JPH1035703A - 食品包装容器 - Google Patents

食品包装容器

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JPH1035703A
JPH1035703A JP8210604A JP21060496A JPH1035703A JP H1035703 A JPH1035703 A JP H1035703A JP 8210604 A JP8210604 A JP 8210604A JP 21060496 A JP21060496 A JP 21060496A JP H1035703 A JPH1035703 A JP H1035703A
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JP
Japan
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lid
container
food
corners
recess
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JP8210604A
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Inventor
Koichi Takayama
晃一 高山
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Chuo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Chuo Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製の容器本体と蓋体とからなる食品
包装容器に食品を収容し、施蓋してシールする際に容器
内に溜まった余剰な空気を簡便に排除して蓋体の膨れ等
を防止し、食品を見栄えの良く収容できるようにする。 【解決手段】 四隅に丸味を持たせた平面略方形の食品
収容凹部10を有する容器本体1と、上記凹部10と平
面略同形で該凹部10の上端開口部内に嵌合する下向き
の突出部20を有する蓋体2とからなり、上記凹部10
内に食品を収容して蓋体2をかぶせ、容器本体1と蓋体
2の周縁フランジ部11・21を互いに重ね合せてシー
ルするようにした食品包装容器において、上記突出部2
0の隅部を除く外形寸法を凹部10の上端開口部におけ
る内法寸法よりも僅かに小さく、かつ突出部20の隅部
を結ぶ対角線方向の外形寸法L2を、上記凹部10の隅
部を結ぶ対角線方向の内法寸法L1よりも僅かに長く形
成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば漬物やその
他の各種の食品を流通もしくは販売する場合などに用い
る食品包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような食品包装容器は従来一般に
平面略方形の合成樹脂製のものが多く用いられている。
図9および図10は従来の食品包装容器の一例を示すも
ので、合成樹脂製の容器本体1と蓋体2とよりなり、容
器本体1には四隅に丸味を持たせた平面略方形の食品収
容凹部10が形成され、蓋体2には上記凹部10と平面
略同形同大の下向きの突出部20が形成されている。ま
た容器本体1と蓋体2との周縁部には、それぞれフラン
ジ部11・21が形成されている。
【0003】上記のような容器に漬物等の食品を包装す
るに当たっては、容器本体1の収容凹部10内に食品を
収容して該凹部10の上端開口部10a内に上記蓋体2
の突出部20を嵌合し、容器本体1と蓋体2のフランジ
部11・21を互いに重ね合せて加熱融着もしくはホッ
トメルト接着剤等でシールするもので、この場合、従来
一般にこの種の容器に適用される再開封可能な、いわゆ
るイージーピール式のシールが好ましい。
【0004】また上記のイージーピール式のシールを適
用した場合には、各フランジ部11・21の角部11c
・21cの外側の部分を除いて両フランジ部11・21
の周方向略全長にわたって行い、開蓋時には上記各フラ
ンジ部11・21の角部11c・21cの外側の部分を
指で摘むことによって容易に開封できるようにしてい
る。
【0005】なお上記のフランジ部11・21は、図9
