JPH1034602A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JPH1034602A
JPH1034602A JP19068996A JP19068996A JPH1034602A JP H1034602 A JPH1034602 A JP H1034602A JP 19068996 A JP19068996 A JP 19068996A JP 19068996 A JP19068996 A JP 19068996A JP H1034602 A JPH1034602 A JP H1034602A
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JP
Japan
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wood
processing
roller conveyor
center
curvature
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Application number
JP19068996A
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English (en)
Inventor
Harushige Takeuchi
治茂 竹内
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KOBAYASHISANNOSUKE SHOTEN KK
Original Assignee
KOBAYASHISANNOSUKE SHOTEN KK
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Publication date
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】円弧状に延びるように湾曲する加工材に対し、
高い精度で手間をかけることなく加工を施すことにあ
る。 【解決手段】加工装置には、成形用木材21を挟んで固
定するための押圧部材59及び受座部材61が設けられ
る。受座部材61は成形用木材21の曲率半径と同じ半
径を有し、且つ成形用木材21と同方向へ湾曲する円弧
L1上に所定間隔をおいて配置される。又、加工装置に
は、押圧部材59及び受座部材61によって固定された
成形用木材21の両端部を切断するための丸鋸88が設
けられ、丸鋸88は円弧L1の曲率半径方向に沿って延
びる移動軌道L2上を移動可能とされる。そして、成形
用木材21が押圧部材59により受座部材61へ押し付
けられて固定されると、その成形用木材21の湾曲中心
Mが円弧L1の中心と一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば円弧状に延
びるように湾曲する木材に対して加工を施すための加工
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスケート場の屋根は、図1
に示すように一対の壁11の上端部間を繋ぐように延び
る複数の梁12と、その各梁12の上側を被う図示しな
いパネルとから構成される場合がある。図2に示すよう
に、前記梁12は下方へ向かって突出するように湾曲し
て円弧状に延びる鉄板13を備え、鉄板13の厚さ方向
両側には前記鉄板13と同方向へ延びる複数の化粧材1
4がそれぞれ設けられている。
【0003】化粧材14は四角棒状に形成されている。
この化粧材14は下方へ向かって突出するように湾曲し
て円弧状に延び、化粧材14と前記鉄板13との曲率半
径は同じ値となっている。化粧材14において長手方向
両端部14aの上下両側には段差部15が形成され、そ
の段差部15により化粧材14の両端部14aが化粧材
14の長手方向中央部よりも上下方向に対して薄くなっ
ている。又、段差部15の側面15aには上下方向へ延
びる蟻溝16が凹設されている(図2には上側の蟻溝1
6のみ図示)。化粧材14には上下一対の貫通孔17が
前記化粧板14の長手方向に沿って複数設けられ、各貫
通孔17は化粧板14の曲率半径と直交する方向へ延び
ている。そして、化粧板14はボルト18を貫通孔17
に挿入して前記鉄板13へ螺入することにより、その鉄
板13に対して取り付けられている。
【0004】鉄板13に取り付けられた複数の化粧板1
4において隣合う両端部14a同士の上下両側にはそれ
ぞれ板状の連結材19が設けられている。この連結材1
9の長手方向両端部には、化粧材14の蟻溝16に対応
した形状の突部20がそれぞれ設けられている。そし
て、一対の連結材19を隣合う両端部14a同士の上下
両側から各段差部15へ嵌め込み、更に前記連結材19
の突部20を化粧材14の蟻溝16に嵌め込むことによ
り、複数の化粧材14における両端部14a同士が連結
されている。
【0005】上記化粧材14を製造するには、先ず一直
線上に延びる四角棒状の原木を、前記鉄板13の曲率半
径と同じ値の半径を有する円弧に沿って延びるように湾
曲させ、図3に示す成形用木材21を形成する。そし
て、成形用木材21の両端部は、その成形用木材21と
