JPH103439A - 電子メール受信装置 - Google Patents

電子メール受信装置

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JPH103439A
JPH103439A JP8157797A JP15779796A JPH103439A JP H103439 A JPH103439 A JP H103439A JP 8157797 A JP8157797 A JP 8157797A JP 15779796 A JP15779796 A JP 15779796A JP H103439 A JPH103439 A JP H103439A
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JP
Japan
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mail
communication terminal
terminal device
signal
modem
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JP8157797A
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English (en)
Inventor
Yasufumi Ito
靖文 伊藤
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RANDOMAAKU TECHNOL KK
Original Assignee
RANDOMAAKU TECHNOL KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置に代替して予め設定された時間
に電子メール着信の有無の問い合わせを行い、着信して
いる電子メールの受信処理を行う電子メール受信装置を
提供する。 【解決手段】 通信端末装置とモデム間に配設して前記
通信端末装置宛の電子メールを受信する電子メール受信
装置であって、前記通信端末装置宛の電子メールの有無
を電子メール送信先に問い合わせるポーリング手段と、
電子メールを受信するための電子メール受信手段と、受
信した電子メールを格納する格納手段と、この電子メー
ルを通信端末装置に送出するための電子メール送出手段
を備え、また、計時用タイマーを備えるとともに予め設
定された所定時間に前記ポーリング手段を作動させて前
記問い合わせを行うためのスケジュール手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール(以
下、単にメールとも称する)の送受信を行う例えばパソ
コン(パーソナルコンピュータ)等の通信端末装置に代
替して、当該通信端末装置の電源がオフの場合等におい
て電子メールを受信し、これを一時的に格納するための
電子メール受信装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆電話回線やISDN(Integrated S
ervices Digital Network)等の通信回線にて接続される
通信端末装置間等において電子メールのやり取りが行わ
れている。この電子メールは、例えばパソコン通信ネッ
トワークにおいては、ネットワーク主宰者側のホストコ
ンピュータに当該パソコン通信ネットワークの各参加者
毎の私書箱ともいうべきメールボックスが用意されてお
り、例えばAさんからBさんに電子メールを送信する場
合には、Aさんは通信端末装置を操作してBさんのメー
ルボックスに電子メールを送信し、Bさんは同じく通信
端末装置により、自己のメールボックスにアクセスして
電子メール着信の有無を問い合わせ、着信している場合
にはこれを自己の通信端末装置にダウンロードして読
む、という手順を踏んでいる。インターネット等におい
ても、個人でホームページを開設する場合には、プロバ
イダ(provida)が設置したWebサーバーを利用して情
報の発信を行うことが多く、この場合における自己宛の
電子メールの受信も当該プロバイダのホストコンピュー
タを用いることから、このホストコンピュータに通信端
末装置から自己宛電子メール着信の有無を問い合わせる
ことになる。
【0003】このように、電子メールを受信するために
は、先ず、ネットワーク主宰者やプロバイダのホストコ
ンピュータにメール着信の問い合わせを行うことになる
が、このような、電子メール着信の有無を問い合わせる
ためだけに通信端末装置の電源を入れ、通信ソフトを立
ち上げ、回線の接続操作を行うのは、場合によっては面
倒と感じられることから、前記メール着信の問い合わせ