および図10においてはそれぞれ平坦に形成されている
が、図11に示すように各フランジ部11・21の外側
の端部に断面L字状の下向きの屈曲部11b・21bを
形成したものもある。この場合は各屈曲部11b・21
bの内側の水平部分11a・21aを互いに重ね合せて
シールし、上記角部11c・21cを指で摘むことによ
って開封できるようにしている。
【0006】ところが、上記各従来例の容器は容器本体
1の食品収容凹部10の上端開口部10a内に蓋体2の
突出部20を嵌合する際に、両者がほぼ隙間なく密着嵌
合するように上記開口部10aと突出部20とを、ほぼ
同形同大に形成しているため、容器本体1に蓋体2をか
ぶせる際に凹部10内に溜まっている空気の逃げ場がな
く、容器本体1内に食品を収容し、蓋体2をかぶせてシ
ールする際に、往々にして凹部10内に空気が溜り、蓋
体2の中央部上面等が僅かに膨れて収容した漬物等の食
品の鮮度が低下しているように見えてしまうという不具
合があった。
【0007】又それを防ぐために、容器本体1に蓋体2
をかぶせた後に、手や機械装置等で蓋体2の上面を軽く
圧迫して凹部10内に溜まった空気を排除してから容器
本体1と蓋体2のフランジ部11・21をシール機等で
シールするようにしているが、蓋体を圧迫する際の圧力
の加減が難しい。すなわち、上記従来の容器は前述のよ
うに食品収容凹部10に突出部20を嵌合したときの両
者の密着性が良すぎるために、蓋体2の上面を軽く圧迫
しただけでは、その圧力で容器本体1の側面部や低面部
等の一部が変形するだけで、上記凹部10内の空気を嵌
合部の隙間から外部に流出させることはできず、逆に強
く圧迫すると、凹部10内の空気が急激かつ大量に流出
すると共に、容器本体1および蓋体2が大きく変形して
しまう。その変形した容器本体1および蓋体2は弾性復
元力で元の形状に復帰しようとするが、上記凹部10に
突出部20との密着性が良いため外部から空気が流入し
にくく、形状が復旧するのに時間が掛かる等の問題があ
る。
【0008】一方、上記蓋体2の突出部20を容器本体
1の凹部10よりもやや小さめに形成することによって
両者を緩めに嵌合させるようにしたものもあるが、その
突出部20と凹部10との間隔が大きく開いていると、
一旦排除した空気が再流入しやすいという問題がある。
また容器内部に収納した食品等により蓋体が押し上げら
れた場合には、シールを行う前に容器外部から空気が再
流入してしまい、シールしたときに内部に余剰な空気が
密封されて、蓋部の中央部が膨れた状態になってしま
う。
【0009】また上記のように容器内に収納した食品に
より蓋体が押し上げられのを防ぐために、例えば図12
および図13に示すように上記凹部10および突出部2
0の隅部に互いに係合する浮き上がり防止用の溝条10
bと突条20bとを設けることも提案されているが、上
記のような溝条10bと突条20bを形成するための加
工を成形用金型に施こす必要があり、金型の製作に手間
や時間が掛かると共に、その金型を使用して容器本体1
や蓋体2を成形する際には、その成形した上記溝条10
bもしくは突条20bが金型内に嵌まり込んでしまい、
成形品を金型から取り出すのが難しく、成形効率を悪化
させる一因となっていた。
【0010】さらに、上記のような溝条10bや突条2
0bを設けた容器は、使用時に隅部を強く圧迫して施蓋
をしなければならないため、食品を収納し、蓋を嵌め込
む際の作業において負担が大きいという問題がある。ま
た、上記のような溝条10bや突条20bを設けた容器
本体1と蓋体2とを嵌合してイージーピール可能にシー
ルした場合には、収容した食品を取り出すに当たって前
記フランジ部の角部11c・21cを指で摘んでシール
部を剥がす際に、上記溝条10bと突条20bとの係合
部の抵抗とシールの密着力による抵抗が大きいため開封
しずらい。
【0011】また不用意に強引に引き剥がすと、上記角
部11c・21cが三角形状に折れ曲がって千切れた
り、蓋が急に開いて食品が外に飛び出し、周囲を汚すお
それがある。しかも、上記のような溝条10bや突条2
0bを設けても、前記凹部10と突出部20との間に大
きな隙間があると、蓋体の上部の圧迫をやめた段階で容
器内に空気が流入し易く、シール後に容器内部に空気が
