JPH1038706A - センサ信号処理回路装置 - Google Patents

センサ信号処理回路装置

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JPH1038706A
JPH1038706A JP19111196A JP19111196A JPH1038706A JP H1038706 A JPH1038706 A JP H1038706A JP 19111196 A JP19111196 A JP 19111196A JP 19111196 A JP19111196 A JP 19111196A JP H1038706 A JPH1038706 A JP H1038706A
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JP
Japan
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sensor
processing circuit
signal processing
power supply
circuit device
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JP19111196A
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Inventor
Akihiro Enomoto
明浩 榎本
Hideo Arai
秀夫 荒井
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Marelli Corp
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Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーミスタなどのセンサを共用しようとする
と、前記センサの接続端子に設けられているプルアップ
抵抗が電源に対し並列に挿入されることになってセンサ
出力値が異なった値を示す課題があった。 【解決手段】 センサを共用する他のセンサ信号処理回
路装置の有無を、そのセンサ信号処理回路装置の電源電
圧をもとに判定し、その判定結果をもとにスイッチング
回路を制御して前記判定を行う側の電源と前記センサと
の接続、遮断の制御を行い、前記電源と前記センサとの
遮断が行われると、前記他のセンサ信号処理回路装置の
電源電圧を基準にした前記センサのセンサ出力値を、前
記判定を行なう側の基準電圧を基準にしたセンサ出力値
へ換算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばサーミス
タなどのバイアスの必要なセンサを他の装置との間で共
用できるセンサ信号処理回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば自動車に搭載されている
従来のセンサ信号処理回路装置の構成を示す回路ブロッ
ク図である。図5(a)において、11は第1のセンサ
信号処理回路装置であり、例えば外気温度計を備えたエ
アーコンディショナー(以下、エアコンという)の制御
を行う制御部としての機能も備えている。12は第1の
センサ信号処理回路装置11のCPU、13はサーミス
タなどのバイアスの必要なセンサ、14はセンサ13に
バイアスをかけるためのプルアップ抵抗である。図5
(b)において、21は前記第1のセンサ信号処理回路
装置11と同様に前記自動車に搭載されている第2のセ
ンサ信号処理回路装置であり、例えば外気温度計を備え
たディジタル時計の制御部としての機能も備えている。
22は第2のセンサ信号処理回路装置21のCPU、2
3はサーミスタなどのバイアスの必要なセンサ、24は
センサ23にバイアスをかけるためのプルアップ抵抗で
ある。
【0003】次に動作について説明する。図6は第1の
センサ信号処理回路装置11のCPU12および第2の
センサ信号処理回路装置21のCPU22の外気温度表
示動作を示すフローチャートである。この外気温度表示
動作は、CPU12およびCPU22共に同一動作であ
るので、第1のセンサ信号処理回路装置の外気温度表示
動作について説明する。このフローチャートによれば、
先ず、図示していないイグニッションスイッチが操作さ
れてオンしたか否かを判断しており(ステップST
1)、この結果、イグニッションスイッチが操作されオ
ンすると、センサ13の出力を読み込む(ステップST
2)。このセンサ13の出力はアナログ信号である。次
に、この読み込んだセンサ13の出力を、図示していな
いA/D変換器によりディジタルデータへ変換する(ス
テップST3)。そして、このディジタルデータはデコ
ードされて外気温度としてディジタル表示される。
【0004】このように外気温度表示機能を有した複数
のセンサ信号処理回路装置11,21を備える必要があ
