JP3035398U - 耕耘機におけるバランス制御装置 - Google Patents

耕耘機におけるバランス制御装置

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JP3035398U JP1996006952U JP695296U JP3035398U JP 3035398 U JP3035398 U JP 3035398U JP 1996006952 U JP1996006952 U JP 1996006952U JP 695296 U JP695296 U JP 695296U JP 3035398 U JP3035398 U JP 3035398U
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茂樹 佐野
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茂樹 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耕耘機の初期重心位置をさらに下げて、より
一層、安定した状態で走行且つ操作すること。 【解決手段】 耕耘機の重心G0 の位置よりも下方で且
つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイト6を設ける
こと。耕耘機の幅方向における左右両側箇所に位置する
ようにサイドバランスウエイト12,12を設けるこ
と。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、耕耘機の初期重心の位置をさらに下げて、より一層、安定した状態 で走行且つ操作することができる耕耘機におけるバランス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、耕耘機(ロータリー式も含む)等の農業用作業機の動力伝動ケース の左右両側より突出する耕耘軸にはその種々の作業状況に応じて車輪,耕耘機刃 を複数備えた耕耘作業体等の走行用或いは耕耘作業用のアタッチメントを装着し ている。
【0003】 そのために、耕耘機の重心の位置は、種々のアタッチメントを装着するごとに 変動することがあり、場合によっては、耕耘機の初期の重心の位置から新たな重 心位置が耕耘機の上方に移動して、その操作が不安定となることがある。また、 初期の重心の位置であっても、その耕耘機を使用する作業員にとっては、必ずし も適応することができるとは限らない。
【0004】 その耕耘機にて耕耘作業を行うについて、耕耘面が凹凸している場合や傾斜し ている場合には、耕耘機が幅方向の左右いずれかに傾くことがある。そのために 耕耘機の操作中に耕耘機が不安定となり、運転しにくくなり、また、最悪の場合 には耕耘機が転倒することになり、作業員にとっても極めて危険である。
【0005】 さらに、耕地が傾斜地である場合には、その傾斜した面に沿って横方向に移動 する場合には、耕耘機は常時左右方向に傾いた状態で移動しなければならない。 そのために、作業員はその耕耘機を傾いた状態で運転しなければならず,そのバ ランスの取り方が困難となり、或いは転倒し、作業員にとって危険な状態となる ことがある。
【0006】 ところが、一般に耕耘機自体にはそのような種々の悪条件に対するバランスを 考慮した装置は付属していないことが多い。そのために、耕耘機のバランスは作 業員の操作技術に全て頼ることとなり、作業員は熟練した運転技術が必要となる が、多くの作業員はそのような運転技術が伴わないために耕耘機を操作するには 平坦状の平地のみでしか十分に操作することができないものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、一般の耕耘機にはバランス装置が装着されていないために、 耕地が凹凸が多い悪路であったり、傾斜面とした耕地である場合には、運転が極 めて困難であり、耕耘機の水平を保つことが極めて難しくなり、熟練した作業員 でない者にとっては運転することが困難であるし、さらに、またその運転を一般 の作業員が行うと耕耘機が傾いて操縦不能となり、最悪の場合には耕耘機が転倒 し、それによって作業員が負傷したりすることもありうる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、考案者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本考案を、 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイト を設け、耕耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイドバランス ウエイトを設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、耕耘 機による耕耘作業を極めて安定した状態とすることができ、操縦性を著しく向上 させ、ひいては安全性を確保することができ、上記課題を解決するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に示すよう に、エンジン1がフレーム2上に搭載されている。そのエンジン1からの駆動は 、プーリー,ベルト,チェーン等の機構を内装した動力伝動ケース3の伝達機構 を介してフレーム2より下方位置の駆動軸4を駆動している。該耕耘軸4には、 耕耘作業体25が設けられている(図1参照)。
【0010】 該耕耘作業体25は、耕耘筒25aの周囲に耕耘刃25b,25b,…が設け られたものである。その耕耘機の後部端には、牽引部18が設けられている。ま た、牽引部18からアタッチメント装着部19が設けられ、該アタッチメント装 着部19には、例えば抵抗杆20等が装着されている(図1参照)。そのアタッ チメント装着部19には水平軸19aが設けられ、前記抵抗杆20は、その水平 軸19aの軸方向に沿って前後方向に移動且つ適宜に固定可能に設けられる。
