JPH1040496A - 車両指令管理装置 - Google Patents

車両指令管理装置

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JPH1040496A
JPH1040496A JP19318396A JP19318396A JPH1040496A JP H1040496 A JPH1040496 A JP H1040496A JP 19318396 A JP19318396 A JP 19318396A JP 19318396 A JP19318396 A JP 19318396A JP H1040496 A JPH1040496 A JP H1040496A
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JP
Japan
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data
client machine
input
client
machine
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JP19318396A
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English (en)
Inventor
Hiroko Furuwatari
弘子 古渡
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両運用データが相前後して他の端末から更
新されてしまい、先に更新したはずのデータがオペレー
タの知らないうちに無効にされないようにする。 【解決手段】 1つの端末TX1 から運用情報データベー
スDBのデータに入力要求している時に他の端末TX2 から
も入力要求があれば、サーバマシンSVは先の端末TX1 と
後の端末TX2 との設置場所を識別し、また入力しようと
しているデータの種別も識別し、それらの組み合わせに
よって、(a)先の端末と後の端末とが同一路線内のも
のであり、かつ先の端末と後の端末とが共に入力しよう
とするデータが路線別のデータである時、(b)先の端
末と後の端末とが同一検車区内のものであり、かつ先の
端末と後の端末とが共に入力しようとするデータが検車
区別のデータである時、(c)先の端末と後の端末とが
共に入力しようとするデータが全体関連データである時
に後発の他の端末からのデータ入力を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両指令管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、総合指令所に設置されているサー
バマシンと路線ごと、検車区ごとに設置されているクラ
イアントマシンとの間をネットワークによって結び、車
両の入出庫、清掃指示、入換指示、運用ダイヤなどの運
用情報をサーバマシンに接続されたデータベースに登録
し、いずれのクライアントマシンからもアクセスできる
ようにした車両指令管理装置では、いずれのクライアン
トマシンからでもこの運用情報データベースにアクセス
して任意のデータを読み出すことができるようにしてい
るだけでなく、データの追加、更新も任意に行えるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の車両指令管理装置では、いずれのクライアントマ
シンからでもサーバマシンに接続されている運用情報デ
ータベースにアクセスして任意のデータの更新ができる
ようにしているために、次のような問題点があった。
【0004】例えば、運用ダイヤ上の変更や車両の編成
番号、運行番号、番線などの変更により車両情報にいく
つもの変更がかかった場合、多くのクライアントマシン
から同時にデータベースにアクセスしてデータ変更の入
力が行われることが多く、このためにあるクライアント
マシンによって更新した運用情報が同時にアクセスして
いる他のクライアントマシンからすぐ後に入力されたデ
ータによって再度書き換えられてしまうことがある。
【0005】このような場合、1つの運用ダイヤ上の変
更に対して、クライアントマシンの設置されている検車
区ごとに受ける影響が異なるために、それらのクライア
ントマシンから入力されるデータが完全に一致すること
は少ない。そのために、同じ種別のデータに同時に複数
のクライアントマシンがアクセスしていてそのうちの1
台からデータ更新が行われた場合、他のクライアントマ
シンには更新前のデータがサーバマシンから送られてい
るのでデータ更新が行われたことが分からず、古いデー
タに対して他のクライアントマシンから新たな入力がな
されることになるが、この後発の他のクライアントマシ
ンからデータ書き込みがあれば、直前になされた先発の
クライアントマシンによる書き換えが無効にされてしま
う。そして無効にされたことはそのデータ書き込みを行
った先発のクライアントマシンのオペレータには分から
ないので、自らが入力したデータが後発の他のクライア
ントマシンからの入力によって上書きされ、無効になっ
てしまったことも分からないままとなる。そしてその後
に再度、運用情報データベースにアクセスしてみると、
自マシンで書き込んだはずのデータが変更されていて驚
くことになりかねない。
【0006】このような事態が発生すると、特に車両指
