JPH11143882A - 分散ファイルシステムにおける統合検索システム及び方法並びに統合検索プログラムを記録した媒体 - Google Patents

分散ファイルシステムにおける統合検索システム及び方法並びに統合検索プログラムを記録した媒体

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JPH11143882A
JPH11143882A JP9311879A JP31187997A JPH11143882A JP H11143882 A JPH11143882 A JP H11143882A JP 9311879 A JP9311879 A JP 9311879A JP 31187997 A JP31187997 A JP 31187997A JP H11143882 A JPH11143882 A JP H11143882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のファイルシステムを統合して、データ
の検索効率を向上させる。 【解決手段】 データファイルを蓄積管理する複数のフ
ァイルシステム18と、ファイルシステム18毎に設けられ
る巡回エージェント部14と、唯一設けられるエージェン
ト管理部12と、利用者に対して検索指令の入力及び検索
結果の出力を行なう画面統合部10と、を含んで構成され
る分散ファイルシステムにおける統合検索装置におい
て、エージェント管理部12を、画面統合部10に入力され
た検索指令に基いて最初に検索するファイルシステム18
を決定し、決定されたファイルシステム18に検索指令を
伝達するように構成すると共に、巡回エージェント部14
を、検索指令及びファイルシステム18からの検索結果に
基いて検索が完了したか否かを判定し、検索が未完了で
あるときに、次に検索するファイルシステム18を決定
し、決定されたファイルシステム18に検索指令を伝達す
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散ファイルシス
テムにおいて、特に、データの検索効率を向上させる技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製造業等においては、各種業務の
効率化を目的として、営業システム、生産計画システ
ム、生産管理システム、物流システム等の各種システム
が導入されている。各システムには、各種業務を遂行す
るための最新データが、データベース等にファイルとし
て格納されている。そして、各システムを利用する者
は、各システムの専用端末からデータベースの検索を行
い、所望するデータを参照していた。
【0003】ところで、各システムは、夫々独立して導
入されたものが多く、構成機器及び操作方法等が異なっ
ていた。このため、複数のシステムに分散されたファイ
ルからデータを検索する場合、所望するデータを探し当
てるまで複数のシステムに亘ってデータの検索を行なわ
なければならず、検索作業に時間がかかる等の問題点が
あった。
【0004】そこで、各システムをネットワークで接続
した統合システムの出現が要望された。このため、本願
出願人は、先の出願で、できるだけ少ない費用と短い期
間で、既存のシステムをネットワークで接続したクライ
アント/サーバの応用技術を提案した(特願平9−13
6222号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる応用技術は、各
サーバに分散ディレクトリを配置すると共に、クライア
ントとサーバとの間に管理サーバを介装した構成であ
る。分散ディレクトリは、所定時間毎に複写される各サ
ーバのデータを登録する。また、管理サーバは、次に検
索するサーバを決定する。そして、分散したファイルか
らデータを検索する場合、管理サーバにより決定された
サーバの分散ディレクトリを検索し、所望するデータを
参照していた。
【0006】しかしながら、かかる応用技術において
も、依然解決されない次のような問題点があった。 (1) 分散ディレクトリの開発コストが高い。 (2) 分散ディレクトリに登録されるデータは、所定時間
毎にサーバから複写されるため、サーバのデータの内容
がリアルタイムに反映されない。
【0007】(3) 管理サーバに戻って検索するサーバを
決定する場合には、管理サーバの負担増大、応答性の低
下が否めない。 (4) 管理サーバから各サーバに送信されるデータに、検
索するサーバの順序を示すデータを付加すると、情報伝
達量が増大してしまう。 そこで、本発明は以上のような問題点に鑑み、分散ファ
イルシステムにいわゆるエージェントを導入すること
で、既存のファイルシステムを統合し、データの検索効
率を向上させた統合検索システムを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、データファイルを分散して蓄積管理する複数
のデータ管理手段と、該データ管理手段と1対1に対応
して設けられる複数の巡回制御手段と、を含んで構成さ
れる分散ファイルシステムにおける統合検索システムで
あって、前記巡回制御手段を、前記データ管理手段から
の検索結果に基いて、検索が完了したか否かを判定する
