JPH1037443A - 建築用化粧板 - Google Patents

建築用化粧板

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JPH1037443A
JPH1037443A JP5433797A JP5433797A JPH1037443A JP H1037443 A JPH1037443 A JP H1037443A JP 5433797 A JP5433797 A JP 5433797A JP 5433797 A JP5433797 A JP 5433797A JP H1037443 A JPH1037443 A JP H1037443A
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Kazuo Yoneyama
和雄 米山
Masao Otani
正男 大谷
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な耐熱性、硬度および施工性を有し、耐
シガレット性と高湿度および低湿度環境下での寸法安定
性に優れた建築用化粧板を提供すること。 【解決手段】 厚みが 1.0mm〜3.0mm の塩化ビニル系基
材と、この基材上に積層接着した表装材(11)とからな
る化粧板であって、前記表装材(11)を、耐摩耗性微粉
末を混入した樹脂層からなる保護層(11a)、印刷が施
されたパターン層(11b)、および金属箔からなるコア
ー層(11c)を、順次に積層接着して 0.1mm〜0.8mm の
厚みに一体成形した積層材にて構成したこと、を特徴と
する建築用化粧板である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】この発明は、床面または壁面
に直貼りすることにより、それらの表面を美しく仕上げ
るのに有用な建築用化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の床面や壁面は、図1に示すよう
に、所定形状に切断したタイルのような化粧板を多数配
列して直貼りすることにより、これらの表面を美しく仕
上げることが普通である。
【0003】従来、この種の化粧板としては、例えば木
質合板の表面に所定の着色や模様を付した表面材を貼付
したものがある。このような木質合板を基材とする化粧
板は、建築用化粧板として必要な耐熱性を有する他、特
に床材として使用したときに必要な表面硬度を有すると
いう長所はあるものの、次のような短所もある。
【0004】すなわち、 .木質合板を基材とする化粧板は、木質合板によるあ
る一定の剛性を有しているものであるから、完全な平面
ではないコンクリートからなる床面に対して、全面がぴ
ったりと密着した状態で直貼りすることができず、剥れ
等の問題を発生し易いものとなり得る。 .直貼りすべき面が、壁面等のコーナーにおけるよう
な曲面であると、木質合板を基材とする化粧板はその直
貼りが殆ど不可能である。 .このような化粧板を所定形状のものとするために
は、工場等において切断しなければならないが、この化
粧板の端部にササクレが生じないように切断することは
困難である。特に、施工現場においてこの化粧板を所定
形状に小さくしなければならない場合に、端部にササク
レが生じないように切断することは非常に困難であっ
て、その施工性は極めて悪いものである。
【0005】これに対して、塩化ビニルタイルやリノリ
ウムタイル、あるいはホモジニアスタイル等の軟質材料
を基材とするものが提案されている。しかしながら、こ
れらは上記の欠点はないものの、逆に床材として使用す
る場合の表面硬度が不足するものであり、耐熱性にも劣
るものである。
【0006】これに対し、上述した各短所を解決するこ
とのできる化粧板として、先に図2に示すような構成を
有する建築用化粧板が提案されている(実公平7−4002
7 号公報参照)。すなわち、この提案にかかる建築用化
粧板は、厚みが1mm以上の塩化ビニル系基材と表装材と
を接着層を介して接着してなる化粧板において、前記表
装材を、耐磨耗性微粉末を混入した樹脂含浸オーバレイ
