JP2000125607A - 耕耘機における作業機交換方法 - Google Patents

耕耘機における作業機交換方法

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JP2000125607A
JP2000125607A JP10295486A JP29548698A JP2000125607A JP 2000125607 A JP2000125607 A JP 2000125607A JP 10295486 A JP10295486 A JP 10295486A JP 29548698 A JP29548698 A JP 29548698A JP 2000125607 A JP2000125607 A JP 2000125607A
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machine
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Shigeki Sano
茂樹 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業機の交換作業における作業性を向上さ
せ、過つ、作業効率を高めることを可能にする耕耘機に
おける作業機交換方法を提供すること。 【解決手段】 耕耘機の前部に支持部材を配置し、該支
持部材の何れか一方に支持部を取り付け、その状態で耕
耘機を前方であって上記支持部が取り付けられている側
の反対側に傾け、それによって、支持部が取り付けられ
ている側の作業機を浮上させて交換するようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、耕耘機の作業機
(ここでいう作業機とは、耕耘作用をなす作業機や移動
用の車輪等を含んだ概念である)交換方法に係り、特
に、少ない労力で且つ高い安全性の下で、所望の交換作
業を行うことができるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】耕耘機の場合には、エンジンによって回
転される耕耘軸の左右両側には、それぞれ耕耘用の作業
機が着脱可能に取り付けられている。これらの作業機は
作業の種類によって異なっており、又、耕耘機を移動さ
せる場合には、耕耘用の作業機ではなく移動用の車輪を
取り付けることになる。したがって、その目的に応じ
て、作業機や車輪の交換作業を行う必要がある。
【0003】この種の耕耘機において、作業機や車輪を
交換する場合には、次のような手順で行っていた。ま
ず、左右何れかの作業機を交換できるように浮上させる
べく、耕耘機を後方であって左右の何れかの側に傾け
る。そして、作業員がその状態を片方の手によって保持
し、残りの片方の手を利用して浮上した作業機を耕耘軸
から取り外す。次に、新たに取り付けたい作業機や車輪
を耕耘軸に取付・固定する。これで、片側の作業機の交
換作業は終了する。
【0004】次に、残りの作業機の交換を行うべく、耕
耘機を反対側に傾ける。これによって、残りの作業機が
浮上することになる。後は、上記したと同様の作業を行
うことにより、作業機の交換を行う。これで、左右両側
の作業機の交換が終了したことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、交換作業が極めて煩
雑であって、作業に多くの労力と長い時間を要してしま
うという問題があった。これは、耕耘機を傾斜させてそ
の状態を作業員が片側の手で保持し、その状態で残りの
片側の手によって交換作業を行わなければならないから
である。特に、耕耘機が使用される田畑の場合には、耕
耘機が設置される地面に多くの凹凸があると共に柔らか
い状態になっており、極めて不安定な状態にあり、よっ
て、上記したような煩雑な作業を益々困難なものとして
いた。
【0006】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、作業機の交換作業にお
ける作業性を向上させ、過つ、作業効率を高めることを
可能にする耕耘機における作業機交換方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による耕耘機における作業機交換方
法は、耕耘機の前部に支持部材を配置し、該支持部材の
何れか一方に支持部を取り付け、その状態で耕耘機を前
方であって上記支持部が取り付けられている側の反対側
に傾け、それによって、支持部が取り付けられている側
の作業機を浮上させて交換するようにしたことを特徴と
するものである。又、請求項2による耕耘機における作
業機交換方法は、請求項1記載の耕耘機における作業機
交換方法において、上記支持部は上記支持部材の何れか
一方に着脱可能に取り付けられる錘であることを特徴と
するものである。又、請求項3による耕耘機における作