検索完了判定手段と、該検索完了判定手段により検索が
未完了であると判定されたときに、次に検索を行なうデ
ータ管理手段を決定する決定手段と、該決定手段により
決定されたデータ管理手段に前記検索指令を伝達する検
索指令伝達手段と、を含んで構成した。
【0009】かかる構成によれば、分散ファイルシステ
ムの検索を行なう場合、巡回制御手段は、データ管理手
段からの検索結果に基いて、検索が完了したか否かを判
定する。そして、検索が未完了であれば次に検索を行な
うデータ管理手段が決定され、次に検索を行なうデータ
管理手段に検索指令が伝達される。その後は、検索が完
了するか、或いは、全てのデータ管理手段の検索が行わ
れるまで、巡回制御手段とデータ管理手段との間で検索
指令の授受が行われる。即ち、1回の検索操作を行なう
だけで、所望するデータの検索が完了するまで、自動的
に巡回制御手段とデータ管理手段との間で検索指令の授
受が行われる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記複数の巡回制
御手段を管理する巡回管理手段を有し、前記巡回管理手
段は、前記検索結果に対応した次に検索するデータ管理
手段を定義した定義ファイルを少なくとも登録する定義
ファイル登録手段を備え、前記決定手段は、前記定義フ
ァイル登録手段から複写された定義ファイルと前記デー
タ管理手段からの検索結果とに基いて、次に検索を行な
うデータ管理手段を決定する構成とした。
【0011】かかる構成によれば、定義ファイル登録手
段から複写された定義ファイルとデータ管理手段からの
検索結果とに基いて、次に検索を行なうデータ管理手段
が決定される。即ち、定義ファイルは、定義ファイル登
録手段において一元的に管理され、ここから巡回制御手
段に複写される。従って、検索対象の変更や増減等によ
り、定義ファイルを変更する必要が発生した場合には、
定義ファイル登録手段に登録される定義ファイルのみを
変更すればよい。
【0012】請求項3記載の発明は、前記データ管理手
段と巡回制御手段との間には、該データ管理手段と巡回
制御手段の間のプロトコル変換を行なうプロトコル変換
手段が介装される構成とした。かかる構成によれば、プ
ロトコル変換手段により、データ管理手段と巡回制御手
段との間のプロトコル変換が行われる。従って、既存の
データ管理手段を活用して本発明に係る統合検索システ
ムを構築する場合、プロトコル変換手段のみを既存のデ
ータ管理手段に合わせてカスタマイズすればよい。
【0013】請求項4記載の発明は、データファイルを
分散して蓄積管理する複数のデータ管理工程と、該デー
タ管理工程と1対1に対応して設けられる複数の巡回制
御工程と、を含んで構成される分散ファイルシステムに
おける統合検索方法であって、前記巡回制御工程を、前
記データ管理工程からの検索結果に基いて、検索が完了
したか否かを判定する検索完了判定工程と、該検索完了
判定工程により検索が未完了であると判定されたとき
に、次に検索を行なうデータ管理工程を決定する決定工
程と、該決定工程により決定されたデータ管理工程に前
記検索指令を伝達する検索指令伝達工程と、を含んで構
成した。
【0014】かかる構成によれば、分散ファイルシステ
ムの検索を行なう場合、巡回制御工程は、データ管理工
程からの検索結果に基いて、検索が完了したか否かを判
定する。そして、検索が未完了であれば次に検索を行な
うデータ管理工程が決定され、次に検索を行なうデータ
管理工程に検索指令が伝達される。その後は、検索が完
了するか、或いは、全てのデータ管理工程の検索が行わ
れるまで、巡回制御工程とデータ管理工程との間で検索
指令の授受が行われる。即ち、1回の検索操作を行なう
だけで、所望するデータの検索が完了するまで、自動的
に巡回制御工程とデータ管理手段との間で検索工程の授
受が行われる。
【0015】請求項5記載の発明は、データファイルを
分散して蓄積管理する複数のデータ管理機能と、該デー
タ管理機能と1対1に対応して設けられる複数の巡回制
御機能と、を実現するための分散ファイルシステムにお
ける統合検索プログラムを記録した媒体であって、前記
巡回制御機能を、前記データ管理機能からの検索結果に
基いて、検索が完了したか否かを判定する検索完了判定
機能と、該検索完了判定機能により検索が未完了である
と判定されたときに、次に検索を行なうデータ管理機能
を決定する決定機能と、該決定機能により決定されたデ
ータ管理機能に前記検索指令を伝達する検索指令伝達機
能と、を実現するためのプログラムを含んで構成した。
【0016】ここで、「媒体」とは、各種情報を確実に
記録でき、かつ、必要に応じて確実に取り出すことが可
能なものをいい、具体的には、紙カード(パンチカー
ド)、紙テープ、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラ
ム、ICカード、CD−ROM等が該当する。かかる構
成によれば、データファイルを分散して蓄積管理するデ
ータ管理機能及び巡回制御機能を実現するためのプログ
ラムが媒体に記録される。そして、検索が完了したか否
かを判定する検索完了判定手段と、次に検索を行なうデ
ータ管理機能を決定する決定手段と、決定されたデータ
