JPH1034854A - 多層シート - Google Patents

多層シート

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JPH1034854A
JPH1034854A JP20646296A JP20646296A JPH1034854A JP H1034854 A JPH1034854 A JP H1034854A JP 20646296 A JP20646296 A JP 20646296A JP 20646296 A JP20646296 A JP 20646296A JP H1034854 A JPH1034854 A JP H1034854A
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JP
Japan
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weight
resin
multilayer sheet
barium sulfate
polybutylene terephthalate
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JP20646296A
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English (en)
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Masataka Mitoma
正孝 三苫
Fumihiko Oda
文彦 織田
Manabu Fujitani
学 藤谷
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅用材、室内装飾品等の成形に適する、表
面意匠性の優れた多層シートの提供。 【解決手段】 ポリブチレンテレフタレート樹脂10〜
40重量%、ポリカーボネート樹脂10〜40重量%お
よび硫酸バリウム20〜60重量%を主成分とする樹脂
組成物からなる表面層を両表面または片側表面に有し、
ポリブチレンテレフタレート樹脂50〜90重量%、ポ
リカーボネート樹脂5〜20重量%および硫酸バリウム
5〜30重量%を主成分とする樹脂組成物からなる中間
層を有することを特徴とする多層シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層シートに関し、
より詳細には、各種トレイ、キッチンシンク、キャビネ
ット等のキッチン部材、浴槽、壁材、床材、テーブルト
ップ、キッチンカウンター等の住宅用材、室内装飾品等
の成形に適する、表面意匠性の優れた多層シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種トレイ、キッチンシンク、キ
ャビネット等のキッチン部材、浴槽、壁材、床材、テー
ブルトップ、キッチンカウンター等の住宅用材、室内装
飾品等の成形材料としては、セラミックや充填された熱
硬化性樹脂が使用されていたが、製造の容易さから熱可
塑性樹脂が利用されるようになってきた。また、三次元
成形の観点から、成形性の良好な樹脂単体も使用されて
きた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】成形性の良好な樹
脂単体では三次元成形は可能であるが、意匠性すなわち
セラミック調、光沢性の調整、質感が不十分である。ま
た、熱可塑性樹脂の中には意匠性に優れるものもあった
が、真空成形により均一な厚みに成形するのは困難であ
り、また場合によっては樹脂層に孔があいてしまう等、
三次元成形性が不十分であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討をした結果、本発明を完成するに至
った。即ち、本発明の要旨は、ポリブチレンテレフタレ
ート樹脂10〜40重量%、ポリカーボネート樹脂10
〜40重量%および硫酸バリウム20〜60重量%を主
成分とする樹脂組成物からなる表面層を両表面または片
側表面に有し、ポリブチレンテレフタレート樹脂50〜
90重量%、ポリカーボネート樹脂5〜20重量%およ
び硫酸バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂組成
物からなる中間層を有することを特徴とする多層シート
に存する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、ポリブチレンテレフタレート樹脂(以
下「PBT」という)とは、1,4−ブチレングリコー
ルとテレフタル酸またはその誘導体とを重縮合して得ら
れるブチレンテレフタレート単位からなる重合体をい
う。しかして、PBTは、そのテレフタル酸成分または
1,4−ブチレングリコール成分の一部を、他の共重合
成分で置換した共重合体であってもよい。
【0006】かかる共重合成分のうち、酸成分として
は、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、4,4’
−ジフェノキシエタンジカルボン酸、アジピン酸、セバ
シン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等のジカルボン酸
類を挙げることができる。また、グリコール成分として
は、エチレングリコール、トリメチレングリコール、ヘ
キサメチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル等を挙げることができる。
【0007】本発明の多層シートの構成成分として用い
られるPBTは、フェノール/テトラクロロエタンの1
/1(重量比)の混合溶媒中30℃で測定した固有粘度
で0.5〜2dl/gのものが好ましく、より好ましく
は1〜2dl/gのもの、最も好ましくは1.1〜1.
