JPH1035364A - 書籍ホルダー付の助手席 - Google Patents
書籍ホルダー付の助手席Info
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- JPH1035364A JPH1035364A JP21310496A JP21310496A JPH1035364A JP H1035364 A JPH1035364 A JP H1035364A JP 21310496 A JP21310496 A JP 21310496A JP 21310496 A JP21310496 A JP 21310496A JP H1035364 A JPH1035364 A JP H1035364A
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- seat
- state
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１に、ドライバーが渋滞待ち，信号待ち，
その他で書籍を見る際、手間取らずスムーズに見ること
ができ、手間が省け便利であると共に、第２に、このよ
うに書籍を見ない場合や２人乗りの場合等においては、
助手席を支障なく使用可能であり、第３に、しかもこれ
が簡単容易に実現される、書籍ホルダー付の助手席を提
案する。 【解決手段】 この書籍ホルダー５付の助手席６は、助
手席６の座席シート部７に形成された略凹状の収納部８
と、収納部８に表面９が座席シート部７と略面一に嵌合
収納された横の収納状態、および収納部８から上方に取
出され裏面１０に運転席からの視線が及ぶ縦の使用状態
に、揺動変位可能に軸１１にて取付けられた可動部１２
と、可動部１２の裏面１０に付設され、本や地図等の書
籍Ａを開いた状態で固定的に保持可能な書籍ホルダー５
と、を有してなる。
その他で書籍を見る際、手間取らずスムーズに見ること
ができ、手間が省け便利であると共に、第２に、このよ
うに書籍を見ない場合や２人乗りの場合等においては、
助手席を支障なく使用可能であり、第３に、しかもこれ
が簡単容易に実現される、書籍ホルダー付の助手席を提
案する。 【解決手段】 この書籍ホルダー５付の助手席６は、助
手席６の座席シート部７に形成された略凹状の収納部８
と、収納部８に表面９が座席シート部７と略面一に嵌合
収納された横の収納状態、および収納部８から上方に取
出され裏面１０に運転席からの視線が及ぶ縦の使用状態
に、揺動変位可能に軸１１にて取付けられた可動部１２
と、可動部１２の裏面１０に付設され、本や地図等の書
籍Ａを開いた状態で固定的に保持可能な書籍ホルダー５
と、を有してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍ホルダー付の
助手席に関する。すなわち、座席シート部に書籍ホルダ
ーを付設した、自動車の助手席に関するものである。
助手席に関する。すなわち、座席シート部に書籍ホルダ
ーを付設した、自動車の助手席に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３の（１）図は、この種従来例の説明
に供する斜視図である。同図にも示したように、運転席
１のドライバーは、車内における渋滞待ち，信号待ち，
その他に際し、短時間ではあるが、本や地図等の書籍Ａ
を見ることも多い。そして読みかけの書籍Ａは、従来、
途中でそのまま開いたまま、助手席２の座席シート部３
上に置かれることが多かった。
に供する斜視図である。同図にも示したように、運転席
１のドライバーは、車内における渋滞待ち，信号待ち，
その他に際し、短時間ではあるが、本や地図等の書籍Ａ
を見ることも多い。そして読みかけの書籍Ａは、従来、
途中でそのまま開いたまま、助手席２の座席シート部３
上に置かれることが多かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ちドライバーは、渋滞待ち，信号待ち，その他で、それ
まで見ていた本や地図等の書籍Ａを、図３の（１）図や
（２）図の斜視図に示したように、開いた状態のまま助
手席２の座席シート部３上に置き、一旦発進そして走行
した後に、事後再び渋滞待ち，信号待ち，その他に際
し、その読みかけの書籍Ａを見ようとすることも多い。
しかしながら多くの場合、書籍Ａは慣性等に起因して、
