JPH1035213A - ラジアルタイヤとその装着方法 - Google Patents

ラジアルタイヤとその装着方法

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JPH1035213A
JPH1035213A JP8197468A JP19746896A JPH1035213A JP H1035213 A JPH1035213 A JP H1035213A JP 8197468 A JP8197468 A JP 8197468A JP 19746896 A JP19746896 A JP 19746896A JP H1035213 A JPH1035213 A JP H1035213A
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JP
Japan
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conicity
mark
tire
value
tires
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Application number
JP8197468A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakatsuru
隆 中津留
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪左右のタイヤのコニシティ合力の最大
を、従来に比してかなり小さい値に制限でき、自動車の
直進性改善の効果をさらに向上できるラジアルタイヤと
その装着方法を提供する。 【解決手段】 コニシティ測定値が正の場合にタイヤ両
側面のうち定められた一方の面にコニシティマーク20
を付け、コニシティ測定値が負の場合に他方の面にコニ
シティマーク20を付けたもので、このコニシティマー
ク20として、使用されるタイヤのコニシティの範囲を
絶対値で複数段階に区分して、各区分毎の見分けがつく
形で、前記コニシティ測定値に応じてマーク付けする。
外側を向く面が、いずれもコニシティマーク付着面又は
いずれもコニシティマーク非付着面になるようにして、
同区分のコニシティマーク20が付されたタイヤ1を、
自動車前輪左右にそれぞれ装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の直進性改
善に寄与するラジアルタイヤとその装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動車用
タイヤには設計及び製造工程に起因する避けられない不
均一性が存在する。タイヤの重量的、内部剛性的及び寸
法的な均一性をユニフォーミティと称し、ユニフォーミ
ティ試験方法が自動車規格JASO C 607に規定
されている。
【0003】この規格中に用語の定義があるように、タ
イヤの横方向の力の変動の大きさをラテラルフォースバ
リエーション(LFV)といい、この変動の平均値をラ
テラルフォースデビエーション(LFD)という。つま
り、スリップ角及びキャンバー角が0°でも発生する横
方向の力がLFDである。このLFDは、バイアスタイ
ヤでは無視できるほど小さいが、ラジアルタイヤでは剛
性の高いスチールベルト等の影響で相当大きくなる傾向
がある。
【0004】さて、LFDは、その発生機構と発生した
力の性質とからコニシティとプライステアとの2つの力
に分解できる。すなわち、前記規格に定義があるよう
に、LFDのうちタイヤの回転方向に関係なく常に一定
方向に発生する横方向の力がコニシティであり、回転方
向によって発生方向の変る横方向の力がプライステアで
ある。このうちコニシティはベルトがタイヤ中心面から
ずれて成型されることに主原因があり、そのばらつきは
平均値0の正規分布に従う。乗用車用のラジアルタイヤ
では、通常、コニシティの値が−6kgf〜+6kgf
の範囲に入るものが使われている。
【0005】図8は、コニシティの正負が異なる従来の
ラジアルタイヤを前輪左右に装着した自動車を模式的に
示す平面図である。
【0006】従来のラジアルタイヤにはコニシティに関
する情報の表示がなく、±6kgfの前記コニシティ管
理範囲から無作為に選択された2本のラジアルタイヤ
(3)(4)が前輪(6)の左右に装着されていた。し
かも、左右両輪ともセリアル側(11)が外側を向き、逆
に反セリアル側(12)が内側を向くように各タイヤ