令管理装置の場合、車両の運用情報データベースのデー
タを基にして各検車区において車両の検査、清掃を実施
し、入出庫、入換指示を行うのに混乱をきたらせ、車両
運用上の障害となる。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、運用情報データベースの各データ種別
ごとに入力するクライアントマシンの排他制御を行うこ
とによって、車両情報の混乱の発生を防止する車両指令
管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、総合
指令所に設置されているサーバマシンと検車区ごとに設
置されているクライアントマシンとの間をネットワーク
によって接続し、サーバマシンに接続されている運用情
報データベースにクライアントマシンから入力可能とし
た車両指令管理装置において、運用情報データベース
は、当該車両指令装置の受持路線全体に関連する全体関
連データ、路線別データ及び検車区別データを有し、サ
ーバマシンは、クライアントマシンのいずれからの入力
要求であるかを識別するクライアント識別手段と、運用
情報データベースにクライアントマシンのいずれかから
入力要求がなされている時に当該入力要求がなされてい
るデータがいずれの種別のデータであるかを識別するデ
ータ種別識別手段と、運用情報データベースにクライア
ントマシンの1つから入力が行われている時に、他のク
ライアントマシンからの入力要求に対して、クライアン
ト識別手段が識別する他のクライアントマシンの識別情
報とデータ種別識別手段が識別するデータの種別情報に
応じて他のクライアントマシンによるデータ入力の可否
を判定する入力可不可判定手段と、入力可不可判定手段
がデータ入力不可の判定をした時に他のクライアントマ
シンにデータ入力不可の指示を送信する入力不可指示送
信手段とを有するものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の車両指令管
理装置において、入力を行う1つのクライアントマシン
と他のクライアントマシンとが同一路線内のものであ
り、かつ1つのクライアントマシンと他のクライアント
マシンとが共に入力要求しているデータが路線別のデー
タである時に、当該他のクライアントマシンによるデー
タ入力を禁止するようにしたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の車両
指令管理装置において、入力を行う1つのクライアント
マシンと他のクライアントマシンとが同一検車区内のも
のであり、かつ1つのクライアントマシンと他のクライ
アントマシンとが共に入力要求しているデータが検車区
別のデータである時に、当該他のクライアントマシンに
よるデータ入力を禁止するようにしたものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの車両指令管理装置において、入力を行う1つのクラ
イアントマシンと他のクライアントマシンとが共に入力
要求しているデータが全体関連データである時に、当該
他のクライアントマシンによるデータ入力を禁止するよ
うにしたものである。
【0012】これらの請求項1〜請求項4の発明の車両
指令管理装置では、入力を行う1つのクライアントマシ
ンから運用情報データベースのデータに入力要求してい
る時に他のいずれかのクライアントマシンからも入力要
求があれば、サーバマシンは先のクライアントマシンと
後のクライアントマシンとの設置場所を識別し、また入
力しようとしているデータの種別も識別し、それらの組
み合わせによって次のような排他処理を行い、後のクラ
イアントマシンからのデータ入力を禁止する。
【0013】(a)先のクライアントマシンと後のクラ
イアントマシンとが同一路線内のものであり、かつ先の
クライアントマシンと後のクライアントマシンとが共に
入力しようとするデータが路線別のデータである時。
【0014】(b)先のクライアントマシンと後のクラ
イアントマシンとが同一検車区内のものであり、かつ先
のクライアントマシンと後のクライアントマシンとが共
に入力しようとするデータが検車区別のデータである
時。
【0015】(c)先のクライアントマシンと後のクラ
イアントマシンとが共に入力しようとするデータが全体
関連データである時。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの車両指令管理装置においてさらに、サーバマシンと
接続され、運用情報データベースのいずれの種別のデー
タにも入力可としたクライアントマシンを総合指令所に
備えたものである。
【0017】この請求項5の発明の車両指令管理装置で
は、総合指令所に設置されているクライアントマシンに
よっていずれの種類のデータにも入力することができ、
特に種々のデータの変更、追加作業が頻繁に要求される
総合指令所のオペレータが他の場所に設置されているク
ライアントマシンとの間の排他処理によってデータ入力
の制約を受けることがなく、データセキュリティを確保
しつつ、データ更新作業の能率を阻害することもない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1及び図2は本発明の1つの実施
の形態のハードウェアのシステム構成を示しており、各
路線A,B,C,…ごとに検車区A1,A2,…;B