図３の（３）図の斜視図に示したように閉じてしまって
いるので、ドライバーは、このように閉じた状態の書籍
Ａを、元の開いた状態に開き直さねばならず、面倒で煩
わしい、という指摘があった。このように従来例では、
発進の都度、書籍Ａを助手席２の座席シート部３に置か
なければならず、更に停止の都度、書籍Ａを開き直さな
ければならず、不便であると共に面倒で煩わしかった。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ちドライバーは、渋滞待ち，信号待ち，その他で、それ
まで見ていた本や地図等の書籍Ａを、図３の（１）図や
（２）図の斜視図に示したように、開いた状態のまま助
手席２の座席シート部３上に置き、一旦発進そして走行
した後に、事後再び渋滞待ち，信号待ち，その他に際
し、その読みかけの書籍Ａを見ようとすることも多い。
しかしながら多くの場合、書籍Ａは慣性等に起因して、
図３の（３）図の斜視図に示したように閉じてしまって
いるので、ドライバーは、このように閉じた状態の書籍
Ａを、元の開いた状態に開き直さねばならず、面倒で煩
わしい、という指摘があった。このように従来例では、
発進の都度、書籍Ａを助手席２の座席シート部３に置か
なければならず、更に停止の都度、書籍Ａを開き直さな
ければならず、不便であると共に面倒で煩わしかった。
【０００４】なお、このような事後の開き直しを避ける
べく、書籍Ａを助手席２の座席シート部３に置く際、裏
向けに伏せて置くことも行われていたが、いちいち書籍
Ａを伏せて置く分だけ余計に手間取り、やはり、不便で
あると共に面倒で煩わしかった。他方、助手席２の座席
シート部３に置いた書籍Ａが、発進・停止，加減速，振
動，カーブ等に起因してフロア４上に落下することもあ
り、事後に拾うことを要し、やはり不便であると共に面
倒で煩わしい、という指摘があった。
べく、書籍Ａを助手席２の座席シート部３に置く際、裏
向けに伏せて置くことも行われていたが、いちいち書籍
Ａを伏せて置く分だけ余計に手間取り、やはり、不便で
あると共に面倒で煩わしかった。他方、助手席２の座席
シート部３に置いた書籍Ａが、発進・停止，加減速，振
動，カーブ等に起因してフロア４上に落下することもあ
り、事後に拾うことを要し、やはり不便であると共に面
倒で煩わしい、という指摘があった。
【０００５】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の課題を解決すべくなされたものであって、助手席
の座席シート部に収納部を形成して、可動部を横の収納
状態と縦の使用状態とに揺動変位可能に取付け、可動部
の裏面に書籍ホルダーを付設してなることにより、第１
に、ドライバーが渋滞待ち，信号待ち，その他で書籍を
見る際、手間取らずスムーズに見ることができると共
に、第２に、書籍を見ない場合や２人乗りの場合には、
助手席を支障なく使用可能であり、第３に、しかもこれ
が簡単容易に実現される、書籍ホルダー付の助手席を提
案することを目的とする。
来例の課題を解決すべくなされたものであって、助手席
の座席シート部に収納部を形成して、可動部を横の収納
状態と縦の使用状態とに揺動変位可能に取付け、可動部
の裏面に書籍ホルダーを付設してなることにより、第１
に、ドライバーが渋滞待ち，信号待ち，その他で書籍を
見る際、手間取らずスムーズに見ることができると共
に、第２に、書籍を見ない場合や２人乗りの場合には、
助手席を支障なく使用可能であり、第３に、しかもこれ
が簡単容易に実現される、書籍ホルダー付の助手席を提
案することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、この書籍ホルダー付の助手席は、自動車の助手席の
座席シート部に形成された略凹状をなす収納部と、該収
納部に対し表面が該座席シート部と略面一に嵌合収納さ
れる横の収納状態、および該収納部から上方に取出され
裏面に運転席からの視線が及ぶ縦の使用状態に、揺動変
位可能に軸にて取付けられた可動部と、該可動部の裏面
に付設され、本や地図等の書籍を開いた状態で固定的に
保持可能な書籍ホルダーと、を有してなることを特徴と
する。
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、この書籍ホルダー付の助手席は、自動車の助手席の
座席シート部に形成された略凹状をなす収納部と、該収