直交して同成形用木材21の湾曲中心Mを通過する面F
で切断される。この成形用木材21における両端部の切
断は、作業者が手送りの電動丸鋸等で図3の破線に沿っ
て成形用木材21を切削することによって行われる。そ
の後、成形用木材21に前記段差部15、蟻溝16及び
貫通孔17を形成することにより、化粧材14の製造作
業が完了する。
【0006】上記のようにして製造された化粧材14で
は、その長手方向両端面14bが鉄板13と同じように
湾曲する化粧材14と直交して同化粧材14の湾曲中心
Mを通過する面Fに対して同一面上に位置する。そのた
め、前記化粧板14を図2に示すように鉄板13に取り
付けた場合、各化粧板14における長手方向の端面14
b同士を隙間なく当接させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、成形用木材
21における両端部の切断は、切断作業中にずれ易い手
送りの電動丸鋸によって行われるので、成形用木材21
の両端部を図3の破線に沿って高い精度で切断するため
に、作業者は細心の注意を払って切断作業を行わなけれ
ばならず、その切断作業に手間がかかるという問題があ
った。そして、成形用木材21の両端部を図3の破線に
沿って高い精度で切断することができなかった場合に
は、化粧板14を図2に示すように鉄板13に取り付け
たときに、各化粧板14における長手方向の端面14b
間に隙間ができるという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、円弧状に延びるよう
に湾曲する加工材に対し、高い精度で手間をかけること
なく加工を施すことにある。
【0009】又、第2の目的は、円弧状に延びるように
湾曲する加工材に対し、その加工材の湾曲中心を通過し
て前記加工材と直交する面に沿って正確に加工を施すこ
とにある。
【0010】更に、第3の目的は、加工材が所定の搬送
軌道に沿って搬送されるものであっても、その加工材の
湾曲中心が定位置に位置するように前記加工材を固定す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、円弧状に延びるように湾
曲する加工材を、その加工材の湾曲中心が常に定位置に
位置するように固定する固定手段と、前記固定手段によ
って固定された加工材に対し、その加工材の湾曲中心を
基準点とする規定の位置に加工を施すための加工手段と
を備えた。
【0012】請求項2記載の発明では、前記加工手段
を、前記固定手段によって固定された加工材に対して加
工を施すための加工部材と、前記加工部材を固定手段に
よって固定された加工材の湾曲中心を通過して前記加工
材と直交する面に沿って移動させる移動手段とから構成
した。
【0013】請求項3記載の発明では、前記加工材はそ
の長手方向へ搬送されるものであって、固定手段は加工
材の搬送軌道を挟むように設けられた挟持部材であり、
その挟持部材は搬送軌道上に位置する加工材を内周側及
び外周側から挟持することにより、前記加工材をその湾
曲中心が定位置に位置するように固定するものとした。
【0014】即ち、請求項1記載の発明では、加工材は
固定手段によって固定され、その固定された加工材の湾
曲中心は定位置に位置する。この状態で、加工材におい
て同加工材の湾曲中心を基準点とする規定の位置には、
加工手段により加工が施される。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、加工材が固定手段によって固定され
ると、移動手段により加工部材が前記加工材の湾曲中心
を通過して加工材と直交する面に沿って移動され、その
加工材に加工が施される。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の作用に加え、加工材はその長手方向へ搬送
軌道に沿って搬送される。そして、挟持部材が搬送軌道
上の加工材を内周側及び外周側から挟持すると、加工材
が固定されて同加工材の湾曲中心が定位置に位置する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図4〜図9に従って説明する。尚、本実施形態に
おいて従来技術と同一部分については、従来技術と同一
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0018】図4に示すように、加工材としての成形用
木材21における両端部の切断及び貫通孔17の形成を
行うための加工ライン31は、仮置用ローラコンベア3
2、送出用ローラコンベア33、加工装置34、受取用
ローラコンベア35及び退避用ローラコンベア36によ
って構成されている。前記加工装置34は図4の左右方
向へ延びるように設けられ、加工装置34の左右両側に
は送出用ローラコンベア33及び受取用ローラコンベア
35が敷設されている。そして、送出用ローラコンベア
33、加工装置34及び受取用ローラコンベア35は、
一直線状に延びるように配置されている。
【0019】前記仮置用ローラコンベア32は送出用ロ
ーラコンベア33と直交する方向へ延びるように敷設さ
れ、退避用ローラコンベア36は受取用ローラコンベア
35と直交する方向へ延びるように敷設されている。そ