1,B2,…;C1,C2,…が設けられており、これ
らの検車区A1,A2,…;B1,B2,…;C1,C
2,…にあらかじめ設定された編成番号(編番)の車両
があらかじめ設定された運用番号(運番)に規定された
タイムテーブルに従って入庫して検査、清掃などの整備
を受ける。各路線A,B,C,…には駅STA1,STA2,
…;STB1,STB2,…;STC1,STC2,…が設けられてい
る。そして各検車区A1,A2,…;B1,B2,…;
…には1台あるいは複数台のクライアントマシン(端
末)TA11,TA12,…,TA21,TA22,…;TB11,TB12,
…,TB21,TB22,…;…(以下、一般的にTAij,TBij,
…と略記する)が設置されている。
【0019】総合指令所にはクライアントマシンTAij,
TBij,…とサーバクライアント方式のサーバをなすサー
バマシンSVが設置されており、各クライアントマシン
TAij,TBij,…とはネットワークNWによって接続され
ている。
【0020】このサーバマシンSVには図3に示すよう
なデータベースが接続されていて、このデータベースD
Bには、路線名、路線コード、駅名、駅コード、検車区
名、検車区コード、列車編成番号、運行番号が登録され
ているマスタデータD1、列車編成番号、運行番号を指
定して月別の検車スケジュールを登録する基礎データD
2、この基礎データD2と内容は同じであるがフォーム
が異なる月別検車データ(月検データと略称する)D
3、各検車区ごとの各日別の運用データ(日運用データ
と称する)D4、故障情報データD5などが登録されて
いる。また総合指令所内にもクライアントマシンTSV1,
TSV2,…が設置されていてサーバマシンSVに接続され
ている。
【0021】このような車両指令管理装置において、サ
ーバマシンSVがデータベースDBを管理していて、あ
る路線Aにおいて、ある検車区A1の1つのクライアン
トマシンTA11からネットワークNWを通じてデータベー
スDBにアクセスしてデータD1〜D5のいずれかを読
み出し、それに新たな書き込みを行おうとする場合、サ
ーバマシンSVはクライアントマシンTA11からのアクセ
スを受け付け、要求されているデータをデータベースD
Bから呼出してクライアントマシンTA11に送信し、クラ
イアントマシンTA11でその送られてきたデータをディス
プレイに表示する。そしてクライアントマシンTA11によ
ってオペレータが必要なデータを入力する。
【0022】このデータ入力によって、サーバマシンS
Vではそのデータを受け取ってデータD1〜D5のうち
の該当するデータに上書きする。しかしながら、同じデ
ータに同時に複数のクライアントマシンからアクセスが
あって、共にデータ更新を行う場合もあり得るので、デ
ータD1〜D5の種類に応じて、図4のフローチャート
に示す入力排他処理を行う。
【0023】サーバマシンSVではいずれかのクライア
ントマシン(端末)からデータ入力要求があれば(ステ
ップS1)、データベースDBにアクセスしているクラ
イアントマシンを識別する(ステップS2)。
【0024】クライアントマシンが総合指令所に設置さ
れているもの、つまりクライアントマシンTSV1,TSV2,
…のいずれかであればデータ入力を制限せず、そのデー
タ入力を許可してデータベースDBの該当するデータの
上書き処理を行う(ステップS3,S8,S9)。
【0025】しかしながら、データ入力要求するクライ
アントマシンが総合指令所に設置されているものではな
い場合、入力しようとするデータの種別を判定する(ス
テップS4)。
【0026】このデータ種別の判定において、図3に示
すデータD1のように全路線を対象とし、その変更が全
路線に影響を与えるようなものであれば、このサーバS
Vに接続されている全クライアントマシンTAij,TBij,
…のいずれかから先に入力要求が発生していないかどう
か判定し(ステップS5)、他のクライアントマシンか
ら先に入力要求があれば後発のクライアントマシンから
のデータ入力を禁止し、そのクライアントマシンには
「入力不可」の表示を行わせてオペレータに知らせる
(ステップS10)。
【0027】ステップS4のデータ種別の判定におい
て、入力要求があったデータがデータD2,D3,D5
のように同一路線内を対象とし、異なる路線間では相互
に影響し合わないものである場合、データ入力要求をし
ているクライアントマシンと同一路線内の他のクライア
ントマシンが先にデータ入力していないかどうか判定し
(ステップS6)、同一路線内の他のクライアントマシ
ンから先に入力要求が発生していれば、後発のクライア
ントマシンからのデータ入力を禁止する(ステップS1
0)。
【0028】さらにステップS4のデータ種別の判定に
おいて、入力要求があったデータがデータD4のように
同一検車区内を対象とし、異なる検車区間では相互に影
響し合わないものである場合、データ入力要求をしてい
るクライアントマシンと同一検車区内の他のクライアン
トマシンが先にデータ入力していないかどうか判定し
(ステップS7)、同一検車区内の他のクライアントマ
シンから先に入力要求が発生していれば、後発のクライ
アントマシンからのデータ入力を禁止する(ステップS
10)。
【0029】前述のステップS5,S6,S7それぞれ
における他のクライアントマシンとのデータ入力要求の
競合判定において、他のクライアントマシンから先に同
種のデータの入力要求が発生していない場合には、入力
