JPH1038580A - 角速度検出装置 - Google Patents
角速度検出装置Info
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- JPH1038580A JPH1038580A JP8196367A JP19636796A JPH1038580A JP H1038580 A JPH1038580 A JP H1038580A JP 8196367 A JP8196367 A JP 8196367A JP 19636796 A JP19636796 A JP 19636796A JP H1038580 A JPH1038580 A JP H1038580A
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Abstract
段と、振動子の振動を検出する検出手段と、この検出手
段により検出された振動情報に基づいて振動子の回転角
速度を演算する角速度演算手段とを備えた角速度検出装
置において、検出手段は振動子に取り付けられた複数の
振動検知素子とこの複数の振動検知素子に接続された検
出回路とを備え、複数の振動検知素子は振動子の振動に
伴って振動子にかかる内部応力の変化に応じた電荷の変
化を発生するものであり、検出回路は複数の振動検知素
子の電荷の変化を合成して所望の電気信号に変換処理す
るものであり、且つ、複数の振動検知素子で発生した電
荷の変化の合成の仕方を複数種備えることにより励振手
段による励振振動とこの励振振動中に振動子が回転する
ことに伴って発生するコリオリの力に基づく振動とを検
出するものである。
Description
ションシステムや姿勢制御などに用いられる角速度検出
装置に関するものであり、特に、振動型の角速度検出装
置に関するものである。
オリの力によって回転角速度に応じた新たな振動が発生
することを利用した振動型角速度検出装置が知られてい
る。この種の角速度検出装置では、たとえば、特開昭6
0−192206号公報に記載の振動式角速度計のよう
に、コリオリの力による振動を検出すると共に、励振振
動を安定させるために励振振動の検出も行う。
192206号公報に記載の振動式角速度計では、励振
振動を検出するために振動子に設けられた素子と、角速
度検出用のコリオリの力による振動を検出するために振
動子に設けられた素子とが別体であるため次のような不
具合があった。すなわち、振動による応力が集中するの
は振動片の根本であるため、励振振動を検出するための
素子とコリオリの力による振動を検出するための素子を
共に振動片の根本に設置することが検出効率の点で望ま
しいが、両素子を振動片の根本に設けるとすると各素子
に与えられる面積が小さくなり、結局検出効率を高める
ことができない。
はこのような問題に対して為されたものであり、振動子
と、この振動子を励振する励振手段と、振動子の振動を
検出する検出手段と、この検出手段により検出された振
動情報に基づいて振動子の回転角速度を演算する角速度
演算手段とを備えた角速度検出装置において、検出手段
は振動子に取り付けられた複数の振動検知素子とこの複
数の振動検知素子に接続された検出回路とを備え、複数
の振動検知素子は振動子の振動に伴って振動子にかかる
内部応力の変化に応じた電荷の変化を発生するものであ
り、検出回路は複数の振動検知素子の電荷の変化を合成
して所望の電気信号に変換処理するものであり、且つ、
複数の振動検知素子で発生した電荷の変化の合成の仕方
を複数種備えることにより励振手段による励振振動とこ
の励振振動中に振動子が回転することに伴って発生する
コリオリの力に基づく振動とを検出するものである。
リの力による振動の検出を同じ振動検知素子で行うの
で、両検出を別々の素子で検出する場合に比較して、振
動片の根本という限られた領域に配置する際にも十分な
面積を確保することができる。
動素子とこの複数の励振駆動素子に接続された励振駆動
回路とを備え、励振駆動素子と振動検知素子との間に定
電位の電極が設けられていることが望ましい。このよう
に構成すると、励振駆動素子と振動検知素子との間のク
ロストークを防止できる。
角速度検出装置に用いられる振動子を示す斜視図であ
り、同図(a)は振動子1を斜め上方から見た図であ
り、同図(b)はその振動子1の裏面が見えるように同