納部に対し表面が該座席シート部と略面一に嵌合収納さ
れる横の収納状態、および該収納部から上方に取出され
裏面に運転席からの視線が及ぶ縦の使用状態に、揺動変
位可能に軸にて取付けられた可動部と、該可動部の裏面
に付設され、本や地図等の書籍を開いた状態で固定的に
保持可能な書籍ホルダーと、を有してなることを特徴と
する。
【０００７】この書籍ホルダー付の助手席は、このよう
に構成されている。そこで、１人乗りの場合は必要に応
じ、可動部を、収納状態から使用状態ヘと揺動変位さ
せ、裏面に運転席からの視線が及ぶように位置決めす
る。そして可動部の裏面に、書籍ホルダーにて書籍を広
げた状態で固定的に保持せしめておくことにより、運転
席のドライバーは、渋滞待ち，信号待ち，その他に際
し、その都度、容易に書籍を見ることができる。次に、
このように書籍を見ない場合や２人乗りの場合等には、
可動部を収納状態として収納部に嵌合収納し、その表面
を座席シート部と略面一としておくことにより、助手席
を通常の座席として使用可能である。
に構成されている。そこで、１人乗りの場合は必要に応
じ、可動部を、収納状態から使用状態ヘと揺動変位さ
せ、裏面に運転席からの視線が及ぶように位置決めす
る。そして可動部の裏面に、書籍ホルダーにて書籍を広
げた状態で固定的に保持せしめておくことにより、運転
席のドライバーは、渋滞待ち，信号待ち，その他に際
し、その都度、容易に書籍を見ることができる。次に、
このように書籍を見ない場合や２人乗りの場合等には、
可動部を収納状態として収納部に嵌合収納し、その表面
を座席シート部と略面一としておくことにより、助手席
を通常の座席として使用可能である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す発明の
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図１，図２
は、本発明の実施の形態の説明に供し、図１の（１）図
は、可動部の収納状態を示す斜視図であり、図１の
（２）図は、可動部の使用状態を示す斜視図であり、図
１の（３）図は、ホルダーの１例たるバインダーを示す
斜視図であり、図２は、全体の正面説明図である。
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図１，図２
は、本発明の実施の形態の説明に供し、図１の（１）図
は、可動部の収納状態を示す斜視図であり、図１の
（２）図は、可動部の使用状態を示す斜視図であり、図
１の（３）図は、ホルダーの１例たるバインダーを示す
斜視図であり、図２は、全体の正面説明図である。
【０００９】この書籍ホルダー５付の助手席６は、自動
車の助手席６の座席シート部７に形成された略凹状をな
す収納部８と、収納部８に対し表面９が座席シート部７
と略面一に嵌合収納される横の収納状態、および収納部
８から上方に取出され裏面１０に運転席１からの視線Ｂ
が及ぶ縦の使用状態に、揺動変位可能に軸１１にて取付
けられた可動部１２と、可動部１２の裏面１０に付設さ
れ、本や地図等の書籍Ａを開いた状態で固定的に保持可
能な書籍ホルダー５と、を有してなる。
車の助手席６の座席シート部７に形成された略凹状をな
す収納部８と、収納部８に対し表面９が座席シート部７
と略面一に嵌合収納される横の収納状態、および収納部
８から上方に取出され裏面１０に運転席１からの視線Ｂ
が及ぶ縦の使用状態に、揺動変位可能に軸１１にて取付
けられた可動部１２と、可動部１２の裏面１０に付設さ
れ、本や地図等の書籍Ａを開いた状態で固定的に保持可
能な書籍ホルダー５と、を有してなる。
【００１０】以下これらについて、更に詳述する。自動
車のキャビン１３内のフロア４上には、前部座席と後部
座席とが前後に配され、前部座席は、ドライバーシート
たる運転席１とアシスタントシートたる助手席６とから
なる。そして、このような運転席１や助手席６等の座席
は、横のシートクッション部たる座席シート部７と、縦
のシートバック部たる背もたれ部１４と、からなってい
る。１５は、背もたれ部１４上のヘッドレストである。
そして、助手席６の座席シート部７には収納部８が形成
されており、図示例の収納部８は、座席シート部７の中
央部に形成され、上面が開放された略正方形の凹状をな
す。
車のキャビン１３内のフロア４上には、前部座席と後部
座席とが前後に配され、前部座席は、ドライバーシート