要求を発信したクライアントマシンに対して「入力可」
信号を送信してそのクライアントマシンに画面表示さ
せ、データ入力を促し(ステップS8)、データ入力が
あれば該当するデータの上書きを行う(ステップS
9)。
【0030】これによって図6に示す従来のように、相
前後したタイミングt1,t2に同じ種類のデータに入
力する入力画面11に複数台のクライアントマシンTX1
,TX2 からアクセスがあり、そのうちの1台のクライ
アントマシンTX1 からタイミングt3にデータ12への
書き換えがあり、そのすぐ後のタイミングt4に別のク
ライアントマシンTX2 から同じ種類のデータ11に対し
てデータ13への書き換えがあった場合に、最初のクラ
イアントマシンTX1 によって書き換えられたデータ12
がそのクライアントマシンTX1 のオペレータが知らない
うちに無効となり、実際には後からクライアントマシン
TX2 によって書き換えられたデータ13になるという事
態が発生するのを防止することができる。
【0031】すなわちも図5に示すように、タイミング
t11,t12に相前後して同じ種類のデータに入力す
る入力画面11に複数台のクライアントマシンTX1 ,TX
2 がアクセスしようとする場合に、最初の1台、クライ
アントマシンTX1 に対して「入力可」信号を送ってアク
セス許可し、他方、後発のクライアントマシンTX2 には
「入力不可」信号を送ってウエイトさせる。そして先発
のクライアントマシンTX1 からタイミングt13にデー
タ12への書き換えが完了して接続を解除すれば、ウエ
イトさせていた後発のクライアントマシンTX2 に対して
タイミングt14に更新されたデータが反映した入力画
面12と「入力可」信号を送信し、後発のクライアント
マシンTX2 によるタイミングt15におけるデータ13
への書き換えを許可するのである。
【0032】これによってデータ種別ごとに競合する複
数台のクライアントマシンが相前後してデータベースD
Bの同一種のデータの入力画面を読み出して新たなデー
タの書き込みや書き換えを行った場合に、その書き換え
が完了したのにデータに反映されないで知らないうちに
無効にされてしまうということがなく、システムの信頼
性を向上させることができることになる。
【0033】なお、上記の実施の形態ではデータの種別
に応じて競合するクライアントマシンを同一検車区内の
クライアントマシン同士、同一路線内のクライアントマ
シン同士、同一の総合指令所によって管理されるクライ
アントマシン同士(総合指令所内の設置されているクラ
イアントマシンは含まず)の間でデータ入力の排他処理
を行うようにしたが、時には図3のデータベースDBに
おけるデータD2とデータD3のように、データの内容
は同じであるが表示フォームだけが異なるデータに対し
て競合するクライアントマシンがアクセスする場合が発
生する。このような場合、サーバSVはデータの種別と
共に相関連するデータについての情報も把握していて、
競合するクライアントマシンのいずれかが相関連するい
ずれかのデータ(例えばデータD2とする)に入力要求
している時には、競合する他のクライアントマシンから
はそのデータD2と相関連する他のデータD3に対する
入力要求に対しても排他処理を行うようにすることがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1〜請求項4の発明
によれば、1つのクライアントマシンから運用情報デー
タベースのデータに入力要求している時に他のクライア
ントマシンからも入力要求があれば、サーバマシンは先
のクライアントマシンと後のクライアントマシンとの設
置場所を識別し、また入力しようとしているデータの種
別も識別し、それらの組み合わせによって、(a)先の
クライアントマシンと後のクライアントマシンとが同一
路線内のものであり、かつ先のクライアントマシンと後
のクライアントマシンとが共に入力しようとするデータ
が路線別のデータである時、(b)先のクライアントマ
シンと後のクライアントマシンとが同一検車区内のもの
であり、かつ先のクライアントマシンと後のクライアン
トマシンとが共に入力しようとするデータが検車区別の
データである時、(c)先のクライアントマシンと後の
クライアントマシンとが共に入力しようとするデータが
全体関連データである時、それぞれの場合に後発の他の
クライアントマシンからのデータ入力を禁止するように
したので、同じデータベースに種類が異なるデータが登
録されており、また様々な場所に設置されている多数の
クライアントマシンからそれらのデータにアクセスして
入力しようとする時に、データ入力したはずなのに他の
クライアントマシンによって後から書き換えられてしま
って入力が無効になっていたという事態が発生すること
がなく、システムの信頼性を向上させることができる。
【0035】請求項5の発明によれば、総合指令所に設
置されているクライアントマシンからいずれの種類のデ
ータにも入力可能とすることにより、特に種々のデータ
の変更、追加作業が頻繁に要求される総合指令所のオペ
レータが他の場所に設置されているクライアントマシン
との間の排他処理によってデータ入力の制約を受けるこ
とがなく、データセキュリティを確保しつつ、データ更
新作業の能率を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のシステム構成を示
