JPH10326366A - 外来者の行き先管理システム、外来者の行き先管理方法および外来者の行き先管理用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】外来者の行き先情報のリアルタイムな表示及び
検索を可能とする。 【解決手段】外来者登録装置が、外来者の個人情報及び
訪問先情報を入力するとともに、外来者にＩＤカードを
発行する。外来者はこのＩＤカードを携帯し、通過ポイ
ント検出手段が、ＩＤカードに記録された情報を読み取
って外来者の通過を検出する。外来者登録装置が入力し
た外来者の個人情報及び訪問先情報に対し、この外来者
の通過を検出した通過ポイント検出装置の設置場所を示
す情報を外来者の行き先管理情報として中央管理装置が
記憶しておく。そして、中央管理装置に記憶された外来
者の個人情報と行き先管理情報とをこの外来者の訪問先
にある電光掲示板等の表示装置に表示するようにした。
また、中央管理装置に記憶された外来者の行き先管理情
報は、情報検索表示装置からその外来者の個人情報又は
訪問先情報に係わる条件により検索して表示することも
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【発明の属する技術分野】本発明は、電光掲示板に外来
者の入退出状況を表示する外来者の行き先管理システ
ム、外来者の行き先管理方法および外来者の行き先管理
用プログラムを記録した記録媒体に関する。

【０００１】

【従来の技術】従来の行き先管理に関する技術として
は、例えば、特開平４−１６８５８９号公報や特開平５
−１７４２５７号公報に記載されたように、企業に属す
る個人に関する情報を予め登録／管理し、個人が手動又
は自動で入退出の登録／修正を行うと、その情報と個人
情報との突き合わせを行い、該当する行先表示板の再表
示、または行き先管理情報の更新を行うものがあった。
この技術では、社内の複数箇所に入退出を検出する装置
を設置することなどにより、リアルタイムかつ正確な情
報の更新を可能としていた。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、外来者は行き先管理の対象とされ
ていなかった。

【０００３】つまり、従来、外来者の行き先管理を行う
には、入場時に受け付けなど入退場の管理を行う場所に
おいて、氏名、所属（会社名など）、用件、入館時刻を
記入し、外来者である旨を明示する名札などを着用し、
退出時に退出時刻を記入するという方法を採用してい
た。このため、外来者の所在の確認が難しく、例えば、
外部から緊急な連絡の取り次ぎ要求があっても、電話を
取り次ぐ人と外来者に必ずしも面識があるとは限らず、
在席しているにもかかわらず不在とされてしまったり、
外来者が会議室などの隔てられた場所で会議や作業をし
ている場合、電話のたらい回しや行先不明による情報の
不達という問題が発生していた。

【０００４】本発明の目的は、外来者の行き先情報をリ
アルタイムに表示することが可能な外来者の行き先管理
システム、外来者の行き先管理方法および外来者の行き
先管理用プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。

【０００５】また本発明の他の目的は、外来者の行き先
情報をリアルタイムに検索することが可能な外来者の行
き先管理システム、外来者の行き先管理方法および外来
者の行き先管理用プログラムを記録した記録媒体を提供
することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の第１の外来者の
行き先管理システムは、外来者の個人情報が入力される
と、該外来者を特定するための情報が記録されたＩＤカ
ードを該外来者に対して発行する外来者登録装置と、前
記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来者
の通過を検出する通過ポイント検出装置と、前記外来者
登録装置が入力した外来者の個人情報に、該外来者の通
過を検出した前記通過ポイント検出装置の設置場所を示
す情報を逐次対応づけて表示する表示装置とを備えてい
る。

【０００７】本発明の第２の外来者の行き先管理システ
ムは、外来者の訪問時に該外来者の個人情報及び訪問先
情報が入力されると、該外来者を特定するための情報が
記録されたＩＤカードを該外来者に対して発行する外来
者登録装置と、前記ＩＤカードに記録された情報を読み
取って前記外来者の通過を検出する通過ポイント検出装
置と、前記外来者登録装置が入力した外来者の個人情報
及び訪問先情報に対し、該外来者の通過を検出した前記
通過ポイント検出装置の設置場所を示す情報を該外来者
の行き先管理情報として記憶する中央管理装置と、自身
が設置された場所を訪問先として入力した前記外来者の
個人情報と行き先管理情報とを前記中央管理装置より逐
次取得して表示する表示装置とを備えている。