管理機能に検索指令を伝達する検索指令伝達機能と、を
実現するためのプログラムを含んで巡回制御機能が構成
される。従って、各機能を実現するためのプログラムを
記録した媒体があれば、例えば、一般的な電子計算機に
対して、各機能を持たせることができ、本発明に係る統
合検索システムが容易に構築される。
【0017】請求項6記載の発明は、他の装置からデー
タ検索指令を受信して、データ検索を実行させる検索実
行手段と、前記データ検索の結果に基いて、前記データ
検索指令が完了したか否かを判定する検索完了判定手段
と、該データ検索指令が未完了であると判定されたとき
に、他の検索装置に、当該データ検索指令を伝達する検
索指令伝達手段と、を含んで分散ファイルシステムにお
ける統合検索システムを構成した。
【0018】かかる構成によれば、他の装置からデータ
検索指令を受信すると、検索実行手段によりデータ検索
が実行される。そして、データ検索の結果に基いて、検
索完了判定手段によりデータ検索指令が完了したか否か
が判定される。データ検索指令が未完了であると判定さ
れると、検索指令伝達手段により他の検索装置にデータ
検索指令が伝達される。その後は、データ検索指令が完
了するまで、次々と他の検索装置にデータ検索指令が伝
達される。
【0019】請求項7記載の発明は、前記検索実行手段
に従って、データ検索を行なう検索手段が前記他の装置
上にあり、かつ、該他の装置が前記統合検索システムの
プロトコルと異なる場合に、当該他の装置のプロトコル
でデータの検索依頼を行なうデータ検索依頼手段を備え
た構成とした。かかる構成によれば、データ検索を行な
う検索手段が他の装置上にあり、かつ、他の装置が統合
検索システムのプロトコルと異なる場合であっても、デ
ータ検索依頼手段により他の装置のプロトコルでデータ
の検索依頼が行われる。即ち、データ検索依頼手段によ
って、他の装置と統合検索システムとの間のプロトコル
変換が行われる。
【0020】請求項8記載の発明は、他の装置からデー
タ検索指令を受信して、データ検索を実行させる検索実
行機能と、前記データ検索の結果に基いて、前記データ
検索指令が完了したか否かを判定する検索完了判定機能
と、該データ検索指令が未完了であると判定されたとき
に、他の検索装置に、当該データ検索指令を伝達する検
索指令伝達機能と、を実現するための分散ファイルシス
テムにおける統合検索プログラムを媒体に記録した。
【0021】かかる構成によれば、他の装置からデータ
検索指令を受信すると、検索実行機能によりデータ検索
が実行される。そして、データ検索の結果に基いて、検
索完了判定機能によりデータ検索指令が完了したか否か
が判定される。データ検索指令が未完了であると判定さ
れると、検索指令伝達機能により他の検索装置にデータ
検索指令が伝達される。その後は、データ検索指令が完
了するまで、次々と他の検索装置にデータ検索指令が伝
達される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、本発明に係る統合検索シス
テムを、既存の分散ファイルシステムを利用して構築し
た一実施形態のシステム構成を示す。なお、以下の説明
では説明の便宜上、分散ファイルシステムは、地理的に
離れた地域に配置された3つのファイルシステム、具体
的には、本社ファイルシステム、工場ファイルシステム
及び倉庫ファイルシステムから構成されるものを前提と
する。
【0023】統合検索システムは、画面統合部10と、
エージェント管理部12と、巡回エージェント部14
(14a〜14c)と、プロトコル変換部16(16a
〜16c)と、分散ファイルシステム18(本社ファイ
ルシステム18a、工場ファイルシステム18b、倉庫
ファイルシステム18c)と、を含んで構成される。こ
こで、画面統合部10、エージェント管理部12、巡回
エージェント部14、プロトコル変換部16及び分散フ
ァイルシステム18は、夫々、少なくともCPUとメモ
リとを備え、メモリ上のプログラムを実行する電子計算
機であり、図1に示すように、通信回線を介してネット
ワーク接続される。なお、本社ファイルシステム18
a、工場ファイルシステム18b、倉庫ファイルシステ
ム18cは、夫々、データ管理手段、データ管理工程、
データ管理機能、検索実行手段、検索手段、検索実行機
能として作用する。
【0024】画面統合部10は、分散ファイルシステム
18の利用者に対して、検索指令の入力及び検索結果の
出力を行なわせる端末であり、例えば、クライアントに
より構成される。即ち、画面統合部10において、利用
者が検索対象及び検索条件(以下「検索指令」という)
を入力すると、分散ファイルシステム18の検索結果が
表示(出力)される。
【0025】エージェント管理部12は、巡回管理手
段、巡回管理工程、巡回管理機能として作用し、画面統
合部10で入力された検索対象に基いて、最初に検索を
行なうファイルシステムを決定する。そして、決定され
たファイルシステムと1対1に接続される巡回エージェ
ント部14に、検索指令が送信される。具体的には、決
定されたファイルシステムが本社ファイルシステム18
aである場合、検索指令は、本社の巡回エージェント部
14aに送信される。
【0026】また、エージェント管理部12には、図2