業機交換方法は、請求項1記載の耕耘機における作業機
交換方法において、上記支持部は上記支持部材の何れか
一方に着脱可能に取り付けられ、下端に埋没規制部材を
備えると共に上記支持部材と直交する方向に伸縮する伸
縮機構であることを特徴とするものである。又、請求項
4による耕耘機における作業機交換方法は、請求項1記
載の耕耘機における作業機交換方法において、上記支持
部は上記支持部材の何れか一方に着脱可能に取り付けら
れたリング状部材であることを特徴とするものである。
又、請求項5による耕耘機における作業機交換方法は、
請求項1〜請求項4の何れかに記載の耕耘機における作
業機交換方法において、上記支持部材において支持部が
取り付けられている側の反対側に支持部材に沿って伸縮
する伸縮機構を取り付けたことを特徴とするものであ
る。又、請求項6による耕耘機における作業機交換方法
は、耕耘機の前部に支持部材を回動可能に配置し、該支
持部材の何れか一方が下方に位置するようにこれを回動
させた状態とし、その状態で耕耘機を前方であって上記
支持部材の何れか他方側に傾け、それによって、支持部
材の何れか一方側に取り付けられている作業機を浮上さ
せて交換するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項7による耕耘機における作業機交換方法は、
耕耘機の後部に作業機交換スタンドを取り付け、その状
態で耕耘機を後方に傾けると共に上記作業機交換スタン
ド側に傾け、それによって、上記作業機交換スタンドが
取り付けられている側の反対側の作業機を浮上させて交
換するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】すなわち、本願発明による耕耘機における
作業機交換方法の場合には、まず、耕耘機の前部に支持
部材を取り付ける。そして、この支持部材の左右何れか
一方(耕耘機を傾ける方向によって使い分ける)に支持
部を取り付ける。その状態で、耕耘機を前方であって上
記支持部が取り付けられている側の反対側に傾ける。そ
れによって、支持部が取り付けられている側の作業機が
浮上した状態となり、該作業機の交換が可能となる。
又、反対側の作業機を交換したい場合には、支持部を反
対側に取り付けて耕耘機を反対側に傾ければ良い。上記
支持部としては、錘、伸縮自在な伸縮機構、リング状の
支持部等、様々な構成が考えられる。又、支持部材にお
いて、上記のような支持部を取り付けた側の反対側に伸
縮機構を取り付けることが考えられる。又、本願発明の
別の作業機交換方法の場合には、耕耘機の前部に支持部
材を回動可能に取り付ける。そして、交換したい作業機
が取り付けられている側が下方に位置するように支持部
材を回動させる。これによって、下方に位置した支持部
材の端が別途支持部を取り付けた場合と同様の機能をな
すものである。又、本願発明の別の作業機交換方法の場
合には、耕耘機の後部に作業機交換スタンドを取り付
け、その状態で耕耘機を後方に傾けると共に上記作業機
交換スタンド側に傾け、それによって、上記作業機交換
スタンドが取り付けられている側の反対側の作業機を浮
上させて交換するようにすることが考えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図8を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形
態による作業機交換方法を実施する際に使用する作業機
交換用治具を示す正面図である。まず、治具本体1があ
り、この治具本体1は中空状をなしていて、その横断面
形状は六角形をなしている。又、治具本体1の下端部に
は、横方向に張り出した支持部材3が取り付けられてい
る。
【0010】上記治具本体1には、伸縮棒部材5が摺動
可能に取り付けられている。この伸縮棒部材5は、上記
治具本体1と同様に中空状をなしていて、その横断面形
状は六角形をなしている。又、伸縮棒部材5の外径は治
具本体1の内径に対して僅かに小さなものとなってい
て、治具本体1内に摺動可能に嵌合されている。
【0011】又、上記治具本体1の外側からは固定用ネ
ジ部材7が螺合されている。よって、伸縮棒部材5を適
宜伸縮させた状態で、固定用ネジ部材7を締め付けるこ
とにより、作業機交換用治具全体の長さ(L)を所望の
長さに設定することができる。尚、図1は作業機交換用
治具の長さ(L)を比較的長く設定した状態を示してお
り、これに対して、図2は作業機交換用治具の長さ
(L)を比較的短く設定した状態を示している。
【0012】上記伸縮棒部材5の先端には、略「へ」字
状をなした係合用部材9が取り付けられている。この係
合用部材9は、例えば、図3に示すように、耕耘機11
側の係合凹部13内に差し込まれて係合するものであ
り、それによって、作業機交換用治具が耕耘機11側に
取り付けられることになる。
【0013】ところで、上記耕耘機11であるが、これ
は概略次のような構成になっている。まず、耕耘機本体