6dl/gのものである。
【0008】本発明において、ポリカーボネート樹脂
(以下「PC」という)とは、2価フェノールとカーボ
ネート前駆体とを重縮合して得られる重合体をいう。2
価フェノールとしては、例えば、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン[ビスフェノールA]、
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス
−(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロ
パン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ3,5−ジメチ
ルフェニル)プロパン、ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)サルファイド、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
スルホン等が挙げられる。好ましくは、ビスフェノール
A、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エタン等、特に好
ましくはビスフェノールAが用いられる。
【0009】また、カーボネート前駆体としては、各種
のカルボニルハライド類、カルボニルエステル類、ハロ
ホルメート類等が挙げられる。具体的には、ホスゲン、
ジフェニルカーボネート、2価フェノールのジハロホル
メート等が用いられる。なお、上記重縮合に際して、上
記2価フェノールおよびカーボネート前駆体は、いずれ
も、単独でまたは2種以上を混合して使用してもよい。
【0010】本発明の多層シートの構成成分として用い
られるPCは、メチレンクロライド溶媒中20℃で測定
した粘度平均分子量で、一般に1万〜10万のもの、好
ましくは1.5万〜4万のもの、特に好ましくは1.5
万〜3万のものである。
【0011】本発明において、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂(以下「PET」という)とは、エチレングリ
コールとテレフタル酸またはその誘導体とを重縮合して
得られるエチレンテレフタレート単位からなる重合体を
いう。しかして、PETは、そのテレフタル酸成分また
はエチレングリコール成分の一部を、前記PBTと同
様、他の共重合成分で置換した共重合体であってもよ
い。
【0012】必要に応じて、本発明の多層シートの構成
成分として用いられるPETは、フェノール/テトラク
ロロエタンの1/1(重量比)の混合溶媒中30℃で測
定した固有粘度で0.5〜0.9g/dlのものが好ま
しい。
【0013】本発明において、硫酸バリウムは、天然に
産出するものであっても合成によって得られるものであ
ってもよく、天然に産出するものとしては例えば天然重
晶石を粉砕したものを使用することができる。また、合
成によって得られるものとしては公知の合成法により合
成された硫酸バリウムを使用することができる。本発明
の多層シートの構成成分として用いられる硫酸バリウム
の粒径には特に制限はないが、1〜30μmであるもの
が好ましい。
【0014】本発明の多層シートは、その両表面または
片側表面に、PBT10〜40重量%、PC10〜40
重量%および硫酸バリウム20〜60重量%を主成分と
する樹脂組成物からなる表面層を有することが必要であ
る。しかして、表面層に用いられる樹脂組成物中の、P
BTの配合量が10重量%以下だと耐薬品性が低下し、
40重量%以上だと耐衝撃性が低下する。また、PCの
配合量が10重量%以下だと耐衝撃性が低下し、40重
量%以上だと耐薬品性が低下する。硫酸バリウムの配合
量は組成物全体の20〜60重量%、好ましくは30〜
50重量%でありである。この量が60重量%以上だと
耐衝撃性が低下し、20重量%以下だとセラミック調、
光沢性の調整、質感の点で好ましくない。
【0015】表面層は、好ましくは、PBT10〜40
重量%、PC10〜40重量%、PET5〜25重量%
および硫酸バリウム20〜60重量%を主成分とする樹
脂組成物からなるものがよい。PETの配合量は、5重
量%以上とすることにより、熱加工性が向上して好まし
いが、25重量%以上だとPBTの結晶性が低くなるの
で好ましくない。
【0016】本発明の多層シートは、また、PBT50
〜90重量%、PC5〜20重量%および硫酸バリウム
5〜30重量%を主成分とする樹脂組成物からなる中間
層を有することが必要である。しかして、中間層に用い
られる樹脂組成物中の、PBTの配合量が50重量%以
下だと熱加工性が低下し、90重量%以上だと耐衝撃性
が低下する。また、PCの配合量が5重量%以下だと衝
撃強度が低下し、20重量%以上だと熱加工性が低下す
る。また、硫酸バリウムの配合量が30重量%以上だと
熱加工性が低下し、5重量%以下だと寸法安定性の点で
好ましくない。
【0017】中間層は、好ましくは、PBT50〜90
重量%、PC5〜20重量%、PET5〜20重量%お
よび硫酸バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂組
成物からなるものがよい。PETの配合量は、5重量%
以上とすることにより、熱加工性が向上して好ましい