に示すように、定義ファイル登録手段としての巡回ルー
ルデータベース12aと、課金データベース12bと、
が備えられる。巡回ルールデータベース12aには、少
なくとも、実行コマンド定義ファイルと、コマンド定義
ファイルと、巡回制御プログラムと、が格納される。実
行コマンド定義ファイルには、「検索1 com1」のよう
に、検索対象(検索1)に対して最初に実行するコマン
ド(com1)が定義されている。コマンド定義ファイルに
は、「com1 本社 uclass1.class 」、「com2 倉庫
uclass2.com 」のように、コマンド(com1、com2)が検
索を行なうファイルシステム(本社、倉庫)及び使用さ
れる巡回制御プログラム(uclass1.class 、uclass2.cl
ass )が定義されている。巡回制御プログラムは、後述
する巡回エージェント部14にリモートローディングさ
れ、そこで実行されるものである。
【0027】従って、エージェント管理部12において
は、例えば、入力された検索対象「検索1」と実行コマ
ンド定義ファイルとを比較照合することで、最初に実行
するコマンド「com1」が決定される。そして、最初に実
行するコマンド「com1」に基いて、コマンド定義ファイ
ルを参照することで、最初に検索を行なうファイルシス
テム「本社ファイルシステム」が決定される。
【0028】巡回エージェント部14は、巡回制御手
段、巡回制御工程、巡回制御機能として作用し、プロト
コル変換部16を介して受信した検索結果に基いて、次
に検索するファイルシステムがあるか否かを判定する。
そして、次に検索するファイルシステムがあるときに
は、そのファイルシステムと1対1に接続される巡回エ
ージェント部14に、検索指令及び検索結果を送信す
る。
【0029】ここで、次に検索するファイルシステムが
あるか否かの判定は、巡回制御プログラムと、実行コマ
ンド定義ファイル及びコマンド定義ファイル(以下「巡
回路管理データ」という)と、によって実現される。例
えば、本社で受注した製品の未生産ロット数を検索する
場合(検索1)には、巡回路管理データを参照して、巡
回制御プログラム「uclass1.class 」を起動すればよい
ことがわかる。そして、巡回制御プログラム「uclass1.
class 」は次のようになっていればよい。
【0030】「uclass1.class 」・・・本社ファイルシ
ステム18aのデータベースを検索して、未生産ロット
数が「0」であれば、生産完了としてエージェント管理
部12に未生産ロット数「0」を送信する。一方、未生
産ロット数が「正」であれば、未生産ロット数を追加パ
ラメータとして「com2」を呼び出す。このようにすれ
ば、本社ファイルシステム18aで検索が完了しない場
合、コマンド「com2」が呼び出され、倉庫ファイルシス
テム18cで未生産ロット数の検索が続行される。
【0031】なお、かかる巡回制御プログラムは、巡回
エージェント部14の起動時に、エージェント管理部1
2の巡回ルールデータベース12aからリモートローデ
ィングされる。巡回制御プログラムは、コマンド定義フ
ァイルを参照することで、どの巡回制御プログラムを、
どの巡回エージェント部14にリモートローディングす
ればよいかが決定される。即ち、コマンド定義ファイル
が「com1 本社 uclass1.class 」である場合、巡回制
御プログラム「uclass1.class 」は、本社の巡回エージ
ェント部14aで実行されるものであることがわかる。
従って、巡回制御プログラム「uclass1.class 」は、本
社の巡回エージェント部14aにのみリモートローディ
ングすればよい。
【0032】このように、巡回制御プログラムがリモー
トローディングされる構成とすることで、巡回制御プロ
グラムを一元的に管理することができる。従って、ある
巡回制御プログラムに不具合が見つかった場合、巡回ル
ールデータベース12aに格納される巡回制御プログラ
ムのみを修正すればよい。プロトコル変換部16は、プ
ロトコル変換手段、データ検索依頼手段として作用し、
図2に示すように、各ファイルシステムに対応する検索
条件変換プログラム及び検索結果変換プログラムとを含
んで構成される。そして、プロトコル変換部16は、分
散ファイルシステム18と巡回エージェント部14との
間のプロトコル変換を行なう。具体的には、検索条件変
換プログラムは、巡回エージェント部14から分散ファ
イルシステム18へのプロトコル変換を行い、検索結果
変換プログラムは、分散ファイルシステム18から巡回
エージェント部14へのプロトコル変換を行なう。従っ
て、プロトコル変換部16を設けることで、既存の分散
ファイルシステム18のプロトコルが異なっていても、
本発明に係る統合検索システムを容易に構築することが
可能となる。但し、分散ファイルシステム18及び巡回
エージェント部14aのプロトコルが共通する場合に
は、プロトコル変換部16を省略することができるのは
言うまでもない。
【0033】次に、かかる構成からなる統合検索システ
ムの作用について、図2の処理流れ図、及び、図3〜図
8のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、図2