(3)(4)を装着するのが慣例であった。ここに、セ
リアル側(11)とはタイヤ両側面のうち製造記号表示の
ある側をいい、反セリアル側(12)とは他方の側をいう
(以下同じ)。
【0007】さて、左タイヤ(3)として負のコニシテ
ィのものが選択され、右タイヤ(4)として正のコニシ
ティのものが選択されると、進行方向前方に対して左右
両タイヤ(3)(4)のコニシティ(L)(R)が、同
図に示すようにいずれも右向きになって、コニシティ合
力が右向きの大きな値(最大で12kgf)となる。こ
の場合にステアリング操作をしないで走行すると、たと
え道路の横断勾配、ホイールアライメント不良、左右の
空気圧差あるいは荷重差が存在しなくとも、自動車がコ
ニシティ合力の方向すなわち右に流れていく。
【0008】一方、後輪(8)に装着されるタイヤの場
合には、コニシティ合力が大きくなっても、これとバラ
ンスするように強制コーナリングフォースが与えられる
から、直進性に大きな影響はない。
【0009】そこで、上記の問題を解決して自動車の直
進性を改善するために、ラジアルタイヤを、コニシティ
測定値が正の場合にタイヤ両側面のうち定められた一方
の面にコニシティマークを付け、コニシティ測定値が負
の場合に他方の面にコニシティマークを付けたものと
し、外側を向く面がいずれもコニシティマーク付着面又
はコニシティマーク非付着面になるように前記ラジアル
タイヤを自動車前輪左右にそれぞれ装着することによ
り、前輪左右のタイヤが互いのコニシティを打消し合え
るようにしたラジアルタイヤおよびその装着方法が提案
された(特公平7−55606号公報)。
【0010】この提案の場合、前輪左右に装着されるタ
イヤのコニシティの値が0kgf〜−6kgf又は0k
gf〜+6kgfの範囲のもので、その絶対値の差が最
大6kgfになるため、左右のタイヤのコニシティ合力
も最大で6kgfになり、従来品に比べてほぼ半減でき
るとはいうものの、このコニシティ合力をさらに小さい
値、例えば0kgfに近い値に制限することはできな
い。
【0011】特に近年は、自動車のさらなる直進性向上
のために、前輪左右のタイヤのコニシティ合力はできる
だけ0kgfに近いものが望まれているが、前記提案の
ものではその要望に対して充分に満足できないものであ
る。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、使用タイヤのコニシティの値が±6kgfの範囲に
入るものであっても、前輪左右のタイヤのコニシティ合
力の最大を、前記提案の場合よりもかなり小さい値に制
限でき、自動車の直進性改善の効果をさらに向上できる
ラジアルタイヤとその装着方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラジアルタ
イヤは、コニシティ測定値が正の場合にタイヤ両側面の
うち定められた一方の面にコニシティマークが付けら
れ、コニシティ測定値が負の場合に他方の面にコニシテ
ィマークが付けられてなり、前記コニシティマークは、
使用されるタイヤのコニシティの範囲が絶対値で複数段
階に区分されて、各区分毎の見分けがつく形で、前記コ
ニシティ測定値に応じてマーク付けされていることを特
徴とする。
【0014】ここで、定められた一方の面としてセリア
ル側を選択してもよいし、反セリアル側を選択してもよ
い。ただし、一旦セリアル側が選択されれば、コニシテ
ィ測定値が正の場合に常にセリアル側にコニシティマー
クが付けられ、同測定値が負の場合には常に反セリアル
側にコニシティマークが付けられる。一旦反セリアル側
が選択されれば、コニシティ測定値が正の場合には常に
反セリアル側にコニシティマークが付けられ、同測定値
が負の場合には常にセリアル側にコニシティマークが付
けられるのである。
【0015】また、前記のコニシティの絶対値による複
数段階の区分は、使用されるタイヤのコニシティの範囲
に応じて設定されるもので、例えばコニシティ範囲を絶
対値の大きさで1〜数kgf毎等の複数段階に区分され
る。もちろん前記よりさらに小さい範囲毎に区分するこ
ともできる。
【0016】前記のコニシティマークは、円形、角形、
星形その他の各種の図形や記号あるいは文字等、どのよ
うな形態のものであってもよい。また、コニシティの各
区分毎の見分けがつくコニシティマークとしては、各区
分毎に異なった形のマークを付けることも、また同形の
マークを個数や大きさあるいは配置によって見分けられ
るように付けることもできる。
