JPH103724A - 円盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の保持装置及び円盤状記録媒体の保持方法 - Google Patents

円盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の保持装置及び円盤状記録媒体の保持方法

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JPH103724A
JPH103724A JP8171623A JP17162396A JPH103724A JP H103724 A JPH103724 A JP H103724A JP 8171623 A JP8171623 A JP 8171623A JP 17162396 A JP17162396 A JP 17162396A JP H103724 A JPH103724 A JP H103724A
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Japan
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shaped recording
disk
spindle
disc
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JP8171623A
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English (en)
Inventor
Masanori Akiyama
昌範 秋山
Takehiko Saito
健彦 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なる複数の種類の円盤状記録媒体
の再生及び/又は記録ができると共に、横置き、縦置き
どちらの姿勢でも使用することが出来るようにする。 【解決手段】 光ディスク46a、46bを挟持して装
置内に引き込む引込みローラ5及びディスクガイド4
と、光ディスクを保持して回転させるスピンドル33
と、装置内に回転自在に設けられスピンドルとの間で光
ディスクを挟持するチャッキング部材30と、スピンド
ルを支持し装置内に回動自在に配置されたメカデッキ
と、装置内に前後方向に移動自在に配置されその移動に
伴って上記メカデッキを回動させるスライダー35、3
5′とを備え、スピンドルは、光ディスクが装置内に引
き込まれた時に仮チャッキング位置まで移動されて光デ
ィスクがスピンドルとチャッキング部材との間で軽く挟
持されるようにし、次いで、引込みローラとディスクガ
イドとによる光ディスクの挟持が解除されてからスピン
ドルがチャッキング位置まで移動されて光ディスクがス
ピンドルとチャッキング部材との間で完全に保持される
ようする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な円盤状記録媒
体用再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の
保持装置及び円盤状記録媒体の保持方法に関する。詳し
くは、円盤状記録媒体を直接挿入することが出来る、所
謂スロットインタイプの円盤状記録媒体用再生及び/又
は記録装置において、サイズの異なる複数の種類の円盤
状記録媒体の再生及び/又は記録ができると共に、横置
き、縦置きどちらの姿勢でも使用することが出来るよう
にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】円盤状記録媒体、例えば、光ディスク
は、パーソナルコンピュータ等の普及に伴ってCD、C
D−ROM、ビデオCD等の直径12cmの光ディスク
や、電子ブック等の直径8cmの光ディスクが大量に市
場に出回っている。また、DVDやDVD−ROM等の
光ディスクの発売も予定されているため、これら大きさ
の異なる光ディスクの再生及び/又は記録をすることが
出来る光ディスク装置への要望が高まることが予想され
る。
【0003】更に、パーソナルコンピュータの業界標準
である所謂ハーフハイトサイズで且つモニターの横に置
いて場所をとらない縦置き使用が可能な光ディスク装置
への要求も高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は、所
謂スロットインタイプで、12cm光ディスク及び8c
m光ディスクの再生及び/又は記録をすることが出来、
且つ、横置きだけでなく、縦置きでも使用することが出
来る光ディスク装置はなかった。
【0005】そこで、本発明は、所謂スロットインタイ
プで、サイズの異なる複数の種類の円盤状記録媒体の再
生及び/又は記録ができると共に、横置き、縦置きどち
らの姿勢でも使用することが出来るようにすることを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明円盤状記録媒体用
再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の保持
方法は、円盤状記録媒体引込み手段により円盤状記録媒
体をその厚み方向から挟持して装置内に引き込み、円盤
状記録媒体が所定の引込み位置に達したところでスピン
ドルを円盤状記録媒体の方へ移動させて該スピンドルと
対置されたチャッキング部材との間で円盤状記録媒体を