【０００８】本発明の第３の外来者の行き先管理システ
ムは、上記第２の外来者の行き先管理システムにおい
て、前記外来者登録装置は、前記外来者の一時退出時に
該外来者に発行された前記ＩＤカードに記録された情報
を読み取って該外来者を特定し、前記中央管理装置は、
該外来者が一時退出したことを該外来者の行き先管理情
報として記憶することを特徴とする。

【０００９】本発明の第４の外来者の行き先管理システ
ムは、上記第３の外来者の行き先管理システムにおい
て、前記外来者登録装置は、前記外来者の再入場時に該
外来者に発行された前記ＩＤカードに記録された情報を
読み取って該外来者を特定するとともに、該外来者が訪
問を許された外来者であるかどうかを判断し、前記中央
管理装置は、前記外来者登録装置によって該外来者が訪
問を許された外来者であると判断された場合に、該外来
者が再入場したことを該外来者の行き先管理情報として
記憶することを特徴とする。

【００１０】本発明の第５の外来者の行き先管理システ
ムは、上記第４の外来者の行き先管理システムにおい
て、前記外来者登録装置は、前記外来者の退出時に該外
来者に発行された前記ＩＤカードに記録された情報を読
み取って該外来者を特定するとともに、該ＩＤカードの
返却を要求し、前記中央管理装置は、前記外来者登録装
置が該外来者に発行されたＩＤカードを受け取ると、該
外来者の個人情報と行き先管理情報とを削除することを
特徴とする。

【００１１】本発明の第６の外来者の行き先管理システ
ムは、上記第２、第３、第４又は第５の外来者の行き先
管理システムにおいて、前記中央管理装置に記憶された
前記外来者の行き先管理情報を、該外来者の個人情報又
は訪問先情報に係わる条件により検索して表示する情報
検索表示装置を備えたことを特徴とする。

【００１２】本発明の第１の外来者の行き先管理方法
は、外来者の個人情報が入力されると、該外来者を特定
するための情報が記録されたＩＤカードを該外来者に対
して発行する外来者登録ステップと、前記ＩＤカードに
記録された情報を読み取って前記外来者の通過を検出す
る通過ポイント検出ステップと、前記外来者登録ステッ
プで入力された外来者の個人情報に、前記通過ポイント
検出ステップによる検出の場所を示す情報を逐次対応づ
けて表示する表示ステップとを含んでいる。

【００１３】本発明の第２の外来者の行き先管理方法
は、外来者の訪問時に該外来者の個人情報及び訪問先情
報が入力されると、該外来者を特定するための情報が記
録されたＩＤカードを該外来者に対して発行する外来者
登録ステップと、前記ＩＤカードに記録された情報を読
み取って前記外来者の通過を検出する通過ポイント検出
ステップと、前記外来者登録ステップで入力された外来
者の個人情報及び訪問先情報に対し、前記通過ポイント
検出ステップによる検出の場所を示す情報を該外来者の
行き先管理情報として記憶する記憶ステップと、前記記
憶ステップで記憶された前記外来者の個人情報及び行き
先管理情報のうち、所定の部署を訪問先として入力した
前記外来者の情報を逐次取得して表示する表示ステップ
とを含んでいる。

【００１４】本発明の第３の外来者の行き先管理方法
は、上記第２の外来者の行き先管理方法における前記外
来者登録ステップにおいて、前記外来者の一時退出時に
該外来者に発行された前記ＩＤカードに記録された情報
を読み取って該外来者を特定し、前記記憶ステップにお
いて、該外来者が一時退出したことを該外来者の行き先
管理情報として記憶することを特徴とする。