たる運転席１とアシスタントシートたる助手席６とから
なる。そして、このような運転席１や助手席６等の座席
は、横のシートクッション部たる座席シート部７と、縦
のシートバック部たる背もたれ部１４と、からなってい
る。１５は、背もたれ部１４上のヘッドレストである。
そして、助手席６の座席シート部７には収納部８が形成
されており、図示例の収納部８は、座席シート部７の中
央部に形成され、上面が開放された略正方形の凹状をな
す。
【００１１】次に可動部１２は、このような収納部８に
見合った形状よりなり、収納部８に嵌合収納可能となっ
ており、図示例では正方形の肉厚板状をなす。そして可
動部１２は、収納部８の一側端（つまり右側端）に前後
方向の軸１１にて、左右に揺動可能に取付けられてお
り、図１の（１）図に示したように、収納部８に嵌合収
納され表面９が周囲の座席シート部７上面と略面一とな
る横・水平の収納状態と、図１の（２）図や図２に示し
たように、収納部８から上方に取出され、その裏面１０
に側方の運転席１のドライバーからの視線Ｂが及ぶ縦・
略垂直の使用状態とに、９０°強の角度で変位可能とな
っている。なお、使用状態において可動部１２は、裏面
１０が上位で表面９が下位となるように、垂直から若干
傾斜するように位置決めしておくと、ドライバーの視線
Ｂが一段と及びやすくなる。そして、可動部１２の収納
状態における位置決め用の受けストッパとしては、収納
部８の底面が機能し、又、可動部１２の使用状態におけ
る位置決め用には、収納部８の側端が受けストッパとし
て機能したり、別途、専用の受けストッパが付設され
る。又、可動部１２は、表面９側がシートクッション材
よりなると共に裏面１０側が平板よりなる２層構造より
なる。
見合った形状よりなり、収納部８に嵌合収納可能となっ
ており、図示例では正方形の肉厚板状をなす。そして可
動部１２は、収納部８の一側端（つまり右側端）に前後
方向の軸１１にて、左右に揺動可能に取付けられてお
り、図１の（１）図に示したように、収納部８に嵌合収
納され表面９が周囲の座席シート部７上面と略面一とな
る横・水平の収納状態と、図１の（２）図や図２に示し
たように、収納部８から上方に取出され、その裏面１０
に側方の運転席１のドライバーからの視線Ｂが及ぶ縦・
略垂直の使用状態とに、９０°強の角度で変位可能とな
っている。なお、使用状態において可動部１２は、裏面
１０が上位で表面９が下位となるように、垂直から若干
傾斜するように位置決めしておくと、ドライバーの視線
Ｂが一段と及びやすくなる。そして、可動部１２の収納
状態における位置決め用の受けストッパとしては、収納
部８の底面が機能し、又、可動部１２の使用状態におけ
る位置決め用には、収納部８の側端が受けストッパとし
て機能したり、別途、専用の受けストッパが付設され
る。又、可動部１２は、表面９側がシートクッション材
よりなると共に裏面１０側が平板よりなる２層構造より
なる。
【００１２】そして書籍ホルダー５は、可動部１２の裏
面１０に付設されており、本や地図等の書籍Ａを、広げ
て開いた状態で、固定的に保持可能となっている。図示
例の書籍ホルダー５は、図１の（２）図や（３）図に示
したように、可動部１２の裏面１０の前後端や自由端の
３箇所に付設された公知のバインダーよりなり、その内
蔵されたスプリング１６の付勢力により、開いた状態の
書籍Ａを可動部１２の裏面１０との間で挟持する。又、
書籍ホルダー５は、この図示例のようにバインダーを用
いる方式に限定されるものではなく、書類等の各種公知
の固定，保持技術を利用可能であり、例えば、クリップ
を用いる方式，磁石を用いる方式，等々が採用可能であ
る。
面１０に付設されており、本や地図等の書籍Ａを、広げ
て開いた状態で、固定的に保持可能となっている。図示
例の書籍ホルダー５は、図１の（２）図や（３）図に示
したように、可動部１２の裏面１０の前後端や自由端の
３箇所に付設された公知のバインダーよりなり、その内
蔵されたスプリング１６の付勢力により、開いた状態の
書籍Ａを可動部１２の裏面１０との間で挟持する。又、
書籍ホルダー５は、この図示例のようにバインダーを用
いる方式に限定されるものではなく、書類等の各種公知
の固定，保持技術を利用可能であり、例えば、クリップ
を用いる方式，磁石を用いる方式，等々が採用可能であ
る。
