JPH1035790A - 加圧手段の固定方法及び加圧手段の固定具 - Google Patents
加圧手段の固定方法及び加圧手段の固定具Info
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- JPH1035790A JPH1035790A JP8199087A JP19908796A JPH1035790A JP H1035790 A JPH1035790 A JP H1035790A JP 8199087 A JP8199087 A JP 8199087A JP 19908796 A JP19908796 A JP 19908796A JP H1035790 A JPH1035790 A JP H1035790A
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Abstract
して取り外すときに、小型ガスボンベの凍結状態を分離
するようにして突然飛び出すことを防止する。 【解決手段】注出器具30に液化ガスを供給可能にする
ために、肩部4に対して当接することで小型ガスボンべ
1の長手方向に略直交する分力F2を発生する形状部2
3を設けておき、スリーブ体20の螺合状態の解除の初
期段階において、凍結状態となっている注出器具30と
口金部6を確実に分離する。
Description
法及び加圧手段の固定具に係り、特に加圧式ビア樽の専
用栓に固定される注出器具に対して着脱自在に設けられ
る(炭酸ガス用)小型ガスボンベを交換のために取り外
す際に、注出器具に凍結している小型ガスボンベが不用
意に飛び出すことを防止して安全性を確保する技術に関
するものである。
いてビールを注入する機能と、店内等において注出器具
を接続して加圧用の炭酸ガスを樽内に導入する機能と、
小型ガスボンベから導入された炭酸ガスの加圧によりビ
ールを樽の外部に注出する機能と、工場等においてビア
樽の内面の洗浄を行うための少なくとも4つの機能が要
求される。
具が固定される。また、この注出器具には液化炭酸ガス
が充填された小型ガスボンベが着脱可能に設けられ、気
化した炭酸ガスを専用栓を介してビア樽内に導入するこ
とにより、樽内のビール液面を加圧して、注出器具側に
設けられているレバーを操作することによりビールを注
ぐようにしている。
ベを固定する様子を、添付の図面を参照して述べると、
図4は従来の小型ガスボンベを固定する様子を破断して
示した断面図(a)、要部破断図(b)である。
ような形状を有しており、胴部2から連続する肩部4
と、この肩部4から連続形成される首部5と、この首部
5の端部において樹脂からなる栓体7を設けた口金部6
が形成されている。この栓体7は、特殊樹脂からなり、
小型ガスボンベ1の口金部6に予め穿設されている開口
部を液化ガスを充填した後に完全に封印するように構成
されている。
供されるものであり、注出器具30に対して小型ガスボ
ンべ1を新たに固定した状態で、炭酸ガスをビア樽内
(不図示)に供給可能にし、略空の状態になってから新
品に交換されるようにして使用される。
スボンベ1は固定具であるスリーブ体120の内径部1
24中に挿入してから、このスリーブ体120の内ネジ
部122を加圧式ビア樽用の注出器具30側の外ネジ部
10に対する螺合状態にするとともに、この螺合動作に
ともない小型ガスボンベ1の底部3をスリーブ体120
の底部121で押圧して、図示の矢印方向に移動するよ
うにして口金部6が完全に支持体9の表面に突き当たる
まで移動して固定する。
部には支持体9を介して栓体7を穿通して、注出器具3
0内に液化ガスを供給可能にする先端部8bと連通路8
aを設けた穿通体8が固定されており、図4(b)に示
すように小型ガスボンベ内との間を連通するように構成
されている。
体120を使用して、小型ガスボンベ1を注出器具30
に固定して、使用するものであるが、このとき液化ガス
の気化熱で大気中の水分の温度が奪われることで凍結し
て、注出器具30の支持体9と口金部6の間が氷塊Kに
より結合する状態になる。この氷塊Kは次第に成長する
ことで、両者は完全に凍結して結合する場合もある。
ベの口金部6の間が氷塊Kにより結合する状態におい
て、ガスボンベの交換のためにスリーブ体120の螺合
を解除することによりそのまま取り外すと、凍結力によ
り小型ガスボンベ1が注出器具30に固定された状態に
留まり、やがて溶解して、ガスボンベ1の残圧の作用に
より突然ガスボンベが飛び出すことがある。このように
突然飛び出すガスボンベは速度が大きい場合があるの
で、直に衝突すると危険である。
なされたものであり、その目的は、注出器具と小型ガス
ボンベの口金部の間が氷塊Kにより結合する状態であっ
ても、小型ガスボンベの交換のために固定具の螺合を解
除して取り外すときに、小型ガスボンベの凍結状態を分
離するようにして突然飛び出すことを防止した安全性に
優れる加圧手段の固定方法及び加圧手段の固定具を提供
することにある
的を達成するために、本発明の加圧手段の固定方法によ
れば、胴部から連続形成される肩部と、栓体を設けた口
金部を有する小型ガスボンベ中に液化ガスを内蔵した加
圧手段を、スリーブ体の内径部に挿入し、前記スリーブ
体の内ネジ部を加圧式ビア樽用の注出器具側の外ネジ部
に対する螺合状態にすることで、前記小型ガスボンベを
長手方向に移動して、前記詮体を穿通し、前記注出器具
に前記液化ガスを供給可能にする加圧手段の固定方法で