【００１５】本発明の第４の外来者の行き先管理方法
は、上記第３の外来者の行き先管理方法における前記外
来者登録ステップにおいて、前記外来者の再入場時に該
外来者に発行された前記ＩＤカードに記録された情報を
読み取って該外来者を特定するとともに、該外来者が訪
問を許された外来者であるかどうかを判断し、前記外来
者登録ステップで該外来者が訪問を許された外来者であ
ると判断された場合に、前記記憶ステップにおいて、該
外来者が再入場したことを該外来者の行き先管理情報と
して記憶することを特徴とする。

【００１６】本発明の第１の記録媒体は、外来者の個人
情報が入力されると、該外来者を特定するための情報が
記録されたＩＤカードを該外来者に対して発行する外来
者登録処理と、前記ＩＤカードに記録された情報を読み
取って前記外来者の通過を検出する通過ポイント検出処
理と、前記外来者登録処理で入力された外来者の個人情
報に、前記通過ポイント検出処理による検出の場所を示
す情報を逐次対応づけて表示する表示処理とをコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録している。

【００１７】本発明の第２の記録媒体は、外来者の訪問
時に該外来者の個人情報及び訪問先情報が入力される
と、該外来者を特定するための情報が記録されたＩＤカ
ードを該外来者に対して発行する外来者登録処理と、前
記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来者
の通過を検出する通過ポイント検出処理と、前記外来者
登録処理で入力された外来者の個人情報及び訪問先情報
に対し、前記通過ポイント検出処理による検出の場所を
示す情報を該外来者の行き先管理情報として記憶する記
憶処理と、前記記憶処理で記憶された前記外来者の個人
情報及び行き先管理情報のうち、所定の部署を訪問先と
して入力した前記外来者の情報を逐次取得して表示する
表示処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記
録している。

【００１８】本発明の第３の記録媒体は、上記第２の記
録媒体に記録されたプログラムが実行させる前記外来者
登録処理において、前記外来者の一時退出時に該外来者
に発行された前記ＩＤカードに記録された情報を読み取
って該外来者を特定し、前記記憶処理において、該外来
者が一時退出したことを該外来者の行き先管理情報とし
て記憶することを特徴とする。

【００１９】本発明の第４の記録媒体は、上記第３の記
録媒体に記録されたプログラムが実行させる前記外来者
登録処理において、前記外来者の再入場時に該外来者に
発行された前記ＩＤカードに記録された情報を読み取っ
て該外来者を特定するとともに、該外来者が訪問を許さ
れた外来者であるかどうかを判断し、前記外来者登録処
理で該外来者が訪問を許された外来者であると判断され
た場合に、前記記憶処理において、該外来者が再入場し
たことを該外来者の行き先管理情報として記憶すること
を特徴とする。

【００２０】

【発明の実施の形態】本発明の第１の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。

【００２１】図１を参照すると、本発明の第１の実施の
形態は、入退出を管理する場所に設置された外来者登録
装置１と、複数の場所に設置された通過ポイント検出装
置３と、外来者の現在位置を含む外来者情報を管理する
中央管理装置２と、任意の外来者の状況を検索可能とす
る情報検索表示装置４と、部署ごとに設置された外来者
の状況を表示する電光掲示板５とから構成されている。

【００２２】外来者登録装置１は、外来者の入場の際に
外来者登録手段１１によって入力された外来者情報をも
とに、登録処理手段１２で訪問相手先部署、来訪目的の
有効性を判断し、有効と見なされた場合、管理情報作成
手段１３でＩＤカードの採番と外来者情報の関連付けを
行い、外来者の管理用の情報を作成すると同時に、ＩＤ
カード発行手段１４によりＩＤカード６の発行を行う。
また、作成された管理用の情報は外来者情報送信手段１
５によって中央管理装置２に送信される。

【００２３】中央管理装置２は、外来者情報受信手段２
３によって外来者情報を受信すると、情報編集振分手段
２４で訪問相手先部署を部署ファイル２２から検索し、
外来者情報を表示する電光掲示板５の決定を行い、外来
者情報を編集し外来者情報管理ファイル２１に登録し、
指定の電光掲示板５に表示する。同様に、エリア情報受
信手段２５によって通過ポイント検出装置３から外来者
のＩＤとエリア情報を受信すると、情報編集振分手段２
４で、外来者情報管理ファイル２１のエリア情報の更新
と電光掲示板５の現在位置の表示を更新する。