して、仮置用ローラコンベア32は送出用ローラコンベ
ア33に繋がり、退避用ローラコンベア36は受取用ロ
ーラコンベア35に繋がっている。
【0020】前記各ローラコンベア32,33,35,
36は、平行に延びる一対のローラフレーム37と、両
ローラフレーム37の間に設けられた多数のローラ38
とから構成されている。この各ローラ38は、両ローラ
フレーム37と直交する方向へ延び、両ローラフレーム
37の延びる方向に対し所定間隔をおいて並設されてい
る。そして、各ローラ38の長手方向両端部は、それぞ
れ両ローラフレーム37に対して回転可能に支持されて
いる。
【0021】送出用ローラコンベア33の側方には、そ
の送出用ローラコンベア33のローラ38を積極回転さ
せるためのローラ駆動装置39が設けられている。そし
て、仮置用ローラコンベア32の上に載せられた成形用
木材21を送出用ローラコンベア33の上へ乗り移ら
せ、その成形用木材21が送出用ローラコンベア33と
同方向へ延びた状態でローラ駆動装置39を駆動させ
る。すると、送出用ローラコンベア33のローラ38が
積極回転し、送出用ローラコンベア33の上に載せられ
た成形用木材21が加工装置34へ送り出されるように
なっている。
【0022】受取用ローラコンベア35の側方には、押
出装置40が設けられている。押出装置40には、受取
用ローラコンベア35と直交する方向へ移動する押出部
材41が設けられている。そして、加工装置34から受
取用ローラコンベア35へ成形用木材21が送り出され
ると、押出装置40の駆動により押出部材41が前記押
出装置40から突出する方向へ移動される。その結果、
受取用ローラコンベア35の上の成形用木材21が、前
記押出部材41により退避用ローラコンベア36の上へ
押し出されるようになっている。
【0023】図5に示すように、加工装置34は、複数
の支持脚51によって支持された搬送軌道としての支持
用ローラコンベア52を備えている。この支持用ローラ
コンベア52は、前記送出用ローラコンベア33と受取
用ローラコンベア35とを繋ぐように、水平方向へ一直
線上に延びている。そして、支持用ローラコンベア52
と、前記両ローラコンベア33,35との間には隙間S
が形成されている。又、支持用ローラコンベア52にお
ける長手方向の長さは、成形用木材21における長手方
向の長さよりも若干小さい値となっている。
【0024】図6に示すように、支持用ローラコンベア
52は、平行に延びる一対のローラフレーム53と、両
ローラフレーム53の間に設けられた多数のローラ54
とから構成されている。この各ローラ54は、両ローラ
フレーム53と直交する方向へ延び、両ローラフレーム
53の延びる方向に対し所定間隔をおいて並設されてい
る。そして、各ローラ54の長手方向両端部は、それぞ
れ両ローラフレーム53に対して回転可能に支持されて
いる。
【0025】図5,図6に示すように、支持用ローラコ
ンベア52の幅方向両側には、その幅方向に対して一対
となる支柱55が支持用ローラコンベア52の延びる方
向に対し所定間隔をおいて六箇所に立設されている。
又、各一対の支柱55における上端部間は、その支柱5
5と直交する方向へ延びる第1の連結棒56によって連
結されている。更に、支持用ローラコンベア52の幅方
向両側に位置する各支柱55は、その上端部同士が支持
用ローラコンベア52と同方向へ延びる第2の連結棒5
7によって連結されている。
【0026】支持用ローラコンベア52の前側(図6の
下側)に位置する各支柱55には、それぞれ固定用エア
シリンダ58が設けられている。各固定用エアシリンダ
58は、図5に示すように、支持用ローラコンベア52
よりもやや高い位置に位置している。図6に示すよう
に、固定用エアシリンダ58のロッド58aは、シリン
ダチューブ58bに対して支持用ローラコンベア52と
直交する方向へ出没可能となっている。このロッド58
aの先端部には、固定手段及び挟持部材としての押圧部
材59が設けられている。そして、ロッド58aをシリ
ンダチューブ58bに対して出没させると、固定用エア
シリンダ58が水平方向において伸縮し、押圧部材59
が支持用ローラコンベア52に対し接近又は離間するよ
うになっている。
【0027】支持用ローラコンベア52の後側(図6の
上側)に位置する各支柱55において、前記各固定用エ
アシリンダ58に対応する高さ位置にはそれぞれパッド
60が設けられている。このパッド60の固定用エアシ
リンダ58と対向する面には、固定手段及び挟持部材と
しての受座部材61が設けられている。そして、成形用
木材21が送出用ローラコンベア33から加工装置34
の支持用ローラコンベア52の上へ送り出されると、そ
の成形用木材21の内周面が受座部材61と対向して位
置するようになっている。又、図8に示すように、各受
座部材61は、成形用木材21の内周面における曲率半
径と同じ値の半径を有し、且つ支持用ローラコンベア5
2の上に載せられた成形用木材21の内周面と同方向へ
湾曲する円弧L1上に位置している。
【0028】従って、支持用ローラコンベア52に成形
用木材21を載せた状態で、固定用エアシリンダ58の
ロッド58aを伸ばすと、押圧部材59は成形用木材2
1を外周側から受座部材61へ向かって押し付ける。そ
