JPH1037975A - 摩擦クラッチ - Google Patents

摩擦クラッチ

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JPH1037975A
JPH1037975A JP9069811A JP6981197A JPH1037975A JP H1037975 A JPH1037975 A JP H1037975A JP 9069811 A JP9069811 A JP 9069811A JP 6981197 A JP6981197 A JP 6981197A JP H1037975 A JPH1037975 A JP H1037975A
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    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D13/71Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members in which the clutching pressure is produced by springs only
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】回転弾性的に相互に結合されているフライホイ
ルユニットおよび押付けプレートを備え、偶発的に伝達
されるピークトルクを制限可能な自動車の駆動ラインに
設置するための摩擦クラッチを提供する。 【解決手段】入力シャフトに固定されるフライホイルユ
ニット3と、フライホイルユニットに保持されたクラッ
チハウジング47と、クラッチハウジングおよびフライ
ホイルユニットに対して軸線方向へ可動に案内された押
付けプレート53と、フライホイルユニットへ向かって
押付けプレートに弾性的に負荷するクラッチばねユニッ
ト63とを有するプレッシャプレートユニット5と、摩
擦ライニング56を有するクラッチディスク7とを含
み、フライホイルユニット3および押付けプレート53
は、伝達ピークトルクを限定するため、回転弾性的に相
互に結合される。この場合、フライホイルユニットを2
質量フライホイルとして構成するのが有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の駆動ライ
ンに設置するための摩擦クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の駆動ラインに設置するための従
来の摩擦クラッチは、軸線方向へクランクシャフトとは
逆方向へ向く摩擦面を有し回転軸線のまわりに回転自在
であり内燃エンジンのクランクシャフト端に固定できる
フライホイルを含む。摩擦クラッチの接続時、トランス
ミッション入力シャフトと結合できるクラッチディスク
の摩擦ライニングと摩擦結合する。
【0003】摩擦ライニングとフライホイルの摩擦面と
の間の摩擦結合のために必要な押圧力を加えるため、プ
レッシャプレートユニットが設けてある。このプレッシ
ャプレートユニットは、クラッチばねを介して押付けプ
レートを軸線方向へ支持し、摩擦ライニングの半径方向
外方へフライホイルに剛に結合され半径方向内方へ延び
クラッチディスクを部分的に囲むクラッチハウジングを
含む。
【0004】押付けプレートには、クランクシャフトへ
向き、フライホイルの摩擦面に対向し、摩擦クラッチの
接続時に、同じく、クラッチディスクの摩擦ライニング
と摩擦結合する摩擦面が設けてある。押付けプレートの
摩擦面とフライホイルの摩擦面とを同様に構成すれば、
これら双方の摩擦面によって、ほぼ等大の摩擦力がクラ
ッチディスクに伝達される。
【0005】即ち、クランクシャフトからトランスミッ
ション入力シャフトに結合されたクランクディスクへの
トルク伝達は、2つの別個のトルク伝達路を介して行わ
れる。第1トルク伝達路は、フライホイルからフライホ
イルの摩擦面を介してクラッチディスクに延び、第2ト
ルク伝達路は、フライホイルからクラッチハウジング、
