JPH1039931A - 物品の着脱装置 - Google Patents
物品の着脱装置Info
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- JPH1039931A JPH1039931A JP21193696A JP21193696A JPH1039931A JP H1039931 A JPH1039931 A JP H1039931A JP 21193696 A JP21193696 A JP 21193696A JP 21193696 A JP21193696 A JP 21193696A JP H1039931 A JPH1039931 A JP H1039931A
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Abstract
を自動的に、かつ、正確に取り付けること、及びこれか
ら取り外すこと。 【解決手段】 左右一対の係合ピン51a、51bをラ
ンプMの両側壁部に形成した係合孔66、67に密嵌さ
せることにより一対の挿通ピン60a、60bの上方に
持ち来し、この挿通ピン60a、60bの小径部にのみ
挿通させるべく上下動及びこれら係合ピン51a、51
bを相近接する方向及び相離隔する方向に移動して、前
記挿通ピンに対するセンター位置決めを行い、相近接、
又は相離隔する方向への移動時に当挿通ピンの先端の小
径部と、ランプMの一対の円開口65a、65bとの遊
度及びランプMの両側壁部に形成した係合孔66、67
と係合ピン51a、51bの小径部との遊度に応じて円
開口65a、65bを挿通ピン60a、60bに自動的
に調心して嵌め込み、抜き出してラムプを取り外し、か
つ同様に取り付けることができる。
Description
する。
数取り付けられたランプのうち、故障したものや不良と
なったものを新しいランプと取り替えるのに人手で行っ
ていた。然るに、このような場所は自由に作業するには
狭く、また環境は余りよくない。従って、ロボットによ
り自動的に取替作業を行なうことが検討されている。こ
の場合、所定の間隔をおいて一対の円開口を形成させ、
両側壁部に係合孔を形成させたランプを、所定の取付位
置に前記所定の間隔と同じ間隔で立設させた挿通ピン
を、前記円開口に挿通させることにより取り付けるよう
にし、該物品を前記取付位置から取り外す場合には物品
着脱機構の一対の係合ピンを前記係合孔に係合させた
上、該係合ピンを上方に移動させて、該物品を前記挿通
ピンから抜き出すようにした物品の着脱装置が考えられ
る。然しながら、これだけでは自動化が出来ない。例え
ば、正しくランプを取り付けるための位置決めができな
い。
鑑みてなされ、上述のような場所でも自動的に斜めに取
り付けられているランプでも取り替えを行なうことがで
き、人手が不要な物品の着脱装置を提供することを課題
とする。
隔をおいて一対の円開口を形成させ、両側壁部に係合孔
を形成させた物品を、所定の取付位置に前記所定の間隔
と同じ間隔で立設させた挿通ピンを、前記円開口に挿通
させることにより取り付けるようにし、該物品を前記取
付位置から取り外す場合には物品着脱機構の一対の係合
ピンを前記係合孔に係合させた上、該係合ピンを上方に
移動させて、該物品を前記挿通ピンから抜き出すように
し、前記物品着脱機構は軌条に懸吊され、該軌条に沿っ
て移動可能である物品の着脱装置において、前記物品着
脱機構に前記軌条を両側から挟圧すべく相近接する方向
及び相遠去かる方向に移動可能な一対の押圧部材を設
け、前記物品の取り付け時及び取り外し時には、前記物
品着脱機構の停止状態で前記一対の押圧部材により、前
記軌条を挟圧するようにしたことを特徴とする物品の着
脱装置、によって解決される。
材に、物品に形成された一対の被取付部を係合させて、
該物品を取付け、前記一対の取付部材と、前記被取付部
との係合を解くことにより該物品を前記所定の位置から
離脱させるようにし、軌条に懸吊され、該軌条に沿って
移動可能である物品の着脱装置において、一対のコ字形
状のセンサ取付部材と、該センサ取付部材の一方の水平
アーム部分に第1方向に所定の距離をおいて取り付けら
れた第1、第2発光素子と、該第1、第2発光素子に対
向して他方の水平アーム部分に取り付けられた第1、第
2受光素子と、前記センサ取付部材の垂直アーム部分に
各々、取り付けられた係合部材と、前記一対の取付部材
に各々、取り付けられたT字形状の遮光板と、前記係合
部材を回動可能に支持する支軸と、前記係合部材を前記
支軸のまわりに回動させる第1駆動部と、前記第1方向
と交差する第2方向に前記係合部材をそれぞれ移動させ
る第2駆動部とを備え、前記係合部材を前記第1駆動部
により、前記第1発光素子からの光線が前記遮光板によ
り遮光されるべく前記支軸のまわりに回動させ、次いで
前記係合部材を前記第2駆動部により前記第2発光素子
からの光線が前記遮光板により遮光されるべく前記第2
方向に移動して、前記一対の取付部材に対し位置決めさ
せるようにし、該位置決め時には、前記軌条を一対の押
圧部材により両側から挟圧するようにしたことを特徴と
する物品の着脱装置、によって解決される。
材に、物品に形成された一対の被取付部を係合させて、
該物品を取付け、前記一対の取付部材と、前記被取付部
との係合を解くことにより該物品を前記所定の位置から
離脱させるようにし、軌条に懸吊され、該軌条に沿って
移動可能である物品の着脱装置において、前記一対の取
付部材に、T字形状の遮蔽板を固定させ、一対のコ字形
状で、上下の水平アーム部にそれぞれ第1、第2検出素
子及び第1、第2被検出素子を固定させた検出部材と、
該検出部材の垂直アーム部に固定された係合手段とを有
する検出・係合装置と、該検出・係合装置を所定の支軸
のまわりに回動させる第1駆動装置と、前記検出・係合
装置を相近接する方向及び相遠去かる方向に駆動する第
2駆動装置と、前記取付部材と前記物品の被取付部との
係合、非係合を行うべく前記検出・係合装置を駆動させ
る第3駆動装置とを備えた物品移送装置を設け、前記所
定の位置にある古い物品を取り外す場合には、前記一対
の検出・係合装置を前記第2駆動装置により相遠去かっ
ている第1位置に位置させ、前記第1駆動装置により、
前記検出・係合装置を前記支軸のまわりに回動させて前
記第1検出素子が前記遮蔽板の外側水平アーム部によ
り、対向する前記第1被検出素子から遮蔽されると該第
1駆動装置を停止させ、次いで前記第3駆動装置により
前記検出・係合装置の前記係合手段を前記物品の被係合
部に対向する位置へと移動させ、次いで、両前記第2検
出素子が、前記遮蔽板の突出アーム部により、対向する
前記第2被検出素子から遮蔽されるように前記第2駆動
装置を駆動して、前記係合手段を前記所定の位置に対し
位置決めし、更に該第2駆動装置により該係合手段を同
時に相接近する方向に駆動して前記物品の被係合部に係
合させ、次いで前記第3駆動装置の駆動により前記物品
の前記一対の被取付部と前記一対の取付部材との係合を
解除し、前記第1駆動装置の駆動により前記検出・係合
装置を前記支軸のまわりに所定角度回動させるようにし
て、該物品の離脱を行ない、前記所定位置に新しい物品
を取り付ける場合には、前記係合手段を該物品の前記被