が懈怠されることがある。これにより、電子メール送信
の事実が相手側に伝わらない、送信したメールを相手方
に読んでもらえない、ということがしばしば生じてい
る。
【0004】そこで、受信側において通信端末装置の電
源を常時オンとしておき、予め設定された時間に電子メ
ール着信の有無の問い合わせを行い、着信している場合
にはこれをダウンロードする自動ポーリングソフトを起
動しておくことにより前記問題の解決を図る場合があ
る。しかしながら、通信回線にて接続される何万台,何
十万台,何百万台という例えばパソコン等の通信端末装
置の電源を常時オンとしておくことなどは電力資源の無
駄使いであり、資源保護や地球環境保全の見地からも許
されることではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点に鑑みて創案されたものであり、電子メールを受
信する通信端末装置が稼働していない場合においても、
当該通信端末装置に代替して予め設定された時間に電子
メール着信の有無の問い合わせを行うとともに、着信し
ている場合には当該電子メールの受信処理を行う電子メ
ール受信装置の提供をその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題を解決
するために、請求項1においては、通信端末装置(P)
とモデム(M)間に配設して前記通信端末装置宛の電子
メールを受信する電子メール受信装置(1)であって、
前記通信端末装置宛の電子メールの有無を電子メール送
信先に問い合わせるポーリング手段(100,101,
103,109)と、このポーリング手段による問い合
わせにより前記通信端末装置宛の電子メールがあった場
合に当該電子メールを受信するための電子メール受信手
段(100,101,103,112)と、この受信手
段にて受信した電子メールを格納する格納手段(10
0,101,107)と、この格納手段にて格納された
電子メールを前記通信端末装置に送出するための電子メ
ール送出手段(100,101,103,113)を備
える構成とするものである。
【0007】また、請求項2においては、計時用タイマ
ー(110)を備えるとともに、予め設定された所定時
間に前記ポーリング手段を作動させて前記問い合わせを
行うためのスケジュール手段(100,101,10
8)を備える構成とするものである。
【0008】また、請求項3においては、前記通信端末
装置とモデム間の信号の授受を監視する監視手段(10
0,101,104)と、この監視手段による監視に基
づき前記ポーリング手段による問い合わせ実行の可否を
判断する判断手段(100,101)を備え、前記監視
手段は、前記通信端末装置が通信可能状態にあることを
前記モデムに通知するために当該通信端末装置からモデ
ムに向けて送出される準備完了信号とモデムが稼働中で
あることを前記通信端末装置に通知するために当該モデ
ムから通信端末装置に送出される稼働中信号と通信端末
装置とモデム相互間において送出されるデータ本体信号
とを監視し、前記判断手段は、前記準備完了信号がオフ
の場合と、この準備完了信号がオンの場合においては前
記稼働中信号がオフでありかつ前記データ本体信号の通
信が所定時間途絶した場合に前記ポーリング手段による
前記問い合わせの実行を可と判断する構成とする。
【0009】また、請求項4においては、前記通信端末
装置と前記モデム間は通信インターフェース規格RS−
232Cにて接続されて前記準備完了信号はDTR信号
であり、前記稼働中信号はDCD信号であり、前記デー
タ本体信号はTxD信号及びRxD信号であることを特
徴とし、さらに、請求項5においては、電子メールの受
信を知らせるためのメール受信表示手段(3,7)を備
える構成とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。図1は本発明に係る電子メール受信装
置の外観図である。図において、この電子メール受信装
置1は、前記通信端末装置としてのパソコンPと、FA
Xの受信も可能であって通信端末装置Pからの制御が可
能なFAXモデム(modem:以下単にモデムと称する)M
に、接続線L,Lにて接続されている。このモデムM
は、さらに公衆電話回線やISDN等の公衆回線Kに接
続されている。
【0011】前記電子メール受信装置1は、この実施の
形態においては箱型の筐体2の前面に、液晶表示板等か
らなる表示部3と、電子メール受信を自動で行う際に押
釦するメール自動受信スイッチ4a及び電子メール受信
を手動で行う際に押釦するメール手動受信スイッチ4b
と、FAX受信を自動で行う際に押釦するFAX自動受
信スイッチ5a及びFAX受信を手動で行う際に押釦す
るFAX手動受信スイッチ5bと、メール着信の有無の