押付けプレートおよび押付けプレートに設けた摩擦面を
介してクラッチディスクに延びる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フライホイルとクラッ
チディスクとの間の摩擦結合によって、通常の始動運転
および切換運転中に摩擦クラッチから伝達されるトルク
は、トランスミッション入力シャフトに伝達されるのみ
ならず、例えば誤操作(例えば、急激な結合)によって
形成されるピークトルクもクラッチディスクに伝達され
る。
【0007】この場合、上記ピークトルクは、摩擦クラ
ッチ自体のコンポーネントの損傷を誘起し、更に、切換
トランスミッションのコンポーネントの損傷も誘起する
という危険性が生ずる。偶発的にのみ現れるこのピーク
トルクに耐えるよう、上記コンポーネントは、通常の運
転に必要な基準を越える機械的強度および堅牢性を有し
ていなければならない。
【0008】従って、本発明の課題は、摩擦クラッチに
よって伝達されるこのような偶発的なピークトルクを制
限するような摩擦クラッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を解決するために、回転軸線のまわりに回転する入力
シャフト、特に、内燃エンジンのクランクシャフトに固
定されるフライホイルユニットと、フライホイルユニッ
トに保持されたクラッチハウジングと、クラッチハウジ
ングおよびフライホイルユニットに対して軸線方向へ可
動に案内された押付けプレートと、フライホイルユニッ
トへ向かって軸線方向へ押付けプレートに弾性的に負荷
するクラッチばねユニットとを有するプレッシャプレー
トユニットと、フライホイルユニットの軸線方向へ対向
する摩擦面と押付けプレートとの間で突出する摩擦ライ
ニングを有し入力シャフトと同軸の出力シャフト、特
に、トランスミッション入力シャフトと結合できるクラ
ッチディスクとを含む形式のものであって、フライホイ
ルユニットおよび押付けプレートが、回転軸線に関して
回転弾性的に相互に結合されていることを特徴とする摩
擦クラッチが提供される。
【0010】
【作用】フライホイルユニットおよび押付けプレートが
回転剛性的に相互に結合された従来の摩擦クラッチとは
異なり、上記双方のコンポーネント相互の本発明に係る
回転弾性的結合によって、摩擦クラッチによって伝達さ
れるトルクを限定できる。即ち、対応して大きいトルク
が現れた場合、押付けプレートは、フライホイルユニッ
トに対して相対回転でき、かくして、押付けプレートの
摩擦面によってクラッチディスクに伝達されるトルク
は、上記回転運動に対応して減少される。かくして、同
時に、摩擦クラッチによって伝達される全トルクが減少
される。
【0011】
【発明の実施の形態】フライホイルユニットの摩擦面と
押付けプレートの摩擦面との間のトルク伝達路に順次に
配置された2つのコンポーネントーフライホイルユニッ
ト、クラッチハウジング、クラッチばねユニットおよび
押付けプレートーを回転軸線のまわりに相対的に回転運
動自在に構成し、少なくとも1つのばね、特に、圧縮ば
ねを介して回転弾性的に相互に結合することによって、
フライホイルユニットおよび押付けプレートの回転弾性
的結合を実現するのが好ましい。
【0012】このトルク伝達路は、フライホイルユニッ
トと、クラッチハウジングと、クラッチばねユニット
と、押付けプレートとの部分によって形成される。順次
に配置された2つのコンポーネントを回転運動自在に結
合することによって、トルク伝達路の少なくとも1つの
箇所に、コンポーネント相互の回転運動の可能性が与え
られ、かくして、フライホイルユニットと押付けプレー
トとの間の相対回転の可能性が与えられ、従って、摩擦
クラッチによって伝達されるトルクを限定できる。
【0013】更に、順次に配置された双方のコンポーネ
ントを相互に回転弾性的に結合するためにばねを使用す
ることによって、摩擦クラッチのトルク限定作用の開始
を調整し、再現性よく定める可能性が与えられる。ばね
は圧縮ばねで構成されることが好ましい。
【0014】トルク伝達路に順次に配置された相対回転
運動自在な双方のコンポーネントが、円周方向へ対向し