残留して、見栄えよく食品を収納することができなかっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みて提案されたもので、容器本体と蓋体とを適
度な密着状態で嵌合できると共に、施蓋してシールする
際に容器内に溜まった余剰な空気を必要に応じて容易に
排除することができ、しかも余剰な空気を排除した後は
外部から空気が再流入しにくくて空気の流入による蓋の
膨れ等を生ずることがなく、食品を見栄えの良く収容す
ることのできる食品包装容器を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による食品包装容器は、以下の構成としたも
のである。すなわち、四隅に丸味を持たせた平面略方形
の食品収容凹部10を有する合成樹脂製の容器本体1
と、上記収容凹部10と平面略同形で該収容凹部10の
上端開口部内に嵌合する下向きの突出部20を有する合
成樹脂製の蓋体2とからなり、上記収容凹部10内に食
品を収容して該凹部の上端開口部内に上記蓋体2の突出
部20を嵌合すると共に、上記容器本体1と蓋体2との
周縁部に形成したフランジ部11・21を互いに重ね合
せてシールするようにした食品包装容器において、上記
突出部20の隅部を除く外形寸法を上記収容凹部10の
上端開口部における内法寸法よりも僅かに小さく形成す
ると共に、上記突出部20の隅部を結ぶ対角線方向の外
形寸法L2を、上記収容凹部10の隅部を結ぶ対角線方
向の内法寸法L1よりも僅かに長く形成したことを特徴
とする。
【0014】
【作用】上記のように構成したことにより、上記収容凹
部10内に食品を収容して該凹部の上端開口部内に上記
蓋体2の突出部20を嵌合すると、その突出部20の各
隅部が収容凹部10の各隅部を外方に僅かに押し広げな
がら収容凹部10内に進入し、容器本体1のフランジ部
11と蓋体2のフランジ部21とが当接するまで押し込
むと、その収容凹部10の弾性復元力で蓋体2が抜け止
め固定され、上記両フランジ部11・21が適度に密着
した状態に保持されると共に、隅部を除く突出部20と
収容凹部10との間隔は僅かに狭まって極狭い間隔に接
近もしくは軽く当接して容器本体1と蓋体2とを適度な
密着状態に嵌合保持させることができる。
【0015】それによって、上記凹部内に余剰な空気が
ある場合には蓋体2の中央部分を軽く押し下げることで
容器内部の空気を容易に、且つ適度に排出することがで
きると共に、一旦空気を排出した後は、容器内が減圧さ
れてフランジ部が適度に密着し、容器内に再び空気が流
入しにくくなる。しかも容器内に収納した食品などで蓋
体2が上方に押された場合にも上記の減圧によるフラン
ジ部の密着力と前記の収容凹部10の弾性復元力による
蓋体2の抜け止め作用とが相まって蓋体2が不用意に持
ち上がることがなく、食品をきわめて見栄えよく収納し
た状態でシールすることが可能となるものである。
【0016】なお、本発明による食品包装容器の大きさ
等に限定はないが、本発明はこの種の容器として一般に
多く用いられている例えば一辺が250mm以下の略方
形の食品包装容器に有効に適用することができる。また
本発明は前述のように突出部20の隅部を除く外形寸法
を上記収容凹部10の上端開口部における内法寸法より
も僅かに小さく形成するもので、その間隔は、あまり狭
いと空気の出し入れが困難となり、あまり広いと一旦排
出した空気が再流入しやすくなりすぎるので、0.1m
m以上、1.0mm未満となるようにするのが望まし
い。
【0017】さらに、前記突出部20の隅部20cを結
ぶ対角線方向の外形寸法L2は、前記収容凹部10の上
端開口部10aの隅部10cを結ぶ対角線方向の内法寸
法L1よりも僅かに大きく形成するもので、その寸法差
は0.3mm以上、2.8mm未満程度とするのが望ま
しい。上記の寸法差が、0.3mm未満であると、容器
本体1の食品収容凹部10に蓋体2の突出部20を嵌め
込む際に全周が均一に嵌まり込みすぎて、収容凹部10
と突出部20との間に隙間が殆どなくなり、かえって空
気を排出しにくくなってしまう場合があり、逆に上記の
寸法差が2.8mm以上であると、嵌合がきつすぎて嵌
め込みにくくなり、無理に嵌め込むと蓋体2を部分的に
変形させてしまい、その変形によって生じた隙間から空
気が逆流して、内部の減圧状態を維持できなくなってし
