JPH1040424A - 3次元形状操作装置および3次元形状操作方法 - Google Patents

3次元形状操作装置および3次元形状操作方法

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JPH1040424A
JPH1040424A JP8197992A JP19799296A JPH1040424A JP H1040424 A JPH1040424 A JP H1040424A JP 8197992 A JP8197992 A JP 8197992A JP 19799296 A JP19799296 A JP 19799296A JP H1040424 A JPH1040424 A JP H1040424A
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JP8197992A
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Kenichi Kameyama
山 研 一 亀
Kazunobu Fukushima
島 一 信 福
Hitoshi Mizutani
谷 仁 水
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Toyota Motor Corp
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Toshiba Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイに表示される3次元形状の画像
の処理操作を行う際に、特に精度が必要とされない操作
についてその操作を簡略化し、これにより作業効率の高
い三次元表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 3次元形状操作装置は3次元形状の画像
を操作する操作手段を有している。この操作手段は3つ
以上のベクトル量を同時に操作可能な3次元操作手段2
0と、画像処理手段30とからなる。画像処理手段30
は、3次元操作手段20により指定される画像の回転中
心位置を中心として画像を回転させ、ディスプレイ10
上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイに表
示される3次元形状の画像を容易に処理できる3次元形
状操作方法および3次元形状操作装置に係り、とりわけ
画像の回転中心の指定操作および3次元領域の指定操作
を容易に行うことができる3次元形状操作方法および3
次元表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CAD/CAMシステムの普及に
より、構造物の設計はほとんどの場合CAD/CAMシ
ステムにより行われている。また、近年のコンピュータ
グラフィックスの進歩により、設計者は、CAD/CA
Mシステムのディスプレイ上で、平面図や側面図のよう
な2次元的に表現される画像のみならず、斜視図のよう
な3次元的に表現される画像を容易に確認しながら効率
的な設計を行えるようになってきている。
【0003】ところで、3次元的に表現される画像を設
計に利用する利点として、ディスプレイ上に表示される
画像の全部を移動したり回転させたりすることにより、
任意の方向から設計対象物のイメージを認識することが
できること、またディスプレイ上に表示される画像の一
部を移動したり回転させたりすることにより、設計対象
物の全体形状および部材同士の位置関係の変化を容易に
認識することができること等が挙げられる。
【0004】このような画像の回転操作が行われる場
合、まず回転中心点が指定され、その後回転対象領域が
指定されるが、回転中心点の指定および回転対象領域の
指定に際しては、通常CAD/CAMシステムに設けら
れたキーボードから、回転中心点の座標および回転対象
領域を区画する座標が入力されるようになっている。こ
の座標入力は非常に面倒な処理であるが、回転操作を行
う際には必ず行わなければならない処理である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べた画
像の回転操作は必ずしも厳密な座標入力を必要とするも
のとは限らない。例えば、ディスプレイ上に表示される
設計対象物全体を単に別方向から見たい場合、回転中心
点の座標指定にはさほどの精度は要求されない。このよ
うな場合、簡便に回転中心点を指定できる手段があれば
便利である。
【0006】このようなことはディスプレイ上に表示さ
れる設計対象物の一部を切り出して見たい場合にもあて