る場合には、それぞれ個別にセンサを備えたセンサ信号
処理回路装置を設けることになる。センサが各センサ信
号処理回路装置に共通なサーミスタなどの温度に応じて
抵抗値の変化するセンサである場合に、各センサ信号処
理回路装置は共通の1つのセンサを使用できればよい
が、図5(a),(b)に示したように各センサ信号処
理回路装置はそれぞれセンサを個別に設ける構成になっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンサ信号処理
回路装置は以上のように構成されているので、複数のセ
ンサ信号処理回路装置が設けられる場合、各センサ信号
処理回路装置に接続されるセンサをそれぞれ個別に設け
ることなく、1つのセンサを各センサ信号処理回路装置
で共用しようとすると、サーミスタなどの受動的でプル
アップ抵抗を必要とするセンサである場合には、前記プ
ルアップ抵抗が電源に対し並列に挿入されることになっ
て、センサ信号処理回路装置単独の場合とセンサを複数
のセンサ信号処理回路装置で共用する場合とでセンサ出
力が異なった値を示すことになり、センサ出力に対し正
確な外気温度表示ができなくなる課題があった。
【0006】また、電源電圧が変動したときのディジタ
ルデータへ変換した後のセンサ出力の較正を行なうこと
が出来ない課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、共通のセンサを使用できるセン
サ信号処理回路装置を得ることを目的とする。
【0008】また、この発明は共通のセンサを使用する
場合であっても、精度の高いセンサ出力を得ることを目
的とする。
【0009】また、この発明はセンサを共用する他のセ
ンサ信号処理回路装置側の電源電圧が変動したり相違し
ていてもこれによりセンサ出力に生ずる誤差分を精度よ
く較正できるセンサ信号処理回路装置を得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るセンサ信号処理回路装置は、接続端子へ接続されたセ
ンサへバイアスをかけるバイアス回路と、前記センサの
電源側との接続を制御するスイッチング回路と、前記バ
イアス回路と直流的に等価であり前記センサへバイアス
をかける等価バイアス回路を有し前記センサを共用する
他のセンサ信号処理回路装置の有無を、前記他のセンサ
信号処理回路装置側へ供給されている電源電圧をもとに
判定する判定手段と、該判定手段による判定結果をもと
に前記スイッチング回路を制御して前記センサの前記電
源側との接続、遮断の制御を行なう制御手段と、該制御
手段により前記センサと前記電源側との遮断制御が行な
われると前記センサを共用する前記他のセンサ信号処理
回路装置の電源電圧を基準にした前記センサから出力さ
れたセンサ出力値を、前記判定手段側の基準電圧を基準
にしたセンサ出力値へ換算する換算手段とを備えるよう
にしたものである。
【0011】請求項2記載の発明に係るセンサ信号処理
回路装置は、温度により抵抗値が変化する温度抵抗値可
変素子であるセンサを備えるようにしたものである。
【0012】請求項3記載の発明に係るセンサ信号処理
回路装置は、他のセンサ信号処理回路装置へ供給されて
いる電源電圧を2分割した分圧電圧を所定の閾値をもと
に判定する判定手段と、前記分圧電圧を2倍することで
前記他のセンサ信号処理回路装置へ供給されている電源
電圧を知り、この電源電圧を基準にした前記センサから
出力されたセンサ出力値を前記判定手段側の基準電圧を
基準にしたセンサ出力値へ換算する換算手段とを備える
ようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1のセン
サ信号処理回路装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。図において、1はこの実施の形態のセンサ信号処理
回路装置であり外気温度計付時計の制御部として構成さ
れている。2はサーミスタなどの温度センサ、3は温度
センサ2を前記センサ信号処理回路装置1と共用する他
のセンサ信号処理回路装置であり、外気温度計付エアコ
ンの制御部として構成されている。1aは前記他のセン
サ信号処理回路装置3が温度センサ2を共用しているか
否かを判定するため前記他のセンサ信号処理回路装置3
へ供給されている電源電圧Vcc1を取り込む電源電圧
取込端子、1bは温度センサ2のセンサ出力を取り込む
ため前記温度センサ2へ接続されたセンサ出力取込端子
(接続端子)、1cは温度センサ2に接続されたグラン
ド端子である。
【0014】R1はセンサ出力取込端子1bとグランド
端子1cとの間に接続された温度センサ2にバイアスを
かけるためのプルアップ抵抗(バイアス回路)、R2は
直列接続されて分圧回路4を構成している抵抗である。
分圧回路4は、他のセンサ信号処理回路装置3側へ供給
されている電源電圧Vcc1を1/2に分圧して分圧値
(Vcc1)・1/2を出力する。6はマイクロコンピ