【0011】 さらに、耕耘機の一実施形態として、一輪管理機としたタイプも存在する。該 タイプでは、ロータリー駆動体21を耕耘機の牽引部18に連結する(図37参 照)。そのロータリー駆動体21により耕耘作業を行う場合には、ロータリー駆 動体21に前記耕耘作業体25を設けている。そして、耕耘機側の動力伝動ケー ス3の駆動軸4には、一本の車輪が装着されている。
【0012】 その操作ハンドル5は、動力伝動ケース3の略頂部箇所から後方上向きに傾斜 し、複数段階に昇降角度調節可能に設けられ、その昇降角度は、作業員の背丈や 作業状況に合わせて所望の位置で固定自在に設けられている。さらに、操作ハン ドル5には複数のタイプが存在するが、その具体的なものとしては二本のハンド ル杆が動力伝動ケース3上部箇所より耕耘機後方に向かって構成されたものであ る(図1参照)。
【0013】 次に、耕耘機に装着するバランス制御装置について述べる。先ず、バランス制 御装置の構成は、主に、センターウエイト6とウエイト装着体Aとサイドバラン スウエイト装置B等からなる。そのセンターウエイト6がフレーム2にウエイト 装着体Aを介して耕耘機の幅方向に装着される。そして、センターウエイト6は 、耕耘機の初期の重心G0 の位置よりも下方となるように、フレーム2に設けら れ、さらに、前記センターウエイト6に加えてサイドバランスウエイト装置Bが 前記フレーム2等に装着される。
【0014】 さらに、センターウエイト6及びサイドバランスウエイト装置Bは、耕耘機の 前方側にのみ装着される場合(図1参照)と、耕耘機の後方側にのみ装着される 場合(図21参照)とがある。さらに、センターウエイト6及びサイドバランス ウエイト装置Bが耕耘機の前後両方に装着される場合もある(図26参照)。
【0015】 そして、センターウエイト6及びサイドバランスウエイト装置Bを装着しない 場合の耕耘機の重心G0 とし、これにセンターウエイト6のみを設けた場合には 、前記重心G0 よりも低い重心G1 となり〔図6(A)参照〕、また、サイドバ ランスウエイト装置Bのみを設けた場合には、重心G0 よりも低い重心G2 とな る。そして、耕耘機にセンターウエイト6及びサイドバランスウエイト装置Bを 装着した総合的な重心を重心G12とする〔図6(B)参照〕。
【0016】 まず、耕耘機の前方側にセンターウエイト6及びサイドバランスウエイト装置 Bを装着する実施形態について述べる。その耕耘機のフレーム2の構造の一例を 示すと、図4(B)に示すように、耕耘機の幅方向において、左右対称のフレー ム材2a,2aから構成され、該フレーム材2a,2aは、断面が略L字形状を なしている。
【0017】 そして、それぞれのフレーム材2a,2aが、逆L字形状を構成するように、 左右対象的に配置されている。そして、フレーム材2a,2aの間に、ウエイト 装着体Aが設けられる。該ウエイト装着体Aは、前記両フレーム材2a,2a間 にボルト等の固着具にて固定されたり、或いはフレーム材2a,2aの対向する 面側に突出条2a1 ,2a1 が形成され、該突出条2a1 ,2a1 により、ウエ イト装着体Aがフレーム材2a,2a間に固定される。
【0018】 そのセンターウエイト6は、図4(A)及び図5(B),(C)に示すように 、ウエイト本体6aの上面に着脱用係止部6bが形成され、該着脱用係止部6b を前記ウエイト装着体Aに着脱自在としたものである。その着脱用係止部6bは 略軸杆状をなしている。そのウエイト装着体Aは、図4(A),(B)に示すよ うに、筺体部7の長手方向に沿ってセンターウエイト用被装着孔8aが形成され 、該センターウエイト用被装着孔8aに前記軸杆状としたセンターウエイト6の 着脱用係止部6bが挿入して着脱自在なる構造となっている。
【0019】 また、ウエイト本体6aには端部支持孔6cが形成され、ウエイト装着体Aの 筺体部7の外方下面にはウエイト支持杆9が形成され、該ウエイト支持杆9がセ ンターウエイト6の端部支持孔6cに挿入し、そのセンターウエイト6をウエイ ト装着体Aに固定支持するものである〔図4(A)参照〕。
【0020】 また、センターウエイト6の別の装着手段の実施形態としては、図18(A) に示すように、フレーム材2a,2aの対向する面側に突出条2a1 ,2a1 が 形成されており、センターウエイト6には、図18(B)に示すように、前記突 出条2a1 ,2a1 に対応する溝条6d,6dが形成され、該溝条6d,6dに フレーム材2a,2aの突出条2a1 ,2a1 が挿入しつつ、センターウエイト 6がフレーム材2a,2aに装着するものである。或いは、フレーム材2a,2 aに、センターウエイト6がボルト等の固着具にて固定されている。
【0021】 ここで、センターウエイト6の幅方向寸法と動力伝動ケース3の幅方向寸法と の関係について述べる。そのセンターウエイト6の幅方向の寸法は、動力伝動ケ ース3の幅方向寸法と同等か、略同等とされている。具体的には、図7に示すよ うに、動力伝動ケース3の幅方向寸法をW3 とし、センターウエイト6の幅方向 寸法をW6 とするならば、W6 ≦W3 となる関係とする。
【0022】 そして、動力伝動ケース3を挟んで、両側耕耘作業体25,25の最も接近し て対向する耕耘刃25b,25bの先端同士の間隔をLとすると、その耕耘刃2 5b,25bの先端箇所にクリアランスt,tが存在し、該クリアランスt,t により、耕耘刃25b,25bは、動力伝動ケース3に接触しない。それゆえに 、耕耘刃25b,25bの先端とセンターウエイト6との間にも少なくともクリ アランスt,tが存在し、耕耘刃25b,25b先端がセンターウエイト6にも 接触しないこととなる(図7参照)。
【0023】 次に、動力伝動ケース3に装着した耕耘作業体25の耕耘刃25b,25b, …の回転軌跡に沿って、センターウエイト6に切除部6eが形成されることもあ る。具体的には、図19に示すように、回転する耕耘刃25b,25b,…の戦 端箇所がセンターウエイト6に接触しないように円弧面状〔図20(A)参照〕 、又は傾斜面状〔図20(B)参照〕となる切除部6eが形成される。