問い合わせ(以下、ポーリングと称する)時間を設定す
る等のデータを入力するためのデータ入力用のテンキー
6、電子メールやFAXの受信をブザーで知らせるブザ
ー部7を備えている。このブザー部7の鳴奏するブザー
音は、電子メール受信の場合とFAX受信の場合では異
なる音色としてあることから、ブザーの音色によってい
ずれを受信したかが分かるようになっている。
【0012】前記表示部3には、現在時刻3aと、受信
している電子メール及びFAXのトータルの数3bが表
示される。前記メール自動受信スイッチ4aの押釦すな
わちスイッチオンの場合には、後述するように予め設定
された時間にポーリングを行う。メール自動受信スイッ
チ4aがオフの場合にはモデムMとパソコンPは電子メ
ール受信装置1内(図2参照)において直接に接続され
る。メール手動受信スイッチ4bが押釦されると直ちに
ポーリングを実行し、着信していればこれを受信する受
信処理を行う。FAX自動受信スイッチ5aが押釦され
た場合すなわちスイッチオンの場合には着信したFAX
の自動受信を行い、FAX自動受信スイッチ5aがオフ
の場合にはモデムMは直接にパソコンPに接続される。
また、FAX手動受信スイッチ5bが押釦されるとFA
Xの手動受信を開始する。
【0013】また、これらの各スイッチ4a,4b、5
a,5bにはインジケータランプが内蔵されており、後
述する表示灯回路111(図3参照)の制御により所定
色にて点灯する。すなわち、メール自動受信スイッチ4
aはメール受信待機中ランプとして、消灯している場合
にはメール自動受信機能が停止中であることを示し、緑
色に点灯している場合にはポーリングの時刻到来待ちの
状態を示し、緑色のランプが点滅している場合にはポー
リングを行う時刻のスケジュールが設定されていないこ
とを示している。また、メール手動受信スイッチ4bは
受信メールありランプとして、消灯している場合には受
信メールが無いことを示し、赤色に点灯している場合に
は通信中であることを示し、赤色に点滅している場合に
は受信メールがあることを示している。また、赤色に高
速点滅している場合には後述するメール・FAX格納部
107(図3参照)の格納余力が無いことを示してい
る。
【0014】FAX自動受信スイッチ5aは自動FAX
受信待機中ランプであり、消灯の場合にはFAX自動受
信機能が停止中であることを示し、緑色に点灯中の場合
には受信待ちの状態を示している。FAX手動受信スイ
ッチ5bは受信FAX有りランプであり、消灯の場合に
は受信FAXがないことを示し、赤色に点灯している場
合には通信中を示し、赤色ランプの点滅の場合には受信
FAXが有ることを示している。また、赤色に高速点滅
している場合にはメール・FAX格納部107(図3参
照)の格納余力が無いことを示している。
【0015】図2は、電子メール受信装置1の内部構成
を示す図である。先ず、符号10は制御機構部であり、
この制御機構部10の両端に、トランシーバ11a,1
1bとデータセレクタ12a,12bが配設されてい
る。トランシーバ11a及び11bは、モデムMあるい
はパソコンPと接続されて、この電子メール受信装置1
とモデムMあるいはパソコンPとの間でやり取りされる
信号の相互変換を行う。データセレクタ12a及び12
bは、モデムMとパソコンP間において行われるデータ
のやり取りを直接に行うか制御機構部10を介して行う
かの切換えを行うものであり、モデムMからパソコンP
方向に関しては、トランシーバ11aとデータセレクタ
12bが接続線13aにて接続され、データセレクタ1
2bとトランシーバ11bは接続線13bにて接続され
ている。接続線13aから分岐する接続線13cは制御
機構部10に接続され、この制御機構部10からデータ
セレクタ12bへは接続線13dにて接続されている。
破線13eは、データセレクタ12bにて前記切換えを
行うための制御信号を送信する接続線である。この接続
線の切換えはパソコンPより送信される制御信号によっ
て行われる。
【0016】また、パソコンPからモデムM方向への信
号の流れに関しては、トランシーバ11bとデータセレ
クタ12aが接続線14aにて接続され、データセレク
タ12aとトランシーバ11aは接続線14bにて接続
されている。接続線14aから分岐する接続線14cは
制御機構部10に接続され、この制御機構部10からデ
ータセレクタ12aへは接続線14dにて接続されてい
る。破線14eは、データセレクタ12aにて前記切換
えを行うための制御信号を送信する接続線である。この
接続線の切換えはパソコンPより送信される制御信号に
よって行われる。
【0017】前記モデムMとパソコンPは、一般的には
インターフェース規格RS−232Cにて接続されるこ
とから、このモデムMとパソコンP間に配設される電子
