JPH103A - 耕耘機におけるスタンド装置 - Google Patents
耕耘機におけるスタンド装置Info
- Publication number
- JPH103A JPH103A JP15447196A JP15447196A JPH103A JP H103 A JPH103 A JP H103A JP 15447196 A JP15447196 A JP 15447196A JP 15447196 A JP15447196 A JP 15447196A JP H103 A JPH103 A JP H103A
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- cultivator
- support
- rod
- resistance
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耕耘機における耕耘部或いは車輪等の駆動体
の交換を簡易且つ迅速に行うことができ、且つ交換作業
の効率化をはかり、さらに作業員の安全性を確保するこ
と。 【解決手段】 耕耘機を横に傾けたときに、傾けた下方
位置側に突出可能なサポート杆6を備えたサポート部材
Bと、前記耕耘機の前方箇所と、前記耕耘機の駆動軸4
に装着した駆動体Dを傾けた下方側部位とで前記耕耘機
を三点支持してなること。
の交換を簡易且つ迅速に行うことができ、且つ交換作業
の効率化をはかり、さらに作業員の安全性を確保するこ
と。 【解決手段】 耕耘機を横に傾けたときに、傾けた下方
位置側に突出可能なサポート杆6を備えたサポート部材
Bと、前記耕耘機の前方箇所と、前記耕耘機の駆動軸4
に装着した駆動体Dを傾けた下方側部位とで前記耕耘機
を三点支持してなること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耕耘機における耕
耘部或いは車輪等の駆動体の交換を簡易且つ迅速に行う
ことができ、且つ交換作業の効率化をはかり、さらに作
業員の安全性を確保することができる耕耘機におけるス
タンド装置に関する。
耘部或いは車輪等の駆動体の交換を簡易且つ迅速に行う
ことができ、且つ交換作業の効率化をはかり、さらに作
業員の安全性を確保することができる耕耘機におけるス
タンド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の歩行タイプの耕耘機(エンジン搭
載)は、複数の耕耘刃を設けた耕耘部或いは車輪等の駆
動体を駆動軸に装着して使用する。たとえば、その駆動
体は、耕耘作業を行う場合には、耕耘部が装着され、ま
た走行のみを行うときに車輪が装着されるものである。
これらの駆動体は、作業状況に応じて適宜交換する必要
がある。
載)は、複数の耕耘刃を設けた耕耘部或いは車輪等の駆
動体を駆動軸に装着して使用する。たとえば、その駆動
体は、耕耘作業を行う場合には、耕耘部が装着され、ま
た走行のみを行うときに車輪が装着されるものである。
これらの駆動体は、作業状況に応じて適宜交換する必要
がある。
【0003】その交換作業について、一般には、まず耕
耘機の左右方向の一方側を持ち上げて耕耘機の片側の耕
耘部或いは車輪等の駆動体を地面から離す。そして、持
ち上げられた側の駆動体を駆動軸から外し、所望の駆動
体を装着する。このとき、作業員は片手にて耕耘機の一
側部を持ち上げ、次いでもう一方の空いた手によって駆
動軸から駆動体を外し、所望の駆動体を装着することに
なる。
耘機の左右方向の一方側を持ち上げて耕耘機の片側の耕
耘部或いは車輪等の駆動体を地面から離す。そして、持
ち上げられた側の駆動体を駆動軸から外し、所望の駆動
体を装着する。このとき、作業員は片手にて耕耘機の一
側部を持ち上げ、次いでもう一方の空いた手によって駆
動軸から駆動体を外し、所望の駆動体を装着することに
なる。
【0004】或いは、図13に示すように、耕耘機を横
方向(幅方向)に傾け、一方の駆動部aを接地させなが
ら、他方の駆動部aを地面から離し、操作ハンドル等の
部分と地面との間に支持棒bを配置し、耕耘機を傾けた
状態に維持しておくこともある。このときには、その耕
耘機の傾きは傾けた方向に倒れないように、重心G位置
が常時,両駆動部aの間に存在するようにしている。即
ち、図13に示すように、いずれかの駆動部aの接地点
Q0 と重心Gとの水平方向には間隔Lを有していること
が必要である。
方向(幅方向)に傾け、一方の駆動部aを接地させなが
ら、他方の駆動部aを地面から離し、操作ハンドル等の
部分と地面との間に支持棒bを配置し、耕耘機を傾けた
状態に維持しておくこともある。このときには、その耕
耘機の傾きは傾けた方向に倒れないように、重心G位置
が常時,両駆動部aの間に存在するようにしている。即
ち、図13に示すように、いずれかの駆動部aの接地点
Q0 と重心Gとの水平方向には間隔Lを有していること
が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、耕耘
機における駆動部aの交換作業は、作業員が耕耘機を片
手で持ち、さらにもう一方の片手で駆動部aの交換を行
うために、作業員に対して肉体的疲労による負担を与え
ることとなる。そのために、極めて面倒なる作業であ
り、且つその作業に伴う危険性も十分に伴う。
機における駆動部aの交換作業は、作業員が耕耘機を片
手で持ち、さらにもう一方の片手で駆動部aの交換を行
うために、作業員に対して肉体的疲労による負担を与え
ることとなる。そのために、極めて面倒なる作業であ
り、且つその作業に伴う危険性も十分に伴う。
【0006】また、上述したように、耕耘機を、支持棒
bを介して左右方向に傾けた状態にして、駆動部aの交
換作業を行う場合には、作業員は両手を使用して作業を
行うことができるが、作業員がうっかりして支持棒bに
手足等の身体の一部を引っかける等の不足の事態にて、
支持棒bが外れた場合に耕耘機は駆動部aの交換しよう