の結果、各受座部材61と各押圧部材59とが成形用木
材21を挟み、その成形用木材21が固定されるように
なっている。そして、成形用木材21が各受座部材61
と各押圧部材59とにより固定されると、成形用木材2
1の湾曲中心Mは必ず前記円弧L1の中心と一致するよ
うになっている。
【0029】前記各第1の連結棒56には、図5に示す
切削機62がそれぞれ設けられている。図7に示すよう
に、切削機62は第1の連結棒56に対して固着される
取付板63を備え、取付板63には鉛直方向へ延びる一
対のレール64が設けられている。取付板63の上部に
は移動手段としての昇降用エアシリンダ65が設けら
れ、昇降用エアシリンダ65のロッド65aをシリンダ
チューブ65aに対して出没させると、昇降用エアシリ
ンダ65は鉛直方向へ伸縮するようになっている。
【0030】又、取付板63には板状に形成された支持
ブラケット66が設けられ、支持ブラケット66は前記
両レール64に沿って鉛直方向へ移動可能となってい
る。そして、支持ブラケット66の上端部にはフランジ
67が設けられ、そのフランジ67には昇降用エアシリ
ンダ65のロッド65aが連結されている。そして、昇
降用エアシリンダ65を伸縮させると、支持ブラケット
66がレール64に沿って昇降するようになっている。
更に、フランジ67の上側には電動モータ68が設けら
れ、電動モータ68の出力軸68aはフランジ67を上
方から下方へ向かって貫通している。その出力軸68a
の先端部はフランジ67の下側に位置し、出力軸68a
の先端部には駆動プーリ68bが取り付けられている。
【0031】支持ブラケット66において、フランジ6
7の下側には上下一対の支持片69が設けられ、この両
支持片69は前記フランジ67と平行になっている。両
支持片69の間には鉛直方向へ延びる一対の軸受筒70
が設けられ、両軸受筒70には鉛直方向へ延びる加工部
材としてのドリル71が挿入されている。このドリル7
1は前記軸受筒70を貫通して回転可能に支持されてい
る。尚、本実施形態では、前記ドリル71及び昇降用エ
アシリンダ65によって加工手段が構成されている。
【0032】各切削機62にそれぞれ設けられた両ドリ
ル71は、固定用エアシリンダ58及びパッド60によ
り固定された成形用木材21の湾曲中心Mを通過して前
記成形用木材21と直交する図8の面Fd上に位置して
いる。又、各切削機62にそれぞれ設けられた両ドリル
71は、前記成形用木材21の曲率半径方向に対し並列
となるように配置されている。両ドリル71の上端部に
はそれぞれ従動プーリ72が取り付けられ、この両従動
プーリ72及び前記駆動プーリ68bの周りにはループ
状に形成された伝動ベルト73が掛装されている。そし
て、電動モータ68を駆動して出力軸68aを回転させ
ると、その出力軸68aの回転が駆動プーリ68b、伝
動ベルト73及び従動プーリ72を介して両ドリル71
へ伝達され、両ドリル71がその軸線を中心に回転する
ようになっている。
【0033】図6に示すように、支持用ローラコンベア
52の左右両側には、それぞれ切断機81が設けられて
いる。右側に位置する切断機81は送出用ローラコンベ
ア33における加工装置34側の端部の後側に配置さ
れ、左側に位置する切断機81は受取用ローラコンベア
35における加工装置34側の端部の後側に配置されて
いる。尚、両切断機81は構成が左右対称となっている
だけなので、以下右側の切断機81についてのみ説明
し、左側の切断機81については右側の切断機81と同
一符号を付して説明を省略する。
【0034】図5に示すように、右側に位置する切断機
81の基台82の上部には左右一対のガイドレール83
が設けられ、両ガイドレール83は断面略コ字状に形成
されて左右両外側方へ向かって開口している。この両ガ
イドレール83は、固定用エアシリンダ58及びパッド
60により固定された成形用木材21の湾曲中心Mを通
過して前記成形用木材21と直交する図8の面Fと平行
に水平方向へ延びている。図5に示すように、基台82
の上側には移動体84が設けられ、移動体84は基台8
2の上部を囲うように略コ字状に形成されている。移動
体84の下端内側面には一対の転動体85が回転可能に
支持され、その両転動体85はそれぞれ前記両ガイドレ
ール83内に嵌め込まれている。
【0035】移動体84には、ガイドレール83と直交
して水平方向へ延びる回転軸87が回転可能に支持され
ている。回転軸87の左端部には加工部材としての丸鋸
88が取り付けられ、回転軸87の右端部には従動プー
リ89が取り付けられている。前記丸鋸88は図8に示
す面Fに対して同一面上に位置し、且つ図6に示す隙間
Sに対応して位置している。又、図5に示すように、移
動体84の上面には電動モータ90が設けられ、電動モ
ータ90の出力軸90aは回転軸87と同方向へ延びて
いる。出力軸90aの先端部には駆動プーリ91が取り
付けられ、駆動プーリ91及び前記従動プーリ89の周
りにはループ状に形成された伝動ベルト92が掛装され
ている。
【0036】そして、電動モータ90を駆動して出力軸
90aを回転させると、その出力軸90aの回転が駆動
プーリ91、伝動ベルト92及び従動プーリ89を介し
て回転軸87へ伝達される。回転軸87へ出力軸90a