【0017】後に説明するように他マークとの兼用をは
かるためには、上記コニシティマークを付けるタイヤ周
方向の位置をラジアルフォースバリエーション測定時の
最大ピーク位置とすることもできる。
【0018】本発明に係るラジアルタイヤの装着方法
は、外側を向く面が、いずれもコニシティマーク付着面
又はいずれもコニシティマーク非付着面になるように、
上記のラジアルタイヤで同区分のコニシティマークが付
されたものを、自動車前輪左右にそれぞれ装着すること
を特徴とする。
【0019】
【作用】上記のラジアルタイヤにおいて、例えばコニシ
ティ測定値が正の場合にはセリアル側に、また同測定値
が負の場合に反セリアル側にコニシティマークが付けら
れるとともに、これらのコニシティマークがコニシティ
の絶対値による各区分毎の見分けがつくように付されて
いるものであれば、外側を向く面がいずれもコニシティ
マーク付着面またはコニシティマーク非付着面となるよ
うにして、コニシティマークにより見分けられる同区分
のタイヤを自動車前輪左右にそれぞれ装着する。
【0020】このように装着することにより、前輪左右
のタイヤが互いのコニシティを打消すように作用して、
コニシティ合力が低減される。特に本発明の場合、タイ
ヤのコニシティが絶対値で複数段階に区分されて、左右
に同区分のタイヤが装着されるため、左右のタイヤのコ
ニシティの絶対値の差が小さくなり、コニシティ合力の
最大をさらに小さい値に制限できる。
【0021】コニシティ測定値が負の場合にセリアル側
にコニシティマークが付けられ、同測定値が正の場合に
反セリアル側にコニシティマークが付けられる場合も同
様である。
【0022】さて、タイヤの半径方向の力の変動の大き
さをラジアルフォースバリエーション(RFV)とい
い、従来のタイヤでは、検査工程においてRFV測定時
のタイヤ半径方向の力のタイヤ周方向における最大ピー
ク位置にRFピークマークがタイヤ側面に付けられてい
た。ただし、RFピークマークを付けるのはセリアル側
に決められていた。ところが、この慣習を廃止してRF
ピークマークをセリアル側、反セリアル側のいずれに付
けてもよいことにし、本発明のようにコニシティマーク
を付けるタイヤ周方向の位置をRFピークマークと同じ
にすれば、コニシティマークでRFピークマークを兼ね
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例に係るラジ
アルタイヤの側面図であり、コニシティ測定値が正の場
合を示している。
【0024】このラジアルタイヤ(1)は、一方の側面
のサイドウォール(15)に製造記号(16)が表示されてお
り、この側面がセリアル側(11)である。このセリアル
側サイドウォール(15)には、タイヤ(1)のコニシテ
ィ測定値が正であることを示す円形のコニシティマーク
(20)が検査工程で付けられている。コニシティ測定値
が負の場合には、反対側の面つまり反セリアル側に同様
のコニシティマークが付けられる。
【0025】タイヤ(1)のコニシティは、図2に概要
を示すユニフォーミティ試験機で測定され、その正負及
び絶対値が得られる。
【0026】同図に示すように、この試験機は軸(31)
のまわりに回転可能な代用路面としての回転ドラム(3
0)を有する。標準リムに取付けたタイヤ(1)の軸(1
3)をドラム軸(31)に対して平行に保持し、不図示の
タイヤ負荷装置によってドラム(30)をタイヤ(1)に
〔又はタイヤ(1)をドラム(30)に〕押付けて両軸
(13)(31)の間隔(K)を一定に保つ。そして、タイ
ヤ(1)の回転時に発生する横方向の力(F)の成分を
測定する。ただし、横方向の力(F)の正負は図示のと
おりとする。
【0027】タイヤ(1)のセリアル側(11)・反セリ
アル側(12)を図2に示すとおりにセットし、図示の方
向(正転方向)にタイヤ(1)とドラム(30)とを回転
させたときの横方向の力F(セリアル側)の変動を図3
に示す。このタイヤ(1)のセリアル側(11)、反セリ
アル側(12)を入替え、同じ正転方向にタイヤ(1)と
ドラム(30)とを回転させたときの横方向の力F(反セ
リアル側)の変動を図4に示す。
【0028】F(セリアル側)の変動の平均値をLFD
1 (図3)とし、F(反セリアル側)の変動の平均値を
LFD2 (図4)とするとき、このラジアルタイヤ
(1)のコニシティはLFD1 からLFD2 を差し引い
て得られる値を更に2で割って得られる。ただし、タイ
ヤ(1)のセリアル側(11)・反セリアル側(12)を入