相互間に少なくとも1つのばねを設けたストッパを有し
ていれば好ましい。かくして、押付けプレートに対する
フライホイルユニットの回転弾性的結合を簡単に実現で
きる。
【0015】組込んだばねの予圧に対応するトルクを越
えた場合に始めて押付けプレートがフライホイルユニッ
トに対して相対回転するよう、対向するストッパの間に
少なくとも1つのばねを予圧状態で組込むのが好まし
い。クラッチハウジングをフライホイルユニットに回転
運動自在に保持し、少なくとも1つのばねを介してフラ
イホイルユニットに回転弾性的に結合すれば、特に好適
で堅牢な構造が得られる。
【0016】この場合、従来の摩擦クラッチのコンポー
ネントをそのまま使用でき、フライホイルユニットとク
ラッチハウジングとの間の従来の剛な結合を双方のコン
ポーネントの回転弾性的結合で置換えるだけでよく、従
って、構造経費は比較的僅かである。
【0017】この場合、摩擦クラッチによって伝達され
る駆動トルクの一部をフライホイルユニットからクラッ
チハウジングに伝達し、次いで、クラッチばねユニット
および押付けプレートを介してクラッチディスクに更に
伝達するため、軸線方向へ作用するばねによってクラッ
チハウジングをフライホイルユニットに対して摩擦結合
状態に保持すれば好ましい。
【0018】この場合、軸線方向へ作用するばねは、摩
擦クラッチの接続時には、クラッチハウジングとフライ
ホイルユニットとを摩擦結合状態に保持するが、摩擦ク
ラッチの切断状態では、上記摩擦結合を少なくとも部分
的に解除するよう構成するのが好ましい。かくして、摩
擦結合の強さ、即ち、フライホイルユニットと押付けプ
レートとの間で伝達できるトルクは、摩擦クラッチの結
合状態に依存する。この機能は、軸線方向へ作用するば
ねをクラッチばねユニットによって形成するか、クラッ
チばねユニットによって、少なくとも、軸線方向へ作用
するばねの構成部分を形成することによって、特に簡単
に達成される。
【0019】フライホイルユニットは、入力シャフトに
固定できる第1フライホイルと、摩擦面を含み回転振動
減衰器を介して第1フライホイルと回転弾性的に結合さ
れた第2フライホイルとからなる2質量フライホイルと
して構成するのが好ましい。かくして、一方では、例え
ば、内燃エンジンの円滑でない回転に起因するトルク変
動を回転振動減衰器によって減少し、かくして、摩擦ク
ラッチの駆動ラインの次のコンポーネントへの上記トル
ク変動の伝達を排除する摩擦クラッチが実現される。他
方、上記摩擦クラッチは、例えば不当な操作に起因する
トルクピークをフライホイルユニットと押付けプレート
との回転弾性的結合によって吸収でき、かくして、摩擦
クラッチの駆動ラインの次のコンポーネントを上記トル
クピークに対して保護できる。
【0020】フライホイルユニットと押付けプレートと
の回転弾性的結合と、2質量フライホイルとしてのフラ
イホイルユニットの構成との組合せによって、摩擦クラ
ッチによって伝達されるピークトルクの限定の問題を解
決する摩擦クラッチが得られるのみならず、従来の2質
量フライホイルの分野において知られている完全に別個
の問題を解決できる摩擦クラッチも得られる。
【0021】即ち、2質量フライホイルユニットの回転
弾性的に結合された双方のフライホイルは、共振周波数
を有するばね・質量系を形成する。この場合、通常、双
方のフライホイルおよび慣性質量の回転弾性的結合は、
上記共振周波数が正常運転状態の摩擦クラッチの回転数
範囲外にあるよう、相互に同調される。しかしながら、
摩擦クラッチの正常運転に対応しない運転状態では、例
えば、内燃エンジンの始動または停止中には、不快と感
じられ、好ましくない状態では、2質量フライホイルの
破損を招くことになるような共振が、2質量フライホイ
ルのばね・質量系に励起されことになる。
【0022】摩擦クラッチの切断状態では、即ち、クラ
ッチディスクを介するフライホイルユニットと押付けプ
レートとの摩擦結合を遮断した場合は、フライホイルユ
ニットは、このユニットに回転弾性的に結合された押付
けプレートとともに、2質量フライホイルとして構成さ