係合部に係合させて、前記第1駆動装置により前記検出
・係合装置を前記支軸のまわりに回動させて、前記第1
検出素子が前記遮蔽板の内側水平アーム部により、対向
する前記第1被検出素子から遮蔽されると該第1駆動装
置を停止させ、次いで前記第2駆動装置により両前記第
2検出素子が、前記遮蔽板の突出アーム部により、対向
する前記第2被検出素子から遮蔽されるように、前記検
出・係合装置を駆動して、前記新しい物品を前記所定の
位置に対し位置決めし、次いで前記第3駆動装置により
前記物品の被取付部を前記一対の取付部材に係合させ、
次いで前記第2駆動装置により前記係合手段を同時に相
遠去かる方向に駆動して前記物品の前記被係合部から離
脱させ、次いで前記第1駆動装置の駆動により前記係合
手段を前記支軸のまわりに所定角度回動させるようにし
て、該物品の取付けを終了させるようにし、前記物品の
取り外し時及び取り付け時には、一対の押圧部材により
前記軌条を両側から挟圧するようにしたことを特徴とす
る物品の着脱装置、によって解決される。
な姿勢で所定の位置に取り付けられていたとしても、自
動的に、ここに取り付けられているこの物品を確実に取
り出すことが出来、また新しい物品をこの取付位置に自
動的に正確に取り付けることが出来る。
図面を参照して説明する。
ンプMの着脱装置の全体を示すが、全体において1で示
され、また図2はその全体を図1における矢印A方向か
ら見た側面図である。図において直線的に延びる第1レ
ール2及び第2レール3には、後述するように、駆動車
両4、第1交換車両5及び第2交換車両6が懸吊されて
おり、これら車両は連結機7、8により連結されてい
る。図2に明示されるように、本実施の形態は管廊に所
定の間隔で取り付けられているランプMを着脱するため
に用いられるが、直立した支柱9にやはり後述するよう
な機構でランプMが取り付けられており、上述の第1レ
ール2及び第2レール3は、この垂直支柱9に直角に取
り付けられた横材10に固定されている。
はランプMを保持しており、第2交換車両6は保持して
いないが、このランプMは古いランプMで所定の位置か
ら取り外して保持している状態を示し、また第2交換車
両6は新しいランプMを所定の取り付け位置に取り付け
た後の状態を示し、駆動車両4は矢印B方向に更に次の
ランプの取り替えのために走行している状態を示す。
ランプ取付フレーム11が斜めに固定されており、これ
に電力供給装置12が固定され、これに後述する方法で
ランプMが取り付けられている。図4に明示されるよう
に、第1の交換車両5(第2交換車両6は同様の構成で
あるので、以下、これについてのみ説明する)には、一
対のマイクロスイッチ13a、13bが取付られてお
り、また、第1レール2の上壁部には台形状のカム板1
4、15が第1交換車両5の走行方向Bの垂直方向に大
部分を重ね合わせて固定されており、マイクロスイッチ
13a、13bの作動子13aa、13baは、このカ
ム板14、15によりオン/オフされる。
前方にあるマイクロスイッチ13bの作動子13baが
一方のカム板15の斜面15aに乗り上げ、オンとなる
と駆動車両4が搭載する電動機の駆動を低速にして低速
又は微速走行に切り換えられ、後方のマイクロスイッチ
13aの作動子13aaが他方のカム14板の斜面14
aに乗り上げてオンとなると停止指令を発し駆動車両4
を停止させる。これにより第1交換車両5をランプMの
取付位置に対向する位置に停止させるようにしている。
なお、第1の交換車両5は第1レール2にはローラ16
によりレール2に沿って走行自在に懸吊されており、ま
た図3に明示されるように、第2レール3は断面がL字
形状であるが、この水平アーム部に一対のローラ17に
より、この第2レール3に沿って走行自在に懸吊されて
いる。すなわち、この第2レール3及びローラ17によ
り第1交換車両5は、図3に明示されるように、図にお
いて右方へ重心が偏在しているが、これによる回転モー
メントにより全体が偏倚するのを防止させる働きをして
いる。
詳細を説明する。なお、第2交換車両6も同様な構成で
ある。
状のフレーム20は左右一対の側板21a、21b、こ
の上壁部に固定された上壁板22から成っており、後述
する各種部材を内蔵している。側板21a、21bには
懸吊部材23a、23bを取り付けており、この上端部
に上述のローラ16を回動自在に支承している。これは
図3及び図4に示すように、第1レール2に圧接した状
態で回動自在になっている。更に側板21a、21b
は、図3、図5に明示されるように、前後で一対の斜め
アーム部材24a、24bを固定させており、これは図
3に示すように、斜め上方に向かって延在しているが、
その上端部に第2レール3に回転自在な一対のローラ1
7、17を支承している。
ついて説明する。フレーム20内において、先ずランプ
Mを取り付け、または交換する際の、ランプMを回動さ
せる駆動機構について説明する。これに主として関与す
る回動板25a、25bは、図6乃至図9に明示される
ような多角形状を呈し、その上端部において回動軸27
により連結されており、その両端部は軸受26a、26
bにより回動可能に支承されている。この一方の軸受2
6bから更に外方へ突出する軸端側の側板21bには第
1のモータ28が固定されており、この回転軸の軸端に
取り付けられたギヤ29は上述の回動軸27の軸端に固
定されたギヤ30とチェーン31を介して連結されてい
る。すなわちモータ28の駆動によりギヤ29、30、
チェーン31を介して回動板25a、25bは回動軸2
7の軸心の周りに回動可能とされている。回動板25
a、25bは回動軸27によって上端部で一体化されて
いるが、更にこれを補強するために連結板32によって
も一体化されている。
説明したが、次に、ランプMの取付時又は取り外し時の
ランプ取付位置に対して上下動させるための機構につい
て説明する。
部には第2のモータ33が、図7に明示されるように連
結板32に取り付けられており、これは取付板36も介
して回動板25a、25bに対して固定されているので
あるが、このモータ33の軸端に取り付けられたギヤ3
4と、噛合する従動ギヤ35には、ねじロッド38が固
定されており、これは可動フレーム39のねじ係合アー
ム部41に固定されたねじ部材42に螺合している。そ
の下端部は可動フレーム39の水平アーム部40の丸孔
40aを遊嵌している。可動フレーム39の全体は図4
に明示されているが、左右一対として形成されており、
図4において下方の水平アーム部40が両側の回動板2
5a、25bの近くまで延びており、この両端部に直角
に外アーム部43a、43bが固定され、内側には内ア
ーム部44a、44bが固定されている。これら外アー
ム部43a、43bと内アーム部44a、44bとの間
にガイドロッド45a、45bが固定されており、この
下方には送りねじ46a、46bがこれらアーム部43
a、43b及び44a、44bにより回転自在に支承さ
れている。
a、44bから突出する軸端にはギヤ47a、47bが
固定されており、これは図10に明示されるように、回
動板25a、25bに対して固定された左右で一対の第
3のモータ49a、49bの回転軸の軸端に固定された
ギヤ48a、48bに噛合している。ピン取付係合板5