図(a)の位置から水平軸50を中心に90度回転した
ものである。この図において、左右方向をY軸としその
左向きを正の向きにとり、Y軸に垂直な互いに直交する
軸をそれぞれ図示のようにX軸およびZ軸とする。振動
子1は、Z軸に垂直な面を有する水晶の単結晶基板から
フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術により音
叉型に切り出されたものである。
の柱状結晶の縦方向の中心軸すなわち<0001>結晶
軸はZ軸または光軸と規定され、Z軸を通り柱状結晶の
各表面に垂直に交わる線はY軸または機械軸と規定され
る。また、Z軸を通りこの柱状結晶の縦方向の稜線と直
交する線はX軸または電気軸と規定される。
板と呼ばれる基板であり、水晶結晶方位のZ軸に垂直な
いし略垂直な面で切り出された単結晶基板である。した
がって、結晶方位のZ軸と図面上の振動子1の配置方向
を示す上述したZ軸とは一致している。また、水晶のX
軸およびY軸は互いに直交するものが3組あり、そのう
ちの一組と図面上の振動子1の配置方向を示すX軸およ
びY軸とが一致している。振動子1に用いられる水晶
は、人工水晶であるがその構造は天然の水晶と同じであ
る。
Yの向きに互いに平行に突出した2本の振動片3および
4とからなる。振動片3および4には励振駆動素子であ
る励振用電極と振動検知素子である検出用電極とが設け
られている。振動片3および4の側面の電極31、3
2、41、42、上面の電極35、43、裏面の電極3
8、46がそれぞれ励振用電極であり、上面の電極3
3、45および裏面の電極36、48がそれぞれ検出用
電極である。また、上面の電極34、44および裏面の
電極37、47は、励振用電極と検出用電極との間のク
ロストークを防止するための接地電極(定電位電極)で
ある。なお、励振用電極32および42はそれぞれ励振
用電極31および41の反対側側面に設けられているも
のであり図1では見えていないが、後に説明する図2に
は符号を付して描いてある。励振用電極31と32は振
動片3の先端の帯状電極39により、また、励振用電極
41と42は振動片4の先端の帯状電極49により電気
的に接続されている。各電極は、クロムと金の2層構造
となっており、振動子1の表面にこれらの金属を蒸着し
た後に、フォトリソグラフィ技術を用いて適宜分離する
と共に所望の形状にパターニングすることにより得られ
る。振動子基体2の上面にはボンディングパッド11〜
22が設けられており、裏面にはボンディングパッド2
3〜28が設けられている。ボンディングパッド11〜
28と上述した各電極との接続は図示の通りであり、ボ
ンディングパッド11、12、13、17、18、1
9、23、26が励振用であり、ボンディングパッド1
5、16、21、22、25、28が検出用であり、ボ
ンディングパッド14、20、24、27が接地用であ
る。
回路およびこれらと振動子1に設けれられた各電極との
結線を示すブロック図である。また、図3は振動子1の
振動の様子を示す斜視図であり、図4および図5はそれ
ぞれ励振および振動検出における逆圧電効果および圧電
効果を説明するための図である。
回路(AGC回路)133の出力電圧値に応じた振幅で
所定の繰り返し周波数のパルス波を励振駆動信号として
端子310、310´から出力する。端子310には振
動片3の側面の電極31、32、および振動片4の上下
面の電極43、46が接続されており、端子310´に
は振動片3の上下面の電極35、38および振動片4の
側面の電極41、42が接続されている。
4の固有振動数に一致または近い値の周波数を持つ駆動
信号が駆動回路131から出力されると、図3(a)に
示すような振動モードで振動片3および4が振動する。
すなわち、振動片3および4はX軸方向に互いに逆相で
励振される。
の逆圧電効果の作用を説明するものである。ここでは、
振動片3を例に説明する。同図(a)は振動片3をZX
平面で切った断面図であり、同図(b)は振動片3の屈
曲動作を示した斜視図である。上述したように、電極3
1と32が共通に端子310に接続され、電極35と3
8が共通に端子310´に接続されているので、端子3
10の出力信号がローレベル、端子310´の出力信号
がハイレベルであると、図4(a)に示すような電圧、
すなわち電極31および32には相対的に負の電圧が、