はまり、大まかに切り出し領域を指定する簡単な手段が
あれば更に便利である。
【0007】本発明はこのようなことを考慮してなされ
たものであり、ディスプレイに表示される3次元形状の
画像の処理操作を行う際に、特に精度が必要とされない
操作についてその操作を簡略化する機能を実現し、これ
により作業効率の高い三次元形状操作装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、ディスプレイ上に表示される3次元形
状の画像を操作する操作手段を備えた3次元形状操作装
置において、前記操作手段は、3つ以上のベクトル量を
同時に操作可能な3次元操作手段と、この3次元操作手
段により指定される前記画像の回転中心位置を中心とし
て前記画像を回転させる画像処理手段とから構成される
ことを特徴としている。
【0009】また、本発明は、ディスプレイ上に表示さ
れる3次元形状の画像を操作する3次元形状操作方法に
おいて、3つ以上のベクトル量を同時に操作可能な3次
元操作手段を用いて前記画像の回転中心位置を指定する
ことを特徴としている。
【0010】本発明によれば、3つ以上のベクトル量を
同時に操作できる3次元操作装置、例えば三次元マウス
により、モデル空間内の適当な回転中心点が指定され
る。次いで、例えばキーボード、マウスおよびダイヤル
等の入力手段により回転角度および回転方向が指定され
る。これによりモデル空間内に存在する3次元形状の画
像は指定された回転中心点を中心として所定方向に所定
角度だけ回転する。この場合、回転中心点が3つ以上の
ベクトル量を同時に操作できる3次元操作装置により指
定されるため、回転中心点の座標をキーボード等の入力
手段により数値を入力することにより指定する場合に比
べて大幅に作業効率が向上する。
【0011】また、本発明は、ディスプレイ上に表示さ
れる3次元形状の画像を操作する操作手段を備えた3次
元形状操作装置において、前記操作手段は、3つ以上の
ベクトル量を同時に操作可能な3次元操作手段と、この
3次元操作手段により指定される2点に基づいて前記3
次元形状が存在するモデル空間内の3次元領域を指定す
る画像処理手段とから構成されることを特徴としてい
る。
【0012】また、本発明は、ディスプレイ上に表示さ
れる3次元形状の画像を操作する3次元形状操作方法に
おいて、3つ以上のベクトル量を同時に操作可能な3次
元操作手段を用いて2点を指定することにより、前記画
像の存在するモデル空間内の3次元領域を指定すること
を特徴としている。
【0013】本発明によれば、3つ以上のベクトル量を
同時に操作できる3次元操作装置により、モデル空間内
の適当な2点が指定される。これら2点を指定すること
により、これら2点を互いに対向する頂点とする直方体
により区画される領域、またはこれら2点のうち1点を
中心とするとともに他の1点を外表面とする球体により
区画される3次元領域が指定される。このようにモデル
空間内の適当な2点を指定することのみによりモデル空
間内の任意の3次元領域を指定することができ、かつ前
記2点が3つ以上のベクトル量を同時に操作できる操作
装置により指定することができるため、モデル空間内の
3次元領域の指定を極めて容易に行うことができる。こ
のため、領域の指定を多数の点の座標をキーボード等の
入力手段により数値を入力することにより指定すること
によりモデル空間内の3次元領域の指定を行う場合に比
べて大幅に作業効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図3は本発明の一
実施形態を示す図である。
【0015】図1に示すように、3次元形状操作装置
は、3つ以上のベクトル量を同時に操作できる操作装置
(3次元操作装置)20を備えている。
【0016】また、3次元形状操作装置には、キーボー
ド40、マウス41、およびダイヤル42等に入力され
る指令を受けこれに基づいて画像データを処理し、ディ
スプレイ10に画像信号を送る画像処理部(画像処理手
段)30が設けられている。ディスプレイ10は画像処
理部30からの信号に基づいてモデル空間内に存在する
3次元形状の画像を表示するようになっている。
【0017】以下、3次元操作装置20について詳述す
る。3次元操作装置20は、送信機21と、送信機21
からの電波を受ける受信機22と、受信機22に接続さ
れた制御部23とを有している。
【0018】このうち送信機21は第1送信部21a、
第2送信部21b、および第3送信部21cを有してお
り、各送信部は受信機22のボタン22aが押された
(クリックされた)場合、受信機22に所定の時間差を
つけて、又は周波数を変えて超音波を発信するようにな
っている。そして制御部23は、受信機22が各送信部