とする側即ち、作業員側に倒れて、その作業員が極めて
危険な状態に陥ることとなる。
bを介して左右方向に傾けた状態にして、駆動部aの交
換作業を行う場合には、作業員は両手を使用して作業を
行うことができるが、作業員がうっかりして支持棒bに
手足等の身体の一部を引っかける等の不足の事態にて、
支持棒bが外れた場合に耕耘機は駆動部aの交換しよう
とする側即ち、作業員側に倒れて、その作業員が極めて
危険な状態に陥ることとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、耕耘機を横に傾けたときに、傾けた下方位置側に突
出可能なサポート杆を備えたサポート部材と、前記耕耘
機の前方箇所と、前記耕耘機の駆動軸に装着した駆動体
を傾けた下方側部位とで前記耕耘機を三点支持してなる
ことを特徴とした耕耘機におけるスタンド装置としたこ
とにより、作業員は耕耘機のヒッチと牽引体との接続及
び切り離しの作業において、駆動体の交換及び連結ピン
の着脱作業を安全性を有して行うことができ、上記課題
を解決したものである。
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、耕耘機を横に傾けたときに、傾けた下方位置側に突
出可能なサポート杆を備えたサポート部材と、前記耕耘
機の前方箇所と、前記耕耘機の駆動軸に装着した駆動体
を傾けた下方側部位とで前記耕耘機を三点支持してなる
ことを特徴とした耕耘機におけるスタンド装置としたこ
とにより、作業員は耕耘機のヒッチと牽引体との接続及
び切り離しの作業において、駆動体の交換及び連結ピン
の着脱作業を安全性を有して行うことができ、上記課題
を解決したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明において、本体は、図1,
図4に示すように、エンジン1がフレーム2上に搭載さ
れており、そのエンジン1からの駆動は、プーリー,ベ
ルト或いはチェーン等にて構成する伝達機構を納めた駆
動部ケーシング3を介してフレーム2より下方位置の駆
動軸4に連動している。前記フレーム2には操作ハンド
ル5が装着されている。
に基づいて説明する。本発明において、本体は、図1,
図4に示すように、エンジン1がフレーム2上に搭載さ
れており、そのエンジン1からの駆動は、プーリー,ベ
ルト或いはチェーン等にて構成する伝達機構を納めた駆
動部ケーシング3を介してフレーム2より下方位置の駆
動軸4に連動している。前記フレーム2には操作ハンド
ル5が装着されている。
【0009】該駆動軸4には、駆動体Dが装着される。
該駆動体Dとしては、種々のものが存在するが、路面走
行時には、図1に示すように、車輪20が使用され、耕
耘作業においては、図4(A)に示すように、複数の耕
耘刃21a,21a,…が設けられた耕耘体21であ
る。その操作ハンドル5は、前記駆動部ケーシング3の
上部箇所に設けられており、作業員の所望の角度にする
ことができ、作業員の背丈や作業状況に合わせて所望の
位置で固定自在に設けられ、それぞれの作業員に最も適
した位置に設定することができる。
該駆動体Dとしては、種々のものが存在するが、路面走
行時には、図1に示すように、車輪20が使用され、耕
耘作業においては、図4(A)に示すように、複数の耕
耘刃21a,21a,…が設けられた耕耘体21であ
る。その操作ハンドル5は、前記駆動部ケーシング3の
上部箇所に設けられており、作業員の所望の角度にする
ことができ、作業員の背丈や作業状況に合わせて所望の
位置で固定自在に設けられ、それぞれの作業員に最も適
した位置に設定することができる。
【0010】その耕耘機のフレーム2の後部には、サポ
ート部材B,抵抗支持体Cが設けられている。前記抵抗
支持体Cは、耕耘機の耕耘作業における走行に抵抗を与
え、土の耕耘をより一層,効率良くするものである。そ
して、図1に示すように、サポート部材Bのサポート杆
6の接地点S1 と駆動体Dの接地点Q1'と耕耘機前方箇
所の接地点Tによる三点支持によって、耕耘機を横方向
(幅方向)に傾けた状態にて維持するためのスタンドと
しての機能をなす。その耕耘機の前方箇所とは、具体的
には、フレーム2の角箇所である〔図1,図3(B)参
照〕。
ート部材B,抵抗支持体Cが設けられている。前記抵抗
支持体Cは、耕耘機の耕耘作業における走行に抵抗を与
え、土の耕耘をより一層,効率良くするものである。そ
して、図1に示すように、サポート部材Bのサポート杆
6の接地点S1 と駆動体Dの接地点Q1'と耕耘機前方箇
所の接地点Tによる三点支持によって、耕耘機を横方向
(幅方向)に傾けた状態にて維持するためのスタンドと
しての機能をなす。その耕耘機の前方箇所とは、具体的
には、フレーム2の角箇所である〔図1,図3(B)参
照〕。
【0011】そのサポート部材Bの実施の形態は、複数
存在する。まず、その第1実施形態としては、図5乃至
図6等に示すように、サポート部材Bが連結部材15に
よって支持固定されるものである。その連結部材15
は、連結板部15aとベース部15bとから構成されて
いる。
存在する。まず、その第1実施形態としては、図5乃至
図6等に示すように、サポート部材Bが連結部材15に
よって支持固定されるものである。その連結部材15
は、連結板部15aとベース部15bとから構成されて
いる。
【0012】その耕耘機後部のヒッチ16にヒッチ用連
結ピン17を介して連結固定し、連結部材15の連結板
部15aの長手方向に沿ってサポート部材B及び抵抗支
持体Cが所定の位置に装着される。そのヒッチ用連結ピ
ン17には、ピン軸部17aと撮み部17bとから構成
されている。
結ピン17を介して連結固定し、連結部材15の連結板
部15aの長手方向に沿ってサポート部材B及び抵抗支
持体Cが所定の位置に装着される。そのヒッチ用連結ピ
ン17には、ピン軸部17aと撮み部17bとから構成
されている。
【0013】そのサポート部材Bは、耕耘機の前方箇所