メール受信装置1の前記内部回路には、接続線13a,
14a等にRS−232Cの制御信号やデータ信号が流
れることになる。これらの制御信号等において特に本発
明に係わりを持つのは、パソコンPからモデムMに送信
される、パソコン側においてデータの送受信の準備が完
了したことをモデムMに通知する制御信号であるDTR
信号及びパソコンPからモデムMに送信されるデータ本
体信号であるTxD信号と、モデムMからパソコンPに
送信される、モデムMが現在稼働中であることをパソコ
ンPに知らせるためのDCD信号及びモデムMからパソ
コンPに送信されるデータ本体信号であるRxD信号で
ある。後に詳述するように、電子メール受信装置1がポ
ーリングを行う際には、モデムMが作動しておらず、ま
た当面は作動の可能性もないことを確認する必要がある
ことから、後述する信号監視部(図3に示す104参
照)にて前記各種信号の流れを監視し、この監視に基づ
いてモデムMの作動状態を把握するようになっている。
【0018】図3は、前記制御機構部10の構成を示す
図である。図において、この制御機構部10は、CPU
100と、装置制御用のシステムプログラムが格納され
るRAM101,ブートプログラムが格納されるROM
102を備えている。電源部の図示は省略しているが、
電源が投入されると先ずROM102に格納されている
ブートプログラムが起動し、このブートプログラムに基
づくCPU100の制御によりRAM101のフラッシ
ュRAMに格納されたシステムプログラムがRAM10
1本体に読み込まれる。システムプログラム自体は、書
換え可能でありかつ記憶保持のための電力を必要としな
いフラッシュRAMに格納することからシステムプログ
ラムの変更や修正を容易に行うことができる。CPU1
00は、RAM101に読み込まれたシステムプログラ
ムに基づいて装置各部の制御を行う。
【0019】データ入出力回路103は,前記トランシ
ーバ11a,11b(図2参照)やデータセレクタ12
a,12b等に接続されて制御信号やデータ信号の入出
力を行う。信号監視部104は、モデムMとパソコンP
間に流れる前記DTR信号等の監視を行う。FAX受信
部105は、公衆回線K(図1参照)からモデムMに受
信したFAXの受信処理を行う。受信数カウント部10
6は、受信した電子メール及びFAX数をカウントす
る。メール・FAX格納部107は、受信した電子メー
ル及びFAXを一時的に格納,保管する。スケジュール
部108はポーリングを行う時間を設定するものであ
り、この設定されたスケジュールにしたがってポーリン
グ部109にてポーリングを実行する。その他、タイマ
ー部110は、前記スケジュール部108に設定されて
いる時間の経過をカウントし、また、無通信検出タイマ
ー(後述する)として無通信状態を判断するための判断
時間の設定と、この設定された時間の経過をカウントす
る。表示灯回路111は、前記のようにメール受信待機
中ランプとしてのメール自動受信スイッチ4a,受信メ
ール有りランプとしてのメール手動受信スイッチ4b,
FAX受信待機中ランプとしてのFAX自動受信スイッ
チ5a,受信FAX有りランプとしてのFAX手動受信
スイッチ5bの各スイッチ内蔵のランプの点灯制御を行
う。メール受信部112は着信したメールの受信制御を
行い、メール送出部113は、受信したメールをパソコ
ンPに送出する制御を行う。
【0020】また、制御機構部10には、前記スケジュ
ール部108にスケジュールの入力を行うための前記図
1に示すテンキー6と、現在時間(図1に示す3a)及
び前記受信数カウント部106にてカウントされたメー
ルとFAXの受信数(図1に示す3b)を表示する表示
部3と、メール手動・自動受信スイッチ4a,4b、F
AX自動・手動受信スイッチ5a,5b、ブザー部7
(以上、いずれも図1参照)が接続される。
【0021】以上のように構成される電子メール受信装
置1の作動を図4及び図5に示すフローチャートを参照
して説明する。先ず、電子メール受信装置1において
は、図示しない電源部の電源が投入されるとRAM10
1(図3参照)に読み込まれたシステムプログラムに基
づいてCPU100が装置各部を制御する。スケジュー
ル部108にはテンキー6にて予めポーリングを行う時
間が入力,設定されている。このような状態において、
信号監視部104の監視に基づき、パソコンPがモデム
Mに送信する前記DTR信号(パソコンPが通信可能状
態にあることをモデムMに通知するための準備完了信
号)のオン(通信),オフ(未通信)状態が判断される
(図4のフローチャート参照、ステップS1)。
【0022】このDTR信号がオフの場合においては、
パソコンPから受信メール・FAX取り出しの制御信号
