JPH103467A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH103467A JPH103467A JP8175687A JP17568796A JPH103467A JP H103467 A JPH103467 A JP H103467A JP 8175687 A JP8175687 A JP 8175687A JP 17568796 A JP17568796 A JP 17568796A JP H103467 A JPH103467 A JP H103467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angular velocity
- rotation
- velocity detection
- detection sensor
- theta
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Complex Calculations (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 量子化の誤差成分が時間の経過に従って増大
するのを解消して、正しい回転角度を表示する。 【解決手段】 角速度検出センサ、演算回路、A/Dコ
ンバータ及び、演算処理装置とからなる画像処理装置に
おいて、ある原点からの回転角度θ(t)の演算をθ
(t)=θ(t−1)+V(t)−k×θ(t−1)と
して計算する。 ここで、θ(t−1)は前回の角度演算結果、 V(t)は角速度センサー出力が演算増幅回路で増幅さ
れA/D変換された値、 kは任意の比例定数。
するのを解消して、正しい回転角度を表示する。 【解決手段】 角速度検出センサ、演算回路、A/Dコ
ンバータ及び、演算処理装置とからなる画像処理装置に
おいて、ある原点からの回転角度θ(t)の演算をθ
(t)=θ(t−1)+V(t)−k×θ(t−1)と
して計算する。 ここで、θ(t−1)は前回の角度演算結果、 V(t)は角速度センサー出力が演算増幅回路で増幅さ
れA/D変換された値、 kは任意の比例定数。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上に3次元で
表示される画像の回転角度を制御するための画像処理装
置の構成、及び回転角速度を検出したセンサ出力から回
転角度を演算する方法に関する。
表示される画像の回転角度を制御するための画像処理装
置の構成、及び回転角速度を検出したセンサ出力から回
転角度を演算する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象とする画像処理装置は、移
動体や人の身体の一部に装着し、回転を検出して制御対
象(ここでは、画面に表示された3次元の画像)を制御
するものである。通常、回転角速度検出センサ等を用い
て回転角速度を検出し、A/D変換して演算処理装置に
入力後、演算処理装置によって数1に示されるように積
分し、回転角度に変換して、画像表示装置に回転角度情
報が送られる。
動体や人の身体の一部に装着し、回転を検出して制御対
象(ここでは、画面に表示された3次元の画像)を制御
するものである。通常、回転角速度検出センサ等を用い
て回転角速度を検出し、A/D変換して演算処理装置に
入力後、演算処理装置によって数1に示されるように積
分し、回転角度に変換して、画像表示装置に回転角度情
報が送られる。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、V(t)は、角速度検出センサか
らの出力が演算増幅回路で増幅され、A/D変換された
値である。
らの出力が演算増幅回路で増幅され、A/D変換された
値である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構成の
画像処理装置では、回転角速度検出センサの誤差や、A
/D変換時の量子化誤差が積分処理によって累積し、回
転角度の計算結果であるθに大きな累積誤差が含まれて
おり、画像の制御が困難になるという問題があった。誤
差がある場合の角度θ(t)の演算は、角速度センサの
出力をV(t)、量子化誤差等の誤差成分をVosとす
ると、数2で表されるように、時間の経過に従って、誤
差項は解消することなく増大する。
画像処理装置では、回転角速度検出センサの誤差や、A
/D変換時の量子化誤差が積分処理によって累積し、回
転角度の計算結果であるθに大きな累積誤差が含まれて
おり、画像の制御が困難になるという問題があった。誤
差がある場合の角度θ(t)の演算は、角速度センサの
出力をV(t)、量子化誤差等の誤差成分をVosとす
ると、数2で表されるように、時間の経過に従って、誤
差項は解消することなく増大する。
【0006】
【数2】
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した従来の問題点を
解決するために、角速度検出センサと、演算回路と、A
/Dコンバータと、演算処理装置とからなる画像制御装
置において、ある原点からの回転角度θ(t)の演算を
解決するために、角速度検出センサと、演算回路と、A
/Dコンバータと、演算処理装置とからなる画像制御装
置において、ある原点からの回転角度θ(t)の演算を
【0008】 θ(t)=θ(t−1)+V(t)−k×θ(t−1)
【0009】として計算する。ここで、kは任意に選ば
れる比例常数である。