【0024】 さらに、そのセンターウエイト6には、前記耕耘刃25b,25b,…の回転 軌跡に沿って凹み面部6e1 ,6e1 を形成したタイプも存在している〔図20 (C)参照〕。該凹み面部6e1 ,6e1 は、センターウエイト6に切除した部 分を形成するものではなく、図20(D)に示すように、センターウエイト6の 幅方向両面の一部を凹ませるように形成し、耕耘刃25b,25b,…の先端と 接触しないようにしたものである。
【0025】 次に、サイドバランスウエイト装置Bは、下向き腕状支持杆11は、腕状支持 杆本体11aの軸方向上端に水平摺動部材11bを設け、該水平摺動部材11b を介して、下向き腕状支持杆11が水平支持杆10の軸方向に沿って移動且つ適 宜の箇所にて固定可能なる構造としている。その、水平支持杆10には、耕耘機 への装着構造として、水平支持杆固定軸13が設けられている。該水平支持杆固 定軸13は、前記ウエイト装着体Aの筺体部7に形成されたサイドバランスウエ イト装置用装着孔8bに挿入するものである〔図4(A)参照〕。
【0026】 その下向き腕状支持杆11,11の下端にサイドバランスウエイト12,12 が設けられている。また、水平支持杆10に対して、下向き腕状支持杆11,1 1を一体的に形成することもあり、両下向き腕状支持杆11,11は水平支持杆 10に対して固定状態としたものである(図23参照)。また、サイドバランス ウエイト12,12は、下向き腕状支持杆11,11を介さないで、水平支持杆 10に直接、装着することもある〔図15(A)参照〕。
【0027】 また、水平支持杆固定軸13は、図11に示すように、水平支持杆10に対し て垂下状に形成されることもある。そして、ウエイト装着体Aでは、筺体部7の サイドバランスウエイト装置用装着孔8bが垂直状に形成され、前記水平支持杆 固定軸13は、サイドバランスウエイト装置用装着孔8bに、略垂直方向に装着 する構造である。
【0028】 また、その水平支持杆10には前記水平支持杆固定軸13を設けないタイプも 存在する。このタイプでは、水平支持杆10に挟持固定用部14が形成されてい る。該挟持固定用部14は、図13(B)に示すように、固定挟持板14a及び 該固定挟持板14aとは別部材からなる自由挟持板14bから構成されている。
【0029】 そして、図13(B)に示すように、固定挟持板14aが水平支持杆10に固 着されている。そして、図12,図13(A)に示すように、固定挟持板14a と自由挟持板14bをボルト・ナット等の固着具を使用して、耕耘機前方のガー ドフレーム部材2bに挟持して、サイドバランスウエイト装置Bを耕耘機に装着 する。さらに、水平支持杆10は、図15(A),(B)及び図16に示すよう に、フレーム2上にボルト,ナットにて直接、固着されることもある。
【0030】 次に、センターウエイト6とサイドバランスウエイト装置Bとを一体的に構成 したタイプが存在する。このタイプでは、図17(A),(B)に示すように、 センターウエイト6の幅方向両側より水平支持杆10,10が設けられ、両水平 支持杆10,10にサイドバランスウエイト12,12がそれぞれ設けられてい る。
【0031】 次に、センターウエイト6及びサイドバランスウエイト装置Bを、図21に示 すように、耕耘機の後部側に設けることについて述べる。先ず、耕耘機の後部側 に、センターウエイト6を装着する構造としては、図22,図23等に示すよう に、動力伝動ケース3の後部にセンターウエイト支持軸15が設けられている。 また、後部側のセンターウエイト6には、図24(A),(B)に示すように、 支持管6fが形成され、該支持管6fにセンターウエイト支持軸15が挿入する ものである。
【0032】 そのセンターウエイト6にも、図27(A)に示すように、耕耘刃25b,2 5b,…の回転軌跡に沿って幅方向両面に凹み面部6e1 ,6e1 が形成される こともあり、動力伝動ケース3の後方側での耕耘刃25b,25b,…先端の接 触を防止する。その凹み面部6e1 ,6e1 の形状は、図27(B)に示すよう に、円弧状としたり、図27(C)に示すように、多角形状としている。
【0033】 次に、サイドバランスウエイト装置Bは、図22,図23等に示すように、ア タッチメント装着部19の水平軸19aに装着する。サイドバランスウエイト装 置Bは、その水平軸19aの長手方向に沿って適宜の位置に固定することができ る。
【0034】 さらに、サイドバランスウエイト装置Bは、サイドバランス制御部16が装着 され、図29に示すように、その操作杆16bにて操作する構造としたものがあ る。そのサイドバランス制御部16は、制御部16aと操作杆16bとからなり 、図30(A)に示すように、制御部16aと操作杆16bとは一体的なる構成 である。その制御部16aは、図31(A),(B)に示すように、平面的に見 て略フォーク形状をなしている。そして、制御部16aと操作杆16bとがベー ス16c上にて軸支部16dを中心として水平面上を回動する。
【0035】 また、上記サイドバランス制御部16に対応する、水平支持杆10は、図30 (B)及び図31(A),(B)に示すように、可動水平支持杆部10aと固定 水平支持枠10bとから構成され、固定水平支持枠10b内を可動水平支持杆部 10aが軸方向に摺動する。その固定水平支持枠10bはアタッチメント装着部 19の水平軸19aに固定される〔図30(B),図31(A)参照〕。
【0036】 その固定水平支持枠10bには、図31(A),(B)に示すように、開口部 10b1 が形成され、その開口部10b1 より可動水平支持杆部10aに設けた 被制御部10cが突出し、該被制御部10cが前記略フォーク形状をした制御部 16aに挟まれている。そして、サイドバランス制御部16の操作杆16bを左 右方向に振ることのよって、制御部16aが可動水平支持杆部10aの被制御部 10cを移動させ、これによって可動水平支持杆部10aが固定水平支持枠10 bに対して摺動し、サイドバランスウエイト装置Bのバランスウエイト12,1 2の位置を調整することができる。