ュータ(制御手段)、6aは温度センサ2を共用する他
のセンサ信号処理回路装置3の有無を、分圧回路4の分
圧出力(Vcc1)・1/2と所定の閾値との大小関係
をもとに判定する判定手段、6bはトランジスタ7によ
り温度センサ2の電源電圧Vcc2側との接続が遮断さ
れると、前記他のセンサ信号処理回路装置3へ供給され
ている電源電圧Vcc1を基準にした前記温度センサ2
のセンサ出力値を、前記判定手段6a側の基準電圧Vr
efを基準にしたセンサ出力値へ換算する換算手段であ
る。6cは図示していない表示器へ外気温度を表示した
り時刻を表示するためのデータ処理を行なうデータ処理
プログラムである。6dは温度センサ2のセンサ出力や
判定手段6aで判定する分圧回路4の分圧出力をディジ
タル値に変換するA/D変換器である。7は判定手段6
aにより導通、非導通が制御されるトランジスタ(スイ
ッチング回路)であり、前記他のセンサ信号処理回路装
置3が温度センサ2を共用する場合に非導通となり、ま
た温度センサ2を共用する他のセンサ信号処理回路装置
3がない場合に導通し、プルアップ抵抗R1の電源電圧
Vcc2側に対する接続および開放を制御する。なお、
図示していないイグニッションスイッチの接点信号がマ
イクロコンピュータ6へ取り込み可能な構成となってい
る。
【0015】次に、前記他のセンサ信号処理回路装置3
の構成について説明すると、3aは前記他のセンサ信号
処理回路装置3へ供給されている電源電圧Vcc1を取
り出すための電源電圧出力端子でありセンサ信号処理回
路装置1の電源電圧取込端子1aと接続されている。3
bは温度センサ2のセンサ出力を取り込むため前記温度
センサ2へ接続されたセンサ出力取込端子、3cは温度
センサ2に接続されたグランド端子である。r1はセン
サ出力取込端子3bとグランド端子3cとの間に接続さ
れた温度センサ2にバイアスをかけるためのプルアップ
抵抗(等価バイアス回路)であり、センサ信号処理回路
装置1のプルアップ抵抗R1と同一の抵抗値を有してい
る。15はマイクロコンピュータ、15cは温度センサ
2から出力されディジタル値に変換されたセンサ出力値
を処理して図示していない表示器へ外気温度表示を行な
ったりエアコンの動作制御を行なう制御用プログラムで
ある。15dは温度センサ2からのセンサ出力をディジ
タル値に変換するA/D変換器である。なお、マイクロ
コンピュータ15へは、図示していないイグニッション
スイッチの接点信号が取り込み可能な構成となってい
る。
【0016】次に動作について説明する。図2は、この
実施の形態のセンサ信号処理回路装置1の動作を示すフ
ローチャート、図3は他のセンサ信号処理回路装置3の
動作を示すフローチャートである。図2のフローチャー
トに示すように各種の初期設定を行い(ステップST1
1)、次に図示していないイグニッションスイッチがオ
ン状態にあるか否かを判定する(ステップST12)。
この結果、イグニッションスイッチがオン状態にある
と、他の制御部すなわち他のセンサ信号処理回路装置3
が温度センサ2に接続されて温度センサ2を共用してい
るか否かを判定する(ステップST13)。この判定は
判定手段6aで行なわれ、電源電圧取込端子1aから取
り込まれた前記他のセンサ信号処理回路装置3へ供給さ
れている電源電圧Vcc1を分圧回路4で1/2に分圧
した分圧出力(Vcc1)・1/2が所定の閾値より大
きいか小さいか比較されることで行なわれ、(Vcc
1)・1/2が前記所定の閾値より大きい場合には他の
センサ信号処理回路装置3が温度センサ2を共用してい
る状態、つまり温度センサ2を共用する他のセンサ信号
処理回路装置3が接続されている状態にあると判定し、
(Vcc1)・1/2が前記所定の閾値より小さい場合
には他のセンサ信号処理回路装置3が温度センサ2を共
用していない状態、つまり温度センサ2を共用する他の
センサ信号処理回路装置3が接続されていない状態にあ
ると判定する。
【0017】この結果、温度センサ2を共用する他のセ
ンサ信号処理回路装置3が接続されている状態にあると
判定するとトランジスタ7を非導通にして(ステップS
T18)、さらにセンサ出力取込端子1bから温度セン
サ2のセンサ出力VADを取り込み、A/D変換器6d
によりディジタル値に変換し、換算手段6bにより基準
電圧Vrefを基準にした値に換算する(ステップST
19)。この換算は、温度センサ2を共用する他のセン
サ信号処理回路装置3が接続されている状態にあるとき
には温度センサ2へ供給されている電源電圧が前記他の
センサ信号処理回路装置3側へ供給されている電源電圧
Vcc1であることから、この電源電圧Vcc1とセン
サ信号処理回路装置1側の電源電圧Vcc2との間に差
が生じていると、センサ出力VADをセンサ信号処理回
路装置1側でA/D変換したときのディジタル値に前記
差が誤差分として影響するために行なわれるものであ
る。
【0018】なお、前記他のセンサ信号処理回路装置3
側では、温度センサ2へ供給されている電源電圧は、セ