紙からなる保護層、印刷が施された樹脂含浸パターン紙
からなるパターン層および樹脂含浸コアー紙からなるコ
アー層を積層して一体成形した、厚み0.6mm 以下の積層
材にて構成したことを特徴とする。
【0007】しかしながら、このような構成の建築用化
粧板では、火の着いたタバコを該化粧板上に放置する
と、表装材、あるいは表装材と基材の界面にふくれが発
生して表面異常を招いたり、塩化ビニル系基材自体がふ
くれ上がって床から剥がれるという新たな問題、即ち、
耐シガレット性に劣るという問題があった。また、コア
ー層を構成する樹脂含浸コアー紙として、フェノール樹
脂を含浸したクラフト紙を用いると、樹脂の硬化過程に
おける縮合水の発生に起因した該縮合水の出入りによる
収縮・膨張(低湿度下では縮合水が放散して収縮し、高
湿度下では再び吸水して膨張する)、あるいは有機セル
ロース自体の親水性に起因した水の吸湿による膨張とい
う新たな問題、即ち、高湿度下および低湿度下での化粧
板の寸法安定性が十分ではないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
新たな問題を解消するためになされたものであり、その
目的とするところは、十分な耐熱性、硬度および施工性
を有し、耐シガレット性と高湿度下および低湿度下での
寸法安定性に優れた建築用化粧板を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的の実
現に向けさらに研究を行った結果、以下に示す内容を要
旨構成とする建築用化粧板を完成するに至った。すなわ
ち、 (1) この発明の建築用化粧板は、厚みが 1.0mm〜3.0mm
の塩化ビニル系基材と、この基材上に積層接着した表装
材とからなる化粧板であって、前記表装材を、耐摩耗性
微粉末を混入した樹脂層からなる保護層、印刷が施され
たパターン層、および金属箔からなるコアー層を、順次
に積層接着して0.1mm〜0.8mm の厚みに一体成形した積
層材にて構成したこと、を特徴とする。
【0010】(2) この発明の建築用化粧板は、厚みが
1.0mm〜3.0mm の塩化ビニル系基材と、この基材上に接
着材層を介して積層接着した表装材とからなる化粧板で
あって、前記表装材を、耐摩耗性微粉末を混入した樹脂
層からなる保護層、印刷が施されたパターン層、および
金属箔からなるコアー層を、順次に積層接着して 0.1mm
〜0.8mm の厚みに一体成形した積層材にて構成したこ
と、を特徴とする。
【0011】ここで、上記(1) または(2) に記載の本発
明にかかる建築用化粧板において、保護層を構成する前
記樹脂層は樹脂含浸オーバーレイ紙であることが望まし
く、また、前記金属箔はアルミ箔であることが望まし
い。さらに、前記パターン層は樹脂含浸パターン紙また
は樹脂シートが望ましく、特に塩化ビニル樹脂シートは
印刷が綺麗で意匠性が向上するので好適である。上記
(2) に記載の発明にかかる建築用化粧板において、前記
接着材層は、金属箔側に積層された塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合樹脂、あるいは金属箔側に積層されたヒート
シール性樹脂と塩化ビニル樹脂フィルム、で構成され
てなることが望ましい。上記(2) に記載の発明にかかる
建築用化粧板において、前記コアー層は接着層を介して
パターン層と接着していることが望ましく、この接着層
は、金属箔側に積層されたアクリル系共重合樹脂、ある
いは金属箔側に積層された塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合樹脂と塩化ビニル樹脂系フィルム、で構成されてなる
ことがより望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の建築用化粧板は、塩化
ビニル系基材(以下は、単に「塩ビ系基材」という)の
表面に積層接着する表装材の構成に特徴があり、特に、
この表装材を構成するコア層として金属箔、望ましくは
アルミ箔を用いた点にある。これにより、十分な耐熱
性、硬度および施工性を有し、耐シガレット性や高湿度