の回転が伝達されると、回転軸87及び丸鋸88が回転
するようになっている。
【0037】図6に示すように、基台82にはガイドレ
ール83の延びる方向に対して伸縮可能な進退用エアシ
リンダ86が移動手段として設けられ、進退用エアシリ
ンダ86のロッド86aは移動体84に連結されてい
る。尚、本実施形態では、前記進退用エアシリンダ86
及び丸鋸88によって加工手段が構成されている。そし
て、ロッド86aをシリンダチューブ86bに対して出
没させると、移動体84がガイドレール83に沿って移
動し、且つ丸鋸88が図8の面F内に位置して水平方向
へ延びる移動軌道L2に沿って移動するようになってい
る。又、丸鋸88が移動軌道L2に沿って移動すると、
その丸鋸88は図6に示す隙間Sを支持用ローラコンベ
ア52と交差する方向へ通過するようになっている。
【0038】次に、上記のように構成された加工装置3
4の作用を説明する。図4に示すように、仮置用ローラ
コンベア32の上に載せられた成形用木材21を送出用
ローラコンベア33の上へ乗り移らせ、その成形用木材
21が送出用ローラコンベア33と同方向へ延びた状態
でローラ駆動装置39を駆動する。すると、送出用ロー
ラコンベア33のローラ38が積極回転し、送出用ロー
ラコンベア33上の成形用木材21が加工装置34へ向
かって送り出される。加工装置34へ送り出された成形
用木材21は、図6に示す支持用ローラコンベア52の
上に載せられて停止される。
【0039】この状態で、各固定用エアシリンダ58の
ロッド58aをシリンダチューブ58bから突出させ
る。すると、各ロッド58aの先端に設けられた押圧部
材59が、成形用木材21の外周面に対し長手方向に沿
ってそれぞれ接触し、その成形用木材21を外周側から
各パッド60にそれぞれ設けられた各受座部材61へ向
かって確実に押し付ける。その結果、成形用木材21の
内周面には、各受座部材61が成形用木材21の長手方
向に沿ってそれぞれ接触する。そして、成形用木材21
は、複数の押圧部材59と複数の受座部材61との間に
挟まれることにより、ずれることなく確実に固定され
る。
【0040】各受座部材61は、成形用木材21の内周
面と同じ曲率半径を有する図8の円弧L1上に位置す
る。そのため、成形用木材21の内周面が前記各パット
61にそれぞれ接触すると、成形用木材21の湾曲中心
Mが必ず前記円弧L1の中心と一致する。従って、支持
用ローラコンベア52上での成形用木材21の停止位置
が、前記よりも図6の左側や右側へずれたとしても、そ
の成形用木材21を各押圧部材59及び各受座部材61
で固定すれば湾曲中心Mと円弧L1の中心とを一致させ
ることが可能になる。
【0041】即ち、支持用ローラコンベア52上での成
形用木材21の停止位置が、例えば前記よりも図6の左
側(受取用ローラコンベア35側)にずれた場合、その
成形用木材21は図9(a)に示すように各押圧部材5
9及び各受座部材61で固定される。このとき、成形用
木材21における内周面の湾曲中心M(図9(a)には
図示せず)は図8に示す円弧L11の中心と一致する。
又、支持用ローラコンベア52上での成形用木材21の
停止位置が、例えば前記よりも図6の右側(送出用ロー
ラコンベア33側)にずれた場合、その成形用木材21
は図9(b)に示すように各押圧部材59及び各受座部
材61で固定される。このとき、成形用木材21におけ
る内周面の湾曲中心M(図9(b)には図示せず)は図
8に示す円弧L11の中心と一致する。
【0042】成形用木材21が押圧部材59及び受座部
材61により固定された後、図6に示す両切断機81の
電動モータ90を駆動して丸鋸88を回転させる。そし
て、進退用エアシリンダ86のロッド86aをシリンダ
チューブ86bから突出させることにより、回転する丸
鋸88を図8に示す移動軌道L12に沿って成形用木材
21と交差する方向へ移動させる。すると、成形用木材
21の両端部が丸鋸88により図8の破線に沿って切断
され、その成形用木材21の長手方向端面は面Fに対し
て同一面上に位置する。
【0043】又、成形用木材21が図9(a),(b)
に示すように固定された場合においても、その成形用木
材21の両端部が前記と同様に図9(a),(b)の破
線に沿って切断される。そして、製造誤差等により図8
及び図9(a),(b)に示す各成形用木材21の長さ
が異なっている場合であっても、前記各成形用木材21
の両端部を破線に沿って切断すると、その各成形用木材
21の形状が三つとも同一になる。
【0044】成形用木材21の両端部が切断された後、
図5に示す各切削機62の電動モータ68を駆動してド
リル71を回転させる。この状態で、昇降用エアシリン
ダ65のロッド65aをシリンダチューブ65bから突
出させると、回転するドリル71が図8の面Fdに沿っ
て下降する。そして、ドリル71が成形用木材21を面
Fdに沿って上方から下方へ切削して貫通した後、昇降
用エアシリンダ65のロッド65aがシリンダチューブ
65bに対して没入される。
【0045】すると、ドリル71が上昇して成形用木材
21から抜き出され、成形用木材21において各ドリル
71が貫通した位置に、図8に示す貫通孔17がそれぞ
れ形成される。所定の切削機62における一対のドリル