15があり、この耕耘機本体15の前部にはエンジン1
7が搭載されている。このエンジン17の回転はプーリ
・ベルト等から構成された回転伝達機構19を介して、
耕耘機本体15の後部に取り付けられた耕耘軸21に伝
達される。この耕耘軸21の左右両側には、適宜の作業
機23がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。よっ
て、エンジン17が回転することにより、耕耘軸21を
介して一対の作業機23、23が回転することになる。
【0014】又、耕耘機本体15には、操作ハンドル2
5が取り付けられている。この操作ハンドル25は、左
右一対の操作杆27、29を備えている。これら一対の
操作杆27、29には作業者31(図6に示す)が左右
の手で把持するための把持部33、35が設けられてい
る。又、耕耘機本体15の後部には、支持部材37が取
り付けられている。
【0015】以上の構成をもとにその作用を説明する。
まず、耕耘機11を後方からみて右側の作業機23を取
り外して別の図示しない作業機を取り付ける場合につい
て説明する。この場合には、図3に示すように、作業機
交換用治具を適当な長さに調整する。この調整は、固定
用ネジ部材7を緩めて伸縮棒部材5を適宜伸縮させ、そ
の状態で緩めた固定用ネジ部材7を締め付ければ良い。
【0016】次に、図3に示すように、作業機交換用治
具の係合用部材9の何れかの端を、耕耘機11側の係合
凹部13内に差し込んで係合させる。これによって、作
業機交換用治具が耕耘機11に取り付けられたことにな
る。次に、図3に示すように、耕耘機11を後方であっ
て作業機交換用治具の方向に傾ける。それによって、耕
耘機11は後方であって作業機交換用治具の方向に傾い
た状態となり、且つ、その状態が作業機交換用治具と支
持部材37と反対側の作業機23とによって三点支持さ
れることになる。それと同時に、交換の対象となってい
る作業機23が浮上した状態となる。
【0017】次に、図4に示すように、交換の対象とな
っている作業機23を耕耘軸21より離脱させる。そし
て、そこに図示しない別の作業機を取付・固定するもの
である。又、図5に示すように、反対側の作業機23を
交換する場合には、作業機交換用治具を耕耘機11の反
対側に取り付ける。後は、既に述べた作業と同様の作業
を行うことにより、図示しない別の作業機と交換するこ
とになる。
【0018】次に、図6乃至図8を参照して、車輪4
1、41を交換する場合を例に挙げて説明する。尚、前
述したように、本願発明における作業機には、このよう
な車輪41等も含まれている。すなわち、耕耘機11を
別の場所に移動させる場合には、通常、作業機23の代
わりに車輪41、41を取り付ける。そして、これら一
対の車輪41、41を介して、耕耘機11を別の場所に
移動させるものである。そして、その交換作業(この場
合には通常作業機23と交換することになる)は、既に
説明した作業機23の交換作業と同じであり、図5及び
図6に示すように、作業機交換用治具を耕耘機11に取
り付けて、耕耘機11全体を後方であって作業機交換用
治具の方向に傾ける。
【0019】それによって、片側の車輪41が浮上した
状態となり、その状態で、図6に示すように、浮上して
いる車輪41を耕耘軸21から取り外すものである。車
輪41を取り外した後は、例えば、作業機23を取り付
けることになる。又、反対側の車輪41についても同様
であり、図8に示すように、作業機交換用治具を耕耘機
の反対側に取り付けて、耕耘機11を反対側に傾ける。
それによって、反対側の車輪41を浮上させて、既に説
明した作業と同様の作業を行う。
【0020】以上この実施の形態によると次のような効
果を奏することができる。まず、耕耘用の作業機23や
移動用の車輪41の交換作業における作業性が大幅に向
上し、且つ、作業時における安全性が向上したものであ
る。すなわち、図1及び図2に示す作業機交換用治具を
適当な長さに調整し、その係合用部材9の何れか適当な
端を耕耘機11側の凹部13内に係合させるだけで、作
業機交換用治具を耕耘機11に取り付けることができ、
後は、耕耘機11を後方であって作業機交換用治具が取
り付けられている側に傾けるだけで、交換対象になって
いる作業機23を浮上させて交換作業を行うことができ
るからである。又、その傾けた状態は、支持部材37と
作業機交換用治具と交換対象になっていない作業機23
との三点によって安定した状態で支持されることになる
ので、作業中に耕耘機11の安定性が損なわれることも
ない。又、作業機交換用治具は、その長さを自由に調整
することができるので、作業場所の環境、耕耘機11の
大きさ、係合凹部13の位置等によって、適切な長さに
調整して所望の交換作業を行うことができる。又、作業
機交換用治具においては、治具本体1に横方向に張り出
した支持部材3が突設されているので、作業機交換用治