下および低湿度下での寸法安定性に優れた建築用化粧板
を安価に提供することができる。
【0013】すなわち、 .コア層として熱伝導性の良好な金属箔を用いること
により、表装材表面から進入した熱が該金属箔からなる
コア層を介して平面方向に放散するので、局部的な発熱
による膨れや剥がれ等の表面異常が発生しない。つま
り、この発明にかかる金属箔によれば、化粧板の耐シガ
レット性が向上するのである。
【0014】.コア層として、高湿度下および低湿度
下での寸法変化が大きい,紙セルロースやフェノールの
ようなOH基をもつ材料に代えて金属箔を用いることに
より、湿度や水分の影響を受けなくなり、化粧板を床タ
イルとして施工した後に、タイル同士の突き合わせ部の
盛り上がりや全体の収まり不具合が起こらない。つま
り、この発明にかかる金属箔によれば、高湿度下および
低湿度下における化粧板の寸法変化(反り)を抑えるこ
とができるのである。
【0015】.コア層として金属箔を用いた化粧板
は、コア層として樹脂含浸紙を用いた従来の化粧板に比
べて柔軟性が高いので、表面凹凸を有するコンクリート
床面等への直貼りや曲面への直貼りが完全に密着した状
態で行われ、剥がれ等の不具合が起こらない。つまり、
この発明にかかる金属箔によれば、施工性が改善される
のである。
【0016】また、この建築用化粧板(10)は、特に床
面を構成する場合には、リノリウムや塩化ビニルタイル
のように耐磨耗性に劣るものであってはならない。この
ことから、その表装材(11)を構成する保護層(11a)
には、耐磨耗性を付与するために、アルミナやSiC の如
き高硬度耐磨耗性微粉末が含有されている。さらに、こ
の建築用化粧板(10)は、その表面が上記高硬度耐磨耗
性微粉末を含有する保護層(11a)によって構成されて
いるので、耐熱性や硬度にも優れたものとなっている。
そしてさらに、塩化ビニル系基材は、フィラーとして炭
酸カルシウム等の無機粉末を含有し、2層以上に積層さ
れてなることが好ましい。この理由は、特に直貼りする
相手床面との密着性および歩行性を考慮して、塩化ビニ
ル系基材の外側層ほど柔軟性を増すように可塑剤やフィ
ラー量等で調節することができるからである。また、2
層以上に積層されていると、反りや不陸の防止に効果的
であり、施工性が大幅に向上するからである。
【0017】ここに、この発明の化粧板を構成する表装
材は、最外層を構成している保護層を、例えば、耐磨耗
性微粉末を混入抄造して得られる混抄紙に樹脂を含浸し
たオーバーレイ紙にて形成すると共に、この樹脂含浸オ
ーバーレイ紙(保護層)に対しては更に、模様印刷が施
された樹脂含浸パターン紙を裏打ち接着し、さらにこの
樹脂含浸パターン紙(パターン層)に対しては、上記
〜の作用効果を示す金属箔を接着し、一体成形してな
る積層材である。その他に、パターン層としてDAP樹
脂シートや塩化ビニル樹脂系シートに模様等を印刷した
ものを用いてもよい。この場合は、模様等を印刷した塩
化ビニル樹脂シートと金属箔からなるコアー層の間に、
金属箔側に塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂がコーテ
ィングされた塩化ビニル樹脂系フィルムを接着層として
挿入して、コアー層の裏面を構成する塩ビ系基材との膨
張収縮のバランスをとるようにする。このようなバラン
ス効果によって建築用化粧板の極端なおわん状になる形
態変化がなくなる。本発明にかかる建築用化粧板は、こ
のような積層材からなる表装材を塩ビ系基材上に積層し
て接着することにより得られる。
【0018】上記コアー層とパターン層との接着は、接
着層を介して行う方法、あるいは一体成形時にパターン
層を溶融あるいは軟化させて行う方法を採用することが
できる。また、上記表装材と塩ビ基材との接着も、接着
材層を介して行う方法、あるいは一体成形時に塩ビ基材
を溶融させて行う方法を採用することができる。このと
き、接着層または接着材層を使用しない方法では、パタ
ーン層の樹脂(メラミン樹脂、DAP樹脂、塩化ビニル
系樹脂等)または塩ビ系基材の中に接着成分であるウレ
タン樹脂や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂等を混入