電極35および38には正の電圧がそれぞれ各電極に与
えられる。この電圧は駆動信号により与えられるもので
あり、所定の周波数で極性反転が繰り返される。
ている状態を考えると、振動片3の内部には矢印91か
ら94で示したような電界が与えられることになる。一
方、水晶の圧電効果はZ軸方向には現れないので、圧電
効果に影響を与える有効電界は矢印95および96とな
る。水晶の結晶は逆圧電効果により、X軸の正の向きに
電界が与えられるとY軸方向に伸び、X軸の負の向きに
電界が与えらるとY軸方向に縮む。したがって、図4
(a)の状態では、振動片3の電極32側が縮み、電極
31側が伸びるため、振動片3は電極32を内側にして
屈曲する。電極31、32、35、38に対する印加電
圧の極性が逆転すると、同様の原理により振動片3は電
極31を内側にして屈曲する。したがって、振動片3の
一端を固定して駆動回路131から所定周波数の駆動信
号を電極31、32、35、38に印加すると、振動片
3は図4(b)に示すようにX方向に振動する。
電極に関して振動片3の側面電極と振動片4の上下電極
とが共通に、また、振動片3の上下電極と振動片4の側
面電極とが共通に接続されているので、振動片3と4
は、図3(a)に示すようにX方向に互いに逆相で振動
する。
出用電極に生じた電荷の変化を適当な組み合わせで合成
して所望の電気信号に変換処理するものである。検出用
電極33、36、45、48に生じた電荷の変化すなわ
ち電流はそれぞれ電流検出器324、323、322、
321に入力され電圧値に変換される。信号の合成は電
流検出器の出力側で行われ、加算器331、332およ
び作動増幅器325によるX軸方向の振動を示す信号を
作るための合成と、加算器333、334および作動増
幅器326によるZ軸方向の振動を示す信号を作るため
の合成の2種類がある。前者の合成によって得られた信
号は駆動回路131による励振を安定させるためのフィ
ードバック信号であり、後者は回転角速度を検出するた
めの出力信号である。
ついて図5を用いて説明する。振動子1が図3(a)に
示すように左右逆相でX軸方向に励振され、この状態で
振動子1がY軸を中心に角速度Ωで回転すると、図3
(b)に示すように、振動子1の振動片3および4に
は、F=2mV・Ωで表されるコリオリの力FがZ方向
に発生する。ここに、mは振動片の質量、Vは振動速度
である。このコリオリの力Fの発生によって、振動片3
および4はX方向の振動に対して90度位相がずれてZ
方向に左右逆相で振動する。
様子を示す斜視図である。振動片3が+Zの向きに屈曲
すると、振動片3の上側の半分がY方向に縮み、下側の
半分がY方向に伸びる。水晶の圧電効果により、Y方向
に縮むとX方向の誘電分極が生じ、Y方向に伸びると逆
向きのX方向の誘電分極が生じる。そして、誘電分極の
強さは伸縮の大きさに依存するので上面または下面にお
いて強く現れ、中間部に向かうほど弱い。したがって、
誘電分極は振動片3の4つの角部に集中して現れ、検出
用電極33および36には図示のような正または負の電
荷が集まる。振動片3が下側に振れると、同様の原理に
基づいて上述したものと全く逆の極性が現れる。振動片
4は振動片3とは逆相で振動するので、振動片3および
4の上側の検出用電極33と45が互いに逆極性とな
り、裏側の検出用電極36と48とが逆極性となる。
た振動片3および4の各検出用電極における電荷の変化
量を加算器333、334で同極性同士を加算し、作動
増幅器326で差をとることにより、振動片3および4
のZ軸方向の振動振幅に応じた信号を端子312から出
力する。
電分極により、上下の検出用電極に同極性の電荷の変化
が現れ、その電荷の極性は曲げ方向に応じて正または負
のいずれかとなる。検出回路132では、この電荷の変
化量を加算器331、332で同極性同士を加算し、作
動増幅器325で差をとることにより、振動片3および
4のX軸方向の振動振幅に応じた信号を端子311から
出力する。
ードバック信号を入力し、その値が目標値になるように
駆動回路131に制御信号を出力するものである。端子
311から出力されるフィードバック信号は、振動片3
および4の振動振幅すなわち振動速度vに応じた値を示
すものであり、これが予め設定された目標値よりも大き
くなれば励振振幅が小さくなるように、逆に、小さくな
れば励振振幅が大きくなるように駆動回路131を制御