71によって形成された一対の貫通孔17は、成形用木
材21の内周面及び円弧L11における曲率半径方向に
対して並列となる。
【0046】成形用木材21に対し両端部の切断及び貫
通孔17の形成が行われた後、図6に示す各固定用エア
シリンダ58のロッド58aはシリンダチューブ58b
に没入される。すると、各ロッド58aの先端に設けら
れた押圧部材59が、成形用木材21の外周面から離間
し、押圧部材59及び受座部材61による成形用木材2
1の固定が解除される。その後、固定解除された成形用
木材21を支持用ローラコンベア52の幅方向中央部へ
動かし、その成形用木材21と別の成形用木材21を、
送出用ローラコンベア33から支持用ローラコンベア5
2へ送り出す。すると、送出用ローラコンベア33から
支持用ローラコンベア52へ送り出された成形用木材2
1により、固定解除された成形用木材21が支持用ロー
ラコンベア52から受取用ローラコンベア35へ押し出
される。
【0047】受取用ローラコンベア35の上に成形用木
材21が載せられると、図4に示す押出装置40の駆動
により押出部材41が前記押出装置40から突出する方
向へ移動される。すると、受取用ローラコンベア35の
上の成形用木材21が、前記押出部材41により受取用
ローラコンベア35の上から退避用ローラコンベア36
の上へ押し出される。その後、成形用木材21の両端部
に段差部15及び蟻溝16が形成されることにより、化
粧材14の製造作業が完了する。
【0048】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(h)に示す効果がある。 (a)成形用木材21を押圧部材59及び受座部材61
によって固定し、図8に示す移動軌道L12に沿って移
動する丸鋸88により前記成形用木材21の両端部を切
断するだけで、その成形用木材21からなる化粧材14
の両端面14bが図8に示す面Fに対して同一面上に位
置するようになる。従って、従来と異なり、円弧状に延
びるように湾曲する成形用木材21の両端部を、高い精
度で手間をかけることなく切断することができる。
【0049】(b)移動軌道L12は成形用木材21の
湾曲中心Mを通過して前記成形用木材21と直交する面
F内に位置するため、丸鋸88を移動軌道L12に沿っ
て移動させることにより、成形用木材21を前記面Fに
沿って正確に切削することができる。
【0050】(c)支持用ローラコンベア52の幅方向
両側には押圧部材59と受座部材61とが設けられ、支
持用ローラコンベア52に沿って搬送される成形用木材
21は前記押圧部材59と受座部材61とで挟まれるこ
とにより固定される。そして、成形用木材21が受座部
材61へ押し付けられることにより、成形用木材21の
湾曲中心Mと図8に示す円弧L11の中心とが一致す
る。従って、成形用木材21が送出用ローラコンベア3
3、支持用ローラコンベア52及び受取用ローラコンベ
ア35に沿って搬送されるものであっても、その成形用
木材21の湾曲中心Mが円弧L1の中心と一致するよう
に前記成形用木材21を固定することができる。
【0051】(d)受座部材61は円弧L11に沿って
複数設けられているため、その各受座部材61に押し付
けられて固定された成形用木材21がずれにくくなる。
従って、押圧部材59及び受座部材61によって固定さ
れた成形用木材21の湾曲中心Mを、確実に円弧L1の
中心と一致させることができる。
【0052】(e)成形用木材21を各受座部材61へ
押し付けるための押圧部材59は、前記各受座部材61
に対応して支持用ローラコンベア52に沿うように複数
設けられている。従って、成形用木材21を固定すると
き、各押圧部材59は成形用木材21に対し長手方向に
沿ってそれぞれ接触するため、その成形用木材21を各
受座部材61へ向かって確実に押し付けることができ
る。
【0053】(f)成形用木材21を押圧部材59及び
受座部材61によって固定し、各切削機62の両ドリル
71で前記成形用木材21を切削するだけで、そのドリ
ル17によって形成された貫通孔17が、成形用木材2
1の曲率半径と直交するとともに、成形用木材21の湾
曲中心Mを通過して前記成形用木材21と直交する図8
の面Fd上に位置するようになる。従って、円弧状に延
びるように湾曲する成形用木材21に対し、貫通孔17
を高い精度で手間をかけることなく形成することができ
る。
【0054】(g)ドリル71は面Fdに沿って鉛直方
向へ移動するため、円弧状に延びるように湾曲する成形
用木材21を、ドリル71により面Fdに沿って正確に
切削することができる。
【0055】(h)各切削機62に設けられた両ドリル
71は、成形用木材21が押圧部材59と受座部材61
とにより固定されたとき、面Fd上に位置するとともに
成形用木材21の曲率半径方向に対して並列となる。従
って、前記ドリル71で成形用木材21を切削すること
により、成形用木材21の曲率半径と直交して面Fに沿
って延びる貫通孔17を、前記曲率半径方向に対して容
易に成形用木材21に並設することができる。
【0056】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)本実施形態において、木材以外の加工材、例えば