【0037】 次に、耕耘機の後部側に設けるサイドバランスウエイト装置Bの別の実施形態 としては、図32(B)に示すように、サイドバランスウエイト12,12の代 わりにウエイト袋材28が搭載されるタイプのものである。該実施形態は、図3 2(A)に示すように、二つの面板状金属板からなる支持部材26a,26aが 左右対称的な略三角山形状からなる搭載部26が設けられたものである。搭載部 26の両支持部材26a,26aの間には搭載部固定部材26bが形成され、該 搭載部固定部材26bを前記アタッチメント装着部19に装着することができる ものである。その支持部材26a,26aには多数の貫通孔26a1 ,26a1 ,…が形成されることもある。
【0038】 そして、該搭載部26は、耕耘機の左右両側で、且つ耕耘機の重心G0 の位置 より下方となるように配置される構造となる。そして、搭載部26の両支持部材 26a,26aには、図32(B)に示すように、ウエイト袋材28がそれぞれ 搭載されるようになっており、該ウエイト袋材28が前記サイドバランスウエイ ト12,12の役目をなすものである。
【0039】 そのサイドバランスウエイト装置Bの搭載部の別の実施形態としては、図33 に示すように、金属製の軸状部材が適宜に屈曲されて三角山形状に形成され、軸 杆状の両支持部材27a,27aのそれぞれの下端にフック27c,27cが形 成されている。両支持部材27a,27a間には搭載部固定部材27bが形成さ れている。
【0040】 その各フック27c,27cには、固定用バンド29が結び付け易い構造とさ れており、図33,図34(A)に示すように、フォーク形状をなしていたり、 或いは図34(B)に示すように、略C字形状に屈曲形成されたもの等が存在し ている。そのフック27c,27cに固定用バンド29によりウエイト袋材28 が搭載部27に固定される構造となっている。該固定用バンド29は、種々存在 し、具体的に示すと、紐,ゴム,バネバンド,チェーンバンド及びワイヤーバン ド等が存在する。
【0041】 次に、サイドバランスウエイト装置Bについて、図35(A),(B)に示す ように、耕耘機の重心G0 の位置よりも下方で且つ、耕耘機の幅方向における左 右方向の何れかの一方側に位置するようにサイドバランスウエイト12を設ける こともある。具体的には、サイドバランスウエイト装置Bにおいて、水平支持杆 10の軸方向の一方側にのみサイドバランスウエイト12を装着するものである 。これは、図35(B)に示すように、水平支持杆10の軸方向両方に装着した サイドバランスウエイト12,12の一方を、他方側に移動させることでも良い 。また、水平支持杆10の軸方向両方に装着したサイドバランスウエイト12, 12において、一方側を外すことで、他方側のみを重くするような構成にするこ ともある。このようにすることで、平坦面状の耕地では、耕耘機を幅方向に角度 θ0 に傾斜させながら、耕耘作業を行うことができる。これは、たとえば、木の 根が地中に広がっているとき等に、その根を切断しないようにすることができる 〔図36(A)参照〕。また、角度θ2 に傾斜した耕地においても、上記のサイ ドバランスウエイト装置Bを装着した耕耘機を使用することで、適正に対応でき る耕耘作業ができる。このときも耕耘機は、サイドバランスウエイト12側に角 度θ1 に傾斜する。
【0042】 また、耕耘機の重心G0 の位置よりも下方で且つ、耕耘機の幅方向における左 右側に、左右側の重さが異なるサイドバランスウエイト12,12が設けられる こともある。即ち、図29の鎖線では、左側のサイドバランスウエイト12を大 きくし、右側は、小さいもの(図29の実線位置)としておくことで、あたかも 、水平支持杆10の軸方向両方に装着したサイドバランスウエイト12,12の 一方を、他方側に移動させると同様な構成にできる。
【0043】 サイドバランスウエイト装置Bのサイドバランスウエイト12は、種々のタイ プが存在する。図28(A)に示すものでは、円筒形状としたサイドバランスウ エイト12に複数の線状の平坦面が形成されている。図28(B),(C)に示 すものでは、ウエイト本体12aにゴム,スポンジ,合成樹脂等からなる被覆材 12bが巻きつけられたものである。図28(D)に示すものでは、サイドバラ ンスウエイト12を円板状としたものである。図28(E)に示すものでは、サ イドバランスウエイト12を腕状支持杆11の下端に設けた軸12cにコイルバ ネ12dを介して弾性的に取付けられ、サイドバランスウエイト12に発生した 衝撃荷重等をコイルバネ12dにて吸収可能に設けられている。
【0044】
【作用】
まず、耕耘機が比較的凹凸の激しい耕地を耕耘作業を行いながら走行する場合 について、バランス装置の働きを述べると、サイドバランスウエイト12,12 は、耕耘機の左右両側で均等となるようにし配置されている。そして、仮に耕耘 機が、図8に示すように、耕耘機が幅方向に傾いたときにバランス装置の水平支 持杆10も軸方向に傾斜することとなる。
【0045】 そこで、センターウエイト6及びサイドバランスウエイト装置Bによってなる 耕耘機の重心G12からの仮想鉛直線をPし、該仮想鉛直線Pからそれぞれ反対側 にあるサイドバランスウエイト12,12までの水平距離をL1 ,L2 とすると 、図9(A)に示すように、L2 >L1 となる。
【0046】 そして、水平支持杆10は、両下向き腕状支持杆11,11を介して両サイド バランスウエイト12,12による互いに反対方向に回転しようとするモーメン トM1 ,M2 がかかることとなる。ここで、両サイドバランスウエイト12,1 2の重量をそれぞれW,Wとすると、図9(B)に示すように、水平支持杆10 の左側においてはM1 =W×L1 となり、水平支持杆10の右側においてはM2 =W×L2 となる。
【0047】 そして、水平支持杆10において、前述したように仮想鉛直線Pからの水平距 離はL2 >L1 なる関係であるから、前記両モーメントは、M2 >M1 なる関係 となり、この結果、(M2 −M1 )なるモーメントが水平支持杆10を時計回り 方向の回転力が作用する。
【0048】 これによって、左に傾いた水平支持杆10は、重心G0 の位置を略中心として 時計回りに回転し水平支持杆10は旧位(水平状)に復元するように作用する。 図14(A),(B)のタイプのサイドバランスウエイト装置Bについても上記 と同様である。耕耘機の後方側に装着したサイドバランスウエイト装置B〔図2 5(A),(B)参照〕の作用についても上記と同様である。