【００２４】通過ポイント検出手段３は、その設置され
た場所を外来者が通過する際に、ＩＤカード読み取り手
段３１によってＩＤカード６に記録された情報の読み取
りを行うと、エリア情報送信手段３２によって外来者の
ＩＤとその装置固有のエリア情報とを中央管理装置２に
送信する。

【００２５】情報検索表示装置４は、検索条件入力手段
４１から入力された検索条件をもとに、情報検索手段４
２で外来者情報管理ファイル２１より該当するデータの
抽出及び編集を行い、情報検索表示手段４３により、検
索結果の表示を行う。

【００２６】次に、本発明の第１の実施の形態の動作を
図１〜図３を参照して詳細に説明する。

【００２７】まず、図２を参照して、電光掲示板への表
示により外来者の行き先管理を行う場合の動作を説明す
る。

【００２８】外来者登録装置１は、外来者の訪問に際
し、その外来者が初回入場か、再入場／一時退出か、退
出かを、登録処理手段１２により判断する（ステップ１
０１）。この判断は、例えば、ＩＤカードからの入力な
しに外来者の情報が入力される場合は初回入場と判断
し、ＩＤカードからの入力があった場合は、再入場か、
一時退出か、退出かの指示を別途入力させるようにする
ことにより可能である。この判断で初回入場であった場
合と、再入場／一時退出であった場合と、退出であった
場合とで以下の処理が異なる。

【００２９】ステップ１０１で初回入場であると判断さ
れた場合、外来者登録装置１は、外来者の新規登録を行
う。具体的には、まず、外来者登録手段１１により、外
来者の氏名、所属会社名、来訪目的、訪問相手先部署及
び訪問相手の担当者などを入力する（ステップ１０
２）。そして、登録処理手段１２により、入力された情
報における来訪目的、訪問相手先部署、訪問相手の担当
者の有効性を確認する（ステップ１０３）。ここでいう
有効性の確認とは、例えば、入力された訪問相手先の部
署に入力された訪問相手の担当者がいるかどうか等の確
認である。これにより、有効性が確認された場合、管理
情報作成手段１３により、ＩＤカード６の採番を行う
（ステップ１０４）とともに、外来者の管理用の情報の
作成を行う（ステップ１０５）。また、ＩＤカード発行
手段１４により、ＩＤカード６の発行を行う（ステップ
１０６）。その後、外来者情報は、外来者情報送信手段
１５により、中央管理装置２に送られる。

【００３０】中央管理装置２は、このようにして送られ
た外来者情報を、外来者情報受信手段２３により受信
し、情報編集振分手段２４により、外来者情報中の訪問
相手先部署と部署ファイル２２とを突き合わせて外来者
情報を表示する電光掲示板５の決定を行う（ステップ１
０７）。通常、外来者情報は、当該外来者が訪問相手先
として入力した部署に設置された電光掲示板５に表示す
るので、ここでは、その電光掲示板５を決定して表示す
る（ステップ１０８）。また同時に、外来者情報は外来
者情報管理ファイル２１に登録される（ステップ１０
９）。

【００３１】このように新規登録された後は、外来者が
通過ポイント検出装置３の設置された通過ポイントを通
過したか入退出を行ったかで処理が分かれる（ステップ
１１０）。

【００３２】外来者が通過ポイントを通過した時には、
その通過ポイントに設置された通過ポイント検出手段３
は、ＩＤカード読み取り手段３１によりＩＤカード６に
記録された情報を読み取る（ステップ１１１）ととも
に、エリア情報送信手段３２により通過ポイントのエリ
ア情報を中央管理装置２に送る。