0a、50bはねじロッド46a、46bに螺合してい
る。更にその水平アーム部50aa、50baには、図
10に明示されるような係合ピン51a、51a、51
b、51bを横方向に突出して固定させている。更に可
動フレーム39の外アーム部43a、43bの外壁部に
はガイド部材51a、51bを固定させており、これ
は、やはり図10に明示されるように、直線的なガイド
レール52a、52bに係合している。これは図8及び
図9にも明示されるが、これにより上述のランプMを上
下動させる駆動機構により、回動板25a、25bに対
し正確に所定方向にガイドさせて上下動すべく構成され
ている。
は、図6及び図7に明示されるように、コ字形状のセン
サ取付部材53a、53bが固定されており、その上下
の水平アーム部にはそれぞれ一対の発光素子54a、5
4b(ランプ)及びこれに対向して受光素子としてのフ
ォトトランジスタ55a、55bが固定されている。
ための構成について、特に図5及び図11を参照して説
明するが、本実施の形態における物品としてのランプM
は、全体としてほゞ直方形状であるが、その本体62内
に発光源を内蔵しており、その下壁部には電力供給装置
12の電力供給口12aに挿通される差し込みプラグ6
3を形成させており、また両側壁部には突出板部64
a、64bが形成され、これに上下に貫通して円開口6
5a、65bが形成されている。更に図3に明示される
ように、ランプMの突出板部64a、64bの側壁部に
は円形の開口66及びトラック形状の開口67が形成さ
れている。これらの径及び幅は係合ピン51a、51b
の大径部に密嵌する大きさとなっている。
取付ピン60a、60bが直立固定されており、これは
下方から基部D、大径部E、中径部F、テーパ部G、最
も先端の小径部Hからなっているが、大径部Eに平面的
形状がT字形状の遮光板61a、61bが固定されてい
る。この取付ピン60a、60bの中径部Fが、ランプ
Mの突出板部64a、64bに形成される円開口65
a、65bに密嵌する大きさの径となっている。更にピ
ン取付係合板50a、50bに横方向に突出して固定さ
れた係合ピン51a、51bは、図11に明示されるよ
うに、基部側から大径部J、テーパ部K及び最先端の小
径部Lからなっており、この大径部JがランプMの突出
板部64a、64bの側壁部に形成された円形の開口6
6及びトラック形状の開口67の径及び幅に密嵌する大
きさとなっている。
に、第1レール2の垂直壁部2aの両側には、シリンダ
ピストン100a、100b、また、このレール2に沿
って前後して同様な構成のシリンダピストン101a、
101bが相対向して配設されており、第1、第2交換
車両5、6はカム板14、15とマイクロスイッチ13
a、13bの機能で所定の位置に停止されるのである
が、この停止位置でこれらシリンダピストン100a、
100b及び101a、101bが、図示しない圧縮空
気源より圧縮空気を供給され、そのピストンロッドRを
レール2の垂直壁部2aに向かって突出させ、内蔵する
ピストンに固定されたこのロッドRがレール2の垂直ア
ーム部2aを挟圧する。よって駆動車両4はモータを内
蔵し、この駆動が停止されるとモータブレーキをかけら
れ、レール2の延在方向に対してはブレーキがかけられ
その位置で停止するのであるが、上述したように、ラン
プ着脱機構20は第1、第2、第3モータ以外に各種部
材を内蔵しており、図3において重心が右方に偏在して
いる。これによりランプ着脱機構20が回転モーメント
を受けてローラ16、17を支点として回動せんとす
る。第2レール3の水平アーム部をローラ17で挟圧し
ているので、若干の回動防止を行なうが、なおこれでも
不充分であるのでシリンダピストン100a、100b
及び101a、101bのピストンロッドRで第1レー
ル2の垂直アーム部2aを挟圧することにより回動を完
全に防止している。
着脱装置1の構成について説明したが、次にこの作用に
ついて説明する。
6の一方に新しいランプMを搭載してランプの取付位置
に至るが、他方は空であり、交換されたランプを搭載し
て基地に戻る。図1及び図2に明示されるように、今、
駆動車両4により矢印B方向に、第1、第2レール2、
3に沿って駆動車両4は第1、第2交換車両5、6を牽
引して取付位置に至るのであるが、図4に示されるよう
に、レール2に沿ってローラ16が転動するが、第1交
換車両5に固定されたマイクロスイッチ13a、13b
の作動子13aa、13baのうち、走行方向に関して
先行するマイクロスイッチ13bの作動子13baが、
先ず一方のカム板15の斜面部15aaに乗り上げるこ
とによりオンとなる。その後、低速走行し、カム板15
の水平部を転動し、このカム板15の他方の斜面部15
a’に至るとオフとなるのであるが、このオフとなる直
前に、後行するマイクロスイッチ13aの作動子13a
aが、他方のカム板14の斜面14aに乗り上げてオン
となる。この両マイクロスイッチ13a、13bが両者
ともオンとなった時点で駆動車両4が搭載するモータに
駆動停止指令を出して、第1交換車両4は取り換えるべ
きランプの直前に正確に位置決めして停止する。
おりモータ駆動停止指令が出されることによりこのブレ
ーキが働いてレール2に沿うローラ16の転動方向に対
する移動は規制されるのであるが本実施の態様によれば
更に第1レール2の垂直壁部2aの両側に設けられたシ
リンダピストン100a、100b、101a、101
bが作動される。なお図3及び図5には作動前の状況を
示している。垂直壁部2aがシリンダピストン100
a、100b、101a、101bのピストンに連結さ
れているロッドRの挟圧により図3において左右方向の
ずれを防止することができる。
の停止位置に取り付けられていて、第1交換車両5によ
り、これを電力供給装置12から取り外さんとしている
状況を示している。図4において、第1の駆動モータ2
8が駆動される。ギヤ29、チェーン31、他ギヤ30
により、回動軸27が軸受26a、26bにより支承さ
れているが、この周りに回動板25a、25bが所定角
度回動する。やはりこれに固定されたピン取付係合板5
0a、50b及びセンサ取付部材53a、53bも共に
同角度回動するのであるが、図11は回動直前の位置を
示し、図13は図11の各部材を上方から見た図である
が、実線で回動前、一点鎖線で回動直後を示す。
たピン取付係合板50a、50bは、図11で示すよう
に矢印R’に沿って回動する。すなわち、回動軸27の
軸心の周りに回動し、図11では図を分かり易くするた
めに取り換えられるべきランプMは一点鎖線で示してい
るが、図12で示すように、所定の角度回動させると一
点鎖線で示す位置を取る。この位置から実線で示す位置
に、図7に示す第2の電動機33の駆動によりギヤ3
4、35の噛合によりねじロッド38に螺合しているね
じ部材42が可動フレーム39と共に図7において下動
する。下動にあたってはガイド部材51a、51bがガ
イドレール52a、52bにガイドされ、正確に直線的
に下動する。なお、この下動距離は下動始点から第2電
動機33の回転数に比例するパルスをカウントして、所
定値に達すると停止させるようにしてもよく、センサを
適宜取り付けて所定距離を検知すると第2電動機33を