金属、樹脂、発砲スチロール製の加工材を本実施形態の
加工装置34で加工するようにしてもよい。
【0057】(2)本実施形態では、成形用木材21に
対し加工装置34を用いて両端部の切断及び貫通孔17
の形成を行ったが、例えば加工装置34に加工部材とし
ての砥石等を設け、その砥石で成形用木材21に対して
研磨を行うようにしてもよい。
【0058】(3)本実施形態では、丸鋸88及びドリ
ル71をそれぞれ図8の面F及び面Fdに沿って移動さ
せ、成形用木材21に対して切断及び切削を行うように
したが、本発明はこれに限定されない。例えば、押圧部
材59及び受座部材61により固定された成形用木材2
1の湾曲中心Mを通過せずに前記成形用木材21と交差
する面に沿って、丸鋸88及びドリル71を移動させる
ようにしてもよい。
【0059】(4)本実施形態では、成形用木材21を
押圧部材59と受座部材61とで挟むことによって固定
したが、その成形用木材21の固定方法を適宜変更して
もよい。
【0060】(5)本実施形態では、押圧部材59を受
座部材61へ向かって接近させるようにしたが、受座部
材61を押圧部材59へ向かって接近させたり、押圧部
材59と受座部材61との両方を互いに接近させたりし
てもよい。この場合、押圧部材59と受座部材61とで
挟まれた成形用木材21の湾曲中心Mが常に定位置に位
置するように押圧部材59及び受座部材61の移動量等
を設定すればよい。
【0061】(6)本実施形態において、各受座部材6
1を押圧部材59に対して接近又は離間する方向へ位置
調節できるようにしてもよい。この場合、成形用木材2
1の曲率半径が変更された場合でも、受座部材61を適
宜位置調節することにより、変更された前記曲率半径と
同じ半径を有する円弧上に各受座部材61を配置するこ
とができる。
【0062】(7)本実施形態では、送出ローラコンベ
ア33から受取用ローラコンベア35へ搬送される途中
の成形用木材21を加工装置34で加工するようにした
が、本発明はこれに限定されない。即ち、送出ローラコ
ンベア33及び受取用ローラコンベアを省略する。そし
て、加工装置34における支持用ローラコンベア52に
代えて支持台を設け、その支持台の上に成形用木材21
を載せて加工を行うようにしてもよい。この場合、加工
装置34の構成を簡略化することができる。
【0063】(8)本実施形態では、押圧部材59及び
受座部材61をそれぞれ六個づつ設けたがその数を適宜
変更してもよい。例えば押圧部材59及び受座部材61
を一個づつにすれば、加工装置34の構成を簡略化する
ことができる。受座部材61を一個にした場合、その受
座部材61を図8の円弧L1に沿って延びるように形成
するとよい。
【0064】(9)本実施形態において、固定用エアシ
リンダ58の位置とパッド60の位置とを逆にして両者
を支柱55に取り付け、固定用エアシリンダ58の押圧
部材59が成形用木材21を内周側からパッド60の受
座部材61へ向かって押し付けるようにしてもよい。こ
の場合、各受座部材61を、成形用木材21の外周面に
おける曲率半径と同じ値の半径を有し、且つ固定された
成形用木材21と同方向へ湾曲する円弧上に所定間隔を
おいて配置するとよい。
【0065】(10)本実施形態において、各切削機6
2における両ドリル71の配置を適宜変更してもよい。 (11)本実施形態において、ドリル71は押圧部材5
9及び受座部材61により固定された成形用木材21の
曲率半径と直交していなくてもよい。この場合、ドリル
71をその軸線方向へ移動させて前記成形用木材21に
貫通孔17を形成すればよい。
【0066】(12)本実施形態において、切削機62
の個数を変更したり、一つの切削機62に設けられたド
リル71の個数を変更したりしてもよい。 (13)本実施形態において、各切削機62を省略して
もよい。この場合、加工装置34の構成を簡略化するこ
とができる。
【0067】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (イ)請求項2又は3記載の加工装置において、加工部
材は加工材を切断するための切断部材(丸鋸88)であ
る加工装置。この場合、円弧状に延びるように湾曲する
加工材を、その加工材の湾曲中心を通過して前記加工材
と直交する面に沿って正確に切断することができる。
【0068】(ロ)請求項2又は3記載の加工装置にお
いて、加工部材は加工材を切削するための切削部材(ド
リル71)である加工装置。この場合、円弧状に延びる
ように湾曲する加工材を、その加工材の湾曲中心を通過
して前記加工材と直交する面に沿って正確に切削するこ
とができる。
【0069】(ハ)上記(ロ)に記載の加工装置におい
て、切削部材は加工材に貫通孔を形成するためのもので
あって、その切削部材は加工材の湾曲中心を通過して前
記加工材と直交する面内で並設されている加工装置。こ
の場合、加工材において、その加工材の湾曲中心を通過
して前記加工材と直交する面内に、貫通孔を容易に並設
することができる。
【0070】(ニ)請求項3及び上記(イ)〜(ハ)の
いずれかに記載の加工装置において、挟持部材は加工材
の搬送軌道を挟むように設けられた押圧部材と受座部材
とから構成され、前記押圧部材は加工材の内周側又は外