しておくことが望ましい。
【0019】この発明において、上記表装材(11)は、全
体としての厚みが 0.1mm〜0.8mm であることが必要であ
る。また、塩ビ系基材(12)の厚みは 1.0mm〜3.0mm で
あることが必要である。表装材(11)の厚みを0.8mm 以下
とする第1の理由は、もしこの表装材(11)の厚みが0.8m
m より大きい場合には、塩ビ系基材(12)の折角の弾力
性および柔軟性を十分に生かすことができなくなって、
当該建築用化粧板(10)をコンクリート等の素材からな
る床面や壁面の凹凸面に完全に密着させることができな
くなるからである。また第2の理由は、表装材(11)の
厚みが0.8mm より大きくなると、打ち抜き等の装置にて
図1のようなタイル形状に剪断する場合、表装材(11)
の小口面にバリ等が発生し易くなり、所定寸法の剪断が
困難になるからである。これと同様な理由によって、塩
ビ系基材(12)の厚みは 1.0mm以上とする。一方、表装
材(11)の厚みを 0.1mm以上とする理由は、もしこの厚み
が 0.1mm未満であると、表装材(11)の強度が床用として
耐えることができず、クラックが発生するからである。
また、塩ビ系基材(12)の厚みを 3.0mm未満とする理由
は、この塩ビ系基材(12)の厚みが3.0mm を超えると、
完全に平面でないコンクリート床面やコーナー部分に対
してぴったりと密着した状態で直貼りできないからであ
る。
【0020】次に、この発明に係る建築用化粧板(10)
について、その施工の態様と併せて説明する。まず、こ
の建築用化粧板(10)は、これを多数配列して一定の模
様を形成すべく、図1の施工例におけるような形状に予
め切断する必要があり、その切断は、一般の裁断装置あ
るいは打ち抜き装置で十分可能である。すなわち、化粧
板を所謂タイルとして使用するに当たって行う切断は、
木質合板を基材とする化粧板の場合には、端部にササク
レが生じないように、時間をかけて回転鋸歯等で行なわ
なければならない。この点、この発明に係る建築用化粧
板(10)の場合には、その切断作業が短時間で容易に行
える。この場合、建築用化粧板(10)を構成している表
装材(11)にも塩ビ系基材(12)にもササクレは全く生
じなく、その端部は美麗に仕上げられる。このことは、
当該建築用化粧板(10)を現場の施工状況に合わせてさ
らに小さく切断する場合にも同様なのである。すなわ
ち、この建築用化粧板(10)の切断は、鋸を使用した時
間のかかる作業を行なわなくとも、工事用鋏あるいはカ
ッターナイフ等を使用することによって、短時間内にサ
サクレが生じないように行なえるものである。
【0021】このような建築用化粧板(10)、およびこ
れを所定形状に切断した化粧板は、床面等の表面仕上げ
材として用いる場合、小さな凹凸のあるコンクリート床
面等に接着剤などを利用して直貼りするのであり、この
とき、各建築用化粧板(10)等は床面等の表面凹凸を吸
収する。すなわち、この発明に係る建築用化粧板(10)
は、その裏面には所定の柔軟性を有する塩ビ系基材(1
2)が裏打ちされており、この塩ビ系基材(12)が床面
側となるので、この塩ビ系基材(12)の作用によって床
材表面の小さな凹凸を吸収する。その結果、当該建築用
化粧板(10)の床面への直貼りは、空間を形成せず完全
に密着した状態でなされるのである。しかも、コアー層
(11c)として樹脂含浸紙の代わりに金属箔を用いて構
成したこの発明の建築用化粧板(10)は、柔軟性がより
一層増すことから、曲面等の複雑な形状面に対する直貼
りも完全に密着した状態で可能となる。従って、当該建
築用化粧板(10)は、長時間経過した場合でも剥れ等の
問題は生じないのである。
【0022】このようにして施工される,この発明に係
る建築用化粧板(10)は、表装材(11)を構成するコア
ー層(11c)として金属箔が塩ビ系基材(12)側に面し
て積層されているので、この金属箔の作用によって表装
材(11)表面から局部的に進入した熱を面方向に放散す
る。その結果、当該建築用化粧板(10)上に火の着いた
タバコを放置しても、表装材、あるいは表装材と基材の