停止させるようにしてもよい。すなわち、図12におい
てピン取付係合板50a、50bが下動するが、この前
に、図13に示されるように、センサ取付部材53a、
53bの上方水平アーム部に取り付けられた第1ランプ
54aが遮光板61a、61bの外方水平アーム部nに
より、下方のフォトトランジスタ54bに対してその光
線が遮光されることにより、確かに所定角度回動したこ
とを検知している。なお、この検知と共に第1モータ2
8の駆動を停止させるようにしてもよい。この検知の
後、上述したように第2駆動装置の第2モータ33の駆
動により所定距離下動するが、この位置は図12で実線
で示され、図14で一点鎖線で示されている。
図10に明示される第3のモータ49a、49bの駆動
により、かつ、またギヤ48a、48b及び47a、4
7bの噛合によりねじロッド46a、46bが回動す
る。これにより、これに螺合しているピン取付係合板5
0a、50bがガイドロッド45a、45bに案内され
て、図4において相近接する方向に移動する。その結
果、図14で実線で示す位置で停止するのであるが、こ
の時には、第2のランプ54b、54bが遮光板61
a、61bの垂直突出アーム部pにより遮光され、これ
により所定距離移動したことを検知するのであるが、こ
の検知で第3モータ49a、49bの駆動は停止する。
この時には、図14に明示されるように、係合ピン51
a、51bの小径部Lが孔66、67に、図32に明示
されるように挿入されている。この状態で再び第2のモ
ータ33の駆動によりピン取付係合板50a、50bを
所定距離(上述と同様に所定のパルス数分)上方移動さ
せる。
は孔66、67に、あるクリアランスをもって挿入され
ていたのであるが、この孔66、67内で移動し、この
孔66、67の上壁部と当接させると、このランプMを
この後、上方移動させる。これによりランプMの両側の
突出板部64a、64bの円開口65a、65bに密嵌
している取付ピン60a、60bの中径部Fが若干抜き
出され、この時、ピン取付係合板50a、50bが取付
ピン60a、60bに対し正確にセンタリングされてお
らずとも、係合ピン51a、51bの小径部Lに連接し
てテーパ部Kが形成されており、また小径部Lと孔66
と67との間にはクリアランスがあるので、この部分と
小径部Lとの間で図において左右の移動が可能である。
従って取付ピン60a、60bの中径部Fが円形開口6
5a、65bから抜け出す時に、無理な力が加わること
なく、いわば自動調心を受けながら抜き出されるので、
ランプMには無理な力が加わることなく引き出される。
この後、図15に明示されるように、モータ49a、4
9bの駆動により、ねじロッド46a、46bに螺合す
るピン取付係合板50a、50bが更に相近接する方向
に移動する。よって、図15で実線で示すように係合ピ
ン51a、51bは孔66、67に密嵌する。なお、モ
ータ49a、49bの停止時点は図示せずとも近接スイ
ッチが、ランプMの突出板部64a、64bの孔66、
67の近傍に設けられおり、これにピン取付係合板50
a、50bが近接したことを検知すると、この検知信号
によりモータ49a、49bの駆動を停止するようにし
ている。この後、モータ33の駆動によりピン取付係合
板50a、50bは更に上昇する。よって、ランプMは
取付ピン60a、60bから完全に抜き出され、図11
に示すR’の方向とは逆方向に回動すべく、第1のモー
タ28を駆動することにより、図11の実線で示す位置
をとる。なお、この時には取り換えるべきランプMを保
持している(図11では図示されていない)。この状態
で、図1及び図2で示す第1交換車両5内の所定位置に
この取り替えたランプMを積載する。
ついて、特に図13乃至図15を参照して説明したが、
更に他の図をも参照し更に敷衍して説明すると以下の通
りである。
2では一点鎖線で示されているが、古いランプMが電力
供給装置12に取り付けられている状況を示し、図5及
び図17においては、それぞれ平面図及び正面図におい
てやはりランプMが電力供給装置12に取り付けられて
いる状況を示している。このような状況において上述し
たように係合ピン51a、51bがランプMの側壁部に
形成した突出板部64a、64bの側壁に形成した孔6
6、67に先ずその小径部Lを挿入することにより、本
発明に係る作用である自動調心作用を行って、取付ピン
60a、60bからの取り外しを始めるのであるが、図
16においては、この古いランプMに対してセンサ取付
部材53a、53bが所定の回動を行なった直後を示し
ており、図12における一点鎖線の位置を示している。
るが、ランプMは電力供給装置12の取付ピン60a、
60bに、その突出板部64a、64bに形成した円開
口65a、65bにその中径部Fが密嵌した状態で確実
に取り付けられているが、これに対して直上方に持ち来
たらされたセンサ取付部材53a、53bに固定された
係合ピン取付板50a、50bが直上方にあるのを示し
ており、この位置では上述したように、図13で一点鎖
線で示す位置であり、遮光板61a、61bの外側水平
アーム部nにより一方のランプ54a、54aが遮光さ
れている。図16においては、第1のランプ54aがこ
れに対向するフォトトランジスタ55aから遮光板61
a、61dで遮光されている状況を明示している。ま
た、この後、センサ取付部材53a、53bは下降する
のであるが、この位置での係合ピン51a、51bとラ
ンプMの側壁部に形成した突出板部64a、64bとの
水平方向における距離の隔たりも明示している。
材53a、53b、すなわち、係合ピン取付板50a、
50bを所定距離低下させた状況を示しており、図18
において一点鎖線で示す位置が図16における実線で示
す位置と同じである。これは図14において、係合ピン
取付板50a、50bが相近接する方向に移動する直前
を示しており、図14では一点鎖線で示している。
9]線方向で見た正面図であるが、ランプMの側壁に形
成された突出板部64a、64bの高さまで係合ピン5
1a、51bを低下させた状況を示しており、この状態
では突出板部64a、64bの側壁に形成した孔66、
67と対向している。
するが)、係合ピン51a、51bが相近接する方向に
移動して一点鎖線で示す位置をとる。すなわち、この係
合ピン51a、51bの小径部Lのみが孔66、67に
挿入される。この状態で、やはり上述したように、係合
ピン取付板50a、50bを所定距離上動させると小径
部Lと孔66、67との間の大きな遊度の範囲内でラン
プMは挿通ピン60a、60bの中径部Fを滑らかに円
開口65a、65bから所定距離移動分抜き出す。
1a、51bが孔66、67に挿入され、その大径部J
が密嵌状態になり、この後、更に上動させて完全に挿通
ピン60a、60bから抜き出す。この後、図11で示
すR’の方向とは逆方向に回動させて図20で示す位置
をとる。すなわち、ランプ着脱機構20内に配置する。
この後、駆動車両4を駆動して新しいランプMを搭載し
た交換車両5を上述のカム板14、15により取付位置
の直前に位置決めして停止させる。
付ける場合について説明する。図1において、第2の交
換車6が、やはり図4に示すマイクロスイッチ13a、
13bを設けているので、この所定の位置に対応して第