から受けとった超音波の伝達時間に基づいて、各送信部
と受信機22との距離を算出し、この距離に基づいて三
角測量の原理により送信機21と受信機22との相対的
位置関係、すなわちマウス座標系m(xyz3次元座標
系)における位置を算出し、画像処理部30にそのデー
タを送るようになっている。このように3次元操作装置
20は、3次元座標系上で任意の位置にある点の指定、
すなわち、3つ以上のベクトル量を同時に操作すること
ができるようになっている。このように3つ以上のベク
トル量を同時に操作できる操作装置としては、Logitec
社の3D Mouse(上述した方式のもの)が知られている。
また、同様の機能を有するものとして Ascention techn
ology 社の Bird 、Polhemus社のISOTRACK(磁場を形成
し誘導電流を測定する方式)や、CREATIVE社のAeroDuet
(赤外LED光を利用する方式)等があり、本発明の実
施にあたってはいずれのものを使用してもよい。
【0019】次に、このような構成からなる本実施形態
の作用について説明する。まず、図2により、3次元形
状操作装置によりディスプレイ10に表示される画像の
回転中心の位置を指定し、画像全体の回転操作を行う場
合の作用について説明する。
【0020】まず、図2に示すマウス座標系m上で画像
の回転中心位置を示す点pが指定される。点pの位置の
指定は3次元操作装置20の受信機22を送信機21の
前の適当な位置に位置させ、受信機22のボタン22a
を押すことにより行われる。受信機22のボタン22a
を押すされると制御部23は前述した方法により送信機
21に対する受信機22の位置、すなわちマウス座標系
m上における点pの座標を算出する。算出された点pの
座標は画像処理部30に送られる。
【0021】次に、図2に示すように、画像処理部30
は、マウス座標系mにおいて得られた点pを、基準モデ
ル座標系M上の点に変換する操作を行う。ここで基準モ
デル座標系Mとは、表示される画像を作成する元となる
モデルが実際に存在するモデル空間内の座標系であり、
ディスプレイ10のディスプレイ面10aに画像を表示
する際の表示位置の基準となる座標系である。この基準
モデル座標系Mは、画像全体に対して回転または移動処
理が行われた場合でも不動となっている。
【0022】また、ディスプレイ10に対して送信機2
1の位置は不動であるため、マウス座標系mの基準モデ
ル座標系Mに対する位置、方向は不動である。従って、
マウス座標系mにおける点Pm の座標値(Xm ,Ym ,
Zm )を基準モデル座標系M上の点PM の座標値(XM
,YM ,ZM )に変換する4×4の変換行列Mm が定
義でき、以下のように表せる。
【0023】
【数1】 変換行列Mm は画像の移動または回転処理に関係なく一
定であり、マウス座標系mにおいて得られた点p(xp
,yp ,zp )は、基準モデル座標系Mでは以下のよ
うな点P(XP ,YP ,ZP )に変換される。
【0024】
【数2】 この点Pが、画像全体を回転処理する場合の基準モデル
座標系Mから見た回転中心であり、ディスプレイ面10
a上に表示される。
【0025】一方、図2に示すモデル座標系M′は、モ
デルに対して固定された座標系であり、上記点pの場合
と同様に画像処理部30によって、モデル座標系M′で
表現されたモデルは、基準モデル座標系M上に変換され
ディスプレイ10によって表示される。従って画像全体
に対して回転処理を行う前のモデル座標系M′から基準
モデル座標系Mへの変換も、マウス座標系mから基準モ
デル座標系Mへの変換の場合と同様に4×4の変換行列
MM として定義でき、以下のように表せる。
【0026】
【数3】 画像全体の回転処理では、基準モデル座標系Mの3軸
(X,Y,Z軸)に平行でかつ上記基準モデル座標系M
の点Pを通る3直線を基準回転軸(それぞれX,Y,Z
軸に対応する回転軸をrX ,rY ,rZ 軸とする)とす
る。また、処理は、rZ 軸回りの回転、rY 軸回りの回
転、rX 軸回りの回転の順で行い、それぞれの回転角を
θ,ζ,ηとする。回転角は図2のキーボード40、マ
ウス41、ダイヤル42等により指定される。このと
き、回転処理を行った後の、モデル座標系M′から基準
モデル座標系Mへの変換行列MM ′は、以下のようにな
る。
【0027】
【数4】 新たに求めた変換行列MM ′をMM として、再びキーボ
ード40、マウス41、ダイヤル42により回転角を指
定すれば、上記と同じ処理を行うことにより、画像全体
は点Pを中心に回転処理されて表示されることになる。
【0028】次に、モデル空間内の3次元領域を指定す
る場合の作用について図3および図4により説明する。