界面にふくれが発生して表面異常を招いたり、塩ビ系基
材自体がふくれ上がって床から剥がれるということはな
い。即ち、この発明に係る建築用化粧板(10)は、耐シ
ガレット性に優れるのである。
【0023】また、この発明に係る建築用化粧板(10)
は、表装材(11)を構成するコアー層(11c)として金
属箔が積層されているので、施工後に表装材(11)表面
からの湿度や水分の影響を受けにくい。その結果、当該
建築用化粧板(10)は、床タイルとして施工した後に、
タイル同士の突き合わせ部の盛り上がりや全体の収まり
不具合が起こらず、高湿度下および低湿度下における寸
法変化(反り)を抑えることができる。即ち、この発明
に係る建築用化粧板(10)は、高湿度下および低湿度下
での寸法安定性に優れるのである。
【0024】さらに、この発明に係る建築用化粧板(1
0)は、表装材(11)を構成する保護層(11a)が化粧
板の表面に露出しており、しかもこの保護層(11a)内
には耐磨耗性物質が含有されている。その結果、この建
築用化粧板(10)を床面等の表面仕上げ材として用いる
と、当該建築用化粧板(10)の上を靴をはいた人が何回
も歩いたとしても、当該建築用化粧板(10)は殆ど磨耗
しない。従って、この建築用化粧板(10)は、耐久性に
優れたものとなっている。しかも、この建築用化粧板
(10)は、特にその表面が耐磨耗性物質を含有する保護
層(11a)によって構成されているため、耐熱性にも優
れたものとなっている。そしてさらに、この建築用化粧
板(10)は、塩ビ系基材(12)によって裏打ちされてい
るから、この上を歩く人や家具の移動等によって生ずる
振動を十分吸収するものであり、騒音を階下へ伝えるこ
とはない。
【0025】勿論、この建築用化粧板(10)は、壁面を
美麗に仕上げる場合にも十分に使用することが可能であ
る。壁面は曲面によって構成されることもあるが、前述
したように、当該建築用化粧板(10)それ自体は、塩ビ
系基材(12)や金属箔によって十分な柔軟性を有するも
のとなっているから、壁の曲面に完全に沿わせた状態で
の直貼りが可能だからである。
【0026】以上説明したような発明にかかる建築用化
粧板(10)において、表装材(11)のコアー層(11c)
を構成する金属箔としては、例えば、アルミ箔や銅箔、
ステンレス箔などを用いることができる。なかでも、柔
らかさ、コストという点で、アルミ箔が望ましい。
【0027】表装材(11)において、保護層(11a)と
パターン層(11b)を構成する樹脂含浸オーバーレイ紙
または樹脂含浸パターン紙の含浸樹脂としては、DAP
樹脂(ジアリルフタレート樹脂)やメラミン樹脂、オレ
フィン系樹脂などを用いることができる。なかでも、柔
軟性があり寸法安定性にも優れることから、DAP樹脂
が望ましい。また、表装材(11)において、保護層(11
a)とパターン層(11b)を構成する樹脂層または樹脂
シートとしては、塩化ビニル樹脂が望ましい。
【0028】表装材(11)のコアー層(11c)を構成す
る金属箔をパターン層(11b)と接着するための接着層
(11d)を構成する接着剤としては、アクリル重合体等
のホットメルト剤やポリエチレン系のヒートシール剤、
あるいは塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂を用いるこ
とが望ましい。その他、エポキシ樹脂、フェノール・レ
ゾルシノール共重合樹脂、イソシアネート樹脂、酢酸ビ
ニル系樹脂、ウレタン系樹脂を用いることができる。
【0029】この発明の建築用化粧板(10)において、
塩化ビニル系基材(12)と表装材(11)とを接着させる
接着材層(13)は、金属箔側に積層された塩化ビニル・
酢酸ビニル共重合樹脂、あるいは金属箔側に積層された
二液硬化性樹脂等のヒートシール性樹脂と塩化ビニル樹
フィルムとで構成されてなることが望ましい。この
理由は、耐熱性、密着性が優れているからである。
【0030】
【実施例】次に、この発明にかかる建築用化粧板を、図
面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。なお、こ