及び駆動体Dとともにスタンドとしての役目をなすもの
であり、耕耘機のフレーム2後部から耕耘機の横方向
(幅方向),即ち左右いずれかの方向に突出可能なよう
にしたものである。そのサポート部材Bを構成するサポ
ート杆6の具体的形状としては、耕耘機の後部に装着し
た状態において、下方に傾斜する傾斜杆部6aを主なる
部分として、該傾斜杆部6aの上端に上部水平状杆部6
bが形成されたものである。そのサポート杆6の上端に
は、断面正方形状の筒形のサポート杆基部7が設けられ
ている(図5,図6参照)。
及び駆動体Dとともにスタンドとしての役目をなすもの
であり、耕耘機のフレーム2後部から耕耘機の横方向
(幅方向),即ち左右いずれかの方向に突出可能なよう
にしたものである。そのサポート部材Bを構成するサポ
ート杆6の具体的形状としては、耕耘機の後部に装着し
た状態において、下方に傾斜する傾斜杆部6aを主なる
部分として、該傾斜杆部6aの上端に上部水平状杆部6
bが形成されたものである。そのサポート杆6の上端に
は、断面正方形状の筒形のサポート杆基部7が設けられ
ている(図5,図6参照)。
【0014】具体的には、上部水平状杆部6bの長手方
向端部にサポート杆基部7が設けられることとなる。そ
して、サポート杆基部7は、サポート杆6をサポート杆
支持材10に装着するのに使用される。また、サポート
杆6の下端には接地部材8が設けられることもある(図
9参照)。該接地部材8は板面状をなしており、該接地
部材8によりサポート杆6が特に軟弱な地面に対して、
サポート杆6の接地部分が地面に深くもぐりこむことが
ないようすることができる。
向端部にサポート杆基部7が設けられることとなる。そ
して、サポート杆基部7は、サポート杆6をサポート杆
支持材10に装着するのに使用される。また、サポート
杆6の下端には接地部材8が設けられることもある(図
9参照)。該接地部材8は板面状をなしており、該接地
部材8によりサポート杆6が特に軟弱な地面に対して、
サポート杆6の接地部分が地面に深くもぐりこむことが
ないようすることができる。
【0015】さらに、サポート杆6は、軸方向に伸縮可
能なる構造とするものがある。これは、サポート杆6の
各部分が長手方向に伸縮することができるようにしたも
のである。具体的には、上部水平状杆部6bが伸縮した
り、或いは傾斜杆部6aが伸縮するものである。具体的
には、各部分が太杆と細杆とからなり、太杆内に細杆が
挿入し、摺動して長さを調節するものであり、図8
(A)に示すように、傾斜杆部6aでは、太杆6a1 と
細杆6a2 と固定ピン6a3 とから構成される。また、
上部水平状杆部6bにおいても、太杆6b1 に細杆6b
2 が挿入され、杆の長手方向に対して摺動可能に構成さ
れ、且つ適宜の位置でボルトにて固定される〔図8
(B)参照〕。
能なる構造とするものがある。これは、サポート杆6の
各部分が長手方向に伸縮することができるようにしたも
のである。具体的には、上部水平状杆部6bが伸縮した
り、或いは傾斜杆部6aが伸縮するものである。具体的
には、各部分が太杆と細杆とからなり、太杆内に細杆が
挿入し、摺動して長さを調節するものであり、図8
(A)に示すように、傾斜杆部6aでは、太杆6a1 と
細杆6a2 と固定ピン6a3 とから構成される。また、
上部水平状杆部6bにおいても、太杆6b1 に細杆6b
2 が挿入され、杆の長手方向に対して摺動可能に構成さ
れ、且つ適宜の位置でボルトにて固定される〔図8
(B)参照〕。
【0016】その細杆6a2 に複数の貫通孔が形成さ
れ、太杆6a1 には固定ピン6a3 のための貫通孔が一
つ形成され、その太杆6a1 の貫通孔と細杆6a2 の適
宜の貫通孔とを位置合わせして、前記固定ピン6a3 を
貫通して傾斜杆部6aを所望の長さに調節することがで
きる。これは、上部水平状杆部6bにおいても同様であ
る。
れ、太杆6a1 には固定ピン6a3 のための貫通孔が一
つ形成され、その太杆6a1 の貫通孔と細杆6a2 の適
宜の貫通孔とを位置合わせして、前記固定ピン6a3 を
貫通して傾斜杆部6aを所望の長さに調節することがで
きる。これは、上部水平状杆部6bにおいても同様であ
る。
【0017】そのサポート杆支持材10は、断面正方形
状等の角形状の固定支持部10aと、断面円形状の案内
部10bとから構成されている〔図7(A)参照〕。そ
の案内部10bと固定支持部10aとは軸方向に一直線
状に一体的に形成されている。その固定支持部10aと
断面円形状の案内部10bとの境は滑らかに変化するよ
うに、ガイド傾斜状面10b1 が形成されている。
状等の角形状の固定支持部10aと、断面円形状の案内
部10bとから構成されている〔図7(A)参照〕。そ
の案内部10bと固定支持部10aとは軸方向に一直線
状に一体的に形成されている。その固定支持部10aと
断面円形状の案内部10bとの境は滑らかに変化するよ
うに、ガイド傾斜状面10b1 が形成されている。
【0018】そのサポート杆基部7は、前記サポート杆
支持材10の案内部10bに対しては、軸周方向に回転
自在であり、固定支持部10aに対して、断面が一致す
ることで、サポート杆基部7の隅角箇所と,固定支持部
10aの角箇所が合わさって位置決めを容易に行うこと
ができるようになっている〔図7(A)参照〕。即ち、
そのサポート杆基部7と固定支持部10aとは、90°
の角度毎に軸周方向に固定されることとなり、サポート
杆基部7に連結しているサポート杆6の突出方向も、耕
耘機の後方或いは左右いずれかの横方向に突出するもの
である(図7参照)。
支持材10の案内部10bに対しては、軸周方向に回転
自在であり、固定支持部10aに対して、断面が一致す
ることで、サポート杆基部7の隅角箇所と,固定支持部
10aの角箇所が合わさって位置決めを容易に行うこと
ができるようになっている〔図7(A)参照〕。即ち、
そのサポート杆基部7と固定支持部10aとは、90°