まう場合があるからである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による食品包装容器
を図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0019】図1は本発明による食品包装容器の一実施
形態の全体形状を示す分解斜視図、図2はそのコーナー
部分の一部切り欠き平面図、図3の(a)および(b)
はそれぞれ図2におけるA−AおよびB−B線断面図で
あり、前記従来例と同様の機能を有する部材には同一の
符号を付して重複する説明は省略する。後述する実施形
態についても同様である。
【0020】本実施形態は、前記図9および図10の従
来例と同様に容器本体1および蓋体2の周縁部に平坦な
フランジ部11・21を有する食品包装容器に適用した
ものである。上記図2は容器本体1の凹部10と蓋体2
の突出部20とを嵌合することなく蓋体2と容器本体1
とを上下方向に配置した状態で上方から見たもので、凹
部10および突出部20の四隅はそれぞれ円弧状に形成
され、突出部20の隅部の曲率半径R2は、凹部10の
隅部の曲率半径R1よりも小さく形成されている。
【0021】また上記突出部20の隅部を除く外形寸法
は、上記収容凹部10の上端開口部10aにおける内法
寸法よりも僅かに小さく形成され、上記突出部20と凹
部10との間、すなわち図3の(b)に示すように突出
部20の側部外面20aと凹部10の上端開口部10a
の内面との間には僅かな隙間Gが形成されている。その
隙間Gは、0.1mm以上、1.0mm未満の大きさに
形成されている。さらに前記突出部20の隅部20cを
結ぶ対角線方向の外形寸法L2は、前記収容凹部10の
上端開口部10aの隅部10cを結ぶ対角線方向の内法
寸法L1よりも僅かに大きく形成されており、その外形
寸法L2と内法寸法L1との寸法差は0.3mm以上、
2.8mm未満程度となるように形成されている。
【0022】図4は本発明による食品包装容器の他の実
施形態の全体形状を示す分解斜視図、図5はそのコーナ
ー部分の一部切り欠き平面図、図6の(a)および
(b)はそれぞれ図5におけるA−AおよびB−B線断
面図である。本実施形態は、前記図11の従来例と同様
に容器本体1および蓋体2のフランジ部11・21の外
側の端部に、それぞれ下向きの屈曲部11b・21bを
形成した食品包装容器に適用したものである。
【0023】本実施形態における容器本体1の凹部10
と蓋体2の突出部20の形状および寸法等は、前記図1
〜3の実施形態と同様に形成されている。また上記フラ
ンジ部11・21の屈曲部11b・21bの形状・寸法
等は適宜であるが、両屈曲部11b・21bの間隔は、
少なくとも蓋体2の突出部20を容器本体1の凹部10
内に嵌合したときに、強く密着しないように構成するも
のとし、特に上記屈曲部11b・21bの上下方向の寸
法が大きいものにあっては、上記の嵌合後に僅かな隙間
が形成されるようにするのが望ましい。本実施形態にお
いては上記突出部20を凹部10内に嵌合したときに両
屈曲部11b・21b間に僅かな隙間が形成されるよう
に構成されている。
【0024】なお上記各実施形態における容器本体1お
よび蓋体2の材質および製法等は適宜であるが、例えば
熱可塑性合成樹脂のシートを熱成形することによって製
造することができる。そのとき、上記の嵌合用凸部3お
よび嵌合用溝4を同時に成形すればよい。容器本体1に
使用する合成樹脂としては、一般に、いわゆるワンウェ
イ食品包装用に使用されている合成樹脂を用いることが
でき、具体的にはポリスチレン、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂等のシー
トをそのまま、または各種充填材、着色剤を配合したシ
ートを用いることができる。
【0025】蓋体2に使用する樹脂は、上記容器本体1
と同様のものを用いることができるが、例えば容器を店
頭等や陳列ケース等に陳列配置する場合には、透明であ
ることが要求されることが多く、そのような場合には、
透明なポリカーボネート、ポリプロピレン、塩化ビニル
等を用いたり、ポリエステルはアモルファスタイプのも
のを使用したり、ポリスチレンは、透明ハイインパトタ
イプの樹脂を用いたり、一般用ポリスチレンの二軸延伸
シートを用いるのが実用的である。もちろん、透明性が
不要の場合は、各種充填材や着色剤等を配合した組成の