れたフライホイルユニットとともに“3質量フライホイ
ル”と見做し得る振動可能なばね・質量系を形成する。
【0023】即ち、摩擦クラッチの切断時に形成される
このばね・質量系は、簡単な2質量フライホイルとは異
なり、2つの共振周波数を有し、従って、完全に異なる
共振挙動を示す。第1フライホイルと第2フライホイル
との間の回転振動減衰器を対応して設計し且つフライホ
イルユニットと押付けプレートとの回転弾性的結合を対
応して設計すれば、上記共振挙動を制御して、従来の2
質量フライホイルに比して共振励起を明らかに減少でき
る。
【0024】上記双方の機能ー摩擦クラッチの接続時に
伝達されるピークトルクの限定および摩擦クラッチ切断
時の共振の減衰ーの組合せは、クラッチハウジングとフ
ライホイルユニットとの間の摩擦結合について上述した
如く、フライホイルユニットと押付けプレートとの間の
摩擦系を、摩擦クラッチの接続時には強化し、摩擦クラ
ッチの切断時には少なくとも部分的に解除すれば、特に
有効に達成される。
【0025】
【実施例】図面を参照して、以下に、本発明の実施の形
態を説明する。
【0026】図1に示した摩擦クラッチは、内燃エンジ
ンのクランクシャフト(図示してない)に固定されるフ
ライホイルユニット3と、押付けプレート5と、切換ト
ランスミッションの入力シャフト(同じく図示してな
い)に固定されるクラッチディスク7とを含む。フライ
ホイルユニット3,プレッシャプレートユニット5およ
びクラッチディスク7は、共通の回転軸線9のまわりに
回転できる。
【0027】フライホイルユニット3は、図示の実施の
形態の場合、2質量フライホイルとして構成され、この
ため、ねじ13によってクランクシャフトに固定される
ボス11を含む。ボスには、第1フライホイル15が固
定してあり、第2フライホイル17は、軸受19を介し
て回転軸線9のまわりに回転自在に支持されている。第
1フライホイル15は、複数の部材から構成され、ボス
11に固定され半径方向へ延びる1次ディスク21を含
む。上記1次ディスクの外縁は、スタータのリングギヤ
23を担持し、カバーディスク25に不動に結合され、
次いで、1次ディスクに対して軸線方向へ間隔を置い
て、軸受19の半径方向外方にあるカバーディスク内縁
27まで延びる。
【0028】第2フライホイル17は、1次ディスク2
1とカバーディスク25との間に軸線方向へ配置され、
カバーディスク25の内縁27と軸受19との間でリベ
ット31によって対向プレッシャプレート33に半径方
向へ結合されたボスディスク29を含む。対向プレッシ
ャプレート33は、軸受19から出発して半径方向外方
へ延び、かくして、カバーディスク25は、対向プレッ
シャプレート33とボスディスク29との間に軸線方向
へ配置される。
【0029】第1フライホイル15および第2フライホ
イル17は、ばねユニットを介して相互に回転弾性的に
結合されている。ばねユニットは、摩擦クラッチ1の円
周方向に配置され、1次ディスク21およびカバーディ
スク25に設けたストッパ37とボスディスク29に設
けた窓39の縁との間で円周方向へ固定された多数のば
ね35から構成されている。第1フライホイル15と第
2フライホイル17との間の回転振動の減衰のため、カ
バーディスク25の内縁27には、ボスディスク29に
設けた摩擦ライニング43と摩擦接触する摩擦ディスク
41が設けてある。
【0030】対向プレッシャプレート33には、クラン
クシャフトおよび第1フライホイル15に関して軸線方
向へ見て逆の側に、環状クラッチ摩擦面45が構成され
ている。対向プレッシャプレート33およびプレッシャ
プレートユニット5が回転軸線9のまわりに相対回転で
きるよう、対向プレッシャプレート33は、クラッチ摩
擦面45の半径方向外方でプレッシャプレート5に結合
されている。
【0031】プレッシャプレート5は、クラッチハウジ
ング47を含み、このクラッチハウジングの外被範囲4
9は、まず対向プレッシャプレート33から軸線方向へ
離れるよう延び、半径方向内方へ延びる、即ち、対向プ
レッシャプレート33のクラッチ摩擦面45から軸線方