軽く挟持し、次いで、上記引込み手段による円盤状記録
媒体の挟持を解除し、更に、上記スピンドルをチャッキ
ング部材の方へ移動させて、該スピンドルとチャッキン
グ部材との間で円盤状記録媒体を完全に挟持するように
したものであり、また、本発明円盤状記録媒体用再生及
び/又は記録装置における円盤状記録媒体の保持装置
は、円盤状記録媒体をその厚み方向から挟持して装置内
に引き込む円盤状記録媒体引込み手段と、円盤状記録媒
体を保持して回転させるスピンドルと、装置内に回転自
在に設けられスピンドルとの間で円盤状記録媒体を挟持
するチャッキング部材と、スピンドルをチャッキング部
材に対して離接自在に移動させるスピンドル移動手段と
を備え、上記スピンドル移動手段は、円盤状記録媒体が
装置内に引き込まれた時にスピンドルを仮チャッキング
位置まで移動させて円盤状記録媒体がスピンドルとチャ
ッキング部材との間で軽く挟持されるようにし、次い
で、円盤状記録媒体引込み手段による円盤状記録媒体の
挟持が解除されてからスピンドルをチャッキング位置ま
で移動させて円盤状記録媒体がスピンドルとチャッキン
グ部材との間で完全に保持されるようにされたものであ
る。
【0007】従って、本発明によれば、円盤状記録媒体
は、スピンドルとチャッキング部材との間で軽く挟持さ
れるまで円盤状記録媒体によって挟持されているので、
仮に縦置きにして使用しても、円盤状記録媒体の位置が
スピンドル及びチャッキング部材に対して狂うことが無
く、確実にチャッキングされることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明円盤状記録媒体用
再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の保持
装置及び円盤状記録媒体の保持方法の実施の形態を図示
した実施例に従って説明する。
【0009】尚、図示した実施例は、直径12cmの光
ディスクと直径8cmの光ディスクを再生することが出
来る光ディスク再生装置における光ディスク保持装置に
適用したものである。
【0010】光ディスク再生装置1の図示しない筐体内
にフレーム2が配置されている。
【0011】フレーム2の前端部上方には光ディスク引
込み手段3が配置されている。
【0012】光ディスク引込み手段3はディスクガイド
4と引込みローラ5を備えている。ディスクガイド4は
滑り性の良い材料、例えば、ある種の合成樹脂で形成さ
れており、稍厚手で左右に長い板状を為し、その下面に
前後に並んで左右に長い2条の突条6、6′が突出形成
されている。該突条6、6′は、その下面が横断面で下
方に向かって凸になるように湾曲されており、更に、中
央部の高さが最も高く両端に行くに従って高さが徐々に
低くなるようにされている。
【0013】引込みローラ5はその径が中央部で最も細
く、両端部に行くに従って徐々に太くなるように形成さ
れ、両端部の径は同じになっている。また、引込みロー
ラ5の表面はゴム等の弾性材料で形成されている。そし
て、該引込みローラ5はその両端部がフレーム2の両側
部に回転自在に支持されており、図示しないローラ駆動
部によって正逆回転されるようになっている。
【0014】ガイド支持部材7は板金材料を加工して成
り、左右方向に長い板状の支持部8と該支持部8の両端
から後方へ延びる腕部9、9′とから成り、腕部9、
9′は平面が左右で対向した向きを為し、その前端部上
縁に上記支持部8の両端が連続している。また、腕部
9、9′の後端部がフレーム2の左右両側部に上下方向
へ回動自在に支持されている。更に、腕部9、9′の前
端寄りの位置の下方部にはバネ掛けピン10、10′が
突設されている。
【0015】上記のようなガイド支持部材7の支持部8
の下面に上記ディスクガイド4が固定され、該ディスク
ガイド4の下面が引込みローラ5と対向した状態とな
る。
【0016】ねじりコイルバネ11、11′がフレーム
2の側部の前端寄りの位置に支持されており、その一方
の腕片11a、11′aが上記ガイド支持部材7の腕部
9、9′に突設された上記バネ掛けピン10、10′に
上方から弾接され、他方の腕片11b、11′bがフレ
ーム2の側部に突設されたバネ掛け部12、12′に下
方から弾接されている。これによって、上記バネ掛けピ
ン10、10′には下方への移動力が付勢され、従っ
て、上記ガイド支持部材7にはその前端が下方へ移動す
る向きの回動力が付勢され、これにより、ガイド支持部
材7の支持部8に固定されたディスクガイド4が引込み
ローラ5に上方から弾接されることになる。
【0017】センタリング手段13が設けられている。
【0018】センタリング手段13は左右2つのセンタ
リングレバー14、14′を備えている。フレーム2の
左右側部の上端間に架け渡された天板15が設けられ、
該天板2の後方寄りの位置の下面側に左右に別れて2つ
のセンタリングレバー14、14′が各別に回動自在に
支持されている。
【0019】右側のセンタリングレバー14の内端部に
は長孔16が形成され、左側のセンタリングレバー1
4′の内端部に突設された連結ピン17が上記長孔16
に摺動自在に係合され、これによって、2つのセンタリ
ングレバー14、14′が同期して回動するようになっ
ている。左側のセンタリングレバー14′の回動支点1
4′aより外端寄りの部分と天板15との間にはコイル
バネ18が張設されており、これにより、センタリング
レバー14′にはその外端が前方へ移動する向きの回動
力が付勢されている。従って、2つのセンタリングレバ