周側から受座部材へ向かって前記加工材を押し付けるも
のであって、受座部材は加工材の曲率半径と等しい半径
を有する円弧上に複数配置され、押圧部材により各受座
部材へ向かって押し付けられた加工材は前記各受座部材
に対して接触するものである加工装置。この場合、押圧
部材及び受座部材によって固定された加工材の湾曲中心
を、確実に定位置に位置させることができる。
【0071】(ホ)請求項3及び上記(イ)〜(ニ)の
いずれかに記載の加工装置において、挟持部材は加工材
の搬送軌道を挟むように設けられた押圧部材と受座部材
とから構成され、前記押圧部材は加工材の搬送軌道に沿
って複数設けられ、加工材の内周側又は外周側から受座
部材へ向かって前記加工材を押し付けるものである加工
装置。この場合、加工材を確実に受座部材へ向かって押
し付けることができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、固定手段によ
り加工材を固定した状態で加工手段により前記加工材に
加工を施すだけで、その加工材において湾曲中心を基準
点とする規定の位置に加工を施すことができる。従っ
て、円弧状に延びるように湾曲する加工材に対し、高い
精度で手間をかけることなく加工を施すことができる。
【0073】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、加工材を加工するための加工部材
は、前記加工材の湾曲中心を通過して同加工材と直交す
る面に沿って移動される。そのため、円弧状に延びるよ
うに湾曲する加工材に対し、その加工材の湾曲中心を通
過して前記加工材と直交する面に沿って正確に加工を施
すことができる。
【0074】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の効果に加え、搬送中の加工材が挟持部材に
よって固定されると、その加工材の湾曲中心が定位置に
位置する。従って、加工材が所定の搬送軌道に沿って搬
送されるものであっても、その加工材の湾曲中心が定位
置に位置するように前記加工材を固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋根を示す概略斜視図。
【図2】梁を示す破断斜視図。
【図3】成形用木材の加工状態を示す概略図。
【図4】加工ラインを示す平面図。
【図5】加工装置を示す側面図。
【図6】加工装置を示す平面図。
【図7】切削機を示す正面図。
【図8】成形用木材の加工状態を示す概略図。
【図9】(a)及び(b)は成形用木材の加工状態を示
す概略図。
【符号の説明】
21…加工材としての成形用木材、34…加工装置、5
2…搬送軌道としての支持用ローラコンベア、59…固
定手段及び挟持部材としての押圧部材、61…固定手段
及び挟持部材としての受座部材、65…加工手段及び移
動手段としての昇降用エアシリンダ、71…加工手段及
び加工部材としてのドリル、86…加工手段及び移動手
段としての進退用エアシリンダ、88…加工手段及び加
工部材としての丸鋸、F,Fd…面、M…湾曲中心。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状に延びるように湾曲する加工材
    (21)を、その加工材(21)の湾曲中心(M)が常
    に定位置に位置するように固定する固定手段(59,6
    1)と、 前記固定手段(59,61)によって固定された加工材
    (21)に対し、その加工材(21)の湾曲中心(M)
    を基準点とする規定の位置に加工を施すための加工手段
    (65,71)(86,88)とを備えた加工装置。
  2. 【請求項2】 前記加工手段(65,71)(86,8
    8)は、 前記固定手段(59,61)によって固定された加工材
    (21)に対して加工を施すための加工部材(71,8
    8)と、 前記加工部材(71,88)を固定手段(59,61)
    によって固定された加工材(21)の湾曲中心(M)を
    通過して前記加工材(21)と直交する面(F,Fd)
    に沿って移動させる移動手段(65,86)とから構成
    されている請求項1記載の加工装置。
  3. 【請求項3】 前記加工材(21)はその長手方向へ搬
    送されるものであって、固定手段は加工材(21)の搬
    送軌道(52)を挟むように設けられた挟持部材(5
    9,61)であり、その挟持部材(59,61)は搬送
    軌道(52)上に位置する加工材(21)を内周側及び
    外周側から挟持することにより、前記加工材(21)を
    その湾曲中心(M)が定位置に位置するように固定する
    ものである請求項1又は2記載の加工装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112936450A (zh) * 2021-01-26 2021-06-11 深圳市创智联科技发展有限公司 一种加工u型木板的专用鞍座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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