なお、3次元領域を指定する方法としては、モデル空間
内の直方体形状の3次元領域を指定する方法と、モデル
空間内の球体形状の3次元領域を指定する方法との2通
りがあり、以下これら2つの方法に分けて説明する。
【0029】まず、図3により直方体形状の3次元領域
を指定する方法について説明する。図3(a)に示すよ
うに、8つの頂点B1 〜B8 により区画され、かつ各辺
がX軸、Y軸およびZ軸のいずれか1つに平行な直方体
形状の3次元領域を指定するものとする。なお、8つの
頂点B1 〜B8 の基準モデル座標系Mにおける座標は、
それぞれ(X1 ,Y1 ,Z1 ),(X2 ,Y2 ,Z2
),…,(X8 ,Y8,Z8 )とする。
【0030】この場合、まず互いに対向する頂点の組
(B1 ,B7 )(B2 ,B8 )(B3,B5 )(B4 ,
B6 )のうちいずれかが選定される。以下の説明におい
ては組(B1 ,B7 )を選定した場合について説明す
る。組を構成する頂点の指定は、ディスプレイ10に表
示されたカーソル像を、3次元操作装置20の受信機2
2を移動することにより頂点B1 ,B7 に対応する位置
に移動し、それぞれの位置でボタン22aを押すことに
より行う。ボタン22aが押されるとディスプレイ面1
0aに頂点B1 ,B7 がそれぞれ表示される。
【0031】なお、3次元操作装置20により頂点を指
定した後、ディスプレイ面10aに頂点が表示するまで
の処理操作は、画像の回転中心を3次元操作装置20に
より指定した後、ディスプレイ面10aに画像の回転中
心を表示するまでの処理操作と同様にして行われる。
【0032】次に、図3(b)に示すように、頂点B1
(X1 ,Y1 ,Z1 )を通りX軸、Y軸およびZ軸にそ
れぞれ平行な直線l1 ,m1 ,n1 を設定する。また、
頂点B7 (X7 ,Y7 ,Z7 )を通りX軸、Y軸および
Z軸にそれぞれ平行な直線l7 ,m7 ,n7 を設定す
る。ここで、前述したように、直方体形状領域を形成す
る各辺はX軸、Y軸およびZ軸のいずれか1つに必ず平
行となっているため、頂点B1 ,B7 以外の各頂点は必
ず直線l1 ,m1 ,n1 、l7 ,m7 ,n7 に位置して
いる。
【0033】従って、8つの頂点の座標は、X座標とし
て「X1 およびX7 のうち大きい方」「X1 およびX7
のうち小さい方」のいずれか一方、Y座標として「Y1
およびY7 のうち大きい方」「Y1 およびY7 のうち小
さい方」のいずれか一方、Z座標として「Z1 およびZ
7 のうち大きい方」「Z1 およびZ7 のうち小さい方」
のいずれか一方、の組合わせとなり、X座標、Y座標お
よびZ座標がぞれぞれ2通りに定まるから、2×2×2
=8通りの頂点の座標が定まることになる。なお、この
8通りの頂点の座標のうち2つは頂点B1 (X1 ,Y1
,Z1 )および頂点B7 (X7 ,Y7 ,Z7 )の座標
と一致する。
【0034】このようにして2つの頂点B1 (X1 ,Y
1 ,Z1 )および頂点B7 (X7 ,Y7 ,Z7 )のみを
指定することにより、残りの頂点B2 ,B3 ,B4 ,B
5 ,B6 およびB8 の位置を決定することができ、図3
(a)に示すように、これら頂点B1 〜B8 により区画
される基準モデル座標系Mにおける直方体形状領域を指
定することができる。
【0035】次いで、このようにして求められた各頂点
B1 〜B8 の座標に対して変換行列MM の逆行列を掛け
ることにより、基準モデル座標系Mにおける各頂点B1
〜B8 の座標をモデル座標系M´における座標に変換
し、モデル座標系M´における直方体領域が求められ
る。これによりモデル空間内における直方体形状領域の
指定が終了する。
【0036】なお、直方体領域を指定する方法は上記方
法に限定されるものではなく、マウス座標系で求めた2
点の座標を変換行列MM の逆行列Mm を用いて以下に示
す数式5により直接モデル座標系M´における2点の座
標に変換し、これに基づいてモデル座標系M´における
直方体形状領域(モデル座標系M´の座標軸に沿った他
の6点)を指定することにより、モデル空間内における
直方体形状領域の指定を行なってもよい。
【0037】
【数5】 なお、数式5においてX,Y,Zはそれぞれモデル座標
系M´のX座標,Y座標,Z座標を示し、また、x,
y,zはそれぞれモデル座標系M´のx座標,y座標,
z座標を示している。
【0038】なお、この場合、ディスプレイ面10aへ
の領域の表示は、モデル座標系M´で求めた点の座標を
変換行列MM を用いて基準モデル座標系Mの座標に変換
することにより行われる。
【0039】次に、モデル空間内の球体形状の3次元領
域を指定する方法について説明する。この場合まず、図