の発明の建築用化粧板は、その図面に示した実施例に限
定されるものではない。 (実施例1)図3(a) に示す建築用化粧板(10)は、表
装材(11)に対して塩ビ系基材(12)を接着材層(13)
を使用して一体化した一実施例であり、これら表装材
(11)および塩ビ系基材(12)としては大きな面積を有
するものを採用して形成されるものである。そして、互
いに一体化された大きな面積を持つ大形の表装材(11)
および塩ビ系基材(12)は、例えば、図1に示したよう
な正方形のタイルとして、工場において、たとえばトム
ソン刃を備えた打ち抜き装置によって、予め定寸に剪断
された建築用化粧板(10)とされるのである。
【0031】この建築用化粧板(10)を構成する表装材
(11)は、例えば、保護層(11a)、パターン層(11
b)、コア層(11c)および接着層(11d)を使用し
て、図3(b) に示すようなものとして構成される。
【0032】ここで、本実施例では、表装材(11)を構
成する保護層(11a)としては、35g/m2のオーバーレ
イ紙であって、α−セルロースパルプ繊維に8%の耐磨
耗性物質を混入抄造した混抄紙に対して80g/m2の量で
DAP樹脂を含浸した樹脂層を採用した。この場合に使
用できる耐磨耗性物質としては、例えば、酸化アルミニ
ウム55%、炭化珪素15%および酸化珪素30%からなる成
分組成をもつ18μmの物質があり、その他に炭化バナジ
ウムや炭化タングステン等の高硬度物質の微粉末が挙げ
られる。
【0033】本実施例において、表装材(11)を構成す
るパターン層(11b)としては、所定の模様を印刷した
80g/m2のチタン紙に対して80g/m2の量でDAP樹脂
を含浸した樹脂含浸パターン紙を採用した。
【0034】本実施例において、表装材(11)を構成す
るコア層(11c)としては、20μm厚のアルミ箔を採用
し、表装材(11)を構成する接着層(11d)としては、
アクリル変性のエチレン酢酸ビニル樹脂フィルム(アク
リル系共重合樹脂フィルム)を採用した。
【0035】上記建築用化粧板(10)を構成する塩ビ系
基材(12)としては、例えば、塩化ビニル樹脂に対して
90wt%以下の充填材を加えて板状にしたものがあり、本
実施例では、上記充填材として炭酸カルシウム、クレ
ー、あるいはタルクを用いた塩ビ系基材(12)を2層に
積層したものを採用した。
【0036】本実施例では、上記建築用化粧板(10)を
構成する接着材層(13)としては、例えば、二液硬化型
のウレタン樹脂と50μmの塩化ビニル樹脂シートとで構
成したもの、あるいは塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹
脂で構成したものが採用される。この場合、化粧板の製
造に当たっては、前記アルミ箔(コア層)の塩ビ系基材
(12)側に予めウレタン樹脂あるいは塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合樹脂をコーティングして使用することが望
ましい。
【0037】そして、上述した保護層(11a)、パター
ン層(11b)、接着層(11d)、コア層(11c)、接着
材層(13)および塩ビ系基材(12)を順次重ね合わせ、
ホットプレス機を用いて50kg/cm2 の圧力で約10分間の
加熱加圧を行い、引き続き、加圧したままの状態で室温
になるまで冷却し、図3(a) に示すような建築用化粧板
(10)を作成した。
【0038】(実施例2)図4(a) に示す建築用化粧板
(10)は、表装材(11)に対して塩ビ系基材(12)を接
着材層(13)を使用して一体化した他の実施例であり、
この建築用化粧板(10)を構成する表装材(11)は、例
えば、保護層(11a)、パターン層(11b)、コア層
(11c)および接着層(11d)を使用して、図4(b) に
示すようなものとして構成される。
【0039】ここで、本実施例では、表装材(11)を構
成する保護層(11a)としては、実施例1と同様に、D
AP樹脂を含浸した樹脂層を採用した。
【0040】本実施例において、表装材(11)を構成す
るパターン層(11b)としては、塩化ビニル樹脂シート