の処理流れ図は、複数のファイルシステム18a〜18
zから構成される分散ファイルシステム18を利用する
ことを前提とする。図3は、画面統合部10において実
行される処理内容を示すフローチャートである。このル
ーチンは、例えば、検索対象及び検索条件の入力が行わ
れたときに実行される。
【0034】ステップ1(図では「S1」と略記する。
以下同様)では、画面統合部10に入力された検索対象
と検索条件を取得する(処理A−)。検索対象とは、
例えば、先の例で示した「受注した製品の未生産ロット
数」というように、何を検索するのかを特定したもので
ある。また、検索条件とは、例えば、検索する製品を特
定するオーダ番号等である。
【0035】ステップ2では、エージェント管理部12
に、検索対象及び検索条件を送信する(処理A−)。
ステップ3では、エージェント管理部12から検索管理
番号を受信したか否かを判断し、検索管理番号を受信す
るまで待機する(処理A−)。かかる検索管理番号
は、統合検索システムにおける検索処理を特定するもの
である。
【0036】ステップ4では、エージェント管理部12
に、検索管理番号を指定して検索結果確認要求を送信す
る(処理A−)。ここで、検索管理番号を指定する理
由は、通常、統合検索システムには複数の画面統合部1
0が接続されているので、検索要求と画面統合部10と
を関連付ける必要があるからである。即ち、検索管理番
号を指定することで、その画面統合部10でどのような
検索要求が行われたかを区別することができるのであ
る。
【0037】ステップ5では、エージェント管理部12
から検索結果を受信したか否かを判断し、検索結果を受
信するまで待機する(処理A−)。ステップ6では、
受信した検索結果を、画面統合部10に表示する(処理
A−)。以上説明したステップ1〜ステップ6の処理
によれば、画面統合部10において、検索要求を発生さ
せる検索対象及び検索条件の入力処理、及び、検索要求
に対する検索結果の表示処理が行われる。
【0038】図4は、エージェント管理部12において
実行される処理内容を示すフローチャートである。この
ルーチンは、例えば、画面統合部10から検索対象及び
検索条件を受信したときに実行され、巡回管理手段、巡
回管理工程、巡回管理機能を実現する。ステップ10で
は、画面統合部10から受信した検索対象に基いて、巡
回ルールデータベース12aに格納された巡回路管理デ
ータを参照して、最初に検索するファイルシステム及び
検索コマンドを決定する(処理B−)。具体的には、
先の例に示したように、検索対象が「検索1」、実行コ
マンド定義ファイルが「検索1 com1」、コマンド定義
ファイルが「com1 本社 uclass1.class 」である場
合、先ず、検索対象に基いて実行コマンド定義ファイル
を参照して、検索コマンド「com1」を決定する。そし
て、決定した検索コマンド「com1」に基いてコマンド定
義ファイルを参照して、最初に検索するファイルシステ
ム「本社ファイルシステム」を決定する。以下の説明で
は、説明の便宜上、最初に検索するファイルシステム
は、業務Aを行なうファイルシステム18aとする。
【0039】ステップ11では、画面統合部10からの
検索要求に対して、検索管理番号を発行する(処理B−
)。なお、かかる検索管理番号は、統合検索システム
全体でユニークな番号となるようにする。ステップ12
では、最初に検索するファイルシステム18aと1対1
に接続される巡回エージェント部14aに、検索管理番
号、検索コマンド名及び検索条件を送信する(処理B−
)。
【0040】ステップ13では、画面統合部10に検索
管理番号を送信する(処理B−)。ステップ14で
は、巡回エージェント部14aを介して検索管理番号及
び検索結果を受信したか否かを判断し、検索管理番号等
を受信するまで待機する(処理B−)。なお、検索結
果には、検索が正常に行われなかったことを示すエラー
メッセージを含むようにしてもよい。
【0041】ステップ15では、統合検索システムの利
用者毎に、課金レコードを作成する。そして、作成した
課金レコードを、課金データベース12bに書き出す
(処理B−)。ステップ16では、画面統合部10か
ら受信した検索結果確認要求に付随する検索管理番号
と、巡回エージェント部14aを介して受信した検索管
理番号と、を比較する。そして、両者が一致しているか
否かを判断し、一致していればステップ17へと進み
(Yes)、一致していなければ本ルーチンを終了する
(No)。即ち、ステップ16の処理で、受信した検索
結果が、どの画面統合部10からの検索要求に対するの
ものであるかを判断している。
【0042】ステップ17では、画面統合部10に検索
結果を送信する(処理B−)。以上説明したステップ
10〜ステップ17の処理によれば、エージェント管理
部12において、最初に検索するファイルシステムの決
定、課金レコードの書き込み、検索結果の送信先の決定
等が行われる。図5は、巡回エージェント部14aにお
いて実行される処理内容を示すフローチャートである。
このルーチンは、例えば、エージェント管理部12から
検索管理番号、検索コマンド名及び検索条件を受信した
ときに実行され、巡回制御手段、巡回制御工程、巡回制
御機能を実現する。