1レール2に設けられたカム板14、15により上述と
同様にして位置決めされて停止する。図21に示される
ように、回動板25a、26b内では、既に新しいラン
プMを、ピン取付係合板50a、50bの係合ピン51
a、51bにより保持されており、図示した実線で示す
位置をとっているのであるが、図4に示す第1のモータ
28の駆動により回動軸27の周りに所定角度回動し、
図22で示す位置を取る。図23はこれを平面的に見た
図であるが、最初は実線で示す位置から上述の所定の角
度回動して一点鎖線で示す位置を取るのであるが、図2
3では、この回動する前の位置を実線で示している。な
お、図を分かり易くするために取付位置に対してセンタ
ーを大きくずらして示している。従って、所定角度回動
した時には一方のセンサ取付部材53bに取り付いてい
る第1のランプ54aは一方の遮光板61bの垂直アー
ム突出部pにより遮光されているが、他方のセンサ取付
部材53aに取り付けられている第1ランプ54a’
(53b側と区別するためにダッシュ(’)をつける)
は遮光板61aの内方水平アーム部mで遮光されてい
る。これによっても所定角度回動したことが検出されて
いるが、ランプ取付位置に対しては、図23、図24に
示されるようにaの距離だけずれている。
b側では遮光されているが、他方の遮光板61a側では
遮光されておらず、これによりセンターずれが生じてい
ることが検知される。この検知出力によりモータ49
a、49bが同じ角度だけ回転される。よって、係合ピ
ン取付板50a、50bは図24において、同時に左方
へと移動され、第2のランプ54bはそれぞれ遮光板6
1a、61bの垂直アーム突出部pの内縁部で遮光さ
れ、これによりセンター決めされたと検知し、第3のモ
ータ49a、49bの駆動は停止される。次いで、第2
のモータ33の駆動により所定距離下動する。
60bの先端部Hは、若干、ランプMの突出板部64
a、64bに形成されている円開口65a、65bに挿
入される。この状態で、図25に示されるように、ピン
取付係合板50a、50bを相離隔する方向に駆動す
る。係合ピン51a、51bは大径部Jで密嵌していた
のが、図示するように大径部J及びテーパ部K及び小径
部Lの一部が孔66、67から抜け出す。これにより大
径部Jからテーパ部Kを介して順次、小径部Lに至るの
で、ランプMは徐々に自然落下する。この時、既に取付
ピン60a、60bに対してはセンター決めされている
のであるが、仮に取付ピン60a、60bに対して偏心
されていたとしても、この小径部Hだけが円形開口65
a、65bに挿通しているので、この自然落下と共に自
動調心作用を受けて正確にこの取付ピン60a、60b
の中心軸に沿ってランプMが落下する。
る。係合ピン51a、51bが、図29で示したような
相離隔した位置に至ると、第2のモータ49a、49b
の駆動が停止される。次いで、第3のモータ33が駆動
され、ピン取付係合板50a、50bは、図29におい
て下方へ移動する。これによりランプMも追随して下動
するが、この時にも係合ピン51a、51bは突出板部
64a、64bの側壁部に形成した孔66、67に遊嵌
状態にあるので、取付ピン60a、60bに対して更に
自動調心作用を行い、この中心軸に正確に沿ってランプ
Mは下動し、結局、取付ピン60a、60bの中径部F
に対しランプMの突出板部64a、64bの円形開口6
5a、65bに正確に整列して嵌入される。この後、ピ
ン取付係合板50a、50bは、第2のモータ49a、
49bにより、更に相離隔する位置へと移動され、図2
5で一点鎖線で示す位置に至り、図30では実線で示す
位置に至り、ランプMからは完全に離脱する。この後、
第1のモータ28の駆動により、上述の方向Rとは逆方
向に回動する。よって、新しいランプMの取り付け作業
を終了する。
につき、特に図23乃至図25を参照して説明したが、
更に他の図を参照してより詳しく説明すると、以下の通
りである。すなわち、第2の交換車両5内においては新
しいランプMを内蔵しているのであるが、この状況は図
26及び図27に示されており、新しいランプMは係合
板50a、50bが最も相近接する位置、すなわち、そ
の係合ピン51a、51bをランプMの突出板部64
a、64bの側壁部の孔66、67に密嵌させていて新
しいランプMを保持している。この状態から上述したよ
うに回動軸27の周りに所定角度回動させる。図26は
この回動させた直後を示しており、図23における一点
鎖線で示す位置に対応する。次いで、図28で示すよう
に、遮光板61a、61bの中央突出アーム部pの縁部
で第1、第2ランプ54a、54b共に遮光されるよう
にセンター位置決めされる。すなわち、図23及び図2
4に示すように、aの距離だけ挿通取付ピン60a、6
0bの軸心に対しランプMの突出板部64a、64bの
円開口65a、65bの中心とが隔たっている。これを
補償するために、図28で示すように、実線で示す位置
から一点鎖線で示す位置にランプMを移動させる。これ
により、突出板部64a、64bに開口した円開口65
a、65bは取付ピン60a、60bの軸心の真上に来
る。この後、係合板50a、50bを所定距離下動させ
る。この時には、やはり上述したように、ガイドレール
52a、52bとガイド部材81a、81bとの係合に
より正確に所定の距離下動する。よって、図27で一点
鎖線で示す位置にランプMが下方位置をとり、取付ピン
60a、60bの小径部Hのみが突出板部64a、64
bの円開口65a、65b内に挿入される。すなわち、
図29がこの状況を示しているが、相離隔方向に移動し
て小径部Lを残して抜き出されるのであるが、この係合
ピン51a、51bの大径部が孔66、67に密嵌した
状態から抜き出すために、テーパ部Kから小径部Lに移
る時に孔66、67の上壁部を摺動しながら抜き出され
るのでランプMは自然落下する。
部Hが突出板部64a、64bに形成した円開口65
a、65bに挿入される。図29はこの状況を示してい
る。すなわちこの図から明らかなように、係合ピン51
a、51bの小径部Lと孔66、67との間には所定の
遊度があり、また挿通ピン60a、60bの小径部Hと
円開口65a、65bとの間に遊度がある。従って、上
述の自然落下中において既にセンター位置決めされてい
るのであるが、なおかつ、円開口65a、65bの取付
ピン60a、60bの軸心に正確に整列していなけれ
ば、この時に完全に整列状態とさせながら、その小径部
Hを円開口65a、65bに挿通させる。いわば自動調
心を行って挿通させる。この後、更に係合ピン取付板5
0a、50bを所定距離低下させることにより、ランプ
Mは係合ピン51a、51bに、図29に示すように、
その上壁部で当接させているので追随して低下し、円開
口65a、65bにその中径部Fを密嵌させた状態とな
り下動を停止する。よって、新しいランプMは電力供給
装置12に正確に位置決めして取り付けたこととなる。
勿論、上述の下動と共に、ランプMの底壁部に形成した
プラグ63は電力供給装置12の中央部に形成した電力
供給口12aに整列して下動して、図30で示すように
係合する。よって、ランプMが内蔵する発光源は発光す
る。図30に示す状態から、係合ピン取付板50a、5