替える代りに正転時のLFD1 に加えて逆転時のLFD
3 を求め、LFD1 とLFD3 との和を2で割ってコニ
シティを求めても良い。
【0029】以上のようにしてラジアルタイヤ(1)の
コニシティを測定し、その正負にしたがってコニシティ
マーク(20)を付ける面を決定する。すなわち、前記の
ようにコニシティ測定値が正の場合にはセリアル側(1
1)にコニシティマーク(20)を付け、同測定値が負の
場合には同マークを反セリアル側(12)に付けるのであ
る。ただし、これとは逆にコニシティ測定値が負の場合
にセリアル側(11)にコニシティマーク(20)を付け、
同測定値が正の場合に同マークを反セリアル側(12)に
付けるようにしてもよい。
【0030】さらに、前記のコニシテイマーク(20)
は、使用されるタイヤのコニシティの範囲を絶対値で複
数段階に区分して、各区分毎の見分けがつく形で、前記
コニシティ測定値が含まれる区分に応じてマーク付けす
るものとする。
【0031】すなわち、例えば使用されるタイヤのコニ
シティが−6kgf〜+6kgfの範囲のものであれ
ば、このコニシティ範囲を絶対値の大きさで、0〜3k
gfと、3〜6kgfとの2段階、あるいは0〜2kg
fと、2〜4kgfと、4〜6kgfとの3段階、ある
いは1.5kgfずつの4段階や1kgfずつの6段階
等、任意の複数段階に区分して、タイヤのコニシティ測
定値が含まれる各区分毎にそれぞれ見分けのつく形でコ
ニシティマーク(20)を付しておく。
【0032】区分毎の見分けのつくコニシティマーク
(20)としては、マーク形状や大きさを区分毎に異にし
ておくほか、マークの数や配置、色等により区別できる
ようにしてもよい。
【0033】さて、ユニフォーミティ試験項目のうち、
タイヤ半径方向に関するRFVも図2のユニフォーミテ
ィ試験機で測定される。図5はRFV測定時のタイヤ半
径方向の力の変動の例を示すタイムチャートであり、タ
イヤ(1)の回転中に周方向に2つのピークが現れてい
る。これらのピークのうち図示のRF最大ピーク(35)
の位置を前記コニシティマーク(20)を付けるタイヤ周
方向の位置とすれば、このコニシティマーク(20)で従
来のRFピークマークの機能を兼ねることができる。た
だし、このRFピークマーク兼用のコニシティマーク
(20)は、図1のようにセリアル側(11)に付けられる
こともあれば、反セリアル側(12)に付けられることも
ある。
【0034】以上のようにしてコニシティの絶対値によ
る区分毎に見分けのつくコニシティマーク(20)を付し
た本実施例に係るラジアルタイヤ(1) を、自動車の前輪
に装着する場合には、図6のように外側を向く面がいず
れもコニシティマーク(20)の付着面になるように、又
は図7のようにいずれもコニシティマーク(20)の非付
着面になるように前輪(6) の左右にそれぞれ装着する。
特にこの際、コニシティマーク(20)により見分けられ
る同区分のタイヤ(1)を選択して、前記のように左右
に装着する。
【0035】これにより、前輪左右タイヤ(1)(1)の逆向
きのコニシティ(L)(R)が互いに打消しあうのに加
えて、左右タイヤのコニシティ(L)(R)が、絶対値
で複数段階に区分した中の同区分のものであって、左右
のタイヤのコニシティの絶対値の差が小さくなるため、
コニシティ合力を従来に比して大幅に低減できる。
【0036】例えば、使用タイヤのコニシティが±6k
gfの範囲のもので、その絶対値が2kgf毎の3段階
に区分されている場合、左右タイヤのコニシティの絶対
値の差は最大で2kgfになり、この結果、コニシティ
合力の大きさも2kgf以下の小さい値に制限される。
この値は、前記の複数段階の区分を細かくし区分数を多
くすればするほど小さくなり、0に近い値になる。した
がって、走行中の片流れを未然に防止することができ、
その直進性を向上できる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るラ
ジアルタイヤは、コニシティ測定値が正の場合にタイヤ
両側面のうち定められた一方の面にコニシティマークが
付けられ、コニシティ測定値が負の場合に他方の面にコ
ニシティマークが付けられるとともに、コニシティ範囲
を絶対値で複数段階に区分して、各区分毎に見分けられ
るコニシティマークが前記コニシティ測定値に応じて付
けられているから、外側を向く面がいずれもコニシティ
マーク付着面又はいずれもコニシティマーク非付着面に
なるように、同区分のコニシティマークが付されたもの