向へ離して配置されたクラッチばね保持範囲51に移行
する。対向プレッシャプレート33とクラツチばね保持
範囲51との間には、軸線方向へ、対向プレッシャプレ
ート33のクラッチ摩擦面45へ向くクラッチ摩擦面5
5を有し回転軸線のまわりに調心され軸線方向へ可動な
環状押付けプレート53が設けてある。
【0032】かくして軸線方向へ対向する双方のクラッ
チ摩擦面45,55の間には、トランスミッション入力
シャフトに固定するためにクラッチディスク9のボス部
分にリベット57によって結合されるクラッチディスク
7の摩擦ライニング56が設けてある。
【0033】摩擦クラッチ1の接続時に摩擦結合に必要
な押圧力をクラッチ摩擦面45,55と摩擦ライニング
56との間に加えるため、プレッシャプレートユニット
5は、クラッチばね保持範囲の近傍でホルダ64によっ
て円周方向および半径方向へ保持され、この場合、2つ
の傾斜リング65の間に旋回自在に固定されたダイヤフ
ラムばね63を有するクラッチばねユニット61を含
む。
【0034】ダイヤフラムばね63は、傾斜リング65
の半径方向外方へ予圧状態で押付けプレート53に当接
して上記押付けプレートを対向プレッシャプレート33
に負荷する。クラッチ摩擦面45,55と摩擦ライニン
グ56との間の摩擦結合を解離するため、予圧されたダ
イヤフラムばね63によって押付けプレート53に加え
られる押圧力は、傾斜リング65の半径方向内方へダイ
ヤフラムばね63に作用するシフト軸受(図示してな
い)の作動によって除去できる。
【0035】クラッチハウジング47の外被範囲49
は、対向プレッシャプレート33に向く端部に、半径方
向外方へ延びる環状フランジ69を有する。上記環状フ
ランジは、対向プレッシャプレートに設けた環状ミゾ7
1内に突出し、かくして、クラッチハウジング47は、
環状ミゾ71の円筒形内面に対する環状フランジ69の
外縁73の当接によって、回転軸線9のまわりに対向プ
レッシャプレート33に対して調心される。
【0036】円筒形内面75に構成された別の環状ミゾ
77には、環状ばね79が導入され、かくして、環状フ
ランジ69は、上記環状ばね79と環状ミゾ71の底面
との間に配設され、従って、クラッチハウジング47
が、対向プレッシャプレッシャ33に対して軸線方向へ
固定される。即ち、一方のクラッチハウジング47の環
状フランジ69と、他方の環状ミゾ71および環状ばね
79とが、対向プレッシャプレート33に対してクラッ
チハウジング47の回転を可能とするピボットを形成す
る。
【0037】対向プレッシャプレート33に対するクラ
ッチハウジング47の回転は、ばねユニットによって図
2に詳細に示した休止位置に保持される。ばねユニット
は、クラッチハウジング47の外被範囲49の内壁とプ
レッシャプレート33に設けた環状フランジ85との間
に半径方向へ形成されたチャンバ87に回転軸線9のま
わりに円周方向へ分布させて配置され、それぞれ、円周
方向へ配向された複数のコイルばね83を含む。
【0038】チャンバ87は、外被範囲49の内面に設
けた半径方向内方へ突出する当接面89と、環状フラン
ジ85に設けた半径方向外方へ突出する関連の当接面9
1とによって形成される。コイルばね83の端部は、図
2に示した休止位置では、予圧を受けて、クラッチハウ
ジング47に構成された当接面89および対向プレッシ
ャプレート33に構成された当接面89と接触する。
【0039】即ち、クラッチハウジング47が対向プレ
ッシャプレート33に対して回転すると、即ち、図2の
休止位置外に振れると、コイルばね83が更に圧縮さ
れ、かくして、クラッチハウジング47を対向プレッシ
ャプレート33に対して休止位置に引戻すよう作用する
引戻力が生ずる。クラッチハウジング47は、コイルば
ね83の圧縮度の増加とともに、更に回転され、その結
果、コイルばね83が、ブロックされ、対向プレッシャ
プレート33に対するクラッチハウジング47の回転を
制限する。
【0040】即ち、上述の構造によって、クラッチハウ
ジング47を対向プレッシャプレート33に回転弾性的