すブロック図。
【図2】上記の実施の形態のさらに詳しいシステム構成
を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態における運用情報データベー
スの構造図。
【図4】上記の実施の形態におけるデータ入力の排他処
理を示すフローチャート。
【図5】上記の実施の形態における競合するクライアン
トマシンからのデータ入力処理の説明図。
【図6】従来の競合するクライアントマシンからのデー
タ入力処理の説明図。
【符号の説明】
A,B,C,… 路線 STAi,STBi,… 駅 Ai,Bi,… 検車区 TAij,TBij,… クライアントマシン TSVi クライアントマシン NW ネットワーク SV サーバ DB データベース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 総合指令所に設置されているサーバマシ
    ンと検車区ごとに設置されているクライアントマシンと
    の間をネットワークによって接続し、前記サーバマシン
    に接続されている運用情報データベースに前記クライア
    ントマシンから入力可能とした車両指令管理装置におい
    て、 前記運用情報データベースは、当該車両指令装置の受持
    路線全体に関連する全体関連データ、路線別データ及び
    検車区別データを有し、 前記サーバマシンは、前記クライアントマシンのいずれ
    からの入力要求であるかを識別するクライアント識別手
    段と、前記運用情報データベースに前記クライアントマ
    シンのいずれかから入力要求がなされている時に当該入
    力要求がなされているデータが前記いずれの種別のデー
    タであるかを識別するデータ種別識別手段と、前記運用
    情報データベースに前記クライアントマシンの1つから
    入力が行われている時に、他のクライアントマシンから
    の入力要求に対して、前記クライアント識別手段が識別
    する前記他のクライアントマシンの識別情報と前記デー
    タ種別識別手段が識別するデータの種別情報に応じて前
    記他のクライアントマシンによるデータ入力の可否を判
    定する入力可不可判定手段と、前記入力可不可判定手段
    がデータ入力不可の判定をした時に前記他のクライアン
    トマシンにデータ入力不可の指示を送信する入力不可指
    示送信手段とを有することを特徴とする車両指令管理装
    置。
  2. 【請求項2】 入力を行う1つのクライアントマシンと
    前記他のクライアントマシンとが同一路線内のものであ
    り、かつ前記1つのクライアントマシンと前記他のクラ
    イアントマシンとが共に入力要求しているデータが前記
    路線別のデータである時に、当該他のクライアントマシ
    ンによるデータ入力を禁止することを特徴とする請求項
    1に記載の車両指令管理装置。
  3. 【請求項3】 入力を行う1つのクライアントマシンと
    前記他のクライアントマシンとが同一検車区内のもので
    あり、かつ前記1つのクライアントマシンと前記他のク
    ライアントマシンとが共に入力要求しているデータが前
    記検車区別のデータである時に、当該他のクライアント
    マシンによるデータ入力を禁止することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の車両指令管理装置。
  4. 【請求項4】 入力を行う1つのクライアントマシンと
    前記他のクライアントマシンとが共に入力要求している
    データが前記全体関連データである時に、当該他のクラ
    イアントマシンによるデータ入力を禁止することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両指令管理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記サーバマシンと接続され、前記運用
    情報データベースのいずれの種別のデータにも入力可と
    したクライアントマシンを前記総合指令所に備えて成る
    請求項1〜4のいずれかに記載の車両指令管理装置。
JP19318396A 1996-07-23 1996-07-23 車両指令管理装置 Pending JPH1040496A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000067391A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Mitsubishi Precision Co Ltd 駐車場端末装置の遠隔管理方式
JP2000222473A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Oki Electric Ind Co Ltd ネットワーク・システム
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JP2008168853A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 列車運行管理システム

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