が、25重量%以上だとPBTの結晶性が低下するので
好ましくない。
【0018】本発明の多層シートの表面層および中間層
を構成する樹脂組成物の主成分については、以上に述べ
た通りであるが、所望する場合、これら主成分に有効量
の外部潤滑剤、酸化防止剤、顔料、紫外線安定剤、帯電
防止剤、主成分以外の熱可塑性樹脂等を添加した樹脂組
成物とすることができる。その際、外部潤滑剤として
は、脂肪酸;脂肪エステル、ワックスエステル、グリセ
ロールエステル、グリコールエステル、脂肪アルコール
エステル等の様々なエステル;脂肪アルコール;脂肪ア
ミド;ステアリン酸金属塩;およびワックス等が挙げら
れる。酸化防止剤としては、亜リン酸エステル、ヒンダ
ードフェノール、第二級アミン等が挙げられる。
【0019】なお、本発明の多層シートは、上記の表面
層および上記の中間層以外に、他種の中間の層を含んで
いてもよい。そのような中間の層としては、例えば、以
下のようなものが挙げられる。 (1)活性化ポリオレフィン樹脂の層、(2)ポリブチ
レンテレフタレート樹脂5〜20重量%、ポリカーボネ
ート樹脂5〜20重量%、ポリエチレンテレフタレート
樹脂30〜85重量%および硫酸バリウム5〜30重量
%を主成分とする樹脂組成物の層、(3)ポリブチレン
テレフタレート40〜100重量%および無機充填材0
〜60重量%を主成分とする樹脂組成物の層、(4)ポ
リブチレンテレフタレート40〜90重量%および無機
充填材10〜60重量%を主成分とする樹脂組成物の
層、(5)ポリブチレンテレフタレート樹脂5〜20重
量%、ポリカーボネート樹脂5〜20重量%、ABS樹
脂30〜85重量%および硫酸バリウム5〜30重量%
を主成分とする樹脂組成物の層、(6)ポリブチレンテ
レフタレート樹脂5〜20重量%、ポリカーボネート樹
脂5〜20重量%、HIPS樹脂30〜85重量%およ
び硫酸バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂組成
物の層、(7)ポリブチレンテレフタレート樹脂5〜2
0重量%、ポリカーボネート樹脂50〜90重量%およ
び硫酸バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂組成
物の層、(8)ポリブチレンテレフタレート樹脂5〜2
0重量%、ポリカーボネート樹脂5〜20重量%、AB
S樹脂25〜80重量%、ポリエチレンテレフタレート
樹脂5〜60重量%および硫酸バリウム5〜30重量%
を主成分とする樹脂組成物の層、(9)ポリブチレンテ
レフタレート樹脂5〜20重量%、ポリカーボネート樹
脂5〜20重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂5
〜60重量%、HIPS樹脂25〜80重量%および硫
酸バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂組成物の
層、(10)ポリブチレンテレフタレート樹脂5〜20
重量%、ポリカーボネート樹脂30〜85重量%、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂5〜20重量%および硫酸
バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂組成物の
層、(11)ABS樹脂の層、(12)ポリエチレンテ
レフタレート樹脂の層、(13)HIPS樹脂の層。
【0020】この種の中間の層としては、上記(1)〜
(13)のうち1種の単層または多層でもよいし、2種
以上の層により多層を形成してもよい。また、この種の
中間の層は、前記中間層と前記表面層との間に形成して
もよく、表面層とは反対側に形成してもよい。好ましい
中間の層としては、ポリブチレンテレフタレート樹脂5
〜20重量%、ポリカーボネート樹脂5〜20重量%、
ポリエチレンテレフタレート樹脂30〜85重量%およ
び硫酸バリウム5〜30重量%からなる樹脂組成物の
層、ポリブチレンテレフタレート40〜100重量%お
よび無機充填材0〜60重量%からなる樹脂組成物の
層、ポリブチレンテレフタレート40〜90重量%およ
び無機充填材10〜60重量%からなる樹脂組成物の層
等が挙げられる。
【0021】本発明の多層シートは、公知の方法で製造
することができる。例えば、2軸押出機、連続混練り機
等の混練り機によって表面層、中間層および他種の中間
の層用の原料樹脂組成物を得、次いで2台以上の押出機
により、前記各原料樹脂組成物を公知の成形技術である
Tダイ共押出で、一体に成形する方法を用いてもよい。
また、それぞれの層をTダイ単層押し出し、圧縮成形等
によって得た後、接着剤の存在あるいは非存在下に、積
層し一体化しても良い。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 <樹脂ペレットの製造>下記表1に記載した所定量の各
成分をミキサーにて混合し、二軸揮発分除去型押出機を
用いて、設定温度280℃で押し出し、樹脂A、B、
K、Pのペレットを製造した。表中、混合した各成分の
略号およびその内容は、次の通りである。 略号 内容 PBT ポリブチレンテレフタレート樹脂(固有粘度1.4dl/g) PC ポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量3万) PET ポリエチレンテレフタレート樹脂(固有粘度0.7dl/g) BaSO4 硫酸バリウム(平均粒径10μm)