の角度毎に軸周方向に固定されることとなり、サポート
杆基部7に連結しているサポート杆6の突出方向も、耕
耘機の後方或いは左右いずれかの横方向に突出するもの
である(図7参照)。
【0019】さらに、固定支持部10aと案内部10b
との間に形成したガイド傾斜状面10b1 により、サポ
ート杆基部7を案内部10b側から挿入させ、そのサポ
ート杆基部7を案内部10bにて少しずつ回転させるこ
とにより、サポート杆基部7を案内部10bから固定支
持部10aに滑らかに移動させ、サポート杆基部7を固
定支持部10aに軸周方向に固定させることができる。
との間に形成したガイド傾斜状面10b1 により、サポ
ート杆基部7を案内部10b側から挿入させ、そのサポ
ート杆基部7を案内部10bにて少しずつ回転させるこ
とにより、サポート杆基部7を案内部10bから固定支
持部10aに滑らかに移動させ、サポート杆基部7を固
定支持部10aに軸周方向に固定させることができる。
【0020】その、サポート杆支持材10の固定支持部
10aには、図6,図7(A)に示すように、位置決め
具9用の貫通孔10c,10c,…が所定間隔をおいて
形成されおり、また、サポート杆基部7にも前記位置決
め具9の貫通孔7aが形成されている。その貫通孔7a
及び10cに位置決め具9が挿入されて、サポート杆基
部7及びサポート杆6とをサポート杆支持材10に対し
て所望の高さ位置に固定することができる構造となって
いる。
10aには、図6,図7(A)に示すように、位置決め
具9用の貫通孔10c,10c,…が所定間隔をおいて
形成されおり、また、サポート杆基部7にも前記位置決
め具9の貫通孔7aが形成されている。その貫通孔7a
及び10cに位置決め具9が挿入されて、サポート杆基
部7及びサポート杆6とをサポート杆支持材10に対し
て所望の高さ位置に固定することができる構造となって
いる。
【0021】前記位置決め具9としては、ピン部材が使
用され、そのピン部材には、該ピン部材が外れないよう
にするために、外れ止ピン用の貫通孔が形成されてい
る。さらに、サポート杆支持材10の固定支持部10a
の下部には前記連結部材15のベース部15bが設けら
れている。該ベース部15bが略コ字形状に形成されて
おり、耕耘機の後部のヒッチ16に連結可能なる構造と
なっている。
用され、そのピン部材には、該ピン部材が外れないよう
にするために、外れ止ピン用の貫通孔が形成されてい
る。さらに、サポート杆支持材10の固定支持部10a
の下部には前記連結部材15のベース部15bが設けら
れている。該ベース部15bが略コ字形状に形成されて
おり、耕耘機の後部のヒッチ16に連結可能なる構造と
なっている。
【0022】また、サポート杆6をスタンドとして使用
しないときには、このサポート杆6の突出方向を耕耘機
の前後方向に合わせておく。或いは、サポート杆6の傾
斜杆部6aが上方を向くようにサポート杆支持材10に
セットすることもある〔図2(B)及参照〕。また、サ
ポート杆6をサポート杆支持材10から外しておくこと
もできる。
しないときには、このサポート杆6の突出方向を耕耘機
の前後方向に合わせておく。或いは、サポート杆6の傾
斜杆部6aが上方を向くようにサポート杆支持材10に
セットすることもある〔図2(B)及参照〕。また、サ
ポート杆6をサポート杆支持材10から外しておくこと
もできる。
【0023】次に、前記操作ハンドル5の握手部5a箇
所と抵抗支持体Cと駆動体Dの三点支持によって、耕耘
機を横方向(幅方向)に傾けた状態で維持するスタンド
としての機能をなすことについて述べる。即ち、操作ハ
ンドル5における両握手部5a,5aのいずれか一方の
握手部5aが接地点S2 と、抵抗支持体Cの接地点Pと
駆動体Dの接地点Q1 とが三点支持を構成するものであ
る(図10参照)。
所と抵抗支持体Cと駆動体Dの三点支持によって、耕耘
機を横方向(幅方向)に傾けた状態で維持するスタンド
としての機能をなすことについて述べる。即ち、操作ハ
ンドル5における両握手部5a,5aのいずれか一方の
握手部5aが接地点S2 と、抵抗支持体Cの接地点Pと
駆動体Dの接地点Q1 とが三点支持を構成するものであ
る(図10参照)。
【0024】その操作ハンドル5は、スタンドとして使
用するときには、操作ハンドル5を低い位置に設定する
ことが好適である。そして、耕耘機を横方向(幅方向)
に傾けて、前記抵抗杆12の接地点を不動にして、操作
ハンドル5のいずれか一方の握手部5aを接地させて、
接地点S2 とし、且つ駆動体Dの接地点Q1'とによっ
て、接地点Q1',P,S2 からなる三角形を構成する
〔図12(B)参照〕。
用するときには、操作ハンドル5を低い位置に設定する
ことが好適である。そして、耕耘機を横方向(幅方向)
に傾けて、前記抵抗杆12の接地点を不動にして、操作
ハンドル5のいずれか一方の握手部5aを接地させて、
接地点S2 とし、且つ駆動体Dの接地点Q1'とによっ
て、接地点Q1',P,S2 からなる三角形を構成する
〔図12(B)参照〕。
【0025】その抵抗支持体Cは、抵抗杆12と,該抵
抗杆12を支持する抵抗杆支持部材13とから構成され
ており、その抵抗杆12が抵抗杆支持部材13を介して
前記連結部材15の連結板部15aに支持される(図
5,図6等参照)。その抵抗杆12は、丸鋼,或いは帯
状金属板等にて形成され、適宜に屈曲形成されている。
該抵抗杆12は、具体的には、図4(A)に示すよう
に、「く」字状に形成されている。さらに、その抵抗支
持体Cは前記サポート部材Bとともに装着されることも
ある(図4,図5等参照)。
抗杆12を支持する抵抗杆支持部材13とから構成され
ており、その抵抗杆12が抵抗杆支持部材13を介して
前記連結部材15の連結板部15aに支持される(図
5,図6等参照)。その抵抗杆12は、丸鋼,或いは帯
状金属板等にて形成され、適宜に屈曲形成されている。
該抵抗杆12は、具体的には、図4(A)に示すよう
に、「く」字状に形成されている。さらに、その抵抗支