に保持した摩擦クラッチ1が得られる。この場合、コイ
ルばね83およびチャンバ87の設計によって、回転ス
トロークおよび最大回転ストロークに依存して引戻力の
推移を調節できる。
【0041】摩擦クラッチ1の接続時、駆動トルクが、
内燃エンジンのクランクシャフトからボス11を介して
第1フライホイル15に伝達され、次いで、ばね35を
介して第2フライホイル17に伝達される。この場合、
ばね35は、摩擦ディスク41および摩擦ライニング4
3とともに、内燃エンジンの回転振動の減衰に役立つ。
駆動トルクは、第2フライホイル17からクラッチディ
スク7の摩擦ライニング56に伝達され、かくして、ボ
ス部分59を介してトランスミッション入力シャフトに
伝達される。
【0042】駆動トルクは、2つの側で、即ち、対向プ
レッシャプレート33の摩擦面45および押付けプレー
ト53の摩擦面55からクラッチディスク7に伝達され
る。摩擦ライニング56に対する押付けプレート53の
所与の押圧力およびプレッシャプレート33に対する摩
擦ライニング56の所与の押圧力において、駆動トルク
は、対応して、2つのトルク伝達路に分配される。
【0043】第1トルク伝達路は、第2フライホイル1
7からその対向プレッシャプレート33およびこの対向
プレッシャプレートに設けたクラッチ摩擦面45を介し
てクラッチディスク7に至り、第2トルク伝達路は、第
2フライホイル17からその対向プレッシャプレート3
3を介してクラッチハウジング47に至り、次いで、板
ばねおよび押付けプレート53を介してクラッチディス
ク7に至る。
【0044】即ち、第2回転トルク路では、押付けプレ
ート53およびクラッチハウジング47は、相互に回転
剛性的に結合されるが、クラッチハウジング47は、対
向プレッシャプレート33に回転弾性的に結合される。
【0045】摩擦クラッチ1の接続時にダイヤフラムば
ね63によって対向プレッシャプレート33の方向へ加
えられる押付けプレート53の押圧力に対応する対向力
は、クラッチハウジング47を介して対向プレッシャプ
レート33に伝達され、この場合、環状フランジ69
は、軸線方向圧力を受けて環状ばね79に当接する。さ
て、第2トルク伝達路で伝達される伝達トルクが、コイ
ルばね83の予圧および環状フランジ69と環状79と
の間に軸線方向負荷を受けて作用する摩擦力によって決
まる数値を越えると、クラッチハウジング49が、対向
プレッシャプレート33に対して回転される。かくし
て、プレッシャプレート53は、対向プレッシャプレー
ト33の回転方向へ見て残留し、クラッチディスク7へ
の駆動トルクの伝達に、即ち、クラッチディスクのスリ
ップに対応してより僅かに寄与するに過ぎない。かくし
て、摩擦クラッチ1によって伝達されるピークトルクが
制限される。
【0046】摩擦クラッチ1の切断時には、駆動トルク
は、内燃エンジンのクランクシャフトからクラッチディ
スクに伝達されないが、フライホイルユニット3および
プレッシャプレートユニット5は、内燃エンジンのクラ
ンクシャフトとともに回転軸線9のまわりに回転され、
この場合、2つのばねを介して相互に直列に結合された
3つの慣性質量からなるばね・質量系を形成する。
【0047】第1質量は、ばね35を介してばね・質量
系の第2慣性質量、即ち、第2フライホイル17に回転
弾性的に結合された上述の第1フライホイルから構成さ
れる。上記ばね・質量系の第3慣性質量は、クラッチハ
ウジング47、ダイヤフラムばね63,そのホルダ64
およびプレッシャプレート53によって形成され、クラ
ッチハウジング47とプレッシャプレート33との間の
回転弾性的結合によって第2フライホイル17に結合さ
れる。
【0048】摩擦クラッチ1の切断状態では、対向プレ
ッシャプレート33の方向の押付けプレートの押圧力は
解除レバー(図示してない)によって消失されるので、
環状フランジ69も、軸線方向力によって環状ばね79
に当接されることはない。対応して設計すれば、僅かな
軸線方向遊びおよび半径方向遊び状態においてプレッシ
ャプレート33に対して環状フランジ79を保持でき、
従って、上記双方のコンポーネントの間には、回転軸線