れる比例常数である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて説明
する。図1は、本発明の一実施例における画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
する。図1は、本発明の一実施例における画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【0011】3次元の各軸(X,Y,Z)に対応して、
角速度検出センサX,YおよびZが配置してある。角速
度検出センサの出力電圧は、演算増幅回路に入力され、
増幅されて、A/Dコンバータでデジタル信号に変換さ
れて、演算処理装置に入力される。演算処理装置では、
入力された角速度情報を、下に示す式で演算して、演算
結果であるθ(t)を用いて画像表示装置に表示された
物体を回転させる。この処理は、X軸、Y軸およびZ軸
に対して、それぞれ行われる θ(t)=θ(t−1)+V(t)−k×θ(t−1) θ(t−1)は前回の角度演算結果、V(t)は角速度
センサの出力が演算増幅回路で増幅され、A/D変換さ
れた値、kは任意の比例定数である。
角速度検出センサX,YおよびZが配置してある。角速
度検出センサの出力電圧は、演算増幅回路に入力され、
増幅されて、A/Dコンバータでデジタル信号に変換さ
れて、演算処理装置に入力される。演算処理装置では、
入力された角速度情報を、下に示す式で演算して、演算
結果であるθ(t)を用いて画像表示装置に表示された
物体を回転させる。この処理は、X軸、Y軸およびZ軸
に対して、それぞれ行われる θ(t)=θ(t−1)+V(t)−k×θ(t−1) θ(t−1)は前回の角度演算結果、V(t)は角速度
センサの出力が演算増幅回路で増幅され、A/D変換さ
れた値、kは任意の比例定数である。
【0012】
【発明の効果】本発明の角度演算方法によれば、量子化
誤差等の誤差によって、累積した原点からのずれ△θが
ある場合、比例定数kによって、原点方向(累積誤差を
解消する方向)へ常に戻ろうとするから、誤差が累積す
ることがなく、角度演算結果の誤差を削減することがで
きる。
誤差等の誤差によって、累積した原点からのずれ△θが
ある場合、比例定数kによって、原点方向(累積誤差を
解消する方向)へ常に戻ろうとするから、誤差が累積す
ることがなく、角度演算結果の誤差を削減することがで
きる。
【図1】本発明の画像処理装置の構成を示すためのブロ
ック図。
ック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転角速度検出センサを用いて回転角速
度を検出し、その回転角速度より回転角度を演算して求
めて、被操作対象である画像の回転を操作する画像処理
装置において、互いに直交するX,YおよびZ軸からな
る被検出軸のX,YおよびZ軸の各々に対応する角速度
検出センサおよび演算回路と、A/Dコンバータと、演
算処理装置とからなり、X軸の回転角速度を検出する角
速度検出センサからの出力をVx、同様に、Y軸、Z軸
それぞれの角速度検出センサからの出力をVy,Vzと
すると、ある時間(t)における回転角度をθ(t)、
θ(t−1)を前回の角度演算結果、kを比例定数とし
て、 θx(t)=θx(t−1)+Vx(t)−k×θx
(t−1)、 θy(t)=θy(t−1)+Vy(t)−k×θy
(t−1)、 及び θz(t)=θz(t−1)+Vz(t)−k×θz
(t−1)、 で示される演算を行った結果を画像表示装置に回転角度
θx(t)、θy(t)、およびθz(t)として出力
することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8175687A JPH103467A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8175687A JPH103467A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103467A true JPH103467A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16000490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8175687A Pending JPH103467A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH103467A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018517977A (ja) * | 2015-06-16 | 2018-07-05 | インテル コーポレイション | Hmi拡張によるウェアラブル・デバイスのユーザー体感を改善するためのジャイレトリ・センシング・システム |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8175687A patent/JPH103467A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018517977A (ja) * | 2015-06-16 | 2018-07-05 | インテル コーポレイション | Hmi拡張によるウェアラブル・デバイスのユーザー体感を改善するためのジャイレトリ・センシング・システム |
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