持体Cは前記サポート部材Bとともに装着されることも
ある(図4,図5等参照)。
【0026】その抵抗杆支持部材13は、抵抗杆12が
挿入する抵抗杆固定部13aと、位置決め用固定部13
bとから構成されている。その抵抗杆固定部13aは、
抵抗杆12の接地状態の調整を行い、また位置決め用固
定部13bでは、耕耘機の後部に連結した連結部材15
の連結板部15aに対して長手方向に摺動し、所望の位
置で固定させることができる。
挿入する抵抗杆固定部13aと、位置決め用固定部13
bとから構成されている。その抵抗杆固定部13aは、
抵抗杆12の接地状態の調整を行い、また位置決め用固
定部13bでは、耕耘機の後部に連結した連結部材15
の連結板部15aに対して長手方向に摺動し、所望の位
置で固定させることができる。
【0027】図9に示すものは、サポート部材B及び抵
抗支持体Cを組み合わせたタイプとしたものであり、サ
ポート杆基部7を抵抗杆12に対して軸周方向に対して
回動自在なるものとし、且つそのサポート杆基部7とと
もに回動するサポート杆6の回動を停止させ、回動範囲
を規制するストッパー部14を備えたものである。該ス
トッパー部14は、棒状をなし抵抗支持体C側の抵抗杆
12及び抵抗杆支持部材13に直交方向に貫通して不動
状態に設けられている。
抗支持体Cを組み合わせたタイプとしたものであり、サ
ポート杆基部7を抵抗杆12に対して軸周方向に対して
回動自在なるものとし、且つそのサポート杆基部7とと
もに回動するサポート杆6の回動を停止させ、回動範囲
を規制するストッパー部14を備えたものである。該ス
トッパー部14は、棒状をなし抵抗支持体C側の抵抗杆
12及び抵抗杆支持部材13に直交方向に貫通して不動
状態に設けられている。
【0028】そして、サポート杆6がサポート杆基部7
を介して抵抗杆12の軸周方向に回動するときに、その
サポート杆6がストッパー部14に当接し、それ以上の
回動動作が出来ないようして、回動の範囲を規制するも
のである。そのサポート杆6のストッパー部14による
停止位置は、耕耘機の略横方向に突出した状態にて行わ
れるようになっている。
を介して抵抗杆12の軸周方向に回動するときに、その
サポート杆6がストッパー部14に当接し、それ以上の
回動動作が出来ないようして、回動の範囲を規制するも
のである。そのサポート杆6のストッパー部14による
停止位置は、耕耘機の略横方向に突出した状態にて行わ
れるようになっている。
【0029】
【作用】耕耘機の前方とサポート部材B,駆動体Dによ
って耕耘機を幅(左右)方向に傾斜状態に支持すること
について説明する。まず、耕耘機が普通に停止した状態
における駆動体Dと抵抗支持体Cとの状態を図3(A)
に示す。ここでは、駆動体Dは、車輪20とする。そし
て、左右の駆動体D,Dの接地点をそれぞれQ1,Q2
とし、抵抗杆12の接地点をPとすると、接地点Q1 ,
Q2 ,Pは二等辺三角形を構成し、三点支持にて安定し
た停止状態となる。
って耕耘機を幅(左右)方向に傾斜状態に支持すること
について説明する。まず、耕耘機が普通に停止した状態
における駆動体Dと抵抗支持体Cとの状態を図3(A)
に示す。ここでは、駆動体Dは、車輪20とする。そし
て、左右の駆動体D,Dの接地点をそれぞれQ1,Q2
とし、抵抗杆12の接地点をPとすると、接地点Q1 ,
Q2 ,Pは二等辺三角形を構成し、三点支持にて安定し
た停止状態となる。
【0030】次に、耕耘機を幅(左右)方向に傾けて、
図3(B)に示すように、片方の駆動体Dを地面より離
し、接地側の駆動体D,サポート杆6及び耕耘機のフレ
ーム2の前方部分にて耕耘機の左右方向に傾いた状態に
て維持する。このとき、接地側の駆動体Dの接地点Q1
は、新たな接地点Q1'に移動する。これは、車輪20の
車幅による接地点の移動が生ずるためである。
図3(B)に示すように、片方の駆動体Dを地面より離
し、接地側の駆動体D,サポート杆6及び耕耘機のフレ
ーム2の前方部分にて耕耘機の左右方向に傾いた状態に
て維持する。このとき、接地側の駆動体Dの接地点Q1
は、新たな接地点Q1'に移動する。これは、車輪20の
車幅による接地点の移動が生ずるためである。
【0031】そして、サポート杆6の接地点S1 とする
と、新たな三点支持は、接地点Q1',P,S1 となり、
耕耘機を傾けたときに、耕耘機の重心Gはその接地点Q
1',P,S1 の構成する三角形内に位置させることで、
安定性を確保することができ、車輪20或いは耕耘体2
1を着脱,交換する等の作業を安全性を確保しつつ行う
ことができる〔図2(A)及び(B)参照〕。
と、新たな三点支持は、接地点Q1',P,S1 となり、
耕耘機を傾けたときに、耕耘機の重心Gはその接地点Q
1',P,S1 の構成する三角形内に位置させることで、
安定性を確保することができ、車輪20或いは耕耘体2
1を着脱,交換する等の作業を安全性を確保しつつ行う
ことができる〔図2(A)及び(B)参照〕。
【0032】次に、耕耘機の抵抗支持体C,駆動体D及
び握手部5aによって耕耘機を幅(左右)方向傾斜状態
に支持することについて説明する。まず、耕耘機を駆動
体Dの両車輪20,20及び抵抗支持体Cにて支持した
状態は、図12(A)に示している。そして、耕耘機に
対して、操作ハンドル5を低い位置となるように設定
し、次いで耕耘機を幅(左右)方向に傾けて、図12
(B)に示すように、片方の駆動体Dを地面より離し、
接地側の駆動体D,抵抗支持体Cの抵抗杆12,操作ハ
ンドル5の傾斜下側の握手部5aにて耕耘機を傾斜状態
に維持する。
び握手部5aによって耕耘機を幅(左右)方向傾斜状態
に支持することについて説明する。まず、耕耘機を駆動
体Dの両車輪20,20及び抵抗支持体Cにて支持した
状態は、図12(A)に示している。そして、耕耘機に
対して、操作ハンドル5を低い位置となるように設定
し、次いで耕耘機を幅(左右)方向に傾けて、図12
(B)に示すように、片方の駆動体Dを地面より離し、