9のまわりの回転運動を阻止する摩擦力は殆ど作用しな
い。
【0049】即ち、摩擦クラッチ1の切断時、上述のば
ね・質量系によって、“3質量フライホイル”が構成さ
れる。この場合、ばね35およびコイルばね83を対応
して設計し、第1フライホイル15と第2フライホイル
17との間の質量分布を対応して設計すれば、ばね・質
量系の共振挙動が、従来の2質量フライホイルに比して
明らかに改善される。
【0050】この場合、フライホイルユニット3と押付
けプレート53との間の回転弾性的結合の態様は、ばね
83のばね力の選択によって改善されるのみならず、回
転時にフライホイルユニット3と押付けプレート53と
の間に作用する摩擦力の制御によっても改善できる。即
ち、例えば、回転弾性的結合のために、比較的強い、特
に、強く予圧されたばねを使用するか、相対回転可能な
コンポーネントの間に比較的大きい摩擦力を作用させる
ことによって、比較的大きいピークトルクを伝達でき
る。
【0051】クラッチハウジング47の外被範囲の内壁
とプレッシャプレート33の環状フランジ85との間に
構成されたチャンバにばね83を設けるのではなく、ば
ね83の保持のため、ばね83の当接のために窓または
突起を備え軸線方向または半径方向へ相互に離して設け
たディスクを使用することも考え得る。ディスク21,
25,29の間の2質量フライホイルのばね35の保持
は、このような構造について示唆を与える。
【0052】更に、クラッチハウジング47と対向プレ
ッシャプレート33との間の回転弾性的結合の代わり
に、同じく、摩擦クラッチによって伝達されるピークト
ルクを限定するため、上述の第2トルク伝達路に順次に
設けた2つの別のコンポーネントを回転弾性的に結合で
きる。即ち、例えば、クラッチハウジング47と押付け
プレート53との間の結合をホルダ64の対応する構成
によって回転弾性的に構成できる。
【0053】他方、上述の実施の形態における2質量フ
ライホイルとしてのフライホイルユニットの構成とは異
なり、対向プレッシャプレート33を内燃エンジンのク
ランクシャフトに空転しないよう結合し、クラッチディ
スク7に、例えば、分割してばねを介して結合されたク
ラッチディスク7のボス部分59によって、対応する回
転振動減衰器を設けることができる。この場合、摩擦ク
ラッチ1の接続状態では、内燃エンジンのトルク変動
は、クラッチディスク7の回転減衰器によって、以降の
トランスミッションには伝達されず、ピークトルクは、
対向プレッシャプレート33に対するクラッチハウジン
グ47の相対回転性によって抑制される。この場合、摩
擦クラッチ1の切断状態では、対向プレッシャプレート
33およびこの対向プレッシャプレートに回転弾性的に
結合されたプレッシャプレートユニット5は、対応する
共振挙動を有する2質量フライホイルと見做し得るばね
・質量系を形成する。
【0054】上述の実施の形態では、押圧形摩擦クラッ
チを説明した。しかしながら、引張形摩擦クラッチにお
いてもフライホイルユニットと押付けプレートとの間の
回転弾性的結合を問題なく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る摩擦クラッチの回転軸線に沿う断
面図である。
【図2】図1の線IIーIIに沿う回転軸線に垂直な摩擦ク
ラッチの断面図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ 3 フライホイルユニット 5 プレッシャプレートユニット 7 クラッチディスク 9 回転軸線 45 フライホイルユニットの摩擦面 47 クラッチハウジング 53 押付けプレート 55 フライホイルユニットの摩擦面 56 摩擦ライニング

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駆動ラインに設置するための摩
    擦クラッチであって、回転軸線(9)のまわりに回転す
    る入力シャフト、特に、内燃エンジンのクランクシャフ
    トに固定されるフライホイルユニット(3)と、 フライホイルユニット(3)に保持されたクラッチハウ