素材を用いることができる。
【0026】上記のような樹脂をシートに成形する方法
としては、通常用いられているTダイ等による押出成形
や、カレンダー成形等の方法を用いることができ、必要
によりフィルムを貼り合わせてシート表面に食品衛生上
の問題なく印刷を付加したり、ガス透過を遮断する加工
処理を行うこともできる。
【0027】また上記のシートから容器本体1や蓋体2
を成形する方法としては、通常の各種熱成形方法、例え
ば真空成形、圧空成形、真空圧空成形や、場合によって
はインジェクション成形等の各種の成形方法を用いれば
よい。この場合、成形条件については特に制限はなく、
通常行われている方法により成形すればよい。もちろ
ん、本発明の容器は前記図12および図13に示すよう
な浮き上がり防止用の溝条10bや突条20bを付加す
る必要がないので、成形品を金型から離型するに際して
も全く問題なく、効率的に容器本体や蓋体を製造するこ
とができる。
【0028】なお本発明による食品包装容器は、蓋体2
と容器本体1との周縁フランジ部をシールして完全に密
閉するタイプなので、公知のガス遮断フィルムを積層し
たシート等を用いて成形すれば、収容食品の保存可能期
間を延ばすことができる。また、より効果的にシールを
行うために、容器本体1のシール面側に当たるシート面
および蓋体2のシール面側に当たるシート面のいずれか
一方または両方にホットメルト接着層を設けてもよい。
そのホットメルト接着層としては、各種素材のシートに
用いられるホットメルト接着剤もしくは接着性樹脂を、
公知の方法で印刷するか、共押出し等によりシート表面
に積層したものを使用することができる。このことによ
り、シールがし易くなり、手で蓋を開けることができる
イージーピール性を容器に付与することができる。
【0029】上記のようにして作製した容器本体1と蓋
体2とからなる食品包装容器を用いて、例えば漬物等の
食品の包装を行うにあたっては、容器本体に例えば汁と
漬物を収納し、これに蓋体2を軽くかぶせると、蓋体2
の突出部20の隅部を結ぶ対角線方向の外形寸法L2の
方が、容器本体1の収容凹部10の隅部を結ぶ対角線方
向の内法寸法L1よりも僅かに長く形成されているた
め、通常、図7または図8に示すように蓋体2の一方の
辺が僅かに浮き上がった状態で、蓋体2の突出部20の
大部分が容器本体1の凹部10に嵌合する。この状態
で、蓋体2の上面中央部を、多少上面がへこむ程度に指
で軽く押さえると、前記の僅かに浮き上がっていた蓋体
の突出部20と凹部10との間から余分な空気が排出さ
れて、蓋体2の突出部20が容器本体1の凹部10内に
完全に押し込まれ、指を離しても蓋体2の上面のへこみ
は急激には戻ることはなく、かなりゆっくりと戻り始め
る。
【0030】この際、内部に収納された食品や汁の量が
多ければ多い程、容器内部の残存空気の量が少なくな
り、押し込まれた蓋体の反発力による減圧効果が大き
く、嵌合部の密着効果があがり、蓋体上面のへこみの戻
りを遅くする効果が得られる。また、蓋体2の上面を強
く押しすぎると、蓋体の突出部20の周縁部の一部が部
分的に大きく変形し、嵌合の隙間が大きくなって急激に
空気が流入し、この部分的な変形が解消されるまで蓋体
のへこみが戻る。この時点で蓋体2のへこみは通常の軽
く押し込まれた状態と同じになるため、強く押しすぎ
て、へこみが大きくなったままとなることが防止され
る。このような状態で、当該容器を例えばシール機等の
搬送コンベア上に供給すると、空気をゆっくり容器内部
に吸入しながら搬送され、適度に容器の内部が減圧され
た状態でシールを行うことができる。
【0031】また、蓋体2の上部が例えば漬物等の固形
内容物に当たって内部から上方に押される場合には、蓋
体2の上面の反発力が大きくなって、容器内部の減圧程
度が大きくなり、嵌合部の密着がよくなって空気が流入
しにくくなり、結果的に固形内容物を押しつぶした状態
で蓋体2をシールするまでの時間、保持することができ
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明による食品包装容器の具体的な
実施例と、それに対する比較例について説明する。
【0033】〔実施例1〕容器本体1および蓋体2の素
材樹脂としてアモルファスポリエチレンテレフタレート
を用い、その素材樹脂を通常の押出方法によりシート状