0bは、図11に示す矢印R’方向とは逆方向に回動し
て第2交換車両5内に戻る。
特に明示されるように、第1レール2の垂直壁部2aの
両側には、シリンダピストン100a、100b、ま
た、レール2に沿って前後して同様な構成のシリンダピ
ストン101a、101bが相対向して配設されてお
り、第1、第2交換車両4、5はカム板14、15とマ
イクロスイッチ13a、13bの機能で所定の位置に停
止されるのであるが、この停止位置でこれらシリンダピ
ストン100a、100b及び101a、101bが、
図示しない圧縮空気源より圧縮空気を供給され、そのピ
ストンをレール2の垂直壁部2aに向かって突出させ、
内蔵するピストンに固定されたロッドがレール2の垂直
アーム部2aを挟圧する。よって駆動車両3はモータを
内蔵し、この駆動が停止されるとモータブレーキをかけ
られ、レール2の延在方向に対してはブレーキがかけら
れその位置で停止するのであるが、上述したように、ラ
ンプ着脱機構20は第1、第2、第3モータ以外に各種
部材を内蔵しており、図3において重心が右方に偏在し
ている。これによりランプ着脱機構20が回転モーメン
トを受けてローラ16、17を支点として回動せんとす
る。第2レール3の水平アーム部をローラ17で挟圧し
ているので、若干の回動防止を行なうが、なおこれでも
不充分であるのでシリンダピストン100a、100b
及び101a、101bで第1レール2の垂直アーム部
2aを図16及び図17に明示されるように挟圧するこ
とにより回動を完全に防止している。上述のような遮光
板61a、61bとセンサ54a、54b、55a、5
5bとの検出・被検出を確実に行い、また係合ピン51
a、51bの小径部LのランプMの突出板部64a、6
4bに形成した孔との係合及び取付ピン60a、60b
の小径部と突出板部64a、64bの円形開口65a、
65bとの整列作用を確実に行わせることが出来る。勿
論、ランプ着脱機構20における上記各種部材の配設に
よっては、あるいは第2レール3の水平アーム部を挟圧
しているローラ17の挟圧力や第2レール3の位置によ
っては、このシリンダピストン100a、100b及び
101a、101bを省略することが出来る。
いては、レール2の垂直壁部2aの両側にシリンダピス
トン100a、100b、101a、101bを配設
し、これらのロッドRで垂直壁部2aを挟圧することに
より、フレーム20内に配設されている各種部材の重量
により回転軸27の周りに回動力を生じ、これにより偏
倚するのを防止するようにしているが、これを用いない
場合について、更に図31乃至図34を参照して説明す
ると、図32は上述の図5に対応するものであり、所定
の位置に取り付けられたランプMを取り外しに行く場合
であり、図31はその側面図であるが、図32に明示さ
れるようにレール2に対してローラ16が大きく偏在し
(発明の効果を分かり易くするために誇張して示す)、
図32において左側のローラ対16、16では上方がレ
ール2の上縁部より外れんとしており、更に右方のロー
ラ対16、16においては、図において下方のローラ1
6がやはり下縁部より外れんとしている。このような偏
在により、図31(これは上述の図16に対応するもの
である)に示すように、当然のことながら回動軸27の
ランプ取付位置に対する相対的位置がずれる。上述した
ようにコ字形状の取付部材53a、53bが回動軸27
の周りに回動するのであるが、これと所定の位置に取り
付けられたランプMに対する相対位置がずれているの
で、古いランプMを取り外す場合であるが、センサー取
付部材53a、53bが図3に示すような位置を取り、
これから下方に移動するが、その前に所定の角度回動し
たことを検知させる遮光板61a、61bの水平アーム
部で受光素子55aが、図31、図32から明らかなよ
うに遮光されなくなる。これにより所定角度以上に回動
するために図示した位置から更に第1駆動モータの駆動
により回動させ、結果として遮光板61a、61bの外
側水平アーム部により遮光された状態をとり、これから
所定距離下降し、更に上述のようにして第2モータの駆
動によりセンタリング位置決めしたとしても係合板50
a、50bに取り付けられている係合ピン51a、51
a、51b、51bがランプMの突出板部64a、64
bに形成された孔66、67に整列せず、また取付ピン
60a、60bが丸孔貫通孔65a、65bには整列せ
ず、更にセンタリング位置としても係合ピン51a、5
1a、51b、51bの小径部Lの一方が孔66又は6
7に挿入することができなくなるので、仮にセンタリン
グしたとして更なる第2モータの駆動により相近接する
方向に移動しても小径部Lが孔66、67に挿入されな
いので、勿論その大径部まで嵌入することができず、ラ
ンプMを取り外すことは出来ない。
の位置に取り付ける場合を示しているが、図33に示す
ようにフレーム20内に新しいランプMを収容してお
り、回動軸27の周りに所定角度回動する場合には、更
に上述の重心の偏在が顕著に現れ、図34に示すよう
に、図32の場合とは逆方向にローラ16、16が偏倚
しているが、垂直壁部2aに当接しているローラ16、
16はより強い押圧力で当接しており、更にこの状態で
センサ取付部材53a、53bを回動させたとしても、
上述と同様に、センサ取付部材53a、53bの上下水
平アーム部に取りつけられた受光素子55a、55bの
何れも遮光されることなく、従って、センタリング位置
を取ることができず、図34で示すように、新しいラン
プMの突出壁部64a、64bに形成された貫通丸孔6
5a、65bには取付ピン60a、60bは挿通される
ことができず、場合によってはこの新しいランプMを破
壊することがある。なお、図31、図33で細線Sによ
り取付ピン60a、60bとセンサ取付部材53a、5
3bとの相対的位置ずれを明確に示している。
るのであるが、本発明の実施の形態によれば、シリンダ
ピストン100a、100b、101a、101bを設
けているので上述したように正確にランプMを取付ピン
60a、60bに対し位置決めしてこれらに嵌入させる
ことも正確に行なうことができる。あるいは遮光板61
a、61bの水平アーム部及び中央突出部の長さや幅を
大きくすることにより、多少の偏倚ずれを吸収すること
も可能であるが、係合ピン51a、51a、51b、5
1bの孔66、67に対する挿入のためには、更にこれ
らの孔径を大きくしなければならず、却って取付ピン6
0a、60bに対する正確な自動調心を得ることが出来
なくなることも生ずる。
たが、勿論、本発明これに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
は矢印B方向に走行する場合について説明したが、交換
車両5、6を押動させるべく、矢印Bと反対方向に走行
する場合についても同様にランプMの取り換え作業は行
える。
0a、60bにT字型の遮光板61a、61bが取り付
けられ、ランプMの回動角やセンターに対するずれの検
出を行なうようにしたが、上述のように、第1、第2の
交換車両5、6をランプを付けている所定の位置に正確
に位置決めして停止させる場合には不要とすることが出
来る。すなわち、コ字形状のセンサ取付部材53a、5