接地側の駆動体D,抵抗支持体Cの抵抗杆12,操作ハ
ンドル5の傾斜下側の握手部5aにて耕耘機を傾斜状態
に維持する。
【0033】このとき、抵抗杆12の接地点Pは移動し
ないが、接地側の駆動体Dの接地点Q1 は、前述したよ
うに新たな接地点Q1'に移動し、握手部5aの接地点S
2 とすると、新たな三点支持は、接地点Q1',P,S2
となり、耕耘機はその重心Gを前記接地点Q1',P,S
2 の構成する三角形内に位置させることで、安定性を確
保することができ、車輪20或いは耕耘体21を着脱,
交換する等の作業を安全性を確保しつつ行うことができ
る〔図11(A)及び(B)参照〕。
ないが、接地側の駆動体Dの接地点Q1 は、前述したよ
うに新たな接地点Q1'に移動し、握手部5aの接地点S
2 とすると、新たな三点支持は、接地点Q1',P,S2
となり、耕耘機はその重心Gを前記接地点Q1',P,S
2 の構成する三角形内に位置させることで、安定性を確
保することができ、車輪20或いは耕耘体21を着脱,
交換する等の作業を安全性を確保しつつ行うことができ
る〔図11(A)及び(B)参照〕。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明では、耕耘機を横に傾け
たときに、傾けた下方位置側に突出可能なサポート杆6
を備えたサポート部材Bと、前記耕耘機の前方箇所と、
前記耕耘機の駆動軸4に装着した駆動体Dを傾けた下方
側部位とで前記耕耘機を三点支持してなる耕耘機におけ
るスタンド装置としたことにより、特に、耕耘機の車輪
又は耕耘部等の駆動体Dの交換作業が簡易且つ迅速にで
き、作業の安全性を向上させることができる。
たときに、傾けた下方位置側に突出可能なサポート杆6
を備えたサポート部材Bと、前記耕耘機の前方箇所と、
前記耕耘機の駆動軸4に装着した駆動体Dを傾けた下方
側部位とで前記耕耘機を三点支持してなる耕耘機におけ
るスタンド装置としたことにより、特に、耕耘機の車輪
又は耕耘部等の駆動体Dの交換作業が簡易且つ迅速にで
き、作業の安全性を向上させることができる。
【0035】従来にては、耕耘機の駆動体Dを作業状況
に応じて、所望のものに交換するために耕耘機を横方向
(幅方向)に任意に傾斜させた状態を安定した状態で維
持することは、到底できなかった。この点につき、本発
明では、サポート部材Bを耕耘機に装着した以外では、
駆動体Dと耕耘機の前方箇所のみで、他にはなんら装着
することなく、耕耘機を横方向(幅方向)に傾けた下方
位置側に突出可能としたサポート杆6を有するサポート
部材Bを備えたのみのものであり、耕耘機を三点で支持
することができ、極めて安定した作業用スタンドとして
提供することができる。
に応じて、所望のものに交換するために耕耘機を横方向
(幅方向)に任意に傾斜させた状態を安定した状態で維
持することは、到底できなかった。この点につき、本発
明では、サポート部材Bを耕耘機に装着した以外では、
駆動体Dと耕耘機の前方箇所のみで、他にはなんら装着
することなく、耕耘機を横方向(幅方向)に傾けた下方
位置側に突出可能としたサポート杆6を有するサポート
部材Bを備えたのみのものであり、耕耘機を三点で支持
することができ、極めて安定した作業用スタンドとして
提供することができる。
【0036】また、請求項2の発明は、耕耘機におい
て、駆動軸4に装着した駆動体Dと、耕耘機の横方向に
突出可能なサポート杆6を備えたサポート部材Bと、耕
耘機の前方箇所とで前記耕耘機を三点支持してなる耕耘
機におけるスタンド装置としたことにより、耕耘機の接
地側と反対側の駆動体Dの交換作業を簡易且つ迅速に行
うことができ、さらに作業時の安全性を向上させること
ができる。
て、駆動軸4に装着した駆動体Dと、耕耘機の横方向に
突出可能なサポート杆6を備えたサポート部材Bと、耕
耘機の前方箇所とで前記耕耘機を三点支持してなる耕耘
機におけるスタンド装置としたことにより、耕耘機の接
地側と反対側の駆動体Dの交換作業を簡易且つ迅速に行
うことができ、さらに作業時の安全性を向上させること
ができる。
【0037】上記効果を詳述すると、耕耘機は、その前
方箇所と駆動体Dとサポート部材Bにより耕耘機を横方
向(幅方向)に傾斜状態に支持して、駆動体Dの交換,
装着作業を行うものである。そして、耕耘機を傾けたと
きには耕耘機の前方箇所,駆動体D,サポート部材Bの
みで三点支持を得ることができ、これらによって、安定
性のあるスタンドとすることができる。
方箇所と駆動体Dとサポート部材Bにより耕耘機を横方
向(幅方向)に傾斜状態に支持して、駆動体Dの交換,
装着作業を行うものである。そして、耕耘機を傾けたと
きには耕耘機の前方箇所,駆動体D,サポート部材Bの
みで三点支持を得ることができ、これらによって、安定
性のあるスタンドとすることができる。
【0038】これは、サポート部材Bのみを、耕耘機に
予め装着したものであるために、従来のように別の支持
具等を持ち歩く必要がない。そして、サポート部材B以
外の部材を新たに装着するものでなく、耕耘機の前方箇
所及び駆動体Dのみにて、耕耘機の横方向(幅方向)に
おける安定した傾斜状態を得ることができ、作業員は、
両手を作業に使用することができるために安全性を確保
することができ、作業効率が向上する。
予め装着したものであるために、従来のように別の支持
具等を持ち歩く必要がない。そして、サポート部材B以
外の部材を新たに装着するものでなく、耕耘機の前方箇
所及び駆動体Dのみにて、耕耘機の横方向(幅方向)に
おける安定した傾斜状態を得ることができ、作業員は、
両手を作業に使用することができるために安全性を確保
することができ、作業効率が向上する。
【0039】次に、請求項3の発明は、耕耘機を横に傾
けたときに、耕耘機後部に設けた抵抗支持体Cと、前記
耕耘機の駆動軸4に装着した駆動体Dを傾けた下方側部
位と、耕耘機後方に突出する操作ハンドル5の傾斜下側