ー14、14′にはその外端が常時前方へ移動する向き
の回動力が付勢されていることになる。
【0020】また、2つのセンタリングレバー14、1
4′の外端部には短い円柱状をしたガイドピン19、1
9′が垂下状に突設されている。
【0021】更に、センタリングレバー14、14′の
外端部にはV字状をしたロックレバー20、20′が回
動自在に支持されている。該ロックレバー20、20′
は、V字状の一端、即ち、内側の端部がセンタリングレ
バー14、14′に回動自在に支持されており、V字状
の他端部、即ち、外端部に上方へ突出したロックピン2
1、21′と下方へ突出した解除ピン22、22′とが
形成されている。そして、これらロックレバー20、2
0′とセンタリングレバー14、14′との間にはバネ
力の小さなねじりコイルバネ23、23′が介挿されて
おり、これによって、右側のロックレバー20には時計
回り方向への、また、左側のロックレバー20′には反
時計回り方向への回動力が付勢されている。
【0022】尚、左側のセンタリングレバー14′には
左方へ突出した腕14′bが形成されており、該腕1
4′bの左端部前縁は左方へ行くに従って後方へ変位す
る斜縁14′cに形成されている。
【0023】上記天板15には左右に離間して開口2
4、24′が形成されており、上記ロックレバー20、
20′のロックピン21、21′は該開口24、24′
内に位置し、且つ、それぞれの外側の開口縁に弾接され
ている。また、上記開口24、24′の外側の開口縁の
前端寄りの位置には係合切欠25、25′が形成されて
いる。
【0024】図1及び図2は上記センタリングレバー1
4、14′の外端が最も前方に位置した状態を示してお
り(このセンタリングレバー14、14′の位置を「原
点位置」と言う。)、この状態において、上記ロックピ
ン21、21′は天板15の係合切欠25、25′に各
別に係合しており、また、この状態で、ロックレバー2
0、20′はセンタリングレバー14、14′に設けら
れた図示しないストッパーと係合することによりねじり
コイルバネ23、23′による回動方向への回動限界に
達している。従って、この状態で、センタリングレバー
14、14′のガイドピン19、19′にこれを後方へ
押し込む方向の力が加えられても、ロックピン21、2
1′が係合切欠25、25′と係合しており、センタリ
ングレバー14、14′はその外端が後方へ移動する方
向には回動することができないようになっている。
【0025】また、このように、センタリングレバー1
4、14′が原点位置にある状態において、ロックレバ
ー20、20′の解除ピン22、22′が後方へ押圧さ
れると、センタリングレバー14、14′に回動力を付
勢しているコイルバネ18とロックレバー20、20′
に回動力を付勢しているねじりコイルバネ23、23′
とのバネ力の差により、ロックレバー20、20′はね
じりコイルバネ23、23′のバネ力に抗してセンタリ
ングレバー14、14′に対して回動する。即ち、右側
のロックレバー20は反時計回り方向へ、また、左側の
ロックレバー20′は時計回り方向へ、それぞれ回動す
る。従って、該回動によって、ロックピン21、21′
が係合切欠25、25′から外れ、これによって、セン
タリングレバー14、14′に対するロックが外れるの
で、この状態でガイドピン19、19′が略後方へ向か
って押圧されると、センタリングレバー14、14′
は、コイルバネ18のバネ力に抗して、その外端部が略
後方へ移動する方向に回動することになる。
【0026】右側のセンタリングレバー14にセンサレ
バー26の略中間部が回動自在に支持されている。セン
サレバー26の内端部は2つのセンタリングレバー1
4、14′の連結点より稍右側に位置し、該内端部にセ
ンサピン26aが突設されている。また、センサレバー
26の外端部には連結ピン26bが突設されている。
【0027】上記天板15の右寄りの位置にはセンサス
ライダー27が前後方向に移動自在に支持されている。
該センサスライダー27には左右方向に延びる連結切欠
27aが形成されており、該連結切欠27aに上記セン
サレバー26の連結ピン26bが摺動自在に係合されて
いる。また、センサスライダー27の後端部にはバネ掛
け片27bが突設されており、該バネ掛け片27bと天
板15との間にコイルバネ28が張設されており、これ
によって、センサスライダー27には後方への移動力が
付勢されている。また、センサスライダー27には右方
へ突出した被押圧片27cが形成さている。
【0028】ホトインタラプタ29がフレーム2の右側
部に支持されており、該ホトインタラプタ29が上記セ
ンサスライダー27の位置を検知することで後述する制
御が為される。
【0029】上記天板15の前端寄りの位置の略中央部
下面にはチャッキング部材30が回転自在に支持されて
いる。
【0030】メカデッキ31の後端部が上記フレーム2
の後端部に軸31aによって回動自在に支持されてい
る。そして、該メカデッキ31の前端部上面にはスピン
ドルモータ32によって回転されるスピンドル33が支
持されている。スピンドル33は、円盤状をしたディス
ク載置面33aと該ディスク載置面33aの中心部から
上方へ突出したセンタリング突部33bを有しており、
センタリング突部33bの上端部は先細り状のテーパ部
33cとされている。そして、メカデッキ31の前端寄
りの部分の側面には被案内ピン34、34′が突設され
ている。