【0043】ステップ20では、エージェント管理部1
2から受信した検索コマンド名及び検索条件を、プロト
コル変換部16aに送信する(処理C−)。ステップ
21では、プロトコル変換部16aを介して検索結果を
受信したか否かを判断し、検索結果を受信するまで待機
する(処理C−)。ステップ22では、受信した検索
結果に基いて、次に実行する検索コマンドがあるか否か
を判断する(処理C−)。かかる判断は、先の例で示
したように、検索対象に対応した巡回制御プログラムが
有する機能による。そして、次に実行する検索コマンド
があればステップ23へと進み(Yes)、次に実行す
る検索コマンドがなければ、即ち、検索が完了したなら
ばステップ26へと進む(No)。なお、ステップ22
の処理が、検索完了判定手段、検索完了判定工程、検索
完了完了判定機能に相当する。
【0044】ステップ23では、次に検索するファイル
システムを決定する。即ち、次に実行する検索コマンド
名に基いて、巡回路管理データのコマンド定義ファイル
を参照して、次に検索するファイルシステムを決定する
(処理C−)。先の例によれば、本社ファイルシステ
ム18aで検索が完了しない場合、検索コマンド「com
2」が呼び出されるので、コマンド定義ファイルが「com
2 倉庫 uclass2.class 」となっていれば、次に検索
するファイルシステムは倉庫ファイルシステム18cと
なる。なお、ステップ23の処理が、決定手段、決定工
程、決定機能に相当する。
【0045】ステップ24では、検索条件及び追加パラ
メータを作成する(処理C−)。ここで、検索条件等
の作成を行なう理由は、所望するデータが複数のファイ
ルシステムに分散している場合があるからである。具体
的には、図1の統合検索システムにおいて、製品在庫数
を検索する場合、例えば、工場ファイルシステム18b
の検索結果を倉庫ファイルシステム18cに送信し、夫
々のファイルシステム18b,18cで検索された製品
数を加算しなければならないからである。
【0046】ステップ25では、次に検索するファイル
システムと1対1に接続される巡回エージェント部14
に、作成した検索条件及び追加パラメータを送信する
(処理C−)。なお、ステップ25の処理が、検索指
令伝達手段、検索指令伝達工程、検索指令伝達機能に相
当する。また、本実施例では、説明の都合上、巡回エー
ジェント部14aから巡回エージェント部14zに、検
索条件等が送信されるものとする。
【0047】ステップ26では、ファイルシステム18
aで検索が完了した場合の処理を行なう。即ち、ファイ
ルシステム18aにおける検索結果を、エージェント管
理部12に送信する(処理C−)。以上説明したステ
ップ20〜ステップ26の処理によれば、巡回エージェ
ント部14aにおいて、検索結果に基づいて、次に検索
するファイルシステムがあるか否かが判断される。そし
て、次に検索するファイルシステムがある場合、エージ
ェント管理部12を介さずに、ファイルシステム14z
に検索条件等が送信される。一方、次に検索するファイ
ルシステムがない場合、検索結果がエージェント管理部
12に送信される。従って、エージェント管理部12に
おける負荷軽減及び応答性向上と、通信回線における通
信量の削減を図ることができる。
【0048】図6及び図7は、プロトコル変換部16a
において実行される処理内容を示すフローチャートであ
る。具体的には、図6は、検索条件変換プログラムの処
理内容、図7は、検索結果変換プログラムの処理内容を
示す。かかる検索条件変換プログラム及び検索結果変換
プログラムは、夫々、検索条件或いは検索結果を受信し
たときに実行され、プロトコル変換手段、データ検索依
頼手段を実現する。
【0049】先ず、図6における検索条件変換プログラ
ムの処理内容について説明する。ステップ30では、巡
回エージェント部14aから受信した検索コマンドに基
いて、検索コマンドに応じた変換規則を選択する(処理
D−)。ステップ31では、巡回エージェント部14
aから受信した検索条件を、ファイルシステム18aに
適合したプロトコルに変換する(処理D−)。
【0050】ステップ32では、変換したプロトコルを
ファイルシステム18aに送信する(処理D−)。次
に、図7における検索結果変換プログラムの処理内容に
ついて説明する。ステップ40では、巡回エージェント
部14aから受信した検索コマンドに基いて、検索コマ
ンドに応じた変換規則を選択する(処理E−)。
【0051】ステップ41では、ファイルシステム18
aから受信した検索結果を、巡回エージェント部14a
に適合したプロトコルに変換する(処理E−)。ステ
ップ42では、変換したプロトコルを巡回エージェント
部14aに送信する(処理E−)。以上説明したステ
ップ30〜ステップ32或いはステップ40〜ステップ
42の処理によれば、検索コマンドに応じた変換規則が
選択され、巡回エージェント部14aとファイルシステ
ム18aとの間のプロトコル変換が自動的に行われる。
【0052】図8は、ファイルシステム18aにおいて
実行される処理内容を示すフローチャートである。な
お、かかる処理は、プロトコル変換部16aから検索条
件を受信したときに実行され、検索実行手段、検索実行
機能、検索手段を実現する。ステップ50では、受信し