【0049】 また、上記の状態とは反対側に耕耘機が傾いた場合でも同様である。仮想鉛直 線Pからのサイドバランスウエイト12,12の水平距離L1 ,L2 は、L1 > L2 なる関係となり、両モーメントはM1 >M2 となり、水平支持杆10には反 時計回りの回転力が作用し、右側に傾いた水平支持杆10は水平状態になろうと し、これによって右側に傾いた耕耘機は水平方向に復元する。さらに、耕耘機の 前後方向の傾きに対する復元は、耕耘機の左右両側におけるそれぞれの前方側の サイドバランスウエイト12と後方側のサイドバランスウエイト12が行うこと となる。さらに、耕耘機の前後方向の傾きに対する良好なる復元は、耕耘機の左 右両側におけるそれぞれの前方側のサイドバランスウエイト12,センターウエ イト6と、後方側のサイドバランスウエイト12,センターウエイト6が行うこ ととなるものである。
【0050】
【考案の効果】
請求項1の考案においては、耕耘機の重心G0 の位置よりも下方で且つ、耕耘 機の幅方向中央にセンターウエイト6を設け、耕耘機の幅方向における左右両側 箇所に位置するようにサイドバランスウエイト12,12を設けてなる耕耘機に おけるバランス制御装置としたことにより、先ず第1に耕耘機の耕耘作業におけ る操縦性を向上させることができ、極めて有用であり、第2にその構造を極めて 簡単にすることができる。
【0051】 上記効果を詳述するとセンターウエイト6により、耕耘機の重心位置を下げる とともに、サイドバランスウエイト12,12により、モーメントが働き左右方 向における復元性を確保することができる。即ち、センターウエイト6,両サイ ドバランスウエイト12,12は、耕耘機の重心G0 の位置よりも低い位置に新 たなる重心G12を得ることができる。
【0052】 そこで、、耕耘機が凹凸の激しい耕地の耕耘作業を行う場合に、凹凸等にはま りこんで耕耘機が幅方向の左右いずれかに傾いたときには、両サイドバランスウ エイト12,12の重心G12との水平方向距離が変化し、傾斜上方側のサイドバ ランスウエイト12と重心G12との水平方向距離が傾斜下方側のサイドバランス ウエイト12と重心G12との水平方向距離よりも大きくなる。
【0053】 それゆえに、耕耘機の傾き側と反対方向へのモーメントが作用するようになり 、耕耘機の安定性を確保することができる〔図9(A),(B)等参照〕。この ように、耕耘機は、センターウエイト6,サイドバランスウエイト12,12と が相乗的に働き、新たなる重心G12は、初期の重心G0 よりも低くなり、極めて 安定した操作性を有することができる。
【0054】 次に、請求項2の考案は、請求項1において、前記センターウエイト6は、耕 耘機の前方に設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、耕 耘機前方箇所の安定性を確保できるととに、耕耘機の後方側には何らの装置も装 着することがない。
【0055】 次に、請求項3の考案は、請求項1において、前記サイドバランスウエイト1 2,12は、耕耘機の前方に設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置とした ことにより、耕耘機の前方箇所にサイドバランスウエイト12,12を装着して いるので、請求項2の効果と同様に耕耘機の後部を簡略にすることができる。
【0056】 次に、請求項4の考案は、請求項1において、前記サイドバランスウエイト1 2,12は、耕耘機の前方及び後方にそれぞれ設けてなる耕耘機におけるバラン ス制御装置としたことにより、耕耘機の前,後方箇所をより一層、安定させるこ とができ、特に、耕耘機の上方に種々のアタッチメントを装着する場合において 重心位置が高くなることを防止することができる。
【0057】 次に、請求項5の考案は、請求項1において、前記センターウエイト6は耕耘 機の後方に設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、耕耘 機の後方側の安定性を確保できる。
【0058】 次に、請求項6の考案は、請求項1において、前記サイドバランスウエイト1 2,12は、耕耘機の後方に設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置とした ことにより、請求項5の効果と同様に耕耘機の後方側の安定を確保できる。
【0059】 次に、請求項7の考案は、請求項1において、前記センターウエイト6は耕耘 機の前方及び後方にそれぞれ設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置とした ことにより、耕耘機の前方及び後方箇所の両側において安定させることができる 。
【0060】 次に、請求項8の考案は、請求項4において、前記センターウエイト6は耕耘 機の前方及び後方にそれぞれ設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置とした ことにより、耕耘機の前後方向の傾きに対する復元は、前方のセンターウエイト 6と、後方のサイドバランスウエイト12とで、耕耘機の前,後方箇所をより安 定させ、且つ耕耘機の左右両側におけるそれぞれの前方側のサイドバランスウエ イト12と後方側のサイドバランスウエイト12とで、より一層安定させること ができる利点がある。
【0061】 次に、請求項9の考案は、請求項5において、前記サイドバランスウエイト1 2,12は、耕耘機の後方に設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置とした ことにより、耕耘機の後方側にセンターウエイト6,サイドバランスウエイト1 2,12を設けていることで、耕耘機の後方側を安定させることができる。
【0062】 次に、請求項10の考案は、請求項1において、前記サイドバランスウエイト 12,12は、耕耘機幅方向の左右側に延在する水平支持杆10の両側に設けて なる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、サイドバランスウエイ ト装置Bの構造をより一層簡略にすることができる。