具の下端が地中に不用意に埋没して安定性を損なうよう
なこともない。
【0021】次に、図9乃至図12を参照して、本発明
の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態
の場合には、前記第1の実施の形態の場合における作業
機交換用治具とは異なるタイプの作業機交換用治具を使
用した例を示すものである。まず、その作業機交換用治
具の構成から説明する。耕耘機の11の耕耘機本体15
の前部には、支持部51が突設されている。作業機交換
用治具は、この支持部51の内側に取り付けられてい
る。
【0022】まず、横方向に延長した状態で取り付けら
れた支持部材53があり、この支持部材53の左右の何
れか一方には、支持部としてのウェイト55が着脱可能
に取り付けられている。このウェイト55は、上端に取
付部57を備えていて、該取付部57に支持部材53を
通し、固定用ネジ部材59によって固定されている。
又、ウェイト55には貫通孔55aが形成されている。
尚、図11に示すように、ウェイト55を左右の何れに
取り付けるかは、耕耘機11をどちら側に傾けるかによ
って異なる。
【0023】後は、図12に示すように、耕耘機11を
前方であって、ウェイト55が取り付けられている側の
反対側に傾ける。それによって、耕耘機11は、ウェイ
ト55と支持部材53のウェイト55が取り付けられて
いない側の端と交換対象になっていない作業機23の三
つによって支持された状態となり、その結果、ウェイト
55を取り付けた側の反対側の作業機23が浮上するこ
とになる。後は、この浮上した作業機23を交換すれば
よい。
【0024】又、反対側の作業機23を交換する場合に
は、ウェイト55を支持部材53の反対側に取り付け
て、耕耘機11を図12に示す状態の反対側に傾ければ
良い。それによって、反対側の作業機23が浮上するこ
とになり、交換作業が可能となる。
【0025】以上この第2の実施の形態によると、前記
第1の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏するこ
とができる。又、耕耘機を前方に傾けるようにしている
ので、より安定した状態で交換作業を行うことができる
と共に、エンジン17にとっても好都合であり、例え
ば、「プラグがかぶる」といった事態の発生を防止する
ことができる。又、作業機交換用治具自体の構成も極め
て簡単である。
【0026】次に、図13乃至図17を参照して本発明
の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態
の場合には、前記第2の実施の形態におけるウェイト5
5の代わりに別の構成の支持部61を取り付けたもので
ある。この支持部61は、図16に示すように、支持部
本体63を備えていて、この支持部本体63は中空状を
なしていて、その横断面形状は六角形をなしている。こ
の支持部本体63の下方には伸縮棒部材65が摺動可能
に取り付けられている。この伸縮棒部材65も中空状を
なしていて、その横断面形状は六角形となっている。
【0027】又、上記伸縮棒部材65の外径は、支持部
本体63の内径に対して僅かに小さなものとなってい
て、支持部本体63内を摺動可能な構成になっている。
又、伸縮棒部材65側には複数個の貫通孔67が形成さ
れており、又、支持部本体63側には1個の貫通孔69
が形成されている。上記貫通孔67は、反対側にも形成
されている。又、上記貫通孔69も反対側に形成されて
いる。そして、伸縮棒部材65側の任意の貫通孔67を
選択して貫通孔69側に一致させ、そこに、連結用ピン
71を通す。そして、固定ピン73によってその抜けを
防止する。これによって、伸縮棒部材65を適当量だけ
伸張させた状態で支持部本体63に固定することがで
き、支持部61全体としての長さを決定することができ
る。又、上記支持部本体63には、取付部75が取り付
けられている。この取付部75を支持部材53に通し、
固定用ネジ部材77を締め付けることにより固定する。
【0028】後は、前記第2の実施の形態の場合と同様
の作用によって作業機23の交換を行うものである。
尚、耕耘機11を傾けた状態を図17に示す。したがっ
て、前記第2の実施の形態の場合と同様の効果を奏する
ことができ、又、伸縮棒部材65の下端に取付られてい
る埋没規制部材としての鍔部材79が効果的に機能し
て、地中への埋没を防止することができ、交換作業時の
安定性を向上させることができる。
【0029】次に、図18及び図19を参照して本発明
の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態
においては、リング状の支持部81を使用した例を示す
と共に、反対側に伸縮棒部材91を取り付けた例を示す
ものである。上記伸縮部材91は、支持部材53の外側
に移動可能に被冠されていて、固定用ネジ部材93によ
って適宜の位置に固定されるものである。そして、この