た検索条件に基いて、データベースを検索する。ステッ
プ51では、データベースの検索結果を、プロトコル変
換部16aに送信する。
【0053】以上説明した図3〜図8の処理によれば、
異なるプロトコルを有する複数のファイルシステム18
a〜18zを利用して、統合検索システムを構築するこ
とができる。即ち、既存のファイルシステム18a〜1
8zに対して、画面統合部10、エージェント管理部1
2、巡回エージェント部14a〜14z及びプロトコル
変換部16a〜16zを外付けするだけで、統合検索シ
ステムが容易に構築される。従って、開発コストの低減
及び開発期間の短縮を図ることができる。
【0054】また、複数のファイルシステム18a〜1
8zから所望するデータを検索する際に、各ファイルシ
ステム18a〜18zと1対1に接続された巡回エージ
ェント部14a〜14zにおいて、次に検索するファイ
ルシステムがあるか否かが判定される。そして、次に検
索するファイルシステムがある場合には、エージェント
管理部12を介さず、巡回エージェント部14から他の
巡回エージェント部14に検索条件等が送信される。従
って、エージェント管理部12の負荷が低減し、検索に
対する応答性を向上することができる。そして、通信回
線における通信量が低減することより、通信コストの低
減を図ることもできる。
【0055】さらに、巡回エージェント部14におい
て、次に検索するファイルシステムがあるか否かを判定
する巡回制御プログラム及び巡回路管理データは、エー
ジェント管理部12の巡回ルールデータベース12aか
らリモートローディングされる。従って、検索対象の増
加等にも容易に対応することができると共に、統合検索
システムの構築後の保全作業等が低減し、ランニングコ
ストの低減等を図ることができる。
【0056】なお、かかる機能を実現するプログラム
を、例えば、紙カード(パンチカード)、紙テープ、磁
気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、ICカード、C
D−ROM等の記録媒体に記録しておけば、本発明に係
る統合検索プログラムを流通させることができる。そし
て、かかる記録媒体を取得した者は、容易に統合検索シ
ステムを構築することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項4記載の発明によれば、1回の検索操作を行なうだけ
で、所望するデータの検索が完了するまで、自動的に巡
回制御手段とデータ管理手段との間で検索指令の授受が
行われる。従って、分散ファイルシステムにおけるデー
タの検索効率を向上することができる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、検索対象の
変更や増減等により、定義ファイルを変更する必要が発
生した場合には、定義ファイル登録手段に登録される定
義ファイルのみを変更すればよい。従って、保全作業等
が低減し、ランニングコスト等の低減を図ることができ
る。請求項3記載の発明によれば、既存のデータ管理手
段を活用して本発明に係る統合検索システムを構築する
場合、プロトコル変換手段のみを既存のデータ管理手段
に合わせてカスタマイズすればよい。従って、統合検索
システムを低コストかつ短期間で構築することができ
る。
【0059】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は請求項4に記載の発明の効果に加え、本発明に係る統
合検索プログラムを市場に流通させることができる。従
って、かかる統合検索プログラムを記録した媒体を取得
した者は、一般的な電子計算機を利用して統合検索シス
テムを容易に構築することができる。請求項6又は請求
項8に記載の発明によれば、データ検索指令が完了する
まで、次々と他の検索装置にデータ検索指令が伝達され
るので、分散ファイルシステムにおけるデータの検索効
率を向上することができる。
【0060】請求項7記載の発明によれば、他の装置と
統合検索システムとの間のプロトコル変換が行われるの
で、既存の装置を利用した場合であっても、統合検索シ
ステムを低コストかつ短期間で構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る統合検索システムの一実施形態を
示すシステム図である。
【図2】同上の統合検索システムの詳細構成及び処理流
れを示す図である。
【図3】同上の画面統合部における処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図4】同上のエージェント管理部における処理内容を
示すフローチャートである。
【図5】同上の巡回エージェント部における処理内容を
示すフローチャートである。
【図6】同上の検索条件変換プログラムの処理内容を示
すフローチャートである。
【図7】同上の検索結果変換プログラムの処理内容を示
すフローチャートである。
【図8】同上のファイルシステムにおける処理内容を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