    ジング(47)と、 クラッチハウジング(47)およびフライホイルユニッ
    ト(3)に対して軸線方向へ可動に案内された押付けプ
    レート(53)と、 フライホイルユニット(3)へ向かって軸線方向へ押付
    けプレートに弾性的に負荷するクラッチばねユニット
    (63)とを有するプレッシャプレートユニット(5)
    と、 フライホイルユニット(3)の軸線方向へ対向する摩擦
    面と押付けプレート(53)との間で突出する摩擦ライ
    ニング(56)を有し入力シャフトと同軸の出力シャフ
    トと、 特に、トランスミッション入力シャフトと結合できるク
    ラッチディスク(7)とを含む形式のものにおいて、 フライホイルユニット(3)および押付けプレート(5
    3)が、回転軸線(9)に関して回転弾性的に相互に結
    合されていることを特徴とする摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 フライホイルユニット(3)の摩擦面
    (45)と押付けプレート(53)の摩擦面(55)と
    の間のトルク伝達路に順次に配置された2つのコンポー
    ネントーフライホイルユニット(3)、クラッチハウジ
    ング(47)、クラッチばねユニット(63)および押
    付けプレート(53)が、回転軸線(9)のまわりに相
    対的に回転運動可能であり、少なくとも1つのばね(8
    3)、特に圧縮ばねを介して回転弾性的に相互に結合さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の摩擦クラッ
    チ。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのばね(83)が、トル
    ク伝達路に順次に配置された双方のコンポーネント
    (3,47,63)の円周方向へ対向するストッパ(8
    9,91)の間に配設されていることを特徴とする請求
    項2に記載の摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 ばね(83)が、予圧状態で組込まれて
    いることを特徴とする請求項3に記載の摩擦クラッチ。
  5. 【請求項5】 クラッチハウジング(47)が、フライ
    ホイルユニット(3)に回転運動自在に保持されてお
    り、少なくとも1つのばね(83)を介してフライホイ
    ルユニット(3)に回転弾性的に結合されていることを
    特徴とする請求項2〜4の内のいづれか1項に記載の摩
    擦クラッチ。
  6. 【請求項6】 軸線方向へ作用するばね(63,79)
    が、クラッチハウジング(47)をフライホイルユニッ
    ト(3)に対して摩擦結合状態に保持することを特徴と
    する請求項5に記載の摩擦クラッチ。
  7. 【請求項7】 軸線方向へ作用するばね(63,79)
    が、摩擦クラッチの切断時、フライホイルユニット
    (3)に対するクラッチハウジング(47)の摩擦結合
    を少なくとも部分的に解除することを特徴とする請求項
    6に記載の摩擦クラッチ。
  8. 【請求項8】 クラッチばねユニット(63)が、軸線
    方向へ作用するばねを形成するか、軸線方向へ作用する
    ばねの構成部分であることを特徴とする請求項7に記載
    の摩擦クラッチ。
  9. 【請求項9】 フライホイルユニット(3)が、入力シ
    ャフトに固定できる第1フライホイル(15)と、摩擦
    面(45)とを含み、回転振動減衰器(35,41,4
    3)を介して、第1フライホイル(15)と回転弾性的
    に結合された第2フライホイル(17)とからなる2質
    量フライホイルとして構成されていることを特徴とする
    請求項1〜8の内のいづれか1項に記載の摩擦クラッ
    チ。
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