【００１３】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。この書籍ホルダー５付
の助手席６にあっては、まず、１人乗りの場合は必要に
応じ、可動部１２を、図１の（１）図に示した横の収納
状態から、図１の（２）図や図２に示した縦の使用状態
ヘと揺動変位させ、収納部８から上方に取出された可動
部１２を、裏面１０に運転席１から視線Ｂが及ぶように
位置決めする。そして、このような可動部１２の裏面１
０に、書籍ホルダー５にて本や地図等の書籍Ａを、開い
た状態で固定的に保持せしめておくことにより、運転席
１のドライバーは、渋滞待ち，信号待ち，その他に際
し、その都度、書籍Ａを見ることができる。
いる。そこで以下のようになる。この書籍ホルダー５付
の助手席６にあっては、まず、１人乗りの場合は必要に
応じ、可動部１２を、図１の（１）図に示した横の収納
状態から、図１の（２）図や図２に示した縦の使用状態
ヘと揺動変位させ、収納部８から上方に取出された可動
部１２を、裏面１０に運転席１から視線Ｂが及ぶように
位置決めする。そして、このような可動部１２の裏面１
０に、書籍ホルダー５にて本や地図等の書籍Ａを、開い
た状態で固定的に保持せしめておくことにより、運転席
１のドライバーは、渋滞待ち，信号待ち，その他に際
し、その都度、書籍Ａを見ることができる。
【００１４】次に、このようにして書籍Ａを見ない場合
や、２人乗りの場合等においては、図１の（１）図に示
したように、可動部１２を横の収納状態として収納部８
に嵌合収納し、その表面９を座席シート部７の上面と略
面一としておく。さてそこで、この書籍ホルダー５付の
助手席６にあっては、次の第１，第２，第３のようにな
る。
や、２人乗りの場合等においては、図１の（１）図に示
したように、可動部１２を横の収納状態として収納部８
に嵌合収納し、その表面９を座席シート部７の上面と略
面一としておく。さてそこで、この書籍ホルダー５付の
助手席６にあっては、次の第１，第２，第３のようにな
る。
【００１５】第１に、１人乗りの場合、運転席１のドラ
イバーは、適宜必要に応じ助手席６の可動部１２を縦の
使用状態とし、その裏面１０に書籍ホルダー５にて本や
地図等の書籍Ａを、開いた状態で固定的に保持せしめて
おく。これにより、運転中のドライバーは、渋滞待ち，
信号待ち，その他に際し、その都度、短時間ではあるが
容易に、書籍Ａを見ることができる。
イバーは、適宜必要に応じ助手席６の可動部１２を縦の
使用状態とし、その裏面１０に書籍ホルダー５にて本や
地図等の書籍Ａを、開いた状態で固定的に保持せしめて
おく。これにより、運転中のドライバーは、渋滞待ち，
信号待ち，その他に際し、その都度、短時間ではあるが
容易に、書籍Ａを見ることができる。
【００１６】第２に、書籍Ａを見ない場合や２人乗りの
場合等においては、可動部１２を横の収納状態とし、そ
の表面９を座席シート部７の上面と略面一とし、可動部
１２の裏面１０の書籍ホルダー５を収納部８側に内蔵せ
しめておく。これにより、この書籍ホルダー５付の助手
席６は、通常の座席として問題なく使用される。
場合等においては、可動部１２を横の収納状態とし、そ
の表面９を座席シート部７の上面と略面一とし、可動部
１２の裏面１０の書籍ホルダー５を収納部８側に内蔵せ
しめておく。これにより、この書籍ホルダー５付の助手
席６は、通常の座席として問題なく使用される。
【００１７】第３に、そしてこの書籍ホルダー５付の助
手席６は、助手席６の座席シート部７に収納部８を形成
すると共に、収納部８に可動部１２を、横の収納状態と
縦の使用状態とに揺動変位可能に取付け、可動部１２の
裏面１０に書籍ホルダー５を付設してなり、このような
簡単な構成により、上述した第１，第２の点が容易に実
現される。
手席６は、助手席６の座席シート部７に収納部８を形成
すると共に、収納部８に可動部１２を、横の収納状態と
縦の使用状態とに揺動変位可能に取付け、可動部１２の
裏面１０に書籍ホルダー５を付設してなり、このような
簡単な構成により、上述した第１，第２の点が容易に実
現される。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る書籍ホルダー付の助手席
は、以上説明したように、助手席の座席シート部に収納
部を形成して、可動部を横の収納状態と縦の使用状態と
に揺動変位可能に取付け、可動部の裏面に書籍ホルダー
を付設してなることにより、次の効果を発揮する。