12・・・エージェント管理部 12a・・・巡回ルールデータベース 14a〜14z・・・巡回エージェント部 16a〜16z・・・プロトコル変換部 18a〜18z・・・ファイルシステム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データファイルを分散して蓄積管理する複
    数のデータ管理手段と、 該データ管理手段と1対1に対応して設けられる複数の
    巡回制御手段と、 を含んで構成される分散ファイルシステムにおける統合
    検索システムであって、 前記巡回制御手段は、前記データ管理手段からの検索結
    果に基いて、検索が完了したか否かを判定する検索完了
    判定手段と、該検索完了判定手段により検索が未完了で
    あると判定されたときに、次に検索を行なうデータ管理
    手段を決定する決定手段と、該決定手段により決定され
    たデータ管理手段に前記検索指令を伝達する検索指令伝
    達手段と、を含んで構成されたことを特徴とする分散フ
    ァイルシステムにおける統合検索システム。
  2. 【請求項2】前記複数の巡回制御手段を管理する巡回管
    理手段を有し、 前記巡回管理手段は、前記検索結果に対応した次に検索
    するデータ管理手段を定義した定義ファイルを少なくと
    も登録する定義ファイル登録手段を備え、 前記決定手段は、前記定義ファイル登録手段から複写さ
    れた定義ファイルと前記データ管理手段からの検索結果
    とに基いて、次に検索を行なうデータ管理手段を決定す
    る構成である請求項1記載の分散ファイルシステムにお
    ける統合検索システム。
  3. 【請求項3】前記データ管理手段と巡回制御手段との間
    には、該データ管理手段と巡回制御手段の間のプロトコ
    ル変換を行なうプロトコル変換手段が介装される構成で
    ある請求項1又は2に記載の分散ファイルシステムにお
    ける統合検索システム。
  4. 【請求項4】データファイルを分散して蓄積管理する複
    数のデータ管理工程と、 該データ管理工程と1対1に対応して設けられる複数の
    巡回制御工程と、 を含んで構成される分散ファイルシステムにおける統合
    検索方法であって、 前記巡回制御工程は、前記データ管理工程からの検索結
    果に基いて、検索が完了したか否かを判定する検索完了
    判定工程と、該検索完了判定工程により検索が未完了で
    あると判定されたときに、次に検索を行なうデータ管理
    工程を決定する決定工程と、該決定工程により決定され
    たデータ管理工程に前記検索指令を伝達する検索指令伝
    達工程と、を含んで構成されたことを特徴とする分散フ
    ァイルシステムにおける統合検索方法。
  5. 【請求項5】データファイルを分散して蓄積管理する複
    数のデータ管理機能と、 該データ管理機能と1対1に対応して設けられる複数の
    巡回制御機能と、 を実現するための分散ファイルシステムにおける統合検
    索プログラムを記録した媒体であって、 前記巡回制御機能は、前記データ管理機能からの検索結
    果に基いて、検索が完了したか否かを判定する検索完了
    判定機能と、該検索完了判定機能により検索が未完了で
    あると判定されたときに、次に検索を行なうデータ管理
    機能を決定する決定機能と、該決定機能により決定され
    たデータ管理機能に前記検索指令を伝達する検索指令伝
    達機能と、を実現するためのプログラムを含んで構成さ
    れたことを特徴とする分散ファイルシステムにおける統
    合検索プログラムを記録した媒体。
  6. 【請求項6】他の装置からデータ検索指令を受信して、
    データ検索を実行させる検索実行手段と、 前記データ検索の結果に基いて、前記データ検索指令が
    完了したか否かを判定する検索完了判定手段と、 該データ検索指令が未完了であると判定されたときに、
    他の検索装置に、当該データ検索指令を伝達する検索指
    令伝達手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする分散ファイルシス
    テムにおける統合検索システム。
  7. 【請求項7】前記検索実行手段に従って、データ検索を
    行なう検索手段が前記他の装置上にあり、かつ、該他の
    装置が前記統合検索システムのプロトコルと異なる場合
    に、当該他の装置のプロトコルでデータの検索依頼を行
    なうデータ検索依頼手段を備えた構成である請求項6記
    載の分散ファイルシステムにおける統合検索システム。
  8. 【請求項8】他の装置からデータ検索指令を受信して、
    データ検索を実行させる検索実行機能と、 前記データ検索の結果に基いて、前記データ検索指令が
    完了したか否かを判定する検索完了判定機能と、 該データ検索指令が未完了であると判定されたときに、
    他の検索装置に、当該データ検索指令を伝達する検索指
    令伝達機能と、 を実現するための分散ファイルシステムにおける統合検
    索プログラムを記録した媒体。
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