【0063】 次に、請求項11の考案は、請求項10において、前記サイドバランスウエイ ト12,12は、前記水平支持杆10の軸方向に沿って移動可能としてなる耕耘 機におけるバランス制御装置としたことにより、耕耘機の幅方向における左右の バランスを適宜に変化させることができ、これによって傾斜した耕地の作業等に 好適となる。
【0064】 次に、請求項12の考案は、請求項10において、前記水平支持杆10は軸方 向に移動自在としてなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、水 平支持杆10にサイドバランスウエイト12,12を固着した状態で、耕耘機の 左右のバランスを簡単に変更させることができる。
【0065】 次に、請求項13の考案は、請求項12において、前記水平支持杆10は、耕 耘機に対して略水平方向に回動自在とした操作杆16bにて操作してなる耕耘機 におけるバランス制御装置としたことにより、該操作杆16bのみを操作するこ とで、簡易且つ迅速に耕耘機のサイドバランスウエイト装置Bにおける左右のバ ランスを変化させることができる。
【0066】 次に、請求項14の考案は、請求項1において、前記センターウエイト6は、 耕耘機に対して着脱自在としてなる耕耘機におけるバランス制御装置としたこと により、耕耘機にアタッチメント等を装着しない場合には、センターウエイト6 を外しておくことで収納,管理を容易できる。
【0067】 次に、請求項15の考案は、請求項1において、前記センターウエイト6は、 耕耘機の動力伝動ケース3の幅方向と略同等幅としてなる耕耘機におけるバラン ス制御装置としたことにより、耕耘作業体25の耕耘刃25b,25b,…がセ ンターウエイト6に不用意に接触することを防止することができる。
【0068】 次に、請求項16の考案は、請求項14において、前記耕耘機前方箇所にウエ イト装着体Aを設け、前記センターウエイト6にはウエイト本体6aに着脱用係 止部6bを形成し、該着脱用係止部6bが前記ウエイト装着体Aに着脱自在とし てなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、センターウエイト6 の着脱作業が簡単にできる。
【0069】 次に、請求項17の考案は、請求項10において、前記サイドバランスウエイ ト12,12は、前記水平支持杆10に下向き腕状支持杆11,11を介して設 けた耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、水平支持杆10の位置 より腕状支持杆11,11を介してサイドバランスウエイト12,12の位置を 下げて使用することができる。
【0070】 次に、請求項18の考案は、請求項1において、前記耕耘機後方のサイドバラ ンスウエイト装置Bは、重量物を内装したウエイト袋材28を載置可能とした搭 載部26を配置してなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、サ イドバランスウエイト装置Bのウエイト重量を簡単に調整することができる。即 ち、耕耘機の左右方向両側で且つ重心G0 の位置よりも低い位置にて重量物を内 装したウエイト袋材28を載置可能とした搭載部26としたことにより、極めて 簡易なるバランス装置とすることができる。即ち、ウエイト袋材28は、請求項 1におけるサイドバランスウエイト12,12の役目をなす。
【0071】 そして、そのウエイト袋材28は、内部の重量物としては水,砂等であり、こ れらを適正な分量にて入れることで重量を適宜に調整することができるものであ り、それゆえに、所望のウエイトにすることができる。さらに、搭載部26にお いて、搭載するウエイト袋材28の重量を互いに異なるようにしておくことで、 耕耘機の左右方向の重量バランスを適宜に調整することができ、傾斜状の耕地を 水平方向に移動して耕耘作業を行う場合に極めて好適である。
【0072】 次に、請求項19の考案は、耕耘機の重心G0 の位置よりも下方で且つ、耕耘 機の幅方向における左右方向の何れかの一方側に位置するようにサイドバランス ウエイト12を設けてなる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、 傾斜した耕地等に、耕耘機を配置した場合に、傾斜上方側のみにサイドバランス ウエイト12を装着することで、耕耘機を幅方向の支持を安定させることができ る。
【0073】 次に、請求項20の考案は、耕耘機の重心G0 の位置よりも下方で且つ、耕耘 機の幅方向における左右側に重さが異なるサイドバランスウエイト12を設けて なる耕耘機におけるバランス制御装置としたことにより、傾斜した耕地等に、耕 耘機を配置した場合に、傾斜した耕地等において、傾斜上方側を重くしたサイド バランスウエイト12を装着することで、耕耘機を幅方向の支持を安定させるこ とができ、請求項19の考案と同様なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘機の前方箇所にセンターウエイト,サイド
バランスウエイト装置を設けた実施形態の側面図
【図2】耕耘機の前方箇所にセンターウエイト,サイド
バランスウエイト装置を設けた実施形態の正面図
【図3】耕耘機の前方箇所にセンターウエイト,サイド
バランスウエイト装置を設けた実施形態の要部側面図
【図4】(A)は耕耘機の前方箇所にセンターウエイ
ト,サイドバランスウエイト装置を設けた実施形態の要
部縦断側面図 (B)はフレーム材にウエイト装着体を固着した状態の
斜視図
【図5】(A)はサイドバランスウエイト装置の斜視図 (B)はセンターウエイトの斜視図 (C)は別のタイプのセンターウエイトの斜視図
【図6】(A)は耕耘機にセンターウエイトのみを装着
したときの重心の位置を示す正面図 (B)は耕耘機にセンターウエイト及びサイドバランス
ウエイト装置を装着したときの重心の位置を示す正面図
【図7】センターウエイトの幅を動力伝動ケースの幅に