ような構成において、耕耘機11を傾けた状態を図19
に示す。
【0030】次に、図20を参照して本発明の第5の実
施の形態を説明する。この場合には、耕耘機11の前部
に、支持部材101を中間位置を中心にして図中矢印で
示す方向に回動自在であって任意の位置に回動・固定可
能に取り付ける。尚、支持部材101を回動させる場合
には、固定用ネジ部材103を緩め、その回動位置に固
定する場合には、固定用ネジ部材103を締め付けるも
のである。そして、上記支持部材101を交換したい作
業機23が取り付けられている側が下方に位置するよう
に回動させて固定する。その状態で、前方であって高く
なった側に耕耘機11を傾ける。それによって、支持部
材101の端であって下方に位置する側の作業機23が
浮上することになり、作業機の交換が可能になる。そし
て、反対側の作業機23を交換したい場合には、支持部
材101を逆向きに回動させて固定して同様の作業を行
えば良い。このような構成とすることにより、単に、支
持部材101を回動・固定可能に取り付けるだけでよ
く、別途支持部を設ける必要がなくなるものである。よ
って、作業機交換用治具の構成をより簡略化させること
ができるとともに、支持部の着脱作業がなくなるので、
作業効率をさらに向上させることができる。又、上記支
持部材101の両端に埋没規制部材としての、例えば、
板材等を取り付けることが考えられる。
【0031】尚、本発明は前記第1乃至第5の実施の形
態に限定されるものではない。まず、前記第4の実施の
形態においては、リング状の支持部81と伸縮棒部材9
1とを組み合わせるようにしたが、この伸縮棒部材91
と第2の実施の形態におけるウェイト55の組み合わ
せ、伸縮棒部材91と前記第3の実施の形態における支
持部61とを組み合わせることも考えられる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による耕耘機
における作業機交換方法によると、極めて使い易い作業
機交換用治具を使用することにより、作業機の交換作業
における作業性を大幅に向上させることができ、且つ、
作業時における安全性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換作業に使用する作業機交換用治具の伸張時の正面図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換作業に使用する作業機交換用治具の収縮時の状態を
示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
耕耘機の後方からみて示す背面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
耕耘機の後方からみて示す背面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
耕耘機の後方からみて示す背面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
側方からみて示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
耕耘機の後方からみて示す背面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
耕耘機の後方からみて示す背面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す図で、作業機
交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子を
示す側面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子
を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す図で、図9
のXI−XI矢視図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を取り付けた耕耘機を前方であって斜め方
向に傾けた状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子
を示す側面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子
を示す斜視図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態を示す図で、図1
3のXV−XV矢視図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具に使用されている支持部の構成を示す正面
図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子