の握手部5aとで前記耕耘機を三点支持してなる耕耘機
におけるスタンド装置としたことにより、特に耕耘機の
車輪又は耕耘部等の駆動体Dの交換作業が簡易且つ迅速
にでき、作業の安全性を向上させることができる。
けたときに、耕耘機後部に設けた抵抗支持体Cと、前記
耕耘機の駆動軸4に装着した駆動体Dを傾けた下方側部
位と、耕耘機後方に突出する操作ハンドル5の傾斜下側
の握手部5aとで前記耕耘機を三点支持してなる耕耘機
におけるスタンド装置としたことにより、特に耕耘機の
車輪又は耕耘部等の駆動体Dの交換作業が簡易且つ迅速
にでき、作業の安全性を向上させることができる。
【0040】前述したように、従来では、耕耘機の駆動
体Dを作業状況に応じて、所望のものに交換するために
耕耘機を横方向(幅方向)に任意に傾斜させた状態にす
ることが困難であった。本発明では、操作ハンドル5の
握手部5a,抵抗支持体C,駆動体Dにて耕耘機を横方
向(幅方向)に傾斜させた状態で三点支持することがで
き、極めて安定した作業用スタンドとして提供すること
ができる。
体Dを作業状況に応じて、所望のものに交換するために
耕耘機を横方向(幅方向)に任意に傾斜させた状態にす
ることが困難であった。本発明では、操作ハンドル5の
握手部5a,抵抗支持体C,駆動体Dにて耕耘機を横方
向(幅方向)に傾斜させた状態で三点支持することがで
き、極めて安定した作業用スタンドとして提供すること
ができる。
【0041】次に、請求項4の発明は、耕耘機におい
て、耕耘機後部に設けた抵抗支持体Cと、前記耕耘機の
駆動軸4に装着した駆動体Dを傾けた下方側部位と、耕
耘機後方に突出する操作ハンドル5の耕耘機を横方向に
傾けたときの傾斜下側の握手部5aとで前記耕耘機を三
点支持してなる耕耘機におけるスタンド装置としたこと
により、耕耘機の駆動体Dの交換作業を簡易且つ迅速に
行うことができ、さらに作業時の安全性を向上させるこ
とができる。
て、耕耘機後部に設けた抵抗支持体Cと、前記耕耘機の
駆動軸4に装着した駆動体Dを傾けた下方側部位と、耕
耘機後方に突出する操作ハンドル5の耕耘機を横方向に
傾けたときの傾斜下側の握手部5aとで前記耕耘機を三
点支持してなる耕耘機におけるスタンド装置としたこと
により、耕耘機の駆動体Dの交換作業を簡易且つ迅速に
行うことができ、さらに作業時の安全性を向上させるこ
とができる。
【0042】上記効果を詳述すると、耕耘機は、抵抗支
持体C,駆動体D及び耕耘機を横方向(幅方向)に傾け
たときの傾斜下側に位置する握手部5aにより、耕耘機
を横方向(幅方向)に傾斜状態に支持して、接地側と反
対側の駆動体Dの交換,装着作業を行うものである。そ
して、耕耘機を傾けたときには駆動体D,抵抗支持体C
及び操作ハンドル5の握手部5aのみで三点支持を得る
ことができ、これらによって、安定性のあるスタンドと
することができる。
持体C,駆動体D及び耕耘機を横方向(幅方向)に傾け
たときの傾斜下側に位置する握手部5aにより、耕耘機
を横方向(幅方向)に傾斜状態に支持して、接地側と反
対側の駆動体Dの交換,装着作業を行うものである。そ
して、耕耘機を傾けたときには駆動体D,抵抗支持体C
及び操作ハンドル5の握手部5aのみで三点支持を得る
ことができ、これらによって、安定性のあるスタンドと
することができる。
【0043】これら駆動体D,抵抗支持体C及び操作ハ
ンドル5の握手部5a等は、耕耘機に予め装着されたも
ののみであるために、従来のように特別の支持具等を装
着したり、持ち歩く必要がなく耕耘機の前方箇所及び駆
動体Dのみにて、耕耘機の横方向(幅方向)における安
定した傾斜状態を得ることができ、作業員は、両手を作
業に使用することができるために安全性を確保すること
ができ、作業効率が向上する。
ンドル5の握手部5a等は、耕耘機に予め装着されたも
ののみであるために、従来のように特別の支持具等を装
着したり、持ち歩く必要がなく耕耘機の前方箇所及び駆
動体Dのみにて、耕耘機の横方向(幅方向)における安
定した傾斜状態を得ることができ、作業員は、両手を作
業に使用することができるために安全性を確保すること
ができ、作業効率が向上する。
【図1】耕耘機を幅方向に傾斜させてサポート部材,駆
動体及び耕耘機の前方箇所にて三点支持した状態を耕耘
機の後部より見た斜視図
動体及び耕耘機の前方箇所にて三点支持した状態を耕耘
機の後部より見た斜視図
【図2】(A)は耕耘機を幅方向に傾斜させてサポート
部材,駆動体(車輪)及び耕耘機の前方箇所にて三点支
持した状態を耕耘機の後部より見た作用図 (B)は耕耘機を幅方向に傾斜させてサポート部材,駆
動体(耕耘体)及び耕耘機の前方箇所にて三点支持した
状態を耕耘機の後部より見た作用図
部材,駆動体(車輪)及び耕耘機の前方箇所にて三点支
持した状態を耕耘機の後部より見た作用図 (B)は耕耘機を幅方向に傾斜させてサポート部材,駆
動体(耕耘体)及び耕耘機の前方箇所にて三点支持した
状態を耕耘機の後部より見た作用図
【図3】(A)は左右の駆動体及び抵抗支持体により三
点支持されている状態を示す略示図 (B)はサポート部材,駆動体及び耕耘機の前方箇所に
より支持されている状態を示す略示図
点支持されている状態を示す略示図 (B)はサポート部材,駆動体及び耕耘機の前方箇所に
より支持されている状態を示す略示図
【図4】(A)はサポート部材及び抵抗支持体を装着し
た耕耘機の側面図 (B)は走行時におけるサポート杆の取付状態を示す要
部側面図
た耕耘機の側面図 (B)は走行時におけるサポート杆の取付状態を示す要
部側面図
【図5】連結部材にサポート部材及び抵抗支持体とを装
着した状態を示す斜視図
着した状態を示す斜視図
【図6】連結部材にサポート部材及び抵抗支持体とを装
着した状態を示す一部断面にした側面図
着した状態を示す一部断面にした側面図
【図7】(A)はサポート杆,サポート杆基部及びサポ
ート杆支持材とを示す斜視図 (B)はサポート杆支持材,サポート杆基部及びサポー
ト杆を上方より見た状態の一部断面にした平面図