3bを省略しても、係合ピン51a、51bとランプM
の突出板部64a、64bの側壁部に形成した孔66、
67とに大きな遊度があり、また取付ピン60a、60
bと突出板部64a、64bに形成した円形開口65
a、65bとの間にも大きな遊度があれば、上述のよう
な係合ピン取付板50a、50bの移動により確実に円
形開口65a、65bに整列して取付ピン60a、60
bを嵌入させ得ることは明らかである。取り外しの場合
も同様である。
材53a、53bの上下水平アーム部にランプ54a、
54b及びフォトトランジスタ55a、55bを取り付
けたが、これに代えて、レーザ発射体及びレーザ感知体
を設けてもよい。
a、60bの中径部Fが円開口65a、65bに密嵌す
るのであるが、請求項ではこの中径部Fを大径部と定義
している。
置によれば、物品が如何なる位置に如何なる姿勢で所定
の位置に取り付けられていたとしても、或はこの位置に
取り付けるにしても、自動的に確実に、かつ正確に物品
に対して損傷を与えることなく取り付けることができ
る。或は取り外すことができる。
全体を示す斜視図である。
る。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
面図である。
斜視図である。
断面図ある。
断面図である。
破断正面図である。
平面図である。
途中を示す斜視図である。
段階の拡大平面図である。
ける着脱装置の部分破断正面図である。
断面図である。
である。
側面図である。
た状況を示す側面図である。
00a、100b及び101a、101bを設けない場
合に生じる不具合を示す図であり、ランプの交換装置の
正面図である。
び101a、101bを設けない場合で、新しいランプ
を所定の位置に取り付ける場合を示す物品の着脱装置の
部分破断正面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 所定の間隔をおいて一対の円開口を形成
させ、両側壁部に係合孔を形成させた物品を、所定の取
付位置に前記所定の間隔と同じ間隔で立設させた挿通ピ
ンを、前記円開口に挿通させることにより取り付けるよ
うにし、該物品を前記取付位置から取り外す場合には物
品着脱機構の一対の係合ピンを前記係合孔に係合させた
上、該係合ピンを上方に移動させて、該物品を前記挿通
ピンから抜き出すようにし、前記物品着脱機構は軌条に
懸吊され、該軌条に沿って移動可能である物品の着脱装
置において、前記物品着脱機構に前記軌条を両側から挟
圧すべく相近接する方向及び相遠去かる方向に移動可能
な一対の押圧部材を設け、前記物品の取り付け時及び取
り外し時には、前記物品着脱機構の停止状態で前記一対
の押圧部材により、前記軌条を挟圧するようにしたこと
を特徴とする物品の着脱装置。 - 【請求項2】 前記挿通ピン及び前記係合ピンはそれぞ
れ先端から、小径部、テーパ部及び大径部から成り、前
記大径部はそれぞれ、前記円開口及び係合孔に密嵌する
径に形成され、前記物品を前記取付位置に取り付ける場
合には前記係合ピンを前記係合孔に密嵌させて、該物品
を前記挿通ピンの直上方に持ち来たし、前記円開口を前
記挿通ピンの小径部を挿入させる位置にまで下動させ、
次いで前記係合ピンを前記係合孔からその小径部まで抜
き出すことにより、前記物品を自然落下させて、次いで
前記係合ピンを更に所定距離下動させて、前記挿通ピン
を前記円開口に密嵌させ、この後、該係合ピン全体を前
記係合孔から抜き出すようにし、前記物品を前記取付位
置から取り外す場合には前記係合ピンの小径部のみを前
記係合孔に挿入し、該物品を所定距離上動させた後、該
係合ピンを前記係合孔に密嵌すべく挿入し、該物品を更
に上動させて前記円開口から前記挿通ピンを抜き出すよ
うにした請求項1に記載の物品の着脱装置。 - 【請求項3】 前記挿通ピンにそれぞれ位置検出部材及
び前記係合ピン又は該係合ピンを取り付ける部材に前記
位置検出部材を検出するセンサを設け、該センサの検出
により前記係合ピンの小径部のみを前記係合孔に挿入す
るか、該小径部のみを残して前記係合孔から抜き出すた
めの係合ピンの位置を決めるようにした請求項1又は2
に記載の物品の着脱装置。 - 【請求項4】 前記位置検出部材は遮光板であり前記セ
ンサは発光素子と受光素子の対で成る請求項3に記載の
物品の着脱装置。 - 【請求項5】 前記位置検出部材はT字形状の遮光板で
あり、前記センサは該遮光板の中央突出アーム部の延在
方向には略平行な方向に並ぶ第1、第2発光素子及びこ
れらに対向する第1、第2受光素子であり、前記遮光板
の水平アーム部が前記第1発光素子からの光線を遮光す
ることにより、前記物品の取付位置の直上方への持ち来
たしを検知し、前記第2発光素子からの光線を前記遮光
板の中央突出アーム部が遮光することにより、前記係合
ピンの小径部の前記係合孔への挿入位置及び小径部まで
の抜き出し位置を検知するようにした請求項2に記載の
物品の着脱装置。 - 【請求項6】 前記物品の両側に一対の突出板部が形成
され、該突出板部に前記円開口が形成され、かつ該突出
板部の側壁部に前記係合孔が形成されている請求項2に
記載の物品の着脱装置。 - 【請求項7】 前記物品着脱機構は前記係合ピンを前記
挿通ピンと垂直になる位置に回動させる第1駆動手段、
前記係合ピンを前記挿通ピンと平行に上下動させる第2
駆動手段及び前記係合ピンを前記係合孔に対し挿入する
方向及び抜き出す方向に駆動させる第3駆動手段を備え
ている請求項2〜請求項6の何れかに記載の物品の着脱
装置。 - 【請求項8】 前記物品着脱機構は前記取付位置を検出
する位置検出手段を設けている請求項2〜請求項7の何
れかに記載の物品の着脱装置。 - 【請求項9】 前記係合孔内に前記挿通ピンの前記物品
の円開口からの抜け止め機構を設け、前記係合ピンが前
記係合孔内に挿入すると前記抜け止め機構を解除するよ
うにした請求項6に記載の物品の着脱装置。 - 【請求項10】 所定の位置に設けられた一対の取付部
材に、物品に形成された一対の被取付部を係合させて、
該物品を取付け、前記一対の取付部材と、前記被取付部
との係合を解くことにより該物品を前記所定の位置から
離脱させるようにし、軌条に懸吊され、該軌条に沿って
移動可能である物品の着脱装置において、一対のコ字形
状のセンサ取付部材と、該センサ取付部材の一方の水平
アーム部分に第1方向に所定の距離をおいて取り付けら
れた第1、第2発光素子と、該第1、第2発光素子に対
向して他方の水平アーム部分に取り付けられた第1、第
2受光素子と、前記センサ取付部材の垂直アーム部分に
各々、取り付けられた係合部材と、前記一対の取付部材
に各々、取り付けられたT字形状の遮光板と、前記係合
部材を回動可能に支持する支軸と、前記係合部材を前記
支軸のまわりに回動させる第1駆動部と、前記第1方向
と交差する第2方向に前記係合部材をそれぞれ移動させ
る第2駆動部とを備え、前記係合部材を前記第1駆動部
により、前記第1発光素子からの光線が前記遮光板によ
り遮光されるべく前記支軸のまわりに回動させ、次いで
前記係合部材を前記第2駆動部により前記第2発光素子
からの光線が前記遮光板により遮光されるべく前記第2
方向に移動して、前記一対の取付部材に対し位置決めさ
せるようにし、該位置決め時には、前記軌条を一対の押