4に示すように、基準モデル座標系Mにおける球体の中
心点C1 を指定する。次いで、基準モデル座標系Mにお
いて、指定しようとする球体の外表面に対応する任意の
位置に点C2 を指定する。なお、各点C1 ,C2 の指定
は、直方体形状領域を指定する場合と同様に、ディスプ
レイ10に表示されたカーソル像を、3次元操作装置2
0の受信機22を移動することにより点C1 ,C2 に対
応する位置に移動し、それぞれの位置でボタン22aを
押すことにより行う。ボタン22aが押されるとディス
プレイ10に頂点C1 ,C2 がそれぞれ表示される。
【0040】点C1 ,C2 の指定が終わると、画像処理
部30は中心点C1 および外表面上の点C2 により決定
される球体をディスプレイ10上に表示する。これによ
り基準モデル座標系Mにおいて点C1 、C2 により決定
される球体領域を指定することができる。
【0041】次いで、このようにして求められた点C1
、C2 の座標に対して変換行列MMの逆行列を掛けるこ
とにより、基準モデル座標系Mにおける点C1 、C2 の
座標がモデル座標系M´における座標に変換され、モデ
ル座標系M´における点C1、C2 により決定される球
体領域が求められる。これによりモデル空間内における
球体領域の指定が終了する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3つ以上のベクトル量を同時に操作できる3次元操作装
置を使用することにより、表示されている画像全体の回
転中心の指定や、モデル空間内の領域指定等の特に精度
が必要とされない作業の効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3次元形状操作装置の構成を示す
斜視図。
【図2】マウス座標系からモデル座標系への座標の変換
操作を示す図。
【図3】直方体領域の指定操作を示す図。
【図4】球体領域の指定操作を示す図。
【符号の説明】
20 3次元操作装置 30 画像処理手段(画像処理部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水 谷 仁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ上に表示される3次元形状の
    画像を操作する操作手段を備えた3次元形状操作装置に
    おいて、 前記操作手段は、3つ以上のベクトル量を同時に操作可
    能な3次元操作手段と、この3次元操作手段により指定
    される前記画像の回転中心位置を中心として前記画像を
    回転させる画像処理手段とから構成されることを特徴と
    する3次元形状操作装置。
  2. 【請求項2】ディスプレイ上に表示される3次元形状の
    画像を操作する操作手段を備えた3次元形状操作装置に
    おいて、 前記操作手段は、3つ以上のベクトル量を同時に操作可
    能な3次元操作手段と、この3次元操作手段により指定
    される2点に基づいて前記3次元形状が存在するモデル
    空間内の3次元領域を指定する画像処理手段とから構成
    されることを特徴とする3次元形状操作装置。
  3. 【請求項3】ディスプレイ上に表示される3次元形状の
    画像を操作する3次元形状操作方法において、 3つ以上のベクトル量を同時に操作可能な3次元操作手
    段を用いて前記画像の回転中心位置を指定することを特
    徴とする3次元形状操作方法。
  4. 【請求項4】ディスプレイ上に表示される3次元形状の
    画像を操作する3次元形状操作方法において、 3つ以上のベクトル量を同時に操作可能な3次元操作手
    段を用いて2点を指定することにより、前記画像の存在
    するモデル空間内の3次元領域を指定することを特徴と
    する3次元形状操作方法。
JP8197992A 1996-07-26 1996-07-26 3次元形状操作装置および3次元形状操作方法 Pending JPH1040424A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012002593A1 (ko) * 2010-06-28 2012-01-05 (주)펜앤프리 3차원 입체 영상 표시 시스템 및 이를 이용한 3차원 입체 영상 표시 방법
JP2018041192A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 株式会社トプコン 画像処理装置、画像処理方法、画像処理用プログラム

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