ート杆支持材とを示す斜視図 (B)はサポート杆支持材,サポート杆基部及びサポー
ト杆を上方より見た状態の一部断面にした平面図
【図8】(A)はサポート杆の上部水平状杆部及び傾斜
杆部における軸方向の伸縮構造を示す一部断面にした側
面図 (B)はサポート杆の上部水平状杆部における軸方向の
伸縮構造を示す一部断面にした側面図
杆部における軸方向の伸縮構造を示す一部断面にした側
面図 (B)はサポート杆の上部水平状杆部における軸方向の
伸縮構造を示す一部断面にした側面図
【図9】サポート部材と抵抗支持体との別の形態を示す
斜視図
斜視図
【図10】耕耘機を幅方向に傾斜させて抵抗支持体,駆
動体及び操作ハンドルの一方の握手部にて三点支持した
状態を耕耘機の後部より見た斜視図
動体及び操作ハンドルの一方の握手部にて三点支持した
状態を耕耘機の後部より見た斜視図
【図11】(A)は耕耘機を幅方向に傾斜させて抵抗支
持体,駆動体(車輪)及び操作ハンドルの一方の握手部
にて三点支持した状態を耕耘機の後部より見た作用図 (B)は耕耘機を幅方向に傾斜させて抵抗支持体,駆動
体(耕耘体)及び操作ハンドルの一方の握手部にて三点
支持した状態を耕耘機の後部より見た作用図
持体,駆動体(車輪)及び操作ハンドルの一方の握手部
にて三点支持した状態を耕耘機の後部より見た作用図 (B)は耕耘機を幅方向に傾斜させて抵抗支持体,駆動
体(耕耘体)及び操作ハンドルの一方の握手部にて三点
支持した状態を耕耘機の後部より見た作用図
【図12】(A)は左右の駆動体及び抵抗支持体により
三点支持されている状態を示す略示図 (B)は抵抗支持体,駆動体及び操作ハンドルの一方の
握手部により支持されている状態を示す略示図
三点支持されている状態を示す略示図 (B)は抵抗支持体,駆動体及び操作ハンドルの一方の
握手部により支持されている状態を示す略示図
【図13】従来技術によって耕耘機を幅方向に傾斜した
状態を示す略示図
状態を示す略示図
B…サポート部材 C…抵抗支持体 4…駆動軸 5…操作ハンドル 5a…握手部 6…サポート杆 D…駆動体
Claims (4)
- 【請求項1】 耕耘機を横に傾けたときに、傾けた下方
位置側に突出可能なサポート杆を備えたサポート部材
と、前記耕耘機の前方箇所と、前記耕耘機の駆動軸に装
着した駆動体を傾けた下方側部位とで前記耕耘機を三点
支持してなることを特徴とした耕耘機におけるスタンド
装置。 - 【請求項2】 耕耘機において、駆動軸に装着した駆動
体と、耕耘機の横方向に突出可能なサポート杆を備えた
サポート部材と、耕耘機の前方箇所とで前記耕耘機を三
点支持してなることを特徴とした耕耘機におけるスタン
ド装置。 - 【請求項3】 耕耘機を横に傾けたときに、耕耘機後部
に設けた抵抗支持体と、前記耕耘機の駆動軸に装着した
駆動体を傾けた下方側部位と、耕耘機後方に突出する操
作ハンドルの傾斜下側の握手部とで前記耕耘機を三点支
持してなることを特徴とした耕耘機におけるスタンド装
置。 - 【請求項4】 耕耘機において、耕耘機後部に設けた抵
抗支持体と、前記耕耘機の駆動軸に装着した駆動体を傾
けた下方側部位と、耕耘機後方に突出する操作ハンドル
の耕耘機を横方向に傾けたときの傾斜下側の握手部とで
前記耕耘機を三点支持してなることを特徴とした耕耘機
におけるスタンド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15447196A JPH103A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 耕耘機におけるスタンド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15447196A JPH103A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 耕耘機におけるスタンド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103A true JPH103A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15584983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15447196A Pending JPH103A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 耕耘機におけるスタンド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH103A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019058154A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 株式会社クボタ | 移動体 |
JP2019058153A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 株式会社クボタ | 移動体 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15447196A patent/JPH103A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019058154A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 株式会社クボタ | 移動体 |
JP2019058153A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 株式会社クボタ | 移動体 |
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