ンサ出力VADをA/D変換するA/D変換器15dお
よびそのディジタル値を処理するマイクロコンピュータ
15の電源電圧であり、A/D変換器15dへ供給され
る基準電圧は電源電圧Vcc1と等しいため換算する必
要はなく、図3のフローチャートに示すようにA/D変
換器15でA/D変換したディジタル値がそのまま温度
表示される。
【0019】ここで、ステップST19で換算手段6b
が行なう換算処理について、図4のフローチャートに従
って説明する。A/D変換器6dが8ビット、Vcc1
が4.8V、Vref(電源電圧Vcc2と等しい)が
5.3V、VADが1Vとすると、その分解能はVre
f/255=0.02078である。また、前記他のセ
ンサ信号処理回路装置3の電源電圧Vcc1は、分圧回
路4で1/2に分圧されて他のセンサ信号処理回路装置
3に取り込まれ、A/D変換器6dによりディジタル値
(Vcc1)・(1/2)/(Vref/255)=1
15に変換される(ステップST31)。このディジタ
ル値はフルレンジ255での115を示す。このディジ
タル値は2倍されてディジタル値230に変換される
(ステップST32)。このディジタル値230は他の
センサ信号処理回路装置3の基準電圧Vrefのフルレ
ンジ255に対する前記他のセンサ信号処理回路装置3
の電源電圧Vcc1を示している。さらに、前記他のセ
ンサ信号処理回路装置3の電源電圧Vcc1のディジタ
ル値230の前記基準電圧Vrefをフルレンジとした
ときの割合、230/255=0.9を求める(ステッ
プST33)。次に、電源電圧Vcc1を基準に出力さ
れた温度センサ2のセンサ出力VAD=1Vを基準電圧
Vrefをもとに求めたディジタル値、1/(Vref
/255)≒48に変換して(ステップST34)、こ
のディジタル値を前記ステップST33で求めた割合で
基準電圧Vrefを基準にしたときのディジタル値48
×0.9=43に換算する(ステップST35)。そし
て、この換算値をもとに図2のフローチャートに示す温
度表示を行なう(ステップST17)。
【0020】この換算処理により、前記他のセンサ信号
処理回路装置3に供給されている電源電圧Vcc1とセ
ンサ信号処理回路装置1に供給されている電源電圧Vc
c2とが異なった電圧レベルのときでも、電源電圧Vc
c1と基準電圧Vrefとの関係からセンサ出力を基準
電圧Vrefを基準にしたディジタル値に換算し、誤差
のない温度表示を行なうことが可能になる。
【0021】図2に示すフローチャートに戻り、ステッ
プST13で他のセンサ信号処理回路装置3が温度セン
サ2に接続されていないと判定した場合には、トランジ
スタ7を導通させ(ステップST14)、センサ信号処
理回路装置1のプルアップ抵抗R1によりバイアスされ
ている温度センサ2のセンサ出力を読み込み(ステップ
ST15)、A/D変換器6dによりディジタル値に変
換し(ステップST16)、温度表示を行なう(ステッ
プST17)。なお、この場合には電源電圧Vcc2と
基準電圧Vrefとは等しい値であることから換算する
必要はなく、ステップST16でA/D変換したディジ
タル値がステップST17でそのまま表示される。
【0022】以上説明したようにこの実施の形態によれ
ば、他のセンサ信号処理回路装置3との間で温度センサ
2を共用しても、他のセンサ信号処理回路装置3に設け
られているプルアップ抵抗r1およびセンサ信号処理回
路装置1に設けられているプルアップ抵抗R1が並列に
温度センサ2へ接続されることにはならず、常にいずれ
か一方のプルアップ抵抗のみにより温度センサ2がバイ
アスされることになり、さらに温度センサ2を共用する
他のセンサ信号処理回路装置3へ供給されている電源電
圧Vcc1と基準電圧Vrefとの違いによるセンサ出
力のA/D変換結果に含まれる誤差分を換算手段により
前記基準電圧Vrefを基準にした値に換算するので、
温度センサ2を共用する前記他のセンサ信号処理回路装
置3の有無に応じて精度よく較正されたセンサ出力に対
応した表示を行なうことが出来る効果がある。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、センサへバイアスをかける等価バイアス回路を有
し前記センサを共用する他のセンサ信号処理回路装置の
有無を、前記他のセンサ信号処理回路装置側へ供給され
ている電源電圧をもとに判定する判定手段と、該判定手
段による判定結果をもとにスイッチング回路を制御して
前記センサの電源側との接続、遮断の制御を行なう制御
手段と、該制御手段により前記センサと前記電源側との
遮断制御が行なわれると前記センサを共用する前記他の
センサ信号処理回路装置の電源電圧を基準にした前記セ
ンサから出力されたセンサ出力値を、前記判定手段側の
基準電圧を基準にしたセンサ出力値へ換算する換算手段
とを備えるように構成したので、前記センサを共用する
ことが可能となり精度の高いセンサ出力値が得られる効
果がある。