【００３３】中央管理装置２は、このようにして送られ
たエリア情報をもとに、情報編集振分部２４により、外
来者情報管理ファイル２１を更新し（ステップ１１
２）、最新の外来者情報をその外来者の訪問先情報に基
づき決定された電光掲示板５に再表示する（ステップ１
１３）。なお、通過ポイントを通過したかどうかを確認
するステップ１１１から電光掲示板へ再表示を行うステ
ップ１１３の処理は、外来者が退出するまで繰り返され
る。

【００３４】また、ステップ１０１で再入場／一時退出
であると判断された場合、外来者登録装置１は、登録処
理手段１２により、ＩＤカードの有効性の確認を行う
（ステップ１１４）。ここで、ＩＤカードが有効である
ことが確認された場合、中央管理装置２は、情報編集振
分手段２４により外来者が再入場／一時退出した旨を外
来者情報管理ファイル２１に記憶する（ステップ１１
２）。また同時に、最新の外来者情報をその外来者の訪
問先情報に基づき決定された電光掲示板５に再表示する
（ステップ１１３）。一方、ステップ１１４でＩＤカー
ドが有効であることが確認できなかった場合は、初回入
場時と同様にステップ１０２からステップ１０９の新規
登録の処理を行う。

【００３５】また、ステップ１０１で退出であると判断
された場合、外来者登録装置１は、ＩＤカード６の返却
を促し（ステップ１１５）、ＩＤカードが返却される
と、中央管理装置２は、外来者情報管理ファイル２１か
ら当該外来者のデータを削除する（ステップ１１６）と
ともに、当該外来者の情報が表示されていた電光掲示板
５より表示情報の消去を行う（ステップ１１７）。

【００３６】次に、図３を参照して、中央管理装置２に
記憶された外来者情報を情報検索により検索する場合の
動作を説明する。

【００３７】まず、情報検索表示装置４は、検索条件入
力手段４１により入力された検索したい外来者の条件を
入力する（ステップ２０１）。この検索条件には、外来
者の氏名だけではなく、所属会社や訪問相手の担当者名
などの条件でもかまわない。そして、情報検索手段４２
により、外来者情報管理ファイル２１より該当する外来
者のデータの抽出及び編集を行い（ステップ２０２）、
検索情報表示手段４３により、検索された情報の表示を
行う（ステップ２０３）。

【００３８】以上により、本発明の実施の形態の動作が
終了する。

【００３９】また、図４を参照すると、本発明の第２の
実施の形態は、行き先管理用プログラムを記録した記録
媒体７を備える。この記録媒体７は、磁気ディスク、半
導体メモリその他の記録媒体であってよい。

【００４０】行き先管理用プログラムは記録媒体７から
読み込まれ、外来者登録装置１’、中央管理装置２’、
通過ポイント検出装置３’、情報検索表示装置４’の動
作を制御する。外来者登録装置１’、中央管理装置
２’、通過ポイント検出装置３’、情報検索表示装置
４’は、行き先管理用プログラムの制御によって、それ
ぞれ、前記第１の実施の形態における外来者登録装置
１、中央管理装置２、通過ポイント検出装置３、情報検
索表示装置４と同様の処理を行う。

【００４１】本発明の第１及び第２の実施の形態は、外
来者登録装置により登録された外来者情報を通過ポイン
ト検出装置が外来者の通過を検出した時点でリアルタイ
ムに更新できるようにしたことにより、外来者の行き先
情報をリアルタイムに表示することができるという効果
を有している。

【００４２】また、本発明の第１及び第２の実施の形態
は、上記のリアルタイムに更新される外来者情報に対し
て条件検索を行う情報検索表示装置を設けたことによ
り、外来者の行き先情報をリアルタイムに検索すること
ができるという効果も有している。

【００４３】

【発明の効果】本発明には、外来者の行き先情報をリア
ルタイムに表示することができるという効果がある。

【００４４】また、外来者の行き先情報をリアルタイム
に検索することができるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明の第１の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。