に成形して、厚さ0.35mmの容器本体成形用のシー
トと、厚さ0.17mmの蓋体成形用のシート作成し、
これらのシートを用いて前記図1〜3に示すような、隅
部に丸みを持たせた食品収容凹部10を有する平面略方
形の容器本体1と、その収容凹部10に嵌合する突出部
20を有する蓋体2とからなり、容器本体1と蓋体2の
周縁部にはフランジ部11・21を有する食品包装容器
を作製した。その容器本体1および蓋体2の外形寸法は
125mm×125mm、容器本体1の深さは25mm
とした。
【0034】容器本体1の凹部10の隅部における前記
の曲率半径R1は17mm、蓋体2の突出部20の隅部
における前記の曲率半径R2は15.5mmとした。ま
た上記突出部20と凹部10との間の隙間Gを、0.1
5mmとし、突出部20の隅部20cを結ぶ対角線方向
の外形寸法L2は、収容凹部10の上端開口部10aに
おける隅部10cを結ぶ対角線方向の内法寸法L1より
も0.52mm長く形成した。
【0035】上記の容器を用いて、容器本体1に200
gの水を充填して同じく成形した蓋体2を軽くかぶせ、
蓋体2の略中央部を軽く指で押し込んで、嵌め込み易
さ、及び容器内部への空気の逆流状況を確認したとこ
ろ、蓋体2の嵌め込み易さはきわめて良好であって、当
初僅かに容器本体1から浮き上がっていた蓋体2が、き
わめて小さく且つ軽い音を発して嵌まり込み、指による
空気の排出に際しても容器本体1や蓋体2の部分的な内
圧による膨れを生じることもなく、極めてスムースに排
出することができた。また、空気の逆流も、一気に起こ
ることなく逆流が終了するまで8秒〜14秒程度の適度
な速度が得られた。
【0036】〔実施例2〕上記実施例1と同材質で同じ
厚さの容器本体成形用および蓋体成形用のシートを用い
て前記図4〜6に示すような、容器本体1および蓋体2
のフランジ部11・21の外側の端部に下向きの屈曲部
11b・21bを有する食品包装容器を作製した。その
容器本体1と蓋体2の外形寸法、および容器本体1の深
さは実施例1と同一とし、かつ容器本体1の凹部10お
よび蓋体2の突出部20の形状や寸法ならびに隅部の曲
率半径は実施例1と同様とした。なお上記両屈曲部11
b・21bの間隔は、突出部20を凹部10に嵌合した
ときにも僅かに隙間が形成されるようにした。
【0037】上記の容器を用いて、実施例1と同様に容
器本体1に200gの水を充填して蓋体2をかぶせ、前
記と同様の要領で蓋体2の密閉状況を調べたところ前記
実施例1と同様の結果が得られた。
【0038】〔実施例3〕上記実施例1および実施例2
において、水の代わりに漬物汁と、蓋体2を部分的に若
干押し上げる程度のきゅうりの漬物を200g充填し
て、実施例1と同様の確認を行ったところ、指で押し込
んだ蓋体2の上面がきゅうりの漬物によって持ち上げら
れることはなく、蓋体2の上面が漬物を圧迫したままの
状態を16秒〜21秒程度維持することができた。
【0039】〔比較例1〕容器本体1の凹部10および
蓋体2の突出部20の隅部における前記の曲率半径R
1、R2を略同一とし、隅部以外の上記凹部10と突出
部20との前記隙間Gを0.15mmと極めて小さくす
ると共に、容器本体1の凹部10と蓋体2の突出部20
の隅部を結ぶ対角線方向の前記寸法L1、L2を略同じ
にした以外は前記実施例1と同材質で同一形状同一寸法
の食品包装容器を実施例1と同様の要領で作製した。
【0040】この容器を用いて実施例1と同様にはめ込
み易さおよび容器内部への空気の逆流状況を確認したと
ころ、容器本体1と蓋体2とがほぼ嵌合し、蓋体2の一
方がやや浮き上がり加減となる。その状態で蓋体2の略
中央部を指で押すと、蓋体2のフランジ部21が、容器
内圧により膨らみ、空気の排出がしにくい。内部の空気
を排出するために、更に強く押すとフランジ11・21
間の一部から一気に空気が排出され、蓋体2が嵌まり込
む。ここで蓋体2を押すことをやめても、一旦排出され
た空気はなかなか逆流せず、長時間蓋体2の上面がへこ
み過ぎたままとなり、実際のシール作業を行った時点
で、容器の外観を良好に保つことができなかった。ま
た、空気を十分に排出しないまま容器本体1と蓋体2の
シールを行うと、容器の内部に残る空気の量が多すぎ、
蓋体2の上面部が膨らんだ状態となってしまい、シール
した商品のイメージを害する結果となった。