圧部材により両側から挟圧するようにしたことを特徴と
する物品の着脱装置。 - 【請求項11】 所定の位置に設けられた一対の取付部
材に、物品に形成された一対の被取付部を係合させて、
該物品を取付け、前記一対の取付部材と、前記被取付部
との係合を解くことにより該物品を前記所定の位置から
離脱させるようにし、軌条に懸吊され、該軌条に沿って
移動可能である物品の着脱装置において、前記一対の取
付部材に、T字形状の遮蔽板を固定させ、一対のコ字形
状で、上下の水平アーム部にそれぞれ第1、第2検出素
子及び第1、第2被検出素子を固定させた検出部材と、
該検出部材の垂直アーム部に固定された係合手段とを有
する検出・係合装置と、該検出・係合装置を所定の支軸
のまわりに回動させる第1駆動装置と、前記検出・係合
装置を相近接する方向及び相遠去かる方向に駆動する第
2駆動装置と、前記取付部材と前記物品の被取付部との
係合、非係合を行うべく前記検出・係合装置を駆動させ
る第3駆動装置とを備えた物品移送装置を設け、前記所
定の位置にある古い物品を取り外す場合には、前記一対
の検出・係合装置を前記第2駆動装置により相遠去かっ
ている第1位置に位置させ、前記第1駆動装置により、
前記検出・係合装置を前記支軸のまわりに回動させて前
記第1検出素子が前記遮蔽板の外側水平アーム部によ
り、対向する前記第1被検出素子から遮蔽されると該第
1駆動装置を停止させ、次いで前記第3駆動装置により
前記検出・係合装置の前記係合手段を前記物品の被係合
部に対向する位置へと移動させ、次いで、両前記第2検
出素子が、前記遮蔽板の突出アーム部により、対向する
前記第2被検出素子から遮蔽されるように前記第2駆動
装置を駆動して、前記係合手段を前記所定の位置に対し
位置決めし、更に該第2駆動装置により該係合手段を同
時に相接近する方向に駆動して前記物品の被係合部に係
合させ、次いで前記第3駆動装置の駆動により前記物品
の前記一対の被取付部と前記一対の取付部材との係合を
解除し、前記第1駆動装置の駆動により前記検出・係合
装置を前記支軸のまわりに所定角度回動させるようにし
て、該物品の離脱を行ない、前記所定位置に新しい物品
を取り付ける場合には、前記係合手段を該物品の前記被
係合部に係合させて、前記第1駆動装置により前記検出
・係合装置を前記支軸のまわりに回動させて、前記第1
検出素子が前記遮蔽板の内側水平アーム部により、対向
する前記第1被検出素子から遮蔽されると該第1駆動装
置を停止させ、次いで前記第2駆動装置により両前記第
2検出素子が、前記遮蔽板の突出アーム部により、対向
する前記第2被検出素子から遮蔽されるように、前記検
出・係合装置を駆動して、前記新しい物品を前記所定の
位置に対し位置決めし、次いで前記第3駆動装置により
前記物品の被取付部を前記一対の取付部材に係合させ、
次いで前記第2駆動装置により前記係合手段を同時に相
遠去かる方向に駆動して前記物品の前記被係合部から離
脱させ、次いで前記第1駆動装置の駆動により前記係合
手段を前記支軸のまわりに所定角度回動させるようにし
て、該物品の取付けを終了させるようにし、前記物品の
取り外し時及び取り付け時には、一対の押圧部材により
前記軌条を両側から挟圧するようにしたことを特徴とす
る物品の着脱装置。 - 【請求項12】 前記一対の取付部材は前記所定の位置
に平行に立設させた直立ピンであり、前記一対の被取付
部は前記物品の両側端部に形成された突出部の貫通丸孔
であり、前記係合手段は前記直立ピンに垂直に横設され
た横ピンであり、前記物品の被係合部は前記突出部の側
壁部に形成した孔である請求項11に記載の物品の着脱
装置。 - 【請求項13】 前記第1、第2検出素子は発光素子及
び受光素子の一方であり、前記第1、第2被検出素子は
他方である請求項11又は12に記載の物品の着脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21193696A JP3444101B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 物品の着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21193696A JP3444101B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 物品の着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039931A true JPH1039931A (ja) | 1998-02-13 |
JP3444101B2 JP3444101B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=16614142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21193696A Expired - Fee Related JP3444101B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 物品の着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3444101B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4732812A (en) * | 1986-06-23 | 1988-03-22 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Magnetic recording medium |
CN109748089A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-05-14 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 一种倒挂桁架机器人 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP21193696A patent/JP3444101B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4732812A (en) * | 1986-06-23 | 1988-03-22 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Magnetic recording medium |
CN109748089A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-05-14 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 一种倒挂桁架机器人 |
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JP3444101B2 (ja) | 2003-09-08 |
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