【図２】図２は本発明の第１の実施の形態における電子
掲示板を利用した場合の動作を示す流れ図である。

【図３】図３は本発明の第１の実施の形態における情報
検索表示装置を利用した場合のの動作を示す流れ図であ
る。

【図４】図４は本発明の第２の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。

【符号の説明】

１、１’ 外来者登録装置 １１ 外来者登録手段 １２ 登録処理手段 １３ 管理情報作成手段 １４ ＩＤカード発行手段 １５ 外来者情報送信手段 ２、２’ 中央管理装置 ２１ 外来者情報管理ファイル ２２ 部署ファイル ２３ 外来者情報受信手段 ２４ 情報編集振分手段 ２５ エリア情報受信手段 ３、３’ 通過ポイント検出装置 ３１ ＩＤカード読み取り手段 ３２ エリア情報送信手段 ４、４’ 情報検索表示装置 ４１ 検索条件入力手段 ４２ 情報検索手段 ４３ 情報検索表示手段 ５ 電光掲示板 ６ ＩＤカード ７ 記録媒体

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 外来者の個人情報が入力されると、該外
   来者を特定するための情報が記録されたＩＤカードを該
   外来者に対して発行する外来者登録装置と、 前記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来
   者の通過を検出する通過ポイント検出装置と、 前記外来者登録装置が入力した外来者の個人情報に、該
   外来者の通過を検出した前記通過ポイント検出装置の設
   置場所を示す情報を逐次対応づけて表示する表示装置と
   を備えたことを特徴とする外来者の行き先管理システ
   ム。
2. 【請求項２】 外来者の訪問時に該外来者の個人情報及
   び訪問先情報が入力されると、該外来者を特定するため
   の情報が記録されたＩＤカードを該外来者に対して発行
   する外来者登録装置と、 前記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来
   者の通過を検出する通過ポイント検出装置と、 前記外来者登録装置が入力した外来者の個人情報及び訪
   問先情報に対し、該外来者の通過を検出した前記通過ポ
   イント検出装置の設置場所を示す情報を該外来者の行き
   先管理情報として記憶する中央管理装置と、 自身が設置された場所を訪問先として入力した前記外来
   者の個人情報と行き先管理情報とを前記中央管理装置よ
   り逐次取得して表示する表示装置とを備えたことを特徴
   とする外来者の行き先管理システム。
3. 【請求項３】 前記外来者登録装置は、前記外来者の一
   時退出時に該外来者に発行された前記ＩＤカードに記録
   された情報を読み取って該外来者を特定し、 前記中央管理装置は、該外来者が一時退出したことを該
   外来者の行き先管理情報として記憶することを特徴とす
   る請求項２に記載の外来者の行き先管理システム。
4. 【請求項４】 前記外来者登録装置は、前記外来者の再
   入場時に該外来者に発行された前記ＩＤカードに記録さ
   れた情報を読み取って該外来者を特定するとともに、該
   外来者が訪問を許された外来者であるかどうかを判断
   し、 前記中央管理装置は、前記外来者登録装置によって該外
   来者が訪問を許された外来者であると判断された場合
   に、該外来者が再入場したことを該外来者の行き先管理
   情報として記憶することを特徴とする請求項３に記載の
   外来者の行き先管理システム。
5. 【請求項５】 前記外来者登録装置は、前記外来者の退
   出時に該外来者に発行された前記ＩＤカードに記録され
   た情報を読み取って該外来者を特定するとともに、該Ｉ
   Ｄカードの返却を要求し、 前記中央管理装置は、前記外来者登録装置が該外来者に
   発行されたＩＤカードを受け取ると、該外来者の個人情
   報と行き先管理情報とを削除することを特徴とする請求
   項４に記載の外来者の行き先管理システム。
6. 【請求項６】 前記中央管理装置に記憶された前記外来
   者の行き先管理情報を、該外来者の個人情報又は訪問先
   情報に係わる条件により検索して表示する情報検索表示
   装置を備えたことを特徴とする請求項２、３、４又は５
   に記載の外来者の行き先管理システム。
7. 【請求項７】 外来者の個人情報が入力されると、該外
   来者を特定するための情報が記録されたＩＤカードを該
   外来者に対して発行する外来者登録ステップと、 前記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来
   者の通過を検出する通過ポイント検出ステップと、 前記外来者登録ステップで入力された外来者の個人情報