【0031】フレーム2の左右両側部には板状をしたス
ライダー35、35′が前後方向へ摺動自在に支持され
ている。そして、これらスライダー35、35′は図示
しない駆動部によって前後方向へ同期して移動されるよ
うになっている。
【0032】各スライダー35、35′には、案内スリ
ット36、36′が形成されており、各案内スリット3
6、36′は、それぞれ3つの高さが異なる水平部36
a、36b、36c、36′a、36′b、36′cを
備え、これら各水平部36a、36b、36c、36′
a、36′b、36′cの間が後ろ上りの斜辺部36
d、36e、36′d、36′eによって連続されてい
る。そして、これら案内スリット36、36′に上記メ
カデッキ31の被案内ピン34、34′が摺動自在に係
合されている。
【0033】しかして、スライダー35、35′が前後
に移動することによってメカデッキ31の被案内ピン3
4、34′の案内スリット36、36′に対する位置が
変化し、これによって、メカデッキ31がその前端部が
上下方向に位置変化するように回動することになる。
【0034】また、スライダー35、35′の前端部の
上縁はカム縁37、37′とされており、該カム縁3
7、37′は、後ろ上りの斜縁37a、37′aと該斜
縁37a、37′aの後端に水平に連続する水平縁37
b、37′bとから成る。
【0035】左側のスライダー35′の前後方向におけ
る略中央の下縁には前後方向に長い切欠38が形成さ
れ、該切欠38の前後には遮光片38a、38bが形成
されている。そして、フレーム2の左側部には上記遮光
片38a、38bの位置を検出するためのホトインタラ
プタ39が支持されている。
【0036】上記天板15の後部寄りの位置の左方部に
はリリースプレート40が左右方向へ摺動自在に支持さ
れている。そして、該リリースプレート40と天板15
との間にはコイルバネ41が張設されており、これによ
って、リリースプレート40には左方へ向けての移動力
が付勢されている。リリースプレート40には右方に開
口すると共に左右方向に延びるリリーススリット42が
形成されており、該リリーススリット42の前側縁の右
端部は右方へ行くに従って前側に変位する斜縁に形成さ
れ、該斜縁が呼込み縁42aとされている。また、リリ
ースプレート40の左縁は後方へ行くに従って右方へ変
位するように傾斜された被押圧縁43とされている。そ
して、上記左側のスライダー35′にはその前方への移
動によって上記リリースプレート40の被押圧縁43と
交差するように押圧縁44が形成されている。尚、右側
のスライダー35にも押圧縁45が形成されており、該
押圧縁45は前方への移動によって上記センサスライダ
ー27の被押圧縁27cと交差するように位置されてい
る。
【0037】以下に、上記光ディスク再生装置1におけ
る光ディスクのローディング、即ち、上記スピンドル3
3への光ディスクの装着について説明する。
【0038】先ず、直径が8cmの光ディスク、例え
ば、8cmCD46aのローディングについて説明す
る。
【0039】先ず、光ディスクを受け入れる際の状態、
即ち、初期状態では、各部はそれぞれ図1及び図2に示
すようになっている。
【0040】8cmCD46aを図示しない筐体の前面
開口部から筐体内に挿入して行くと、図示しないセンサ
によって円盤状記録媒体が筐体内に挿入されたことが検
知されて、それによって引込みローラ5が引込み方向
に、即ち、図6における時計回り方向に回転を始め、そ
して、8cmCD46aはディスクガイド4と引込みロ
ーラ5との間に引き込まれる。そして、該8cmCD4
6aはディスクガイド4と引込みローラ5との間に挟持
された状態で引込みローラ5によって奥の方へと送られ
て行く。この時、引込みローラ5はその中央部が細径で
両端に行くに従って徐々に径が太くなるように形成され
ているので、8cmCD46aの信号読取面、即ち、図
において下方を向いた面はその周縁部のみが引込みロー
ラ5に触れ、信号読取面が直に引込みローラ5に触れる
ことはない。
【0041】8cmCD46aが奥へ引き込まれて行く
と、やがてその外周縁がセンタリングレバー14、1
4′のガイドピン19、19′に当接し、その位置が規
定、即ち、センタリングされる。即ち、センタリングレ
バー14、14′はそれに支持されたロックレバー2
0、20′のロックピン21、21′が係合切欠25、
25′と係合してロックされていることにより、その位
置が移動されないようにされており、従って、8cmC
D46aの外周縁がガイドピン19、19′のどちらか
一方のものに当接した場合でも、該8cmCD46aが
引込みローラ5によって奥へ送られるに従って他方のガ
イドピンの側へ変位されて行き、ついには、両方のガイ
ドピン19、19′と当接し、センタリングが為され
る。
【0042】このセンタリングが為される過程におい
て、8cmCD46aの外周縁がセンサレバー26のセ
ンサピン26aを後方へ押圧し、これによって、該セン
サレバー26は上方から見て時計回り方向へ回動し、そ
の連結ピン26bがセンサスライダー27の連結切欠2
7aの前縁を前方へ押圧するので、センサスライダー2
7が前方へ移動されることになる。そして、8cmCD
46aがその外周縁が2つのガイドピン19、19′に
完全に接触した状態、即ち、8cmCD46aが左右方
向において位置決めされた状態になる前に、センサスラ
イダー27のホトインタラプタ29に対する相対的位置
関係が図3に2点鎖線で示した状態となり、この時点か