等しくした状態を示す正面略示図
【図8】耕耘機が幅方向に傾いた状態を示す作用図
【図9】(A)はサイドバランスウエイト装置が傾いた
状態の作用図 (B)はサイドバランスウエイト装置が水平に復元した
状態の作用図
【図10】(A)はセンターウエイト及びサイドバラン
スウエイト装置の別のタイプの装着構造の要部斜視図 (B)はセンターウエイト及びサイドバランスウエイト
装置の別のタイプの装着構造の要部縦断側面図
【図11】センターウエイト及びサイドバランスウエイ
ト装置の別のタイプの斜視図
【図12】サイドバランスウエイト装置を耕耘機のガー
ドフレーム部材に装着するタイプの要部側面図
【図13】(A)はサイドバランスウエイト装置を耕耘
機のガードフレーム部材に装着するタイプの要部斜視図 (B)はサイドバランスウエイト装置の斜視図
【図14】(A)はサイドバランスウエイト装置が傾い
た状態の作用図 (B)はサイドバランスウエイト装置が水平に復元した
状態の作用図
【図15】(A)はサイドバランスウエイト装置をフレ
ームに装着した斜視図 (B)はサイドバランスウエイト装置をフレームに装着
した要部側面図
【図16】サイドバランスウエイト装置をフレームに装
着した要部正面図
【図17】(A)はセンターウエイトとサイドバランス
ウエイト装置とを一体構造としたタイプの斜視図 (B)はセンターウエイトとサイドバランスウエイト装
置とを一体構造としたタイプの縦断正面図
【図18】(A)は突出条を形成したフレーム材の斜視
図 (B)は溝条を形成したセンターウエイトの斜視図
【図19】切除部を形成したセンターウエイトを装着し
た実施形態の縦断側面図
【図20】(A)は切除部を形成したセンターウエイト
の斜視図 (B)は切除部を形成した別の形状のセンターウエイト
の斜視図 (C)は凹み面部を形成したセンターウエイトの斜視図 (D)は凹み面部を形成したセンターウエイトの要部断
面図
【図21】耕耘機の後方箇所にセンターウエイト,サイ
ドバランスウエイト装置を設けた実施形態の側面図
【図22】耕耘機の後方箇所にセンターウエイト,サイ
ドバランスウエイト装置を設けた実施形態の要部側面図
【図23】耕耘機の後方箇所にセンターウエイト,サイ
ドバランスウエイト装置を設けた実施形態の要部斜視図
【図24】(A)は動力伝動ケースの後部にセンターウ
エイトを装着した斜視図 (B)は動力伝動ケースの後部センターウエイト支持軸
と後部側のセンターウエイトの斜視図
【図25】(A)は後方側のサイドバランスウエイト装
置が傾いた状態の作用図 (B)は後方側のサイドバランスウエイト装置が水平に
復元した状態の作用図
【図26】耕耘機の前方及び後方箇所にセンターウエイ
ト,サイドバランスウエイト装置を設けた実施形態の側
面図
【図27】(A)は凹み面部を形成した後方側のセンタ
ーウエイトを装着した耕耘機の要部側面図 (B)は凹み面部を形成した後方側のセンターウエイト
の斜視図 (C)は凹み面部を形成した別のタイプの後方側のセン
ターウエイトの斜視図
【図28】(A)はサイドバランスウエイトの斜視図 (B)は被覆材にてセンターウエイト本体を被覆したセ
ンターウエイトの斜視図 (C)は被覆材にてセンターウエイト本体を被覆したセ
ンターウエイトの要部断面図 (D)は円板形状のセンターウエイトの斜視図 (E)はサイドバランスウエイトの別の実施の形態の断
面図
【図29】後方側のサイドバランスウエイト装置にサイ
ドバランス制御部を設けた実施形態の平面図
【図30】(A)はサイドバランス制御部を装着した耕
耘機の要部側面図 (B)はサイドバランス制御部によるサイドバランスウ
エイト装置の作動状態を示す作用図
【図31】(A)はサイドバランス制御部を装着した耕
耘機の要部斜視図 (B)はサイドバランス制御部を装着した耕耘機の要部
平面図
【図32】(A)は搭載部にウエイト袋材を搭載する実
施形態のサイドバランスウエイト装置の斜視図 (B)は搭載部にウエイト袋材を搭載した状態の斜視図
【図33】別のタイプの搭載部にウエイト袋材を搭載す
る実施形態のサイドバランスウエイト装置の斜視図
【図34】(A)は搭載部にウエイト袋材を搭載した状
態の斜視図 (B)は別のタイプの搭載部にウエイト袋材を搭載した
状態の斜視図
【図35】(A)はサイドバランスウエイト装置におい
て一方のみにサイドバランスウエイトを装着した実施形
態の斜視図 (B)は水平支持杆の軸方向の一方からサイドバランス
ウエイトを外して他方側に装着すた状態の略示図
【図36】(A)は耕耘機を幅方向に傾斜させて耕耘作
業を行っている状態の略示図 (B)は傾斜地を耕耘作業する状態を示す略示図
【図37】耕耘機を一輪管理機とした実施形態の側面図
【符号の説明】
6…センターウエイト 10…水平支持杆 11…腕状支持杆 12…サイドバランスウエイト 26…搭載部 28…ウエイト袋材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (20)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設けてなることを特徴とした耕耘機
    におけるバランス制御装置。
  2. 【請求項2】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、前記センターウエイトは、耕
    耘機の前方に設けてなることを特徴とした耕耘機におけ
    るバランス制御装置。
  3. 【請求項3】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイト
    は、耕耘機の前方に設けてなることを特徴とした耕耘機
    におけるバランス制御装置。
  4. 【請求項4】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイト
    は、耕耘機の前方及び後方にそれぞれ設けてなることを
    特徴とした耕耘機におけるバランス制御装置。
  5. 【請求項5】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、前記センターウエイトは耕耘