は、以上説明したように、助手席の座席シート部に収納
部を形成して、可動部を横の収納状態と縦の使用状態と
に揺動変位可能に取付け、可動部の裏面に書籍ホルダー
を付設してなることにより、次の効果を発揮する。
【００１９】第１に、ドライバーが渋滞待ち，信号待
ち，その他で書籍を見る際、手間取らずスムーズに見る
ことができる。すなわち、この書籍ホルダー付の助手席
では、１人乗りの場合は、可動部を縦の使用状態とし、
その裏面に書籍ホルダーにて本や地図等の書籍を、広げ
て開いた状態で固定的に保持せしめておくことにより、
車内において運転席のドライバーは、運転中の渋滞待
ち，信号待ち，その他に際し、その都度、短時間のうち
に手間取らずスムーズに、書籍を見ることができ便利で
ある。
ち，その他で書籍を見る際、手間取らずスムーズに見る
ことができる。すなわち、この書籍ホルダー付の助手席
では、１人乗りの場合は、可動部を縦の使用状態とし、
その裏面に書籍ホルダーにて本や地図等の書籍を、広げ
て開いた状態で固定的に保持せしめておくことにより、
車内において運転席のドライバーは、運転中の渋滞待
ち，信号待ち，その他に際し、その都度、短時間のうち
に手間取らずスムーズに、書籍を見ることができ便利で
ある。
【００２０】すなわち、読みかけの書籍を助手席の座席
シート部にそのまま置いていたこの種従来例のように、
発進や停止の都度、書籍を置き直し開き直す必要はな
く、又、いちいち書籍を伏せて置くことも要せず、更
に、置いた書籍が発進・停止，加減速，振動，カーブ等
に起因して、フロアに落下することも防止される。もっ
て、この種従来例において指摘されていた、不便さ，面
倒さ，煩わしさ等が、確実に解消される。
シート部にそのまま置いていたこの種従来例のように、
発進や停止の都度、書籍を置き直し開き直す必要はな
く、又、いちいち書籍を伏せて置くことも要せず、更
に、置いた書籍が発進・停止，加減速，振動，カーブ等
に起因して、フロアに落下することも防止される。もっ
て、この種従来例において指摘されていた、不便さ，面
倒さ，煩わしさ等が、確実に解消される。
【００２１】第２に、書籍を見ない場合や２人乗りの場
合等において、助手席は支障なく使用可能である。すな
わち、この書籍ホルダー付の助手席は、可動部を横の収
納状態とし、その表面を座席シートの上面と略面一とし
ておくことにより、通常の座席と何ら変わらず使用可能
である。
合等において、助手席は支障なく使用可能である。すな
わち、この書籍ホルダー付の助手席は、可動部を横の収
納状態とし、その表面を座席シートの上面と略面一とし
ておくことにより、通常の座席と何ら変わらず使用可能
である。
【００２２】第３に、しかもこれは簡単容易に実現され
る。すなわち、この書籍ホルダー付の助手席は、助手席
の座席シート部に収納部を形成し、収納部に可動部を揺
動変位可能に取付け、可動部に書籍ホルダーを付設して
なる、簡単な構成よりなる。もって、上述した第１，第
２の点が容易に実現される。このように、この種従来例
に存した課題が確実に解消される等、本発明の発揮する
効果は、顕著にして大なるものがある。
る。すなわち、この書籍ホルダー付の助手席は、助手席
の座席シート部に収納部を形成し、収納部に可動部を揺
動変位可能に取付け、可動部に書籍ホルダーを付設して
なる、簡単な構成よりなる。もって、上述した第１，第
２の点が容易に実現される。このように、この種従来例
に存した課題が確実に解消される等、本発明の発揮する
効果は、顕著にして大なるものがある。
【図１】本発明に係る書籍ホルダー付の助手席につい
て、発明の実施の形態の説明に供する斜視図であり、
（１）図は、可動部の収納状態を示し、（２）図は、可
動部の使用状態を示し、（３）図は、書籍ホルダーの１
例たるバインダーを示す。
て、発明の実施の形態の説明に供する斜視図であり、
（１）図は、可動部の収納状態を示し、（２）図は、可
動部の使用状態を示し、（３）図は、書籍ホルダーの１
例たるバインダーを示す。
【図２】同発明の実施の形態の説明に供する、全体の正
面説明図である。
面説明図である。
【図３】（１）図は、この種従来例の説明に供する斜視
図であり、（２）図は、本を開いた状態を示す斜視図、
（３）図は、本を閉じた状態を示す斜視図である。
図であり、（２）図は、本を開いた状態を示す斜視図、
（３）図は、本を閉じた状態を示す斜視図である。