する。
32の出力端子312から出力された信号に対し、回転
角速度Ωが零のときのオフセット成分を補正する回路で
あり、その補正はAGC回路133から取り出されたフ
ィードバック信号の変化分をもとに行われる。これによ
り、回転角速度Ωが零のときのオフセット出力を安定化
して温度ドリフトなどのセンサ性能を低下させる要因を
取り除き、検出精度の高い角速度検出装置とする。
励振信号を位相器136で90度位相のずれた信号を基
準信号として、オフセット補正された検出出力信号を同
期検波して、この検出信号を直流信号に変換する回路で
ある。同期検波回路135の出力信号は、図示省略した
角速度演算回路に与えられ、角速度演算回路では上述し
たF=2mV・Ωの式に基づいて、振動子1のY軸に平
行な軸を中心とする回転角速度が算出される。
装置の全体動作を説明する。振動片3および4が駆動回
路131により図3(a)のようにX軸方向に励振さ
れ、Y軸に平行な軸を中心に振動子1が角速度Ωで回転
すると、角速度Ωに振幅が比例したZ軸方向の振動が図
3(b)に示すように生じる。この振動振幅は検出用電
極34、36、45、48に電荷の変化として現れ、検
出回路132で検出され、オフセット補正回路134で
オフセット補正され、同期検波回路135で直流信号に
変換され、角速度演算回路でΩが算出される。一方、か
かる動作中に励振振幅に応じた電荷の変化も、Z軸方向
の振動に応じた電荷の変化と同様に検出用電極34、3
6、45、48に現れる。これを検出回路132で処理
し、AGC回路133を介して駆動回路131にフィー
ドバックされる。このフィードバックにより励振振幅が
安定に動作する。このように、検出回路132では2種
類の信号合成が行われており、振動片3の上面の一側に
設けられた電極33の電荷と、同振動片3の下面の一側
に設けられた電極36の電荷とを加算することが励振振
動を検出する合成の仕方であり、それらの電荷の差を取
得することがコリオリの力に基づく振動を検出する合成
の仕方である。
7、44、47はボンディングパッド14、20を介し
て接地されており、検出用電極と励振用電極との間でク
ロストークが生じないようになっている。また、電極3
4、37、44および47は電源電位や中間電位などの
定電位に接続されるものであってもよい。
あり、第1実施形態との相違点は振動片に設けられた電
極の数が異なるだけである。すなわち、第1実施形態の
励振用電極32、41および接地電極34、37、4
4、47が省略されており、これら以外の電極は第1実
施形態と同一で、配線も同一である。動作原理は第1実
施形態と同じであるが、振動片3および4の内側の電極
のパターニングが不要となるため、電極形成が容易であ
るという利点がある。
あり、図6に示す第2実施形態の検出用電極33、3
6、45、48の位置が側面に移動している点が第2実
施形態と相違する。既に述べたようにZ軸方向の振動に
伴う分極の影響は、振動片の角部に集まるので、検出用
電極は角部の近傍であれば、本実施形態のように側面に
設けてもよい。
あり、第1実施形態の側面電極31、32、41、42
をそれぞれ2分割して、電極31a、31b、32a、
32b、41a、41b、42a、42bとし、内側の
電極32a、32b、41a、41bを検出用に用いた
ものである。このように構成すると、励振電界を上下対
称にできるので、励振による検出方向の振動漏れが少な
い。また、上面と側面の2つの電極を組み合わせて検出
電圧を取得することにより、角速度印加により角部に発
生する電荷を効率よく検出できる。そのため、励振に伴
う検出方向の漏れを減らして、オフセット電圧発生を抑
制でき、検出感度の向上およびS/Nの向上を期待でき
る。
て水晶単結晶のZ板を用いたものであるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、水晶のZ板に代
えてリチウムタンタレート(LiTaO3 )のいわゆる
Y板を用いてもよい。図9は振動子としてリチウムタン
タレートのY板をワイヤーソーなどの機械加工により音
叉型に切り出したものであり、2本の振動片403およ
び404を+Zの向きに突出させている。図10はこの
リチウムタンタレートで構成された振動子401のため
の電極配置および処理回路を示す図である。外側の4つ
