれ以上の磁気ヘッド研磨を行わず
に、異常が発生したと認識し、磁気記録再生不能である
事を磁気記録再生装置のディスプレーに表示したり、ア
ラーム音で使用者に知らせる。また、磁気テープカセッ
ト10から磁気テープ3に関する情報、例えばテープの
スティフネスやテープ長さ、等に関する情報をマイクロ
プロセッサ9が入手できるようにし、それをもとに磁気
ヘッドクリーニングの間隔や接触圧を調整するようにす
る。
【0013】なお、マイクロプロセッサ9から磁気ヘッ
ドクリーニング制御関係の機能を分離させて、磁気ヘッ
ドクリーニングの制御用マイクロプロセッサとして独立
させても良い。
【0014】
【発明の効果】発明によれば、定期的にあるいは磁気ヘ
ッドの出力低下に応じて適宜摺動面を研磨し、スペーシ
ング増加を防ぐので、磁気ヘッドの寿命を無駄に短縮す
ることなく磁気ヘッドの性能を維持できる。そしてその
磁気ヘッドクリーナは、1個のクリーニングローラを分
割して適宜使い分けられるので、磁気ヘッドクリーナを
小型化でき、取り付けの際のスペースファクターの良い
磁気記録再生装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の斜視図。
【図2】本発明の磁気記録再生装置のシステム概念図。
【図3】磁気ヘッドに磁気ヘッドクリーナが対接した状
態の平面図。
【符号の説明】
1…回転ドラム、1a…回転軸、1b…テープ摺動面、
2…磁気ヘッド、3…磁気テープ、4a,4b,4c、
4d…ガイドピン、5…磁気ヘッドクリーナ、5a…上
側クリーニングローラ、5b…下側クリーニングロー
ラ、5c…軸、6a…払拭面、6b…研磨面、7…パッ
ド、8…増幅装置、9…マイクロプロセッサ、10…テ
ープカセット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムを用いたヘリカルスキャン方
    式の磁気記録再生装置において、 回転する磁気ヘッドに接触して、該磁気ヘッドの摺動面
    をクリーニングする磁気ヘッドクリーナを備え、 前記磁気ヘッドクリーナの上下に複数段のクリーニング
    ローラを設け、 前記上下複数段のクリーニングローラは払拭性及び研磨
    性において異なる特性を持たせたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気ヘッド摺動面の汚れ具合によって、
    前記複数のクリーニングローラの何れかを自動的に選択
    する事を特徴とする請求項1に記載の磁気記録再生装
    置。
JP8192320A 1996-07-22 1996-07-22 磁気記録再生装置 Pending JPH1040520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192320A JPH1040520A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192320A JPH1040520A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1040520A true JPH1040520A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16289329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8192320A Pending JPH1040520A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1040520A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252306A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Nec Corp 磁気テープ用ヘッドのクリーニング装置、制御方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009252306A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Nec Corp 磁気テープ用ヘッドのクリーニング装置、制御方法、及びプログラム

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