ら8cmCD46aの外周縁が2つのガイドピン19、
19′に完全に当接するのに十分な時間引込みローラ5
を回転させた後、引込みローラ5を逆転させる。これに
よって、8cmCD46aは戻されるが、再びセンサス
ライダー27のホトインタラプタ29に対する相対的位
置関係が図3に2点鎖線で示した状態になった時に引込
みローラ5の回転を停止する。この時の8cmCD46
aの位置が図3に2点鎖線で示す位置であり、その中心
が上記チャッキング部材30の中心と一致した状態とな
っている。なお、センサスライダー27のホトインタラ
プタ29に対する相対的位置関係が最初に図3に2点鎖
線で示した状態となった時に引込みローラ5を停止させ
ないのは、この時点では8cmCD46aが左右何れか
に偏っていることがあり得、それでは、8cmCD46
aの中心がチャッキング部材30の中心とずれているこ
とが有り得るからである。
【0043】引込みローラ5の回転が停止すると、それ
に次いでスライダー35、35′が図示しない駆動部に
よって前方へ移動を開始する。それによってメカデッキ
31の被案内ピン34、34′はスライダー35、3
5′の案内スリット36、36′内を相対的に後方へ移
動して行く。そして、被案内ピン34、34′が案内ス
リット36、36′の第1の斜辺部36d、36′dと
係合し始めると、メカデッキ31はその前端が上方へ移
動するように回動し始める(図6参照)。
【0044】そして、被案内ピン34、34′が第2の
水平部36b、36′bの前端部に達すると、スピンド
ル33のセンタリング突部33bが8cmCD46aの
センターホールに挿入された状態となり、これに伴いス
ライダー35、35′のカム縁37、37′の斜縁37
a、37′aがガイド支持部材7のバネ掛けピン10、
10′と接触し始め、これによって、ガイド支持部材7
が上方へ回動し始めるため、ディスクガイド4が引込み
ローラ5から遠ざかり始める(図7参照)。尚、この
時、8cmCD46aの中心とスピンドル33の中心と
に若干のズレがあっても、スピンドル33のセンタリン
グ突部33bの上端部がテーパー部33cとなっている
ため、該テーパー部33cによって8cmCD46aの
中心をスピンドル33の中心へと呼び込むことができ
る。
【0045】そして、被案内ピン34、34′が第2の
水平部36b、36′bの後端に達するまでに、ガイド
支持部材7のバネ掛けピン10、10′はスライダー3
5、35′の斜縁37a、37′aを登りきって水平縁
37b、37′bに達し、これによって、ガイド支持部
材7は上方へ大きく回動し、それに支持されているディ
スクガイド4が8cmCD46aから上方へ完全に離れ
る(図8参照)。
【0046】それから、被案内ピン34、34′が第2
の斜辺部36e、36′eを相対的に摺動して行くこと
によって、メカデッキ31はその前端部が更に上昇する
ように回動し、第3の水平部36c、36′cに達する
と、メカデッキ31は上方へ回動し終わり、スピンドル
33はそのディスク載置面33aとチャッキング部材3
0との間で8cmCD46aを完全に挟持した状態、即
ち、8cmCD46aのチャッキングが完了した状態と
なる(図9参照)。
【0047】そして、スライダー35、35′が図9に
示す位置に来て8cmCD46aのチャッキングが完了
すると、左側のスライダー35′に設けられた後側の遮
光片38bがホトインタラプタ39の発光素子−受光素
子間を遮光し、これによってホトインタラプタ39から
出力される信号によって、スライダー35、35′の前
方への移動が停止される。
【0048】更に、スライダー35、35′が図9に示
す位置に来ることによって、右側のスライダー35の押
圧縁45がセンサスライダー27の被押圧片27cを前
方へ押圧する。
【0049】そして、センサスライダー27はその被押
圧片27cが押圧縁45によって前方へ押圧されると、
コイルバネ28の引張力に抗して前方へ移動され、従っ
て、その連結切欠27aと連結ピン26bが係合してい
るセンサレバー26が平面で見て時計回り方向に稍回動
されて、そのセンサピン26aが8cmCD46aの周
縁から稍後方に離間される。
【0050】それから、8cmCD46aの再生が行わ
れる。
【0051】そして、8cmCD46aの再生が終了し
て、8cmCD46aを取り出す指令が為されると、例
えば、イジェクト釦が押されると、スライダー35、3
5′が後方へ向けて移動され、メカデッキ31がその前
端が下方へ移動するように回動され、また、ガイド支持
部材7もねじりコイルバネ11、11′によって与えら
れている回動力によってその前端が下方へ移動するよう
に回動され、スピンドル33が8cmCD46aのチャ
ッキングを解除して行くと共に、8cmCD46aがデ
ィスクガイド4と引込みローラ5との間で再び挟持さ
れ、そして、スライダー35、35′が移動範囲の後端
に達すると、左側のスライダー35′の前側の遮光片3
8aがホトインタラプタ39の発光素子−受光素子間を
遮光し、これによってホトインタラプタ39から出力さ
れる信号によって、スライダー35、35′の後方への
移動が停止される。
【0052】スライダー35、35′の後方への移動が
停止すると、引込みローラ5が上記引込み時とは逆の方
向に回転され、8cmCD46aが装置外へ排出され
る。
【0053】次に、直径が12cmの光ディスク、例え
ば、12cmCD46bのローディングについて説明す
る。