が送信されると、電子メール受信装置1においては、そ
れまでに受信してメール・FAX格納部107に格納さ
れている受信メールやFAXを、データ入出力回路10
3(図3参照)を介してパソコンPに送出する(ステッ
プS2)。受信メール・FAX取り出しの制御信号は、
パソコンPの電源が投入されて所定のプログラムを起動
することにより、自動的に送信されるようになってい
る。
【0023】前記ステップS2にて、受信メール・FA
Xの取り出しが行われると、次に、タイマー部110に
設定されている無通信検出タイマーの0クリアが行われ
る(ステップS3)。この無通信検出タイマーは、前記
TxD信号またはRxD信号(モデムMとパソコン間に
通信されるデータ本体信号)の無通信状態がどの程度継
続すれば前記ポーリングのためにモデムMの使用が可能
であると判断するかの時間を設定,カウントするもので
あり、この実施の形態における設定時間は30秒間であ
る。ステップS4においては、この無通信検出タイマー
の経過時間が判断され、ステップS3において無通信検
出タイマーの0クリアが行われることからここではステ
ップS5に進み、メール手動受信スイッチ4b(図1参
照)のオン,オフ状態が判断される。オンの場合にはポ
ーリング部109(図3参照)が直ちに作動し、データ
入出力回路103を介してポーリングを実行する。この
ポーリングによってメールの着信が確認されると当該メ
ールの受信処理を行い(ステップS10)、受信したメ
ールはメール・FAX格納部107に格納する。また、
表示部3のトータルの受信数表示3bをプラス1とし、
メール手動受信スイッチ4bの内蔵ランプを赤色に点滅
させて受信メールがあることを表示する。同時に、ブザ
ー部7のブザーを所定の音色にて鳴奏して前記ステップ
S1に戻る。
【0024】前記ステップS5において、メール手動受
信スイッチ4bがオフの場合には、スケジュール部10
8に格納されているポーリング時間の到来,未到来が判
断され(ステップS6)、時間到来の場合には前記ステ
ップS10に進んで前記ポーリング以下の処理が行われ
る。前記ステップS6にて、ポーリング時間が未到来の
場合にはFAX手動受信スイッチ5bのオン,オフが判
断され(ステップS7)、オンの場合にはFAX受信部
105にて直ちにFAXの受信処理が行われる(ステッ
プS9)。FAX手動受信スイッチ5bがオフでFAX
自動受信スイッチ5aがオンの場合には、FAX着信の
有無が判断され(ステップS8)、FAXの着信がなけ
れば前記ステップS1に戻る。前記ステップS8にてF
AXの着信があればFAX受信部105にて受信処理を
行い、当該受信したFAXをメール・FAX格納部10
7に格納する。また、表示部3のトータルの受信数の表
示3bをプラス1とし、FAX手動受信スイッチ5bに
内蔵されたランプを赤色に点滅して受信FAXがあるこ
とを示す。また、ブザー部7のブザーを所定の音色にて
鳴奏して前記ステップS1に戻る(ステップS9)。
【0025】次に、前記ステップS1においてDTR信
号がオンの場合、すなわち、パソコンPにおいてモデム
Mとの通信準備が完了している場合には、モデムMが稼
働中であることをパソコンPに知らせるためのDCD信
号のオン,オフが判断される(ステップS11)。この
DCD信号がオンの場合、つまり、モデムMが稼働中の
場合にはステップS14に進み、前記無通信検出タイマ
ーとしてのタイマー部110に30秒が設定される。ス
テップS4においてはこの無通信タイマーが0か0でな
いかが判断され、この場合にはステップS14にて30
秒が設定されていることから0ではなく、ステップS1
に戻る。
【0026】前記ステップS11において、DCD信号
がオフの場合、つまり、モデムMが稼働中でない場合に
は、データ本体信号である前記TxD信号とRxD信号
のいずれかの信号の通信があるか無いかが判断され(ス
テップS12)、いずれかの信号の通信があれば前記ス
テップS14以下の処理を行う。ステップS12におい
て、いずれの信号の通信もなければ無通信検出タイマー
のカウント数からそれまでの経過時間分を減算し(ステ
ップS13)、ステップS4に進む。前記のようにこの
ステップS4において無通信検出タイマーが0でなけれ
ばステップS1に戻り、0の場合にはステップS5に進
んで前記処理を行う。このように、この電子メール受信
装置1は、電源が投入されている間は前記処理を連続し
て行い、電子メール着信の問い合わせと電子メールの受
信及びFAXの受信処理をパソコンPに代替して行うよ
うになっている。
【0027】
【発明の効果】以上説明のように、本発明においては、
電子メールを受信するパソコン等の通信端末装置が稼働
していない場合においても当該通信端末装置に代替して