を採用した。
【0041】本実施例において、表装材(11)を構成す
るコア層(11c)としては、実施例1と同様に、20μm
厚のアルミ箔を採用した。表装材(11)を構成する接着
層(11d)としては、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹
脂と 0.3μmの塩化ビニル樹脂フィルムとで構成したも
のが採用される。この場合、表装材(11)を作製するに
当たっては、前記アルミ箔(コア層)に予め塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合樹脂をコーティングして使用するこ
とが望ましい。
【0042】なお、本実施例において、上記建築用化粧
板(10)を構成する塩ビ系基材(12)および接着材層
(13)は、実施例1と同様とした。
【0043】そして、上述した保護層(11a)、パター
ン層(11b)、接着層(11d)、コア層(11c)、接着
材層(13)および塩ビ系基材(12)を順次重ね合わせ、
ホットプレス機を用いて50kg/cm2 の圧力で約10分間の
加熱加圧を行い、引き続き、加圧したままの状態で室温
になるまで冷却し、図4(a) に示すような建築用化粧板
(10)を作成した。
【0044】(実施例3)図5(a) に示す建築用化粧板
(10)は、表装材(11)を構成する樹脂層、および塩ビ
系基材(12)を溶融して互いに接着一体化したものであ
り、接着層および接着材層を使用せずに構成される実施
例である。この建築用化粧板(10)を構成する表装材
(11)は、例えば、保護層(11a)、パターン層(11
b)およびコア層(11c)を使用して、図5(b) に示す
ようなものとして構成される。
【0045】ここで、本実施例では、実施例1と同様
に、表装材(11)を構成する保護層(11a)としてはD
AP樹脂を含浸した樹脂層を採用し、表装材(11)を構
成するパターン層(11b)としてはDAP樹脂を含浸し
た樹脂含浸パターン紙を採用し、表装材(11)を構成す
るコア層(11c)としては20μm厚のアルミ箔を採用し
た。特に、本実施例では、コアー層との接着を確保する
ために、パターン層(11b)のDAP樹脂中に接着成分
としてウレタン樹脂を 1.0重量%配合した。
【0046】本実施例において、上記建築用化粧板(1
0)を構成する塩ビ系基材(12)は、実施例1と同様と
した。特に、本実施例では、表装材(11)のコアー層と
の接着を確保するために、塩化ビニル樹脂中に接着成分
としてウレタン樹脂を 1.5重量%配合した。
【0047】そして、上述した保護層(11a)、パター
ン層(11b)、コア層(11c)および塩ビ系基材(12)
を順次重ね合わせ、ホットプレス機を用いて50kg/cm2
の圧力で約10分間の加熱加圧を行い、各層の樹脂成分を
溶融して互いに一体化し、引き続き、加圧したままの状
態で室温になるまで冷却して、図5(a) に示すような建
築用化粧板(10)を作成した。
【0048】このようにして実施例1〜3において作成
した建築用化粧板(10)について、JIS-K-6902 による
テーパー型アプレーザー試験機で磨耗回数を測定したと
ころ、いずれも5000回の値となり、保護層(11a)の光
沢および透明性は全面均一であった。
【0049】次に、実施例1〜3の建築用化粧板(10)
を、トムソン刃による打ち抜き装置によって剪断し、所
定形状の建築用化粧板(10)とした。こうして得られた
所定形状の建築用化粧板(10)について、耐シガレット
性と高湿度下および低湿度下での寸法安定性を以下の方
法にて評価した。その結果、耐シガレット性に関して
は、この発明の建築用化粧板は、タバコの焦げ跡や色の
変化が全く観察されず、良好であった。また、高湿度下
および低湿度下での寸法安定性に関しては、この発明の
建築用化粧板は、寸法変化率が 0.1%以下であり、床へ
の不完全な施工であっても施工後の状態として浮き等の
不具合が発生せず、良好であった。
【0050】〔耐シガレット性〕火の着いたタバコを建
築用化粧板の上に載せ、燃え尽きるまで放置した後、表