【0054】先ず、光ディスクを受け入れる際の状態、
即ち、初期状態では、各部はそれぞれ図1及び図2に示
すようになっている点は上記8cmCD46aの場合と
同様である。
【0055】12cmCD46bを図示しない筐体の前
面開口部から筐体内に挿入して行くと、図示しないセン
サによって円盤状記録媒体が筐体内に挿入されたことが
検知されて、それによって引込みローラ5が引込み方向
に、即ち、図6における時計回り方向に回転を始め、そ
して、12cmCD46bはディスクガイド4と引込み
ローラ5との間に引き込まれる。そして、該12cmC
D46bはディスクガイド4と引込みローラ5との間に
挟持された状態で引込みローラ5によって奥の方へと送
られて行く。この時、引込みローラ5はその中央部が細
径で両端に行くに従って徐々に径が太くなるように形成
されているので、12cmCD46bの信号読取面、即
ち、図において下方を向いた面はその周縁部のみが引込
みローラ5に触れ、信号読取面が直に引込みローラ5に
触れることがないことは上記8cmCD46aの場合と
同様である。
【0056】12cmCD46bが奥へ引き込まれて行
くと、やがてその外周縁がセンタリングレバー14、1
4′のガイドピン19、19′に当接し、その位置が規
定、即ち、センタリングされる。
【0057】即ち、12cmCD46bが奥へ引き込ま
れて行くと、先ず、その外周縁がロックレバー20、2
0′の解除ピン22、22′に当接し、且つ、これを後
方へ押圧するので、該ロックレバー20、20′はそれ
ぞれ、そのロックピン21、21′が支持された部分が
後方へ移動するように回動され、ロックピン21、2
1′が天板15の係合切欠25、25′との係合から外
れ、これによりセンタリングレバー14、14′がその
外端が後方へ移動する方向に回動することが出来るよう
になる。
【0058】尚、12cmCD46bが左右どちらかに
偏った状態で引き込まれてきた場合、例えば、右側に偏
った状態で引き込まれてきた場合は、その外周縁が、先
ず、右側のロックレバー20の解除ピン22を押圧して
右側のセンタリングレバー14のロックを解除し、それ
から右側のガイドピン19に当接される。この状態で、
まだ左側のセンタリングレバー14′はロックされてい
て右側のセンタリングレバー14も後方へは回動するこ
とが出来ないため、12cmCD46bはその外周縁が
右側のガイドピン19に当接した状態で奥へ送られる
と、左方へと変位していき、やがてその外周縁が左側の
ロックレバー20′の解除ピン22′をも後方へ押圧し
て左側のセンタリングレバー14′のロックを解除し、
また、左側のガイドピン19′にも当接することにな
る。
【0059】このように、12cmCD46bはその外
周縁が2つのガイドピン19、19′に当接することに
より左右方向においてセンタリングされる。そこから更
に12cmCD46bがガイドピン19、19′を奥へ
と押し込みながら奥へと送られると、やがてその外周縁
がセンサレバー26のセンサピン26aに当接してこれ
を後方へ向けて押圧し、これによって、該センサレバー
26は上方から見て時計回り方向へ回動し、その連結ピ
ン26bがセンサスライダー27の連結切欠27aの前
縁を前方へ押圧するので、センサスライダー27が前方
へ移動されることになる。そして、やがてセンサスライ
ダー27のホトインタラプタ29に対する相対的位置関
係が図4に示した状態となり、この時点から一定の時間
引込みローラ5を回転させた後、引込みローラ5を逆転
させる。これによって、12cmCD46bは戻される
が、再びセンサスライダー27のホトインタラプタ29
に対する相対的位置関係が図4に示した状態になった時
に引込みローラ5の回転を停止する。この時の12cm
CD46bの位置が図4及び図5に示す位置であり、そ
の中心が上記チャッキング部材30の中心と一致した状
態となっている。なお、センサスライダー27のホトイ
ンタラプタ29に対する相対的位置関係が最初に図4に
示した状態となった時に引込みローラ5を停止させない
のは、上記8cmCD46aについて説明したのと同様
に、12cmCD46bが確実にセンタリングされるよ
うにするためである。
【0060】引込みローラ5の回転が停止すると、それ
に次いでスライダー35、35′が図示しない駆動部に
よって前方へ移動を開始し、8cmCD46aの時と同
様にして、12cmCD46bのチャッキングが為され
る。
【0061】そして、スライダー35、35′が図9に
示す位置に来て12cmCD46bのチャッキングが完
了すると、左側のスライダー35′に設けられた後側の
遮光片38bがホトインタラプタ39の発光素子−受光
素子間を遮光し、これによってホトインタラプタ39か
ら出力される信号によって、スライダー35、35′の
前方への移動が停止される。
【0062】更に、スライダー35、35′が図9に示
す位置に来ることによって、右側のスライダー35の押
圧縁45がセンサスライダー27の被押圧片27cを前
方へ押圧する。
【0063】そして、センサスライダー27はその被押
圧片27cが押圧縁45によって前方へ押圧されると、
コイルバネ28の引張力に抗して前方へ移動され、従っ
て、その連結切欠27aと連結ピン26bが係合してい
るセンサレバー26が平面で見て時計回り方向に稍回動
されて、そのセンサピン26aが12cmCD46bの
周縁から稍後方に離間される。
【0064】また、リリースプレート40の被押圧縁4
3が左側のスライダー35′の押圧縁44によって押圧