予め設定された時間に電子メール着信の問い合わせを行
うとともに、着信している場合には当該電子メールの受
信処理を行う電子メール受信装置を実現することができ
る。これにより、電子メール着信の有無を確認するため
だけに通信端末装置の電源を入れ、通信ソフトを立ち上
げ、回線の接続を行うというわずらわしい手間をかける
ことなく、自己宛の電子メールを確実に受信することが
可能となる。したがって、電子メールを送った、送らな
い等のトラブルを避けることができる。また、電子メー
ル受信表示手段を設けることにより、何らの操作をする
ことなく電子メール受信を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子メール受信装置1の外観図で
ある。
【図2】電子メール受信装置1の内部構成を示す図であ
る。
【図3】制御機構部10の構成を示す図である。
【図4】電子メール受信装置1の作動を示すフローチャ
ートである。
【図5】電子メール受信装置1の作動を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
P・パソコン M・FAXモデム 1・・電子メール受信装置 3・・表示部 4a・メール自動受信スイッチ 4b・メール手動受信スイッチ 5a・FAX自動受信スイッチ 5b・FAX手動受信スイッチ 6・・テンキー 7・・ブザー部 100・CPU 103・データ入出力回路 104・信号監視部 106・受信数カウント部 107・メール・FAX格納部 108・スケジュール部 109・ポーリング部 110・タイマー部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末装置とモデム間に配設して前記
    通信端末装置宛の電子メールを受信する電子メール受信
    装置であって、 前記通信端末装置宛の電子メールの有無を電子メール送
    信先に問い合わせるポーリング手段と、 このポーリング手段による問い合わせにより、前記通信
    端末装置宛の電子メールがあった場合に当該電子メール
    を受信するための電子メール受信手段と、 この受信手段にて受信した電子メールを格納する格納手
    段と、 この格納手段にて格納された電子メールを、前記通信端
    末装置に送出するための電子メール送出手段を備えたこ
    とを特徴とする電子メール受信装置。
  2. 【請求項2】 計時用タイマーを備えるとともに、予め
    設定された所定時間に前記ポーリング手段を作動させて
    前記問い合わせを行うためのスケジュール手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の電子メール受信装置。
  3. 【請求項3】 前記通信端末装置とモデム間の信号の授
    受を監視する監視手段と、この監視手段による監視に基
    づき前記ポーリング手段による問い合わせ実行の可否を
    判断する判断手段を備え、 前記監視手段は、前記通信端末装置が通信可能状態にあ
    ることを前記モデムに通知するために当該通信端末装置
    からモデムに向けて送出される準備完了信号とモデムが
    稼働中であることを前記通信端末装置に通知するために
    当該モデムから通信端末装置に送出される稼働中信号と
    通信端末装置とモデム相互間において通信されるデータ
    本体信号とを監視し、 前記判断手段は、前記準備完了信号がオフの場合と、こ
    の準備完了信号がオンの場合においては前記稼働中信号
    がオフでありかつ前記データ本体信号の通信が所定時間
    途絶した場合に前記ポーリング手段による前記問い合わ
    せの実行を可と判断することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の電子メール受信装置。
  4. 【請求項4】 前記通信端末装置と前記モデム間は通信
    インターフェース規格RS−232Cにて接続され、前
    記準備完了信号はDTR(Data Terminal Ready )信号
    であり、前記稼働中信号はDCD(Data Career Detec
    t)信号であり、前記データ本体信号はTxD(Text Da
    ta )信号及びRxD(Receive text Data )信号であ
    ることを特徴とする請求項3記載の電子メール受信装
    置。
  5. 【請求項5】 電子メールの受信を知らせるためのメー
    ル受信表示手段を備えた事を特徴とする請求項1ないし
    請求項4いずれかに記載の電子メール受信装置。
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