    機の後方に設けてなることを特徴とした耕耘機における
    バランス制御装置。
  6. 【請求項6】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイト
    は、耕耘機の後方に設けてなることを特徴とした耕耘機
    におけるバランス制御装置。
  7. 【請求項7】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、前記センターウエイトは耕耘
    機の前方及び後方にそれぞれ設けてなることを特徴とし
    た耕耘機におけるバランス制御装置。
  8. 【請求項8】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイト
    は、耕耘機の前方及び後方にそれぞれ設け、前記センタ
    ーウエイトは耕耘機の前方及び後方にそれぞれ設けてな
    ることを特徴とした耕耘機におけるバランス制御装置。
  9. 【請求項9】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且つ、
    耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕耘機
    の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサイド
    バランスウエイトを設け、前記センターウエイトは耕耘
    機の後方に設け、前記サイドバランスウエイトは、耕耘
    機の後方に設けてなることを特徴とした耕耘機における
    バランス制御装置。
  10. 【請求項10】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイ
    トは、耕耘機幅方向の左右側に延在する水平支持杆の両
    側に設けてなることを特徴とした耕耘機におけるバラン
    ス制御装置。
  11. 【請求項11】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイ
    トは、耕耘機幅方向の左右側に延在する水平支持杆の両
    側に設け、前記サイドバランスウエイトは、前記水平支
    持杆の軸方向に沿って移動可能としてなることを特徴と
    した耕耘機におけるバランス制御装置。
  12. 【請求項12】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイ
    トは、耕耘機幅方向の左右側に延在する水平支持杆の両
    側に設け、該水平支持杆は軸方向に移動自在としてなる
    ことを特徴とした耕耘機におけるバランス制御装置。
  13. 【請求項13】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイ
    トは、耕耘機幅方向の左右側に延在する水平支持杆の両
    側に設け、該水平支持杆は軸方向に移動自在としてな
    り、該水平支持杆は、耕耘機に対して略水平方向に回動
    自在とした操作杆にて操作してなることを特徴とした耕
    耘機におけるバランス制御装置。
  14. 【請求項14】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、請求項1において、前記
    センターウエイトは、耕耘機に対して着脱自在としてな
    ることを特徴とした耕耘機におけるバランス制御装置。
  15. 【請求項15】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、請求項1において、前記
    センターウエイトは、耕耘機の動力伝動ケースの幅方向
    と略同等幅としてなることを特徴とした耕耘機における
    バランス制御装置。
  16. 【請求項16】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、請求項1において、前記
    センターウエイトは、耕耘機に対して着脱自在としてな
    り、該耕耘機前方箇所にウエイト装着体を設け、前記セ
    ンターウエイトにはウエイト本体に着脱用係止部を形成
    し、該着脱用係止部が前記ウエイト装着体に着脱自在と
    してなることを特徴とした耕耘機におけるバランス制御
    装置。
  17. 【請求項17】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、該サイドバランスウエイ
    トは、耕耘機幅方向の左右側に延在する水平支持杆の両
    側に設け、前記サイドバランスウエイトは、前記水平支
    持杆に下向き腕状支持杆を介して設けてなることを特徴
    とした耕耘機におけるバランス制御装置。
  18. 【請求項18】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向中央にセンターウエイトを設け、耕
    耘機の幅方向における左右両側箇所に位置するようにサ
    イドバランスウエイトを設け、請求項1において、前記
    耕耘機後方のサイドバランスウエイト装置は、重量物を
    内装したウエイト袋材を載置可能とした搭載部を配置し
    てなることを特徴とした耕耘機におけるバランス制御装
    置。
  19. 【請求項19】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向における左右方向の何れかの一方側
    に位置するようにサイドバランスウエイトを設けてなる
    ことを特徴とした耕耘機におけるバランス制御装置。
  20. 【請求項20】 耕耘機の重心の位置よりも下方で且
    つ、耕耘機の幅方向における左右側に、左右側の重さが
    異なるサイドバランスウエイトを設けてなることを特徴
    とした耕耘機におけるバランス制御装置。
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