されると、該被押圧縁43は後方へ行くに従って右方へ
変位するように傾斜されているので、押圧縁44が前方
へ移動することによってリリースプレート40は右方へ
移動されることになる。そして、リリースプレート40
が右方へ移動すると、そのリリーススリット42の呼込
み縁42aが左側のセンタリングレバー14′の腕1
4′bの斜縁14′cと係合し、そこから更に、リリー
スプレート40が右方へ移動することによって、上記呼
込み縁42aによって斜縁14′cが呼込まれて、腕1
4′bがリリーススリット42内に係合して行く。この
間に腕14′bの左端部が稍後方へ移動されるため、左
側のセンタリングレバー14′はその外端部が稍後方へ
移動する方向に回動し、これに伴って、右側のセンタリ
ングレバー14もその外端部が稍後方へ移動する方向に
回動し、これによって、ガイドピン19、19′が12
cmCD46bの外周縁から離間し、12cmCD46
bの回転に支障がない状態となる。
【0065】それから、12cmCD46bの再生が行
われる。
【0066】そして、12cmCD46bの再生が終了
して、12cmCD46bを取り出す指令が為される
と、例えば、イジェクト釦が押されると、スライダー3
5、35′が後方へ向けて移動され、メカデッキ31が
その前端が下方へ移動するように回動され、また、ガイ
ド支持部材7もその前端が下方へ移動するように回動さ
れ、スピンドル33が12cmCD46bのチャッキン
グを解除して行くと共に、12cmCD46bがディス
クガイド4と引込みローラ5との間で再び挟持され、そ
して、スライダー35、35′が移動範囲の後端に達す
ると、左側のスライダー35′の前側の遮光片38aが
ホトインタラプタ39の発光素子−受光素子間を遮光
し、これによってホトインタラプタ39から出力される
信号によって、スライダー35、35′の後方への移動
が停止される。
【0067】スライダー35、35′の後方への移動が
停止すると、引込みローラ5が上記引込み時とは逆の方
向に回転され、12cmCD46bが装置外へ排出され
る。
【0068】尚、左側のスライダー35′の後方への移
動によって、リリースプレート40のリリーススリット
42と左側のセンタリングレバー14′の腕14′bと
の係合が解除されるので、センタリングレバー14、1
4′はコイルバネ18の弾発力によってその外端部が前
方へ移動する方向に回動していき、そして、ロックレバ
ー20、20′のロックピン21、21′が天板15の
係合切欠25、25′と係合してロックされる。
【0069】尚、上記説明では、光ディスク再生装置1
を水平に載置した状態での光ディスクのローディングに
ついて説明したが、光ディスク再生装置1はこれを縦置
きにしても使用することが出来る。即ち、光ディスクの
チャッキングが2段階に亘って為され、第1段階のチャ
ッキング、即ち、仮チャッキングが為されてから、ディ
スクガイド4と引込みローラ5による光ディスクの挟持
が解除されるので、縦置きにした場合でも、光ディスク
のセンタリングされた状態が狂うことが無く、光ディス
クを確実にチャッキングすることが出来る。特に、サイ
ズの小さい光ディスク、上記例では、8cmCD46a
を使用する場合は、縦置きにした場合、光ディスクがセ
ンタリングされた位置から下方へズレ易いが、上記光デ
ィスク再生装置1にあっては、仮チャッキングされるま
でディスクガイド4と引込みローラ5とによって光ディ
スクが挟持された状態となっているため、光ディスクの
センタリングされた状態が狂うことがない。
【0070】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明円盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置に
おける円盤状記録媒体の保持装置及び円盤状記録媒体の
保持方法は、円盤状記録媒体を挟持して装置内に引き込
む円盤状記録媒体引込み手段と、円盤状記録媒体を保持
して回転させるスピンドルと、装置内に回転自在に設け
られスピンドルとの間で円盤状記録媒体を挟持するチャ
ッキング部材と、スピンドルをチャッキング部材に対し
て離接自在に移動させるスピンドル移動手段とを備え、
上記スピンドル移動手段は、円盤状記録媒体が装置内に
引き込まれた時にスピンドルを仮チャッキング位置まで
移動させて円盤状記録媒体がスピンドルとチャッキング
部材との間で軽く挟持されるようにし、次いで、円盤状
記録媒体引込み手段による円盤状記録媒体の挟持を解除
してからスピンドルをチャッキング位置まで移動させて
円盤状記録媒体をスピンドルとチャッキング部材との間
で完全に保持するようにしたものである。
【0071】従って、本発明にあっては、円盤状記録媒
体は、スピンドルとチャッキング部材との間で軽く挟持
されるまで円盤状記録媒体によって挟持されているの
で、仮に縦置きにして使用しても、円盤状記録媒体の位
置がスピンドル及びチャッキング部材に対して狂うこと
が無く、確実にチャッキングされることになる。また、
サイズの異なる複数種類の円盤状記録媒体を使用して
も、それら円盤状記録媒体を確実にチャッキングするこ
とが出来る。
【0072】更に、円盤状記録媒体のチャッキング時及
びアンチャッキング時にはスピンドルが上下し、チャッ
キング部材は上下に移動することがないので、その分装
置の高さを小さくすることができ、いわゆるハーフハイ
トサイズに対応することができる。