面状態を目視観察した。 〔高湿度下および低湿度下での寸法安定性〕建築用化粧
板を20℃−30%湿度下に48時間放置した後の寸法(a)
と、建築用化粧板を20℃−98%湿度下に48時間放置した
後の寸法(b) を測定し、その寸法変化率( (b)−(a) /
(a) )×100 で評価した。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
十分な耐熱性、硬度および施工性を有し、耐シガレット
性と高湿度下および低湿度下での寸法安定性に優れた建
築用化粧板を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る建築用化粧板を使用した状態を
示す部分斜視図である。
【図2】(a) 従来技術に係る建築用化粧板の部分拡大断
面図、(b) 従来技術に係る建築用化粧板を構成する表装
材の部分拡大断面図、である。
【図3】(a) この発明に係る建築用化粧板の一実施例を
示す部分拡大断面図、(b) この発明に係る建築用化粧板
を構成する表装材の一実施例を示す部分拡大断面図、で
ある。
【図4】(a) この発明に係る建築用化粧板の他の実施例
を示す部分拡大断面図、(b) この発明に係る建築用化粧
板を構成する表装材の他の実施例を示す部分拡大断面
図、である。
【図5】(a) この発明に係る建築用化粧板のさらに他の
実施例を示す部分拡大断面図、(b) この発明に係る建築
用化粧板を構成する表装材のさらに他の実施例を示す部
分拡大断面図、である。
【符号の説明】
10 建築用化粧板 11 表装材 11a 保護層 11b パターン層 11c コア層 11d 接着層 12 塩ビ系基材 13 接着材層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚みが 1.0mm〜3.0mm の塩化ビニル系基
    材と、この基材上に積層接着した表装材とからなる化粧
    板であって、 前記表装材を、耐摩耗性微粉末を混入した樹脂層からな
    る保護層、印刷が施されたパターン層、および金属箔か
    らなるコアー層を、順次に積層接着して0.1mm〜0.8mm
    の厚みに一体成形した積層材にて構成したこと、を特徴
    とする建築用化粧板。
  2. 【請求項2】 厚みが 1.0mm〜3.0mm の塩化ビニル系基
    材と、この基材上に接着材層を介して積層接着した表装
    材とからなる化粧板であって、 前記表装材を、耐摩耗性微粉末を混入した樹脂層からな
    る保護層、印刷が施されたパターン層、および金属箔か
    らなるコアー層を、順次に積層接着して0.1mm〜0.8mm
    の厚みに一体成形した積層材にて構成したこと、を特徴
    とする建築用化粧板。
  3. 【請求項3】 前記樹脂層が樹脂含浸オーバーレイ紙で
    ある請求項1または2に記載の建築用化粧板。
  4. 【請求項4】 前記金属箔がアルミ箔である請求項1ま
    たは2に記載の建築用化粧板。
  5. 【請求項5】 前記接着材層が、金属箔側に積層された
    塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、あるいは金属箔側
    に積層されたヒートシール性樹脂と塩化ビニル樹脂
    ィルム、で構成されてなる請求項2に記載の建築用化粧
    板。
  6. 【請求項6】 前記コアー層は、接着層を介してパター
    ン層と接着している請求項2に記載の建築用化粧板。
  7. 【請求項7】 前記接着層が、金属箔側に積層されたア
    クリル系共重合樹脂、あるいは金属箔側に積層された塩
    化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂と塩化ビニル樹脂系フ
    ィルム、で構成されてなる請求項6に記載の建築用化粧
    板。
  8. 【請求項8】 前記塩化ビニル系基材は、2層以上に積
    層されてなる請求項1または2に記載の建築用化粧板。
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