あって、前記肩部に対して当接することで前記小型ガス
ボンべの長手方向に略直交する分力を発生する形状部を
設けておき、前記スリーブ体の前記螺合状態の解除の初
期段階における前記分力により、前記液化ガスの気化熱
で互いに凍結状態となっている前記注出器具と前記口金
部を確実に分離することを特徴としている。
る肩部と、栓体を設けた口金部を有する小型ガスボンベ
中に液化ガスを内蔵した加圧手段を、固定具であるスリ
ーブ体の内径部に挿入し、前記スリーブ体の内ネジ部を
加圧式ビア樽用の注出器具側の外ネジ部に対する螺合状
態にすることで、前記小型ガスボンベを長手方向に移動
して、前記詮体を穿通し、前記注出器具に前記液化ガス
を供給可能にする加圧手段の固定具であって、前記スリ
ーブ体の前記螺合状態の解除の初期段階において、前記
肩部に対して当接することで前記小型ガスボンべの長手
方向に略直交する分力を発生する形状部を前記内径部に
設けておき、前記分力により、前記液化ガスの気化熱で
互いに凍結状態となっている前記注出器具と前記口金部
を分離するように構成することを特徴としている。
部において貫通孔を設けるか、または前記スリーブ体の
胴部において長手方向に開口する一対の開口孔部を設け
ることにより、前記内径部中の前記小型ガスボンベを前
記スリーブ体の外部から容易に取り外せるように構成し
たことを特徴としている。
詳細に説明する。
ンベを固定する様子を破断して示した断面図であり、
(b)は(a)のA‐A矢視断面図、(c)は(a)の
B‐B矢視断面図である。
明済みの構成には同一符号を付して説明を割愛して、未
説明部分について述べると、小型ガスボンベ1は図示の
ような形状を有しており、胴部2の直径Dは約22mm
であり、全長は約90mmである。この種の小型ガスボ
ンベは近年になり自動車のパンク修理用としても多く提
供されるようになっているので、比較的に入手が容易で
あるし、また液体炭酸ガスが内蔵されているので、人体
に一切無害である。
のように次第に直径を少なくするように連続形成された
肩部4と、この肩部4から連続形成される首部5と樹脂
からなる栓体を設けた口金部6が形成されている。
るスリーブ体20の内径部24中に形状部23を介して
図示のように挿入される。このために、図1(b)に示
したように形状部23の上面23bと内径部24の間の
距離Lは胴部2の直径Dより大きくなるように設定され
る。
を加圧式ビア樽(不図示)用の専用栓に固定された状態
となっている注出器具30側の外ネジ部10に対する螺
合状態にするとともに、この螺合動作にともない小型ガ
スボンベ1の底部3をスリーブ体20の底部21により
押圧することで、図4で述べたように穿通体8を穿通す
る状態にする。
ら射出樹脂成形されるものであって、注出器具30側の
外ネジ部10に螺合する内ネジ部22と、内径部24と
形状部23とを少なくとも備えている。また、図1
(c)に示すように、胴部2と内径部24の間には若干
の隙間が設けられている。
空になり、新品に交換するときの動作について、図2
(a)から(c)の動作説明図で述べる。
0を矢印D1方向に回転することで、注出器具30側の
外ネジ部10に螺合して固定することで、破線Pの位置
でそれ以上の移動ができない状態となる。この位置にお
いて、注出器具30側の外ネジ部10の内部の支持体9
の穿通体8を介して、注出器具30内に液化ガスを供給
可能にし、連続使用により氷塊Kが成長する。この氷塊
Kは次第に成長することで、両者は完全に凍結して結合
する場合もある。
ベの口金部6の間が氷塊Kにより結合する状態におい
て、図2(b)に示したように、小型ガスボンベ1の交
換のためにスリーブ体20の螺合を解除するために矢印
D2方向に回動して、破線Pの位置からP1の距離移動
する、このときに形状部23の当接面23aがボンベ1
の肩部4に当接することで、当接力Fを与えるようにな
る。
力F1と略垂直の分力F2となって肩部4に作用する
が、このとき、ガスボンベ1に残圧があってもスリーブ
体20は螺合している状態なので、ガスボンベがスリー
ブ体20の内径部の内部に留まるようにできるので、飛
び出すことが防止される。
全に分断されることで凍結力により小型ガスボンベ1が
注出器具30に固定された状態が完全に解消される。
きスリーブ体20を回転して完全に取り外す。この後
に、ガスボンベをスリーブ体から取出して再度使用す
る。
視図であり、氷塊Kが成長して、ガスボンベ1がスリー
ブ体20に固く留まる様子を示したものであり、このよ
うにガスボンベ1がスリーブ体20内にあるときは、ス
リーブ体20の底部の貫通孔26に箸Wを入れるように
して出すようにするか、または長手方向に開口する一対
の開口孔部25から指先を入れることにより、内径部2
4中の小型ガスボンベ1を容易に取り外せるように構成
している。
構成が可能であることは勿論であって、例えばスリーブ
体20を射出成形するための成形金型において、形状部
23は所謂アンダー部となるので、成形金型においてス
ライド駒を設けた高額のものとなることから、この形状
部23を別部品として個別に固定するようにしても良
い。
出器具と小型ガスボンベの口金部の間が氷塊Kにより結
合する凍結状態でも、小型ガスボンベの交換のために固
定具の螺合を解除して取り外すときに、小型ガスボンベ
の凍結状態を分離するようにして、小型ガスボンベが突
然飛び出すことを防止した安全性に優れる加圧手段の固