１ 運転席 ２ 助手席（従来例のもの） ３ 座席シート部（従来例のもの） ４ フロア ５ 書籍ホルダー ６ 助手席（本発明のもの） ７ 座席シート部（本発明のもの） ８ 収納部 ９ 表面 １０ 裏面 １１ 軸 １２ 可動部 １３ キャビン １４ 背もたれ部 １５ ヘッドレスト １６ スプリング Ａ 書籍 Ｂ 視線
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車の助手席の座席シート部に形成さ
れた略凹状をなす収納部と、該収納部に対し表面が該座
席シート部と略面一に嵌合収納される横の収納状態、お
よび該収納部から上方に取出され裏面に運転席からの視
線が及ぶ縦の使用状態に、揺動変位可能に軸にて取付け
られた可動部と、該可動部の裏面に付設され、本や地図
等の書籍を開いた状態で固定的に保持可能な書籍ホルダ
ーと、を有してなることを特徴とする、書籍ホルダー付
の助手席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21310496A JPH1035364A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 書籍ホルダー付の助手席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21310496A JPH1035364A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 書籍ホルダー付の助手席 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035364A true JPH1035364A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16633651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21310496A Pending JPH1035364A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 書籍ホルダー付の助手席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035364A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2783217A1 (fr) * | 1998-09-10 | 2000-03-17 | Peugeot | Dispositif de rangement integre a un siege de vehicule automobile |
| EP1512581A1 (en) * | 2003-09-06 | 2005-03-09 | Ford Global Technologies, LLC | A vehicle seat |
| JP2010149592A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Toyota Boshoku Corp | 車両の収納装置 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP21310496A patent/JPH1035364A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2783217A1 (fr) * | 1998-09-10 | 2000-03-17 | Peugeot | Dispositif de rangement integre a un siege de vehicule automobile |
| EP1512581A1 (en) * | 2003-09-06 | 2005-03-09 | Ford Global Technologies, LLC | A vehicle seat |
| JP2010149592A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Toyota Boshoku Corp | 車両の収納装置 |
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