を示しており、耕耘機を前方であって斜めの方向に傾け
た状態を示す斜視図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子
を示す斜視図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機の作業機を交換する様子
を示していて、耕耘機を前方であって斜め方向に傾けた
状態を示す斜視図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態を示す図で、作業
機交換用治具を使用して耕耘機作業機を交換する様子を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 治具本体 3 支持部材 5 伸縮棒部材 7 固定用ネジ部材 9 係合用部材 11 耕耘機 13 耕耘機側の凹部 15 耕耘機本体 17 エンジン 19 回転伝達機構 21 耕耘軸 23 作業機 25 操作ハンドル 31 作業者 41 車輪 51 支持部 53 支持部材 55 支持部としてのウェイト 57 取付部 59 固定用ネジ部材 61 支持部 79 埋没規制部材としての鍔部材 81 リング状の支持部 101 支持部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕耘機の前部に支持部材を配置し、該支
    持部材の何れか一方に支持部を取り付け、その状態で耕
    耘機を前方であって上記支持部が取り付けられている側
    の反対側に傾け、それによって、支持部が取り付けられ
    ている側の作業機を浮上させて交換するようにしたこと
    を特徴とする耕耘機における作業機交換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の耕耘機における作業機交
    換方法において、 上記支持部は上記支持部材の何れか一方に着脱可能に取
    り付けられる錘であることを特徴とする耕耘機における
    作業機交換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の耕耘機における作業機交
    換方法において、 上記支持部は上記支持部材の何れか一方に着脱可能に取
    り付けられ、下端に埋没規制部材を備えると共に上記支
    持部材と直交する方向に伸縮する伸縮機構であることを
    特徴とする耕耘機における作業機交換方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の耕耘機における作業機交
    換方法において、 上記支持部は上記支持部材の何れか一方に着脱可能に取
    り付けられたリング状部材であることを特徴とする耕耘
    機における作業機交換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の耕
    耘機における作業機交換方法において、 上記支持部材において支持部が取り付けられている側の
    反対側に支持部材に沿って伸縮する伸縮機構を取り付け
    たことを特徴とする耕耘機における作業機交換方法。
  6. 【請求項6】 耕耘機の前部に支持部材を回動可能に配
    置し、該支持部材の何れか一方が下方に位置するように
    これを回動させた状態とし、その状態で耕耘機を前方で
    あって上記支持部材の何れか他方側に傾け、それによっ
    て、支持部材の何れか一方側に取り付けられている作業
    機を浮上させて交換するようにしたことを特徴とする耕
    耘機における作業機交換方法。
  7. 【請求項7】 耕耘機の後部に作業機交換スタンドを取
    り付け、その状態で耕耘機を後方に傾けると共に上記作
    業機交換スタンド側に傾け、それによって、上記作業機
    交換スタンドが取り付けられている側の反対側の作業機
    を浮上させて交換するようにしたことを特徴とする耕耘
    機における作業機交換方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014030414A (ja) * 2012-07-31 2014-02-20 Tomabechi Giken Kogyo:Kk トラクタに連結する長径根菜類の部分深耕ロータリ装置
JP5893202B1 (ja) * 2015-04-22 2016-03-23 悟 高良 農機具の積み降ろし構造

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JP2014030414A (ja) * 2012-07-31 2014-02-20 Tomabechi Giken Kogyo:Kk トラクタに連結する長径根菜類の部分深耕ロータリ装置
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