【0023】
【表1】
【0024】<実施例1>樹脂Aペレット(表面層用)
および樹脂Kペレット(中間層用)を、3台の単軸押出
機を使用してスタックプレート式多層シート化装置によ
り共押出成形し、幅250mm、厚さ1.5mm(肉厚
比率:1/2/1)で2種3層構成の多層シートを製造
した。
【0025】<実施例2>樹脂Bペレット(表面層用)
および樹脂Pペレット(中間層用)を、それぞれ単軸押
出機に供給し、250mm幅単層Tダイにより250m
m×250mm×0.4mmのシート各2枚を製造し、
得られたシートを表面層1枚/中間層2枚/表面層1枚
の2種3層構成となるように積層し、240℃に加熱後
圧縮成形機で全体厚み1.5mmの多層シート(肉厚比
率:1/2/1)を成形し、230×230mmの寸法
にトリミングした。
【0026】<比較例1>樹脂Aペレットを240℃に
加熱後、圧縮成形機で230mm×230mm×1.5
mm厚みの単層シートを製造した。
【0027】<比較例2>樹脂Bペレットを240℃に
加熱後、圧縮成形機で230mm×230mm×1.5
mm厚みの単層シートを製造した。
【0028】<成形評価>上記各実施例で製造した3層
シートおよび上記各比較例で製造した単層シートを、そ
の表面が200℃になるように加熱した後、開口寸法が
縦125mm×横155mm、底面寸法が縦114mm
×横144mm、深さが30mmの展開倍率1.7のト
レイ状成形品用の金型を用い、真空成形を行った。各シ
ートの真空成形性および外観は、得られたトレイ状成形
品を観察することによって評価した。その結果を表2に
示す。
【0029】(1)真空成形性 真空成形性は、得られた成形品の型転写度合いを、目視
により、次の基準で4段階評価した。 ◎:型転写十分、部分的破断などの欠陥がみられなかっ
た。 ○:型転写やや不十分、部分的破断などの欠陥がみられ
なかった。 △:型転写やや不十分、部分的破断などの欠陥がみられ
た。 ×:型転写不十分、部分的破断などの欠陥がみられた。
【0030】(2)外観 外観は、得られた成形品の色調変化を、目視により、次
の基準で4段階評価した。 ◎:成形前シートと比較し、光沢変化なし、色調変化な
し。 ○:成形前シートと比較し、光沢変化なし、やや色調変
化あり。 △:成形前シートと比較し、光沢変化あり、やや色調変
化あり。 ×:成形前シートと比較し、光沢変化あり、明らかに色
調変化あり。
【0031】
【表2】
【0032】上記結果から、各実施例の本発明の多層シ
ートを使用して得られた成形品は、真空成形性良好であ
ると共に、外観も極めて良好であることがわかる。
【0033】
【発明の効果】本発明の多層シートを使用して、真空成
形等の熱成形を行った場合には、表面意匠性にすぐれ、
かつ十分な成形性を有する成形品を円滑にしかも高い生
産性で経済的に得ることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリブチレンテレフタレート樹脂10〜4
    0重量%、ポリカーボネート樹脂10〜40重量%およ
    び硫酸バリウム20〜60重量%を主成分とする樹脂組
    成物からなる表面層を両表面または片側表面に有し、 ポリブチレンテレフタレート樹脂50〜90重量%、ポ
    リカーボネート樹脂5〜20重量%および硫酸バリウム
    5〜30重量%を主成分とする樹脂組成物からなる中間
    層を有することを特徴とする多層シート。
  2. 【請求項2】中間層が、ポリブチレンテレフタレート樹
    脂50〜90重量%、ポリカーボネート樹脂5〜20重
    量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂5〜20重量%
    および硫酸バリウム5〜30重量%を主成分とする樹脂
    組成物からなることを特徴とする請求項1に記載の多層
    シート。
  3. 【請求項3】表面層が、ポリブチレンテレフタレート樹
    脂10〜40重量%、ポリカーボネート樹脂10〜40
    重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂5〜25重量
    %および硫酸バリウム20〜60重量%を主成分とする
    樹脂組成物からなることを特徴とする請求項1に記載の
    多層シート。
  4. 【請求項4】ポリブチレンテレフタレート樹脂の固有粘
    度が0.5〜2.0dl/gである請求項1〜3に記載
    の多層シート。
  5. 【請求項5】ポリカーボネート樹脂の粘度平均分量が1
    万〜10万である請求項1〜3に記載の多層シート。
  6. 【請求項6】ポリエチレンテレフタレート樹脂の固有粘
    度が0.5〜0.9dl/gである請求項2または3に
    記載の多層シート。
  7. 【請求項7】硫酸バリウムの粒径が1〜30μmである
    ことを特徴とする請求項1〜3に記載の多層シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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