を自動車前輪左右にそれぞれ装着すれば、左右タイヤの
コニシティの絶対値の差が小さくなり、両タイヤのコニ
シティ合力の最大を、従来例に記載したものに比してか
なり小さくすることができ、0に近い値に制限できる。
【0038】したがって、本発明によれば、自動車走行
中の片流れを未然に防止することができ、その直進性改
善の効果を更に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るラジアルタイヤの側面図
である。
【図2】コニシティ測定のためのタイヤユニフォーミテ
ィ試験の様子を示す正面図である。
【図3】前図の向きにタイヤのセリアル側をセットし、
タイヤとドラムとを正転方向に回転させたときの横方向
の力の変動の例を示すタイムチャート図である。
【図4】図2とはセリアル側・反セリアル側を入替えた
状態でタイヤとドラムとを正転方向に回転させたときの
横方向の力の変動の例を示すタイムチャート図である。
【図5】タイヤ半径方向の力の変動の例を示すタイムチ
ャート図である。
【図6】外側を向く面がいずれもコニシティマーク付着
面になるように本発明の実施例に係るラジアルタイヤを
前輪左右にそれぞれ装着した自動車を模式的に示す平面
図である。
【図7】外側を向く面がいずれもコニシティマーク非付
着面になるように本発明の実施例に係るラジアルタイヤ
を前輪左右にそれぞれ装着した自動車を模式的に示す平
面図である。
【図8】前輪左右にコニシティの正負が異なる従来のラ
ジアルタイヤを、外側を向く面がいずれもセリアル側に
なるように装着した自動車を模式的に示す平面図であ
る。
【符号の説明】
(1)(3)(4) ラジアルタイヤ (6) 前輪 (8) 後輪 (11) セリアル側 (12) 反セリアル側 (15) サイドウォール (16) 製造記号 (20) コニシティマーク (35) RF最大ピーク (L) 前輪左タイヤのコニシティ (R) 前輪右タイヤのコニシティ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コニシティ測定値が正の場合にタイヤ両側
    面のうち定められた一方の面にコニシティマークが付け
    られ、コニシティ測定値が負の場合に他方の面にコニシ
    ティマークが付けられてなり、前記コニシティマーク
    は、使用されるタイヤのコニシティの範囲が絶対値で複
    数段階に区分されて、各区分毎の見分けがつく形で、前
    記コニシティ測定値に応じてマーク付けされていること
    を特徴とするラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】外側を向く面が、いずれもコニシティマー
    ク付着面又はいずれもコニシティマーク非付着面になる
    ように、請求項1に記載のラジアルタイヤで同区分のコ
    ニシティマークが付されたものを、自動車前輪左右にそ
    れぞれ装着することを特徴とするラジアルタイヤの装着
    方法。
JP8197468A 1996-07-26 1996-07-26 ラジアルタイヤとその装着方法 Pending JPH1035213A (ja)

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JP8197468A JPH1035213A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 ラジアルタイヤとその装着方法

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JP8197468A JPH1035213A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 ラジアルタイヤとその装着方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000046702A (ko) * 1998-12-31 2000-07-25 조충환 차량의 쏠림이 방지되는 완성타이어 관리방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000046702A (ko) * 1998-12-31 2000-07-25 조충환 차량의 쏠림이 방지되는 완성타이어 관리방법

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