定方法及び加圧手段の固定具を提供することができる。
定する様子を破断して示した断面図であり、(b)は
(a)のA‐A矢視断面図、(c)は(a)のB‐B矢
視断面図である。
の動作説明図である。
を破断して示した断面図、(b)は要部破断図(b)で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 胴部から連続形成される肩部と、栓体を
設けた口金部を有する小型ガスボンベ中に液化ガスを内
蔵した加圧手段を、スリーブ体の内径部に挿入し、前記
スリーブ体の内ネジ部を加圧式ビア樽用の注出器具側の
外ネジ部に対する螺合状態にすることで、前記小型ガス
ボンベを長手方向に移動して、前記詮体を穿通し、前記
注出器具に前記液化ガスを供給可能にする加圧手段の固
定方法であって、 前記肩部に対して当接することで前記小型ガスボンべの
長手方向に略直交する分力を発生する形状部を設けてお
き、前記スリーブ体の前記螺合状態の解除の初期段階に
おける前記分力により、前記液化ガスの気化熱で大気中
の水分が凍結して互いに凍結状態となっている前記注出
器具と前記口金部を確実に分離することを特徴とする加
圧手段の固定方法。 - 【請求項2】 胴部から連続形成される肩部と、栓体を
設けた口金部を有する小型ガスボンベ中に液化ガスを内
蔵した加圧手段を、固定具であるスリーブ体の内径部に
挿入し、前記スリーブ体の内ネジ部を加圧式ビア樽用の
注出器具側の外ネジ部に対する螺合状態にすることで、
前記小型ガスボンベを長手方向に移動して、前記詮体を
穿通し、前記注出器具に前記液化ガスを供給可能にする
加圧手段の固定具であって、 前記スリーブ体の前記螺合状態の解除の初期段階におい
て、前記肩部に対して当接することで前記小型ガスボン
べの長手方向に略直交する分力を発生する形状部を前記
内径部に設けておき、 前記分力により、前記液化ガスの気化熱で互いに凍結状
態となっている前記注出器具と前記口金部を分離するよ
うに構成することを特徴とする加圧手段の固定具。 - 【請求項3】 前記スリーブ体の底部において貫通孔を
設けるか、または前記スリーブ体の胴部において長手方
向に開口する一対の開口孔部を設けることにより、前記
内径部中の前記小型ガスボンベを前記スリーブ体の外部
から容易に取り外せるように構成したことを特徴とする
請求項2に記載の加圧手段の固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19908796A JP3745461B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 加圧手段の固定方法及び加圧手段の固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19908796A JP3745461B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 加圧手段の固定方法及び加圧手段の固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035790A true JPH1035790A (ja) | 1998-02-10 |
JP3745461B2 JP3745461B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=16401895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19908796A Expired - Fee Related JP3745461B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 加圧手段の固定方法及び加圧手段の固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3745461B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8333758B2 (en) | 1999-03-15 | 2012-12-18 | Boston Scientific Scimed | Cryosurgical fluid supply |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP19908796A patent/JP3745461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8333758B2 (en) | 1999-03-15 | 2012-12-18 | Boston Scientific Scimed | Cryosurgical fluid supply |
US9050074B2 (en) | 1999-03-15 | 2015-06-09 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cryosurgical fluid supply |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3745461B2 (ja) | 2006-02-15 |
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