   に、前記通過ポイント検出ステップによる検出の場所を
   示す情報を逐次対応づけて表示する表示ステップとを含
   むことを特徴とする外来者の行き先管理方法。
8. 【請求項８】 外来者の訪問時に該外来者の個人情報及
   び訪問先情報が入力されると、該外来者を特定するため
   の情報が記録されたＩＤカードを該外来者に対して発行
   する外来者登録ステップと、 前記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来
   者の通過を検出する通過ポイント検出ステップと、 前記外来者登録ステップで入力された外来者の個人情報
   及び訪問先情報に対し、前記通過ポイント検出ステップ
   による検出の場所を示す情報を該外来者の行き先管理情
   報として記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記外来者の個人情報及
   び行き先管理情報のうち、所定の部署を訪問先として入
   力した前記外来者の情報を逐次取得して表示する表示ス
   テップとを含むことを特徴とする外来者の行き先管理方
   法。
9. 【請求項９】 前記外来者登録ステップにおいて、前記
   外来者の一時退出時に該外来者に発行された前記ＩＤカ
   ードに記録された情報を読み取って該外来者を特定し、 前記記憶ステップにおいて、該外来者が一時退出したこ
   とを該外来者の行き先管理情報として記憶することを特
   徴とする請求項８に記載の外来者の行き先管理方法。
10. 【請求項１０】 前記外来者登録ステップにおいて、前
    記外来者の再入場時に該外来者に発行された前記ＩＤカ
    ードに記録された情報を読み取って該外来者を特定する
    とともに、該外来者が訪問を許された外来者であるかど
    うかを判断し、 前記外来者登録ステップで該外来者が訪問を許された外
    来者であると判断された場合に、前記記憶ステップにお
    いて、該外来者が再入場したことを該外来者の行き先管
    理情報として記憶することを特徴とする請求項９に記載
    の外来者の行き先管理方法。
11. 【請求項１１】 外来者の個人情報が入力されると、該
    外来者を特定するための情報が記録されたＩＤカードを
    該外来者に対して発行する外来者登録処理と、 前記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来
    者の通過を検出する通過ポイント検出処理と、 前記外来者登録処理で入力された外来者の個人情報に、
    前記通過ポイント検出処理による検出の場所を示す情報
    を逐次対応づけて表示する表示処理とをコンピュータに
    実行させるプログラムを記録したことを特徴とする記録
    媒体。
12. 【請求項１２】 外来者の訪問時に該外来者の個人情報
    及び訪問先情報が入力されると、該外来者を特定するた
    めの情報が記録されたＩＤカードを該外来者に対して発
    行する外来者登録処理と、 前記ＩＤカードに記録された情報を読み取って前記外来
    者の通過を検出する通過ポイント検出処理と、 前記外来者登録処理で入力された外来者の個人情報及び
    訪問先情報に対し、前記通過ポイント検出処理による検
    出の場所を示す情報を該外来者の行き先管理情報として
    記憶する記憶処理と、 前記記憶処理で記憶された前記外来者の個人情報及び行
    き先管理情報のうち、所定の部署を訪問先として入力し
    た前記外来者の情報を逐次取得して表示する表示処理と
    をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
    を特徴とする記録媒体。
13. 【請求項１３】 前記外来者登録処理において、前記外
    来者の一時退出時に該外来者に発行された前記ＩＤカー
    ドに記録された情報を読み取って該外来者を特定し、 前記記憶処理において、該外来者が一時退出したことを
    該外来者の行き先管理情報として記憶することを特徴と
    する請求項１２に記載の記録媒体。
14. 【請求項１４】 前記外来者登録処理において、前記外
    来者の再入場時に該外来者に発行された前記ＩＤカード
    に記録された情報を読み取って該外来者を特定するとと
    もに、該外来者が訪問を許された外来者であるかどうか
    を判断し、 前記外来者登録処理で該外来者が訪問を許された外来者
    であると判断された場合に、前記記憶処理において、該
    外来者が再入場したことを該外来者の行き先管理情報と
    して記憶することを特徴とする請求項１３に記載の記録
    媒体。