【0073】尚、上記実施例においては、本発明を光デ
ィスク再生装置に適用したものを示したが、本発明は、
これに限らず、光ディスク以外の円盤状記録媒体用の再
生装置にも適用することができるし、また、再生装置の
みならず、記録装置や再生記録装置にも適用することが
できる。
【0074】また、上記実施例に示した各部の形状及び
構造は、本発明を実施するに際しての具体化のほんの一
例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図9と共に本発明を光ディスク再生装
置に適用した実施の一例を示すものであり、本図は筐体
を外した状態を示す一部切欠平面図である。
【図2】図1において天板を外した状態で要部を示す拡
大平面図である。
【図3】8cmCDをセンタリングする状態を示す要部
の拡大平面図である。
【図4】図5と共に12cmCDをセンタリングする状
態を示す要部の拡大平面図であり、本図はセンタリング
された状態を示すものである。
【図5】センタリング後にガイドピンを12cmCDか
ら離す状態を示すものである。
【図6】図7乃至図9と共に光ディスクをチャッキング
する状態を主要部材だけを抜き出して示す拡大側面図で
あり、本図は光ディスクがセンタリングされ、スピンド
ルが上昇し始める状態を示すものである。
【図7】光ディスクが仮チャッキングされ、ディスクガ
イドが光ディスクから離れ始める状態を示すものであ
る。
【図8】ディスクガイドが光ディスクから完全に離れ、
スピンドルが更に上昇し始め光ディスクの本格的チャッ
キング動作が開始される状態を示すものである。
【図9】光ディスクのチャッキングが完了した状態を示
すものである。
【符号の説明】 1…光ディスク再生装置(円盤状記録媒体用再生及び/
又は記録装置)、3…光ディスク引込み手段(円盤状記
録媒体引込み手段)、4…ディスクガイド、5…引込み
ローラ、30…チャッキング部材、31…メカデッキ、
33…スピンドル、35、35′…スライダー、(3
1、35、35′)…スピンドル移動手段、46a…8
cmCD(円盤状記録媒体)、46b…12cmCD
(円盤状記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体引込み手段により円盤状
    記録媒体をその厚み方向から挟持して装置内に引き込
    み、 円盤状記録媒体が所定の引込み位置に達したところでス
    ピンドルを円盤状記録媒体の方へ移動させて該スピンド
    ルと対置されたチャッキング部材との間で円盤状記録媒
    体を軽く挟持し、 次いで、上記引込み手段による円盤状記録媒体の挟持を
    解除し、 更に、上記スピンドルをチャッキング部材の方へ移動さ
    せて、該スピンドルとチャッキング部材との間で円盤状
    記録媒体を完全に挟持するようにしたことを特徴とする
    円盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置における円盤
    状記録媒体の保持方法。
  2. 【請求項2】 円盤状記録媒体をその厚み方向から挟持
    して装置内に引き込む円盤状記録媒体引込み手段と、円
    盤状記録媒体を保持して回転させるスピンドルと、装置
    内に回転自在に設けられスピンドルとの間で円盤状記録
    媒体を挟持するチャッキング部材と、スピンドルをチャ
    ッキング部材に対して離接自在に移動させるスピンドル
    移動手段とを備え、 上記スピンドル移動手段は、円盤状記録媒体が装置内に
    引き込まれた時にスピンドルを仮チャッキング位置まで
    移動させて円盤状記録媒体がスピンドルとチャッキング
    部材との間で軽く挟持されるようにし、次いで、円盤状
    記録媒体引込み手段による円盤状記録媒体の挟持が解除
    されてからスピンドルをチャッキング位置まで移動させ
    て円盤状記録媒体がスピンドルとチャッキング部材との
    間で完全に保持されるようにされたことを特徴とする円
    盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置における円盤状
    記録媒体の保持装置。
  3. 【請求項3】 上記スピンドル移動手段が、円盤状記録
    媒体がスピンドルとチャッキング部材との間で軽く挟持
    された時に円盤状記録媒体引込み手段による円盤状記録
    媒体の挟持を解除するようにしたことを特徴とする請求
    項2に記載の円盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置
    における円盤状記録媒体の保持装置。
JP8171623A 1996-06-12 1996-06-12 円盤状記録媒体用再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の保持装置及び円盤状記録媒体の保持方法 Pending JPH103724A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1073049A2 (en) * 1999-07-30 2001-01-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Disk drive apparatus
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