の電極411、413、420、423が駆動回路13
1の出力端子310および310´に図示のように接続
されて駆動信号が与えられると、振動片403および4
04は図9に示すようにX軸方向に互いに逆相で励振さ
れる。検出回路132´は第1〜第3実施形態の検出回
路132とは加算器の接続が異なっており、このように
接続することにより端子312から出力信号を出力し、
端子311からフィードバック信号を出力することがで
きる。
出装置によれば、励振の安定化のための励振振動の検出
とそれと直交する方向のコリオリの力による振動の検出
とを同じ振動検知素子で行うので、両検出を別々の素子
で検出する場合に比較して、十分な面積を確保すること
ができる。振動片を振動させたときに最も応力が集中す
るのはその根本である。本願発明によれば、振動片の根
本という限られた領域にも十分に面積を確保して振動検
知素子を配置することができるので、振動検知素子の位
置の点からも面積の点からも高い検出効率を確保するこ
とができる。
れる振動子を示す斜視図。
すブロック図。
図。
るための図。
するための図。
タンタレートの振動子を示す斜視図。
3、404…振動片、31〜39、31a、31b、3
2a、32b、41〜49、41a、41b、42a、
42b、410〜413、420〜423…電極、13
1…駆動回路、132、132´…検出回路、133…
AGC回路、134…オフセット回路、135…同期検
波回路、136…位相器。
Claims (2)
- 【請求項1】 振動子と、この振動子を励振する励振手
段と、前記振動子の振動を検出する検出手段と、この検
出手段により検出された振動情報に基づいて前記振動子
の回転角速度を演算する角速度演算手段とを備えた角速
度検出装置において、 前記検出手段は前記振動子に取り付けられた複数の振動
検知素子とこの複数の振動検知素子に接続された検出回
路とを備え、 前記複数の振動検知素子は前記振動子の振動に伴って前
記振動子にかかる内部応力の変化に応じた電荷の変化を
発生するものであり、 前記検出回路は前記複数の振動検知素子の電荷の変化を
合成して所望の電気信号に変換処理するものであり、且
つ、前記複数の振動検知素子で発生した電荷の変化の合
成の仕方を複数種備えることにより前記励振手段による
励振振動とこの励振振動中に前記振動子が回転すること
に伴って発生するコリオリの力に基づく振動とを検出す
るものであることを特徴とする角速度検出装置。 - 【請求項2】 前記励振手段は前記振動子に取り付けら
れた励振駆動素子とこの励振駆動素子に接続された励振
駆動回路とを備え、前記励振駆動素子と前記振動検知素
子との間に定電位の電極が設けられていることを特徴と
する請求項1に記載の角速度検出装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19636796A JP3732582B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 角速度検出装置 |
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JP19636796A JP3732582B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 角速度検出装置 |
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JPH1038580A true JPH1038580A (ja) | 1998-02-13 |
JP3732582B2 JP3732582B2 (ja) | 2006-01-05 |
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JP19636796A Expired - Fee Related JP3732582B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 角速度検出装置 |
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JP (1) | JP3732582B2 (ja) |
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