【0041】〔比較例2〕容器本体1の凹部10および
蓋体2の突出部20の隅部における前記の曲率半径R
1、R2を略同一とし、隅部以外の上記凹部10と突出
部20との前記隙間Gを0.15mmと極めて小さくす
ると共に、容器本体1の凹部10と蓋体2の突出部20
の隅部を結ぶ対角線方向の前記寸法L1、L2を略同じ
にした以外は前記実施例2と同材質で同一形状同一寸法
の食品包装容器を実施例2と同様の要領で作製した。
【0042】この容器を用いて実施例2と同様にはめ込
み易さおよび容器内部への空気の逆流状況を確認したと
ころ、上記比較例1とほぼ同じ結果となった。
【0043】〔比較例3〕前記実施例1および実施例2
と同材質で略同様の外形寸法であって、上記比較例1お
よび比較例2と同様にR1=R2、L1=L2とし、蓋
体2の突出部20と容器本体1の凹部10との間の前記
隙間Gを2.0mmとした以外は前記実施例1および実
施例2と同様の条件で食品包装容器を作製した。
【0044】それらの容器を用いて実施例1および実施
例2と同様にはめ込み易さ、及び容器内部への空気の逆
流状況を確認したところ、嵌合を行う際に、容器本体1
に蓋体2を乗せただけではめ込み部がほぼ完全にはまり
込んでしまい、蓋体2の上面を指で軽く押して内部の空
気を排出したところ、押している指を離した途端に、容
器内部に空気が流入してしまい、最初にはめ込んだ状態
に戻ってしまった。この状態で容器本体1と蓋体2をシ
ールしたところ、前記比較例1において発生した膨らみ
ほどではないものの、蓋体2の上面に膨らみを生じた。
【0045】〔比較例4〕上記比較例3の各容器を用い
て、前記実施例3と同様の確認を行ったところ、蓋体2
の上面を押していた指を離した途端に蓋体は中に入れた
きゅうりの漬物に押されて浮き上がり、そのままシール
したところ、蓋体2の上面が膨れた状態となってしまっ
た。
【0046】〔比較例5〕前記比較例3の各容器におい
て、容器本体1の凹部10および蓋体2の突出部20の
隅部に前記図12および図13に示すような蓋体2の浮
き上がり防止用の溝条10bと突条20bとを有する容
器を作製した。これらの容器を用いて前記実施例1およ
び実施例2と同様の要領で、嵌め込み易さおよび容器へ
の空気の逆流状況を確認したところ、上記溝条10bと
突条20bとを嵌合させるのに隅部を強く押し込まなけ
ればならず、作業性が悪くなった。続いて蓋体2の上面
を指で軽く押して内部の空気を排出したところ、押して
いる指を離した途端に、容器内部に空気が流入してしま
い、空気を排出する以前の状態に戻ってしまった。この
状態で容器本体1と蓋体2をシールしたところ、比較例
3とほぼ同様の蓋体上面の脹らみを生じた。
【0047】〔比較例6〕比較例5の各容器を用いて、
前記実施例3と同様の確認を行ったところ、蓋体2を嵌
めた後に蓋体2の上面を押していた指を離した段階で、
浮き上がり防止用の溝条10bと突条20bとの嵌合に
より蓋体2が外れて浮き上がることはなかったものの、
前記実施例3の場合よりも蓋体2の上面がきゆうりの漬
物に押されて上方に変形し、そのままシールしたとこ
ろ、蓋体2の上面が膨れた状態となってしまった。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による食品
包装容器は、蓋体2の突出部20の隅部を除く外形寸法
を容器本体1の食品収容凹部10の上端開口部における
内法寸法よりも僅かに小さく形成すると共に、上記突出
部20の隅部を結ぶ対角線方向の外形寸法L2を、上記
収容凹部10の隅部を結ぶ対角線方向の内法寸法L1よ
りも僅かに長く形成したから、上記収容凹部10内に食
品を収容して該凹部の上端開口部内に上記蓋体2の突出
部20を嵌合して蓋体2のフランジ部21が容器本体1
のフランジ部11に当接するまで押し込むと、その突出
部20の各隅部が収容凹部10の各隅部を外方に僅かに
押し広げながら収容凹部10内に進入し、その収容凹部
10の弾性復元力で蓋体2が抜け止め固定されて上記両
フランジ部11・21が適度に密着した状態に保持され
ると共に、隅部を除く突出部20と収容凹部10との間
隔は僅かに狭まって極狭い間隔に接近もしくは軽く当接
して容器本体1と蓋体2とを適度な密着状態に嵌合保持
させることができる。
【0049】その結果、施蓋してシールする際に容器の