【0024】請求項2記載の発明によれば、温度により
抵抗値が変化する温度抵抗値可変素子であるセンサを備
えるように構成したので、温度抵抗値可変素子であるセ
ンサを共用することが可能となり精度の高いセンサ出力
値が得られる効果がある。
【0025】請求項3記載の発明によれば、他のセンサ
信号処理回路装置へ供給されている電源電圧を2分割し
た分圧電圧を所定の閾値をもとに判定する判定手段と、
前記分圧電圧を2倍することで前記他のセンサ信号処理
回路装置へ供給されている電源電圧を知り、この電源電
圧を基準にしたセンサから出力されたセンサ出力値を前
記判定手段側の基準電圧を基準にしたセンサ出力値へ換
算する換算手段とを備えるように構成したので、センサ
を共用する前記他のセンサ信号処理回路装置側の電源電
圧が変動したり前記基準電圧と相違していてもこれによ
りセンサ出力に生じる誤差分を精度よく較正でき、精度
の高いセンサ出力値が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるセンサ信号処理
回路装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるセンサ信号処理
回路装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1による他のセンサ信号
処理回路装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態1によるセンサ信号処理
回路装置の換算処理動作を示すフローチャートである。
【図5】自動車に搭載されている従来のセンサ信号処理
回路装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図6】従来のセンサ信号処理回路装置による外気温度
表示動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1b センサ出力取込端子(接続端子) 2 温度センサ 3 他のセンサ信号処理回路装置 4 分圧回路 6 マイクロコンピュータ(制御手段) 6a 判定手段 6b 換算手段 7 トランジスタ(スイッチング回路) R1 プルアップ抵抗(バイアス回路) r1 プルアップ抵抗(等価バイアス回路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子へ接続されたセンサへバイアス
    をかけるバイアス回路と、前記センサの電源側との接続
    を制御するスイッチング回路と、前記バイアス回路と直
    流的に等価であり前記センサへバイアスをかける等価バ
    イアス回路を有し前記センサを共用する他のセンサ信号
    処理回路装置の有無を、前記他のセンサ信号処理回路装
    置側へ供給されている電源電圧をもとに判定する判定手
    段と、該判定手段による判定結果をもとに前記スイッチ
    ング回路を制御して前記センサの前記電源側との接続、
    遮断の制御を行なう制御手段と、該制御手段により前記
    センサと前記電源側との遮断制御が行なわれると前記セ
    ンサを共用する前記他のセンサ信号処理回路装置の電源
    電圧を基準にした前記センサから出力されたセンサ出力
    値を、前記判定手段側の基準電圧を基準にしたセンサ出
    力値へ換算する換算手段とを備えていることを特徴とす
    るセンサ信号処理回路装置。
  2. 【請求項2】 センサは、温度により抵抗値が変化する
    温度抵抗値可変素子であることを特徴とする請求項1記
    載のセンサ信号処理回路装置。
  3. 【請求項3】 判定手段は、他のセンサ信号処理回路装
    置へ供給されている電源電圧を2分割した分圧電圧を所
    定の閾値をもとに判定し、換算手段は前記分圧電圧を2
    倍することで前記他のセンサ信号処理回路装置へ供給さ
    れている電源電圧を知り、この電源電圧を基準にした前
    記センサから出力されたセンサ出力値を前記判定手段側
    の基準電圧を基準にしたセンサ出力値へ換算することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のセンサ信号処
    理回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008252342A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Kubota Corp インターフェース回路
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CN103323616A (zh) * 2012-03-22 2013-09-25 富士通天株式会社 信号处理电路、车载用电子控制装置及安装方法

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