内部に溜まりやすい余剰の空気を容易に排除できると共
に、その余剰の空気を排除した後は外部から空気が再流
入しにくいので空気の流入による蓋の膨れ等を生ずるこ
とがない。そのため容器本体と蓋体とを良好にシールし
て見栄えの良く食品を収納することができる。また前記
従来のように蓋体2の浮き上がり防止するための溝条1
0bや突条20b等を形成する必要がないから製作が容
易であり、また容器本体1と蓋体2とのフランジ部11
・21をシールした後に開封する際にも、前記従来のよ
うにフランジ部の角部が三角形状に折れ曲がったり、千
切れるようなことがなく、スムースに開封できるもの
で、食品の収容作業やシール作業ならびに開封操作等の
作業性および操作性のよい食品包装容器を提供できる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による食品包装容器の一実施形態を示す
分解斜視図。
【図2】上記実施形態における一部の平面図。
【図3】(a)および(b)はそれぞれ図2におけるA
−AおよびB−B線断面図。
【図4】本発明による食品包装容器の他の実施形態を示
す分解斜視図。
【図5】上記実施形態における一部の平面図。
【図6】(a)および(b)はそれぞれ図5におけるA
−AおよびB−B線断面図。
【図7】容器本体に蓋体を被せる状態の断面図。
【図8】容器本体に蓋体を被せる状態の断面図。
【図9】従来の食品包装容器の一例を示す分解斜視図。
【図10】(a)は上記従来例の一部の平面図。(b)
は(a)におけるB−B線断面図。
【図11】(a)は他の従来例の一部の平面図。(b)
は(a)におけるB−B線断面図。
【図12】(a)は蓋体浮き上がり防止用突条と溝条を
設けた従来例の一部の平面図。(b)は(a)における
B−B線断面図。
【図13】(a)は蓋体浮き上がり防止用突条と溝条を
設けた従来例の一部の平面図。(b)は(a)における
B−B線断面図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 10 食品収容凹部 20 突出部 11、21 フランジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅に丸味を持たせた平面略方形の食品
    収容凹部を有する合成樹脂製の容器本体と、上記収容凹
    部と平面略同形で該収容凹部の上端開口部内に嵌合する
    下向きの突出部を有する合成樹脂製の蓋体とからなり、
    上記収容凹部内に食品を収容して該凹部の上端開口部内
    に上記蓋体の突出部を嵌合すると共に、上記容器本体と
    蓋体との周縁部に形成したフランジ部を互いに重ね合せ
    てシールするようにした食品包装容器において、上記突
    出部の隅部を除く外形寸法を上記収容凹部の上端開口部
    における内法寸法よりも僅かに小さく形成すると共に、
    上記突出部の隅部を結ぶ対角線方向の外形寸法を、上記
    収容凹部の隅部を結ぶ対角線方向の内法寸法よりも僅か
    に長く形成したことを特徴とする食品包装容器。
  2. 【請求項2】 前記突出部の隅部を除く前記収容凹部と
    の間隔を、0.1mm以上、1.0mm未満となるよう
    にした請求項1記載の食品包装容器。
  3. 【請求項3】 前記突出部の隅部を結ぶ対角線方向の外
    形寸法を、前記収容凹部の隅部を結ぶ対角線方向の内法
    寸法よりも、0.3mm以上、2.8mm未満の範囲内
    で長く形成したことを特徴とする請求項1または2記載
    の食品包装容器。
JP8210604A 1996-07-22 1996-07-22 食品包装容器 Pending JPH1035703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001097436A (ja) * 1999-09-24 2001-04-10 Chuo Kagaku Co Ltd 包装用容器
JP2020500793A (ja) * 2016-11-28 2020-01-16 パッカブル・ベスローテン・フェンノートシャップPackable B.V. 調整雰囲気包装用の包装体および方法

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